メイストームと松尾芭蕉

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昨日は、晴れのち曇り予報ながら、比較的爽やかな晴天が広がった一日。
 
夏日の陽気とも相まり、屋外でスポーツやレジャーでもと思うところではありますが、何せ風が強い一日でもありました。
 
元々、3月から5月にかけては、日本付近で急速に発達した低気圧によって「春の嵐」や「メイストーム(5月の嵐)」と呼ばれる激しい現象が発生し、台風並みの暴風や海岸では高波となることもあるので、お出かけの際には十分な注意が必要ともされていますが、その発生要因は、日本付近に北から入り込んでくる冷たい空気と南から流れ込む暖かい空気がぶつかりあって上昇気流が生まれることで、温帯低気圧が急速に発達するためだそうです。
 
ちなみに、台風の場合は、台風の中心が近づくと急激に風が強まりますが、「春の嵐」をもたらす発達した温帯低気圧は低気圧の中心から離れたところでも風が強く吹くため、被害の範囲が広がりやすいという特徴があるとのこと。
 

【政府広報より引用。確かに範囲に違いがあります。】
 
実は最近、気になっていることのひとつが、この「強風」の日が多いということ。
 
15日は、朝から平均風速10m/s近くの風が吹き、夜半まで吹き続けていることや、車のボディを見ればお分かりの通り、以前であれば2〜3日で終わっていた「黄砂」が幾度となく襲来することなど、どこか気持ちの悪い環境変化にお気づきの方もいらっしゃるかと存じます。
 
意識していなかった「メイストーム」が、これまでに増して強くなっているように感じることから、この後迎える出水期にあたっても、さらに強い「豪雨」に一層警戒しておく必要があると考える次第です。
 
さて、話しは変わり、本日5月15日は「旅の日」だそう。
 
日本旅のペンクラブが1988年に制定。
 
元禄2年3月27日(新暦1689年5月16日)に、松尾芭蕉が「奥の細道」の旅へ旅立った日に、せわしない現代生活の中で「旅の心」を大切にし、旅のあり方を考え直す日として制定されたとのこと。
 
「芭蕉」と「奥の細道」と言えば、敦賀とも結び付きが大変深く、仲秋の名月を敦賀の地で見れるようスケジューリングをしたとの話しが有名で、せっかく来たのに雨で見れなかったことを詠んだ、「名月や 北国日和 定めなき」の句は、決してネガティブではなく、見れるはずであった風景と想像した風景が見れなかった世界を重ね合わせて楽しむ超ポジティブな句であります。
 
そうして思えば、このコロナ禍で旅行もままならない中、芭蕉のように現実を受け入れつつ、この先に見える世界、見えた先にある風景に期待し、創造するというのは、350年の時を経たいま、芭蕉さんから元気付けられているような気がします。
 
今日も「メイストーム」が続いておりますが、この状況を、芭蕉さんなら何と詠むかに思いを馳せつつ、一回きりの人生をポジティブに考え、生きる大切さを思い返す日にしたいと思います。

「敦賀ー高島連絡道路整備促進期成同盟会の設立」に関する全員協議会を開催

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福井県内では、40年を超える原子力発電所の運転に対する判断が注目される日々が続いていましたが、そうしている間も粛々と準備を整え、関西電力高浜発電所4号機が2021年4月15日に調整運転を開始、5月13日16時50分には総合負荷性能検査を終了し、本格運転を再開しました。
 
定格電気出力87万キロワットの電源が戦線復帰することは、厳しい夏季の電力需給に貢献するものであり、「うまくいって当たり前」とはいえ、ここまで安全第一に運転・保守にあたられた発電所関係者の皆さんに敬意と感謝を申し上げる次第です。
 
なお、「原子力がなくても問題ない」と認識されている方も多くいらっしゃるかと思いますが、昨冬の需給逼迫でも明らかとなったよう、停止した火力発電所の緊急稼働や電源車までをも接続するほか、各地域間の電力融通により、何とか需給を保った訳であり、そうした綱渡りの供給構造のもとに成り立っていることをお分かりいただきたく存じます。
 
さて、話しは変わり、昨日午前中は、敦賀市議会の全員協議会を開催し、「敦賀ー高島連絡道路整備促進期成同盟会の設立」について、所管する企画政策部からの説明の後、議員間協議により「議長を発起人とすること」について確認がされました。
 
粟野地区の山地区から滋賀県高島市にかけての約20kmの道路整備促進を求める期成同盟会ですが、敦賀市では、令和元年6月に周辺地域との「地域間協調」を理念とする「ハーモニアスポリス構想」を策定し、同構想に定める本市と滋賀県高島市とをつなぐ「敦賀ー高島連絡道路」の整備実現に向け、関係期間に対する要望や協調等の活動を展開されてきたところ。
 
構想策定から3年目を迎えた令和3年2月19日には、敦賀側の起点となる粟野地区区長連合会より、粟野地区と高島市マキノを結ぶ「県境トンネル」実現に関する要望が、市長と市議会議長宛にあり、本道路整備に向けた期待や機運が高まっているとし、上記の期成同盟会を設立する運びとなったものであります。
 
本件について、実は私、先の3月定例会代表質問のひとつとして取り上げ、要望に対する市の受け止めを確認しており、その際、渕上市長からは、「要望の内容は私の思いと一緒であり大変心強く思っている。区長会の要望を受け、道路整備の促進期成同盟会をできるだけ早く設立したい」との答弁があり、有言実行、今回まさに取り組みの前進として表れたことになります。
 
