令和5年第5回(12月)敦賀市議会定例会が開会

ブログ 敦賀市議会

自宅に届く封筒を開けると、「新春のつどい」や「新春懇談会」の開催案内。
 
明後日から12月に入るところ、それを飛び越し来年のご案内に実感が湧かないところですが、自分も労組役員時代そうであったよう、先取りの準備をする事務方の姿が目に浮かんだ次第です。
 
こうした便りを受け、いよいよ今年も残り1ヶ月と、妙な気忙しさを感じ始めた訳ですが、そうしたなか、今年最後の敦賀市議会定例会が昨日開会しました。
 
今年は改選後に臨時会があったため、第5回となる定例会ですが、9時からの議会運営員会、9時30分からは全員協議会にて議会運営等を確認した後、10時より本会議を開会。
 
市長からの提案理由説明においては、市内でも相次いで確認されている「クマ」への注意喚起や訪韓親善使節団として訪問された韓国東海(ドンへ)市(敦賀と姉妹都市)が「前進する観光都市」であったなど報告されつつ、物価高騰対策や市民及び市内事業者への支援として「つるが割」の再発行や新幹線開業に向けたイベント開催などに関する費用を補正予算に盛り込んだこと、来年3月からの住民票等のコンビニ交付開始に向けた条例の一部改正など、それぞれ説明がありました。
 
※今定例会に提出された全議案は、以下リンクよりご覧ください。
 
 →令和5年第5回定例会の提出議案はこちら
 
その後、提出議案に対する理事者説明、質疑を行い、通常であれば初日はここで終わるところ、今回は追加で提出された「非課税世帯等物価高騰支援給付金」に関わる補正予算案審査のため予算決算常任委員会を開催。
 
この給付金は、以前に同様の趣旨であった国の経済支援策で、非課税世帯及び家計急変世帯に対し3万円給付(既に実施)に加え、今回7万円を給付するというもの。
 
国会では、現在衆議院を通過し、参議院にて審議している案件であるものの、対象者に一日も早く給付したいとの市の意向を踏まえ、これに関わる事務費1,178万円、給付金4億1300万円(財源は全額国庫負担)が計上され、予算決算常任委員会ではこれを全会一致で認めるべきものと決しました。
 
委員会の後、本会議を再開し、予算決算常任委員長からの審査経過報告に続き採決を行い、可決した次第です。
 
こうして初日を終え、今日は補正予算審査のための予算決算常任委員会(全体会、分科会)が開催されます。
 
なお、12月定例会は、12月19日まで22日間の日程で行われます。
 
毎回同じ呼び掛けとなりますが、お時間のある方はぜひ、議場での傍聴、もしくは嶺南ケーブルネットワークの議会チャンネル、敦賀市議会インターネット中継にて、議会の模様をご覧いただければ幸いです。
 
 →12月定例会の会期日程はこちら
 →敦賀市議会インターネット中継はこちら
 

【市役所中央玄関にあるデジタルサイネージでも、議会傍聴の案内が表示されていました。】

敦賀市立看護大学にて「”出前”議会報告会」を開催

ブログ 敦賀市議会

昨朝は土砂降りの雨に、時折雷まで鳴る悪天候。
 
久々にカッパ着用で街頭活動に臨みましたが、話し始めこそフードを被ったものの、その後雨は止み、結果、大して降られることなく活動終了。
 
「今日はついてる日やなぁ」と呟きながら撤収しました。
 
なお、分厚い鉛色の雲が覆う空からはまさに、北陸の冬が間近であることを感じましたが、来る冬将軍に負けぬよう、引き続き活動にあたる所存です。
 
さて、昨日の議会は、午後に議員説明会、夕方は”出前”議会報告会と続き、私はいずれも出席。
 
13時30分からの議員説明会では教育委員会より、新学校給食センター及び文化財センターを旧咸新小学校跡地に整備(新築)すること、公立幼稚園の現状と見通しでは、園児数がゼロとなる敦賀北幼稚園の今後について説明を受けました。
 
前者については、伺った基本方針を踏まえ、今後は具体的な詳細設計に入りたいとのことでしたので、引き続き議会並びに地元との連携のもと進めていただくようお願いする次第です。
 
続いて、16時45分からは敦賀市立看護大学での〝出前”議会報告会。
 
敦賀市議会では、先週16日に集合形式での報告会を開催して以降、議員を3グループに分け、17日には観光ボランティアガイドつるが(実施済)、そして昨日、12月21日には市スポーツ協会に足を運び、報告・意見交換を行うこととしています。
 
