2026年8月31日
ブログ 防犯/防災
つい3日前に書いたブログの締めくくり。
“こうして全国各地で発生する自然災害を「対岸の火事」とせず、「自分ごと」と思うことが重要と常々考えているものの、北陸三県の仲間が被災したことはまさに「他人事」ではありません。”
“昨日の線状降水帯が少し南にズレていれば福井で発生していたことと、続く出水期に備え、気を引き締め直す次第です。”
27日に富山、石川両県の5市町に「レベル5大雨特別警報」が発表され、両県では広範囲で河川の氾濫や家屋の浸水が相次いだことにより、約18万人に緊急安全確保が発表されたほか、富山県では氷見市など4市に、石川県では羽咋市など4市町に災害救助法を適用することとなった事態を受けて書き綴った、先の思い。
近年では「災害は忘れる前にやってくる」と言われますが、この大雨は「舌の根も乾かぬ間に」、今度は福井で。
福井県内は30日、嶺北地方で記録的な大雨となり、気象庁は午前4時30分に福井市、大野市、勝山市に「レベル5大雨特別警報」を発表。
3市は全域の12万8321世帯、30万2610人に緊急安全確保を出しました。
また、同日午前までの24時間雨量は勝山市で350.5ミリに達するなど、坂井市を含む4市5地点で観測史上最大となり、22河川が氾濫。
広範囲で道路が冠水し、同日午後5時時点で、住宅94軒で浸水被害が出る状況に。
交通網にも大きな影響が発生し、JR越美北線では終日運転を取りやめ、ハピラインふくい、福井鉄道、えちぜん鉄道も運転を取りやめたほか、道路規制は同日午後5時現在で、解除された箇所を含め37路線55カ所に上り、福井市と大野市を結ぶ国道158号では、トンネル付近での土砂崩れなどにより、現在も規制が続いています。
詳しくは、今日の地元新聞や各機関のホームページなどに掲載されているため、これ以上は割愛しますが、被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げるとともに、行政職員の皆様を始め、昼夜を問わず、今なお対応にあたっておられる全ての皆様に敬意を表する次第です。
なお、所属する国民民主党福井県連内では、当該地域に在住の議員を通じて各地の被害状況を共有するなど、情報連携に努めたところですが、所属議員から送られた午前10時過ぎの福井市内の状況写真は以下。

【30日午前10時過ぎの福井市内下森田地区の状況】
県連では、先の熊本、富山、石川と同様、福井県内の状況を取りまとめた上で、党本部に報告し、対応を図ることとしています。
また、今後の復旧にあたっては、それぞれの地域からボランティアの要請などもあろうかと思いますので、自身も仲間と一緒に、少しでも力になれればと思うところです。
こうして嶺北地方を襲った大雨に、「次は自分の住む地域でも」と危機感を募らせている方も多いかと思います。
そうした中、天気予報では、今週“秋雨前線”が南下し、9月4日(金)以降は(前線の)帯がちょうど福井県嶺南地方の東西にかかる状況に。
ここ敦賀では、2日から始まる「敦賀まつり」に向けて気運高まるところでありますが、一大イベントと重なる今後の気象情報に注視の上、判断基準を“安全第一”に置くとともに、警戒・備えをと、再度気を引き締める次第であります。

【今週の天気図(ウェザーニュースより引用掲載)】
2026年8月30日
ブログ 敦賀の歴史・文化
今年度においては、NHKの大河ドラマ『豊臣兄弟!』の放映に合わせ、豊臣兄弟が生きた時代における越前・若狭地域の武将達の動向を通じて、地域の歴史的意義を再発見し、市民の歴史理解を深めることを目的とする講座を全4講にて開催している気比史学会の市民歴史講座。
いずれも興味深く、ここまで2講を開催してきたところ、昨日の第3講では、日本中・近世史に精通し、大谷吉継の研究等多岐にわたりご活躍されておられる、大手前大学国際日本学部講師の石畑匡基(こくはたまさき)氏にご登壇いただきました。
テーマは『大谷吉継 挫折からの復活と敦賀』。
なお、今年度の講座リーフレットに寄せていただいた石畑先生からの言葉(講座趣旨)は以下。
天正17(1589)年に、大谷吉継は敦賀城主となったことは、敦賀の人なら誰でも知っている事柄でしょう。豊臣秀吉に早くから仕えた吉継は、順風満帆な人生を歩み、城主に就任したと思われるかもしれません。しかしながら、その直前の吉継は、豊臣政豊臣政権から追放される危機に瀕していたことが、近年の研究によって明らかになってきました。
追放の危機という大きな挫折を味わった吉継は、豊臣秀吉から何を期待されて、敦賀城主として復活を遂げたのでしょうか。本講では、吉継の挫折と復活の物語を皆さんと紐解いていきたいと思います。
この趣旨を読むだけで、どんなお話が聞けるのかワクワクして昨日を迎えたところ。
主な論文に「秀吉死後の政局と大谷吉継の豊臣政権復帰」(『日本歴史』772 号、2012年)、「大谷吉継発給文書の基礎的研究」(『織豊期研究』27号、2025年)などとあるよう、第一線の吉継研究者である石畑先生からは、講座の冒頭、①吉継の基礎研究、②九州出兵での挫折、③復活と敦賀入部 の3章構成となる旨説明。
また、ポイントとしては、①大谷吉継発給文書から判明する基礎事項、②敦賀配置前に吉継が置かれた立場を究明、③吉継が敦賀に配置された意味を再検討とありました。

