9月定例会開会。市政に対する所信を聞く。

ブログ 敦賀市議会

連日、新型コロナウイルス新規感染者が確認されていた敦賀ですが、昨日の発表では「ゼロ」。
 
日々プロットしているデータを見ると、新規感染者が無かったのは8月16日発表分以来ということで、実に約2週間ぶりということになります。
 
しかしながら、日ずれで確認される濃厚接触者の陽性もあり全くもって予断を許さないばかりか、市立敦賀病院職員の感染では、お産や小児の入院に関しては市内外の別の病院で対応いただかなくてはならない状況となっていることから、医療提供体制を何とか維持するためにも、ここが正念場と思い、一旦このまま抑制したいと強く願う次第です。
 
重ねてのお願いで誠に恐縮ではありますが、敦賀市民の皆様におかれましては、引き続いての感染拡大防止へのご理解とご協力を宜しくお願いいたします。
 
さて、そのような中ではありますが、昨日は令和3年度第3回となる敦賀市議会9月定例会が開会となりました。
 
開会に先立ち、9時から開催された議会運営委員会では、理事者から、市庁舎解体工事に関わる契約案件1件が追加議案として提出される旨説明があり、これを受理。
 
開会初日に提案された議案はこれで11となりました。
 
10時の開会後は、会期日程通り進み、市長提案理由説明の後、提出議案の説明、質疑までを行い、初日を終えました。
 
市長提案理由説明は、議案に関してのみならず、市政に対する所信の一端にも触れていることから、本日はその概要を記録し、ご紹介に変えたいと思います。
 
以下、提案理由要旨より所信の主な部分を要約抜粋。
 
◉新型コロナワクチン接種について
先週末現在で約3万7千人、全体の63%の方が1回目の接種を、約2万8千人、全体の48%の方が2回目の接種を終えている状況。
・今後、希望する全ての方が接種を受けることができるよう、国や県に対し、ワクチンの安定供給について引き続き要請を行いながら、早期の接種完了に向け、全力で取り組む。
 
◉市内中小企業者支援について
・6月定例会で議決した「敦賀市中小企業者事業継続支援給付金」(売上が減少する市内企業に対し、中小40万円、個人事業主20万円を給付)は、敦賀商工会議所並びに金融機関のご協力のもと、先月12日より受付を開始し、先週末現在で577件の給付を実施。
 
◉原子力政策について
・第6次エネルギー基本計画の素案が示された。計画の策定にあたり、全原協や立地協として、新増設やリプレースを含めた原子力発電の将来のあり方について明確にするなどを求めてきたが、素案ではその方針は示されていない。
福島第一原子力発電所事故から10年が経過した今なお、原子力発電の将来像を明確に示さず、原子力政策に対する責務を果たそうとしない国の姿勢は、誠に遺憾であり、今月23日の敦賀市原子力発電所懇談会の場でも、厳しい意見が出されたところ。
・国は立地地域の声を真摯に受け止め、脱炭素電源である原子力発電をどのように活用していくのか、国民にしっかりと説明すべきと考えている。
 
◉防災関係について
・笙の川の整備に関しては、本年秋以降、松島橋から松原橋までの左岸で護岸補強工事や河口付近での河床掘削、松島橋架け替えのための橋脚工事が行われる予定。
 

【市長提案理由説明要旨。今回は15ページものでした。】
 
以上、議案の提出理由や内容に関しては、追い追いブログの中でご紹介していきたいと思います。
 
開会二日目の本日は、補正予算に関する予算決算常任委員会(全体会・分科会)が開催される予定となっており、全体会での基本質疑には、22件の質問通告がされています(私は2件の質問を通告)。
 
今定例会に提出された一般会計補正予算の規模は、9億4995万円。
 
当たり前ですが、各部署が所管する、ひとつ一つの事業の積み上げによって計上された補正予算につき、本日の全体会、分科会を通じ、丁寧且つ深堀りの審査につなげていきたいと考えます。
 
本会議や委員会での審議・審査の内容は、本ブログやSNSを通じてご報告していきますので、市民の皆様におかれましては、引き続き関心をもってご覧いただければ幸いに存じます。

甲子園閉幕。敦賀市議会9月定例会は本日開会。

ブログ 敦賀市議会

オリンピック同様、熱戦が続く東京パラリンピックは早や第6日を終え、昨日は陸上男子1500メートル(車いすT52)で佐藤友祈選手が大会新記録で金メダルを獲得し、400メートルとの2冠達成とのニュース。
 
これで日本のメダル数は、金4、銀4、銅10となりました。
 
多岐に亘る種目にて、障がいを抱えていることを忘れてしまうかの躍動感で競技する選手を見ていると、不屈の精神と並ならぬ鍛錬でこの場に辿り着いたことが伺え、生きる勇気、自分も頑張らねばと感じてしまうもの。
 
大会も中盤に入っていますが、9月5日の閉幕までその勇姿を応援したいと思います。
 
また、この日の熱戦といえば甲子園。
 
智弁学園(奈良)対智弁和歌山の「同門対決」となった決勝戦は、鮮やかな先制パンチで幕を開け、終わってみれば9-2で智弁和歌山が2000年に続き、21年ぶりの夏制覇となりました。
 
ここでいつもの優勝シーンと違ったのは、9回、最後のバッターを打ち取り、ゲームセットとなった場面での智弁和歌山の選手の行動。
 
その瞬間、いつものように人差し指を突き上げ、マウンドで歓喜の光景が繰り広げられるかと思うところ、選手は静かにホームに整列、その後、校歌斉唱を終えてからようやく喜びを爆発させました。
 
宮坂主将のインタビューでは「相手もいますし、礼が終わってから喜ぼうと思った」と、喜びよりも同門の選手に気遣う姿勢を貫くことを、選手自ら決めた姿に、思わず尊敬の拍手を送った次第です。
 