昨日は、議長を筆頭に議員9名にて看護大学にお伺いし、集合形式と同様、今年度審議した各常任委員会からのトピックス報告に続き、「新幹線開業後の敦賀に期待すること」をテーマに意見交換。
 
意見交換では、参加いただいた学生の皆さん(一部、職員の方)から、いくつかご意見や要望をいただくことができました。
 

【看護大学の一室をお借りしての報告会(写真は開始前の様子)】
 
学生さんの参加者は8名でしたので、授業のような対面式ではなく、車座式にすればもっとフランクにお話しできたかなと思いましたが、いずれにしても夕刻の貴重なお時間を割いて参加いただいたことに心より感謝いたします。
 
こうして報告会を終え外に出ると、真っ暗な中に浮かぶ「敦賀市立看護大学」の文字がありました。
 
市内から通う方はもとより、遠方よりこの地で学ぶことを選択いただいた学生の皆さんにはぜひ、卒業後も敦賀で活躍いただきたいと願うとともに、彼ら彼女らに住み続けたいと思っていただけるようなまちにしていかねばと、文字を見上げながら思った次第です。
 

【青く浮かぶ「敦賀市立看護大学」の文字。皆さんありがとうございました。】

心通じ合う「議会報告会」

ブログ 敦賀市議会

昨日のブログでは、敦賀市議会のデジタル化に向けた取組みをご紹介しつつ、アナログでもデジタルでも、めざすところは「開かれた議会、より身近に感じる議会」であると書きました。
 
その上でご案内しました敦賀市議会「議会報告会」。
 
昨日は、議員及び議会事務局の皆さんで会場準備・設営、リハーサルを行った後、19時より、プラザ萬象大ホールにて開催しました。
 
カウントするのを忘れましたが、参加者は約30名と、昨年の38名より少なかったものの、高校生からご高齢の方まで足を運んでいただき感謝。
 
報告会は、広報広聴委員長の川端耕一議員の司会のもと開会し、馬渕議長の挨拶に続き、第1部では、議会の仕組みや各常任委員会より審査のトピックスをご報告。
 
総務民生常任委員会と文教厚生常任委員会からの報告に対しては質疑がありました。
 

【会場のプラザ萬象大ホール。開会前の様子。】
 
続く第2部では、「新幹線開業後の敦賀に期待すること」をテーマに、参加者、議員とも3グループに分かれての意見交換。
 
私は真ん中のBグループにて司会役を務め、極力フランクにと、意見の出やすい雰囲気づくりに努めましたが、心配をよそにサッと手を挙げていただいたトップバッターのご意見を皮切りに、空白の時間がないくらい次々と意見を述べていただき、これまた感謝。
 
先般のNHK「ブラタモリ」で敦賀が紹介されたことを例えに、日本一の高さを誇る新幹線敦賀駅を売りになど、視点を変えた観光PRのアイデアや開業を控えての嶺南各市町との連携、バスツアー会社への売込み、中心市街地活性化や10年後の敦賀のビジョンに至るまで、多岐に亘るご意見を頂戴し、これに応える形で議員各位から、議会で議論してきたことや現況について回答しました。
 
基本はご意見を受け止めるスタンスであるものの、意見交換を通じて双方の認識共有が図れたものと感じた次第です。
 
また、両サイドのA、Cグループからも切れ目なく声が聞こえていたことからも、3グループとも活発な意見交換であったよう。
 
なお、私のグループで嬉しかったのは、女性からの「80(歳)前になって初めて参加したけど、こんな貴重な場に来れて良かった」との言葉。
 
「こちらこそ感謝です」と返しましたが、心通じ合うとはこういうことですね。
 

【グループ形式での意見交換。車座になって、活発に意見が挙がりました。(写真はBグループ)】
 
こうして第2部も終え、最後は中道副議長による挨拶をもって閉会。
 
肝心の頂戴したご意見は、すべて議会として受け止め、精査をした上で今後の政策提言や議会活動につなげていくことになりますが、冒頭述べたよう、参加された皆様にとって、この報告会が「開かれた議会、より身近に感じる議会」につながるものになったのであれば幸いです。
 
