ウイルスとの戦いと敦賀連隊の桜

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福井県では、昨日新たに9名(福井市及び越前市)の新型コロナ感染者が確認され、これで30例目となりました。
 
いずれも既に確認された感染者が勤務する飲食店を利用したり、感染者と接触があったとのことであり、この感染経路をもとに重点的に検査を行っているとのこと。
 
福井県においては、初の新型コロナ感染者確認以降、その都度杉本知事が説明者となって記者会見を開いていて、その模様はyoutubeでも確認することが出来ます。
 
昨日もyoutube再生にて会見を拝見すると、時折専門部署に補足説明を求める場面はあるものの、ほぼ知事が受け答えをし、現場実態をもとに直接県民に呼び掛ける姿に、首長としての責任と覚悟を強く感じました。
 
ドイツのメルケル首相ではありませんが、こういった非常事態の時に国民(県民)に統率感ある冷静な行動を促すには、トップの姿勢と発する言葉が重要であり、本県においては、杉本知事が語る言葉(要請や指示を含む)をしかと受け止め行動にあたるべきと考える次第です。
 
さて、元気が出るようにと掲載を続けている敦賀の桜シリーズ。
本日は、その名も「桜ヶ丘の桜」(ウチの近所)です。
 
この地は、日露戦争と第二次世界大戦に出兵した敦賀連隊の駐屯地があった場所であり、町内には多くの英霊が眠る慰霊碑が建てられています。
 


 
我が国のために命を懸けて戦った英霊の思いと桜を重ね合わせると、まさに日本人の心に宿る、散りゆくはかなさ、尊さを感じる訳でありますが、ここは英霊の犠牲によって国難を乗り換えてきたパワーと捉え、皆さんにもお伝えすることにしたいと思います。
 

思い出は匂いとともに

ブログ 敦賀の自然

杉箸の話題が続きますが、今日はおまけです。
 
昨晩家に帰ると、妻から優しい尋問。
何でも、洗濯を終えどうも変な匂いがすると洗濯機の中を覗くと、「カメ虫(通称:屁こき虫)」が一匹横たわっていたそうで、持ち込み疑惑の目が私に…。
 
洗濯の水流で滲み出た「カメ虫エキス」は、洗濯物にもほんのりと残り香を漂わせ、たまらずもう一度洗濯機を回したとのこと。
 
尋問を受け、杉箸の炭小屋の中で見掛けたカメ虫が付着し持ち帰ったに違いないと、すぐさまお詫び。
「カメ虫も杉箸の思い出やな」との言葉が浮かびましたが炎上系ワードにつき即座に封印した次第。
 
この日は、胸のポッケに挿したボールペンもそのままだったらしく二重被害を与えてしまい反省。
 
新型コロナウイルスがある中で不謹慎かも知れませんが、こういった感染源も持ち込まないよう注意ですね。
 
さて、元気が出る敦賀の桜シリーズ。
本日は、雨の帰路に立ち寄った西福寺。
しとやかに濡れた桜は、華やかというより風情がありました。
 



「杉箸の箸」でまちを元気に!

ブログ まちづくり

今日から新年度。
新型コロナによる停滞感は否めませんが、少し気持ちを切り替えて、前向きに頑張りましょう!
 
さて、昨日はアカカンバで有名な杉箸地区にお邪魔し、まちを元気にと始めた「杉箸の箸」づくりの取り組みを伺ってきました。
 

 
愛発地区の国道8号線から滋賀県に抜ける柳ヶ瀬方面にある、この「杉箸」は、「はるか昔、敦賀湾に海賊が押し寄せた時に、都から仲哀天皇がこの村を訪れ、敵に味方が大群であると見せかけるため、杉で作った箸を大量に川に流したことが由来し、つけられた地名」(箸袋の説明より)との言われがあるのにまず驚き。
 

 
そして、この「杉箸の箸」づくりの切っ掛けは、小浜の箸屋さんが、たまたま「杉箸という名前に箸の由来はないのか?」と敦賀の方に問われたことから始まり、人伝いに杉箸の方と関係を持つ中で由来が判明、何と小浜の箸屋さんは、箸を製造する機械ごと無償で貸与し、作り方を伝授されたとのことでした。
 

