みんなで賃上げ。ステージを変えよう!

ブログ 働く仲間とともに 敦賀市議会

昨日の敦賀市議会は、補正予算審査のための予算決算常任委員会を開催。
 
全体会では、事前通告のあった14件について基本質疑した後、各分科会に分かれての審査を行いました。
 
私の方は、基本質疑では4件について質疑、分科会では文教厚生分科会長として議事運営に務めました。
 
分科会では、所管する福祉保健部、教育委員会、市立敦賀病院の各予算に対し質疑がされ、自由討議の場では、先般の議員説明会で今年度約2.5億円の赤字決算見込みであることや、今後の厳しい財政運営を踏まえた中期経営計画について説明を受けた市立敦賀病院関係について、活発な討議がされました。
 
ざっくり言えば、委員各位の思いは「我々として一層、市立敦賀病院の財政・経営状況を適宜ウォッチしていかないといけない」と受け止め、討議で挙げられたご意見を踏まえ、文教厚生分科会あるいは委員会としての対応を協議していく旨、分科会長として申し上げた次第です。
 
なお、市立敦賀病院の中期経営計画(案)に対しては、現在パブリックコメントが募集されていますので、以下リンクをご覧ください。
 
 →第3次市立敦賀病院中期経営計画(案)に対するパブリックコメントはこちら(敦賀市HPより)
 
こうして日中の議会を終え、夜は連合福井が主催する「連合アクション 2024春季生活闘争 総決起集会」に連合推薦議員団の一人として出席。
 
この集会は、春闘に向けた組織内の士気高揚と社会的な機運醸成のため、「連合アクション」全国統一行動日に合わせ、各地方連合が同日同時刻に開催するもので、福井県では、地域協議会のある福井、丹南、嶺南の3会場をオンラインでつないで行われたもの。
 
既に春闘交渉に入っている労組があることや冬場の天候を考えれば、オンライン開催は非常に有用な手段と感じた次第です。
 
嶺南会場のニューサンピア敦賀に向かうと、一室には各構成産別ののぼり旗が掲げられるとともに、連合役員、多くの組合員の皆さんが参集されていました。
 
集会では、矢野義和 連合福井会長の主催者挨拶に始まり、杉本達治 福井県知事からはメッセージビデオでの来賓挨拶、続いて2024春闘に対する取組み報告、今春闘にかける思いを各会場から1労組づつ発表したほか、「2024春闘川柳コンテスト」結果発表、総決起集会アピールの採択の後、ガンバロウ三唱で3会場の思いをひとつにしました。
 
毎回、感心するほどの力作が並ぶ「春闘川柳」では、「満額が照らす未来の道しるべ」が最優秀賞に輝いたほか、優秀賞では、「待ってますベアとかがやき大歓迎」と北陸新幹線開業と掛けたものもあり、今回も川柳に込めた、春闘への意気込みを感じたところです。
 
集会アピールにあったよう、昨年の春闘で30年ぶりの賃上げ水準を実現しましたが、デフレマインドを完全に払拭するには、昨年以上の賃上げを継続していくことが不可欠であることから、さらに前へ、さらに上へと進み続けなければなりません。
 
賃上げを中心とする「人への投資」を起点とした経済への好循環へと、ステージ転換を着実に進めるための交渉がいよいよ本格化します。
 
2024連合春闘スローガンは、「みんなで賃上げ。ステージを変えよう!」
 
スローガンのもと集う連合の仲間、さらには鍵を握る中小の皆さんを始め、今春闘で「早期有利解決」を獲得されますこと心より応援いたします。
 

【日経平均株価は34年ぶりに史上最高値を更新。賃上げで「人への投資」を!】

逆境を乗り越える力は「仲間」の存在

ブログ 働く仲間とともに

逆境を乗り越える際、力になるのは「仲間」の存在。
 
一昨日は、電力の仲間である「福井県電力総連」の会議、働く仲間の「連合福井嶺南地域協議会」(以下、嶺南地協)の街頭行動に参加をし、改めてそのことを感じた次第です。
 
まず、県内の電力関連産業労働組合で構成する福井県電力総連では、敦賀市内で開催された代表者・派遣役員合同会議にお招きいただき、活動報告の機会を頂戴しました。
 
会議の場には、同じ推薦議員として、山本優・南越前町議会議員、小幡憲仁・高浜町議会議員も出席(堀川秀樹・福井市議会議員は都合により欠席)。
 
報告の前に、能登半島で停電復旧にあたる現場の様子を動画で拝見し、倒壊した家屋の間を縫うように進み、1本1本電柱を建て替え、傾倒した電柱の先端(高所)で部品を取り替えるなど、過酷で危険な状況のなかで作業に奮闘される「電力マン」の姿に感銘を受けました。
 