まさに「礼に始まり、礼に終わる」で、日程消化が心配された異例の「夏の甲子園」は、清々しさと夏の終わりを告げ、大会を終えました。
 
さて、甲子園閉幕後の今日からは、令和3年第3回(9月)敦賀市議会定例会が開会となります。
 
令和2年度敦賀市歳出歳入や上下水道事業などの決算認定、大型プロジェクトである「清掃センター整備事業費」、「一般廃棄物最終処分場整備事業」などを含む一般会計補正予算、条例改正案など10議案が提出されることとなっており、こちらは従来同様、最後までの慎重審査・審議に努めていきます。
 
また、一般質問は、9月7日から9日に掛けて行われる予定であり、こちらは智弁の選手に習い「礼」を重んじつつ、甲子園に負けぬ熱い議論が出来ればと思います。
 
一方、心配なのが敦賀市内での新型コロナウイルス感染。
 
昨日の新規感染者は4名でしたが、市内の学校での感染確認はこれで5日連続、今回、当該校については、本日30日(月)から9月1日(水)までの3日間を臨時休業とし、PCR検査、消毒作業を実施することとなりました。
 
併せて、市立敦賀病院職員の方の感染により、お産の受入れ及び小児の入院については、当面休止をする旨の連絡がありました。
 
その間、県内他医療機関での対応を依頼しているとのことですが、地域医療を一手に受け入れる敦賀病院ですので、慎重な対応をお願いするところであります。
 
まさに、こうしたコロナ禍のリスク管理、危機管理という点については、私自身、今回の一般質問で取り上げていくこととしておりますが、まずは議会自体の円滑な運営に支障を来さぬよう、自身のコロナ対策を一層徹底していきたいと思います。
 
こうした状況の中始まる9月定例会。
 
コロナの関係もあり「是非、傍聴にお越しを」とは言えませんが、RCN議会チャンネル或いは敦賀市議会インターネット中継などにより、関心をもってご覧いただければ幸いです。
 

【昨日の朝散歩からの風景。コロナはあれど、心は晴れやかに前向いて、今日からの議会に臨みます。】

古墳時代の新知見から分かる「重要都市敦賀」 

ブログ 敦賀の歴史

どうしても気になるのは、犠牲者が100人超えにまで膨らんだアフガニスタンの自爆テロ。
 
現地に残る邦人らの国外退避のため派遣された自衛隊機は、これまでに邦人1人、米軍の要請に基づくアフガン人14人を首都カブールの空港から隣国パキスタンに輸送、退避させたとの報道となっており、引き続き、個別の事情で即時退避を希望しなかった少数の邦人や、退避希望を示す輸送対象のアフガン人約500人などに対しては、隣国パキスタンから支援活動を継続するとしています。
 
一方こうした状況を受け、立憲民主党の福山哲郎幹事長はtwitterで、派遣された隊員に敬意を表するとしつつ、「なぜわずか1人なのですか。退避を希望する日本人やアフガン人のスタッフなど500人程度の想定だったではないですか。ロシアも韓国もEUも数百人程度で退避しています。」と投稿。
 
自衛隊法84条の4「在外邦人等の輸送」に基づく自衛隊機派遣では、「輸送を安全に実施できる」ことが前提になっており、その狭間での命懸けの任務を遂行する自衛隊に対し、「わずか1人」とは何事かと、この野党第一党幹部の認識に呆れ返った訳でありますが、どうやら私の認識は真っ当であったようで、その後同twitter上は批判のコメントで溢れていました。
 
いずれにしても、米軍撤退期限の31日までは時間がなく、残された退避対象の方々の輸送、自衛隊の皆さんが任務を無事に遂行されることを願うばかりです。
 
さて、昨日は、週明けから始まる9月定例会に向け、今一度議案の読み込みや一般質問の通告書作成などを行いつつ、午後は気比史学会主催の「市民歴史講座」に参加してきました。
 
受付などのお手伝いもさせていただいた訳ですが、検温、手指消毒の徹底や常時換気、定員も通常の半分まで縮小するなど、十分なコロナ対策を講じた中での開催となりました。
 
今年度第2講となる昨日は、おおい町暦会館の山田虹太郎氏を講師にお招きし、「陰陽道の歴史と禍事防除 〜生活の中にある陰陽道〜」との興味深い講座であった訳ですが、こうして書いておりましたら、前回7月31日に開催された第1講のことをご紹介していないことを思い出しましたので、本日まず先に、そちらの方をご紹介したいと思います。
 
日曜日の朝ということもあり、ごゆるりとご一読のうえ、ロマンあふれる古の敦賀の情景を思い浮かべていただければ幸いです。
 
テーマ:「敦賀の古墳時代に関する新知見 〜沓見遺跡・手筒山古墳群などにおける最近の調査から〜」
 
1.日 時 : 令和3年7月31日(土)14時 〜 15時30分
2.講 師 : 福井県教育庁埋蔵文化財調査センター 安達 俊一氏
3.内 容 :
(1)はじめに
・敦賀の古墳や集落は東部に多いと言われていたが、調査により西部でも多くの集落が展開していたことが明らかになった。
 
(2)敦賀西部地区(沓見エリア)のほ場整備に伴う調査成果
・沓見遺跡は、8,200m2を対象に調査を実施(大町田遺跡は22,000m2)。
・弥生時代から古墳時代の周溝を伴う建物、古代の堀立柱建物、自然河川を確認。
・柱の穴の中から平安時代あたりの土器が見つかっている。
・一辺が6mくらいの建物跡もあり。
・大型の高坏(たかつき)は向出山1号墳でも見つかっていて、火にかけたことを証明する煤けた跡がある。
・沓見遺跡の須恵器(5世紀の中頃)は、日本に須恵器が広まって間もない頃のものが沢山あり貴重。
・畿内が朝鮮半島から導入した技術を伝えたのではないかと推定。
・敦賀という地域が、畿内の何者かの勢力に大変大事にされていた可能性がある。
 