質問の際は、時間の関係から、受け止めを聞くに留まりましたが、本道路整備を実現することは、滋賀県湖北エリアのみならず関西・中京圏との経済的結び付き(特に敦賀港利用目的)が高まることに加え、観光面などでの関係人口の増加、さらには自然災害などに対し孤立化を防ぐことになることや、逆に南海トラフ大地震の際には避難、代替港の利用に値するなど、必ずや市勢の発展につながると期待するというのが私の考えで、粟野地区区長連合会からの要望の内容と合致するものであります。
 
先の協議会においては、既に策定されている「道路網整備計画」において、市としては「長大トンネル回避案」を採用しているが、趣旨に込められた考えにも踏襲するのか、同計画に加え、「敦賀市国土強靭化地域計画」にも、災害に強いまちづくりとして「脆弱性評価結果と重点化すべき主要事業」に本道路整備を挙げているため、こうしたことも設立趣意書(案)に記載すべきではないかと質疑させていただきました。
 
その他にも多くの議員から質疑が行われ、期成同盟会設立には異論ないものの、道路の性格は何か、市民全体の機運は高まっていると言えるのか、近隣地域へのアプローチや美浜町が要望している道路との関連など、今後に向けては様々な考えがあることが質疑の内容からも分かった次第。
 
企画政策部長の答弁をざっくり纏めると、「設立の後、そうしたことも総合的に検討、関係者と協議のうえ進めていく」といったところであったでしょうか。
 
確かに、現時点での市のコンセプトはあるにせよ、事業主体は国であることからも、敦賀市の独り善がりではなく、関係各所の意向なども汲み取りながら大きな力にしていかなければ実現しないもの。
 
私自身もその点については留意のうえ、大きな視点で捉え、実現に向けて汗していきたいと考えます。
 
この滋賀県高島市(マキノ)に通ずる道には、今も黒河林道があります。
 
実は私、何度かこの道を走って往復したことがあるのですが、黒河の源流のせせらぎに沿って広がる大自然は、思わず声の漏れるリラクゼーションの環境。
 
マキノに抜ければ、三国山、赤坂山があり、そこから見下ろす琵琶湖も絶景であります。
 
こうして古より、一本の林道でつながっていることに思いを馳せつつ、敦賀市とマキノがWin-Winで互いの発展につながる関係を構築しながら、新たな時代を切り拓く。
 
私自身は、そうした思い、考えのもと、設立総会さらにはその後の取り組みに臨む所存です。
 

【以前に入り抜けた黒河林道のワンシーン】

【水源かん養保安林の看板(中央に縦に走る黒河林道の表記あり)】

出来ない言い訳、他人へ責任を求め安心しても残るものは何も無い

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「人は出来なかった、しなかったことの言い訳をしたがる、他人に責任を求め安心したがる。そんなことしても何も残らないのに。僕らはどんな時も言い訳をせず、ひたむきに自分の世界と向き合って、小さな成功のために努力し、それを積み重ねて成功に近づいていくしか無い。」
 
これは、東京オリンピック男子マラソン代表の大迫傑選手が、自身のinstagramに綴った言葉。
 
オリンピック開催に関し、出場選手に対し浴びせられる心許ない批判の声を踏まえての「大迫節」といったところですが、佐久長聖高校(長野)から早稲田大学、日清食品へと陸上長距離界のエリートコースを歩んでいた矢先、世界と渡り合うため単独で米オレゴンに渡って武者修行を積み、マラソン日本記録更新、オリンピック代表の座を掴んだ男の言葉だけに、込められた思いに共感するばかりです。
 
先般、競泳女子の池江璃花子選手の言葉も掲載しましたが、私たちに出来ることは、一番戸惑っている選手をあたたかく見守ることであり、お門違いの言葉を浴びせる「輩」にはお灸を据えたいぐらいであります。
 
さて、そのオリンピックに関しては、昨今のコロナ感染状況を踏まえ、確かに世論も別れるところです。
 
「こんな時にやるべきじゃない」とお考えの方にはお叱りを受けるかもしれませんが、世界ではこれから全仏・全英テニス、サッカーでは欧州や南米選手権など大型スポーツイベントが目白押しであることや、感染者数では1桁も2桁も少ない日本は、「感染抑制がされている」と評価されていて、オリンピックを自ら返上するなら世界は仰天、絶句するだろうとの見方もあります。
 
一方、費用の面に関しては、オリンピック開催権限はIOCだけにあることから、日本の事情で中止するなら数千億円の賠償金を日本が払うことになるとも言われています。
 
お金のことを絡めると「賠償金を払ってでも止めろ」との意見にもなりますが、そもそも論に立ち帰れば、オリンピック開催国に自ら手を挙げたのは日本な訳であり、IOCや世界各国から「中止せよ」と言われない限り、開催に向け最善の努力をするというのが現時点のスタンスではないでしょうか。
 
ここでも冷静に見て欲しいのですが、「この状況で本当にオリンピックをやるのか」と罵るかのように首相に迫る蓮舫議員や声高らかに中止を主張する著名人や一部マスコミの報道を見るに、そうした勢力は、現時点で自ら開催を放棄させることにより日本の信頼を失墜させ、国益を貶めるがために行動しているような勢力にも感じます。
 
先の心許ない言葉を選手に浴びせる「輩」もけしからんのですが、後に控える衆議院選挙も念頭に、オリンピックが失敗することを政権への打撃(支持率低下)に、まさに政局のネタにしようとしているのであれば、それは「輩」レベルではない許されないこと。
 
