潮目が変わる「フィリバスター」

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この週末は冬型の気圧配置が強まり、敦賀の天気予報にも久々の雪マーク。
 
今朝カーテンを開けると、ミゾレらしきものが降った形跡がある程度で積雪にまでは至らないものの、現在の気温は1.3℃でとにかく冷え込んでいます。
 
ひな祭りを前に寒暖の差が大きくなっていますので、体調管理にはくれぐれもご留意のうえ、お過ごしくださいませ。
 
さて、連日注目の衆議院政治倫理審査会(以下、政倫審)には昨日、安倍派(清和政策研究会)の事務総長を経験した幹部4人が出席。
 
私も収録動画で拝見しましたが、収入が政治資金収支報告書に記載されなかった経緯については、いずれの幹部も関与を否定され、責任を回避されていました。
 
文字通り「弁明の機会」となったことは、政倫審の趣旨といえば趣旨ですが、今後の動きはどうなるのか。
 
一方、こうして政倫審が開催されるなか、令和6年度予算案の年度内成立に向けて、1日の衆院予算委や衆院本会議の開催を委員長職権で決めた与党の国会対応に関し、国民民主党の榛葉賀津也幹事長(参議院議員)は会見で、「自民党は自らの政治とカネの問題を全く反省していない。国民をばかにしている」と断じました。
 
また、立憲民主党の山井和則国対筆頭副委員長が小野寺五典衆院予算委員長の解任決議案を審議する同日の衆院本会議で、長時間の演説(この日の山井議員の演説は2時間54分で過去最長)によって審議を引き延ばす「※フィリバスター」に打って出たことについて、「こんな昭和の政治をやっていたら『自民党とんでもない』と思った国民が野党もこれかと、潮目が変わってしまう」と批判しました。
 
※「フィリバスター」とは、海賊を意味するオランダ語に由来。議会の少数派が、合法的手段を利用または乱用することで、議事の進行を計画的に妨害(議事妨害)すること。特に米上院で用いられることが多く、長時間の質問演説や不信任あるいは懲罰動議の提出、表決に要する時間の遅延工作(牛歩戦術)などが主な方法。
 

【昨日の衆議院本会議場(産経WEBより引用)】
 
結果して、与野党は1日夜、衆院予算委員会で2日午前に質疑を続行する日程で合意し、与党は令和5年度内の6年度予算案成立を確実にするため、2日中の衆院通過を目指すとなった訳ですが、これで立憲民主党の願意は達成したのでしょうか。
 
なお、先に「昭和の政治」とありましたが、自民党の政治資金問題は、まさに古い政治の典型であり、予算案を強行採決しなければならない状況となったのはそもそも、政倫審への出席を決断できなかった自民党側に原因があると考えます。
 
これに対し、フィリバスターで国民の共感を得られるとは到底思えず、時に笑いまで漏れる長時間演説は、榛葉幹事長が言うよう、不満が野党にも向かう「潮目の変化」を生むことにもなりかねません(既に生んでいるかもしれませんが)。
 
与野党ともに国民から信頼されない状況はまさに、政治全体の停滞を生みます。
 
国民が信頼できる政治を取り戻すためには、常に緊張感を失わず、古い因習に挑む改革に覚悟を持って取り組まなくてはなりません。与野党ともに古い政治からの決別が必要です。
 
これは、国民民主党 玉木雄一郎代表のXポストでの言葉。
 
意味するところは国会のみならず、地方議員とて同じ。
 
私自身、政治の場に身を置く立場として、この言葉を肝に銘じて活動にあたる所存です。

代表質問の発言通告書を提出

ブログ 敦賀市議会

注目の衆議院政治倫理審査会。
 
自民党派閥の政治資金パーティー収入不記載の件を巡り、昨日は現職首相初となる、岸田文雄首相(自民総裁)が出席しての審査会が開催されました。
 
審査会で首相は、「政治不信を引き起こしていることに総裁として心からお詫びを申し上げる」と謝罪したうえで、会計責任者だけでなく国会議員も責任を負う「連座制」の導入と今国会中の政治資金規正法改正にも意欲を示しました。
 
一方、肝心のいわゆる「裏金」作りの「経緯」や「使途」に関してはこれまでの答弁の繰り返しで、政治活動以外には使っていないと述べましたが、それを証明する証拠は何も示されず、総裁として自ら全容解明する本気度は見えませんでした。
 
続いて出席した二階派事務総長の武田良太元総務相も、派閥の収支報告書の虚偽記載に関し、自身と二階派の二階俊博会長は「関与していない」、「すべてを会計責任者に任せていた」と主張。
 
