「順理則裕」の企業理念とともに。時代を見据え進化する「TOYOBO」

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NHK大河ドラマ「青天を衝け」の主人公であり、2024年に変更される新一万円札の顔となる人物といえば、「資本主義の父」と呼ばれる「渋沢栄一」氏。
 
そして、その渋沢栄一氏が、「東洋一の紡績会社」を目指し、「順理則裕」の企業理念を掲げて設立されたのが「TOYOBO(東洋紡)」であります。
 
「順理則裕」(理に従えば、すなわち裕かなり)とは、人としてあるべき倫理観や合理性、論理性を表し、TOYOBOの発想の基はここにある。
素材メーカーから、未来の暮らしをつくるメーカーヘ。
TOYOBOは変わり続けます。
 
と企業パンフレットにも書かれている訳ですが、そうした企業理念を忠実に守り、TOYOBOの前身の「大阪紡」(1882創立)から数えれば、140年近くの歴史を持つ東洋紡敦賀事業所に昨日はお伺いしてまいりました。
 

【応接室に掲げられた、渋沢栄一氏直筆の「「順理則裕」」の文字。敦賀事業所のものはレプリカで、本物は大阪の本社にあるとのこと。】
 
お伺いするメインの目的は、東洋紡の労働組合さんより市政報告会にお招いたことにある訳ですが、そのことを耳にした事業所(会社側)さんから報告会の前に説明の場を設けていただけるということで、同会派の今川博議員とともにお伺いした次第。
 

 
コロナ禍により、工場見学までは出来ませんでしたが、事業所説明においては、パワーポイントでの机上説明に加え、「N Room」と呼ばれる展示室にて事業所ヒストリーのパネルや製品の実物を見学するなど、充実した説明をいただきました。
 

【展示室「N Room」の様子】
 
東洋紡敦賀事業所が、敦賀の地に工場を置き、製造を開始したのが1934年。
 
レーヨン(人絹糸)の生産からスタートをし、1973年には基礎でもあるレーヨンの生産を停止したものの、時代の流れとともにフィルム・バイオ・高機能製品と、その事業内容を変え、現在では高機能製品の拠点して成長を遂げ、東洋紡の基幹事業所として研究から生産まで完結する体制を整えているとのこと。
 
これまでにない価値で未来をつくる機能性、より安心でサステナブル社会を実現するために、素材の持つ次の可能性を追求し続けるともあり、まさに企業理念の「「順理則裕」に沿った事業運営であると感心した次第。
 
敦賀事業所で生産している製品を若干ご紹介しますと、フィルムの分野では、ペットボトルと同型素材を用いたポリエステルフィルム(ペットボトルの包装フィルム」)や工業用フィルムでは液晶ディスプレイなどに用いられる超屈折ポリエステルフィルム、セラミックコンデンサの製造工程で使用する離型フィルム。
 
ポリマーの分野では、自動車部品、電子部品などに使われるポリエステル樹脂(PET)やナイロン樹脂、ホット用ペットボトル。
 
機能材の分野では、エアバック素材、サンダーバードの座席に使用されている3次元スプリング構造体「ブレスエアー」、釣り糸や船舶用ロープに使用される超高強度ポリエチレン繊維「イザナス」、世界一の強度・弾性率を有し、耐熱・難燃性においても最高レベルを誇る(消防服などに採用)PBO繊維「ザイロン」など。
 
そして最後はヘルスケア分野で、臨床検査薬用原料酵素、臨床検査機器、ライフサイエンス用研究試薬などを敦賀バイオ研究所、バイオ工場で生産し、微生物発酵と遺伝子測定を基幹技術に事業領域を拡大しているとのことでした。
 
こうして、国内、世界でもトップシェアを誇るような様々な製品を生み出している会社であることに改めて驚きましたが、ここ最近でいえば、新型コロナウイルスの「PCR検査」キットが有名。
 
