原電総連第37回定期大会

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重なった予定。
 
どうしてもどちらかを選択しないといけないことは、皆様もあろうかと思いますが、私の昨日の重複は、地元ひばりケ丘町の「ふる里まつり(宵宮)」と母体の「原電総連第37回定期大会」。
 
いずれも大事なことは言うまでもありませんが、自分の中の判断として、組合の大会を優先することとし、町内の方には以前にお断りを入れていたところ。
 
お祭りに関しては、私自身、実行委員会に属し、企画から準備まで一緒に進めてきただけに大変残念でありますが、何卒お許しを。
 
さて、そうした経過を踏まえ、昨朝は「原電総連第37回定期大会」に出席のため、北陸新幹線で再びに一路東京へ。
 
始発の敦賀駅では、数えるほどの乗客でしたが、福井、金沢、富山と進むごとに増え、気付けば私の乗る車両は満車に。
 
ふと思えば、学校が夏休みに入ったばかり。
 
親子連れの割合の高い、賑わいに納得したところです。
 
大会の方は、以前に日本原電本社のあった神田で開催され、駅を降りると懐かしい感じがしましたが、会場では原電ならびに原電エンジニアリング労組役員の皆さんにお会いでき嬉しい限り。
 
13時30分から行われた大会は、冒頭の岩本会長のご挨拶に続き、上部団体の電力総連からは片山事務局長にお越しいただき、ご来賓としてのご挨拶。
 

【大会会場の様子】
 
議案審議が続いた後、何とこの日は岡山より、電力総連組織内議員の「浜野よしふみ」参議院議員に駆け付けていただき、来夏の参議院議員通常選挙に向け必勝決議をした上で、浜野議員からは、国政の状況をお伺いつつ、現実的なエネルギー政策の実現に向け取組む旨の力強い言葉がありました。
 

【力強くご挨拶される「浜野よしふみ」議員】
 
次第を進め、私もご挨拶の時間を頂戴。
 
6月定例会からは副議長に就任し、公務において、道路整備や原子力の活用に関し、国に直接意見、要望する機会をいただいていること。
 
加えて、地元にとっても非常に重要な敦賀発電所2号機の審査については、幕引きありき、且つ「悪魔の証明」を求める原子力規制委員会の姿勢に疑問を呈すと、自身の考えをお伝えました。
 

【気付けば浜野議員に囲まれつつ、私からもご挨拶】
 
このほか大会では、役員からのお話しや議案に対する質疑などを聞くに、いずれも気持ちを込めた内容ばかりであり、それぞれの持ち場で真摯に取組む職場の皆さんのために、一層頑張らねばとの思いを強めた次第です。
 
こうして大会を終え、夜遅くに敦賀に戻りましたが、一夜明け、今日はふる里まつりの本祭(神事・お神輿巡行など)
 
昨日欠席した分、張り切って役割を果たしてまいります。

第46回 原電エンジニアリング労組定期大会

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今冬降った雪が少ないうえ、梅雨もなければこの夏は渇水になるのではと危惧していたところ、気象庁は22日、中国地方と北陸が梅雨入りしたとみられると発表しました。
 
北陸は平年より11日、昨年より13日遅い梅雨入りとなりましたが、早速今日から明日に掛けては、梅雨前線が接近する影響から、北陸地方では警報級の大雨となる所がある見通しとなっており、留意が必要な状況。
 
また、天気予報を見るに、この先10日間は「晴れマーク」なし。
 
気が滅入る方もいらっしゃるかと思いますが、先の渇水リスクにあるよう、作物にとっても人間にとっても梅雨は必要であり、この時期の主役「紫陽花」がイキイキと咲く姿を楽しむ余裕をもって過ごしたいものですね。
 

【“きゅう”との散歩道に咲く紫陽花にも「待ってました」の梅雨がやってきました(写真は6月16日撮影)】
 
さて、前置きが長くなりましたが、昨日は東京神田で開催された「第46回 原電エンジニアリング労組定期大会」に来賓としてお招きいただきました。
 
原電労組とともに、日本原子力発電関連企業労働組合総連合(原電総連)を構成する同労組は、日頃より活動をともにする仲間であり、私の活動を支えていただいている心強き存在。
 
途中、組織の再編なども経験しつつ迎えた46回目の定期大会には、原電総連から柳井事務局長、組織内議員として寺門さだのり東海村議会議員、そして私の3名が来賓として出席。
 