私からの報告では、冒頭、地震でお亡くなりになった方々へのご冥福をお祈りするとともに、被災された方へお見舞い申し上げたうえで、動画にあったよう、被災地で停電復旧にあたっていただいているすべての電力関連産業で働く仲間の皆様に敬意と感謝の思いを伝えました。
 
今朝の時点で、残る停電戸数は約2000戸(北陸電力送配電HPより)。
 
引き続き、安全を第一義に復旧対応をお願いするとともに、私からは自身の活動状況に加え、皆様との連携のもと「エネルギーの未来都市・敦賀」に向け、今後も取り組む旨お話しした次第です。
 
私自身、労組役員時代にお世話になった福井県電力総連。
 
揺るがぬ「結束力」をもって、ますます発展されますこと祈念いたします。
 
また18時からは、北川博規・福井県議会議員とともに嶺南地協の街頭行動に参加。
 
雪の残る白銀交差点にて「連合・全国一斉なんでも労働相談ダイヤル」、「連合アクション」の周知活動を行いました。
 
嶺南地協の役員さん、推薦議員団でマイクを回し、「連合アクション」では、持続的な賃上げの必要性や非正規労働者の処遇改善などを始め連合大の取り組みを、「全国一斉なんでも労働相談ダイヤル」では、常設している相談ダイヤルについて、2月6〜7日は集中的かつ時間を延長して受付ける旨の周知街宣を行いました。
 
マイクリレーを受け、私も暫しお話ししましたが、パワハラヤセクハラなど「職場」のこと、不払い時間外労働や不当な処遇など「働き方」に関することなど、おかしいな、辛いなと思われている方は決して一人で悩まず、フリーダイヤル「0120-154-052(いこうよれんごうに)」までご相談くださいと呼び掛けました。
 
泣き寝入りしていては、環境も社会も変わりません。
 
労働相談の受け皿は「連合にあり」と、ぜひ頼っていただき連絡いただければと思います。
 
なお、この日はグッと冷え込み、街頭宣伝している時間は手がかじかむ寒さでしたが、そのような環境でも元気良く活動できるのは仲間の存在あってこそと感じた次第。
 
こうして、福井県電力総連ならびに嶺南地協の活動に参加をし、改めて「仲間」がいることの心強さ、頼もしさを感じた訳ですが、そうした思いをお返しすべく、引き続き「働く仲間の声」を大切に、自身の役割を全うしていく所存です。
 

【活動を終え嶺南地協メンバーで記念撮影。頼もしくも心強い仲間です。】
 
さて、本日2月3日は「節分」。
 
一年間の邪気を払い、無病息災を願う日とされています。
 
今年は我が家のことのみならず、能登に思いを寄せ、しっかり豆まきしたいと思います。

STOP長時間労働 〜あなたの働き方は大丈夫?〜

ブログ 働く仲間とともに

習慣化した月曜朝の街宣活動。
 
昨朝も意気込んで向かうと、いつもの交差点の角々には「年末の交通安全県民運動」一斉行動のため、のぼり旗や横断幕を持った方が多数立たれていました。
 
これは中止したほうがと思ったものの、せっかくの機会と、責任者の方(活動していたのは市内の保険会社の皆さんでした)に一緒に「交通安全」の呼び掛けをさせていただけないかお伺いしたところ、「どうぞどうぞ」と快諾を頂戴。
 
早速、トランクから拡声器とマイクを取り出し(勿論、自身ののぼり旗はなし)、暫しの間、ちょうど1週間前に発生した信号機のない横断歩道で発生した死亡事故を強く念頭に置きながら、交通安全県民運動の取り組み内容について呼び掛けた次第です。
 