 
こういった背景のもと、杉箸産杉の間伐材から4つの工程を経て作られる、全て手作りの「杉箸の箸」は、非常に香りの良い、地元の皆さんの杉箸への愛情がこめられたものでありました。
 

 
この日、従来から地域活性化活動の拠点としている「炭小屋」(ここで炭焼きをしている)に集まったメンバーの方とともに、これまた杉箸産の猪鍋までいただきながら、地区の状況や愛発地区の課題などについてもお話することが出来、私にとって大変有意義な時間となりました。
 

 
笙の川の源流に近く、山に囲まれた長閑な田園風景、歴史、アカカンバに箸、そして何より、誰でもあたたかく迎え入れてくれる「人」が素晴らしいまちだと感じました。
 
先ほど述べた「炭焼き」での地域活性化の取り組みをされていた「杉箸元気会」さんは、その取り組みが評価され、先般、敦賀市の「地域じまん事業認定」の交付を受けたところ。
 

 
会のリーダーの思いは、杉箸への愛情たっぷりに「こんな時だからこそ、自然と田舎を大切に」、「自分たちで楽しみながらまちを元気にする」とのことでした。
 
私自身もこの考えと思いに大賛成!
昨日伺ったエピソード、五感で味わった杉箸の良さをしっかり胸に留め、活性化に向けた取り組みにともに参加し、支援していきたいと思います。
 
とても居心地が良く、気づけばすっかり半日お世話になってしまいました。
杉箸元気会の皆さん、ありがとうございました!

ドリフの宝コロナに逝く

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志村けんさんご逝去のニュース。
 
ザ・ドリフターズのメンバーからも追悼コメントが寄せられる中、加藤茶さんの「志村はドリフの宝、日本の宝を奪ったコロナが憎いです。皆さんも(新型コロナを)身近に感じて、気を付けてくださるようお願い致します。」との言葉が胸に染みました。
 
屈託のない笑顔とともに、これまで大いに笑い楽しませていただいたことへの感謝を込め、心よりご冥福をお祈りいたします。
 
さて、令和元年度も今日で終わり。
年度の切り替わりに掛けては何かとイベント多き時期ではありますが、今年は新型コロナの影響でほぼ中止。
 
今年に限っては、何となく気持ちの切り替わりもスッキリしない気がしますが、そんな時に元気をもらうのは「桜」。
 

 
「巨匠逝き コロナに負けじと咲く桜」
 
帰りに寄った常宮神社の桜を見ているとそんな気分になりました。
 

 
日本の心は「散り行く桜」と言われますが、我々はこれから国難を乗り越え、花咲かせねばなりません。
 
厳しい冬を越え咲く桜の情景に思いを重ね、今日も一日頑張りましょう!

日本人だからこそ出来る

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昨晩、福井県が発表した県内で確認された新たな新型コロナ感染者1名は、鯖江市の40代女性。
 
県内1例目の福井市の男性の濃厚接触者とのことであり、確認された県内13名の発症者の感染経路とグルーピングはほぼ特定出来ているため、あくまでも冷静に対応ですね。
 
ウイルス感染拡大防止として求められている「不要不急の外出を避ける」、「3密(密閉、密集、密接)の条件が揃わない行動」は、普段の生活スタイルを一変させ、経済活動を停滞させることにつながることは間違いありませんが、ここは国家を挙げての新型コロナとの闘い。
 
なぜ「命令」でなく「自粛」なのかとの声も聞かれますが、命令なくとも「自由」の名のもと国民が持つ「権利と義務」に基づき、国内においてコロナウイルスを感染拡大させないとの「強い意志」と国民ひとり一人が「公共の心」に立ったうえで「責任ある行動」が求められているものと考える次第であり、歴史的に見ても先の大戦からの目覚ましい復興や東日本大震災を経験した日本人だからこそ出来ることだと思います。
 
諸外国で爆発的感染拡大が起こる中、比較的低位で推移している日本の状況に鑑み、結果してウイルス抑制に成功出来たなら、その対策や日本人の行動は世界のお手本、つまり世界に貢献することにつながるものと思うところです。
 
繰り返しになりますが、日本はそのことが出来る国民性であると信じ、大上段からの話しとなりましたが本日の投稿といたします。
 

「3密条件」を気にせずとも良い野坂山の桜のトンネルへ。満開まではもう少しでした。

新型コロナまで政争に使うな!