それぞれ、挨拶の時間を頂戴しました。
 
私の方からは、日頃のご支援に対する感謝を述べた上で、「歴史の転換点」北陸新幹線開業を迎えた後の敦賀の現況に加え、原子力の長期停止が続く中にあっても、敦賀市の経済政策の基本的考えは「原子力を基軸とした産業の副軸化」であることを紹介。
 
また、物価やエネルギー価格高騰対策における政府(税を取って配る補助金方式)と国民民主党(再エネ賦課金など、取って配るくらいなら徴収しない)の政策の違いなどを例に、持続的な賃上げはもとより、30年に亘り停滞する日本を変えていくためには政治(政策)を変えることが必要不可欠であり、そのためには一層政治に関心を持っていただくことが重要とお願いした次第です。
 
結びには、原電エンジニアリング労組の今後益々の発展と、私自身、皆さんの代表として政治の場で取組むことをお誓い申し上げ挨拶を終えましたが、労組役員時代と同様「活動の原点は職場の声にあり」の考えのもと、皆さんとは引き続き、連携を図ってまいります。
 

【挨拶の様子】
 
大会会場を退室した後は、せっかくの機会と、東京で働く長女と待ち合わせ、暫し時間をともにし敦賀に戻りましたが、まちを歩くと東京都知事選のポスター掲示板が。
 

【スカスカの東京都知事選ポスター掲示板(品川駅前にて)】
 
新聞やネットでは、同じ顔が並ぶポスターや裸同然の女性の写真など、何かと物議を醸していますが、この品川駅前の掲示板はご覧のとおりスカスカ。
 
地方議会の選挙でポスターを貼っていない候補者は「やる気がない」と見られるのが常(もちろん、貼る貼らないは自由)ですが、東京は関係ないようですね。
 
いずれにしても、政治は「信なくば立たず」。
 
この言葉を肝に銘じ、今後も活動にあたる所存です。

原電労組 第67回定期大会

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昨日は、東京秋葉原で開催された「原電労組 第67回 定期大会」に、同じ原電労組組織内議員である寺門さだのり東海村議会議員と出席。
 
茨城県東海村、東京、敦賀と、事業所のある3拠点(労組では分会と呼ぶ)より、職場から選出された代議員が参集のもと、凛とした空気のなか開催されました。
 

【大会会場の様子】
 
大会は次第に従い進められ、岩本本部執行委員長からの挨拶の後、ご来賓としてお越しいただいた壬生(みぶ)電力総連会長、竹詰ひとし参議院議員(電力総連組織内国会議員)、岡田日本原燃労組委員長よりお言葉を頂戴しました。
 
このうち、竹詰ひとし参議院議員からは、国が電力市場を自由化にしておきながら、旧電力会社にのみ供給責任を負わせている(ストライキすることを認めていない)「スト規制法」見直しや巨額の国民負担に及んでいる「再エネ賦課金徴収停止法案」(国民民主党提出)、さらには河野太郎大臣が肝入りで設置した内閣府の「再エネタスクフォース問題」の件など、国会での取組みをご紹介いただきました。
 
また、日本原電が規制委員会の審査を進める敦賀発電所2号機に関しては、力強いお言葉と職場に対するエールをいただきました。
 

【国会での取組を熱く語る竹詰ひとし議員】
 
竹詰議員のお話しをブログにどこまで書こうか迷いましたが、昨日のうちに、議員自らFacebookで発信をされていましたので、以下そのまま引用いたします。
 
<以下、竹詰議員のFacebook投稿>
 
〜原電労組大会で挨拶~
6月15日(土)、原電労組第67回定期大会(@AP秋葉原)にて挨拶させていただきました。原子力規制委員会による敦賀2号機の活断層の審査には大変悔しい思いです。5月31日の同委員会審査会合では「活動性を否定することは困難」とする評価を示しました。私は浜野よしふみ議員(※)とともに審査の課題を国政で指摘し、職場のみなさんの努力が必ず実るよう最大限の応援をしてまいります。原電のみなさん、決して諦めずにともに頑張りましょう!
 