【河川から見つかった土器(収集した破片から復元)】
 
(3)手筒山古墳群について
・手筒山西1号墳(前方後円墳、墳長53m)は、敦賀市内で2番目の規模。
・前方の等高線が立て込んでいることから、海からの眺望を意識していると言える。
・手筒山1号墳(円墳、径50m以上)。2段築成の円墳。海からの眺望良好で恐らく中期前半の古墳。頂上に登る階段の脇にある。
・手筒山2号墳(方墳、一辺約33m)。2段築成の方墳で墓石を持つとされるが、平野側からの眺望は悪い(1号墳の陰に隠れる)。
・敦賀市内2例目の埴輪(円筒埴輪)を持つ。
敦賀には、中期の古墳はないと思われていたため、中期の古墳が多くある若狭の勢力に押されていたのかのイメージが多かったが、今回見つかった古墳は、その間を埋めるものであり、逆に中期の古墳が充実してきたという結果になってきている。
・ランクが少し上の古墳が、中期の敦賀には多くあるというのが特徴。
・敦賀の古墳を作った勢力が、敦賀の海・船に関わる勢力であったと推定される(経済の構造)
 

【手筒山2号墳で見つかった埴輪(写真は反射して見づらいのですが)】
 
(4)大町田遺跡の整理作業から
・古墳時代前期の製塩土器が出土したことが明らかとなっている。
・櫛川遺跡からは製塩土器も発見されている。
 

【櫛川遺跡で発見された製塩土器】
 
(5)まとめ
・敦賀の勢力が当時貴重品であった須恵器を大量に保管していた点や畿内政権と関係が深い大阪湾沿岸の製塩土器が導入されている点から、古墳時代前・中期の段階で畿内政権にとって、敦賀が重要な地域として認識していたことが伺われる。
・また、海からの眺望を強く意識した古墳群の存在や、古墳時代前期に遡る製塩土器の出土は、その背景にある敦賀と「海」との関係性を端的に示している。

 
発掘調査で見つかった遺跡、古墳からはこうして様々なことが分かっています。
 
ここ敦賀は「交通の要衝」、「鉄道と港のまち」と言われますが、その歴史や重要さは国内でも有数のもの。
 
こうした情景を思い浮かべつつ、今を生きる私たちは郷土に誇りを持ち、今そして次代にこの大切な歴史をつないでいかねばなりません。

これぞ、危機感をもって果たすリーダーの説明責任

ブログ 新型コロナウイルス

48人の新型コロナウイルス新規感染者と発表された昨日の福井県。
 
14時からは杉本知事自らが説明しての「新型コロナ感染症に関する臨時記者会見」が行われるとあり、画面越しに拝見しました。
 
会見の冒頭、「感染爆発直前」との危機感迫る言葉から始まり、スライドを映しながら、概略以下の通り現況説明されました。
 
(感染状況)
◉直近1週間の県内新規感染者は281人となっており、新規感染者、入院患者数ととも過去最高の状態。
◉但し、重症病床の使用は1床。
◉確保している病床は404病床で、うち100床は臨時病床(中症者用)に対し、病床使用は221床と逼迫度も高くなってきている。
◉新規系統は72系統で、県外由来の系統による感染者が多数発生している。
◉デルタ株により、換気がされていなかったため発生しているケースもある。
◉新規系統の約半数で他者への感染が発生。
◉感染力が強いため、大きなクラスターに発展する傾向がある(1割の感染者が6割の感染を生む)。
 
(ワクチン接種)
◉ワクチンの効果に関し、感染者975人について調べると、約96%がワクチン未接種の方。
◉2回接種では感染率が約98%減少。
◉県内接種率は、1回目接種70%、2回目56%だが、10月末には接種完了予定。
 
(まん延防止などへの移行)
◉まん延防止重点措置に関しては、より広範な私権制限を伴う措置へ移行する可能性となるが、何とか今の状態で抑えたい。
 
(県民への呼び掛け)
◉感染拡大は経営上の最大のリスク。
◉お盆は昨年の5割増しの人の移動があった。連休、お盆、夏休みの人流が感染を生んでいる。
◉感染爆発直前であり、今が正念場。強い危機意識をもって、今日から一人ひとりの行動見直しを。
 
その後の記者からの質問も全てご自身で答えられた杉本知事でしたが、表やグラフを用い、科学的データを分析したうえでの必要な取組みを示しつつ、分かりやすい言葉で説明され、現況とやるべきことが大変良く理解できた次第。
 
また、緊急事態宣言或いはまん延防止重点措置の府県にグルリと取り囲まれている福井県ということもあって、その危機感たるや相当のものと、トップリーダーの必死の思いが伝わってきました。
 
これぞ、危機感をもって果たすリーダーの説明責任だと、ある種感銘を受けたところであり、その呼び掛けに従い、今一度県民の皆さんのご協力のもと、この第5波を抑制方向に向かわせたいと強く認識をともにした次第です。
 

【臨時記者会見で説明する杉本福井県知事(福井県YouTubeチャンネルより)】
 
一方、昨日15人と県内で最も多い新規感染のあった敦賀市ですが、市のホームページを見ると18回目となる市長コメントが掲載されており、市内感染の状況を踏まえた感染防止対策の呼び掛けがされていました。
 
また、この日は、ふたつの良い情報がありました。
 
ひとつは、以前に停止していたワクチン接種の予約受付を「8月30日より再開」すること、ふたつ目は、「ワクチン接種キャンセル待ち希望者の募集」を行うということ。
 
ふたつ目は、その名の通り、接種会場においてキャンセルが発生し、補充が必要な場合の接種希望者を募っておくことにより、その旨連絡を受けた場合は接種が可能になるというものであり、ワクチンの有効利用ならびに接種率向上に向け非常に有効な手段と受け止めた次第です。
 
ふたつのお知らせの詳細に関しては、既に市のホームページにも掲載されておりますので、以下リンクよりご覧ください。
 
→→→新型コロナウイルスワクチンの接種について(敦賀市HPより)
 
とはいえ、ここ最近歯止めが効かない市内感染の状況に加え、昨日からは学校が再開、しかも10歳未満2名を含む15人の感染者が確認されたというのに、市の新型コロナウイルス感染症対策本部会議は、この日も開催されず。
 