【熱気あふれる講座会場(市立図書館3階)】
第1章では、発給文書や花押の変遷など、積み上げられた丁寧な基礎研究から得られたことのご紹介に続き、第2章では、「挫折」を味わうことになった九州出兵について。
天正14(1586)年、豊臣秀吉による九州出兵が開始され、吉継も同行するも、天正15年6月21日付の新庄直友書状によると、吉継に加え、木下吉隆・高山右近が国外追放の危機にあり、秀吉から折檻(ここでは、暴力ではなく刑罰・処罰との意味)を受けたその理由が「キリシタン」にあったと。
実際、高山右近は、天正15年6月19日付伴天連(バテレン)追放令に抵触し追放された一方、吉継と吉隆はそれに至っておらず、正真正銘のキリシタンであったのか、または、キリシタンに関する何らかの対応が原因で折檻を受けたのかは明らかになっていないものの、何らかの関連があったのではとありました。
なお、天正15年6月27日付山崎秀家書状によると、「吉継は秀吉から折檻を受けているが、きっと大坂で召し直される」という見通しが書かれていたことは、おそらく、秀吉が吉継の存在を大事にしていたことを表すものであり、大変興味深く思った次第です。
「挫折」から「復活」となった第3章では、秀吉から折檻を受けるも、赦免(刑罰などを免れるとの意味)された後は、天下統一から対外戦争へと向かう秀吉政権にとって、中国大陸に向き合う地であり、北国の敦賀が集散し京・大坂への供給拠点となっている敦賀を万全に掌握することが、きわめて重要と判断された結果(外岡慎一郎先生:2000)もあり、①出羽方面の諸勢力とのパイプ役を吉継に集約していく意図、②豊臣政権による天下統一と大名・国衆統制政策のためと、吉継が敦賀に入部(配置)された意義を学ぶことができました。
“最後の敦賀城主”となった吉継の活躍と、最後は関ヶ原の地で散ったことはご承知のとおり。
こうして膨大な基礎研究から一つひとつ丁寧に、明快な語り口でご教授いただいた石畑先生に心より感謝申し上げます。

【石畑先生、ありがとうございました!】
なお、昨日の参加者は、定員を超える103名。
県外からも多く、遠くは神奈川、静岡、愛知、岐阜、兵庫からもお越しいただきありがたい限り。
いつもより女性参加者の割合が高いことも特徴的で、このように全国からファンが集う吉継を羨ましくも、あらためて誇らしく思った次第です。
<参考>
先般行われた戎光祥出版における「戦国豊臣武将総選挙」で、なんと1位に輝いたのは「大谷吉継」!
序盤から優勢にあったともあり、ダブルで誇らしく思ったところです!