昨日は、市内各所でも周知活動が行われたところですが、改めて交通安全に十分注意した車の運転、歩行をお願いいたします。
 
その後、午前中は、市議会の文教厚生常任委員会、夜は、連合福井嶺南地域協議会 の皆さんと街頭行動。
 
自身が委員長を務める文教厚生常任委員会では、本委員会に付託された条例改正議案、請願それぞれ2件の審査を行いました。
 
早いもので、今定例会も残すは14日の予算決算常任委員会、19日の最終日のみとなりましたが、最後まで慎重に対応していきます。
 
また、夜の「連合福井嶺南地域協議会(以下、嶺南地協)」の皆さんとの街頭行動は白銀交差点にて。
 
小雨降るなか(アーケードの下で助かりました)、12月13日(水)〜14日(木)に開設時間を延長(9:00〜19:00)して実施する「連合全国一斉集中 労働相談ホットライン」の取り組みを周知しました。
 
主題は「STOP長時間労働 〜あなたの働き方は大丈夫?〜」。
 

【配布したティッシュに同封の啓蒙チラシ】
 
街頭では、嶺南地協役員の皆さん、推薦議員団として北川博規 福井県議会議員、そして私とマイクをつなぎ、順次呼び掛け。
 
併せて、アルプラザ敦賀の各出入口では、チラシ入りのティッシュ配布。
 
長時間労働や残業代未払、休憩時間やメンタルヘルスなど、労働に関するあらゆるカテゴリーにおいて、「これっておかしくない?」と感じていらっしゃる方、働く環境でお悩みの方はご遠慮なく、フリーダイヤル「0120-154-052(いこうよ れんごうに)」までご相談くださいとお伝えした次第です。
 
もちろん、労働組合がある方は組合への相談が先ですが、組合がなく、一人で悩んでおられる方は「泣き寝入り」で終わらせず、ぜひお電話いただけますようお願いいたします。
 
活動は、用意したティッシュを全て配り終えたのを合図に終了。
 
最後は記念撮影をして解散しましたが、こうして連携いただいている連合の仲間との活動は私の原点。
 
引き続き、日々汗して働く皆さんの視点、目線をもって取り組んでいきます。
 

【活動をともにした皆さんと記念撮影。今後とも宜しくお願いいたします。】

進む東海第二発電所の安全性向上対策工事

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敦賀市議会は、今日から金曜日に掛けて一般質問。
 
昨日の福井新聞にも掲載されていたとおり、正副議長を除く全議員が質問するのは5年ぶりとのこと。
 
6名が質問に挙げているよう、関心の高い金ケ崎周辺整備関連を始め、多種多様な視点からの質問がされますので、お時間の許す方はぜひ議場での傍聴や敦賀市議会インターネット中継などにてご覧いただければと存じます。
 
参考まで、全議員の質問通告内容を以下にリンクしておきます。
 
 →発言通告一覧はこちら
 
さて、議会が休会中の合間を縫って、一昨日は茨城県東海村に行ってきました。
 
目的は、原電グループで働く皆さんを対象とした、寺門さだのり東海村議会議員との合同活動報告会。
 
これまで、敦賀、本店と開催してきており、最後は東海地区ということで、1年ぶりに東海第二発電所(以下、東海第二)に。
 
現在、安全性向上対策工事を進める東海第二ですが、東海駅に到着し、発電所に向かう途中に見た、大型クレーンが立ち並ぶ風景から想像を上回る大規模な工事であることが分かった次第です。
 

【大型クレーンが並ぶ東海第二発電所。左手の排気筒横の建物が原子炉建屋(写真はPPの関係上、敷地外からのみ)】
 
到着後は、安全性向上対策工事の概要について説明いただきましたが、東海第二は2014年5月20日に原子力規制委員会に新規制基準適合性確認審査の申請を行い、2018年9月26日に原子炉設置変更許可、10月18日に工事計画認可を受けた後、現在、一連の工事を進めているところ。
 
地震・津波対策、竜巻による飛来物への対策や火山による降灰、森林火災から発電所を守るなど自然現象への対策、新たな電源設備の配備、様々な原子炉冷却設備の設置、環境への放射性物質の拡散抑制など、あらゆるリスクを想定した対策工事を並行して実施しており、それが先ほどのクレーンが立ち並ぶ状況になっていることを理解することができました。
 