コロナ発生から約1年半が経過していますので、この辺りの明確な開催基準はあるのだと思いますが、知事も「ここが正念場」と述べたこうしたタイミングで庁内で認識を共有し、ひとつでも具体策を講じていくことが危機管理対策に通ずるところと思うところですが、どう捉えたら良いのか。
 
まさか、基準なく、空気感で開催するということではないと思いますが。。。
 
かくいう私自身はと言えば、福井県が発表するデータから敦賀市分を抜き取り、独自で分析をする中において、20代が最も多い感染年齢分布、職業別では圧倒的に会社員が多いこと、県外滞在歴も16件(対象の71件中)あることなどのデータ把握、保健所への聞き取りなどを行いつつ、例えば県外由来に関しては、交通アクセスの良い敦賀だからこそ、より一層の実効性ある対応をすべきではないか、一般診療や救急医療など地域医療を一手に引き受ける市立敦賀病院を絶対に医療崩壊させてはならないとの強い危機感のもと、他市町の例に囚われない独自施策が必要なのではないかと考えを整理したところ。
 
これに関しては、来週から始まる9月定例会一般質問で具体的提案できるよう、もう一段階準備を整えていく所存です。
 
早いもので8月も残り僅か。
 
このコロナ感染の高まりによって、とても静かに秋を迎えるという雰囲気ではありませんが、気持ちは冷静に、客観的に物事を捉え過ごしていきたいと思います。

アフガン自爆テロ。他人事ではない日本。

ブログ 政治

ベスト4進出ならず。
 
昨日の甲子園は「最も面白い日」と言われる準々決勝。
 
ここまでの2試合、強烈な先制パンチからの逃げ切りで勝ち上がってきた福井代表の敦賀気比は第1試合に登場し、京都国際(京都)と対戦。
 
リアルでは見れませんでしたが、終盤まで0-0のままの投手戦から8回に2点を先制するも、その裏に同点に追いつかれ、最後は惜しくもサヨナラ負けを喫しました。
 
元横浜高校監督の渡辺氏をもってして、「マシンガン打線」と例えたよう、鮮やかな連打、つなぐ野球の敦賀気比の強さを見るに、悲願の夏の全国制覇もあり得るのではと期待していただけに、ここでの敗退は大変残念な訳ですが、地元敦賀から甲子園の土を踏み、コロナの影響もなく試合が出来たこと、2試合の勝利で元気付けてくれた勇姿に拍手を送りたいと思います。
 
開幕直後から連日の雨により心配された大会日程も残すところ、準決勝、決勝のみ。
 
天気予報を見ると大阪もお天気が続くようで、ひとまず安心。
 
ここにきて暑さがぶり返すという、皮肉な夏ではありますが、最後までの熱戦を期待したいと思います。
 
さて、同じ戦いでも甲子園とは次元の違う話しですが、昨晩入ってきたニュースでは、米軍が撤退を決めたアフガニスタンの首都カブールの国際空港ゲート付近で爆発があり、複数の死傷者が出ていることが明らかになりました。
 
爆発は何者かによる自爆テロとみられ、米中央軍のマッキンジー司令官は、この爆発により米兵12名が死亡したと発表。
 
バイデン米政権は、アフガニスタ国内で活動するイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)系武装勢力がカブール空港周辺を標的とする自爆テロを画策しているとの情報を入手していたようで、25日にはアフガニスタンに滞在する米国民向けにテロの脅威が迫っているとの警報を出し、ゲート周辺から離れるよう呼びかけていた矢先の出来事となったとのことですが、米軍の撤退はこの後どうなるのか。
 

【火花マークが爆発箇所。カブール空港は、北側が軍用、南側が民航用に別れていて、多くの群衆が押し寄せている南側で爆発が起こった模様(佐藤正久参議院議員Twitterより)】
 
これを受け、アメリカのTwitterでは既に「#BidenMustResign」(Resignは辞任を意味する)がトレンド入りしており、騒然とする米国内の様子が浮かび上がってきます。
 
これまでの経過を思えば、米軍の報復は必至かと思いますが、実権を掌握したタリバンの動きなど、本当にどうなっていくのか。
 
そして、日本にとっても決して他人事でありません。
 
既に邦人退避のため、自衛隊のC2輸送機1機とC130輸送機2機が、アフガニスタンの隣国パキスタンの首都イスラマバードに待機しているものの、空港周辺は治安が安定せず、外務省や防衛省の職員らが、現地での情報収集や米軍との調整をしているともありますが、まさに命懸けの救出が成立するかどうか。
 
現地邦人ならびに自衛隊員の安全はさることながら、無事を祈るご家族の心中を思うと胸が苦しくなりますが、日本人の一人として無事の帰還を願うところであります。
 
コロナで世界が混沌とする中でのこうしたテロ行為は断じて許されないのは言うまでもありませんが、昨日記載したのと同様、こうした有事に政治がどう対応するかで、国民の生命と財産にも影響する訳であり、政局ではなく、菅首相のトップリーダーとしての対応を注視したいと考えます。
 
それにしても、一番の被害は、逃げるも地獄、残るも地獄のアフガニスタン国民。
 
平和とは何か、現実的に平和を守ることの意義を思って止みません。

自問。有事の時にこそ機能すべき政治は何をしているのか。

ブログ 新型コロナウイルス

朗報は忘れた頃にやってくる。
 
SNSをご覧の方には、既にご紹介した内容となりますが、以前にダメ元で投稿していた写真が、何と25日の福井新聞「私の疎を楽しむ」欄に掲載されました。
 
掲載されたこともさることながら、粟野地区の自慢の場所でもあるヒマワリたちの雄姿で、少しでも読者の皆さんの元気につながればと、朝から嬉しく思った次第です。
 

【コメントは、このヒマワリたちと目が合った瞬間に感じた、素直な気持ちです(8月25日の福井新聞より記事掲載)】
 
さて、最近を振り返ると、ジャンルを問わず様々起こるニュースに翻弄される日々が続くところ、朗報に続き、一歩前進の話題。
 
これまでも私が注視してきていることのひとつで、日本が抱える大きな課題である「福島復興」に関して、その鍵を握る東京電力福島第一原子力発電所の多核種除去設備(ALPS)*処理済水海洋放出について、政府は24日、その際の風評対策に関する中間案を決定との報道。
 