これでは不信感は払拭されないと思いますが、今日は、安倍派で要職を務めた4名が出席されます。
 
「政治への信頼回復」につなげるため出席に応じられたのであれば、是非ともこの場で事実関係を明らかにしていただきたいと思います。
 
さて、同じく昨日、敦賀市議会は、来週3月6日〜8日に行われる代表・一般質問の発言通告締切日。
 
なお、3月定例会は、年に一度の代表質問があり、今回私は会派(市民クラブ)を代表しての質問を任されているところ。
 
また、通告締切日に関しては、来年度当初予算審査がある(ボリュームが大きい)ことを考慮し、いつもより遅く設定されていた訳ですが、結局前日遅くまで質問構成や項目の抜き差しを行うのは変わらず…。
 
仕上げの遅さを毎度反省するところではありますが、午前中のうちに無事提出しました。
 
前定例会より、理事者側の事務効率化(答弁作成システム運用)のため、これまで紙媒体のみとしていた提出方法をデータ併用する形となっているところ、いずれにしても発言通告書の役割は、理事者側に質問の趣旨や背景まで齟齬なきよう伝えるものと、今回は8ページものとなりました。
 
「簡潔明瞭」とは遠いかもしれませんが、理事者の皆様におかれましては、そうした思いを込めたということでご理解いただければ幸いです。
 
肝心の質問項目は以下のとおり。
 
1. 災害に備えるまちづくりについて
2. 新しい総合計画について
(1)人口の将来展望
(2)少子化対策
(3)計画推進の源泉
(4)新幹線効果に向けた戦略
(5)各取組の展開とローリング
3. 今後の財政運営について
4. エネルギー政策について
(1)原子力政策
(2)スマートエリア形成
 

【思いを込めた通告書。齟齬なく伝わればと。】
 
今回、代表質問5名、一般質問12名の計17名が通告しており、全議員の発言通告一覧につきましては、敦賀市議会ホームページに掲載され次第、追ってご紹介したいと思います。
 
最後に、代表質問は、所属人数の多い会派順に質問するため、最大会派「市政会」に次いで、3人会派の「市民クラブ」は2番目。
 
私の出番は、3月6日(水)の午後一番になろうかと思います。
 
北陸新幹線開業を迎える歴史の転換点に当たる3月定例会。
 
持ち時間37分に思いを込めて、敦賀の将来を展望する質問となるよう臨んでまいります。

政治倫理審査会は「公開」で開催決定

ブログ 政治 敦賀市議会

水曜日の朝は、名子のヨットハーバー前からスタート。
 
北陸の冬において貴重な青空のもと、多くのドライバーさんよりお手振り、笑顔を頂戴したほか、昨日は通常1名のところ、労組役員2名にお手伝いいただき感謝。
 
今後も仲間の皆さんのご協力をいただきながら続けていきたいと思います。
 

【昨朝の辻立ちの様子。見事な青空でした。】
 
また、議会のほうは、一昨日に続き予算決算常任委員会を開催。
 
「令和6年度当初予算案」について、昨日は各分科会にて、私の所属する文教厚生分科会では、福祉保健部、教育委員会、市立敦賀病院に関連する以下の議案について審査しました。
 
第8号議案 令和6年度敦賀市一般会計予算
第10号議案 令和6年度敦賀市国民健康保険(事業勘定の部及び施設勘定の部)特別会計予算
第11号議案 令和6年度敦賀市介護保険特別会計予算
第12号議案 令和6年度敦賀市後期高齢者医療特別会計予算
第14号議案 令和6年度市立敦賀病院事業会計予算
 
なお、10時から始めた審査が終わったのは16時前。
 
長時間に亘る質疑に対し、真摯に対応いただいた理事者各位に感謝申し上げます。
 
さて、話しは変わり、予算は予算でも、こちらは国家予算審議にも影響する「政治倫理審査会(以降、政倫審)。
 
公開、非公開を巡り調整がつかず、昨日開かれる予定の審査会は見送られましたが、26日の衆院予算委員会で「完全な非公開は歴史の中でも1件しかない」と答弁していた岸田総理が「公開」で出席するとの申し出をしたことで一変。
 
この申し出を受けて、衆議院政倫審は幹事会にて、報道機関にも公開する形で、2月29日と3月1日に審査会を開催することを決めました。
 
29日は岸田総理大臣と二階派の事務総長を務めた武田・元総務大臣の2人が、3月1日はいずれも安倍派の事務総長を務めた4人が出席することになります。
 
なお、原則「非公開」で出席者の同意があった場合に「公開」とすることができる政倫審ですが、どうしても「公開」を迫る理由は、国民民主党の玉木代表が27日の定例会見の場で以下の通り述べています。
 