2026年8月29日
ブログ 敦賀市議会
福井県知事の判断が注目されていた、関西電力が県内の原子力発電所敷地内で設置を計画する使用済み燃料の乾式貯蔵施設について。
既に立地町の意向(設置を了承)は伝えられており、昨日開かれた福井県議会 全員協議会での議論を踏まえつつ、午後の記者会見で石田知事は、これら意見や議論を“総合的に勘案した”とし「設置了承」を表明しました。
事前了解の対象となるのは、原子力規制委員会の許可を受けた高浜の1箇所目と美浜。
石田知事の判断を支持するとともに、両サイトでは今後、安全第一で計画に沿って進めていただきたいと思う次第です。
さて、時を同じくして、昨日の午後、敦賀市議会で開催されたのは議員研修会。
こちらは全議員に対し、希望するテーマについて事前アンケートを行った結果、「政策形成・政策立案」が最も多かったことから、この分野に決定していたところ。
その上で、昨日講師としてお越しいただいたのは、30歳から兵庫県議会議員を2期、その後、尼崎市長を3期務められた稲村和美さん。
1972年生まれで、ちょうど私と同じながら、議員、行政のトップ(首長)双方の立場をご経験され、現在では園田学園大学学長をお務めと大活躍の方であり、どのようなお話が聞けるか楽しみに臨んだ次第です。
その研修テーマはズバリ『戦略的一般質問のススメ』。
まず、地方議会は、国会のような議院内閣制ではなく“二元代表制”であり、稲村さんご自身が首長と議会(議員)を経験する中で目指してきたのは、健全な緊張感と建設的な議論ができる関係であるということ。
これには私自身、いつも一般質問の前に「議論は是々非々で、建設的に」と前置きしているのはまさに、そういう関係であるべしとの考えに基づくものであり、全くもって同感。
続いて、多様な議員がいるからこそ議会は力を発揮することなど、議員としての自己分析について。
議会の質問は学校での質問と違い、「知らないこと」を質問するのでなく、しっかり勉強したことを公の場で質問していくものであり、戦略と獲得目標(何を引き出すか)を明確に(これも認識済み)。
質問の通告や一般質問のパターン例(情報確認型、意見表明型、追及型、政策実現型)、政策実現型はより戦略的にと、論点のレイヤー(次元・階層)を意識することが重要との言葉に納得。

【自席にて】
ご自身の首長経験から、嬉しい質問例、またはその逆の紹介、予算がつくのはゴールではなくスタートであり、行政に自己評価させ、議会が外部評価者としてチェック機能を発揮していくことが重要として、在任中、尼崎市議会自らが決算議会のやり方を見直したことも例にお話しいただきました。
そして最後に、首長・議会が車の両輪としてまちづくりを前に!とのエールで締めくくられました。
なお、大阪生まれの稲村さん。
序盤はややご遠慮されていたのかもしれませんが、中盤以降は“本物の”関西弁全開で、軽妙な語り口でご講義いただきましたが、節目節目であった力強い言葉から、県議・首長ともに、信念をもって勤め上げてきた人物であると認識したところ。
自身の一般質問と照らし合わせると耳の痛い部分もありましたが、それこそ気づきであり学び。
学んだことを今後の議会活動に反映していく所存です。
こうして貴重な経験則を交えながら、大変有意義なご講義をいただいた稲村様、誠にありがとうございました。
研修の後は、1件の打ち合わせを済ませ、コロナ前から久々の開催となる粟野地区区長会主催「市議会議員と区長と語る会」に出席。
粟野地区の区長さん21名(+顧問2名)と、粟野地区在住の市議会議員8名とで、第1部は地区から挙げられた課題について意見交換、第2部は懇親会と進み、こちらも有意義な時間となりました。
こうした機会を設定いただきました区長会の皆様に感謝申し上げます。
なお、懇親会の場においては、亡父が粟野地区区長会長を務めていた時代(私が議員になる前なので8年前以前)から知る方から、「この人カッコええなーと思って、ああいう人になりたいと、地区を盛り上げなあかんと今も頑張っている」と、涙が出るほど嬉しいお言葉をかけていただきました。
人の命は亡くなれども、その心、意思は生き続ける。
そう思いながら、父が活動した粟野コミュニティセンター(旧公民館)を眺めながら、帰路についた次第です。

【夜空に浮かぶ粟野コミセン。人と心はここに宿る。】
2026年8月28日
ブログ 防犯/防災
昨日、敦賀市議会では議員説明会が開催され、教育委員会、市民生活部、建設部所管の案件について、それぞれより説明を受けました。
次の9月定例会に提出される議案に係る内容もあることから、詳細に触れることは控えますが、説明されたことを念頭に今後対応していく所存です。
説明会は、午前・午後と行われましたが、この間、気になっていたのは福井以外の北陸2県で降り続く雨。
秋雨前線の影響などにより、昨日未明から富山県、石川県に線状降水帯が発生。
気象庁は、中能登町(石川県)など5市町に「レベル5大雨特別警報」を発表し、各自治体は「直ちに命を守る行動」を取るよう呼びかけるなど、危機迫る状況に。