自身で言えば、労働組合役員時代から大事にしてきたことは「Face to Face」の活動。
 
コロナを経験して一層重要と思った「対面」を基本に、今後も活動にあたりたいと思います。
 
最後に、報告会に参加いただいた皆様に改めて感謝申し上げます。
 
ありがとうございました。

議会のデジタル化は「目的ではなく手段」

ブログ 敦賀市議会

秋から冬へと、季節の移り変わりを感じる空模様の敦賀。
 
昨朝は、曇天に一光さす天気のなか、水曜恒例の辻立ちを実施しました。
 
毎回、原電労組敦賀分会の役員が交替で、一緒に活動してくれていることに感謝しかありませんが、昨日の当番はなんと22歳の若手組合員。
 
息子と同世代の彼は、聞けば小学校から中学、高校と、私とまったく一緒のルートで原電に入社。
 
これだけでも親近感が湧くところ、さらに話すと、仕事も趣味(筋トレ)もひたむきに努力する様子が伺え、若い彼から刺激をもらった次第です。
 
さらに、彼曰く、筋トレの秘訣は、トレーニングも食事(主にタンパク質を摂取)も「続けること」が大事だと。
 
「継続は力なり」はまさに、議員活動と同じだと、心通ずる(勝手にですが…)朝となりました。
 

【奥に立つのはマッチョな彼。頼もしい存在に表情も晴れやかに。】
 
その後は議会へ。
 
午前中は、議会運営委員会の「タブレット導入検討ワーキング(以下、WG)、午後は「議会のデジタル化をどう進めるか」をテーマとした市議会議員研修会に出席しました。
 
「タブレット導入検討WG」では、これまで福井県内の越前市、坂井市、滋賀県長浜市の各議会を行政視察した結果を踏まえ、導入に向けた機種や文書管理ソフトの選定、今後の進め方などについて協議。
 
WGメンバーは4人ですが、前向きに議論する場はやはり楽しいもの。
 
まとめた中間報告案をもって、次回の議会運営委員会で提案することとしました。
 
また、研修では、明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科教授の湯淺墾道(ゆあさはるみち)氏をお招きし、議会のアナログとデジタル、議会の一部デジタル化を可能とした地方自治法改正の内容、議会のデジタル化の意義や課題などについてご講義いただきました。
 
言うまでもなく、デジタル化は「目的ではなく手段」であり、敦賀市議会として何をどこまでめざすのか(例えばオンライン会議など)、議会全体で合意形成を図ったうえで進めていかねばと、改めて認識する機会となりました。
 

【全員協議会室で行われた研修会の様子(開会前)】
 
こうして午前、午後と、議会のオンライン、デジタル化に向けた話しが続いた訳ですが、これらを進めたとしても、議会あるいは一議員の活動として大事なのは、住民の皆さんとの直接対話。
 
先刻ご案内のとおり、今晩は敦賀市議会「議会報告会」を開催いたします。
 
アナログでもデジタルでも、めざすところは「開かれた議会、より身近に感じる議会」。
 
事前申込みや人数制限はまったくございませんので、ご家族、ご近所、職場などでお誘い合わせのうえ、ドシドシ参加いただけますようお願いいたします。
 
<時間や場所は以下をご覧ください↓>

11月16日は「議会報告会」にお越しください

ブログ 敦賀市議会

死闘を制したのは阪神タイガース!
 
最終第7戦までもつれ込んだプロ野球日本シリーズは、7-1で阪神がオリックスを下し、見事日本一の座を掴み取りました。
 
阪神が球団史上初にして唯一の日本一を果たした38年前(1985年)といえば、伝説のバース、掛布、岡田のバックスクリーン3連発を始め、チーム本塁打219本を放った猛虎打線の爆発がありましたが、今年のチームは「守り」、「つないで」勝つ野球。
 
38年ぶりの日本一を決め、阪神ナインの手で岡田監督が宙を舞う瞬間は感無量となりました。
 
それにしても、相手のオリックスは強かった。
 
特に、流れを変えるかの第6戦で完投勝利した山本由伸投手のピッチングは圧巻でしたが、昨夜、ポスティングシステムを利用して米大リーグに挑戦することをオリックスが承認したとのこと。
 
あの登板が日本で最後のマウンドになったかと思うと感慨深い訳ですが、メジャーでも「日本のエースここにあり」の活躍を期待するところです。
 
最後に、オリックスファンの皆さんには、阪神が第1戦を8-0で勝利した際、4勝0敗で日本一だと息巻きましたこと、この場を借りてお詫び申し上げるとともに、改めて、野球の面白さ、醍醐味を感じさせてくれた見事な戦いぶりを讃えたいと思います。
 
さて、ここまで野球のことを書いておきながら、今日の本題は敦賀市議会のこと。
 
11月16日に開催する議会報告会に向け、各常任委員会では、市内でのイベントなどに合わせて案内チラシの配布をしているところですが、私の所属する文教厚生常任委員会では昨日、バロー敦賀店(市野々)前にて実施しました。
 