(以下、会見引用)
 
総理も国民に対する説明責任を果たすと言っている以上、当然、完全公開が原則だと思います。もちろん政倫審は非公開が原則として定められていますが、今回は30年ぶりの、リクルート事件以降最大の政界を揺るがす事案です。ここはしっかり公開して、国民の皆様に実際何が行われていたのか、どういう意図・経緯で裏金作りが行われたのか、そして何に使われたのか、しっかりと明らかにすべきだと思います。
 
予算の衆議院での審議も最終盤に近づいています。震災関連の予備費も入っていますし、予算の執行に影響を与えることがあってはなりませんが、ただ政策を前に進めていく大前提は政治に対する信頼が確保されていることです。また、今は確定申告の最中でもありますから、政治と金の問題を巡ってさまざまな不信があり、国民の視線も政治に対して厳しく向けられている訳です。それを解消し政策を前に進めるためにも、公開で政倫審を行うことが大前提になると思います。
 
私も大きくこの2点に尽きると思います。
 
今日と明日、どのように語られるのか。
 
注視です。

令和6年度当初予算案の審査始まる

ブログ 敦賀市議会

昭和28(1953)年の今日は、吉田茂首相が衆議院予算委員会で右派社会党の西村栄一議員に対して「バカヤロー」と発言した日。
 
なお、西村議員は後の民社党第二代委員長で、私も教えを乞うた富士社会教育センター(三訓五戒の精神)の創設者。
 

【参考まで「三訓五戒」の教えはこちら】
 
「バカヤロー」というと、いかにも大きな声で相手を罵倒したかのように思いますが、実際は、吉田首相が自席で呟いた「バカヤロー」がマイクに拾われ、西村議員の耳に入ったものだそう。
 
いずれにしても、この発言をきっかけに内閣不信任案が可決され、同年3月14日に衆議院が解散されたことから、いわゆる「バカヤロー解散」と呼ばれることになった訳ですが、解散後の総選挙では吉田首相率いる自由党が大敗。
 
かろうじて政権を維持したものの少数与党に転落し、吉田氏の影響力は急速に衰えていったことからも、改めて、政治家が発する言葉の重みを感じる次第です。
 
一方、今の政治資金裏金問題に当てはめると、「説明責任を果たす」と言いながら、政治倫理審査会の公開、非公開を巡るやり取りを見ていると、言葉を発しない政治家にもまた不審は高まるばかり。
 
果てさて、国民の皆さんはどう見ているのでしょうか。
 
さて、前置きが長くなってしまいましたが、政治は政治でもこちらは敦賀市議会。
 
昨日は予算決算常任委員会(全体会)が開催されました。
 
10時に開会した後、まず先刻審査した令和5年度補正予算議案の各分科会における審査結果報告から討論、採決まで(全議案、原案通り認めるべきものと決定)。
 
続いて、令和6年度当初予算議案の審査に入り、まずは全体会での基本質疑。
 
基本質疑には88件の事前通告があり、所管する部局入替え制にて、1件づつ審査を進めました。
 
参考まで、令和6年度当初予算案ならびに事業概要案を以下にリンクしますので、サラッとでもお目通しいただければ幸いです。
 
 →令和6年当初予算案について(敦賀市HPより)
 →令和6年度当初予算事業概要(案)(敦賀市HPより)
 
話しを戻し、私はといえば、次の8件について発言通告。
 
①定住移住促進事業費(総務費) 1,151万8千円
②嶺南Eコースト計画推進事業費(総務費) 1,016万円
③ホームタウン奨学基金積立金(総務費) 7億5千万円
④災害対策本部室機器整備費(総務費) 685万1千円
⑤コミュニティバス運行事業費(総務費) 1億6519万3千円
⑥観光協会事業費補助金(商工費) 1億6034万4千円
⑦敦賀きらめき温泉改修事業費(商工費) 6,649万9千円
⑧金ヶ崎周辺魅力づくり事業費(商工費) 5億7870万円
 