そうした勢力にまんまと乗せられないよう、やはりここでも冷静且つ科学的に感染状況を捉え、もちろん開催に向け徹底される対策などを国民全体で共有することが肝要と考えるところです。
 
これまでのオリンピックやサッカーワールドカップ、そして記憶に新しい「ワンチーム」のラグビーがそうであったように「国民も選手とともに戦う」のは試合だけではなく、その過程に置いてもそうなのだと思うところ。
 
スポーツが与える感動や勇気の力はとてつもなく大きく、世界中にコロナ禍を乗り越える力、人々が将来に光を見いだす場、それがこのオリンピックを開催する意義であり、世界各国から信頼と期待をされ、今その役割を果たすのが日本であると、私は思います。
 
そう思えばなお、大迫選手の言葉にあるよう、「他人に責任を求め安心する」のでなく、「成功のために努力し、それを積み重ねて成功に近づいていくしか無い」との思いを共有し、オリンピック開催に向け、私たち一人ひとりが自覚して行動することが「選手とともに戦う」ことになると思って止みません。
 

【アリゾナの大地をひた走る大迫選手。決して諦めず、目標に向かってひたすらに努力を続ける選手のために、私たちが出来ることとは。】

全国の同志とともに

ブログ 働く仲間とともに

福井県においては、独自の緊急事態宣言を予定通り本日解除。
 
ステージを一段下げ、28日までは「感染拡大警報」を発令のうえ、更なる感染の沈静化を図るとの判断がされました。
 
まだまだ予断は許しませんが、医療関係者を始め行政関係者の皆さんのご尽力、そして県民の皆さんのご協力のもと、こうして県内の感染波を一旦抑制することが出来たことに感謝するところです。
 
一方、各自治体がそれぞれの環境に応じ、工夫をされたうえで対応が続くワクチン接種について。
 
敦賀市では、4月26日より開始した65歳以上の方々への予約について、5月2日時点で、個別・集団接種合わせて5月分(2,446人分)の予約が確定しており、次回、予約開始の5月18日に向け準備を進めているところですが、接種を希望される方々からは、かかりつけ医での予約が出来ないとの苦情や予約方法に関するご意見を多く受けていること、また、医療機関からは、定期通院の方々の予約枠を十分に確保できないなどの声があることから、予約を体制を一部変更し対応するとのこと。
 
詳細には、対象の方への個別通知にて確実に伝達されるとのことですが、医療機関の予約方法変更や2回目の接種日を1回目の接種時に案内するなどの内容となっています。
 
いずれにしても、十分な量のワクチンが供給される見込みとなっていることも踏まえ、効率的且つ安心して接種が出来るよう、市の担当部署も臨機応変に対応されていますので、焦ることなく、冷静に対応いただければと思います。
 →→→敦賀市HP「ワクチン接種について」はこちらから
 
さて、そんな昨日は、所属する電力総連の「組織内地方議員会議」にWEB出席。
 
2年に一度、集合型で開催しているこの会議ですが、昨年はコロナで中止、今回は参加者すべてWEB出席での開催となったところ。
 
冒頭の坂田電力総連会長のご挨拶に続き、支持政党の国民民主党からは、玉木雄一郎代表がお越しになり、党の政策をプレゼン、さらには電力総連産業政策局からは「エネルギー政策を巡る至近の動向」についての講義、組織内国会議員の小林正夫、浜野喜史議員の国政報告と続きました。
 
それぞれ大変興味深い内容で、自身の活動にも参考になることばかりでありましたが、とりわけ玉木代表からは、現実的且つ政策先導型政治の実行、家計を第一とする税制改革(所得税の累進課税など)、教育と科学技術への投資が重要(将来への投資につながるので世代間のツケにはならない)、エネルギー・原子力は安全保障の問題である、もういっぺん人づくりなど、党の考えを直に拝聴をし、自身の理念とも合致するものと感じた次第です。
 
そして最後に、来夏に行われる第26回参議院議員通常選挙に、小林正夫議員の後継として擁立した「竹詰ひとし」候補予定者の決意表明があり、ご自身の国内外における豊富な経歴などを紹介されたうえで、組織を代表して国政に臨む熱い覚悟を聞くことが出来ました。
 
「竹詰ひとし」候補予定者との関係は、私が東京で原電総連事務局長を務めていた際、ちょうど関東電力総連事務局長をされていたのが竹詰さんで、時を同じくして活動させてただいた訳ですが、柔和で大らかなお人柄と豊富な知識とアイデアの持ち主で、私如きが真似しようと思っても出来ないレベルの方でした。
 
その後、関東電力総連会長になられ、今回大変重い決断をいただいたということに心から敬意を表するところであり、来る厳しい戦いに向けては、私も構成組織の一員として全力で取り組む所存です。
 

【「竹詰ひとし」候補予定者の紹介ポスター。余談ですが、「竹詰」の姓は全国に60名弱しかいないそうです。】
 
坂田会長のご挨拶では、中間地方選挙等を経て、現在、私のような電力総連組織内議員は、全国で103名とのこと。
 
エネルギーに関してのみならず、地元地域の発展のため、同じ思いを持って活動にあたっている全国の皆さんとは、直接顔を合わすことは出来ませんでしたが、同じ画面を通じつながっていると思うと連帯感が湧くもの。
 
今後も掲げた理念や信念、職場の声を忘るることなく、各地の同志の皆さんと連携を図り、取り組んでいきます。
 
(参考)玉木代表のプレゼン一部抜粋。地に落ちている日本の国力を取り戻すために必要なこととは何か。

12日ぶりの新規系統ゼロ

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数字に一喜一憂してはいけませんが、昨日の福井県内の新型コロナ感染者は2人。
 