左右の出入口に分かれ、お昼前の買い物に合わせて、11時から12時の間で活動しましたが、快く受け取っていただける方が多くありがたい限り。
 

【記念にお店の前で撮ってもらいました】
 
また、各議員の皆さんも知った方と談笑されるなど、「姿が見える活動」はやはり大事と感じた次第です。
 
予想した以上にお客さんの出入りが多く、持参したチラシを予定より早く配り終えたところですが、チラシを受け取っていただいた方が一人でも「参加してみよう」と思ってくれたなら幸いに存じます。
 
なお、報告会の詳細は、以下のチラシのとおりです。
 
今回は、集合形式での報告の後、グループに分かれての意見交換もありますので、皆さまぜひ、お誘い合わせのうえ参加いただけますようお願いいたします。
 
この後開催日までは、個人でも配布や声掛けをしていきますので。
 

【チラシも議会の手作り。一人でも多くの方に参加いただけますように。】

文教厚生常任委員会 行政視察(最終日)

ブログ まちづくり 敦賀市議会

視察最終日の昨日は三重県伊賀市へ。
 
白鵬城と呼ばれる伊賀上野城、忍者発祥の地、松尾芭蕉のふるさとなど、豊富な歴史と文化資源を有する伊賀市は、「住みたい田舎ベストランキング」でも5年連続三重県内1位を獲得するなど、豊かな自然の中にありながら、程よく便利な生活ができることが魅力とご自身でも謳っておられるまち。
 
また、「地域共生社会」推進に関しては、厚労省のポータルサイトにも事例として紹介されるなど、先進的に取り組まれており、今回「重層的支援体制整備事業」をテーマに、この地を視察先として選んだもの。
 
「重層的支援体制整備事業」については、視察1日目に奈良県生駒市でも調査しましたが、生駒市が行政と地域総ぐるみで取り組むのに対し、伊賀市の場合は行政主体、これに社会福祉協議会(以下、社協)が一緒になって取り組んでおり、双方のスタイルを把握する意味からも有効と考え、視察に参った次第です。
 
伊賀市役所での視察においてはまず、「重層的支援体制整備事業」の取組み概要や伊賀市の特徴について説明いただいた後、同席いただいた伊賀市社会福祉協議会さんからも「参加支援」、「地域支援」等に関わる具体例をご教授いただきました。
 

【視察の冒頭には、伊賀市議会 近森政利議長より、歓迎のご挨拶をいただきました。】
 
事前に把握していたよう、「相談支援」については市直営であり、市内の中部(市役所)、東部と西部(サテライト)を中心に、とにかく庁内連携を良くすることが重要とし、「自分のテリトリーを超えて皆で解決する」などの考えのもと、地域包括支援センターや障害者相談センター、こども未来課などに「相談支援包括化推進委員」を配置し、庁内各課のつなぎ役を担うほか、困っている方が狭間に落ちることのないよう「地域ケア会議」を随時開催し、きめ細かく連携を図っているとありました。
 
また、「自立相談支援」に関しては、他市が、「市か社協」どちらかで対応しているのに対し、伊賀市の場合は「市と社協」両者で対応していることが特徴的であること、間口を広げ、どの部署に来られても一旦受け止め(ウチの課じゃないと言わない)、相談の取りこぼしがないよう取り組んでいるとの言葉が印象に残りました。
 
「自立支援」に関しては、25年間ひきこもっておられた中年男性が、アルバイトに出られるまでつなげた実例を始め、「参加支援」や「地域づくり支援」においては、ひきこもりの情報を共有する「ネットワークミーティング」に20機関が参加していること、社会のほうも変わっていかなくてはならないとの思いのもと、ひきこもりの方が社会に出たいとした時の「居場所づくり」にも取りんでいると伺いました。
 
さらに、伊賀市社協さんからは、「重層的支援体制とは人がつながること」、「福祉部門と行政だけで対応する時代ではない」との認識のもと、献身的に取り組みを進めており、CWS(コミュニティ・ソーシャルワーカー)の実践と展開として、「わたせい」という企業と出会ったことをきっかけに、困窮家庭で学校にも通えていなかった一人の少女が、定時制高校に通い、同社でアルバイトをするまでにつながった例などをご紹介いただきましたが、まるでドラマのようなお話しに思わず涙が出た次第です。
 
「わたせい」との出会いから、社長の人柄を知り、お互い楽しいこと(前向きという意味)をやろうとしている、つまりは「福祉以外の分野と何かするのは楽しい!」が「私たちの合言葉」とあったことには、正直感銘を受けましたが、とにかく「困っている人を助ける」との強い思いのもと、あらゆる人や民間をつないでいくこと、ひいては「社会全体」で取り組まねばならないことと認識を新たにしたところです。
 