基本質疑は、自分が所属する分科会に関する質疑はできないため、以外の事業について、前年度予算との比較や自分なりにポイントと思うものを抽出し質問した次第。
 
なお、発言通告が重複する事業も多くありましたが、最も多い、5名の議員が重なったのは上記⑧の「金ヶ崎周辺魅力づくり事業費」。
 
先般の議員説明会にて説明を受けた「中期財政計画」において、令和6年以降50.8億円を計上している「金ヶ崎周辺魅力づくり」に関連し、これまでネックになっていたJR貨物が所有する用地の取得、官で行う公園、駐車場などの整備に係る基本・実施設計費用を行うこの事業に関し、多くの質疑があったところです。
 
こうして88件の質疑を終え、委員会を閉じたのは18時10分過ぎでしたが、他の議員が質疑される内容から、理解が深まった点が多数ありました。
 
本日は10時から予算決算常任委員会(分科会)が行われます。
 
昨日の内容を踏まえ、各分科会にて、さらに深掘りの質疑につながればと思います。
 

【市役所入口のデジタルサイネージ。分科会も傍聴可能ですのでぜひお越しください。】

「つぬが 千年の祭り」 〜みなとつるが山車会館がリニューアル〜

ブログ 敦賀の歴史・文化

つるがの山車(やま)
ー湊町敦賀の繁栄を象徴する日本遺産ー
 
敦賀の山車は、毎年9月に行われる氣比神宮例大祭(敦賀まつり)に曳き出される、祭り一番の見どころです。
 
室町時代末期(約450年前)に成立したとされ、天正3(1575)年には織田信長も見物したと伝わります。
 
江戸時代には、町毎の大山車と商人等が出す小山車で、多い年には40〜50基にもなり賑わいました。明治になると大山車が廃止され、昭和の戦災では多くの山車が焼失しましたが、町の人達の長年の努力で復旧・復元され、現在は6基の山車が巡行しています。
 
みなとつるが山車会館は、山車を保存管理するとともに実物を展示公開しています。
 
〜山車の装い〜
 
江戸時代の鎧兜や能面を身に着けた武者人形が、合戦場面をいきいきと表現し、京都画壇を代表する画家達が下絵を描いたと伝わる贅沢な水引幕や優れた金工品などが山車を彩ります。
 
この勇壮華麗な山車は、古くから湊町として栄え、「北前船」の寄港地でもあった敦賀の経済力と、町衆の情熱で育まれ受け継がれてきた、敦賀が誇る文化財です。
 
(引用終わり)
 
これは、みなとつるが山車会館のパンフレットにある説明文。
 
平成9年に開館した同会館は、設備の老朽化などに伴うリニューアル工事を終え、昨日は内覧会が開催されました。
 
何回か訪れている山車会館ですが、ロビー正面の大型モニター設置から始まり、主に以下の改修がされました。
 
◉玄関自動ドアに水引幕の装飾
◉1階のシアター室改修(スクリーン大型化、山車巡行映像製作、氣比神宮の背景幕、人形用衣装修繕など)
◉2階展示室改修(展示ケース新設、解説パネル設置、照明のLED化など)
◉映像アーカイブ「つぬが千年の祭り」映像製作、放映モニター設置
◉館内解説の多言語化
◉広報(山車のペーパークラフト、WiFi整備、山車・甲冑ブックレット作成)
◉撮影スポットの設置
 
併せて、写真でもご覧ください。
 

【①大型化された1階のシアター室のスクリーン】

【②シアター室の氣比神宮背景幕】


【③甲冑の特別展示ケース新設】

【④映像アーカイブ「つぬが千年の祭り」の放映モニター】
 
1階大型シアター(写真①)では、大和田伸也さんナレーションの後、扉が開き、迫力ある音と光のなか、勇壮な山車が登場する姿は圧巻(写真②)。
 
2階展示室では、山車の歴史や近世敦賀湊の様子が分かりやすくまとめられた説明板や甲冑展示(写真③)、さらには敦賀市内各地の祭りを季節ごとにまとめた映像アーカイブ(写真④)もあり、まさに文化歴史がギュッと詰まった会館にリニューアルされたものと感じた次第です。
 