バイオ研究所の所長さんにもお越しいただき、実物を前にお話しを伺うに、敦賀バイオ工場では6種類の試薬を開発し、厚生労働省の承認が要らない「研究試薬」と承認が必要な「体外診断試薬」の両方の生産体制を整えているのはTOYOBOだけとのこと(現在は、タカラが追随)。
 
また、30年来のバイオ技術を生かし、コロナ第1波の際には、検査前処理を不要とし、大幅に時間短縮する技術にてPCR検査キットを開発。
 
医療機関への提供はもとより、迅速な検査が求められる空港などにて使用され、国内シェアの1/3を誇りつつ、現在の第3波では生産が一杯一杯の状況であるとのことでした。
 
敦賀で培われた生まれるバイオ技術がこうして人命を救う、まさに社会に貢献していることは、本当に誇らしいことだと感じた次第です。
 
こうして説明を終え、展示室の「N Room」では歴史ウォールや事業・製品紹介、体験展示、人物展示などを拝見。
 

 
なかでも人物展示は、敦賀事業所を支えてこられた方々を大切に、様々な写真が思い出とともに収納されているようで、社員とその家族までをも大切にする社風が現れているように思えました。
 
実は、私の両親も敦賀事業所で長年に亘りお世話になった訳ですが、何とこの人物展示の中に、母に聞き取りをしたコメントが載っていると教えていただきました。
 

【母にヒヤリングをして記載したとされるメッセージ】
 
拝見しますと、中学を出て、新潟からはるばる敦賀にやってきて寮生活をする中で、親を心配させまいと過ごしていた言葉に正直感動しました。
 
全盛期は3,000人が工場に勤め、うち2,000人の男女が寮生活を送っていたと聞くに、母のコメントと同様な気持ちをもって多勢の方が過ごされていた情景も浮かんだ次第。
 
こうして、予定の1時間を20分も過ぎ、熱心にご説明いただいた訳ですが、世界、国内に誇る高い技術・製品の数々、そして140年近くに及ぶ歴史、そして渋沢栄一氏から授かった理念。
 
伝統と歴史を重んじつつ、新たな変革の時代に果敢にチャレンジしている「TOYOBO」から得るもの多き時間となりました。
 
ご対応いただきました皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。
 
メインであった労働組合さんへの市政報告会については、この後、別会場にて開催いただき、お仕事上がりでお疲れのところ執行委員の皆さんにお集まりいただき、耳を傾けていただきました。
 

【労働組合さんへの市政報告会の様子】
 
コロナもあって、こうした報告会開催は久方ぶりでしたので、私のパワポ資料も言葉も盛り沢山になってしまった感はありましたが、委員の皆さんからも活発なご意見、質問も頂戴しありがたい限り。
 
日頃よりお支えいただいている東洋紡の職場の皆さんの声を少しでも多くお伺いし、自身の活動、市政に反映していけるよう今後も頑張らねばと喝を入れた次第であります。
 
渋沢栄一氏が目指した「東洋一の紡績会社」は、社名から「績」の字を取ろうともしっかりと企業、そして社員の胸に生き続けている。
 
こうした素晴らしき企業が敦賀にあるんだということをより知っていただき、注目・関心を高めていくことも私の立場(議員)としての役割と思うところでもあり、その点、ここで青春から晩年までを過ごした両親の顔も浮かべつつ、広く発信していきたいと思います。
 

若手組合員の皆さんに情熱と思いを伝える

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先にご案内しました「やまたけNEWS」。
 
毎回、新聞折り込みまで終わるとようやく気持ちの区切りがつきます。
 
昨日は、私の住む粟野小学校校下の各区長さん宅に事前配布のためお伺いしたところ、「コロナ禍で区の行事もなかなかなぁ」との会話の後、「頑張ってね」とのあたたかい励ましの言葉もいただき嬉しい限り。
 
逆に元気をもらいました。
 
こうして毎定例会ごとに発行してきておりますが、その回数はまだ7回。
 
発行回数に関しては、先般、高浜町議会の小幡議員が70号とお伝えしましたが、私がバトンを受け取らせていただいた前敦賀市議会議員の北條正先輩の最終号は何と「75号」。
 
