「敦賀きらめき温泉リラ・ポート及び敦賀市グラウンド・ゴルフ場」の指定管理者指定などについて委員会審査を行う

ブログ 敦賀市議会

一般質問を終えた昨日の敦賀市議会は常任委員会を開催。
 
私は、所属する産経建設常任委員会に出席しました。
 
この9月定例会では、議案審査以外に、所管する指定管理者の事業報告や、まちづくり観光部からは「敦賀市土地利用調整条例」施行後の状況説明を受けることとしており、部署ごとに順次進めた次第です。
 
まず、議案審査に関しては、以下計5件。
 
◉第59号議案 敦賀市営住宅管理条例の一部改正の件(建設部)
◉第60号議案 敦賀市特定公共賃貸住宅管理条例の一部改正の件(建設部)
◉第65号議案 指定管理者指定の件(まちづくり観光部)
◉第71号議案 令和7年度敦賀市水道事業利益剰余金処分の件(水道部)
◉第72号議案 令和7年度敦賀市下水道事業利益剰余金処分の件(水道部)
 
それぞれ質疑をしたうち、とりわけ第65号議案は、先に行われた指定管理者候補者選定委員会の結果を踏まえ、「敦賀きらめき温泉リラ・ポート及び敦賀市グラウンド・ゴルフ場」の指定管理者を指定する議案に関しては、8月27日のブログで『大きな岐路に立つ、敦賀きらめき温泉「リラ・ポート」』と題し述べたよう、慎重に慎重を期しての審査が必要と考えていたところ。
 
→2026年8月27日ブログ『大きな岐路に立つ、敦賀きらめき温泉「リラ・ポート」』
 
なお、そこまで思う理由は、自身が議員になって1年目(2019-2020)にあった、同施設の管理を巡る問題が、結果、敦賀市議会初の「百条委員会」にまで発展(私は委員として調査に出席)したからであり、二度と繰り返してはならぬことと思うからであります。
 
そうした思いのもと、審査では、選定委員会の講評で、「発注・仕入れ等において、地元企業に十分配慮すること」「短期借入等財務状況上懸念される事項について、市側への財務的な報告を引き続き行うこと」の点に着目しつつ、現在の従業員の雇用や地元仕入れ、地元事業者活用を市としてどう担保していくのか、財務状況の把握に関しては特に以下の点について確認した次第です。
 
確認①
選定結果報告書に記載されている「短期借入等財務状況上懸念される事項」とは、具体的にどのような懸念なのか。
 
確認②
選定委員会は、当該事業者の財務状況についてどの項目を確認し、どのような理由から指定管理者業務を安定的に遂行可能と判断したのか。
 
確認③
指定管理期間中に経営悪化や資金繰り悪化が発生した場合、市はどのようなモニタリングを行い、どの段階で介入するのか。
 
確認④
財務報告を「引き続き行うこと」とあるが、市はどの頻度で財務状況の報告を受けるのか。
 
①に関しては、子会社に貸付けた金額に対しての懸念、②については「敦賀市指定管理者運用ガイドライン」に定める申請団体の経営状況を説明する書類による、③④については、今後定期的な経営・財務報告を受けることで担保する旨の答弁があり、自身の懸念点に対しては的確な確認がされたものと判断した次第。
 
よって、この後の討論では、賛成の立場で討論した上で、委員会採決でも「賛成」したところです。
 
また、指定管理者の事業報告等に関しては、参考まで、産経建設常任委員会所管分でどれだけあるか知っていただくために、管轄する部ごとに確認事項した内容を以下ご紹介いたします。
 
<産業経済部>
◉指定管理者の事業報告
・きらめきみなと館
・敦賀市公設地方卸市場
・敦賀市黒河農村会館
・敦賀市農産物直売所(夢市場)
◉敦賀港国際ターミナル株式会社の経営状況
 
<まちづくり観光部>
◉指定管理者の事業報告
・敦賀市知育・啓発施設(ちえなみき)
・敦賀駅交流施設及び敦賀駅前広場
・敦賀市駅前立体駐車場
・敦賀赤レンガ倉庫
・敦賀きらめき温泉リラ・ポート及び敦賀市グラウンド・ゴルフ場
◉株式会社港都つるが観光協会の経営状況説明
 
こちらもそれぞれ、自分なりのチェックポイントを確認しましたが、昨年6月に株式会社化された「株式会社港都つるが観光協会」の経営状況に関しては、これまでの一般質問(有馬議員)や自身も予算決算常任委員会で確認してきた「プロフェッショナル人材」の登用が未だされておらず、確認したところ、現在“公募”にて人選を始めているとのこと。
 
状況は状況として、目的をもって設立した“まちづくり会社”としての効果を発揮する上で必要な組織体制や人材登用の観点に加え、「プロフェッショナル人材」分として計上していた予算はどうなったのか。
 
このあたりは、次の決算審査でしっかりと確認していく所存です。
 
さて、このように自分なりの慎重審査を行なった常任委員会から一夜あけ、今朝の新聞を手に取ると分厚い広告。
 
広告のボリュームから、今日から世間はシルバーウィークであることに気づきました。
 
連休明けには決算基本質疑の通告締切が控えていますので、資料のチェックを続けつつ、どこかで絶好の行楽日和を楽しみたいと思います。
 

【久々のきゅうちゃん登場。今朝は日の出をバックに凛とした姿。】

会派内事前チェック、AI解析結果を踏まえた「一般質問」の評価やいかに

ブログ 敦賀市議会

あっという間の三日間。
 
令和8年第4回(9月)敦賀市議会定例会の一般質問は、昨日最終日を迎え、残る5名が登壇。
 
避難所と備蓄倉庫、市営住宅のあり方、敦賀まつり、技術職の確保策と行政サービスの外部化、農家の営農継続等への支援などに関する質問がされました。
 
3日間を通して、議員それぞれのカラーや視点の違いを感じる一方、質問の重複に加え、例えば民間事業者の経営に類することや相手があることを市に問うなど、適切な一般質問の範囲とは何かについて、あらためて考える機会となりました。
 