*(注記)
正しくは、「処理水」ではなく「処理済水」(ALPSで処理が済んだ後の水との意)であるとする、以前にあった原子力規制委員会委員長の発言をもとに、私はこう表記しているものであり、その点ご理解のほど。
 
風評発生時の緊急避難措置として、価格下落や販売減少に見舞われた国内の水産物を買い取る基金の創設を盛り込んだほか、今後は中間案をもとに、年内に具体的な行動計画として整理のうえ、放出後を含めた各省庁の取り組みを取りまとめる方針とのこと。
 
また、東京電力は昨日、同処理済水海洋放出の全体計画を発表し、海底トンネルを新設して沖合約1キロで放出するほか、海での放射性物質トリチウムの監視強化や、風評被害が発生した場合の賠償方針を盛り込みました。
 
これに対しては、即座に韓国が遺憾の意を示したとのことですが、この対応は国際基準に照らして何ら問題ないものであり、政府は科学的根拠を持って反論もしつつ、2023年春頃の放出開始に向け、粛々と準備を進めていただきたいと思う次第です。
 
こうして粛々と進むものがある一方、この先どうなっていくのかと、どこか真綿で首を締められるような思いとなるのが新型コロナウイルス「第5波」。
 
ここ福井県では昨日、1日の新規感染者としては過去最多となる、新たに男女56人が感染と発表。
 
市町別の内訳を見ると福井市の17人を筆頭に、越前市13人、敦賀市10人、鯖江市7人と続き、坂井市や大野市、越前町と美浜町でも確認との状況となっています。
 
お膝元の敦賀市も再び二桁感染ということで、これに関しては、危機管理としての市の感染対策の観点から、次の定例会での一般質問で取り上げることとしており、実効性あるものにつなげられればと思うところです。
 
また、yahooニュースにも掲載されるなど、全国的にも取り上げられたのは、越前市の感染に大きく影響している福井村田製作所内でのクラスター。
 
同社の主力拠点である武生事業所では、24日までに協力会社を含む従業員計98人の陽性が判明していることを受け、同日から31日まで操業を停止すると発表するとともに、主力の積層セラミックコンデンサーの生産拠点とする同事業所に勤務する、協力会社を含めた全従業員約7千人に対し、操業停止期間中にPCR検査を実施するとのこと。
 
同社経営も苦渋の判断であったことは間違いないと思う訳ですが、ここまでの感染拡大、県内医療にも影響を与えるとあっては致し方ない対応かと思うところ。
 
こうして県内もバタつくところ、夜には菅首相が、緊急事態宣言の追加発令などを決定。
 
首相官邸での記者会見では、もう聞き飽きたセリフ、「国民の協力をいただきながらこの危機を何としても乗り越えていく」と述べるとともに、ワクチンは「デルタ株」にも効果があると強調し、接種率が向上していることから「明かりははっきりと見え始めている」と指摘したとのこと。
 
3回目のワクチン接種に向け必要量の確保も進める中、「明かりははっきりと見えている」との首相の言葉は、大方の国民の認識とは乖離があると思え、「裸の王様」ではありませんが、どこか哀しげな姿に映ったのは私だけではないかと思います。
 
いずれにしても、この追加発令により、緊急事態宣言の京都、滋賀、岐阜、そしてまん延防止重点措置の石川と、福井県はグルリと包囲されている中、県民力でどこまで感染を低減させることが出来るか。
 
冒頭のヒマワリたちのように、照らす明かりの方を向いて、前に進む以外に終息の道はないのですが、この有事にこそ機能すべき政治は何をしているのか。
 
自問自答のうえ、引き続き地方議員の一人として、役割を果たしていく決意です。

「野心的であるが故」の言葉で全てを片付けていいのか

エネルギー ブログ

「失ったものを数えるな、残されたものを最大限に生かせ」。
 
これは有名な、パラリンピックの父と呼ばれる英国の医師、ルードウィッヒ・グットマンの言葉。
 
少し調べてみると、そのグットマン医師が、1948年にロンドン郊外のストーク・マンデビル病院で、戦争で負傷した退役軍人らを対象に開いたアーチェリー大会がパラリンピックの発祥とされ、その後、大会は発展、1960年からは4年に1度、ほとんどが五輪開催国で開かれ、第2回大会が1964年の東京だったとのこと。
 
そのパラリンピック東京大会が、以来57年ぶりに昨日、国立競技場で開幕しました。
 
史上最多58個のメダルを獲得した東京五輪後、日本国内では、新型コロナウイルス感染の「第5波」が急拡大し、報道などでは開催に疑問の声が挙がっていることや原則無観客とするなど、東京五輪に続き異例の大会となります。
 
それでも160を超える国と地域から、史上最多の4403人のパラアスリートが東京に集うとのことであり、先の五輪とはまた一味違う、決して諦めなかったからこの場に立つという、人間が持つ強さや可能性に私たちが気づき、その気づきが社会を変えていく原動力になるものと信じ、日本選手はもちろん、世界各国のアスリートの皆さんが心置きなく力が発揮できることを願い、応援したいと思います。
 
さて、話しは変わり、一昨日の午後は、敦賀市議会の議員説明会が開催され、「国のエネルギー政策」について、経済産業省資源エネルギー庁の原子力立地政策室長より説明を聞きました。
 
約30分のエネ庁からの説明は、現在のエネルギー事情と第6次エネルギー基本計画素案(主に原子力政策)のアウトラインを通り一遍に述べるに留まり、原子力立地地域の議員と分かって説明しているのか、スタートから疑問が湧きましたが、他の議員の皆さんももちろん同じように感じておられ、その後の質問時間では、とりわけ原子力政策に対する国の姿勢、エネルギー基本計画の内容について多くの批判の声が挙がりました。
 