 →東海第二の安全性向上対策工事の詳細はこちら
 
そうした発電所の状況を知ることができただけでも来た甲斐がありましたが、報告会の場では、敦賀で机を並べて仕事した同僚や労組役員としてともに活動した先輩など、旧知の方々にお会いできたうえ、再稼働に向けご尽力されている皆さんに対し、直接エールを送ることができ、私にとって本当に良い機会となりました。
 
なお、工事の規模が小さかろうが大きかろうが、何をおいても優先すべきは「安全」。
 
安全を第一義に、今後着実に工事の完遂に進むことを祈念いたします。
 
また、来年1月には、寺門さだのり議員が3期目の挑戦をされる東海村議会議員選挙が予定されています。
 
争点になるであろう東海第二の再稼働を始め、東海村の将来を左右するといっても過言でない選挙であると認識するところ。
 
組織の総力を挙げて戦うことは既に確認済みでありますが、私自身、同じ組織内議員の先輩のため、できることに精一杯取り組む所存です。

竹詰ひとし参議院議員、寺門さだのり東海村議とともに

ブログ 働く仲間とともに

昨日と続けて「国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議」(以下、COP28)の話題から入りますが、首脳級会合に合わせ、日米英、カナダ、韓国など約20の有志国は2050年までに世界の原子力発電能力を3倍に拡大することを目指す宣言を2日までにまとめたとのこと。
 
宣言では、気温上昇を1.5度に収める目標の達成に向け「原子力が重要な役割を果たす」と指摘したうえで、世界の原子力発電能力を2020年比で3倍に拡大するため協力し、国際金融機関を含め原子力への資金投入を進めることも確認するとあります。
 
日本の現行エネルギー基本計画では、2030年度の電源構成で20~22%を見込む(その達成すら既に危うい)とし、次世代革新炉の開発などにより原子力発電を推進するとしていますが、国際会議での宣言に名を連ねる以上、今後より具体的に、その道筋を示していっていただきたいと考える次第です。
 
さて、世界の潮流が原子力発電の存在価値を再確認するなか、昨日は、東京虎ノ門で開催された原電労組の組合員研修に出席。
 
朝に若狭原電紀行の皆さんとお別れした後、高浜町の若狭和田駅を出発。
 
敦賀駅で乗り換え約5時間の旅でしたが、久々に乗車したJR小浜線から見る嶺南の海と山の景色は風情があるもの。
 
北陸新幹線開業の一方で、地元のローカル線を大事にせねばと改めて認識したところです。
 
話しを元に戻し、入社13〜14年の組合員を対象とした研修には、約70名の皆さんが参加。
 
それまでのグループ討議などもあったせいか、会場に熱気を感じましたが、政治関連の研修ではまず、電力総連組織内議員の竹詰ひとし参議院議員(国民民主党)からご講演をいただきました。
 

【研修前の控室にて。左から寺門議員、竹詰議員、私。】
 
竹詰議員からは、党内情勢や国会での活動からエネルギー政策に至るまで、幅広い範囲について熱く語っていただき、まさに、現場の声を代弁する姿、熱量は参加者にも届いたものと思いました。
 
続いて、原電労組組織内議員として、寺門さだのり東海村議会議員、そして私からも活動報告。
 
それぞれより、東海村政、敦賀市政のトピックス紹介、自身の取り組みについて思いを述べた次第です。
 

【研修会場の様子。いつも通りのパワポスタイルで報告しました。】
 
入社13〜14年となれば、会社では屋台骨の中堅社員。
 
話していていも、組合員からのまっすぐ真剣な眼差しを感じたところですが、報告を終え感じたことは、職場の仲間の思いをしっかり受け止め、引き続き活動でお返しするのみということ。
 
研修会場を後に、暗くなり掛けた東京のビル群の中でネジを巻き直すとともに、こうして貴重な場を与えていただいたことに感謝した次第です。
 
そうした思いのもと、引き続き、同じ原電労組の組織内議員である寺門さだのり議員、そして国政では、電力総連組織内議員の竹詰ひとし議員、浜野よしふみ議員と連携を図りながら、地域の発展に貢献するとともに、エネルギー・原子力政策のみならず、現実的で真っ当な政治に向け、微力ながら尽力する所存です。

