心通じ合う「議会報告会」

ブログ 敦賀市議会

昨日のブログでは、敦賀市議会のデジタル化に向けた取組みをご紹介しつつ、アナログでもデジタルでも、めざすところは「開かれた議会、より身近に感じる議会」であると書きました。
 
その上でご案内しました敦賀市議会「議会報告会」。
 
昨日は、議員及び議会事務局の皆さんで会場準備・設営、リハーサルを行った後、19時より、プラザ萬象大ホールにて開催しました。
 
カウントするのを忘れましたが、参加者は約30名と、昨年の38名より少なかったものの、高校生からご高齢の方まで足を運んでいただき感謝。
 
報告会は、広報広聴委員長の川端耕一議員の司会のもと開会し、馬渕議長の挨拶に続き、第1部では、議会の仕組みや各常任委員会より審査のトピックスをご報告。
 
総務民生常任委員会と文教厚生常任委員会からの報告に対しては質疑がありました。
 

【会場のプラザ萬象大ホール。開会前の様子。】
 
続く第2部では、「新幹線開業後の敦賀に期待すること」をテーマに、参加者、議員とも3グループに分かれての意見交換。
 
私は真ん中のBグループにて司会役を務め、極力フランクにと、意見の出やすい雰囲気づくりに努めましたが、心配をよそにサッと手を挙げていただいたトップバッターのご意見を皮切りに、空白の時間がないくらい次々と意見を述べていただき、これまた感謝。
 
先般のNHK「ブラタモリ」で敦賀が紹介されたことを例えに、日本一の高さを誇る新幹線敦賀駅を売りになど、視点を変えた観光PRのアイデアや開業を控えての嶺南各市町との連携、バスツアー会社への売込み、中心市街地活性化や10年後の敦賀のビジョンに至るまで、多岐に亘るご意見を頂戴し、これに応える形で議員各位から、議会で議論してきたことや現況について回答しました。
 
基本はご意見を受け止めるスタンスであるものの、意見交換を通じて双方の認識共有が図れたものと感じた次第です。
 
また、両サイドのA、Cグループからも切れ目なく声が聞こえていたことからも、3グループとも活発な意見交換であったよう。
 
なお、私のグループで嬉しかったのは、女性からの「80(歳)前になって初めて参加したけど、こんな貴重な場に来れて良かった」との言葉。
 
「こちらこそ感謝です」と返しましたが、心通じ合うとはこういうことですね。
 

【グループ形式での意見交換。車座になって、活発に意見が挙がりました。(写真はBグループ)】
 
こうして第2部も終え、最後は中道副議長による挨拶をもって閉会。
 
肝心の頂戴したご意見は、すべて議会として受け止め、精査をした上で今後の政策提言や議会活動につなげていくことになりますが、冒頭述べたよう、参加された皆様にとって、この報告会が「開かれた議会、より身近に感じる議会」につながるものになったのであれば幸いです。
 
自身で言えば、労働組合役員時代から大事にしてきたことは「Face to Face」の活動。
 
コロナを経験して一層重要と思った「対面」を基本に、今後も活動にあたりたいと思います。
 
最後に、報告会に参加いただいた皆様に改めて感謝申し上げます。
 
ありがとうございました。