期数に応じてということも勿論ありますが、手を抜くことなくコツコツと、有権者の皆さんに活動をお伝えし続けたことは地方議員として大変大事なことであり敬意を表するもの。
 
先輩方の姿勢をしっかり継承し、今後私も継続していきたいと思います。
 
さて、話しは一昨日のこととなりますが、私の母体である原電総連(日本原子力発電関連企業労働組合総連合)よりお声掛けいただき、青年女性委員リーダー研修会の講師をさせていただきました。
 
お声掛けいただいた際、「私でいいの?」と問い直しましたが、若手の皆さんから「山本さんの活動を聞きたい」とのニーズがあるとのことで、「それなら喜んで!」と引き受けさせていただきました。
 
例年であれば、東京で集合形式での開催となる訳ですが、今回は、敦賀・東京・東海村(茨城県)の3拠点をzoomでつないでのオンライン開催。
 

【東京会場のモニター画面】
 
ありがたいことに頂戴した枠は「2時間」ということで、委員の皆さんからのニーズも事前にお聞きし、私からは政治参画の必要性や自身の活動、敦賀(福井県)と原子力の関係、さらに突っ込んだ質問では、「議員になって大変と思ったこと」や「議員報酬」などについて、包み隠すことなく思いの丈を話させていただきました。
 
オンラインということもあり、視覚効果として記憶に残るよう画像やグラフなどを用いて作成したパワーポイントは約100スライドに及びましたが、モニター越しの皆さんの表情を拝見するにしっかり関心を持って聞いていただけたと感じました。
 
最後には、私の労組役員、議員経験を踏まえての若い皆さんへのメッセージもお伝えし、研修を閉じました。
 
内容はもとより「情熱と思い」を伝えたいと臨んだため、聞き手にとっては少々暑苦しかったかも知れませんが、今回の研修から何かひとつでも感じていただき、今後の糧になることがあったのであれば私の本望は叶ったということで。。。
 
次代を担う彼ら彼女らの成長は組織や社会の活力の源泉。
 
ともに前進するとともに、今後もしっかり若手の皆さんの活動や気持ちを支えていきたいと思います。
 

【若手の皆さんを前に、忘れてはならないのは「初心!」。私も肝に銘じて頑張らねば!】

連合福井嶺南地域協議会の仲間とともに

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会話とともに食事を楽しむ。
 
新型コロナウイルス感染により、これまで常識であった様々な生活スタイルや風習が否定されることになりましたが、その最たるは感染リスクの高い食事の場面。
 
学校給食では取り組みが進み、感染拡大防止につながった例もあるとして、飛沫を防ぐため食事中の会話を控える、いわゆる「黙食」の動きが広がっています。
 
店舗では「飲食店本来のあり方とは正反対」との葛藤を抱えながら、ポスター掲示などにて「黙食」を推奨した店に対して、逆にSNS上では好意的な反響もあるようです。
 
「密」と合わせ、マスクを外す場面での「黙」も感染防止のキーワードであることは間違いないため、まずは第3波収束のためにも引き続きメリハリをつけた行動へのご協力をお願いしたいと思います。
 
私自身はといえば、本来この時期は各団体や労働組合の「旗開き」などで、それこそ不特定多数の方と語らうことが目的であった訳ですが、今年はそうした機会は皆無。
 
もちろん致し方ないことですが、その大事な機会のひとつであったのが昨日開催された連合福井嶺南地域協議会主催の場。
 
例年、推薦議員団の「議会報告会」の後、「新春の集い」にて懇親を深めるのが楽しみだった訳ですが、ご多聞に洩れず今年は「議会報告会」のみ、文字通り「新春に集う会」とし開催となりました。
 