なお、実は一般質問に関しては、今定例会から「一般質問の会派内事前確認及び振り返りの取り組み」を試行的に実施しており、今後、試行実施を経て必要な見直し等を行い、令和8年度中の本格導入を目指すこととしています。
 
これは、これまで議会運営委員会にて協議してきたもので、浅野議長からの通知文によれば、“一般質問の質の向上を図るため、実施前後において会派内で事前確認及び振り返りを行い、その成果や課題を次回以降の一般質問に反映する継続的な改善サイクルを構築する”。
 
“これにより、論点を明確にし、市民に分かりやすく、理事者から的確な答弁を引き出す一般質問にするとともに、市政課題の解決や政策提言につながる建設的な議論を推進し、議員の質問力及び議会機能の向上を図るものとする”との目的を置くもの。
 
具体的には、各議員が発言通告をする前に、会派内で以下の項目についてチェック。
 
 ① 質問の重複
 ② 質問の対象
 ③ 事実確認の割合
 ④ 理事者認識の聴取
 ⑤ 過去答弁の活用
 ⑥ 政策提言性
 ⑦ 分かりやすさ
 
その上で、質問後は同じく会派内で振り返りを実施した後、次回定例会の告示日までに開催する議会運営委員会において、各会派所属の委員から、実施状況、課題、改善提案その他気付いた事項について報告を行うとするものであり、こうしたPDCAサイクルを通じ、一般質問の充実に努めるものとしています。
 
昨日で一般質問は終わりましたので、自会派内で振り返りを行うことになりますが、自身にとって、第三者、しかも同じ議員の立場から自分の質問を評価していただけることはありがたいこと。
 
私の場合、既に発言通告時の反省点(質疑と質問の境界)がありますが、改善点を教えていただくことは、次の伸び代(しろ)につながるとのプラス思考で振り返りたいと思います。
 
また、一般質問に関してはもう一点、今定例会前に「AIを活用した一般質問の解析評価」を実施。
 
これは議長からの提案を受け、各会派で協議の上、議会運営委員会にて実施を決定したもので、AIを活用した一般質問の解析評価により、その結果を一般質問の質の向上及び議員一人ひとりの自己研鑽に資するための参考資料として活用することが目的。
 
議会全体、議員個々の解析結果(採点あり)は定例会前に届いており、各議員はおそらく、その内容を踏まえて今回の質問に臨まれたかと存じます。
 
そうしたことも念頭に置き行われた今回の一般質問。
 
質問は終わりましたが、今晩より嶺南ケーブルネットワーク(以下、RCN)の議会チャンネル(ch093)にて再放送がされます。
 
再放送スケジュールは以下のとおりとなりますので、関心ある議員だけでも結構ですのでご視聴いただければ幸いです。
 

【RCN議会チャンネルの再放送スケジュール】
 
なお、私に対してお気づきの点があれば、前述のプラス思考ですのでご遠慮なく、ビシバシご意見賜りますようお願いいたします。
 
さて、本日の敦賀市議会は各常任委員会となります。
 
掲げる“委員会中心主義”の名にふさわしい審査となるよう臨んでまいります。
 
<おまけ>
今朝出会った見事な朝焼け。“早起きは三文の徳”を実感する、心洗われる朝となりました。
※写真は無加工です。
 

「敦賀市長等及び職員のハラスメント防止等に関する条例」など3項目について一般質問を行う

ブログ 敦賀市議会

続く、敦賀市議会の一般質問は2日目。
 
前日と同じく、昨日は6名の議員が登壇し、敦賀市における病院再編と地域医療の持続可能性、障がい者サービスの改善、自然災害と大雨(線状降水帯)への備えと敦賀市の対策、防災対策、学校火災の安全対策などに関する質問がされました。
 
事前にお知らせしたとおり、私も4番目に質問。
 
最後やや時間が詰まりましたが、通告した項目を無事に終えたところです。
 
本日のブログでは、答弁を含めた質問のやり取りを・・・と言いたいところですが、文字起こしまで間に合っておりませんので、質問内容と各大項目のまとめとして述べた言葉をご紹介いたします。
 
なお、発言趣旨は先般再掲した以下ブログをご覧ください。
 
→2026年9月10日ブログ『”無事に”一般質問の発言通告を終える』はコチラ
 
ボリュームがありますが、関心のあるテーマだけでもお読み取りいただければ幸いです。
 

【登壇時の様子(嶺南ケーブルネットワーク議会チャンネルより)】
 
<令和8年第4回(9月)定例会 やまたけ一般質問>
 
1.「敦賀市長等及び職員のハラスメント防止等に関する条例」について
 
Q1:条例提案に際し、本市のハラスメント防止対策に関しては、一貫して柔軟な運用が可能な「敦賀市職員のハラスメント防止等に関する要綱」(令和8年1月1日改正)により対応してきたところ、本会議における議案説明後の質疑では総務部長より、「これまでの取組や専門家のご意見をいただきながら条例案としてまとめた」とあった。条例案はほぼ要綱と同じであるが、ここでいう専門家とはどういう方で、具体的にどのような意見があったのか伺う。
 