なお、映像アーカイブのタイトルは「つぬが 千年の祭り」。
 
お伺いするに、古より伝統的に行われてきた各地の祭りを大切にするとともに、今後も末長く続くことを願い、会館の皆さんでネーミングしたとのこと。
 
込める思いを見事に表現したタイトルに思わず「素晴らしい」と唸ったところです。
 
内覧会の最後は、参加者思い思いの仮装をし、撮影スポットにて記念撮影しましたが、子どもはもちろん、大人の方も楽しめるコーナーと感じました。
 

【このような感じで記念撮影できます(この日参加した議員にて)】
 
北陸新幹線敦賀開業を前に完成したリニューアル工事ですが、新幹線駅2階コンコースの柱には、まさに敦賀の山車の水引幕で彩られています。
 
そうしたことも踏まえ、まずは「敦賀市民の方に」もっと山車のことを知っていただきたいと思う次第。
 
その土地の文化歴史を知ることは、まちの生業を知るということ。
 
室町から江戸、そして近代へと「つぬが 千年の祭り」をつないできた先人の姿に思いを馳せることで、より一層敦賀への愛着や誇りが醸成されるのではと思います。
 
百聞は一見に如かず。
 
皆様ぜひ、リニューアルされた「みなとつるが山車会館」に足を運んでみてください。

心に響く「ジュニア吹奏楽友好都市コンサート」

ブログ まちづくり

昨日は「お見事!」と感動したことがふたつ。
 
ひとつは大阪マラソンでの平林清澄選手(国学院大3年)の快走と快挙。
 
平林選手は敦賀のお隣にある美方高校出身であり、箱根駅伝の時も応援している選手ですが、昨日は何と、初マラソンで衝撃のレースを見せ、2時間6分18秒の好タイムで優勝。
 
日本学生記録はおろか、初マラソン日本最高(2時間6分45秒)も大幅に更新する日本歴代7位という快挙。
 
体重44キロの身体のどこにそんなパワーがあるのかと思いますが、苦しくとも果敢に攻める、見ている人に勇気を与える素晴らしい走りに感動した次第です。
 
「ここが自分の最高地点ではない」と語る平林選手。
 
最終学年、そして次のオリンピックへと、今後のさらなる活躍を応援しています。
 
ふたつ目は、午後に敦賀市民文化センターで開催された「ジュニア吹奏楽友好都市コンサート」。
 
このコンサートは、2014年に敦賀市と原子力災害時広域避難先として受入れ協定を締結、2021年には友好都市提携を結んでいる奈良県生駒市との友好関係を一層深めようと、敦賀ライオンズクラブが企画されたたもの。
 
敦賀の中学生で構成する「敦賀市民ジュニア吹奏楽団」と生駒市の「桜ケ丘小ハーモニックバンドクラブ」によるコンサートは、第一部が敦賀、第二部が生駒、最後は合同ステージと約2時間、見事な演奏に聴き入った次第です。
 
なお、桜ケ丘小ハーモニックバンドクラブは、昨年11月に開催された全日本小学生バンドフェスティバルで金賞に輝いたとあって、小学生とは思えない迫力ある演奏。
 
一方、MCでは、可愛らしい男の子達が、漫才コンビのような掛け合いトークで笑いを誘うなど、こちらは小学生らしい一面を微笑ましく感じたところです。
 
第一部、二部とそれぞれ素晴らしい演奏を聴かせていただいた後、ラストを飾る両市の児童生徒が合同ステージでは、能登の被災地に送る「いのちの歌」を演奏。
 
本当に能登に届くかの、気持ちのこもった合奏と合唱に自然と涙が頬を伝った次第です。
 

【合同ステージによる「いのちの歌」。心に響きました。】
 
感動と勇気を頂戴した児童生徒の皆さんに大きな拍手を送ると同時に、このような機会を企画いただいた敦賀ライオンズクラブの方々に感謝申し上げます。
 
生駒も敦賀も自然と歴史があり、そしてやさしい人が集うまち。
 
このコンサートを機に、両市の各世代間交流が今後ますます深まり、発展しますこと、心より祈念いたします。

日本の半導体生産のルネサンス

ブログ 政治

この週末は、29日(木)に締切が迫る代表質問の発言通告書作成に集中していますが、与えられた質問時間※37分にどこまで詰め込むか、想定QAをしながらの文章化は結構時間を要するもの。
 
※代表質問の質問時間は、基本の持ち時間30分に会派所属人数×2.5分が加算される(=3人会派の市民クラブの質問時間は37分)
 
考えが煮詰まった時のリフレッシュは朝夕のきゅう(我が家の愛犬)との散歩で、昨日も凛とした空気、郷土の風景を眺めているとヒントが浮かぶもの。
 
通告書は7割完成といったところですが、議会のほうは、週が明ければ丸々2日間を当初予算審査に充てることもあり、早目に仕上げたいと思います。
 

【昨夕の一コマ。何てことはない田舎の景色ですが、妙に癒されました。】
 
さて、話しは変わり、産業分野での「ルネサンス」といえば、東日本大震災前にあった「原子力ルネサンス」を思い出すところですが、昨日は「半導体のルネサンス」。
 
世界最大の半導体受託製造(ファウンドリー)である台湾積体電路製造(TSMC)は24日、熊本県菊陽町で建設を進めていた第1工場の開所式を現地で開き、日台の官民首脳が出席するなか、挨拶に登壇したTSMC創業者の張忠謀氏(モリス・チャン)は「半導体製造の日本におけるルネサンスの始まりと信じている」と祝いの言葉を贈りました。
 