議会報告会には、北川博規福井県議、今川博敦賀市議とともに出席。
 
それぞれ10〜15分の待ち時間の中でお話しさせていただき、私からは12月定例会の内容、とりわけ北陸新幹線敦賀開業延期に関しては、以前に嶺南地協の皆さんから頂戴した「工期短縮のしわ寄せが現場労働者の安全に影響してはならない」との声を踏まえ、一般質問で意見提起したことやワクチン接種、除雪対応の状況などについてご報告させていただきました。
 


 
報告後の質疑の場では、先日あった嶺北の大雪を踏まえ、敦賀市の除雪対応に関する予算や体制などついて質問があり、ちょうど道路河川課さんにヒヤリングしたばかりでしたので、私の方から、基本「補正を前提」とした予算措置であることや降雪予報時の体制については、昼夜、平日・休日を問わず担当部所の市職員が交替制で市役所に詰め、大雪予報のあったこの年末年始も出ずっぱりでパトロールや除雪業者への連絡などを行っていたことなどを紹介させていただきました。
 
会の最後には司会者より、「今日の報告を聞いても分かる通り、連合推薦議員の皆さんは、私たちの声を市政・県政に必ず届けてくれている」とのありがたい言葉があり、大変嬉しく思うとともにさらに気を引き締めて皆さんのお役に立てるよう頑張らねばとネジを巻いた次第。
 
コロナ禍で様々な制約がある中、ライフラインや住民サービス、暮らしを支える産業に従事される連合の皆さんに敬意を表しつつ、引き続き、働く仲間の代表として恥じぬよう活動にあたっていきます。

F-TOP21敦美支部「議会報告会」を開催、議員は使われてこそ価値あり!

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今日から天気は下り坂。
 
秋晴ればかりを望んでいては贅沢というものですが、敦賀駅西エリアでは今週末、社会実験として各種イベントが開催されることもあり、ここは予報を覆す回復を期待したいものです。
 
さて、一昨日、昨晩とF-TOP21主催の行事が続きました。
 
F-TOP21とは「福井総合政策フォーラム21」の略称で、連合福井の各構成組合と推薦・連携議員で作る団体。
 
この日は、敦美支部主催の「議会報告会」が開催され、同支部推薦議員である北川県議会議員、今川敦賀市議、そして私の3名にて出席。
 
振り返れば、前回の開催は年明けでしたので、コロナ禍もあって約10ヶ月ぶり。
 
会場は、ニューサンピア敦賀で除菌・喚起装置も備えた部屋でありましたが、コロナ対策に留意し、労組からの参加者は代表者20名程度に絞った形式にて開催されました。
 
冒頭、支部会長さんからのご挨拶の後、私たちの方から各人20分程度づつ時間を頂戴し、それぞれのスタイルにて活動報告をさせていただきましたが、北川県議と今川議員が既に9月定例会の報告ニュースを準備されていたのに対し、私はというと、まだ校正中の段階。。。
 


 
別の資料を準備はさせていただいたものの、こうした点はさらにスピードアップせねばと反省した次第です。
 
その後の意見交換では、北陸新幹線工事の工期逼迫の関係、コロナ禍における労組としての支援活動のあり方、総合運動公園野球場のスコアボード故障、エネルギー政策に関する県と嶺南の方向性、鉄道遺産のPR不足など、様々な視点でのご意見を頂戴しました。
 
とりわけ、新幹線工事の件に関しては、現場実態をどこまで把握しているか分からないが、政治の側から「決めた工期だから守れ」だけでは、そのしわ寄せは現場の労働者に来るばかりであり、究極に追い込まれた環境による労働災害発生や過重労働による心身の健康、最悪命の問題にもつながり兼ねないことから、そうした働く者の視点に立って声を伝えて欲しいとのご意見は、まさに仰る通りと受け止めました。
 
工期が遅れた場合の影響は当然生じる訳ですが、経済を優先し、当初の水際対策に失敗したと言われる新型コロナとも掛け合わせた発言もあり、認識を強めたところ。
 
この点に関しては、国や県マターとせず、私の立場においても現場実態や労働環境を把握のうえ、しっかり対応していきたいと考えます。
 
敦賀市の関係では、以前にブログでも書きました総合運動公園野球場のスコアボード故障に関し、やはり多くの野球関係者、野球をしている子を持つ親御さんからの嘆きと修理を求める声がかなり大きくなっています。
 