【8月27日午前6時20分時点での「大雨警報・注意報」の状況(ウェザーニュースより引用)】
両県では広範囲で河川の氾濫や家屋の浸水が相次ぎ、先の5市町では、約18万人に緊急安全確保が発表されたほか、富山県では氷見市など4市に、石川県では羽咋市など4市町に災害救助法を適用することが明らかになりました。
その後、次第に雨は弱まり、昨日午後4時20分には、両県の「レベル5大雨特別警報」を「レベル3大雨警報」へと切り替え。
こうした一連の状況の中において、幸いにも人的被害は今のところ確認(報告)されていないとのことであり、その点においては安堵する次第ですが、住宅や車の浸水、あるいは耕作物など、被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
なお、現在行われている国民民主党代表選ではちょうど昨日、午後に金沢市で候補者討論会、夕方には富山市で街頭演説会を行う予定でしたが、党選挙管理委員会の判断により、これを中止。
賢明な判断以前の、当然の判断と言えますが、ひとたびこのような自然災害が発生すれば、平穏な日常生活が一変することを「またも」思い知らされたところです。
そうした心境の中、ここ敦賀では、夜半から朝にかけて強い雨が降るとの予報に構えていましたが、起きてみると雨は止んでおり、空にはわずかに青空も。
注視していた笙の川(呉竹)の水位も※0.57m(28日午前6時データ)で低下。
※福井県 河川・砂防総合情報による
平穏な朝を迎えられたことに感謝するところです。
一方、富山、石川で被害に遭われた方々のことを思えば、この平穏が当たり前でないことは言わずもがな。
こうして全国各地で発生する自然災害を「対岸の火事」とせず、「自分ごと」と思うことが重要と常々考えているものの、北陸三県の仲間が被災したことはまさに「他人事」ではありません。
昨日の線状降水帯が少し南にズレていれば福井で発生していたことと、続く出水期に備え、気を引き締め直す次第です。

【<再掲>5段階の普戒レベルと防災気象情報】
2026年8月27日
ブログ まちづくり
一昨日来、ニュースで流れる三重県伊賀市議会の調査特別委員会(以下、百条委員会)。
以前に委員会の行政視察で訪れたこともある伊賀市で、現在、市長による職員へのハラスメント疑いを調べるために行われているものですが、百条委員会と聞いて思い出すのは、自身が議員になって1年目(2019-2020)にあった敦賀きらめき温泉リラ・ポートの指定管理を巡る問題。
なお、百条委員会とは、自治体の事務に関して重大な疑惑や不祥事があった際、事実関係を徹底的に調査するため、地方自治法第100条に基づいて地方議会が設置する特別委員会のことで、関係者の出頭や証言、記録の提出を請求できるなど強い権限を持つもの。
リラ・ポートに関しては、経営不振にもあった当時の指定管理者、ならびにこれに関わる行政の対応に問題があるとし、当市議会として“初めて”百条委員会を設置する旨、決定。
5ヶ月間に及んだ委員会は、委員会13回、準備会18回を数え、リラ・ポートの指定管理に係る市の履行状況や不適切な事務行為がなかったかの調査事項の範囲を遵守の上、調査を進めました。
私はこの委員会に委員として出席し、至って真摯に、地方自治法第の趣旨に則り、提出された証拠・証言に基づく「客観的且つ公平な視点」での議論を最後まで貫き、結果、委員会認定した調査報告書については、令和2年第1回(3月)定例会初日の本会議に上程し、百条委員会の委員長より1時間20分にも及ぶ報告がされたことを思い出すところ。
当時のブログを読み返すと、報告した翌日には、「これまでの経過や取り纏めた不作為・不適切事項、再発防止対策、さらには早期の営業再開に向けた協議を求めた内容は、正確に全議員及び渕上市長(当時)を始めとする理事者の皆さんにお伝え出来たものと、委員の一員として受け止めます。」と書き綴っていました。

【2020年2月。臨時休館中のリラ・ポート(当時のブログより)】
なお、本件に関しては、過去ブログで何件も取り上げていることから、より詳しくお知りになりたい方は、『リラポート 百条委員会 山本たけし』と検索いただき、当時の状況をご覧いただければと思います。
こうして、敦賀市議会初となった百条委員会での経験を思い返すと同時に、以来、指定管理者制度の運用はもとより、二度と繰り返してはならないことと強く認識しているところであります。
リラ・ポートはその後、2022年度からは、警備・総合ビルメンテナンス業の「アイビックス」と温浴施設経営「越前健康開発」(いずれも福井市)の共同事業体「ONEteam(ワンチーム)」に担っていただき、3年間は経常収支が赤字であったものの、初年度の3,166万円から3年目には297万円まで縮小。
2025年度の経常収支は、2002年の営業開始以来初めてとなる552万円の黒字となったところであり、入浴料の値上げや北陸新幹線敦賀開業の効果も相まったことを理由としつつも、この間、経営面で相当な努力をいただいたものと受け止める次第です。
そうした中、今年度末に指定管理期間の5年を迎えることを踏まえ、「リラ・ポート」ならびに隣接する敦賀市グラウンドゴルフ場「リラ・グリーン」の指定管理者選定委員会は25日、温浴施設運営の「ツルカメO&E」(本社高松市)を候補企業に選び、25日には市に答申。
「ツルカメO&E」は全国各地で温泉施設を直営で運営するほか、奈良や佐賀県では指定管理の実績もあることに加え、今回の指定管理期間は2027~29年度の3年間であるものの、30年度以降は指定管理料を支払わない施設の無償賃貸方式への移行が事業者から提案されているとのこと。
このままの流れでいけば、次の9月定例会に指定管理者選定に関する議案が提出され、審査・審議することになろうかと存じます。
なお、これまでの経過を踏まえれば、慎重に慎重を期しての審議となることは言うまでもありませんが、とりわけ、年数の経過とともに必要な大規模修繕の市の負担や「ツルカメO&E」が提案する、いわゆる民間主導経営への移行について、詳細に確認していく必要があると考えるところ。
営業開始から25年を過ぎ、大きな岐路に立つ、敦賀きらめき温泉「リラ・ポート」。
お湯がいいとの評価も高く、眺望が素晴らしいこの施設を、決して「お荷物」ではなく「敦賀の宝」にできるか否か。
課題はあるにせよ、私自身は、「今ある資源を最大限生かす」視点で思考していく所存です。