新規系統は12日ぶりにゼロとなりました。
 
利用病床も4月25日の168床から85床まで半減、重症も1床にまで改善。
 
福井県においては、感染経路の終える方は全てPCR検査実施するほどの徹底ぶりで対応が続けられてきており、どこから来たのか分からない新規系統がゼロになったというのは、その効果が表れているとともに安心感にもつながると評価するところ。
 
既にご承知置きのことかと存じますが、県推計によれば、本県の4月中の感染者のうち、
・マスクなしの会話・飲食によって感染した方が約85%
・県外での感染を発端とした方が約90%
を占めています。
 
つまりは、県が呼び掛けている二つの対策、「おはなしはマスク」と「県外往来の自粛」は、こうした数値を踏まえての理に叶ったもの。
 
福井県独自の緊急事態宣言期間は、明日13日までとなっており、予定通り解除となるのかの判断に注目が集まるところですが、結果はどうあれ、引き続き先の対策に留意をし、更なる改善に努めていきたいと思います。
 

【飲食時は「マスク会食」、バーベキューやスポーツ活動など、屋外活動でも会話時はマスク着用を徹底!】
 
コロナ続きで言えば、全国では11日、新たに6242人の新規感染者と113人の死者が報告されました。
 
全国の感染者は7日から3日連続で6000~7000人台の高い水準で推移、11日は3県で過去最多となるなど各地で深刻な状況が続いています。
 
そうした中、今日12日からは愛知県と福岡県に追加の緊急事態宣言が発令されます。
 
大学4年生になる長女もこの対象地域の名古屋に住んでいるということで、昨日連絡すると、「学校とアルバイト以外は外出していないけど、気をつけます」との返事。
 
こちらから言わずとも状況を察知し、GWも帰省することなく、こうして自粛生活を続けている姿を見ると、親として何ともやるせない気持ちになる訳ですが、今は受け入れるしかありません。
 
何と言っても心配なのは、一人暮らしで罹患した場合のことにつき、「何かあれば、いつでも連絡するように」と伝えやり取りを終えました。
 
愛知県の緊急事態宣言は5月31日まで。
 
対策効果が発揮され、予定通り解除となった暁には、せめて夏物を娘に届けるための県外往来をお許しいただきたいと思います。

「絶対に打ち勝つ」との気持ちに年齢は関係なし

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病は気からと言いますが、滋賀県大津市では「絶対に打ち勝つ」との気持ちで、100歳の女性がコロナ感染から回復したとのニュース。
 
大正9年生まれのこの女性は、同居する次女の発熱を機にPCR検査を受け、感染が判明。
 
近江八幡市立総合医療センターに入院し、発熱や一時は酸素吸入をするなど中等症まで容体が悪化したものの、2週間ほどで回復、リハビリを経て退院したとのこと。
 
5月10日には滋賀県庁で主治医とともに会見し、闘病の経緯を語られ、コロナ感染でも「医師を信頼し、絶対に前を向くこと。自分に打ち勝たないといけない」と、各地の療養者にエールを送ったとのこと。
 
この女性は、これまで長期入院を伴う病気にかかったことはなかったことや100歳の今もV字バランスが出来るほど健康に自信があったからこそ、こうして回復出来たという見方もありますが、特筆すべきは、入院中も感染した悔しさや回復に懸ける思いを川柳にしたり、主治医らに積極的に体調の変化を伝えたりするなど懸命に治療に取り組んだことであり、治療にあたった主治医の先生も「前向きな意欲は病気に勝つには大切だ」と述べたとありました。
 
女性は会見で、20年続けているという気功のポーズを披露したほか、「『今を楽しく』が座右の銘。パスポートが102歳まであるので、抗体ができたら世界を飛び回りたい。まずは(東京)五輪を見たい」と意気込んでいたと記事は締め括られていましたが、こうしたニュースに触れると何か原点回帰出来たようでファイトが湧いてくるもの。
 
特に死亡リスクが高いとされるご高齢の方にあっては、健康であることが一番であることは言うまでもありませんが、諦めない前向きな思考を持つこと、生きる目標ややり甲斐があることが大事なことと、この記事を見て改めて感じた次第です。
 
ふと自身の回りを思い浮かべてみると、両親を始め、ご高齢の方と言っても歳を感じさせないくらい元気でアグレッシブな方ばかりなのですが、やはりこのコロナ禍で何かと制限のある生活が続くと心配になるもの。
 
特に趣味の娯楽やスポーツなどが出来ない環境は、高齢者にとっては、「生きがい」や「やり甲斐」を奪うことにつながることから、物理的に感染対策を講じることが出来ることを前提条件として、感染リスクの極めて低い施設や競技などは、極力開放・実施すべきというのが私の考え。
 
このGW中も「市内のグラウンド・ゴルフ場に沢山の高齢者が来ている」との声もいただきましたが、確認すると、グラウンド・ゴルフ協会としては、自らが主催する大会や行事は県独自の緊急事態宣言が解除されるまで全て中止としたうえで、会員には集団でのプレー自粛を呼び掛けているとのことであり、後は個人的に密を避けながらプレーされることは全く構わないと考えるところ。
 
これは、グラウンド・ゴルフに限ったことではなく、屋外など換気や密の回避ができ、マスク着用、道具の使い回しをしないような娯楽・スポーツは、極めて感染リスクが低い訳ですが、こうしたことまで一律に規制してしまっては、先ほどの話しにあるよう、「生きがい」や「やり甲斐」まで奪うこととなり、これによる心身のストレスの方がよっぽど健康に悪いと考えるところ。
 