ブログ 政治

東京では60人以上と、過去最多の新型コロナウイルス感染者が確認される中、福井県では12人目の発症との発表。
 
発症が確認されるごとに、杉本知事自らが記者会見の場に立ち事象説明や感染予防を呼び掛ける姿は、まさに責任あるリーダーの行動。
感染はお隣の越前市にまで及んでいますが、敦賀市での発症は何とか食い止めたいところ。
 
その新型コロナウイルス対策に関する国会審議においては、時間を見つけ録画中継を確認している訳ですが、25日に開催された参議院予算委員会における田島麻衣子議員(立憲民主党)の質疑は、「これが国会での論議なのか」と腹立たしいやら呆れるやら。
 
加藤厚生労働大臣に対し、「満員電車での通勤させていることの認識は?」との問いの後、「大臣が満員電車に乗ったのはいつか」、「乗らずしてリスクを背負いながら子どもを送る親の気持ちが分かるのか」と発言。
大臣は「在宅や時差出勤の要請による緩和、せきエチケットの呼び掛けはしているが、相対的に満員電車はリスクが高い」、「リスク管理上、大臣になってからは電車通勤をしていない」と答弁。
 
新型コロナ対策の陣頭指揮を摂る立場の厚生労働大臣に対し、「大臣もリスクの高い満員電車に乗ってこい」と言わんばかりの田島議員の感覚というのは全く理解出来ません。
 
さらに呆れたのは、「東京オリンピック・パラリンピックを1年延期した明確な根拠を示せ」という質問。
ロックダウンの言葉まで浮上し、感染拡大防止に取り組もうという最中、「感染が終息する時期はいつか答えろ」と言っているようなもので、そんなことに明確に答えられる人は日本、いや世界中のどこにいるのでしょうか。
困らせようと言っているのか、真面目に言っているのか、いずれにしても到底理解に苦しむ内容。
 
仕舞いには、「オリパラ延期の時期は、安倍総理の再選を意識したのか」。
結局はそこが言いたかったのかと、思わず「新型コロナを政争に使うな!」と声を挙げてしまいました。
 
世界中が新型コロナ感染と戦っている中、国民の安全や国益を無視したうえに、こんな次元の低い質問をしている国会議員がいることに怒りを通り越し、背筋が寒くなった次第。
 
田島議員の質問に関しては、Twetterなどでは私と同じ感覚で受け止められている訳であり、新聞やテレビでは取り上げられない小さなことかも知れませんが、政治のあるべき姿とは何かという観点で反面教師として留めておきたいと思います。
 

リラ・ポート指定管理者の指定取消しを決定

ブログ 敦賀市議会

敦賀きらめき温泉リラ・ポートの指定管理に係る調査特別委員会(以下、百条委員会)による調査のもと、3月定例会初日に調査結果報告が行われてから1ヶ月が経過し、市はリラ・ポート及び敦賀市グラウンド・ゴルフ場の現指定管理者である「浜名湖グラウンドゴルフパーク」の指定取消しを決定しました。
 
昨日開催された議員説明会において、渕上市長からは、浜名湖グラウンドゴルフパークに「指定取消し」の意向を伝えたうえで、24日の「聴聞」(弁明の機会)の結果も踏まえ、
①入湯税が未納であること
②2/5〜の一時休業に対し、再開の目処が立たないこと
③過去の不正経理等について新たな事実や証拠の事由が示されなかったこと
を主な理由としたうえで、浜名湖が主張する営業再開に必要とする5,000万〜7,000万円の費用については根拠が不明であり、市が支出することは困難であるとの判断も加え、取消しを決定したとの説明。
 