(※)同じく、電力総連組織内国会議員
 
会場で直接お話しを聞いた方が感じられたよう、このブログを通じてご覧になった日本原電の職場の皆さんにおかれては、こうした思いのもと、信念をもって取り組んでいただける存在があることをお知りいただければと存じます。
 
その後も議事は進められ、我々組織内議員も挨拶の時間を頂戴。
 
私からは、日頃のご支援に対する感謝をお伝えするとともに、敦賀市及び議会の現況や原子力立地自治体にとって極めて重要な次期エネルギー基本計画見直しに対する自身の考えをお伝えしました。
 
引き続き、現場で働く仲間の代表として恥じぬよう役割を果たしてまいります。
 

【私からも連帯のご挨拶】
 
最後には、大会スローガンを参加者全員で唱和し閉会しましたが、67回を数える歴史ある本大会の準備・運営にあたられた労組役員の皆さん、各分会から出席された代議員の皆さん、大変お疲れ様でした。
 
「寄り添う心 支える力 〜みんなで乗り越え 輝く未来へ〜」
 
引き続き、ともに頑張りましょう!
 

【寺門さだのり議員とツーショット。ポスターのご両名とも連携を図り、東海も敦賀も前進あるのみ。】

逆境を乗り越える力「ここにあり」

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「心晴れる景色」というのは皆様それぞれあろうかと思いますが、私にとってそのひとつが写真の景色。
 
快晴の昨朝は、水曜恒例の名子ヨットハーバー前での辻立ちでしたが、青い空に透き通る海を眺めながらの活動はまさに「心晴れる」もの。
 
気持ちも爽やかに、西浦地区を通行される皆さんにご挨拶したところです。
 
発電所勤務時代も感じていたことですが、この先を行けば、「北陸のハワイ」水島があったりと、四季折々、表情を変えて楽しませてくれるロケーションは「敦賀の宝」であり、日々通勤で眺められることは人生の「特典」であると思った次第です。
 

【昨日も原電労組役員の方にお手伝いいただき感謝】
 
さて、活動の方は、原電総連敦賀総支部の各職域で市政報告会を継続しつつ、先日はパナソニック・オートモーティブ・システム労組(PASU)の皆さんにもご報告、意見交換をさせていただくなど、支援労組さんとの連携を深めているところ。
 
そうしたなか、昨晩は母体である原電総連の「ソフトバレーボール大会」が開催されるとのことで、会場の敦賀市総合運動公園サブ体育館(第2競技場)に行くと大変なにぎわいが。
 
お伺いするに、原電、原電エンジニアリングそれぞれから計12チーム、約100名の参加とのこと。
 
組合員はもとより、管理職も参加しての行事とはいえ、100名もの人が集まるだけでもスゴいことですが、皆さん非常に楽しそうな表情を浮かべていることに、元労組役員の立場から、私も嬉しくなったところです。
 
また、開会式では、所狭しと並ぶ参加者を前に、私も一言ご挨拶の時間を頂戴し、日頃のご支援に対する感謝をお伝えした次第。
 

【準備運動時の様子】
 
その後は、所用のため会場を後にしましたが、さぞかし珍プレー好プレー、笑いあり、ケガなしのプレーで大いに盛り上がったことと推察したところです。
 
こうした行事に関してはよく、参加者が多ければそれだけで大成功と言いますが、労組であろうと会社であろうと、組織のさらなる連帯や団結力を高める意味において、こうしたレクリエーションが果たす役割は非常に重要であり、今後も引き続き、様々な趣向で継続いただければと思います。
 
組織力、団結力があれば、逆境も乗り越えられる。
 
これは、特に東日本大震災以降、労組役員として組織運営に携わる中で実感したことであり、長きに亘り敦賀発電所2号機が停止する日本原電にあって、逆境を乗り越えるとは「再稼働を果たす」ことと同義と考えるところ、その「原動力は人」であり、昨日の仲間の姿に、その力「ここにあり」と心強く感じた次第です。

今のこの国に国民民主党は必要

ブログ 働く仲間とともに 政治

東京出張の2日目は、「国民民主党・電力総連組織内自治体議員フォーラム」に出席。
 
国会会期中ということもあり、開始時間は8時。
 
党選対委員長でもある浜野喜史議員が司会進行役、党からは玉木雄一郎代表、榛葉賀津也(かつや)幹事長をお迎えしての充実した時間となりました。
 
代表からは、主に党が目指す政策や国会対応の現況、榛葉幹事長からは自治体議員との連携等についてお話しいただきましたが、ここでは、代表からあった内容をいくつかご紹介いたします。
 