こうした声は、高齢者、大人、子どもに限らず、様々な方面、分野であるのだと思いますが、感染から1年以上が経過をし、コロナ感染に関する知見も得てきている訳ですので、対応についても科学的思考を持って進化させなければなりません。
 
「私は我慢してるのに、何故あの人たちはいいんだ」
 
気持ちは分からないではありませんが、こうしたことが誹謗中傷につながり、地域社会や人間関係がギクシャクしていく原因になるのではと考えます。
 
議員である私は、そうならないよう努める役割と責任がありますので、敢えてここで申し上げますが、何でもかんでも自粛・禁止し、地域社会全体や住民の気持ちまで暗く沈め、疲弊させるのではなく、政治や行政が、感染リスクに応じて部分部分で適切に対応し社会全体を止めないこと、お互いを許容し合う環境を構築することこそが感染症を乗り越えるために必要不可欠なこと。
 
感情的にご理解いただけない方もいらっしゃるかと思いますが、これは感染症の歴史を踏まえた私の考えであるということで、どうか少しでもご理解いただければ幸いです。
 
最後に、何をおいても必要なのは、冒頭の「絶対に打ち勝つ」との思い。
 
今の「生きる楽しみ」をこれから先も続けていくために、ひとり一人の行動を全体の力に変え、このコロナを皆で乗り越えていきましょう。
 

【またも野坂の田園風景掲載となりますが、こうした何気ない風景を見られることも「いま生きる楽しみ」です】

名勝気比の松原と勝海舟

ブログ 敦賀の歴史

誰だ 誰だ 誰だ〜♬
 
から始まる歌と言えば、私たち世代なら誰しも知る「科学忍者隊ガッチャマン」のテーマソング。
 
車中では結構、敦賀FMハーバーステーション(77.9MHz)を聴いていることが多いのですが、昨日午前中はちょうどアニソン(アニメソング)特集の時間があり、そこで流れてきたのが冒頭のガッチャマン。
 
元祖アニソンとも言える歌ながら新鮮で、歌手は「泳げたいやき君」で有名な子門真人さん、作詞はタツノコプロダクション文芸部、作詞は小林亜星さんという豪華メンバーであることも改めて知った次第。
 
この歌の何が良いかと言えば、サビの「地球はひとつ 地球はひとつ」と繰り返される部分。
 
今に置き換えれば、この新型コロナや環境問題を始め、地球規模で取り組まねばならない課題が多くあり、何か時代を示唆するかのような歌詞に思えたところです。
 
ガッチャマンにはなれませんが、科学忍法はなくとも科学的に解決することは出来るとの思いを持って、苦しい時は、この歌を口ずさみながら頑張りたいと思います。
 
そうした昨日は公的予定なしということで、午後は妻と愛犬きゅうとで松原公園内を散歩してきました。
 
時間は14時頃でしたが、駐車場はほぼ満車、県外ナンバーの割合も高かったように思えましたが、屋外でマスク着用のうえ、ご家族やグループ単位で浜辺を楽しんでおられること自体、極めて感染リスクが低く、目くじらを立てるようなことではないとの考え。
 
釣り糸を垂れる人、波打ち際で遊ぶ人、ボーっと海を眺めている人など、楽しみ方は様々なれど、こうして敦賀の自慢の場所に来て、思い出のひとつになることは嬉しいことであり、コロナが明けた際にも是非、リピーターとしてお越しいただきたいものです。
 
愛犬との散歩のほうは、グルっと松林の中の遊歩道を歩き、最後は「駐輦(ちゅうれん)の碑」まで。
 
日本三大松原で有名な「気比の松原」ですが、実は明治11年(1878年)には明治天皇が、明治24年(1891年)には勝海舟がこの地を訪れていて、勝海舟においては、かつて明治天皇が松原の景色をご覧になったことに思いを馳せ、次のような意味の漢詩を残しており、その証がこの「駐輦の碑」に刻まれています。
 
(以下、碑文に刻まれた漢詩の意味)
ここは、かつて明治天皇が、お乗物を留めて景色をご覧になられたところである。
国民は明治の善政を喜んでいる。
松風の音はあたかも音楽を奏でているようであり、波の音もこれに調子を合わせて、まさに洋々たる日本の前途を祝しているようである。
 

【浜グラウンドの横に建立されている「駐輦の碑」】
 
意外と敦賀市民も知らない、このような歴史やエピソードをもっとPRして、観光動線にも乗せられないかと思うと同時に、こうした歴史を知れば知るほど、より郷土に愛着が増すとの思いで紹介させていただいた次第。
 
先の勝海舟の言葉「洋々たる日本の前途を祝している」とは、日本の玄関口、国際貿易港として栄ええつつあった敦賀のことを頭に浮かべてのことと存じますが、そう言われれば尚のこと、このまちに誇りと帰属意識を強く感じる訳であります。
 
今の予定では、5月29日に東京オリンピック聖火リレーが、この松原を駆けることとなっています。
 

【松原海岸の様子(花城側を見る)】
 
多くの人が集まらないようにしないといけないのが大変残念ではありますが、風光明媚というに留まらず、気比の松原に詰まる歴史やエピソードが浮かび上がるように、全国に発信されることを切に望むところです。
 
敦賀市にお住まいの皆さんにおかれましては、是非また気比の松原へ、そして「駐輦の碑」にお立ち寄りいただき、明治の一傑の思いを感じていただければ、これ幸いに思います。
 