Q2:令和7年6月定例会で制定した「敦賀市議会ハラスメント防止条例」の前文には、「全議員のハラスメント防止に対する意思を共通のものにするとともに、将来議員になる人にもその考えを引き継ぐため」との考えが込められており、逐条解説に記載している。①と同じく、本会議の質疑において、「条例制定によって、ハラスメントを許さないという本市の決意を内外に示すこと」との答弁がありましたが、一昨年発生した市職員の死亡事案を発端とする一連の経過、さらには上記の思いを踏まえれば、条例にはその意思を広く示す”前文”を置くべきではなかったかと考えるが、市の考えを伺う。
 
Q3:ハラスメント防止に向けて重要なのは「無知」と「無自覚」の排除にあり、職員全員が常に新しい知識と高い倫理観を持ち続けられるための定期的な研修等を実施することは極めて重要と考えるが、対応されるのか。
 
Q4:本会議の質疑において、第7条(職員に対する指針)にある「指針」に関し、「条例を基本として、指針が実務上の具体的手順を補完するものと考えている」とあったが、「指針」とは、職員が正しい知識と共通認識を持つためとして現在策定されている、「敦賀市ハラスメント防止に係る指針」とは全く異なるものを定めるとの趣旨で良いか。
 
Q5:申出(相談又は通報)は、誰でも広く行える必要があるとともに、申出のあった事案には原則全て対応することになるのか、考えを伺う。
 
Q6:報告のあった事案は「原則調査」するとのスタンスのもと、調査に至らない事案に対しても何らかの対応をすべきと考えるが、本条例を制定することによって、これに資する対応となるのか伺う。
 
Q7:本条例を受けた、市立敦賀病院の対応方針を伺う。
 
(まとめ)
昨日の豊田議員の質問の最後に市長から、「今後の組織に生かし続けることが市長、組織の償いであり責任である」との言葉がありました。組織の風土を変えるというのは並大抵のことではありませんが、さまざまなチャンネルから届く声に丁寧に耳を傾けつつ、市長には今後も信念をもって取り組んでいただきたい。
この後、本条例案は委員会審査がされた上で、採決に進むことになりますが、可決・制定した暁には、敦賀市議会・敦賀市ともに防止条例制定となります。
教育委員会や敦賀病院を含め、規範となるべき我々、また大人が個人の人格や尊厳を守り、人格を尊重することに取り組む姿勢は、広い意味で、子ども達の「いじめのない学校」などにもつながっていくとも考えます。
そうした不断の思いのもと、「ハラスメントのない市役所」「ハラスメントのない敦賀市」「ハラスメントのない社会」に向けて取り組んでいただくことを強く求め、この質問を終わります。
 
 
2.市政施行90周年の取組について
 
Q1:市政施行90周年は、今後の敦賀市政においてどのような意味を持つ節目と捉え、現時点でどういった記念事業をお考えか、ご所見を伺う。
 
Q2:発言趣旨で述べたタイミングで迎える市政施行90周年を一過性の式典やイベントで終わらせるのではなく、90年の歴史を振り返り、現在を見つめ、「10年後(100周年)」を市民とともに考える機会にすべきと考えるが、そうした基本認識に対する考えを伺う。
 
Q3:その上でまず、90周年記念事業の基本コンセプトが必要であり、市民参加型・公募型でキャッチフレーズ(例:つなぎ、ひろげ、未来へ。敦賀90年。)やロゴを募集し、採用されたデザインを広報誌や公式グッズ、公共バス・公用車ラッピングなどに活用し、市民の一体感を高め、周年を通して機運醸成を図ってはどうか、お考えを伺う。
 
Q4:「誰のための90周年なのか」を考えた場合、子どもから高齢者まで幅広い層が主体的に参加により、一体感を醸成するため、「10年後の敦賀をどうしたいのか」の市民提案を広く募集する「敦賀100年への未来宣言」のような取り組みを提案するが、お考えを伺う。
※「市長への提案メール」とは区別化し、あくまでも未来志向の提案
 
Q5:人口減少が進む中において、次代を担う若者が「敦賀に住み続けたい」「敦賀に戻ってきたい」と思えるまちづくりを進める観点から、若者自身が敦賀の将来を考え、政策形成に参加する仕組みが必要と考える。90周年を契機に「(仮称)つるが若者未来創造会議」を設置し、政策提言してもらう仕組み(予算化まで、以降継続)を構築することを提案するが、考えを伺う。
 
(まとめ)
いうまでもなく、若者は地域の宝であり、また「地域づくりは人づくり」と言いますが、これまで、そして今も本市を支え、さらなる発展にご尽力いただく市民の皆様に感謝の意を込めて、またこうした周年に合わせて一体感醸成をし、ともに進むための90周年となるよう、今回ご提案したことをぜひ前向きに進めていただくことをお願いし、この項目を終わります。
 
 
3.敦賀市史の再編さんについて
 
※発言趣旨に書いた、市史完成に至るまでに“足かけ約8年”は、企画の立ち上げから数えると“約15年に及ぶ”ものであると、修正の上、発言。
 
Q1:発言趣旨で述べたことに加え、敦賀の地域史に深く携わっていただいている学術面における先生方の状況や本市学芸員の体制面なども踏まえ、『敦賀市史』再編さんを手掛ける時期が迫っていると考えるが、再編さんの必要性について、市の認識を伺う。
 