<能登半島地震を踏まえ>
◉地震の際の志賀原子力発電所を巡る情報に対し、必要なことを全部出すと伝わりにくいことを学んだ。情報はかいつまんで短く、デマに対してはカウンターアタックが大事。「悪貨は良貨を駆逐す」との言葉があるが、そうさせてはいけない。
◉特に原子力に関しては、国からも正しい情報を発信することが必要と、政府に言い続けた。結果してあまり動きは見えなかったが、例えば中国絡みの情報戦となっている台湾では、フェイクニュースに対し12時間(か24時間どちらか)以内に担当大臣がコメントを出すというルールになっている。日本もそれぐらいしないといけない。
 
<再エネタスクフォース(TF)>
◉自然エネルギー財団が深く、国の根幹政策に関与していた問題。規制改革推進委員会のメンバーは総理大臣が選び、選ばれた方が座長となって「ワーキング」を設置するケースはあるが、「再エネTF」は河野太郎大臣が設置した何の正当性もない検討体。しかも、取りまとめた意見が総理にまで挙がってしまった。我が国のガバナンスは大丈夫なのかという思いとともに、意思決定の仕組みが歪んでいることが問題であり、徹底追及している。なお、この問題を取り上げているのは国民民主党だけ。
 
<サイバーセキュリティ>
◉我が国は「専守防衛」といっても、サイバー攻撃は受けたら終わり。反対する人は「憲法21条(通信の秘密は、これを侵してはならない) が〜」と言うが、アクティブ・サイバー・デフェンス(注1)の考えをもって対応していきたい。なお、電力関係者にも深く関係すること。
 
(注1)アクティブ・サイバー・ディフェンス(Active Cyber Defense)
サイバー攻撃を未然に防ぐ作戦のこと。主にサイバー攻撃に関する情報を事前に積極的に収集し、防御能力を高めるとともに、攻撃者を妨害することを指す。
 
<セキュリティクリアランス>
◉経済安全保障の観点から非常に重要であり、国際的な基準と横並びにすべきと考えるが、法制化した日本は2つ抜けている。まず一つが「ハニートラップ」が明示されていないことであり、これは運用を正しくしていく。二つ目は「政務三役」を根っこの対象から外していること。副大臣でもおかしな人がいたことを考えれば、一定のチェックを働かせる必要がある。こういうことを主張しているのも国民民主党だけ。
 
<ダブルケアラー法案>
◉子育てと介護を同時にこなさなければならない「ダブルケアラー」を支援する法案を提出している。不登校の数とほぼ同じ、全国に30万人存在すると言われる方々を支えていきたい。なお、「ヤングケアラー」の問題を含め、こども家庭庁の存在が、新たな縦割りをつくることにならないよう留意していく。
 
<賃金が上がる社会>
◉所得税の「基礎控除」は、憲法25条にある「すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」に基づくもの。生きていくために必要な経費を確保するためにあるが、この30年見直されたことがない。それはデフレだったからであるが、近年の物価高騰からいけば、給料が上がっても実入りの収入は変わらないどころか減っている人もいる。このため、わが党は「基礎控除の引き上げ」を主張している。ちなみにアメリカは「標準控除」(日本でいう「基礎控除」)を毎年見直している。財務省内でも、見直しをした経験のある人がいなくなってきているが、過去に学んでしっかりやっていただきたい。
 
<経済政策>
◉今の段階であの手この手を打つのは止めよと言っている。ロケットが大気圏外に出て、安定軌道に乗ってから色んなことをやっていくべき。賃上げが定着しきっていない今の段階は、ロケットが大気圏外に出る前に墜落する恐れがある。
 
<結びに>
◉いくら良い政策を言っても伝わらなければ意味がない。自治体議員の皆さんが伝えやすいよう見直していく。「今のこの国に国民民主党は必要」。
 
以上、ご紹介が長くなりましたが、玉木代表の思いが込められた「現実路線」の考え方を伺うとともに、その後の榛葉幹事長の内容も含め、ご両名とも「ド正論」直球勝負のお話しに、共感しっぱなしでした。
 