【TSMC第1工場開所式の様子(日刊工業新聞より引用)】
 
このTSMC。
 
台湾で創業され、世界の半導体受託生産の半分以上を占める巨大企業であり、時価総額はおよそ63兆円で世界で9番目に価値ある企業。
 
半導体を手掛ける主要なライバル企業「インテル」や「サムスン電子」よりも上に位置し、日本企業の中で時価総額トップのトヨタ(およそ23兆円)の倍以上であることを考えれば、凄さが分かりやすいのかと思います。
 
第1工場の規模もビッグで、敷地面積約21.3ヘクタール(東京ドーム約4個分)。
 
2024年末の稼働を予定しており、回路線幅12ナノメートル(ナノは10億分の1)などのロジック半導体を生産。
 
国内にロジック半導体の大規模供給拠点ができることで、半導体サプライチェーン(供給網)の強靱化につながると期待されています。
 
併せて、TSMCは熊本県内に回路線幅6ナノメートルなどのロジック半導体を生産する第2工場の建設を決めていて、同日、開所式に出席した斎藤健経済産業相は、第1工場と同様に巨額の財政支援をすることを表明しました。
 
なお、両工場の総設備投資額は200億ドル(約2兆9600億円)を見込み、日本政府の支援は併せて約1兆2000億円となるとのこと。
 
九州では受注を目指す他の半導体関連メーカーも競って設備投資を行っており、経済産業省九州経済産業局によるとTSMCの熊本進出に伴う九州企業の設備投資計画・立地協定(令和3年4月~5年12月末時点)は計74件、計2兆5500億円を超えるという。
 
こうして期待が高まるとする一方、課題は深刻な人手不足。
 
第1工場だけで約1300人が勤務しており、第2工場も稼働すれば計3400人が働くことになるとのことですが、九州各地の半導体関連人材は今後10年間にわたり年間1000人ほど不足するとの予測もあるとのこと。
 
「今も理系人材は奪い合い。この傾向はしばらく続く」と有識者の言葉がありましたが、行き着くところはやはり、人口減少の問題と認識した次第です。
 
また、1企業に1兆円を超える直接支援をする政府ですが、例えば、原子力の次世代革新炉開発に投じようとする開発支援は10年で約1兆円。
 
本気度に差がある気がしてなりません。
 
もちろん、国内における半導体産業の拡大や技術革新を大いに期待するところですが、これを支えるのは「安価で安定した電源」。
 
我が国の科学技術発展、ものづくり世界一への復権を目指す意味においても、政府におかれては長期の電力受給計画を立てた上で、これこそ逆算で原子力発電を始め、電源立地を国を挙げて進めるべきと考える次第です。

#こころをひとつに能登

ブログ 防犯/防災

天皇誕生日の昨日。
 
皇居では一般参賀に早朝から多くの方が並び、約13,000人が訪れたことや陛下のお姿をご覧になって感激される姿などをニュースで拝見し、こうして皆でお祝いできたことを嬉しく感じたところです。
 
改めまして、陛下のご健勝と皇室の弥栄をお祈りいたします。
 
さて、天皇皇后両陛下におかれては、能登半島地震の被災地を3月下旬にも訪問と報じられていますが、能登半島地震からの復興に向けては、政府の観光支援策「北陸応援割」が発表され、北陸4県(石川、富山、福井、新潟)を対象にした応援割の予算額は94億4千万円。
 
応援割は、1人1泊2万円を上限に、4県への旅行代金の50%を補助する仕組みで、同一県内に2泊以上するパックツアーを購入する場合は、1人当たり3万円が割引の上限。
 
2県以上で宿泊する周遊型は、上限を3万5千円にするとあり、北陸地方を元気づける意味でもぜひご利用いただければと思います。
 
一方、当然のことながら、復興に進む前に「復旧」がありますが、道路啓開やインフラ設備の復旧に各関係省庁を始め行政、事業者、地元企業などが一体となって、今こうしている間も作業に当たっていただいていることに感謝しかありません。
 
生活や事業を再開する上で、欠かせないのは何といっても「水と電気」。
 
水に関しては、今も2万2000戸以上で断水が続いている石川県では、22日に県が管理する水道管がすべての区間で復旧したとありましたが、能登半島の市町を調べてみると、七尾市が約8割、能登町が約5割、輪島市は約3割(飲料水として)が復旧。
 