質問に先立ち、冒頭議長より、第6次エネ基策定にあたっては、敦賀市議会から意見書も提出しているが、そのことも認識したうえで、何を説明しに来たのかとの問いに対し、エネ庁側はどうも、意見書の内容すら把握していない様子であったことに、私も呆れ返ってしまった訳ですが、その後複数の議員から挙げられた主な意見は以下の通り。
※私のメモベースにつき、一字一句合致しているものではありません。
 
(主な意見)
エネ基を見る限り、今後、大型軽水炉は不要と思っているように映るがどう考えているのか。
◉前回のエネ基には、敦賀を原子力研究拠点にとの文言があったが、どうなったのか。
◉再エネ、特にFITによる賦課金により国民負担が増大しているが、今後さらに増加すると思うが、どう対応していくのか。
原子力を「活用」していくとの文言と「依存度低減」が混在しており、全くもって矛盾している。
◉信頼回復、信頼回復と言うが、誰の責任で誰がやるべきだと考えているのか。これまで協力してきた立地としては、梯子を外された思いである。
◉立地地域には丁寧な対応とあるが、全くもってそうは思えない。もんじゅの時も、そう言いながら、突如の廃炉を通告されたような形でもあった。国は信頼できない。
杉本知事が関電の40年超プラントに同意した際に、国は、将来に亘る原子力政策を明確にすると約束したはずだが、既に反故にされている。都合の良いことだけ言って進めさせ、約束を守らないのは、まさに後で梯子を外しているのと同じである。
 
これに対し、室長は「野心的なエネルギー基本計画であるが故」との前置きばかりで明確な答えはなく、「ご意見ありがとうございます」に終始した感。
 
最後に議長からは、「立地地域から出された意見書の内容すら、計画に取り込まない国の対応に対し、元々ない国との信頼関係であるが、さらに原子力を分かっている人ほど、もう原子力は不要(協力できないとの意味と解釈)だと思う雰囲気もある。その点、国は重々認識しておくように。」との趣旨の言葉を、強い口調で伝え閉会となりました。
 
とりわけ、意見書でも強く要望した「新増設・リプレース」が一言も記載されていないことに対する国への不信感と受け取った訳ですが、これに関しては全くその通りと、大きく頷いた次第。
 
また、その後開催された、敦賀市原子力発電所懇談会も傍聴しましたが、ここでも市内各団体を代表する複数の委員から国のエネルギー・原子力政策に対する姿勢に懐疑的な意見が多数挙がったほか、座長である渕上市長からは最後に、
 
新増設、リプレースを行うことを示さないと、人材育成や技術が進まない。
裏付けのない「野心的」の言葉によって、このエネルギー政策は、理想と現実でいえば前者になっている。
◉国民のほうを向いているのかが疑問である。
◉原子力に関しては、いつまでに国民理解を得ようとしているのか。震災から10年が経つが(国を)信じていいとは言えない状況。
◉先に進むことのみならず、最終処分など、後始末を考えた時に間に合っていないことが多く、ちぐはぐに映るため、国には頑張っていただきたい。
 
との言葉がありました。
 
議会と同じような認識と受け止め、説得力ある言葉にこちらも頷いた次第。
 
こうして、他の原子力立地地域も回られるのかどうか分かりませんが、果たして意見を反映する気があるのか、単にガス抜きの場であってはならないことは確かであります。
 
2050年カーボンニュートラルの「野心的」、「おぼろげに浮かんだ」46%CO2削減の言葉に振り回され、2030年ですらバラ色の世界が待っているかのような、お花畑の理想論で日本はどうなってしまうのか。
 
有識者や原子力立地自治体、議会が何を言っても、決め打ちの政策に突き進む国の姿勢を憂いて止みません。
 

【国の根幹に関わる政策が「理想論」であって良いはずがない(やまたけ活動報告会資料のスライドより)】

議員定数について再協議を行う

ブログ 敦賀市議会

昨日は、8月30日から始まる9月定例会の告示日。
 
この定例会では、各会計の令和2年度決算を審査することもあり、議会事務局にて、マチ付き封筒にパンパンに入った議案書を受け取りました。
 
事業の成果や効果を表す決算書類に加え、提出された補正予算案なども含め、開会までにしっかりと目を通し、審査にあたっていきたいと思います。
 
また、これに先立ち、午前中には議会運営委員会が開催され、定例会日程や運営方法などについて確認した後、以前より議論を続けている「議員定数」に関する検討を行いました。
 
6月定例会にて、「議員定数削減」を求める請願を採択したことを受け、今後は「削減」を前提とした検討を行うとしたうえで、議長からは、議会運営委員会に対し、「削減人数」と「明確な基準」を示すよう諮問がされたところであり、それ以降2回目の協議の場となりました。
 
今回は、冒頭、前回委員会で確認した「検討の進め方」を改めて確認した後、持ち帰り検討としていた、諮問のあった項目に対する各会派ごとの考えを提示、協議しました。
 
「削減人数」に関しては、
◉2人減→市政会、公明党、市民クラブ(私が所属)
◉4人減→同志会
◉現状維持→日本共産党敦賀市会議員団
と、想定通り意見が分かれることに。
 
「明確な基準」(定数に対する敦賀市議会としての確固たる考え方)に関しては、諸々考えは述べられたものの、全会派ともに「委員会中心主義」、つまりは現状の3常任委員会をベースとしつつ、この委員会の人数(機能を損なわない1委員会あたりの人数は何人が妥当なのか)をもって基準にすべきとの考えで一致。
 
この点が一致したことは、議論が一歩前進であり、大変良かったと感じました。
 
削減人数に関しては、2人減が15名(議長を除く会派所属人数をそのまま数えたとして)、4人減が3名、現状維持が2名となり、2人減が圧倒的多数を占める訳でありますが、多数決は最終手段、議論を尽くすのが議会運営委員会のあるべき姿との前提のもと、この結果を踏まえ、改めて協議の場を持つこととし、昨日はここまでで委員会を閉じました。
 