伺った「政策」と頂戴した「熱量」を敦賀に帰って伝えていく所存です。
 

【熱く語る玉木代表】
 
こうして出張を終え、帰敦(帰りは東海道回り)。
 
19時からは、若狭町の「リブラ若狭」で開催された「連合福井嶺南地域協議会・F-TOP21敦美・若狭支部 合同議会報告会」に出席。
 
F-TOP21とは「福井総合政策フォーラム21」の略称で、連合福井の各構成組合と推薦・連携議員で作る団体であり、敦賀市選出の北川博規県議、小幡憲仁・高浜町議とともに活動報告した後、参加者との意見交換を行いました。
 
活動の原点は職場と地域の声にあり。
 
今後もこうした場を通じて、定期的に連携を図ってまいります。
 

【報告会会場の様子】

2年ぶりの電力総連「組織内地方議員会議」

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明日の北陸新幹線敦賀開業から2ヶ月を前に、昨日は北陸回りでの東京出張。
 
実は、北陸新幹線を利用して東京まで行くのは初めてということで、この歳になっても「初体験」はワクワクするもの。
 
車両基地から敦賀駅に入線する「かがやき号」に乗車後、五月晴れに輝く白山、続く立山連峰を眺めながら、快適な時間を過ごしました。
 
北陸新幹線はトンネルばかりと言われますが、長野県に入ると、トンネルとトンネルの間に、今は残雪と緑のコントラストが美しい山々が浮かび、改めて風情のある路線と感じた次第です。
 

【長野県通過時の車窓より】
 
さて、こうして乗り換え無しで東京まで行けるという、ある種「優越感」に浸りつつ、肝心の出張先はといえば、東京京橋で開催される電力総連「組織内地方議員会議」。
 
この会議は、私のような電力総連の組織内議員として全国で活動する各級議員が一堂に会し、知見を高めるための講義や電力を取り巻く現況の共有、さらには議員間での情報交換を行う目的で、2年に一度開催しているもの。
 
昨日は、冒頭の電力総連会長からのご挨拶の後、「今後の我が国エネルギー安全保障に係る展望」と題し、社会保障経済研究所代表の石川和男氏より、続いて宇都宮大学地域デザイン科学部教授の中村祐司氏より、「これからの地方議会・議員のあり方」について講義を拝聴。
 

【会議会場の様子。挨拶されているのは壬生(みぶ)電力総連会長。】
 
休憩を挟み、組織内国会議員の竹詰仁(ひとし)、浜野喜史(よしふみ)両参議院議員より国政報告と続きました。
 
加えて、浜野議員からは、既に組織内で候補予定者として擁立を決定している来夏の参議院議員通常選挙に向けた決意が述べられ、出席者の思いをひとつにした次第です。
 
第2部の懇親会では、限られた時間ではありましたが、全国の同志の皆さんと意見交換。
 
旧知の仲の方との再会、SNSでつながっている複数名の方とも直接対面でき、意気投合するなど、大変有意義な場となりました。
 
このような全国とのパイプは自身にとっての財産。
 
新たに生まれたネットワークを含め、今後も皆さんと連携を図りながら活動を進めていく所存です。
 
本日は、この後8時より国民民主党 玉木代表、榛葉幹事長との意見交換。
 
こちらも有意義な時間となるよう臨んでまいります。

「働くことを軸とする安心社会」の実現に向けて 〜第95回福井県中央メーデー〜

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最大で10連休となる今年のゴールデンウィーク(GW)。
 
昨日は、東京で働く長女も「初」北陸新幹線で帰省。
 
大きな敦賀駅に驚いていましたが、正月以来の敦賀滞在。
 
暫しの期間ではありますが、ゆっくり英気を養ってくれればと思います。
 
さて、そんなGWの初日は「メーデー」から。
 
本来5月1日のメーデー(May Day)は、古くからヨーロッパでは「夏の訪れを祝う日」とされ祝日とされてきた一方、低賃金と長時間労働に苦しめられていた米国の労働者がゼネラルストライキ(全国的な規模で行われる労働争議)を行ったのが1886年の5月1日であり、翌年以降も同日にゼネストを実施。
 
この動きが世界の労働組合に広まり、1890年5月1日に第1回国際メーデーが多くの国で開催され、これが今に続く「労働者の祭典」としてのメーデーの起源となっています。
 