街頭活動、補正予算審査から定期大会挨拶まで「充実した一日」

ブログ 働く仲間とともに 敦賀市議会

週明けの昨日。
 
朝は街頭演説、日中は議会の予算決算常任委員会、夜はJR西労組敦賀地区支部定期大会と充実した一日を過ごすことができました。
 
街頭演説では、敦賀まつりや学校祭気分から抜け、通常通り登校する中高生達の姿、車中からは会釈で挨拶いただける方もおられ、元気をもらいながら約30分間、思いを伝いました。
 
その後は市役所に向かい、10時から補正予算審査のための予算決算常任委員会に出席。
 
議長以外の全議員が委員となっている予算決算常任委員会ですが、全体会では、事前に発言通告の通告のあった50件について順次質疑。
 
市側の部局を入れ替えながら、14時半過ぎまでに全質疑を終え、その後は分科会へ。
 
私が委員長を努める文教厚生分科会では、所管する教育委員会、福祉保健部、市立敦賀病院に関する予算案について審査しました。
 
分科会では、
 
◉私立認定こども園物価高騰対策事業費(46万1千円)
 物価高騰による経費増加に対し、高騰分の一部を補助(対象:1園)
◉障害者福祉施設改修事業費(今年度:124万7千円、令和8年までの改修費用合計:11億2477万円)
 老朽化や入居者の高齢化に伴う「やまびこ園」の改修
◉すみずみ子育てサポート事業費(397万7千円)
 一時預かりや子育て家庭におけるサポート事業
◉子育て世帯「ふく育ポイント」発行業務関連経費(254万8千円)
 県が実施する事業に係る事務の一部受託
◉一時預かり等事業費(294万9千円)
 仕事と子育ての両立等を支援するための一時預かり事業(松原保育園にて)
◉病院事業会計繰出金(902万円)
 物価高騰(電気代)による経費の増加について、県の補助スキームを参考に敦賀病院に対して補助
 
など、様々な事業に対し、多角的な審査ができたのではと認識した次第です。
 
その後、正副委員長と事務局にて、審査報告に向けた打ち合わせをし、終わったと思ったらもう17時前ということで、会派控室で書類整理をし、次はあいあいプラザへ。
 
第33回を迎えたJR西労組敦賀地区支部の定期大会では、日頃のご支援に対する感謝、北陸新幹線敦賀開業を3月に控える中において、並行在来線の運行や、金沢開業で経験した開業後の課題を皆さんからお伺いし、尽力していく旨、考えをお伝えしました。
 

【あいあいプラザで開催されたJR西労組敦賀地区支部定期大会の様子】
 
また、先週土曜日にJR西日本の社員さんとともに参加した、本町第3公園での「SLを磨こう!」に触れ、蒸気機関車の運転経験がある国鉄OBの方の「機関士の士は、武士の士と思い運転していた」との言葉を紹介。
 
まさに命懸けで鉄道を事業を支えてこられた先輩方の思いは、今も皆さんのスピリッツとして継承されているのだと、敬意を込めてお話しした次第です。
 
いずれも欠かすことのできない、ライフラインを守る電力と鉄道事業を守るJRとは、どこか仲間意識を持つもの。
 
今後も引き続き、敦賀地区支部の皆さんと連携を深め、活動にあたっていく所存です。
 
こうして充実した一日が過ぎ、議会のほうは、本日13時が一般質問の発言通告締切。
 
完成した通告書を今一度読み返し、早目に提出したいと思います。

思いを共有する仲間との「充実」した一日

ブログ 働く仲間とともに 政治

夏休みが終わり、敦賀市内の小中学校では1学期後半が始まった昨日。
 
私のほうは、ちょうど月曜日ということで、朝の街頭活動では、ツルガ薬局前の交差点を渡る粟野中学校生に挨拶するとともに、「1学期後半のスタート頑張ってください」とエールを送ることができました。
 
また、こうして久しぶりに見る、生徒たちが登校する姿からはやはり元気をもらえるものですね。
 

【私は引き続き、熱伝導で頑張ります!】
 
その後は、敦賀市議会の広報広聴委員会に出席。
 
前年度の資料(パワポ)を振り返ったうえで、今年度の「議会報告会」について議論しました。
 
改選により、メンバーの半数が変わった広報広聴委員会。
 
これまでも改良を重ねてきている議会報告会ですが、新たな若い委員の意見も取り込み、引き続き、市民の皆さんにとってより身近で、分かりやすい場となるよう検討を重ねていきたいと思います。
 