本件に関しては、市の方にこれまでの対応状況を確認したところでありますが、再度アクションしていきます。
 
このように、対話をすれば現場目線、働くものの視点での貴重なご意見が聞けるもの。
 
議員側の考えもクリアにお伝えすることが出来るため、今回の再開を機に、今後も定期的に開催していければと思います。
 
私自身、労組の役員時代に良く言ってましたが、議員の立場からするとその裏返しで「議員は使われてなんぼ」。
 
各職域の皆さん、そしてもちろん地域の皆さんに何かあれば「やまたけ」の顔を思い浮かべていただき、「使って」もらえるよう、引き続き活動を進めて参ります。

初のオンライン座談会「離れていても心はひとつ」

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議会の会期日程上は「休会」の昨日。
 
今9月定例会は32日間の日程となっておりますが、数えてみると本会議や委員会がある日が12日、休会と書かれた日が20日ということで、中には「休みばっかりやん」と思われる方もいらっしゃるでしょうね。
 
実は、会議の種類としては「休会」、内容には(調整日)となっておりまして、一般質問などの事前通告締切りやこれらに対する理事者側の答弁準備に充てるなど、テレビ中継はなくともフル回転で「実働」している訳であります。
 
昨日は、来週行われる予算決算常任委員会(全体会)における「決算基本質疑」の通告締切日となっており、私も午前中のうちに通告を済ませました。
 
締切りを終え、議会事務局さんから届いた「通告一覧」のFAXを見ると、質問件数は「74件」。
 
昨年は確か60件くらいだったことを考えると1割増しとなっておりますが、全体会と分科会それぞれ1日づつとした目的は時間を掛けてしっかり審査するということにつき、23日・24日と続く決算審査にあたっては心して臨みたいと思います。
 
さて、話は変わりますが、昨晩は以前から楽しみにしていたことが実現。
 
それは、茨城県東海村の吉田充宏(みちひろ)議員、寺門定範議員、両村議会議員とのオンライン意見交換会。
 
この企画は吉田村議の後援会である「明日の東海村を創る会」が主催され、「オンライン座談会 第1弾」と題し、zoomの利用により議員からの考えをを伝えるとともに参加者との意見交換により、政治を身近に、そして今回はエネルギーのことを考えようという企画。
 
この日は創る会としても初めての試みということもあり、3名の議員と約15名の参加者のもと開催され、1時間半の大変有意義な時間を過ごすことが出来ました。
 

【zoomの画面はこんな感じ。それぞれの雰囲気が出るのも良いものです。】

【今回のテーマと流れのこの画面も共有出来るという…。実はこの機能に驚いてました。】
 
最初の各議員10分づつで与えられたテーマは大変大きいものであり、普段から考えていることを事前に整理したうえで順にお話しさせていただいたのですが、やはり本番は熱が入ってしまうもの。。。
 
やや言葉の乱れた部分や時間を超過してしまった点に関してはお許し願いたく。
 
事前の打ち合わせにて、話す順番は年の順ということで決めておりました関係で、寺門議員、吉田議員のお話しを先に聞かせていただいた訳ですが、同じエネルギー、原子力に携わる議員同士ということで根底にある考えや思いは一緒だと感じつつ、東海村と敦賀市の置かれた環境や情勢の違い、そして風土・文化から来る「違い」も認識することが出来ました。
 
地球温暖化や低炭素社会に向けて目標値を掲げ取り組んでいくことは勿論重要なことでありますが、資源が少なく、近隣諸国とも陸続きでない我が国としては、安全を大前提に、経済性、エネルギー安全保障、環境の3つの条件を成立させていかなければならず、これに向けては、今使えるエネルギー源に加えあらゆるオプションも総動員していかなければなりません。
 