なお、社協の方から「皆さんへの宿題は、『わたせい』のホームページをご覧いただくこと」とありましたので、皆様とも共有したいと思います。
 
 →「堀出工房わたせい」ホームページはこちら
 
こうして、様々な「リアル」も伺うことができた訳ですが、先進的に課題解決に向かう原動力は、行政並びに社協の「熱量」にありと感じた次第です。
 
「熱量」の一言で表現してはいけないのかもしれませんが、「思い無くして事は進まず」、「思いなきところに人は寄らず」ということで、「人をつなぐ」重層的支援体制構築には欠かせないものとご理解いただければ幸いに存じます。
 
こうして、伊賀市での調査を終え、すべての視察が終了。
 
今回は、敦賀市の今ある課題に対応するための視察先を選定し、奈良県生駒市→兵庫県芦屋市→奈良県葛城氏→三重県伊賀市と4市を訪問した訳ですが、大変充実した調査となりました。
 
視察で得た多くの知見は、委員の皆さんとともに持ち帰り、敦賀市政に生かしてまいります。
 
結びになりますが、この3日間を通じ、ご丁寧に対応いただきました、視察先の各行政並びに議会の皆様に心より感謝申し上げます。
 
そしてまた、敦賀にお越しいただけることお待ちしております。

文教厚生常任委員会 行政視察(2日目)

ブログ まちづくり 敦賀市議会

秋晴れの天候に恵まれるなか、工程を進める文教厚生常任委員会の行政視察。
 
視察2日目の午前は、阪神電車の車窓から六甲山を望みつつ、兵庫県芦屋市役所へ。
 
市内の全小学校区で取り組む「コミュニティ・スクール(以下、コミスク)」を視察してまいりました。
 
「コミュニティ・スクール」と聞くと、文部科学省が進める、「地域とともにある学校づくり」を思い浮かべますが、芦屋市のそれは学校運営とは直接関わりがなく、地域社会(小学校区が基本的な範囲)の中で、一人ひとりが市民としての自覚と責任を持ちながら、誰もが参加できる文化・スポーツ、福祉や地域活動などを通じて、真に心豊かでゆとりのあるまちづくりを目指すという共通目標をもった共同体を意味するもの。
 
小学校を、学校の教育活動の支障のない範囲において地域住民に開放し、自主的な文化活動・スポーツ活動や地域活動を通じて、学校・地域・家庭の連携と住民相互の連帯感や自治意識を高め、よりよいコミュニティの創造・発展を図ることを目的に活動する「コミスク」の生い立ちは古く、始まりは昭和52年。
 
「芦屋市コミュニティ・スクール構想」を策定し、この構想に基づき、昭和53年には一つの小学校に「コミスク」を設置したのを皮切りに、昭和61年までに全小学校区(9校)にコミスクを設置。
 
現在もそれぞれのコミスクにおいて、活発な活動が行われているとのことでした。
 

【芦屋市役所での視察の様子】
 
視察では、上記の概要説明をいただいた後、小学校区を活動の範囲とした考え方や各組織の運営方法、文化・スポーツ活動の活性化に寄与した事例、行政の役割と関わり方など、様々な視点から質疑を行い、理解を深めることができました。
 
敦賀市においては3つの地区で、公民館を中心とした「コミュニティ運営協議会」が立ち上がっていますが、この機能に広く生涯学習や地域の課題解決機能を持たせたイメージが芦屋の「コミスク」でしたが、完全ボランティアで運営され、約半世紀を経た今も脈々と活動されていることに感心した次第です。
 
対応いただいた芦屋市教育委員会の皆様におかれましては、大変丁寧に対応いただき、「コミスク」がこうして地域に根差した活動として定着した理由や敦賀との違い等を把握することができました。
 

【美しいまちのイメージ通り、芦屋市役所前の手入れが行き届いた花壇に心癒されました。】
 
芦屋市役所を後に、午後は奈良県に戻り葛城市へ。
 
現在、敦賀市の学校給食センターは、幼稚園1園、小学校5校、中学校2校に給食を提供していますが、同センターは昭和59年に建設された建物であり、施設の老朽化が進んでいるとともに、設備についても更新を要する時期を迎えているところ。
 