【夕陽に照らされるリラ・ポートは大きな岐路に(写真は、2021年に自身が撮影したもの)】
2026年8月26日
ブログ 活動報告
労働組合役員時代、ある研修で教わった「(組合)活動の原点は、職場の声にあり」の言葉。
以来、これを自身の労働運動におけるモットーとして取り組んできましたが、7年前に議員になってからは、ここに「地域」をプラス。
今では、「(議員)活動の原点は、地域と職場の声にあり」としているところです。
そうしたことから、先般は地域での“タウンミーティング”(久しぶりになってしまいましたが)、定例会と定例会の間を利用して各職域での報告会を続けるところ、一昨日、そして昨日と日本原子力発電(株)敦賀発電所ならびに同構内にある協力企業棟にて報告会を開催。
お昼休みに関わらず、熱心に聞いていただき誠にありがたい限り。

【敦賀発電所での報告会の様子】
この後も職域での開催が続きますので、話し方に修正を加えつつ、敦賀市政と政治に対する思いと考えをお伝えしてまいります。
なお、町内では本日18時30分より、2回目のタウンミーティングを開催します。
お仕事上がり、夕食前の時間帯となりますが、1時間1本勝負となりますので、ご近所お誘い合わせの上、奮ってご参加いただければ幸いです。