「原子力発電」は「今使えるエネルギー源」のひとつな訳ですが、一方、主力電源化を目指す再生可能エネルギー導入に向けては約3兆6千万円もの国民負担(皆さんも毎月、再エネ賦課金を電力会社に払ってるんですよ)を強いている訳であるのも事実。
 
再生可能エネルギー導入を否定するものでは決してありませんが、そうした導入コストをいつまで払い続けるのかなどの課題も踏まえたエネルギーミックスを考えていかなければなりませんし、一般の方にはあまり知られていないこうした部分についても知っていただくことも我々の役割でもあると、改めて認識共有を図りました。
 
その後は、ホスト役の事務局さんの進行で、参加者のおひとりお一人から感想やご意見を頂戴しました。
 
新たな視点や気づきなど、いずれの方からのお話も大変参考になるものでした。
 
夜の貴重なお時間に参加いただけましたこと、このような機会にお声掛けいただきましたことに改めて感謝申し上げます。
 
東海村と敦賀は距離にして約700km、電車移動では約5時間の位置関係にありますが、オンラインではまったくそのことを忘れてしまいました。
 
ある先輩議員が仰ってましたが、まさにzoomなどのオンラインは「どこでもドア」ですね。
 
「離れていても心はひとつ」
 
大局的視点を忘るることなく、引き続き同じ志を持つ仲間とともに頑張ります。

覚悟や信念を貫く先にあるのは「信頼」

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昨日は、「国民民主党分党へ」とのニュース。
 
立憲民主党との合流を巡って臨時の記者会見を行った玉木雄一郎代表は、「円滑に物事を前に進める道は『合流すべきだ』という人と『合流すべきでない』という人で分党するしかないとの結論に至った」と述べ、合流派と残留派に分党する考えを明らかにしました。
 
また、玉木代表ご自身は「合流新党には参加しない」としたうえで「理念や政策が異なる人が集まって無理やり党を作っても、過去の反省を生かせない」こと、「今の日本にこそ政策提案型の改革中道政党が不可欠だ」とも述べ、その路線を残留派の新党で継承したいとの考えを明らかにしました。
 
この会見に先立ち、4時間に亘り党の臨時執行委員会が行われたとのことでありますが、代表の会見後、泉健太政調会長が「役員会の了承を得た認識はない」などと取材で語るなど、シナリオ通りに分党が進むかは不透明との見方もあります。
 
党員でもない私が軽々に述べることは差し控えますが、玉木代表が仰る「過去の反省」や「政策提言型の改革中道政党が必要」との考えは大いに賛同出来るものであり、本来あるべき姿と考えることから、その立ち位置において今後の動向を注視していきたいと思います。
 
さて、その国民民主党も立憲民主党も働く者が集う「連合」との連携政党である訳ですが、福井県においては、連合福井に加盟する労働組合の組合員が中心となって設立した政治センター「福井総合政策フォーラム21(以下、F-TO21)」があり、その中で「F-TOP21議員懇話会」の名のもと、連合推薦の県議会議員、各市町議員が相互連携し活動を進めている状況にあります。
 
昨日は、ちょうど今年度第4回目となる定例会が福井市にあるNTT西日本ふくいデータセンターにて開催され、情報ネットワーク設備の視察の後、シリーズで続けている産別意見交換会(情報労連)、さらには議員交流会において各級議会の状況や課題について共有を図りました。
 
視察においては、情報セキュリティの関係から立入り者には「静脈認証」を義務づけていることや、データを一瞬たりとも止めないためバックアップ電源が多重化されていること、福井県及び各自治体と取り組みを進めている「福井情報スーパーハイウェイ(FISH)」のデータサーバーなど、通常見ることが出来ない範囲まで確認させていただきました。
 
情報労連さんとの産別意見交換会においては、情報通信(ICT)政策、自治体との連携などについてお話しを伺う中、政府が進める「Society5.0」並びに「5G(第5世代移動通信システム)」に関しては、情報通信機能の発展により新たな社会、新たな価値を生み出すため様々な視点において取組みが進められていることをより把握することが出来ました。
 