地方自治法の規定により、3月31日24時00分をもって「指定取消し」とする旨、告示がされる。
 
百条委員会で求めた「早期再開に向け現指定管理者と真摯な協議を行うこと」に対しては、「聴聞」前日の23日に開催した産経建設常任委員会の所管事務調査において、私も市に確認をしましたが、「2回の直接協議、電話は十数回掛けた」、「入湯税を納入してもらわなければ前向きな話しも出来ない」と浜名湖には再三お伝えしたが応えていただけなかったとのことであった。
 
「真摯な」の言葉は抽象的であるが故、定量的には表すことは出来ませんが、市が先方にどれだけ働き掛けたかという点において、入湯税に関しては、1年半前から納入に向けた協議をしており、先に述べた対応と合わせ、市の行為が「真摯でない」と言うだけの根拠はありません。
 
客観的に見ても、「入湯税の未納」は、基本協定書や条例に違反する行為であることに加え、いかなる理由があろうと納税の義務を果たさないことに対しては、それこそ市民の理解も得られないと思う訳であり、取消しの判断は止むを得ないものと受け止めます。
 
また、「今後の市の方針」については、
①4月1日以降、しばらく休業し、指定管理或いは市の直営などあらゆる形態での運営を検討する。
②リラ・グリーンとは切り離した運営も考え、条例改正も視野に検討する。
③施設に関しては最低限必要な維持管理を継続する。
④百条委員会の指摘も踏まえ、第3者委員会での調査を行う。
⑤今後必要となる電気代や個々の費用については精査する。
⑥回数券に関しては原則指定管理者が対応すべきものである。何とかしたいとの思いは市にもあるが、現時点では考えを述べる段階にない。
⑦現従業員については、最低限の施設維持管理に必要な人員は市で直接雇用を考えている。解雇などの場合、市の立場でもハローワークに働き掛ける。
などの考えが示されました。
 
私は、先ほど述べました産経建設常任委員会での所管事務調査にて、
「市民が求めているのも、百条委員会で求めたのも1日も早い早期再開であり、これに向けた最前の方法により対応をお願いしたい」
「リラ・グリーンとの切り離しも含め、直営で出来るものとの棲み分けなど、あらゆるケーススタディをし検討願いたい」
と意見をし、昨日の市の説明にてこのことが反映されていたことから、特段の発言はしませんでした。
 
説明会での話しを伺うに、同じ失敗を繰り返すことは言語道断であることを重々認識のうえ、市民の望む早期再開に応えるとの思いは市も同じ。
正式に取消しを決定した今、スピード感とスケジュール感をもって、適宜市民の皆さんへの状況周知をしつつ、迅速に対応していくことが求められていることから、私の立場としては、そのことが適切に行われているかの視点でチェック&フォローをしていきたいと思います。
 

考えを知ってもらうために(その3:最終)【敦賀市下水道条例の一部改正】

ブログ 敦賀市議会

3月定例会の議案採決にあたって討論したを内容をお伝えしてきましたが、本日(その3)が最終となります。
 
議案の内容を示さなかったため、「何言ってるか分からない」状態になってしまったかも知れませんが、また次回改善ということでご容赦頂ければと存じます。
 
それでは、最終日は水道事業と同じく、約20%UPの料金改定を伴う「下水道条例の一部改正」に対する賛成討論全文を掲載しますので、宜しければお読み取りいただけますようお願いいたします。
 
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市民クラブの山本武志です。
私は、第39号議案「敦賀市下水道条例の一部改正の件」に対し、委員長報告に賛成の立場から討論いたします。
 
まず、本市においては昭和49年から下水道事業に着手し、順次区域を拡大し整備を進め、現在においては、第6次事業計画区域1,482haを整備中であり、令和元年12月末の汚染整備進捗率は84%に達するとともに、処理区域の追加、事業期間の延伸を行い、都市の健全な発達及び公衆衛生の向上、公共用水域の水質保全に寄与すべく取り組みを進めている状況にあります。
 
しかしながら、本事業では、事業初期の多額の建設費に係る企業債の償還金の負担が大きいことや、地方公営企業法による独立採算性適用の影響などにより他会計から借入れを行っている現状にあることに加え、今後の人口集中地域以外の下水道整備、人口減少による使用料収入の減少などの取り巻く環境の変化を踏まえた今後の財政試算においては、令和10年度までに不足する資金は約15億円とされています。
 