同センター建て替え等については、令和5年3月17日に「学校給食あり方検討委員会」からの答申結果を踏まえ、敦賀市の方針までが作成されていますが、今後詳細な検討に入る段階にあたり、調理規模が敦賀とほぼ同じ(4500食)で平成27年に新設、運営を開始している葛城市を視察先に選定した次第です。
 
視察は、市役所ではなく、実際に給食センターにお伺いをし、市議会厚生文教常任委員会委員長様、教育委員会、給食センター職員の皆さんと総出で対応いただき、ありがたい限り。
 

【葛城市学校給食センターの外観】
 
給食センター所長さんからは、施設の概要や建て替えの経緯、整備に関する基本方針から始まり、「安全で安心」の学校給食運営や衛生・設備管理(アレルギー対応含)、地産地消の取り組みまで、事前にお渡しした質問項目まで網羅的に説明いただきました。
 

【恐縮ながら、視察の冒頭には毎回、委員長の立場からご挨拶を。】
 
また、運営開始から8年を経過しての課題や新設に関して留意すべき点など、現場をご経験されている立場から、リアルなお話しまで頂戴し、大変参考になった次第です。
 
視察の冒頭に常任委員会委員長様からは、葛城市の学校給食に対するモットーは「安心 安全 美味しく 楽しく」だと思いを述べられましたが、まさに関係者の皆さんがその思いのもと取り組まれている姿をひしひしと感じる機会ともなりました。
 
敦賀市においても、そうした思いを皆で共有し、今後の検討にあたらねばと胸に留めた次第。
 
本当に身になる話ばかりで、充実した視察となっておりますが、いよいよ本日は最終日。
 
1日目と同じ「重層的支援体制整備事業」について、先進地の三重県伊賀市を視察してまいります。
 

【葛城市学校給食センターにあった掲示板。児童生徒にとって給食は「思い出」のひとつですね。】

文教厚生常任委員会 行政視察(1日目)

ブログ まちづくり 敦賀市議会

途中から雨に降られた昨朝の街頭活動。
 
車に戻れば傘はありましたが、すぐに止むものと、そのまま続けて話していると何と、交差点向かいの粟野交番から警察官の方が傘を持ってきてくれました。
 
パトロールを終え、パトカーが交番に戻ってきたばかりのところお持ちいただいたことに恐縮しつつ、「濡れるのは自業自得なので」と、丁重にお断りしお礼を伝えましたが、警務中に気を使わせてしまったことを恥じました。
 
これは通行されている方に対しても同じことなので、以降、雨具は着使用する旨、十分気をつけます。
 
その後は、一旦帰宅して着替え、出張に。
 
16日(月)から18日(水)に掛けては敦賀市議会 文教厚生常任委員会の行政視察ということで、委員の皆さんと一路、奈良県生駒市に向かいました。
 
敦賀市における現状の課題や今後の取り組みに資するべく、委員の皆さんと視察テーマ、視察先を調整のうえ、この日を迎えた訳ですが、今回のテーマは、本市でも取り組みを始めた「重層的支援体制整備事業」、あり方検討委員会にて検討が進む「学校給食センター」について、さらには新たな視点としての「コミュニティスクール」と大きく3つを挙げ、それぞれ先進地を選択したもの。
 
このうち、生駒市に関しては、行政のみならず地域と総ぐるみで取り組む「重層的支援体制整備事業」について学ぶべく、最初の視察先である生駒市役所にお伺いしました。
 
ご承知の方も多いかと思いますが、生駒市とは、平成26年2月に「原子力災害時等における敦賀市民の県外広域避難に関する協定」を結んで以降交流を深め、その後、生駒市が市制50周年を迎えるに当たり、新たな友好都市として本市へ締結のご要望をいただいたことを契機に、避難先の方々と日頃から顔の見える関係の構築を願う本市にとって、生駒市と将来にわたり交流を深めていくことは大変喜ばしい申し入れであることから、令和3年11月2日に友好都市提携を締結した関係にあります。
 
そうした深い関係にある生駒市を訪れることができたこと自体、意義のあるものと思い、視察の冒頭には委員長としてそのことに触れるとともに、本視察を受け入れていただいたことに感謝申し上げた次第です。
 

【ご説明いただく前に、私の方より感謝のご挨拶をさせていただきました。】
 
視察では、生駒市議会 厚生文教委員会の三木委員長に同席いただいたうえ、事業を所管する福祉政策課のご担当よりご説明いただきました。
 
まず「重層的支援体制整備事業」とは、令和3年度の社会福祉法改正により創設されたもので、市町村が取組む任意事業ですが、生駒市では、令和5年度から「重層的支援体制整備事業への移行準備事業」に取り組んでいるところ。
 