【おまけ:浜風に立髪なびかす愛犬「きゅう」。敦賀湾を望み何を思う(何も思わないか…)。】

オリンピック開催に向けて出来ることは、選手をあたたかく見守ること

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全国各地を「聖火リレー」が巡り、本来であれば徐々にボルテージが上がるはずの東京オリンピック・パラリンピックですが、続くコロナ禍とあって、開催自体に対する疑問の声のボルテージも高まりつつあるところ。
 
一方、国家を挙げた一大イベントの万全の開催に向けて、各方面では粛々と準備が進められており、警備という重要な任務を担う警察もそのひとつ。
 
ちょうど、ある新聞記事にて、警視庁オリンピック・パラリンピック競技大会総合対策本部の上野良夫副本部長の安全実施に向けた種々の対応や自身の決意を語る記事を拝見しましたが、さすが、平成31年3月から元号をまたいで令和2年2月までの約1年、皇居や首相官邸、靖国神社など管内に重要箇所を数多く抱える麹町署の署長を務め、皇位継承に伴う一連の儀式を警備する中において、警備上の難易度が最高レベルとされた「祝賀御列(おんれつ)の儀」の陣頭指揮をされた方とあって、想像を絶する「想像と準備」のもと臨む姿勢には、ただ敬服あるのみという印象を受けた次第です。
 
上野副本部長は、「起こりうる事案を最大限イメージし、具体的な準備につなげること。現在に至るまで、常に心に留めている教えです」と述べ、この大会を、警察を含む治安機関の総力戦と捉えていると語られました。
 
本番を2ヶ月半後に控え、「万全を期すのは当然として、一方で、我々の力だけで乗り切れるものでもない」と、世界中の注目が集まる一大イベントの完遂へ、都民、国民一人一人に理解と力添えを呼び掛け、自身を含む全関係者のゴールは、“何も起こらない大会”だと記事は締め括られていました。
 
賛否両論はある中ではありますが、こうして「開催と成功のために」奮闘されている方々を思えば、軽々にオリンピック開催に対しての意見を述べるべきではないと考えるところであります。
 
さて、万全の準備といえば、当然その際たるは、大会の主人公であるべきアスリートな訳ですが、こうした選手に対して、心許ない言葉をぶつけてくる「輩」はいるようで、実は大変憤りを感じています。
 
それは、これまでもエールを送り続けてきている、競泳の池江璃花子選手に対してのものであるから尚のこと。
 
Twitterを始めとするSNS上では、池江選手に対して「五輪辞退を求める」、「開催反対に声を挙げて欲しい」といった趣旨の投稿や、さらに許せないのは「悲劇のヒロインを装うのは止めろ」とまで書かれたりもしていること。
 
ここまで来ると、とても人の気持ちを持った、同じ人間とは思えません。
 
こう書いていても、沸々と怒りが込み上げてくる訳ですが、当の池江選手は投稿を受けてのコメントを以下のようにTwitte上で述べています。
 
(Twitterは1投稿100文字以下の制限があるため、池江選手は4つに分けて投稿。以下、全文掲載します)
 
いつも応援ありがとうございます。
Instagramのダイレクトメッセージ、Twitterのリプライに「辞退してほしい」「反対に声をあげてほしい」などのコメントが寄せられている事を知りました。もちろん、私たちアスリートはオリンピックに出るため、ずっと頑張ってきました。ですが、↓
 
今このコロナ禍でオリンピックの中止を求める声が多いことは仕方なく、当然の事だと思っています。私も、他の選手もきっとオリンピックがあってもなくても、決まったことは受け入れ、やるならもちろん全力で、ないなら次に向けて、頑張るだけだと思っています。1年延期されたオリンピックは↓
 
私のような選手であれば、ラッキーでもあり、逆に絶望してしまう選手もいます。持病を持ってる私も、開催され無くても今、目の前にある重症化リスクに日々不安な生活も送っています。私に反対の声を求めても、私は何も変えることができません。ただ今やるべき事を全うし、応援していただいてる方達の↓
 
期待に応えたい一心で日々の練習をしています。オリンピックについて、良いメッセージもあれば、正直、今日は非常に心を痛めたメッセージもありました。この暗い世の中をいち早く変えたい、そんな気持ちは皆さんと同じように強く持っています。ですが、それを選手個人に当てるのはとても苦しいです。↓
 
長くなってしまいましたが、わたしに限らず、頑張っている選手をどんな状況になっても暖かく見守っていてほしいなと思います。
 
この池江選手のコメントを見て、涙が浮かびました。
 
病を克服し、ようやく出場権を得た池江選手は、心痛めているに違いないところ、自身のことのみならず、全てのアスリートの気持ちを代弁しているかのような姿、この言葉を聞き、さらに開催可否を軽々に語ることはすべきでないこと、出来ることは「あたたかく見守ること」であることと強く心に留めた次第です。
 
オリンピック開催可否について意見があれば、決定権のあるIOCや開催国である日本政府や東京都に向けて言うべきであり、アスリートに矛先を向けるのは一番やってはいけないこと。
 
もし、身近でそういうことを仰る方がいるのなら、怒りは抑え、そうして諭すことが、アスリートを守ることにつながると思い、私自身も行動したいと思います。
 
最後に、互いに責任逃れをしているように映っては、先に挙げたような心許ない言葉は増長されるばかりと思うところであり、日本政府や東京都に対しては、コロナ禍での開催となることを踏まえ、通り一遍の言葉でなし崩し的に時間を経過させるのではなく、こうした中にあっても「東京オリンピックを開催することの意義」を明確に国民、いや全世界に向けて発信する責務があると考えます。
 