この約15億円とした試算においては、将来の施設更新時期を見据え長期的な更新計画を進める、いわゆる「投資の平準化」、施設の統廃合やダウンサイジング、省エネルギー型機器の導入など「施設更新費用等の削減」を図ることに加え、公衆衛生のさらなる向上を図るべく下水道処理区域内の未接続者に対して接続を促進するなど、今後の経営健全化に向けた取り組みを進めるとしたうえでの結論として見出されたものとして理解をするものであります。
 
そのうえで、敦賀の汚水をきれいにし、川や海などの自然を守り、快適な生活環境を維持するための計画的な建設は勿論のこと、造られた施設を維持管理していくことにより今後も安定した事業経営を行う重要性の観点から、令和10年度までの運営に対し不足となる約15億円の資金を確保していくことは必要不可欠であるとの考えのもと、今回の改定率約20%となる下水道料金改定については、便益を受けている使用者公平負担の原則に則り、必要であると判断する次第であります。
 
ついては、市におかれては、水道事業と同様、実情を踏まえたうえで、応分の負担をいただくことに対する市民の皆さんの十分なご理解がいただけるよう、今後真摯且つ丁寧に説明されることを求めつつ、この大切な財産を維持継承していくことの重要性に鑑み、本条例案に賛成するものであります。
 
以上、議員各位のご賛同を宜しくお願いいたします。
 
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考えを知ってもらうために(その2)【敦賀市水道事業給水条例の一部改正】

ブログ 敦賀市議会

昨日より、決定者である議員としての「説明責任」として、3月定例会における我が会派(市民クラブ)の討論内容を掲載しておりますが、本日と明日はブログと切り離し投稿させていただきます。
 
くどいようですが、我々はこう考えて「原案に賛成した」ということであり、考えを押し付けるものでは無いことだけご理解いただければと思います。
 
本日の議案は、水道料金改定(約20%UP)を伴う「第38号議案 敦賀市水道事業給水条例の一部改正の件」についてです。
 
討論者は、私となります。
以下、賛成討論全文となりますので、お読み取りいただければ幸いに存じます。

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市民クラブの山本武志です。
私は、第38号議案「敦賀市水道事業給水条例の一部改正の件」に対し、委員長報告に賛成の立場から討論いたします。
 
まず、本市の水道事業は、昭和36年12月の創設以降、過去8回に亘る拡張事業経て、平成28年度には全ての簡易水道事業を統合するとともに、未普及地域の解消を完了し、市民生活や経済活動に欠かすことの出来ない重要なライフラインとして、良質な水道水を市内全域に提供する環境を整えてきているところであります。
 
一方、近年の人口減少伴う水需要の低下により水道事業収益が減少するなか、水道給水区域を大幅に拡張し、全体の40%を占める昭和50年以前に建設された管路、浄水場、建物等の水道施設は、建設から40年以上が経過し、法定貸与年数超過、或いは老朽化が進んでおり、これまでも漏水発生の状況や施設の重要度などを考慮しながら順次更新を行ってきているところでありますが、今後、令和10年までの更新計画においては、約68億円の建設改良費が試算されているところであります。
 
これを踏まえ、今後必要となる計画的な設備更新と多額の建設改良費用となる妥当性に関しては、私自身、先般開催された昭和浄水場での上下水道課災害対策訓練の際に、市内一円にくまなく張り巡らされた水道体系、実際に腐食が進行し、ピンホールに至った鋼管や老朽化によりひび割れした貯水槽を修繕しながら使用している現場実態を目の当たりにし、「百聞は一見に如かず」その必要性を十分に理解したことに加え、先に述べた更新計画においては、これまでも実施してきた健全経営化の取り組みに加え、人口動態を踏まえた施設のダウンサイジングや統廃合、省エネルギー機器導入による施設更新費用の縮減などにも取り組むとしているところであり、経営検討会での議論を踏まえた結論として理解をするものであります。
 