「かさねるいこま」と題し、少子高齢社会を背景に、8050問題(※1)やダブルケア(※2)など介護、障がい、子育て、生活困窮といった分野別の相談体制では解決に結びつかないような「くらしの困りごと」に対応するため、市全体で「分野を問わない相談支援」、「参加支援」および「地域づくりに向けた支援」を一体的に実施することで、包括的な支援体制を整備する事業を進めているとのことでした。
 
※1 8050問題・・・80歳代の親が50歳代の子どもの面倒をみること。背景にひきこもりがあるとされている。
※2 ダブルケア・・・子育てと親や親族の介護を同時に担うこと。
 
そもそもの事業目的には、「既存の支援機関等の機能や専門性を活かし、相互にチームとして連携を強めながら、市民力を生かして市町村全体の支援体制を作ること」とある訳ですが、生駒市では具体的に「どこに相談してよいか分からない」という悩みを無くすため、市内各地に「いこまる相談窓口」を設けたり、全庁的に対応するため、45もの課に「いこまる推進員」(各課をつなぐ窓口的役割)を配置するほか、地域コミュニティとのつながりの中で伴走支援を行うべく「わがごと会議」を開催したりと、まさに「まちぐるみ」で取り組みを進めていることを学ぶことができました。
 
詳細までは紹介しきれませんが、大変丁寧且つ具体的な部分までご説明いただきましたご担当のお二方、また視察を受け入れていただいた生駒市並びに生駒市議会の皆様に心より感謝申し上げます。
 
なお、昨年11月に敦賀市で開催した「地域共生社会推進 全国サミット」が、来年10月には生駒市で開催されるとのこと。
 
先の友好都市宣言の宣誓書には、「両市の相互の信頼と尊敬を礎として、その個性と特性を活かした幅広い分野における交流を通じて、創造的で魅力のある都市づくりや地域課題の解決、市民生活の向上等に寄与することを念願し、友好都市の提携を結ぶことをここに宣言する」とあります。
 
「全国サミット」の成功を願うとともに、まちを挙げて地域共生社会の実現をめざす生駒市の、今後ますますの発展をご祈念申し上げます。
 

 
<参考>
生駒市と敦賀市の「重層的支援体制整備事業」の取り組みを以下にリンク(各市のホームページ)いたしますので、参考までご覧ください。
 →生駒市の「重層的支援体制整備事業」について
 →敦賀市の「重層的支援体制整備事業」について

34日間の9月定例会が閉会

ブログ 敦賀市議会

昨日は、令和5年第4回(9月)敦賀市議会定例会の最終日。
 
10時より本会議を開会し、まず追加で提出された人事案件を可決した後、各委員会での審査報告から討論、採決までを行い、結果、全議案を可決し閉会。
 
34日間という長丁場の9月定例会でしたが、議案の作成から審査・審議に至るまで丁寧に対応いただいた理事者の皆さん、そして議会運営を裏方で支えていただいた議会事務局の皆さん、大変お疲れ様でした。
 
次回、第5回定例会の開会は、11月28日。
 
一ヶ月半後には開会ということで、大変短いインターバルとなりますが、日常活動や議会報告会などを通じ、ひとつでも多く市民の皆さんの声を伺っていきたいと思います。
 

【閉会後の議場。次、ここに来る時は冬間近。】
 
なお、本日のブログでは、採決にあたって私が討論した内容を全文掲載いたします。
 
補正予算案に対する賛成討論となりますが、参考までご覧いただければ幸いです。
 
<以下、討論全文>
 
市民クラブの山本武志です。
私は、会派を代表して、第54号議案 令和5年度敦賀市一般会計補正予算(第5号)の件について、委員長報告に賛成の立場で討論を行います。
 
まず、本補正予算に挙げられている事業のうち、庁内事務の一部をデジタル化し、庁内業務の効率化を図るとした「庁内事務デジタル化推進事業費」488万2千円、市の休日に係る日直業務を委託し、職員の業務負担軽減を図るとする「庁舎等維持管理費」133万7千円については、9月に策定した「働き方・仕事の進め方改革推進プログラム」と連動し、職員の働き方改革に資するものと評価いたします。今後もこうした取り組みを継続的に進め、例えば自身が一般質問で意見した保育士、あるいは学校教員、病院職員などにおいても、より園児や児童・生徒、患者さんたちと向き合う時間が取れる職場環境づくりに取り組まれますよう求めておきます。
 