日本では1920年5月2日に第1回メーデーが東京・上野公園で開かれたものの、第二次世界大戦中は政府により開催を禁止。
 
戦後、労働組合の活動再開とともに再び開かれるという変遷を経て、現在では、米国の労働者が労働条件の改善を訴えたその想いを受け継ぎつつ、働く仲間とお互いをねぎらい、たたえ合いながら、家族や地域の皆さんにも楽しんでもらえる一大イベントとして世界中で愛されています。
 
そのメーデも今年で「95回目」。
 
連合福井が主催する「第95回福井県中央メーデー」は、福井・丹南・嶺南の3会場をオンラインでつなぎ、福井会場には杉本知事、嶺南会場(敦賀:プラザ萬象)には、米澤敦賀市長、松崎小浜市長、渡辺若狭町長がご隣席のもと開催されました。
 
式典の最後「メーデー宣言」では、石川県能登半島での大地震発生から118日目となり、一日も早く平穏な日々が取り戻せるよう心から願うとともに、ウクライナ侵略やミャンマー軍事政権、パレスチナ自治区における人道危機など、平和と秩序を武力で破壊する暴挙を決して許してはならないこと、持続的な賃上げの実現、労働者の地位や労働条件の向上、民主主義の発展や恒久平和を希求するメーデーの社会的意義は不変であることを確認しました。
 
式典に続く、「嶺南地区メーデーフェスティバル」では、冒頭、連合福井嶺南地域協議会の幸田議長、米澤敦賀市長よりご挨拶。
 

【挨拶される米澤光治敦賀市長】
 
ステージイベントや各種ワークショップ、キッチンカーなどに、多くのご家族が訪れ、楽しまれる様子が微笑ましく映りました。
 

【最後に行われた「わくわく抽選会」の熱気は凄かったです。】
 
結果、私もほぼ会場にいて様々な方とお話しでき、大変有意義な一日となった訳ですが、先の「メーデー宣言」にあったのは、「日本の持続可能性に関わる構造的な課題の解決は待ったなしである。私たちは『働くことを軸とする安心社会』の実現に向けて、政策課題の改善に真正面から取り組み、(中略)国民目線・働く者本来の政策実現に共に力を尽くす議員と連携し、真に働く者・生活者のための政策・制度実現に取り組んでいく。」。
 
歴史あるメーデーの意義を思い返すとともに、労働者の地位向上や目指す社会の実現に向けた、政治が果たす役割の大きさを今一度胸に刻んだ次第です。

みんなで賃上げ。ステージを変えよう!

ブログ 働く仲間とともに 敦賀市議会

昨日の敦賀市議会は、補正予算審査のための予算決算常任委員会を開催。
 
全体会では、事前通告のあった14件について基本質疑した後、各分科会に分かれての審査を行いました。
 
私の方は、基本質疑では4件について質疑、分科会では文教厚生分科会長として議事運営に務めました。
 
分科会では、所管する福祉保健部、教育委員会、市立敦賀病院の各予算に対し質疑がされ、自由討議の場では、先般の議員説明会で今年度約2.5億円の赤字決算見込みであることや、今後の厳しい財政運営を踏まえた中期経営計画について説明を受けた市立敦賀病院関係について、活発な討議がされました。
 
ざっくり言えば、委員各位の思いは「我々として一層、市立敦賀病院の財政・経営状況を適宜ウォッチしていかないといけない」と受け止め、討議で挙げられたご意見を踏まえ、文教厚生分科会あるいは委員会としての対応を協議していく旨、分科会長として申し上げた次第です。
 
なお、市立敦賀病院の中期経営計画(案)に対しては、現在パブリックコメントが募集されていますので、以下リンクをご覧ください。
 
 →第3次市立敦賀病院中期経営計画(案)に対するパブリックコメントはこちら(敦賀市HPより)
 
こうして日中の議会を終え、夜は連合福井が主催する「連合アクション 2024春季生活闘争 総決起集会」に連合推薦議員団の一人として出席。
 
この集会は、春闘に向けた組織内の士気高揚と社会的な機運醸成のため、「連合アクション」全国統一行動日に合わせ、各地方連合が同日同時刻に開催するもので、福井県では、地域協議会のある福井、丹南、嶺南の3会場をオンラインでつないで行われたもの。
 