Q2:“深遠(はかりしれない)の歴史”を有する敦賀だからこそ、続く激動の時代の中で、祖先が守り続けてくれた歴史的遺産や文化財を後世に立派に伝えていかねばならず、そのため、ふるさとの生い立ちを正しく知り、現代に生きる私たちが未来を展望する指針となるよう、『敦賀市史』再編さんを企画し、例えば市政施行100周年にあわせて刊行されることを提案するが、市の考えを伺う。
 
(まとめ)
現在の市史は、近現代史、昭和60年の高速増殖炉もんじゅ建設前のところまでとなっています。この半世紀の空白を埋めるとともに、深遠の地域史をアップデートし、次代につなぐことは、現世を預かる行政のトップ、そして政治に携わる者が果たす役割と考えます。
米澤市長のご英断をお願い申し上げ、私の一般質問を終わります。
 
以上が、私の質問内容となります。
 
従前同様、「議論は是々非々かつ建設的に」臨むと、質問の冒頭に申し上げましたが、そのように質問できたものと自己評価するところ。
 
なお、実際のやり取りに関しましては、追って嶺南ケーブルネットワークの議会チャンネル(ch093)で再放送されるほか、市議会インターネット中継でも録画配信(多少お時間をいただきます)等がされますので、上記と照らし合わせてご視聴くださいませ。
 
一般質問は今日が最終日。
 
残る5名が登壇予定ですので、市民の皆様におかれましては、引き続き注視いただけますようお願い申し上げます。

「関ヶ原の戦い」と「一般質問」

ブログ 敦賀市議会

X(旧Twitter)の歴史ファンの間では大盛り上がりとなったよう、昨日は「※関ヶ原合戦」の日。
 
慶長5(1600)年9月15日、天下分け目の戦いとして名高い「関ケ原の戦い」は、中山道、北国街道、伊勢街道が交差する交通の要衝として賑わい、東西の結節点であった関ヶ原の地で行われました。
 
※ 旧暦と新暦の違いにより、関ヶ原合戦の本当の日は「10月21日」
 
古くは、日本武尊のゆかりの地であることや壬申の乱の戦場となるなど、日本史の重要な舞台となったこの地であった「関ヶ原の戦い」は、全国の武将が東西両軍に分かれ、それぞれの忠誠、友情、策略、葛藤を抱えて激突した「天下分け目」の戦いであり、のちに260年以上続く天下太平への幕開けとなる大きな転換点となったことは誰もが知るところ。
 
「いざ関ヶ原へ!」と、名だたる武将が関ヶ原に集結する中、敦賀から参戦した大谷吉継の人物像は、「関ヶ原観光ガイド」に次のように記載されています。
 
壮絶なる「男の美学」
大谷吉継は、親友の石田三成に徳川家康との戦いを打ち明けられた時、無謀な戦いであることを説き続けました。しかし、三成の“義”を貫こうとする決意は固く、吉継は友である石田三成のためにも、病身でありながら合戦に参加します。関ケ原合戦では、多くの武将達が自らの利益のために参戦していたといわれています。そんな中、“義”という目に見えない価値のために死を選んだ吉継の生き様は、まさに男の美学といえるでしょう。
 
実は、昨年もこのご紹介をしたところですが、こうした評価がされる吉継には全国的に「女性ファン」が多く、先月開催した気比史学会の市民歴史講座にも「吉継の話を聞きたい」と、県外から複数の女性参加があったもの。
 
そんな吉継を羨みつつ、優れた軍采を持ち、敦賀のまちの礎を作った“最後の敦賀城主”に対し、感謝と敬意をもって偲ぶところであります。
 
さて、そうした歴史に思いを馳せる中、敦賀市議会で始まったのは一般質問。
 
初日の昨日は、6名が登壇され、本市職員の死亡事案に対する和解、今後の地域防災対策の在り方、氣比の杜整備構想、リラ・ポートとリラ・グリーンの指定管理、駐車場政策、活断層の長期評価と防災、についてなど様々なテーマが取り上げられました。
 
※記載したテーマは、各議員が通告した1番目の項目
 
それぞれ市民の皆様から寄せられた声をもとにした、あるいは関心の高いテーマが続き、メモを取りつつ拝聴した次第です。
 
そうして、2日目の今日は私も登壇予定。
 
本日の4番目ですので、順調に進めば、昼二番(14時前後から)の時間帯になろうかと思います。
 
→発言通告一覧はこちら(今日は7番目の北條議員から再開)
 
なお、今回質問するのは、以下3項目。
 
1.「敦賀市長等及び職員のハラスメント防止条例」について
2.市政施行90周年の取組について
3.敦賀市史の再編さんについて
 
従前同様、議論は“是々非々かつ建設的に”を心がけ臨んでまいりますので、傍聴、ご視聴などいいただければ幸いに存じます。
 

【(再掲)本日以降の会期日程はこのようになっておりますのでご参考まで】

敦賀高校にてオリエンテーションを実施しました

ブログ 敦賀市議会

定例会開会中は、基本、議会のことを中心にお伝えしているところ、昨日は同じ公務でも敦賀高校へ。
 
一昨年来、敦賀高校からのお声掛けにより、2年生の「公共」の授業の一環として、生徒の皆さんが作成する「請願」を敦賀市議会にて模擬審査する取組を続けており、3年目の今年もキックオフ。
 