そのうえで、先に述べた令和10年度までの建設改良費約68億円は、安心で安全な水道事業の維持、市民生活と経済活動に欠かせないものとの考えに立ち、これに伴う今回の改定率約20%となる水道料金改定については、本来約40%が必要と試算されるところ、使用者負担を考慮し段階的に行うこととしていること、使用者に対する十分な説明と周知期間を考慮し、改定時期を令和2年10月1日からとしていること、さらには改定後においても県内9市中で最も安い料金であることの比較優位性などを踏まえるとともに、使用者公平負担の原則ならびに「将来にツケを回さない」世代間公平負担の考えに則り、必要であると判断する次第であります。
 
なお、先ほどの(日本共産党敦賀市会議員団からの)反対討論にありました、低所得者層の方への対応に関しては、納付窓口に来られた際には、プライバシーに配慮をしつつ、十分な生活実態の聞き取りを行なったうえで、分納の相談や毎月の加算が少しでも低くなるよう丁寧に対応するとともに、生活保護などに関し受託事業者から市にもつなぐなど、慎重な対応がされていること。
また、料金滞納者に対しても、未納が確認された後の「督促状」送付、「催告書」、「給水停止予告書」と段階を経て納入を促すととともに、「給水停止予告書」を送付した後は、さらに訪問或いは電話にて、本人とのコンタクト出来るよう働き掛けたうえで最終的な判断を行うなど、ライフラインの停止に関しては十分慎重な対応と配慮がされていることを、併せて申し述べておきたいと思います。
 
最後になりますが、全国的に先行きが厳しい水道事業に関しては、改正水道法施行を踏まえ、施設の運営権を民間企業に売却する、いわゆる「コンセッション方式」の採用、或いは隣接市町との広域連携により水道事業の統廃合を進めるなど、各自治体が様々な対応策を講じざるを得ない状況の中、敦賀市においては、これまで水道事業に携わる関係者の皆さんが築き上げてきた、まさに先人から脈々と受け継いできた本市の「誇れる財産」である、「安全で安心、安価で美味しい」水道水は、現運営形態にて維持継承し、私たち世代の責任において後世に引き継いでいくべきものと考えます。
 
ついては、市におかれましては、実情を踏まえたうえで、応分の負担をいただくことに対し市民の皆さんの十分なご理解がいただけるよう、今後真摯且つ丁寧に説明されることを求めつつ、この大切な財産を維持継承していくことの重要性に鑑み、本条例案に賛成するものであります。
 
以上、議員各位のご賛同を宜しくお願いいたします。
 
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百聞は一見に如かずを痛感した「昭和浄水場」

腐食が進行し、ピンホールに至った鋼管。昭和50年以前の拡張で使用された埋設配管の交換は急務。

桜の季節の人事異動

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昨日、敦賀市では人事異動の内示がありました。
 
併せて発表された渕上市長談話によれば、令和3年に本市で開催される「地域共生社会推進全国サミット」の準備組織設置のほか、拡充される各福祉施策に対応した体制整備を中心に組織改正も行い、結果、異動187名を含む、総勢274名の人事異動を4月1日付で行うこととしています。
 
組織改正については、障がい者支援をきめ細やかに行うことや、第1子出産に対する応援支援や高校卒業までの医療費拡充に伴う事務負担増に対応するものとのことであり、予算の「選択と集中」と同じく、人的にも重点配分がされたものと受け止めるところです。
 
議会事務局については、次長及び主査お一方がそれぞれ異動に。
議員になって間もなく1年を迎えようかという私にとって、いつも優しくお気遣いいただき、きめ細やかなサポートをいただいたお二人の存在は本当に心強く、感謝しかありません。
 
ご両名におかれましては、持ち前のお人柄と能力をもって、4月からの新天地でも必ずやご活躍されますこと祈念したいと思います。
 
これから満開を迎える敦賀の桜。
別れを寂しがるばかりでなく、桜のごとく花開くよう期待を込め、明るく送り出す季節にしたいと思います。
 

(桜ではありませんが、ブルーインパルスが描いた希望あふれるショットを掲載いたします)

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