【産別情報交換会の様子。情報労連の寺島議長にご説明いただきました。】
 
これだけ大きな視点で対応せねばならないことに対し、「産別課題については、個別の自治体でというよりも、認識を持って会社として(国と)進めていくことになろうと思う」との言葉が印象に残りました。
 
最後に議員交流会においては、県議会、各市町(この日の出席者は、福井市、越前市、敦賀市、南越前町)の6月議会報告、次なる9月議会の進め方などについて情報交換した後、トピックスして「洪水ハザードマップ」の取組みについて、私の方から敦賀市の状況を説明させていただきました。
 
こうした内容で進めてきている本懇話会でありますが、政党の枠組みに囚われず、労働者の代表である「連合」の枠組み、視点で活動することは大変重要なことであり、のっぴきならない用事がない以上、この会優先で出席をしている訳ですが、こちらについては今後も同じ思いで参画していく所存です。
 
冒頭述べた分党に関して、今後の結界如何によっては、各県連はもとより、一枚岩になるべしとの立場を示してきた連合本部、様々な事情を抱え対応してきた地方連合にも大きな影響を与える訳でありますが、建前論で判断する時期はとっくのとうに過ぎています。
 
国会議員の皆さんそれぞれがお持ちの覚悟や信念を貫き通し、国民や職場組合員から納得と共感の得られる選択をされることこそが「信頼される政治」につながるものである。
 
肌感覚において、このことだけは間違いないと言い切れることであり、私も地方議員のひとりとして責任ある行動、対応をする所存であります。

難局のなか「明日を拓く」のはパイオニア精神

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昨日は、母体組織である日本原子力発電労働組合(以下、原電労組)の第63回定期大会に出席。
 
私の活動を一番身近で支えてくれている職場の皆さんに対し、一言のご挨拶をさせていただきました。
 

【オンラインカメラを意識するあまり、どこを向いて挨拶して良いのか戸惑うという失態…】
 
といっても、写真を見てお分かりいただけるよう「オンライン大会」。
 
原電労組は、発電所のある茨城県東海村と福井県敦賀市、そして本社のある東京と3地区に分会(一般的には支部と呼ぶ)を配置しているため、年に一度の定期大会は東京での集合型で開催してきましたが、やはり配慮すべきは、この新型コロナ。
 
執行部の皆さんにて相当苦慮もされたうえ、3地区をオンラインで結んでの大会開催と相成った次第。
 
このご時世、通信さえつなげさえすればそんなの簡単では?と思われるかも知れませんが、通常の会議とは違い、例えば採決の仕方をどうするのか、意見のある代議員を議長がどう指名するのかなどなど、やはり労働組合の最高の決議機関となるが故の課題があったものと思われます。
 
しかしながら、ここは入念な「想定」に基づくシュミレーションにより対応策を見出したうえでの事前準備、前日もリハーサルを繰り返すなどにより、当日も円滑に議事を進められ、結果トラブルなく無事に開催することが出来ました。
 
何せ初めての経験につき、ここに至るまでには役員の皆さんの相当のご苦労があったかと思いますが、失敗を恐れることなく、工夫とアイデアで新たなことに「チャレンジ」する母体労組の姿が頼もしくもあり、嬉しく感じました。
 
原電の会社自身が「原子力のパイオニア」的存在であり、そこで働く社員・組合員の胸には脈々と「パイオニア精神」が流れています。
 
東日本大震災以降続く逆風、苦しく厳しい時代にあっても、歯を食いしばり、一歩二歩と着実に歩を前進させ「今がある」ことの根底には、この「スピリット」と「果たすべき使命感」があったこそと思うところであります。
 
64期目を迎えた原電労組。
 
「連帯を深め、ともに考動 〜心をひとつに明日を拓こう〜 」
 
大会スローガンに込められた思いのもと、職場で奮闘されている皆さんとともに今後も前進あるのみです。
 
つらつらと若干手前味噌な話しになってしまいましたが、我が母体労組に対するエール、そして難局にあっても原子力発電の「明日を拓く」との思いを込めたものとご理解をいただき、本日の投稿とさせていただきます。