取組の企画・運営は、議会運営委員会内に設置した「敦賀高校模擬請願ワーキング(以下、WG)」に委ねられ、議会事務局さんにサポートいただく形で、11月の本番実施に向けて、これまでも敦賀高校側と調整を進めてきたところ。
 
なお、WGメンバーは、山本貴美子議員、三田村りょう議員、私の3名。
 
そうした経過を踏まえつつ、昨日は、実質的な取組スタートとなる“オリエンテーション”を行いました。
 
このオリエンテーションに関しては、模擬請願審査のみを行うのではなく、生徒たちが請願を作成する段階から議会が関与していこうと、2年目から取り入れたものであり、具体的には、敦賀高校で行う授業に議員が参加をし、議会の視点でアドバイスをするもの。
 
ありがたいことに、その役割もWGの3人に与えていただいたということで、昨日は、キックオフとなる授業にWGメンバー3名+議会事務局2名で行ってまいりました。
 
学校に集合した後、ご担当の先生にご案内いただき、会場の「飛躍」(学内のホール)へ。
 
WGにて作成したパワーポイント資料の投影など、準備している間にも、にぎやかに生徒さん達が集まってこられ、会場がほぼ満席となる2年生3クラスの皆さんが集合。
 
礼から始まった授業の冒頭、先生から、我々3人をご紹介いただいたうえで、マイクをバトンタッチ。
 
あらかじめ決めた担当割振のとおり、順次、以下の内容を説明しました。
 
①議会の役割、請願審査の流れ(山本貴美子議員)
②請願作成にあたって(三田村りょう議員)
③敦賀市政のトピックスと課題発掘の視点(私)
 

【会場の様子】
 
100名以上の生徒さんを前に意気込みはしたものの、時間の関係から余計なことは言わず、従前からWG内で認識共有している「考えを押し付けない」、「発想は自由に」を念頭にお伝えした次第です。
 
説明の後は、生徒の皆さん個人あるいはグループ単位にてテーマを考える時間に移り、賑やかに話をしている様子を伺いつつお声掛け。
 
ただし、困っている様子の生徒はほとんどおらず、出番はあまりありませんでしたが…。
 

【活発に話し合う姿が嬉しい限り】
 
こうして50分の授業は“あっという間”に終わり、最後はお礼を頂戴し、オリエンテーションを終えた次第です。
 
賑やかな生徒さんが退室した後の会場は、嵐の後の静けさといった感じでしたが、元気な高校生の姿を嬉しく思いつつ、お伝えしたことが少しでも今後の糧になればと。
 
また、こうした機会を与えていただいことに感謝するところ、ありがたいことに、10月15日には再び学校へ。
 
今度は、オリエンテーションを踏まえて、生徒さん達が請願を作成する中間段階で、WGメンバー+高城庄佑議員の4名で学校に伺い、生徒の相談に乗るような形でアドバイスをするというもので、時間は2時限分。
 
次回も「押し付けない」を念頭に臨んでまいります。
 
なお、昨日ご紹介した、来週行われる一般質問における自身の質問項目のうち、「2.市政施行90周年の取組について」では、“90周年を契機に「(仮称)つるが若者未来創造会議」を設置し、政策提言してもらう仕組み(予算化まで、以降継続)を構築すること”を提案することとしています。
 
同じくちょうど昨日の福井新聞には、「市長と語る会」に参加した市内の高校生より、“高校生がアイデアを競う「プレゼン甲子園」のような場を設け、優れた提案に補助金を出す仕組みを提案した”とあり、自身の思いと重なるところ。
 
この模擬請願審査の取組も「わが町のことを自分ごととして考え」、そうした機運を高める一助になるのではと思い、以降も積極的に進めてまいる所存です。
 

【敦賀高校は我が“母校”。帰り際に見つけた石碑を眺めつつ、長男の高校野球以来?の校歌を口づさみました。】

“無事に”一般質問の発言通告を終える

ブログ 敦賀市議会

ここ数日は朝から雨の日が続いたため、今朝は久しぶりとなった、きゅうちゃんとの散歩。
 
あれだけ暑かった日が嘘のように、空気はひんやりとし、先ほどの気温は20℃。
 
Tシャツ・短パンから、長袖・長ズボンに衣装(までもいきませんが)替えをし、散歩に出かけてきたところです。
 
なお、きゅうちゃんはオールシーズン“軽快”。
 
実は最近、体調が本調子ではありませんでしたが、きゅうちゃんが歩く姿から元気をもらった次第です。
 
さて、続く敦賀市議会の令和8年第4回(9月)定例会は、昨日3日目。
 
来週15日(火)から3日間行われる一般質問の通告締切を迎えました。
 
昨日のブログで、私自身「極力早い時間に提出したい」と心づもりを書いたものの、結果、最終の通告者に。
 
そもそも数日前に、予定していた質問の大項目を切り替えたことにより時間を要してしまったのと、7年半も議員を務めていてお恥ずかしながら、最後は「質疑」と「一般質問」の基本的な部分で修正を重ねたことにより最終になったわけですが、言い訳は置き、反省しきり。
 