【再掲の再掲。タウンミーティングの開催チラシ】
そして今日は水曜日。
この後は、名子での辻立ちに出かけるのですが、毎週月・水の朝活動は既に“生活のリズム”。

【今週月曜日の街頭演説を終えて(粟野交番前交差点)】
朝早く家を出るため、妻には迷惑をかけていると思いつつ、時間のない時には“おにぎり(しかも爆弾の)”を握ってくれたりと感謝しているところ。
こうして陰ながら支えてくれていることも張り合いの一つなわけですが、この「辻立ち」や「街頭演説」は何のためにやっているのか?との問いには、まず自分が「まち角に立って姿を見せ、直接何かを伝えたい」との思い、そして副次的には「議員が何をやっているか分からない(単なる辻立ちであったとしても)」を払拭し、逆に「あいつはどういうやつなのか」とSNSやホームページを見てもらえればこれ幸い。
政治や議会(議員)に対する関心が少しでも高まればとの思いのもと、続けている次第です。
というわけで、出かける準備のため、現在ややピッチを上げてこのブログを書いているところですが、今日の敦賀の最高気温予想は37℃。
朝だからと油断せず、暑さ対策を徹底の上、頑張ってまいります。
2026年8月25日
ブログ 政治
「これを許してなるものか」と思うのは、米国政府による赤根智子国際刑事裁判所(以下、ICC)所長らに対する制裁措置。
この背景を辿ると、ICCがロシアのプーチン大統領やイスラエルのネタニヤフ首相に対して戦争犯罪容疑で逮捕状を出したことへの対抗措置とされ、米国はICCに加盟していないものの、同盟国であるイスラエルを擁護するトランプ政権は、ICCの権限行使を「悪意ある権限の乱用」と非難、ルビオ国務長官はICCを「あらゆる手段で解体する」と表明していました。
一方、この発表を受け、高市総理大臣は19日、外務報道官の談話をなぞる形で「大変残念に思う」と述べるにとどめています。
これは単なる感想であり、「断固抗議する」や「撤回を求める」などの意思ではありません。
実際、この制裁措置の影響に関しては23日、産経新聞の電話インタビューに応じた赤根所長の発言によれば、「米社VISAのクレジットカードは日本で発行したものを含めて、使えないと思う。制裁により、私用のGmailも使えなくなる。昨年、米国がICC制裁に動いた後、ICCでは米マイクロソフトから欧州拠点のシステムへのデータ移転を進めており、日常業務に支障はない。金融機関では制裁の波及に対する懸念が強いが、欧州で複数の銀行が制裁を受けたICC職員を支援し、取引を継続してくれている。出張の旅行手配、給与支払いなどは、これらの銀行を通じてやっている」とありました。
また、欧州連合(EU)などと連携し制裁措置に対抗することは可能とした上で、日本政府に対しては、「日本はこれまで、テロや麻薬取引対策で米国の制裁に追随してきた。今回のICC制裁は、全く意味合いが異なる。(正面から制裁を批判しない)日本の対応には、米国の動きをエスカレートさせてはいけないという配慮があったと思う。だが、このままでは、いずれ米国はICC全体に制裁を科すだろう。そうなれば、『法の支配』が崩れるきっかけになる」と警鐘を鳴らしています。
私は、そもそもICCが選択した判断(逮捕状)を「悪意ある権限の濫用」とは全く思わないため、逆に横暴とも言える米国政府によるこの制裁措置をこのまま「許してはならない」と思うところ。
なお、所属する国民民主党においては、20日に党安全保障調査会の山田吉彦会長名で『米国のICC関係者への制裁措置に対する日本政府の毅然とした外交対応を求める声明』を発出。
声明では、以下4点を訴えています。
◉米国政府による赤根智子ICC所長らに対する制裁措置の発表を受け、日本国政府に対し、法と秩序に基づいた厳格かつ迅速な外交対応を求める。
◉ICCは、国際社会における深刻な人権侵害や戦争犯罪を追及し、不処罰を許さない国際刑事正義と「法の支配」を具現化する中核機関である。司法の独立性と公正性は厳格に守られるべきであり、個別の政治的対立から司法機関幹部へ制裁を科す行為は、長年築き上げてきた国際法秩序を損ないかねない。
◉日米同盟が我が国の平和と繁栄の基盤であることは論を俟たない。しかし、民主主義や人権、法の支配といった共通の価値観を共有する真の同盟国・同志国であるからこそ、国際法秩序を揺るがす措置に対しては明確に懸念を表明し、対話を通じて理解を求めていく姿勢が不可欠である。
◉日本はICCの創設以来、最大の拠出国としてその活動を支え、国際的な人権保護と司法の確立に尽力してきた。日本政府は、赤根所長をはじめとする関係者の正当な職務執行を守るため、他のICC加盟国や国際機関と緊密に協調し、行動すべき。
また、昨日24日には、超党派の人権外交議員連盟が「個人制裁を通じて国際司法機関の解体を目指すような手法は到底許されるものではない」などとするアメリカ政府の制裁に対する非難声明をとりまとめ。
声明では、日本政府の対応についても「日本が送り出した所長を守り抜く意思を示す言葉もない」と批判し、総理大臣や外務大臣が明確な抗議や即時撤回を表明すること、赤根所長を金融面で支援すること、有志国と連携することなどを求めています。
議連は近く政府に申し入れる方針としており、国民民主党の声明で求めることと相まって、日本政府には毅然とした態度を示していただくことを強く求める次第です。
なお、先の産経新聞インタビューの最後に、赤根所長の率直な心境がありました。
「日本では(米国の制裁撤回と日本政府への行動を求める)署名活動が広がり、これまでに6万人が賛同してくれた。正直なところ、食欲が落ち、眠れないときもあるが、日本からの応援が『がんばろう』という気持ちの原動力になっている。私は日本政府に指名され、ICC裁判官になった。日本はICC存続のため、力を貸してほしい」。
まさに私を捨て、使命感をもって国際機関の要職で任務を遂行する赤根所長のような方を自国が守らずしてどうするのか。
政策措置への対抗も赤根所長を守るのも、日本の姿勢、応援が原動力である。