珠洲市では4,700戸で断水が続くものの、2月末には復旧させたいとしています。
 
ただし、珠洲市の下水道に関しては、液状化により、市内のいたるところでマンホールが浮き上がるなど約94%に損壊被害が出ており、復旧の見通しは立っていないとありました。
 
また、電気に関しては、北陸電力送配電ホームページによれば、石川県全体では99%以上の送電率に達し、甚大な被害が生じた輪島市・珠洲市においても約9割の送電率となり、全体として概ね停電が復旧した状況となっています。
 
昨日12時では800戸とあった停電戸数が、今朝現在では約780戸となっており、この間も1分1秒でも早く電気を届けるため復旧にあたる現場の思いが伝わってきた次第です。 
 
なお、北陸電力送配電のX(旧Twitter)には、次のようなポスト(投稿)がありました。
 
(以下、ポストを引用)
地震により損傷した電柱や電線などの復旧工事が完了した地域では、お客さま宅の設備状況によって、すぐに送電できない場合があり、1軒1軒のご都合を伺い、お客さまと一緒に安全を確認して再送電を行っています。
早く電気をお使いいただけるよう引き続き取り組んでまいります。
 

【1軒1軒慎重に通電する様子(北陸電力送配電のXより引用)】
 
途方に暮れる最大4万軒あった停電に対し、お客様の安全最優先で、こうして1軒1軒丁寧に対応されていることに、さらに頭の下がる思いであり、重ね重ね敬意を表する次第です。
 
同社のXポストの最後に付けられているハッシュタグは「#こころをひとつに能登」。
 
一丸となって復旧にあたる現場の皆さんを応援する。
 
現地に行けずとも、この気持ちだけは持ち続けたいと思います。

みんなで賃上げ。ステージを変えよう!

ブログ 働く仲間とともに 敦賀市議会

昨日の敦賀市議会は、補正予算審査のための予算決算常任委員会を開催。
 
全体会では、事前通告のあった14件について基本質疑した後、各分科会に分かれての審査を行いました。
 
私の方は、基本質疑では4件について質疑、分科会では文教厚生分科会長として議事運営に務めました。
 
分科会では、所管する福祉保健部、教育委員会、市立敦賀病院の各予算に対し質疑がされ、自由討議の場では、先般の議員説明会で今年度約2.5億円の赤字決算見込みであることや、今後の厳しい財政運営を踏まえた中期経営計画について説明を受けた市立敦賀病院関係について、活発な討議がされました。
 
ざっくり言えば、委員各位の思いは「我々として一層、市立敦賀病院の財政・経営状況を適宜ウォッチしていかないといけない」と受け止め、討議で挙げられたご意見を踏まえ、文教厚生分科会あるいは委員会としての対応を協議していく旨、分科会長として申し上げた次第です。
 
なお、市立敦賀病院の中期経営計画(案)に対しては、現在パブリックコメントが募集されていますので、以下リンクをご覧ください。
 
 →第3次市立敦賀病院中期経営計画(案)に対するパブリックコメントはこちら(敦賀市HPより)
 
こうして日中の議会を終え、夜は連合福井が主催する「連合アクション 2024春季生活闘争 総決起集会」に連合推薦議員団の一人として出席。
 
この集会は、春闘に向けた組織内の士気高揚と社会的な機運醸成のため、「連合アクション」全国統一行動日に合わせ、各地方連合が同日同時刻に開催するもので、福井県では、地域協議会のある福井、丹南、嶺南の3会場をオンラインでつないで行われたもの。
 
既に春闘交渉に入っている労組があることや冬場の天候を考えれば、オンライン開催は非常に有用な手段と感じた次第です。
 
嶺南会場のニューサンピア敦賀に向かうと、一室には各構成産別ののぼり旗が掲げられるとともに、連合役員、多くの組合員の皆さんが参集されていました。
 
集会では、矢野義和 連合福井会長の主催者挨拶に始まり、杉本達治 福井県知事からはメッセージビデオでの来賓挨拶、続いて2024春闘に対する取組み報告、今春闘にかける思いを各会場から1労組づつ発表したほか、「2024春闘川柳コンテスト」結果発表、総決起集会アピールの採択の後、ガンバロウ三唱で3会場の思いをひとつにしました。
 