働く仲間より元気をもらいネジを巻き直す

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昨朝は、絶好の「挨拶立ち日和」。
曇天続きであったからか、どこか神々しく感じる朝陽に照らされながら元気にスタート♫

(朝立ちポイントから眺める名子の海)
 
議会の方は、一昨日3月定例会招集が告示されたところでありますが、午後は議員説明会が開催され、以下4点に関し担当部より説明をいただきました。
①中期財政計画について
②国道8号敦賀防災に係る用地先行取得制度について
③人道の港敦賀ムゼウム運営計画について
④後期高齢者医療特別会計当初予算案に関する補足説明
 
夜は、JP労組福井南部支部さんの執行委員会にて活動報告をさせていただき、敦賀の本町商店街活性化(昼呑み場など)や観光客の動線(スポットまで無料バス直行)についてご意見を頂戴しました。
 
敦賀から高浜町まで嶺南一円の郵政事業にお勤めの皆さんで構成する南部支部さんは、この日も中間地点の若狭町まで移動しての会議開催。
お仕事上がり、さらには長距離移動して活動される姿は本当に頭が下がる思いであり、こうした働く仲間の皆さんの声をしかと受け止め活動せねばと、帰路にてネジを巻き直す1日となりました。

日本郵政グループ労組の皆さんにエールを送る

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昨日は、日本郵政グループ労働組合(以下JP労組)福井南部支部さんの新春交歓会に出席のため、何十年ぶりかのJR小浜線に揺られ小浜市へ。
 
交歓会ではご挨拶の時間も頂戴し、日頃のご支援に対する御礼とどうしてもお伝えしたかった、「昨年からの郵政事業に係る問題の中、正すべきは正しつつ、労働組合の皆さんは過度に萎縮することなく、職場の団結と連帯感を原動力にこの逆境を乗り越えていただきたい」とのエールを送らせていただきました。

 
これは、軽い気持ちの励ましではなく、東日本大震災以降の原子力に対する激しい逆風の中で組合活動を進めてきた私自身の経験から、大いに必要と感じたことだからこそお伝えしたかった訳であります。
 
重要な郵政事業を支えるJP労組の皆さんの真面目さは、雨の日も風の日も、使命感を持って必ず郵便を届けてくれるあの姿に表れています。
自身の経験と重ねつつ、今後もJP労組の皆さんとは職場の状況や思いを共有させていただき、ともに前進していきたいと思います。

レールマンの「鉄の輪」は強し!

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昨日は元気に挨拶立ちからスタート!
冷え込みは厳しいものの、晴天、無風、昇る朝陽に照らされる敦賀湾と清々しい朝でした。

 
夜は、JR西日本労組さんの「敦賀地区支部・分会合同旗開き」に出席。
ご挨拶の時間も頂戴し、重要な輸送インフラを安全に運行いただいていることへの敬意、日頃のご支援に対する御礼と今後さらなる連携をお願いしました。
 
労使、ベテランから若い組合員まで参加するこの会。
この日は昨年から30名増の120名が集い、ステージ上では7分会の見事な旗開きがされました。

 
その後の懇談タイムも輸送や施設、電気など分会ごとのテーブルもさることながら、若手組合員の成人を皆で祝福したり、抽選会当選者には温かい揶揄いの言葉が飛び交ったりと、とにかくアットホーム🎵
 
以前に教えてもらった鉄道関連産業で働く人を表す「レールマン」の「鉄の輪(団結力)」を強く感じた次第。
余談ながら、敦賀駅前の鉄道官舎があった町が「鉄輪(かなわ)町」と名付けられていることにも納得。
 
「レールマン」と我々「電力マン」。
重要なインフラ産業を支える気概と誇りを持つ者同士、今後もしっかり連携を図り活動を進めていきます。

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