でなければ、「お・も・て・な・し」と湧いた開催決定の瞬間も台無しどころか、全て逆効果に終わる可能性すらあり、そのことが最もアスリートを苦しめることになると考えるところであり、最もやってはならないことと思う次第であります。
 

【昨夕の風景。妙な色合いの空は、私の気持ちとオリンピック開催への複雑な国民感情を表しているように感じました。】

「敦賀きらめき温泉リラ・ポート」の再開に向けて

ブログ 敦賀市議会

4月20日の感染確認を皮切りに学校クラスターとなりました中郷小学校については、5月6日に再度実施したPCR検査の結果、1名の陽性が確認されたものの、保健所の指導のもと5月10日(月)から学校を再開することとなりました。
 
併せて、中郷児童クラブ・第2中郷児童クラブ及び気比中学校についても同じく、5月10日より再開するとのことで、ひとまず安堵。
 
感染された児童、ご家族、さらには教職員の皆さまの、ここに至るまでの大変さを思えば、軽々に物を申すべきでないのかも知れませんが、度重なるPCR検査へのご協力、何かと制限される生活をお過ごしいただいたことで、市内の感染拡大を出来うる限り最小限に抑えることが出来たことに対し、私は逆に感謝を申し上げたいと思うところです。
 
学校再開後、何を置いても優先して考えねばならないのは子どもたちのこと。
 
授業の関係はもとより、心のケアなどを含め、ご家庭・地域全体で見守っていくことが大変重要であると考える次第であります。
 
さて、「再開」の話題で話しを続けますが、昨日家に帰ると1件のファックスがあり確認すると、「敦賀きらめき温泉リラ・ポートあり方検討委員会からの報告及び議員説明会の開催について」とのタイトル。
 
指定管理制度により運営していたリラ・ポートが、経営上の理由や市の対応への不満などから、突如として営業休止をしたのが令和2年2月5日。
 
休業から、早や1年3ヶ月が経過してしまっており、この間、議会としては、リラ・ポートの運営を巡る市の不作為などを調査する「百条委員会」(敦賀市議会では初の設置)にて原因究明に努めつつ、早期再開に向け、複数の議員が一般質問などで市に対して意見をしている状況にあります。
 
これに対し市の方では、令和2年8月にグラウンド・ゴルフ場として、高齢者を中心に健康増進と憩いの場となっている「リラ・グリーン」を直営の形で、部分的に営業するとともに、このような状況に陥ったことを外部有識者により調査する「第三者委員会」、適切な管理運営等を根本的に検討する「あり方検討委員会」を委託調査するなど、抜本的な対策や改善を行なったうえでの再開を目指し、ここまで対応してきているところであります。
 
そうした経過を踏まえここまで来た訳ですが、この度、令和3年1月15日から計5回に亘り開催してきた「あり方検討委員会」(業務委託先は、一般社団法人福井県中小診断士協会)から業務報告書の提出があったこと、報告書の検討結果を踏まえ、5月中旬には市の方針を決定したうえで、5月19日に議員説明会を開催する旨の案内が、先のファックスの内容にあったということになります。
 
本件は、私が議員になって初の定例会(令和元年6月)で、補正予算に計上されたリラ・ポートに関わる事業費(高齢者向け利用チケット配布)を前指定管理者である浜名湖グラウンゴルフパークが「受け取らない」と訴え、提案を取り下げるという異例の事態から問題が明るみになったものであり、正直、この問題に費やした時間とコスト、そして何より市の公的財産としての施設であるが故、市民の皆さんの利用する権利を奪い続けてきているということに、極めて大きい責任を感じて止みません。
 
今なお、多くの市民の皆さんから「1日も早い再開」を望む声を聞く、このリラ・ポート。
 
ここまでお待たせしている以上、行政、議会ともに、肝に銘じることは、2度とこういう問題を起こさないことはもとより、本施設を持続的に運営出来る方法を見出し、互いに覚悟と責任を持って「決める」ということに尽きると考えます。
 
私は、特に重要なのはやはり、適切な指定管理料をいくらに設定するかという点にあろうかと思います。
 
届いたファックスには、報告書の資料がこの後、議員宛送付されるとありましたので、まずはそうした資料の中身を確認しつつ、議員説明会並びに関連予算が提案されるであろう6月定例会にしっかり備えていきたいと考えます。
 

【以前に撮影したリラ・ポート。費やした時間を無駄にしないためにも、この日の空の如く、クリアに見通せる運営方法を見出さなければならない。】

「言われなき風評加害」をする勢力に対しては、毅然と対応を

ブログ 政治

ゴールデンウィーク明けの昨朝は、名子のヨットハーバー前での辻立ちからスタート。
 
7時前から8時過ぎまでの約1時間、昇り旗とともに元気に挨拶をさせていただきましたが、意外や交通量は7時から7時15分あたりが一番多いように感じました。
 
日本原電、関西電力、原子力機構の原子力3事業所に向かう通勤者の方が殆どかと思いますが、早朝より本当にお疲れ様です。
 
それにしても、朝の澄んだ空気の美味しさ、五月晴れに輝く敦賀湾は、見てるだけでパワーがみなぎってきます。
 
連休も明け、気持ちはリスタートといったところですが、引き続きコロナ対策に留意のうえ頑張っていきましょう。
 


【辻立ち場所から撮った2枚ですが、朝日が入ると入らないで表情がこうも変わるものですね。】
 
さて、国内では、東京都など4都府県に発令中のコロナ緊急事態宣言を今月31日まで延長する方針を固めたことや憲法改正論議の手続き論にあたる国民投票法改正案が、衆議院憲法審査会にて可決されたことなど、関心の高いニュースが目白押しの日となりました。
 