【会見に応じる赤根ICC所長(日本産経新聞記事より引用掲載)】
2026年8月24日
ブログ 活動報告
夏の甲子園は終わりましたが、球技は球技でもこちらはバドミントン。
ニューデリーで開催されていたバドミントンの世界選手権も熱戦。
応援していたのは女子シングルスの世界ランキング2位の山口茜選手(再春館製薬所:福井県勝山市出身)で、今大会は、なんと1回戦から準決勝までの5試合全てでストレート勝ちし決勝まで進みましたが、同1位で2024年パリ五輪金メダルの安洗塋(アンセヨン)選手(韓国)に0-2で敗れ、残念ながら優勝はなりませんでした。
しかしながら、山口選手は5大会連続6度目のメダル獲得。
これまで3度の優勝(2021,22,25年)しており、2大会連続の優勝を懸けて戦ったこと自体が本当に凄いこと。
地元福井から、世界トップレベルで活躍する山口茜選手をこれからも応援していきたいと思います。
こうして地元出身選手の奮闘に元気をもらうところ、自身は昨日、“地元”ひばりケ丘町会館で「やまたけタウンミーティング」を開催。
日曜日の夕方(午後4時〜)、強い西日が差し込む時間帯にも関わらず、約20名の皆さんにお集まりいただきました。
もちろん、参加者が一人でも開催するつもりでしたが、ミーティングの冒頭、こうして足を運んでいただいたことにまず感謝申し上げた次第です。
その後は、今回の趣旨(ざっくばらんに)を説明した上で、私から活動報告。
敦賀市政のトピックス(人口減少などの課題や大型プロジェクトの状況等)、私自身が議会で意見提起したこと、さらにはその他議員としての活動などをご報告。
張り切りすぎたか、やや盛り沢山の内容に、予定していた30分をオーバーしてしまいましたが、皆さん真剣に聞いていただき、こちらも感謝。

【町内会館でのタウンミーティングの様子。久々に100インチスクリーンを使用(笑)】
その後の意見交換では、人口減少対策や道路交通法の改正(9月より生活道路30km/h以下走行)、有害鳥獣(町内で出没しているハクビシン)等について質問や意見が挙がり、パコソン内に格納していたデータや写真などもお示ししながらお話しした次第です。
約1時間のミーティングではありましたが、市政や議会のことを少しでもご理解いただくとともに、関心を高めていただけたのであれば嬉しく思います。
なお、2回目は今週水曜日(26日)18時30分からの開催となります。
お仕事上がりの時間帯となりますが、お立ち寄りいただければ幸いに存じます。

また、昨日もう一つのイベントは、気比史学会主催の「ミニ歴史講座」。
こちらは午前10時30分より、敦賀駅前の「ちえなみき」2階にて開催し、ちょうどワンテーブルが埋まる人数に参加いただきました。

【「ミニ歴史講座」の様子】
講座では、『越の日本海ネットワークと敦賀 』をテーマに、”先史時代の敦賀”から”松原客館の謎”までを学びました。
あらためて、敦賀(角鹿)は大陸と拓けた港(津)、そして琵琶湖でつながる畿内との結節点の位置付けにより、「百伝う(ももづたう)」まちとして形成され、以降、地域史を語る上での根幹となっていることを認識した次第です。
ボリューム的にとても一度で終わらないため、シリーズテーマとし、次回の第2講は、”古代の北陸道”から中世までを予定。
深遠で連綿たる敦賀の地域史を深掘りしていきますので、ぜひご参加いただければ幸いです。
※次回は、9月20日(日)10時30分〜
※第2講も糀谷会長に講師を務めていただきます
こうしてダブルヘッダーを終え、大変充実した一日。
気持ちも新たに今日から1週間。
この後は、朝の街頭活動からスタートしてまいります。
2026年8月23日
ブログ 活動報告
今日は二十四節気の「処暑(しょしょ)」。
ネットの説明によれば、“厳しい暑さも和らぎはじめ、時折漂う涼しい風。耳を澄ませば秋を気配を感じる心地よい虫の鳴き声が聞こえてくる季節です。”とあります。
私の中では「とうろう流しと大花火大会」が終わってまず第1弾、そして第2弾は夏の甲子園で、決勝戦が終わると“夏の終わり”を感じるもの。
昨日、甲子園は、智弁和歌山高校の5年ぶりとなる優勝で幕を閉じました。

【閉会式が行われた甲子園球場(わが家のテレビ画面にて)】
“終わり”の気持ちは、“熱戦”がこれで見れなくなるという寂しさも相まってのことと自己分析するところですが、そんな気持ちとは別に今日、明日と猛暑日予報。
確実に秋が近づいてきているとはいえ、しばし続く残暑に注意していきましょう。
と言いつつ、活動の方はネジを巻いて、本日はダブルヘッダー。
1件目はプライベートで、気比史学会の「ミニ歴史講座」。
10時30分より、敦賀駅西口の「ちえなみき」2階にて開催します。
テーマは『越の日本海ネットワークと敦賀 』で、講師は当会の糀谷好晃会長。
“これを聞けば敦賀の地域史が分かる”講座になろうかと思いますので、ぜひお楽しみに、かつお気軽にお越しください。
2件目は議員活動で、ひばりケ丘町での「やまたけタウンミーティング」。