委員会の場でも述べさせていただきましたが、私はこの定数に関しては、「議会自らが決めること」との基本スタンスのもと、市民の代表である議会、議員の立場を踏まえれば、説明責任が果たせるよう、明確な考えを持って決めるというのは至極当然のことであるとの考えであり、引き続き、そうした考えに則り、透明性ある議論に参画していくとといたします。
 
もちろん、このことは私のみならず、議論に参画されている各会派の皆さんも同様にお持ちのことであり、それは、協議に対する姿勢や発言を聞いていれば分かることでありますので、その点、申し添えさせていただきたく存じます。
 
最後に、昨日の委員会には、敦賀市区長連合会の方々が傍聴に来られてましたが、「定数削減は市民の総意」だとして請願された経過を踏まえ、市民の皆さんには、こうした議論経過についても関心を持って注視いただけますよう宜しくお願いいたします。
 

【先日撮影した野坂の畔に咲く花。人知れず咲く花に風情あれど、議会の議論は人知れずではいけません。さらに工夫して発信あるのみです。】

令和3年10月より上下水道料金改定。使用者公平負担の原則に則り、何卒ご理解を。

ブログ まちづくり

快晴とまではいかないものの、青空が広がった昨日の敦賀。
 
久々の運動でリフレッシュとばかりに、午前中は野坂山の登山道入口までジョギングしましたが、黄金色に広がる田園風景、市内を見下ろす展望と、流れる汗とともに清々しい気分になりました。
 
それにしても、田の稲穂は皆、頭を重たそうに垂れており、早や稲刈りを待っているよう。
 
昨日書きましたコスモスだけではなく、実りの秋も近づいていることも肌で感じた次第です。
 
さて、登山道入口では、野坂の清流で気持ち良く顔も洗わせていただきましたが、今日は「敦賀の水」の話し。
 
敦賀にお住まいの皆さんのご家庭には既に、「広報つるが」と一緒に「敦賀の上下水道」とのタイトルの冊子が配布されていることと思います。
 
このパンフレットは、上下水道が、安全・安心な水の供給、公衆衛生の向上や水質保全など、市民生活や企業の経済活動にとって欠かすことのできない社会基盤であることを説明するとともに、将来にわたり安定したサービスを提供していくために、令和3年10月より上下水道料金を改定することをお知らせするものであり、市民の皆さまのご理解とご協力をお願いすることが趣旨として記載されています。
 

【敦賀市内全戸に配布されたパンフレット】
 
市のホームページにも、料金改定をせねばならない理由にあたる「上下水道事業の現状と課題」が記載されており、敦賀市ではこれまでに、業務の包括的民間委託や、施設運営の最適化による電力削減など、経営健全化の取り組みを行ってきているものの、今後の人口減少により水需要の減少が予測されることや、それに伴い料金収入の減少が見込まれることから、上下水道事業の健全な経営を持続できない見通しとなっているとあります。
 
また、水道事業は、老朽化した施設管路の更新、施設の耐震化などに多額の費用が必要となり、現行の水道料金では、財源不足により計画的な工事の実施が困難となること。
 
下水道事業は、事業初期に多額の建設費が必要であり、それに係る企業債の償還金の負担が大きいことや、地方公営企業法の適用により、独立採算制が強く求められることなどから、資金不足が生じ、他会計からの借入れを行っているのが現状であり、将来に亘り健全な経営を維持し、市民の皆さんに安定したサービスを提供し続けるために、上下水道料金の改定をお願いすることになったとあります。
 
上下水道の仕組みを始め、運営状況や改定料金の詳細は、パンフレットに分かりやすく記載されているのと、ホームページにも掲載されていますので、そちらを是非お読み取りいただければと存じます。
 
以下、市のホームページをリンクいたします。
 →→→上下水道料金の改定について(敦賀市HPより)
 
ちなみに、料金改定でどれぐらい値上がりするのか、我が家の使用水量を元に試算してみた結果は、次の通りです。
 

【ちなみに、前年同期比では44m3から31m3に使用水量が減っていますが、これは長男がいた昨年から、平日は妻と二人生活になったことによる影響かと。年頃の子どもが一人いないと、こんなに減るんですね。】
 
◉メーター口径:13mm、今回使用水量(6月20日〜8月20日):33m3
 
【上水道】
(現 状)基本料金:1,760円 + 超過料金(21〜60m3):1,029円 = 2,789円
     *超過料金は、1m3あたりの単価
(改定後)基本料金:2,112円 + 従量料金(1〜20m3):88円 +(21〜60m3):1,235円 = 3,435円
 
改定により、23.2%アップ。
 
【下水道】
(現 状)基本使用料:2,090円 + 超過料金(21〜60m3):1,271円 = 3,361円
     *超過使用料は、1m3あたりの単価
(改定後)基本使用料:2,508円 + 従量使用量(1〜20m3):132円 +(21〜60m3):1,525円 = 4,165円
 
改定により、23.9%アップ。
 
上記をご覧になります通り、これまで基本料金に含まれていた水量(1〜20m3の範囲)を廃止し、水量に関係のない基本料金とすることや、水量に関係のない基本料金とすることに伴い、従量料金に1立方メートルの使用からの区分を新設するなどにより、基本料金と既存の従量料金単価が約20%改定されることとなりますので、皆さんも一度、ご自宅の使用量を見てご確認いただければと存じます。
 
なお、コロナ禍で各ご家庭の事情も大変厳しい折、料金改定に対する反対のご意見もあろうかと存じますが、議会でも議決をしたうえで、当初、令和2年10月に改定を予定していたものを、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う市民の負担軽減を図るため、一旦、令和3年4月まで延期、更に令和3年10月まで延期するとし、条例改正してきたもの
 
こうして何とか、市民の皆さんのご負担を避けるべく対応を図ってきましたが、前述の通り、これ以上の延期は、上下水道事業の運営が立ち行かなくなることから、苦渋の判断をしたものであり、その点、何卒ご理解いただきたくお願いいたします。
 