そうした中、随分昔、労働組合役員時代に受けた研修で「新聞は5紙以上は読みなさい」、「ひとつの問題も国内と海外でどう扱われているのか押さえておくと良い」との教えがあり、特に「海外から見た日本」に関しては、CNNやBBC、人民網や朝鮮日報、中央日報などをブックマーク登録し、出来る範囲でチェックしているところ、やはり「いい加減にせい」と思うニュースはあるものです。
 
これまでも幾度となく取り上げてきています、福島第一原子力発電所の処理済水「海洋放出」の件について、韓国内ではまだしつこく「ネガティブキャンペーン」を煽っているようです。
 
朝鮮日報、中央日報には、ご丁寧にも3つも記事掲載されていましたので、以下にご紹介します。
(誠に不本意ながら、ここでは「原子力発電所」は「原発」、「処理済水」は「処理済み汚染水」と原文通りの表記とします)
 
◉韓国の広報活動などに取り組む誠信女子大の徐ギョン徳(ソ・ギョンドク)教授は6日、東京電力福島第一原発の処理済み汚染水の海洋放出を巡り「(汚染水は)飲めるんじゃないですか」と発言した日本の麻生太郎副総理・財務相に抗議するポスターを作製し、交流サイト(SNS)で配布すると明らかにした。
ポスターには、水の入ったグラスを手にして正面を見据える麻生氏の写真のそばに「YOU DRINK FIRST(まずあなたが飲んでみて)」との文言を入れた。英語と韓国語、スペイン語、中国語、日本語の5言語で作製するという。
 

 
徐氏は「(麻生氏は)汚染水を飲んでも問題ないと言ったが、それならまず手本を見せてほしい。その勇気がないのにそんな妄言を口にするのは失礼だ」と指摘。その上で「日本政府は一日も早く汚染水の放出決定を撤回し、地球の環境保護に助力してほしい」と促した。
 
◉韓国の金富謙(キム・ブギョム)首相候補は6日に開かれた国会の人事聴聞会で、日本政府が東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出を決定したことについて、「隣国に被害を与えるだけでなく地球全体を汚染するとんでもない行為」とし、「太平洋沿岸の周辺国との協力を通じ、(日本政府に)圧力を加え続けていく」と述べた。
また「韓国政府は国民の生命と漁業関係者の生計を守るために徹底的に検査を続け、安全性を保障しなければならないと考える」と強調した。 
日本政府を国際海洋法裁判所に提訴する案については、「最終段階まで行けるかという問題とは別に、国際的な注意喚起の努力を続けなければならない」と指摘した。
 
◉韓国の李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事は6日、日本政府が東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出を決定したことに対し、日本政府と福島県知事に抗議の書簡を送った。汚染水の放出は「悲劇を招く一方的な決定」であり、「自国民だけでなく韓国をはじめ周辺国の国民の生命と安全を無視したもの」だと批判した上で、「福島汚染水の海洋放出決定を直ちに撤回することを強く要求する」と表明した。
 
とまあ、良くぞまあ、自国の発電所からは福島第一の約6倍ものトリチウム水を放出しておきながら、ここまで「科学的根拠に基づかない」主張を堂々と、しかも国を代表するような立場の方が出来るものだと、憤りを通り越し、憐れみすら感じるところですが、一方、以前の中央日報には、「韓国、原発汚染水の批判だけを繰り返している時…日本は、米国とIAEAから支持を引き出していた」と題し、こうした記事もありました。
 
◉日本は放流決定以前にすでにIAEAの支持を確保していた。ラファエル・グロッシ事務局長は昨年12月、日本の報道機関とのインタビューで、汚染水放出が「技術的に可能だ」と明らかにしていた。
米国も直ちに支持の立場を出した。国務省のネッド・プライス報道官は公式立場を出して「日本政府がいくつかの選択肢と効果を綿密に検討してきたことを米国はよく知っている。日本は決定を下す過程で透明な態度を取り、国際的に容認される核安全基準に符合する方法を選んだとみられる」と明らかにした。
トニー・ブリンケン国務長官は別途「放出決定に対する努力の透明性に感謝する」とツイートした。
韓国は十分な協議がなかったという点をあげて容認できないといったが、米国は日本の透明性に謝意を表わしたのだ。
 
はてさて、韓国内で前者3つのようなニュースの割合が高ければ、当然、韓国側の主張が正当化を帯び、反日感情は煽られる。
 
逆に最後のようなニュースが多くければ、日本の行為が正当化され、批判の矛先は韓国政府に向く。
 
そうして見れば、現在の韓国国内の状況は、福島第一原子力発電所の処理済水の件を反日政策として政治利用しているのは明らかであり、内政干渉まではせずとも、国際舞台に出るとなれば、科学的論議で徹底的に日本の正当性を訴えるべきと考えるところです。
 
「言われなき風評加害」をする勢力に対しては、国内外を問わず、毅然と対応せねばなりません。
 
このように、国外の報道から気づくこと、学ぶことは大いにある訳ですが、報道の取り上げ方、さじ加減で大きく世論が変わることは、韓国に限った話ではなく日本国内においてもそうであり、溢れんばかりの情報の中から、「真実とは何か」を見定め、自分の考えに軸を持っておくことが極めて重要なこと。
 
引き続き、そうした認識のもと、「世界の中の日本」の視点を忘れず、活動にあたっていきたいと考えます。

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