【先日、町内全戸配布した開催お知らせ】
こちらは、8月18日のブログでご紹介したため再掲となりますが、お堅い「活動報告会」のネーミングを、やわらかい雰囲気の「やまたけタウンミーティング」に改めて開催するもの。
私からの活動報告タイムを含め、ざっくばらんにお話しするスタイルで進めますので、こちらもぜひお気軽にお越しください。
なお、町外の方ももちろん参加OKですが、駐車場が2台分しかありませんので、その点ご留意を。
こうして公私の違いはあれど、いずれも情熱をもって取り組んでいること。
甲子園の熱戦の如く、気持ちは高校球児、全力投球で頑張ってまいります。
2026年8月22日
ブログ 防犯/防災
国民民主党では今日から代表選挙(8月22日告示、9月6日臨時党大会)。
詳しくはまたお伝えしたいと思いますが、現代表の玉木雄一郎氏と元航空自衛官の衆議院議員 橋本幹彦氏の両名による選挙となります。
私は福井県連の選挙管理委員として中立の立場を取りつつ(投票権はあります)、期間中を通しての討論会等により、わが党、そして日本のいま、これからを大いに語り合っていただきたいと期待する次第です。
さて、話題は変わりまして、この2ヶ月ひそかに続いている、わが町内に出没する“ハクビシンとの戦い”。
本件に関しては、やまたけブログでもこれまで2回投稿しており、1度目は6月15日、町内で相次ぐハクビシンの出没情報に、同12日には敦賀市の農林水産振興課 有害鳥獣対策室のご担当2名、猟友会の方1名にお越しいただき、出没情報のあった地点を一緒に回るとともに、地域住民から話を聞いた上で、檻を設置したことをご紹介(詳しくは以下リンクにて)。
→2026年6月15日ブログ『有害獣に注意』はこちら
2度目の投稿は、6月25日。
続く出没情報を元に、追加で檻を設置(最初のものと合わせて合計3基)。
町内に仕掛けた檻のどれか一つにでも捕獲されることによって、ハクビシンにとっては「ここは怖くて住みにくい町」と思わせること、住民の皆さまにとっては、不安材料が一つでも減ることにつながればと、引き続き有害獣担当として対応する所存ですと、思いを書き置いたところ(詳しくは以下リンクにて)。
→2026年6月25日ブログ『町内に3つ目の捕獲檻(オリ)を仕掛ける』はこちら
「仕掛けたからといってすぐに捕獲されるわけではない」とのことで、以降は、「捕まった!」との連絡を待ちつつ、最初の檻を設置してから2ヶ月が経過しましたが、残念ながら音沙汰なし。
一方、その間も出没情報が相次いでおり、日中に悠々と歩く姿や人と会ってもすぐに逃げないなど。
また、道路を左右確認して渡っていたともあり、すっかり住民の一員になってるような態度に「これはいかん!」と、昨日は、最初からご対応いただいている市のご担当と猟友会の方にお越しいただき、今一度、自身がプロットした“出没マップ”も参考に、今の3基を撤去し、新たな場所に檻を仕掛け直した次第です。

【一昨日、私自身が発見したハクビシン。この後、溝の中に逃げていきました。】
まさに、“イタチごっこ”ならぬ“ハクビシンごっこ”状態となっていますが、知恵の絞り合いに負けぬよう、住民から寄せられる出没情報を元に、データから通り道、居場所を予測し捕獲できればと思います。
なお、敦賀市ホームページの『鳥獣被害対策について』を見るに、野生鳥獣(イノシシ、ニホンジカ、ニホンザル、ハクビシン、カラス等)による被害を減少させるためには、「野生鳥獣たちにとって居心地の悪い環境」を作ることが大切であること。
獣害対策の基本 その1「みんなで取り組む」では、“野生鳥獣が出没した場所だけで対策をしても、その周辺に被害が移動するだけで、根本的な解決はできません。獣害対策は、集落の役員さんなど特定の人だけに任せっぱなしにせず、大人も子どもも、農家も非農家も、みんなで取り組むことが大切です。”とありました。
わが町内においては、意識をもって情報を寄せていただくことやエサ場にしないことが、「みんなで取り組む」ことになろうかと思いますので、引き続きご協力いただけますようお願いいたします。
結びに、昨日も約1時間半。
的確かつ丁寧に、汗びっしょりになりながらご対応くださいました有害鳥獣対策室のご担当者様、猟友会の方には心より感謝と敬意を表すとともに、今後ともよろしくお願いいたします。

【昨日、新たに仕掛けた捕獲檻。どうか捕まりますように。】
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