毎回、感心するほどの力作が並ぶ「春闘川柳」では、「満額が照らす未来の道しるべ」が最優秀賞に輝いたほか、優秀賞では、「待ってますベアとかがやき大歓迎」と北陸新幹線開業と掛けたものもあり、今回も川柳に込めた、春闘への意気込みを感じたところです。
 
集会アピールにあったよう、昨年の春闘で30年ぶりの賃上げ水準を実現しましたが、デフレマインドを完全に払拭するには、昨年以上の賃上げを継続していくことが不可欠であることから、さらに前へ、さらに上へと進み続けなければなりません。
 
賃上げを中心とする「人への投資」を起点とした経済への好循環へと、ステージ転換を着実に進めるための交渉がいよいよ本格化します。
 
2024連合春闘スローガンは、「みんなで賃上げ。ステージを変えよう!」
 
スローガンのもと集う連合の仲間、さらには鍵を握る中小の皆さんを始め、今春闘で「早期有利解決」を獲得されますこと心より応援いたします。
 

【日経平均株価は34年ぶりに史上最高値を更新。賃上げで「人への投資」を!】

「令和6年第1回敦賀市議会定例会」が開会

ブログ 敦賀市議会

福井新聞に連載されていた「シンフクイケン第7章・福井へのエール」。
 
20日付けの最終稿に登場したのは大阪府の吉村洋文知事でしたが、昨年11月の近畿ブロック知事会議で視察した敦賀駅の印象を問われ、「非常にわくわくした。船に乗っているような(感覚になる)駅で、コンセプトが明確だ。コンコースの天井は北前船を意識したデザイン、3階は甲板のよう。大阪も北前船で栄えた歴史があり、つながっていると感じた。」と嬉しき感想。
 
また、全線開業に向けては、「世界の玄関口の関空と北陸がつながることが北陸新幹線の持つ大きな意味だ。実現に向けて全力を尽くしていきたい」と意欲を示す言葉がありました。
 
発言力と発信力ある吉村知事だけに、今後、この言葉に沿って関西圏を引っ張っていただけるようお願いする次第です。
 
さて、その北陸新幹線開業があと「24日」に迫るなか迎えた敦賀市議会の定例会。
 
昨日10時に、令和6年第1回となる定例会が開会しました。
 
思えば、1期目は半世紀ぶりの市役所建替という、敦賀市政上における歴史的瞬間に立ち会い、感慨深い気持ちを味わった訳ですが、2期目は定例会会期中に北陸新幹線敦賀開業を迎えるという、こちらは二度とない経験をすることになります。
 
こうしてまさに歴史の転換点に立っていること、また市政の舵取り役とも言える政治の場に携わっていることの重みと役割を感じながら、昨日の開会を迎えた次第です。
 
定例会に関しては、午前中に市長提案理由説明から議案36件の提案までを行った後、午後は、議案に対する質疑から各議案の委員会付託を行い、一旦休憩。
 
戸籍法の一部改正に伴い、戸籍証明書等の広域交付及び戸籍電子証明書の発行に係る手数料を定める「第22号議案 敦賀市手数料徴収条例の一部改正の件」については、施行日を令和6年3月1日としており、開会日に採決する必要があったことから、付託された総務民生常任委員会を開催し審査。
 
その後、本会議を再開し、同議案の審査結果報告から討論、採決までを行い、賛成多数で可決しました。
 
開会日はここまでを行い、委員会審査のため3月5日まで休会。
 
「開会してすぐ休みかい」と思われるかと存じますが、次の本会議までの期間は補正予算、来年度当初予算審査のための予算決算常任委員会がそれぞれ開催されるほか、並行して3月6日〜8日に掛けて行われる代表・一般質問に向け、議員側は質問通告、理事者側は答弁作成と、かなり濃い日が続きますので、その点ご理解いただければ幸いに存じます。
 
なお、昨日の市長提案理由説明では、今議会に提案された議案の提案理由とともに、当面する市政の課題とその対応など多岐に触れられたところですが、その中で、昨年9月定例会で自身が提案した「保育士の職場環境改善」について、「これまで保育士等が行ってきた公立保育園のトイレ、廊下等の清掃業務について外部委託を行います。」との説明がありました。
 
この時の質問は、市内の公立保育園で働く保育士さん達の声をもとに、「子ども達のためにも」と職場環境改善の提案をしたものであり、小さなことであっても、こうして保育現場の声がひとつでも叶って良かったと、しみじみ拝聴した次第です。
 
「活動の原点は職場と地域にあり」
 
今定例会も原点を忘るることなく、臨んでまいります。
 

【初日閉会後の議場モニター。次の本会議は代表・一般質問となります。】

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