2024年12月8日
若手組合員の皆さんと思いをともに 〜原電労組中級組合員研修〜
二十四節気では「大雪(たいせつ)」に入った昨日。
文字の通り、暦の上ではたくさんの雪が降る頃を意味していて、山では峰々が雪をかぶり、平地でも雪が降る時季とされていますが、これに合わせたかのように寒気が流入。
今回の寒気のピークは本日8日とありますが、北海道の日本海側から北陸は雪や雨で、山沿いを中心に大雪となる所があるとの予報となっています。
さすがに皆さん、タイヤ交換はお済みかと思いますが、11日(水)頃からは再び冬型の気圧配置が強まり、日本海側は降雪量がこの時期としてはかなり多くなる恐れともありますので、雪の降り始めに多い交通事故など、十分注意して過ごしましょう。
そんな昨日、曇天且つ冷たい雨が降るなかでしたが、母体の原電労組「中級組合員研修(Phase-3)」にて活動報告の機会をいただき、一路東京へ。
時間の関係から東海道回りで移動すると一転、米原あたりからは青空広がる天気に。
残念ながら、富士山は山頂が雲に覆われていて、「絶景!」とまではいきませんでしたが、久しぶりの雄大な姿に元気をもらった次第です。
【新幹線の車窓より。雲は被れど、存在はやはり雄大であり。】
さて、研修のほうは、東京駅から約15分ほど歩いた八重洲のビルにて、入社7年目の組合員34名を対象に開催。
午前中は、原電労組本部委員長による講話と電力総連派遣役員からの活動紹介。
午後は、富士社会教育センター講師による「政治セミナー」と続き、その後、組織内議員である寺門定範・東海村議会議員と私からの活動報告というスケジュールで進められました。
「政治セミナー」では、なぜ労働組合が政治活動を行うのか、政治活動とは、組合員と政治の関わりなどについて、税に関する分かりやすい例などもあり、改めて私も勉強になったところですが、参加者の皆さんは熱心に聞き入っていたほか、グループワークでも真剣に話し合う姿が印象に残りました。
こうして、組織内議員の必要性についても事前にお話しいただいたため、我々も話しに入りやすかった訳ですが、その後は、寺門議員から東海村政の状況や東海第二発電所を巡る対応、私からは敦賀市政のトピックスやエネルギー政策、敦賀発電所2号機に関する取組などについてご紹介した次第です。
それぞれ、持ち時間は15分であったため、十分深い内容とまではいかなかったものの、組織内議員としての活動や発電所が立地する地域の事情を少しでも知っていただけたなら幸いと思うところ。
研修会の後は、コロナ禍前から数えると久々の懇親会が開かれ、東海、本店(東京)、敦賀の同期が集まる場はやはり良いものと感じるとともに、各テーブルを回る中で、若い組合員の思いや課題認識なども聞くことができ、私にとっても大変貴重な機会となりました。
実は、入社7年目というと、高卒の組合員はちょうど私の長女と同じ歳。
実際、娘と小学校からの同級生ともお話しできましたが、すっかり成長した、次代を担う彼ら彼女らの存在は頼もしいもの。
昨日は、東北電力の女川原子力発電所2号機が中間停止(計画的な)を経て再稼働、中国電力の島根原子力発電所2号機が原子炉を起動し、沸騰水型軽水炉(BWR)の朗報が続きました。
同じBWRの東海第二発電所、そしてPWRの敦賀発電所2号機の再稼働はもとより、青森をはじめ各原子力事業においても献身的に従事する若い皆さんとは、「原子力発電で社会に貢献する」との思いをともに、私自身、今後も使命感をもって活動にあたる所存です。