なお、本件に対しての私の考えについては、当初議決した令和2年3月定例会での「賛成討論」の中で述べていますので、以下リンクよりご覧ください。
 
 →→→「第38号議案 敦賀市水道事業給水条例の一部改正の件」に対する賛成討論全文(2020年3月27日ブログより)
 
 →→→第39号議案「敦賀市下水道条例の一部改正の件」に対する賛成討論全文(2020年3月28日ブログより)
 
また、上下水道事業の運営や設備の状況に関しては、令和2年2月15日に昭和浄水場で行われた上水道課の災害対策訓練を視察した際に、自分の目で、リアルな実態を把握しておりますので、その点も皆さんと共有をさせていただきたく、同じく以下にリンクいたします。
 
腐食した配管なども掲載されていますので、こちらは是非ご覧ください。
 
 →→→国民の生命を守る「自衛隊」と「水道事業」(2020年2月16日ブログより)
 
以上、料金改定があっても、県内では安い上下水道料金であることや、敦賀市内の21箇所の井戸(深さ80m)を水源とする地下水は、そのまま飲料水として飲める良好な水質を有するのが敦賀の水。
 
つまりは、「安くて美味い」水は、敦賀の自慢でもあり、その自慢を後世に残していくためにも、敦賀市民皆で支えていくことが大事なことと考える次第です。
 
「蛇口をひねれば“当たり前”に出る水道ですが、この“当たり前”をいかに安価で安定的に供給し、維持していくのかを常に考え取り組んでいる」との言葉は、以前に水道部長から聞いたもの。
 
今回の改定率約20%となる上下水道料金改定に対しては、何かとご意見があろうかと存じますが、これまで述べましたことを踏まえ、便益を受けている使用者公平負担の原則に則り、必要な対応と考えますので、市民の皆さまにおかれましても何卒ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。

主役交代。季節はヒマワリからコスモスへ。

ブログ 防災

Facebookなど、私のSNSもフォローいただいている方にとっては重複となってしまうのですが、敦賀市公文名にある「ヒマワリ畑」。
 
交通量の多い「夢街道」沿いにあるため、気に掛けてらっしゃる方も多いのかと思いますが、8月初旬には「主役の季節到来!」と言わんばかりに元気に咲き誇っていたヒマワリたちも、ここ最近の長雨のせいか、先週通ると皆、元気なく下を向いており、どこか寂しい気持ちになったところ。
 

【揃って下を向くヒマワリたち】
 
昨日も通り掛けに見ると、状況変わらずどころか、さらに茎までしんなりと傾いてしてしまっていた訳ですが、同乗していた家族曰く、日射不足のせいではなく、もうシーズン終わりなのではないかと。
 
確かに、既にお盆も過ぎ、今日は22日ということで、ヒマワリからコスモスに主役も交代ですね。
 
それにしても、コロナ禍であれだけ咲き誇っていたヒマワリたちからは、「上向いて頑張れよ!」と大いに元気をもらいましたので、また来年の再開を楽しみにとの意味で、その「雄姿」を胸に置き留めておきたいと思います。
 

【同じ場所と思えないくらい、元気いっぱいに咲くヒマワリたち(8月1日撮影)】
 
早いもので、春の桜から、紫陽花、そしてヒマワリと季節は移り変わってきていますが、短い期間を精一杯に咲く花を見習い、大切に日々を過ごさねばと再認識するところです。
 
さて、既に朝夕はめっきり涼しくなり、エアコン要らずの気温となっていますが、秋本番を迎えるにあたって警戒すべきは、やはり台風。
 
先般もトリプル台風が日本列島を襲ったところですが、気象庁のサイトを見ると20日午後9時には、フィリピンの東を進む熱帯低気圧が台風12号(オーマイス)に変わったとのこと。
 
ちなみに、この「オーマイス」の命名国はアメリカで、パラオ語で「徘徊」という意味だそう。
 
毎回、発生した台風は「〇〇号」だけでなく、台風防災に関する国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名前が付けられることになっているのですが、その由来を見てみると少し、気象通になった気がするのは私だけでしょうか。
 
話しが横道に逸れましたが、この「オーマイス」は、気象庁の予想進路によると22日頃にかけて沖縄に接近後、九州に接近・上陸する恐れがあるとのことで、予想最大風速(最大瞬間風速)は15~19メートル(20~30メートル)、波は4メートルになるそう。
 
沖縄、九州を通過の際に、大きな被害をもたらさないよう願うとともに、今のところ本州ルートは予想されていないものの、油断をせず情報把握に努めたいと思います。
 
なお、台風に限らず、大雨による洪水や土砂災害に対する備えとして、「避難」が非常に重要になることは言うまでもありませんが、先般、災害対策に関し市の危機管理対策課にお話しを伺うに、各ステップでの避難など対応判断にあたっては、気象庁や福井県からのデータ、さらにはウェザーニュースなどのピンポイント予測情報など、多岐に亘るデータを総合的に分析し判断しているとのことでした。
 
特に雨の場合は、どれだけそのエリアに停滞するのかが重要になりますが、市も確認データのひとつとしていて、一般の方でも確認ができるものとして「福井県河川・砂防総合情報」サイトがあります。
 
その中の土砂災害警戒情報(補足情報)→土砂災害危険度情報をクリックしますと、福井県全域を5kmメッシュで、危険度に応じて色塗りされたマップが10分ごとに推移していくサイトがあるのですが、こちらを見るとご自分のお住まいの地域の危険度がタイムリーに分かるかと思います。
 
私も以前からブックマークし活用してきているところですが、正確な情報をもとに、自分でも予測をしておくとの観点から、大変有用なデータかと思いますので、是非皆さんにもご利用いただければ幸いに存じます。
 
以下にリンクをしておきますので、総合情報サイトも含めご覧くださいませ。
 
 →→→「土砂災害危険度情報(5kmメッシュ)」@福井県河川・砂防総合情報より
 
ヒマワリから防災の話しになってしまいましたが、花も台風もシーズンがあるということで、「楽しみ」と「警戒」の両者の視点をもって、この秋を過ごしていきたいと思います。

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