既に春闘交渉に入っている労組があることや冬場の天候を考えれば、オンライン開催は非常に有用な手段と感じた次第です。
 
嶺南会場のニューサンピア敦賀に向かうと、一室には各構成産別ののぼり旗が掲げられるとともに、連合役員、多くの組合員の皆さんが参集されていました。
 
集会では、矢野義和 連合福井会長の主催者挨拶に始まり、杉本達治 福井県知事からはメッセージビデオでの来賓挨拶、続いて2024春闘に対する取組み報告、今春闘にかける思いを各会場から1労組づつ発表したほか、「2024春闘川柳コンテスト」結果発表、総決起集会アピールの採択の後、ガンバロウ三唱で3会場の思いをひとつにしました。
 
毎回、感心するほどの力作が並ぶ「春闘川柳」では、「満額が照らす未来の道しるべ」が最優秀賞に輝いたほか、優秀賞では、「待ってますベアとかがやき大歓迎」と北陸新幹線開業と掛けたものもあり、今回も川柳に込めた、春闘への意気込みを感じたところです。
 
集会アピールにあったよう、昨年の春闘で30年ぶりの賃上げ水準を実現しましたが、デフレマインドを完全に払拭するには、昨年以上の賃上げを継続していくことが不可欠であることから、さらに前へ、さらに上へと進み続けなければなりません。
 
賃上げを中心とする「人への投資」を起点とした経済への好循環へと、ステージ転換を着実に進めるための交渉がいよいよ本格化します。
 
2024連合春闘スローガンは、「みんなで賃上げ。ステージを変えよう!」
 
スローガンのもと集う連合の仲間、さらには鍵を握る中小の皆さんを始め、今春闘で「早期有利解決」を獲得されますこと心より応援いたします。
 

【日経平均株価は34年ぶりに史上最高値を更新。賃上げで「人への投資」を!】

逆境を乗り越える力は「仲間」の存在

ブログ 働く仲間とともに

逆境を乗り越える際、力になるのは「仲間」の存在。
 
一昨日は、電力の仲間である「福井県電力総連」の会議、働く仲間の「連合福井嶺南地域協議会」(以下、嶺南地協)の街頭行動に参加をし、改めてそのことを感じた次第です。
 
まず、県内の電力関連産業労働組合で構成する福井県電力総連では、敦賀市内で開催された代表者・派遣役員合同会議にお招きいただき、活動報告の機会を頂戴しました。
 
会議の場には、同じ推薦議員として、山本優・南越前町議会議員、小幡憲仁・高浜町議会議員も出席(堀川秀樹・福井市議会議員は都合により欠席)。
 
報告の前に、能登半島で停電復旧にあたる現場の様子を動画で拝見し、倒壊した家屋の間を縫うように進み、1本1本電柱を建て替え、傾倒した電柱の先端(高所)で部品を取り替えるなど、過酷で危険な状況のなかで作業に奮闘される「電力マン」の姿に感銘を受けました。
 
私からの報告では、冒頭、地震でお亡くなりになった方々へのご冥福をお祈りするとともに、被災された方へお見舞い申し上げたうえで、動画にあったよう、被災地で停電復旧にあたっていただいているすべての電力関連産業で働く仲間の皆様に敬意と感謝の思いを伝えました。
 
今朝の時点で、残る停電戸数は約2000戸(北陸電力送配電HPより)。
 
引き続き、安全を第一義に復旧対応をお願いするとともに、私からは自身の活動状況に加え、皆様との連携のもと「エネルギーの未来都市・敦賀」に向け、今後も取り組む旨お話しした次第です。
 
私自身、労組役員時代にお世話になった福井県電力総連。
 
揺るがぬ「結束力」をもって、ますます発展されますこと祈念いたします。
 
また18時からは、北川博規・福井県議会議員とともに嶺南地協の街頭行動に参加。
 
雪の残る白銀交差点にて「連合・全国一斉なんでも労働相談ダイヤル」、「連合アクション」の周知活動を行いました。
 
嶺南地協の役員さん、推薦議員団でマイクを回し、「連合アクション」では、持続的な賃上げの必要性や非正規労働者の処遇改善などを始め連合大の取り組みを、「全国一斉なんでも労働相談ダイヤル」では、常設している相談ダイヤルについて、2月6〜7日は集中的かつ時間を延長して受付ける旨の周知街宣を行いました。
 
マイクリレーを受け、私も暫しお話ししましたが、パワハラヤセクハラなど「職場」のこと、不払い時間外労働や不当な処遇など「働き方」に関することなど、おかしいな、辛いなと思われている方は決して一人で悩まず、フリーダイヤル「0120-154-052(いこうよれんごうに)」までご相談くださいと呼び掛けました。
 