今期の定例会はあと2回を残すのみでありますが、反省を次に生かしていく所存です。
 
そうして午後1時には通告が締め切られ、今回の発言通告者は全部で17名。
 
同じく午後1時から発言順を決める、恒例の“ガラポン”が行われ、私は“10番目”となりました。
 

【毎度登場のガラポン。不思議と、この「アナログ式」をやめよという議員はいない…。】
 
なお、17名の「発言通告一覧」は既に、敦賀市議会ホームページに掲載されていましたので、以下リンクよりご覧ください。
 
→「令和8年第4回敦賀市議会定例会 一般質問発言通告一覧」はこちら
 
なお、概要だけでもご紹介できればと、私の質問項目と発言趣旨のみとなりますが、以下お読み取りください。
 
1.「敦賀市長等及び職員のハラスメント防止等に関する条例」について
<発言趣旨>
市長提案理由において「本市の職場におけるハラスメントの防止を推進するとともに、ハラスメントに起因する問題が生じた場合に適切な対応を行うことで、職員の尊厳を守り、安全かつ良好な職場環境の実現を図ることを目的に制定するものとする」として提案された上記条例案について、実効性と懸念事項を確認する観点から以下質問いたします。
 
2.市政施行90周年の取組について
<発言趣旨>
昭和12(1937)年4月1日に市政を施行した本市は、来年90周年を迎える。
敦賀にとっての歴史の転換点であった北陸新幹線の開業から3年、戦後80年や昭和100年の時代の節目を経過した後に迎える周年であり、次の10年をつくる、すなわち100周年に向けたさらなる活性化と市民の誇り(シビックプライド)を醸成することにつながるような周年事業を実施すべきと考え、以下質問いたします。
 
3.敦賀市史の再編さんについて
<発言趣旨>
昭和52(1977)年、市政施行40周年を迎えるにあたって、その記念行事の一環として、『敦賀市史』の刊行が計画され、昭和58(1983)年には史料編全五巻を完結。その後、上下二巻から成る通史編が刊行されたのは昭和60(1985)年のことであり、足掛け8年にわたる大編さん事業でありました。
その『敦賀市史』は計画から数え、来年50年を迎えるにあたり、以降の敦賀の地域史の保存(アップデート)に加え、その後の学術的な調査研究結果を反映した『敦賀市史』の再編さんが必要な時期にあるとの認識から、以下質問いたします。
 
発言趣旨等は以上。
 
一般質問は前述のとおり、9月15日(火)〜17日(木)に行われます。
 
発言順“10番”の私の出番は、おそらく2日目、16日(水)の午後になろうかと思います。
 
他の16名の発言項目は、私からしても関心のあるテーマが並ぶところ。
 
敦賀市民の皆様におかれましてはぜひ、この3日間も注視いただければ幸いです。

予算決算常任委員会と「希望の梨」

ブログ 敦賀市議会

令和8年第4回敦賀市議会定例会は2日目。
 
令和8年度補正予算議案に関する予算決算常任委員会を開催しました。
 
10時から行われた、基本質疑を行う「全体会」には5名が8件を事前通告。
 
私は、福祉保健部関係の「休日診療事務費」(1433万6千円)について質疑。
 
この費用は、実施内容にあるよう、“休日医療センター出務者のうち、他の医療機関等と兼業している労働者について、複数事業所での労働時間が通算で法定労働時間を超える場合は、労働基準法に基づき、割増賃金を支払う必要があるため、対象者からの申告に基づき割増賃金の支払いを実施する”もの。
 
私からは、既に発生している「賃金不払い」分を精算するものであると認識の上、事象が明らかとなったきっかけと経緯、割増賃金支払いの対応方法や支払いによる増額分の算定根拠などを伺い、理解した次第です。
 
全体会に続いて行われた「分科会」では、所属する「産経建設分科会」に出席。
 
所管する経済産業部、建設部関係の議案審査に当たりました。
 
審査した主な事業は以下のとおり。
 
【産業経済部関係】
◉店舗魅力向上支援事業負担金(令和8年〜11年までの債務負担行為:3億1350万円)
北陸新幹線開業効果を市内に波及させ、敦賀駅からの金ヶ崎エリアまでの回遊を促進するため、観光客等の受け皿となるための店舗の魅力向上を行うう事業者を支援する(従前の補助内容から、対象エリアを拡大、中規模物件を追加、一部補助上限見直し等)。
 
【建設部関係】
◉河川改修事業費(260万円)
敦賀市が管理する井ノ口側左岸桜づつみに植栽されたハギが堤防除草等の支障となるため撤去し、一部を移植する(以前に、ある団体が植えたハギが、メンバーの高齢化により管理不能になったことへの対応。ただし、全て撤去するのではなく、100本中41本は市内小中学校や公共施設の一部に移植)。
 
◉指定管理者候補者選定委員会運営費(19万6千円)
今後、市営住宅を効率的で安定的に管理運営していくため指定管理者制度を導入するにあたり、指定管理者候補者を選定するための委員会を開催するための費用。
 
◉市営住宅解体整備事業(1163万8千円)
老朽化した桜ケ丘住宅1棟5戸の解体工事を実施するため、必要となる費用を増額。
 
審査においては、他の委員とともに質疑を行い、それぞれの考えや理由を詳しく把握した次第です。
 
なお、分科会は、賛否を明らかにして行う「討論」ではなく、「自由討議」の形をとっており、自身としては極力積極的に発言することを心がけているところ。
 
昨日も両部それぞれの場にて発言しましたが、同じく発言された委員からは、産業経済部関係で反対するようなニュアンスの言葉もあり、今後どのような対応をされるのかと念頭に置いたところです。
 