そして午後は、北陸三県で唯一開催される「国民民主党代表選2023」の街頭演説会のため金沢へ。
 
共同記者会見から街頭演説会まで、一騎打ちで論戦を展開している玉木雄一郎代表、前原誠司代表代行の熱き討論を拝聴しました。
 


【聴衆に熱く訴える玉木代表(上)と前原代表代行(下)の両候補】
 
両候補の、アプローチの仕方は違えど、国民民主党が「日本の政治を変える」との本気の思い、そしてそれを実現するための具体的な政策に感銘を受けた次第。
 
また、私自身、党所属議員の一人として、こうした考えをさらに広めていかねばと刺激を受け、会場を後にしたところです。
 
目白押しの予定の最後は、19時から若狭町レピアで開催の「F-TOP21敦美・若狭地区 合同議会報告会」。
 
※F-TOP21:正式名称は、福井総合政策フォーラム21。連合福井と連携議員団で構成する政策団体。
 
福井県嶺南地方を活動エリアとするF-TOP21敦美・若狭地区では、ほぼ定例会ごとに報告会を開催いただいており、昨晩も北川博規・福井県議会議員、小幡憲仁・高浜町議会議員とともに出席。
 
それぞれから約15分間、議会や活動の報告した後、意見交換をさせていただきました。
 
嶺南地域ということで、原子力に関連し、関西電力の中間貯蔵の件も意見として挙がりましたが、私からは、関電の対応に賛同する旨、お答えするとともに、地層処分を含めたバックエンドの問題は、原子力立地、電力消費地に関わらず、「自分ごと」として取り組まねばならないとの自身の考えをお伝えした次第です。
 

【議会報告会の様子】
 
こうして全ての予定を終え、21時過ぎに帰宅しましたが、1学期後半のスタート(私は関係ないのですが…)は、金沢から若狭町までの移動など充実した一日となりました。
 
と同時に、議会、政党、労働組合と様々な分野の方とお話しできた一日。
 
皆さんそれぞれポジティブで、「今よりさらに良く」との思いを共有できる仲間がいることは幸せなこと。
 
今後も一日一日の時間と、こうした仲間を大切に活動に励んでいきます。

「原電総連第36回定時大会」を開催

ブログ 働く仲間とともに

昨日、北陸新幹線金沢-敦賀間の走行試験が9月23日から開始されるとお伝えしましたが、福井新聞の記事では、1973年の整備新幹線計画から半世紀を経て、県内に初めて新幹線が乗り入れることを知りました。
 
私は1972年生まれですので、赤ちゃんの頃に立ち上げた計画がようやく実を結ぶと考えると一層、感慨深い気持ちになったところ。
 
たまたま昨日は東京出張ということもあり、敦賀駅前立体駐車場を利用しましたが、いつも停める屋上階からの新幹線敦賀駅は改めて圧巻。
 
50年の間に携わった方々の思いも載せて乗り入れる新幹線車両ですが、9月23日には、お気に入りのこの場所から歴史的瞬間を見届けたいと思った次第です。
 
その後は、一路東京へ。
 
神田エッサムホールで開催の「原電総連第36回定時大会」に出席してまいりました。
 
母体の原電労組、原電エンジニアリング労組で構成する原電総連はまさに「我が家」のような存在であり、東海、本店、敦賀と三方より大会会場に集まって来られる方との再会は心落ち着くもの。
 
また、ご来賓として電力総連会長代理の酒井昌也様、参議院議員の竹詰ひとし様には、お休みにも関わらずお越しいただき、激励のご挨拶を頂戴するなど、私も元気をいただいた次第です。
 
今大会では、来年1月施行予定の東海村議会議員選挙に三度、「寺門さだのり」議員を擁立し、組織の全力を挙げて戦う旨、必勝決議したほか、役員改選では、甲田文彦会長ならびに浅井まり子副会長が退任され、新たに岩本正雄事務局長が会長に、刀根照幸氏(原電エンジニアリング労組委員長)が副会長に就任されるなど、転換期の大会となりました。
 
ここに改めて、甲田前会長、浅井副会長のこれまでの長きに亘るご尽力に敬意と感謝申し上げるとともに、新たなステージでのご活躍を祈念いたします。
 
私のほうは、後段で組織内議員としての挨拶のお時間をいただき、日頃のご支援へに対する御礼や敦賀市政のトピックス、最後は現場で汗して働く皆さんの思いを受け止め、今後も活動に邁進する旨、お誓い申し上げました。
 