また、北陸新幹線開業後の観光客の受け入れ態勢を整えること等を目的とした「観光協会事業費補助金」1149万1千円に関しては、目的にある駅西の観光案内所機能拡充はもとより、6月定例会で可決した「かぐ〜る」での観光案内機能との連動性、戦略的な配置・体制構築により、真の事業効果につながるよう求め、認めることといたします。
 
そのうえで、「結婚支援事業費」333万7千円は、人口減少対策の根幹にある「出会い」に焦点を充てた事業であること、「次世代タクシー車両導入支援事業費補助金」3780万円は、LPガスを供給する市内唯一のスタンドが廃止されることに起因した喫緊の支援策であること、「すみずみ子育てサポート事業費」397万7千円は、子育て家庭の経済的、精神的負担軽減に寄与すること、「西公民館建設事業費」217万8千円は、老朽化や耐震性を念頭に施設の移転新築の検討に資するものであることなど、事業目的や必要性が明確であると評価いたします。
 
なお、反対討論にあった「敦賀駅東口駅前広場等管理費」342万2千円を始め、「観光二次アクセス向上事業費」134万4千円、「駅前広場・交流施設運営事業費」500万円、「市営駐車場管理費」2989万6千円など、北陸新幹線開業に向けた複数の事業に関しては、待ったなしの開業を控え、「いま」的確に対応しなければ、期を逸するものとして事業化されたものと判断いたします。
 
以上、その他に計上された事業に関しても、物価高騰対策や将来に向けた調査検討など、その必要性と費用は妥当であると評価するものであり、よって「第54号議案 令和5年度敦賀市一般会計補正予算(第5号)」の件について、委員長報告に賛成の討論といたします。
 
議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。

エネルギーも議会もキーワードは「より身近に」

エネルギー ブログ 敦賀市議会

議会が休会の昨日は、広報広聴委員会を開催。
 
「議会だより」次号に関することや、11月16日に開催する今年度の「議会報告会」について、活発に議論しました。
 
1期目の後半2年は委員長を務めた私ですが、今期は委員として参画。
 
委員会では、各委員のご意見を尊重しつつ、主に経験則からの意見をさせていただきました。
 
市民の皆さんにとって、議会をより身近に感じていただくため、この広報広聴活動は大変重要との思いをもって参画しておりますが、過去の慣例に固執することなく、小さくとも新たな視点を取り込んで、改善を続けていければと思います。
 
さて、議会と同じく、「固い」、「難しい」といったイメージを解き、分かりやすい広報広聴活動を行っているのは、エネルギー・原子力の世界。
 
ちょうど、原子力産業新聞ウェブ版を見ると、電気事業連合会(以下、電事連)が、電気の安定的な供給確保の必要性とカーボンニュートラルの取組を紹介する2種類の新テレビCMの放映を10月1日から開始したとの記事が掲載されていました。
 
構成は「持続可能な電気の供給」篇と「効率的な電気の利用」篇(各30秒)の2本立てで、昨秋に制作したテレビCMに続き、若手女優の今田美桜さんを起用。
 
今回は、「エネルギーから、明日をおもう。」というキャッチコピーのもと、明治時代と現代の教師に扮した2人の今田さんが、各篇CMで、「持続可能な電気の供給」、「効率的な電気の利用」をテーマに、教室の黒板やプロジェクターを使って、過去と現在の電気の価値や使われ方の違いを説明しています。
 
実際の内容は、言葉より映像にてということで、以下のリンクよりご覧ください。
 
 →電気事業連合会 CM特設サイトはこちら
 

【電事連 CM特設サイトページより。今田美桜さんに説明されると妙に説得力があると感じるのは私だけでしょうか?】
 
なお、2つのCMを通じ、「私たちの暮らしに欠かせない電気を、より身近に感じもらう」のが狙いとのこと。
 
エネルギーも議会も、キーワードはやはり「より身近に」ですね。
 
結びは自分のことで恐縮ですが、昨夕は、いつもの粟野交番前ではなく、木崎の交差点にて街頭活動を行いました。
 
市役所通りと新旧木崎通りが交差するこの場所では2回目でしたが、格段に多い交通量のなか、車中からお声掛けいただけたりと嬉しい限り。
 
暗くなるのが一段と早くなってきましたので、最後は安全運転の呼び掛けをし活動を終えましたが、各所での街頭活動の目的は、自分ごとというより、政治や議会に少しでも関心を持っていただきたいとの思いの方が強いのかと。
 
こちらも「より身近に」をキーワードに、今後も引き続き頑張ります。
 

【18時前にはこの暗さ。交通安全の支障にならないよう注意して活動いたします。】

« 古い記事 新しい記事 »