泣き寝入りしていては、環境も社会も変わりません。
 
労働相談の受け皿は「連合にあり」と、ぜひ頼っていただき連絡いただければと思います。
 
なお、この日はグッと冷え込み、街頭宣伝している時間は手がかじかむ寒さでしたが、そのような環境でも元気良く活動できるのは仲間の存在あってこそと感じた次第。
 
こうして、福井県電力総連ならびに嶺南地協の活動に参加をし、改めて「仲間」がいることの心強さ、頼もしさを感じた訳ですが、そうした思いをお返しすべく、引き続き「働く仲間の声」を大切に、自身の役割を全うしていく所存です。
 

【活動を終え嶺南地協メンバーで記念撮影。頼もしくも心強い仲間です。】
 
さて、本日2月3日は「節分」。
 
一年間の邪気を払い、無病息災を願う日とされています。
 
今年は我が家のことのみならず、能登に思いを寄せ、しっかり豆まきしたいと思います。

STOP長時間労働 〜あなたの働き方は大丈夫?〜

ブログ 働く仲間とともに

習慣化した月曜朝の街宣活動。
 
昨朝も意気込んで向かうと、いつもの交差点の角々には「年末の交通安全県民運動」一斉行動のため、のぼり旗や横断幕を持った方が多数立たれていました。
 
これは中止したほうがと思ったものの、せっかくの機会と、責任者の方(活動していたのは市内の保険会社の皆さんでした)に一緒に「交通安全」の呼び掛けをさせていただけないかお伺いしたところ、「どうぞどうぞ」と快諾を頂戴。
 
早速、トランクから拡声器とマイクを取り出し(勿論、自身ののぼり旗はなし)、暫しの間、ちょうど1週間前に発生した信号機のない横断歩道で発生した死亡事故を強く念頭に置きながら、交通安全県民運動の取り組み内容について呼び掛けた次第です。
 
昨日は、市内各所でも周知活動が行われたところですが、改めて交通安全に十分注意した車の運転、歩行をお願いいたします。
 
その後、午前中は、市議会の文教厚生常任委員会、夜は、連合福井嶺南地域協議会 の皆さんと街頭行動。
 
自身が委員長を務める文教厚生常任委員会では、本委員会に付託された条例改正議案、請願それぞれ2件の審査を行いました。
 
早いもので、今定例会も残すは14日の予算決算常任委員会、19日の最終日のみとなりましたが、最後まで慎重に対応していきます。
 
また、夜の「連合福井嶺南地域協議会(以下、嶺南地協)」の皆さんとの街頭行動は白銀交差点にて。
 
小雨降るなか(アーケードの下で助かりました)、12月13日(水)〜14日(木)に開設時間を延長(9:00〜19:00)して実施する「連合全国一斉集中 労働相談ホットライン」の取り組みを周知しました。
 
主題は「STOP長時間労働 〜あなたの働き方は大丈夫?〜」。
 

【配布したティッシュに同封の啓蒙チラシ】
 
街頭では、嶺南地協役員の皆さん、推薦議員団として北川博規 福井県議会議員、そして私とマイクをつなぎ、順次呼び掛け。
 
併せて、アルプラザ敦賀の各出入口では、チラシ入りのティッシュ配布。
 
長時間労働や残業代未払、休憩時間やメンタルヘルスなど、労働に関するあらゆるカテゴリーにおいて、「これっておかしくない?」と感じていらっしゃる方、働く環境でお悩みの方はご遠慮なく、フリーダイヤル「0120-154-052(いこうよ れんごうに)」までご相談くださいとお伝えした次第です。
 
もちろん、労働組合がある方は組合への相談が先ですが、組合がなく、一人で悩んでおられる方は「泣き寝入り」で終わらせず、ぜひお電話いただけますようお願いいたします。
 
活動は、用意したティッシュを全て配り終えたのを合図に終了。
 
最後は記念撮影をして解散しましたが、こうして連携いただいている連合の仲間との活動は私の原点。
 
引き続き、日々汗して働く皆さんの視点、目線をもって取り組んでいきます。
 

【活動をともにした皆さんと記念撮影。今後とも宜しくお願いいたします。】

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