【組織内議員としてのご挨拶】
 
なお、挨拶の場では、普段街頭演説をする際のスタイルを紹介するため、「こくみんうさぎ」を胸ポケットに。
 
当然、皆さんの視点は胸にいっておりましたが、趣旨を説明した際には自然と笑みが浮かび、和やかな空気となりました。
 
この手法は母体だからこそできることとは思いつつ、他でも機会を見て、相棒の「こくみんうさぎ」とともに国民民主党の党勢拡大に努めてまいる所存です。
 

【胸ポケットの「こくみんうさぎ」とともに思いをお伝えしました】
 
大会は最後、岩本新会長の挨拶で締め、第36回目となる大会は閉会となりました。
 
昨年のこの大会では、私の必勝決議をいただきましたが、次の戦いは来年1月。
 
「寺門さだのり」議員の必勝に向け、再び組織力を最大限発揮できるよう、今度は伝える側の「熱伝導」で、私もともに戦い抜く所存です。

関西電力労働組合「第15回 若狭地区本部定時大会」にてご挨拶   

ブログ 働く仲間とともに 原子力

昨日のブログにて、日本原子力研究開発機構の「もんじゅ」で蓄積された知見が今後に生かされることを期待すると述べましたが、ちょうど視察をさせていただいた12日には、資源エネルギー庁の高速炉開発会議戦略ワーキンググループが開催され、その中で、高速炉実証炉の開発に向け、三菱FBRシステムズ(MFBR)が提案する「ナトリウム冷却タンク型高速炉」を概念設計対象に、将来的にその製造・建設を担う中核企業として三菱重工業を選定したとのこと。
 
今回、概念設計対象として選定された「ナトリウム冷却タンク型高速炉」は、同じナトリウム冷却型でもループ型の高速増殖原型炉「もんじゅ」とは異なる仕様ですが、フランス、中国、インドなど、海外では多く採用されているものであり、今後、資源エネルギー庁では、高速炉開発の司令塔となる組織のあり方について検討していくともありました。
 
2022年末の原子力関係閣僚会議にて、高速炉開発の戦略ロードマップを改訂し、「常陽」、「もんじゅ」を経て、民間企業による研究開発が進展し、国際的にも導入が進んでいることから、ナトリウム冷却型高速炉を「今後開発を進めるに当たって最有望」と評価して以降、2024年以降の概念設計を開始するに当たって最有望となるナトリウム冷却型高速炉について、その炉概念の仕様・中核企業選定のための公募を3月より行っていたものでありますが、こうして具体的な選定がされ、開発が前進することを歓迎するところ。
 
なお、これを受けて日本原子力産業協会の新井史朗理事長が発表したメッセージ、「今後の高速炉開発に伴う関係産業の全体の実力涵養とともに、若者の原子力技術への興味を高め、人材育成にも寄与するものとして大いに期待したい」には、私も全く同感。
 
日本の科学技術と原子力の将来に、夢を持って携わってくれる若者が一人でも増えることにつながればと思う次第です。
 
さて、こうして明るいニュースに触れた昨日は、関西電力労働組合「第15回 若狭地区本部定時大会」にて来賓としてお招きいただき、ご挨拶の機会を頂戴しました。
 
会場入りの前には、以前、私が労組本部役員を務めていた時にお世話になった、関西電労本部執行委員長の方とも久々に再会、お話しすることもでき、大変嬉しかった訳ですが、聞けば、大雨で特急が運休となり、この日は自家用車で大阪から来られたそう。
 
普通であれば、欠席としてもおかしくない状況であったかと思いますが、大会に参加される皆さんに何としてでも思いを伝えたいとの「気概」を大いに感じた次第であり、組織のリーダーのその姿勢に心打たれました。
 
私のほうは、連合福井の矢野会長に続きご挨拶をさせていただきました。
 
先の敦賀市議会議員選挙はもとより、日頃のご支援に対する感謝を述べた後、6月定例会の一般質問で取り上げた「次世代革新炉」を進めるに当たっての考えや国家的課題である「高レベル放射性廃棄物の地層処分」に関わる取り組みの重要性など、原子力に携わる立場として共有いただきたいことをお伝えしました。
 