さて、本日3日目は、来週15日(火)から行われる一般質問の発言通告締切日(最終締切は午後1時)。
 
昨日時点で8名の方が通告されていましたが、私の方は最後の校正中。
 
精査の上、極力早い時間に提出したいと思います。
 
今日は、結びに元気が出る写真を。
 
復興支援に微力ながら協力をと購入した、熊本地震の震度7に耐え抜いた「希望の梨」が届きました。
 
さっそく食すと、甘さ、歯応えともにバツグン!でチカラが湧いたところ。
 
と同時に、熊本をはじめ、全国各地で被害に遭われた方々が懸命に頑張っていることを忘るることなく、いま自分ができることを精一杯やらねばと。
 

予算決算常任委員会(全体会)はYouTubeライブ放映あり

ブログ 敦賀市議会

情報が一手遅れとなりましたが、国民民主党は6日、東京都内で代表選出のための臨時党大会を開催。
 
既に投票済みの地方自治体議員および党員・サポーターによる郵便投票・電子投票の開票結果報告に続き、各候補から最後の決意表明が行われた後、国会議員による直接投票が行われ、開票の結果、橋本幹彦候補が32ポイント、玉木雄一郎候補が127ポイントを獲得し、玉木衆議院議員が新代表に選出されました。
 
代表選出後の挨拶に立った玉木新代表は「新たな体制が発足するが、ノーサイドであらゆる所属議員の力が結集できるような体制を構築し、国民民主党を国民から信頼される、より大きく強い政党に進化させていきたい」との意気込みにあったよう、私自身も所属地方議員の一人として、新代表と同じ思いで取り組む所存です。
 
代表選から一夜明けた昨日は、雨天の中での街頭活動からスタート。
 
傘をさしての演説では、続く自然災害を教訓に防災関係、また開会を迎える敦賀市議会のことについてご紹介しました。
 

【街頭活動を終えて】
 
その後は議会へ。
 
午前9時30分からの全員協議会の後、10時より本会議が行われ、令和8年第4回(9月)敦賀市議会定例会が開会。
 
本会議では、会議録署名議員の指名や諸般の報告等、市長提案理由概要説明に続き、報告5件、補正予算・決算議案を除く、議案14件の説明から質疑までを行いました。
 
議案に対する質疑では私から、第57号議案「敦賀市長等及び職員のハラスメント防止等に関する条例制定の件」について、今般提出された意図や考え、いくつかの条文の意味合いなどについて確認。
 
また、他の議員から質疑があったのは、
 
◉第64号議案 敦賀市立少年自然の家設置及び管理に関する条例の廃止の件
 →施設の老朽化に伴い、同自然の家を令和9年3月末をもって廃止
◉第65号議案 指定管理者の指定の件
 →敦賀きらめき温泉リラ・ポート及び敦賀市グラウンド・ゴルフ場の指定管理者の指定
◉第67号議案 損害賠償の額の決定及び和解の件
 →令和6年8月に発生した敦賀市職員の死亡事案に関する第三者調査結果の調査結果(パワーハラスメントが起因する精神的負荷等)を踏まえ、敦賀市として、適切な措置を講ずることができなかったことについて、その責任を受け止め、相手方に対する損害賠償額の決定及び和解を行う。
 
なお、本会議における質疑は「3回」までという回数制限があることから、質疑を踏まえた深掘りは、以降の一般質問や委員会審査を通じて行われることになろうかと存じます。
 
この後は、各議案ならびに今定例会に提出された請願とをあわせ、委員会付託(審査を担当する委員会)がされ、初日を終えました。
 
続く2日目の今日は、令和8年度補正予算に関わる予算決算常任委員会(全体会→分科会)が開催されます。
 
全体会・分科会ともに委員会室での傍聴可能ですが、全体会に関しては敦賀市議会YouTubeでもライブ配信がされます。
 
以下に、YouTubeをリンクいたしますので、関心のある方はぜひご覧いただければ幸いです。
 
→敦賀市議会YouTube(ライブ)はこちらから

敦賀市議会は今日から『令和8年第4回(9月)定例会』

ブログ 敦賀市議会

「敦賀まつり」も終わり、爽やかな秋晴れを期待するところですが、この先2週間の敦賀の天気予報(ウェザーニュースによる)を見ると“晴れマーク”は一つもなく…。
 
秋晴れは暫しお預けと覚悟を決めるところです。
 
と同時に、心配なのは大雨や台風。
 
ここ最近、災害のことばかり書いてる気がしますが、現在「レベル5土砂災害特別警報」が発表された伊豆諸島の新島村では、7日午前4時までの24時間降水量が364.0mmに達し、新島での観測史上1位の値を更新する記録的な大雨となっています。
 
伊豆大島でも24時間降水量が541.0mmに達していて、これは観測史上3位の値。
 
大島で24時間降水量が500mmを超えるのは2013年の伊豆大島土砂災害の時以来とあり、被害がないことを願うばかりです。
 
昨今の状況からいって、「対岸の火事」の言葉は捨て去らないといけないのは言わずもがな。
 
雲と傘マークが並ぶ天気予報に、「警戒の9月」と認識を強める次第です。
 
さて、そうした中、本日開会を迎えるのは敦賀市議会の令和8年第4回(9月)定例会。
 

【嶺南ケーブルネットワーク(RCN)議会チャンネルの画面】
 
初日の今日は、午前9時30分より全員協議会を開催した後、10時より本会議が行われる予定となっています。
 
上記の画面のとおり、一般質問は15日(火)から17日(木)の3日間。
 
また、9月定例会のポイントは、30日(水)と10月1日(木)の予算決算常任委員会にあるよう、前年度決算の審査が行われます。
 
8月28日に開催した敦賀市議会の議員研修会で、講師の稲村和美さん(元尼崎市長)からあった、“予算がつくのはゴールではなくスタートであり、行政に自己評価させ、議会が外部評価者としてチェック機能を発揮していくことが重要”との言葉より、いわゆる決算議会の重要性を再認識したところ。
 