【多くの代議員さんらを前にご挨拶。真剣に耳を傾けていただいたことに感謝。】
 
最後には、原子力職場に働く皆さんの思いを受け止め、今後も活動に邁進する旨、お約束申し上げるとともに関西電労若狭地区本部の益々のご発展をご祈念申し上げ、挨拶を閉じました。
 
なお、今大会をもって退任される若狭地区本部の藤本委員長におかれましては、委員長が大飯支部の時代からお付き合いさせていただいたこと、また何より、長きに亘り、この厳しい時代にあっても明るく、実直に組織を牽引されてこられたことに対し敬意を表するとともに感謝申し上げます。
 
今後は職場に戻られるとのことですが、藤本さんの新たなステージでのご活躍を心よりご祈念申し上げます。

「同志」と「仲間」に感謝の一日

ブログ 働く仲間とともに

いつも通り、街頭活動からスタートした週始めの朝でしたが、昨朝は感謝感激することが。
 
以前から、Twitterでつながっている国民民主党支持者の方が何と、東京、兵庫、石川から応援に駆けつけてくれました。
 
3名のうちお二方は、以前に敦賀をご案内をさせていただいたこともある間柄とはいえ、こうして一緒に活動するのは初めて。
 
街頭では、お三方のことを紹介したうえで、国民民主党の主要政策を柱にお話しましたが、その間、それぞれ持参いただいたアイテム(こくみんうさぎのパペットなど)でお手振りいただきました。
 


【同志の3人にご協力いただいた昨朝の街頭活動。いつも以上に熱が入りました。】
 
こうして、私なんぞのために遠方よりお越しいただいたことに感謝しかありませんが、同じ政党を支持する同志として、今後も引き続き連携していきたいと思います。
 
お三方、本当にありがとうございました。
 
さて、同志と言えば、働く仲間。
 
昨日午後は、連合福井嶺南地域協議会主催の「働く仲間の職場見学会」が、コロナ禍を経て4年ぶりに開催され、東洋紡敦賀事業所の見学をさせていただきました。
 
かの渋沢栄一を創設者とし、1882年の創業から、昨年140年を迎えた東洋紡に関しては、これまでこのブログでもご紹介してきたところ。
 
見学会では、会社側から石丸事業所長、労組からは寺田支部長からご挨拶をいただいたのち、事業概要の説明がありました。
 
事業所長のご挨拶の中では、「なすべきことをして世の中を豊かにし、自らも成長する」との意味を持つ「順理則裕(じゅんりそくゆう)」が企業理念にあることをご説明いただき、こうして140年に亘って渋沢栄一のスピリットが継承されていることに改めて感心した次第です。
 

【会場の様子。お話しされているのは石丸事業所長。】
 
その後は、事業所の主力でもある「フィルム工場」の見学、企業の歴史や数々の製品を紹介する展示室をご案内いただきました。
 
ペットボトルや液晶テレビのフィルムを始め、世界最強の強度を持つ「ザイロン」、メディカルの分野では「PCR検査キット」などなど、製品も多種多様でまさに「なすべきことをして世の中を豊かに」を実践する企業であると感じました。
 

【展示室でも丁寧に説明いただきました。】

【おまけのご紹介です。】
 
その後の質疑でも活発に質問が出され、丁寧に回答いただきましたが、4年ぶりの企画に対し、大変丁寧にご対応いただいた東洋紡の労使の皆様に感謝申し上げる次第です。
 
連合福井嶺南地協では、今後も定期的に職場見学会を開催していきたいとのことでしたが、やはり仲間が働く会社のことを知るというのは、組織力を高める上でも大事なこと。
 
今回、北川博規県議と私は、連合福井組織内議員の立場で参加させていただきましたが、是非またその機会があれば積極的に参加していきたいと思います。
 
その後、さらに18時30分からは、母体である原電総連敦賀総支部の「市政報告会」。
 
皆さんの前に立つと、4月の選挙を中心的にお支えいただいたことを思い返しましたが、約40分間、私からの報告と、質疑では貴重なご意見をいただきました。
 
こうして、昨日はまさに朝から晩まで、「同志」と「仲間」に感謝の一日となりましたが、ありがたき存在とともに、今後も活動を前に進めていければと思います。

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