従前からの「成果や課題は数字に表れる」との考えとあわせ審査に当たるとともに、議会活動における自身の基本姿勢「議論は是々非々かつ建設的に」対応してまいります。
 
なお、会期は、10月9日(金)までの33日間。
 
詳しい会期日程や市長からの提出議案等は、以下リンクよりご覧いただいた上で、9月定例会に注視いただければ幸いに存じます。
 
→敦賀市HP(敦賀市議会ページ)『令和8年第4回(9月)定例会について』はこちら

『戦略的一般質問のススメ』

ブログ 敦賀市議会

福井県知事の判断が注目されていた、関西電力が県内の原子力発電所敷地内で設置を計画する使用済み燃料の乾式貯蔵施設について。
 
既に立地町の意向(設置を了承)は伝えられており、昨日開かれた福井県議会 全員協議会での議論を踏まえつつ、午後の記者会見で石田知事は、これら意見や議論を“総合的に勘案した”とし「設置了承」を表明しました。
 
事前了解の対象となるのは、原子力規制委員会の許可を受けた高浜の1箇所目と美浜。
 
石田知事の判断を支持するとともに、両サイトでは今後、安全第一で計画に沿って進めていただきたいと思う次第です。
 
さて、時を同じくして、昨日の午後、敦賀市議会で開催されたのは議員研修会。
 
こちらは全議員に対し、希望するテーマについて事前アンケートを行った結果、「政策形成・政策立案」が最も多かったことから、この分野に決定していたところ。
 
その上で、昨日講師としてお越しいただいたのは、30歳から兵庫県議会議員を2期、その後、尼崎市長を3期務められた稲村和美さん。
 
1972年生まれで、ちょうど私と同じながら、議員、行政のトップ(首長)双方の立場をご経験され、現在では園田学園大学学長をお務めと大活躍の方であり、どのようなお話が聞けるか楽しみに臨んだ次第です。
 
その研修テーマはズバリ『戦略的一般質問のススメ』。
 
まず、地方議会は、国会のような議院内閣制ではなく“二元代表制”であり、稲村さんご自身が首長と議会(議員)を経験する中で目指してきたのは、健全な緊張感と建設的な議論ができる関係であるということ。
 
これには私自身、いつも一般質問の前に「議論は是々非々で、建設的に」と前置きしているのはまさに、そういう関係であるべしとの考えに基づくものであり、全くもって同感。
 
続いて、多様な議員がいるからこそ議会は力を発揮することなど、議員としての自己分析について。
 
議会の質問は学校での質問と違い、「知らないこと」を質問するのでなく、しっかり勉強したことを公の場で質問していくものであり、戦略と獲得目標(何を引き出すか)を明確に(これも認識済み)。
 
質問の通告や一般質問のパターン例(情報確認型、意見表明型、追及型、政策実現型)、政策実現型はより戦略的にと、論点のレイヤー(次元・階層)を意識することが重要との言葉に納得。
 

【自席にて】
 
ご自身の首長経験から、嬉しい質問例、またはその逆の紹介、予算がつくのはゴールではなくスタートであり、行政に自己評価させ、議会が外部評価者としてチェック機能を発揮していくことが重要として、在任中、尼崎市議会自らが決算議会のやり方を見直したことも例にお話しいただきました。
 
そして最後に、首長・議会が車の両輪としてまちづくりを前に!とのエールで締めくくられました。
 
なお、大阪生まれの稲村さん。
 
序盤はややご遠慮されていたのかもしれませんが、中盤以降は“本物の”関西弁全開で、軽妙な語り口でご講義いただきましたが、節目節目であった力強い言葉から、県議・首長ともに、信念をもって勤め上げてきた人物であると認識したところ。
 
自身の一般質問と照らし合わせると耳の痛い部分もありましたが、それこそ気づきであり学び。
 
学んだことを今後の議会活動に反映していく所存です。
 
こうして貴重な経験則を交えながら、大変有意義なご講義をいただいた稲村様、誠にありがとうございました。
 
研修の後は、1件の打ち合わせを済ませ、コロナ前から久々の開催となる粟野地区区長会主催「市議会議員と区長と語る会」に出席。
 
粟野地区の区長さん21名(+顧問2名)と、粟野地区在住の市議会議員8名とで、第1部は地区から挙げられた課題について意見交換、第2部は懇親会と進み、こちらも有意義な時間となりました。
 
こうした機会を設定いただきました区長会の皆様に感謝申し上げます。
 
なお、懇親会の場においては、亡父が粟野地区区長会長を務めていた時代(私が議員になる前なので8年前以前)から知る方から、「この人カッコええなーと思って、ああいう人になりたいと、地区を盛り上げなあかんと今も頑張っている」と、涙が出るほど嬉しいお言葉をかけていただきました。
 
人の命は亡くなれども、その心、意思は生き続ける。
 
そう思いながら、父が活動した粟野コミュニティセンター(旧公民館)を眺めながら、帰路についた次第です。
 

【夜空に浮かぶ粟野コミセン。人と心はここに宿る。】

« 古い記事