9月定例会閉会。議員経験上最も長い一日。

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議場の時計で「21時31分」。
 
32日間の会期を締め括る、令和2年9月定例会最終日が閉会した時刻です。
 
最終日の昨日は、9時からの議会運営委員会に始まり、9時30分からは全員協議会、10時から本会議を開会の後、追加提出議案の審査のため本会議を一旦休憩し、付託先の予算決算常任委員会(全体会→産経建設分科会)、産経建設常任委員会、さらには追加で討論通告があったことから再度議会運営委員会を開いた後、本会議を再開。
 
各常任委員会委員長の報告に続き、今定例会提出議案15件に対する討論・採決、請願2件の採決と続き、特別委員会からの中間報告、議員提出のB議案の採決と進み、最後の渕上市長からのご挨拶を終えたのが先に記載した時刻という一日の流れでありました。
 
おそらく、嶺南ケーブルテレビの議会チャンネルをご視聴の方におかれては、日中「本会議は休憩中」のテロップばかりで「何しとるんや?」とヤキモキさせたことと存じますが、実際にはこのような審査を行なっていたということでご理解いただければと思います。
 
きめ細やかな議会の報告をモットーとする私ですが、さすがに濃密な一日のすべてを記載する訳には行きませんので、本日は主な3点に絞ってご報告させていただきます。
 
1点目は、最終日に追加議案として提出された一般会計補正予算「夜間景観整備事業費」について。
 
本事業は、福井県の「イルミネーションエリア創出による夜間景観促進事業」を活用して、金ヶ崎緑地エリアのボードウォーク部分などでのプロジェクションマッピンング、敦賀郵便局から金ヶ崎緑地までの桜並木通り450mをイルミネーション整備するというもので、財源は県の補助金33,333千円、市の一般財源16,667千円の合計50,000千円。
 
プロジェクションマッピングについては、予算成立後から今年度末まで設計・製作を進め、来年度から開始、イルミネーションに関しては今年の年末からの開始を目途に進めるというものでした。
 
審査を付託された予算決算常任委員会の全体会、産経建設分科会を通し、拙速感が否めないといった意見や費用対効果、ランニングコストなどなど様々な質疑が交わされました。
 
私もこの案件に関しては、事前調査を行なったうえで、しっかりと準備のうえ分科会審査に臨み、そもそもの金ヶ崎周辺整備構想との関係性や計画性、経済効果や市内への回遊性、プロジェクションマッピングのコンセプト、将来の発展性、安全性や環境面(騒音や光の影響)への配慮など、あらゆる視点から市の考えや思いを確認させていただきました。
 
そのうえで、これまで市民の皆さんが手作りで金ヶ崎エリアの賑わい創出につなげ、育てていただいている「ミライエ」は敦賀の宝であり、最も大切にしないといけないことから、「ミライエ」の雰囲気を壊すことのないよう十分連携を図って進めること、ただ単に子ども受けするマッピングではなく、幅広い世代が楽しみ、歴史や港、鉄道など敦賀らしさを演出する企画とするよう強く要望し、本案に賛成をしました。
 
特にプロジェクションマッピングは通年を通して設置をするものであり、金ヶ崎エリアの賑わい創出のみならず、この地にケータリングカーなどが集い、市内の飲食店・宿泊施設とも連携した回遊性や経済効果を発揮されるよう期待し、この後もしっかりと経過確認をしていきたいと考えます。
 

【金ヶ崎エリアのプロジェクションマッピング。参考の広島マリーナポップではカープつながりか足元に鯉が泳いでいます。】
 
2点目は、手話言語条例制定(仮称)に関する請願、議員提出議案と手話通訳者の配置について。
 
今定例会に提出された請願のうち1件が上記の「敦賀市手話言語条例(仮称)」の制定を求める請願でありましたが、この日は請願者である敦賀市聴覚障がい者福祉協会の皆さん(全員がそうではないのかもしれません)が議場に傍聴に来られ、請願から議員提案の決議までをご覧になられました。
 
先に開催された議会運営委員会においては、傍聴に伴い手話通訳者を配置することを決定し、この日は2名の手話通訳者の方が代わる代わる演壇の左隣で手話通訳をされました。
 
そう言えば、男性の方は新型コロナ感染発症時の福井県の記者会見の場で良くお見掛けしたような…。
 
また、配置を決定した議会運営委員会の場で委員長から、演壇に立つ方は極力ゆっくり丁寧に話すようにと依頼があったことを踏まえ、請願説明者や特別委員会委員長、そして議長も大変丁寧な語り口で対応。
 
議席から見る手話通訳者の方の見事な通訳に見入ってしまったのと、傍聴席の聴覚障がいのある方にもしっかりと伝得られたことを嬉しく、そして何か優しい気持ちになりました。
 
請願や決議にもありました、聴覚障がい者と健聴者の共生社会の実現、誰もが住みやすく支え合うまちづくりに向け、今後早期に「敦賀市手話言語条例」が制定されますよう願うところであります。
 
最後3点目は、もうひとつの請願である『日本政府に「核兵器禁止条約」への賛同と批准を求める意見書の提出に関する請願』について。
 
請願者は「原水爆禁止国民平和大行進・世界大会福井県実行委員会」日本共産党敦賀市会議員団の2名が紹介議員となって提出されてきたもの。
 
本請願に関しては、私自身との考えに照らし、対応について会派内でも協議を行いましたが、やはり議会は「言論の府」、そうした考えの相違は議場で示すべきとの結論に至り、私が「原案に反対」の立場で討論させていただきました。
 
これについては、世界で唯一の戦争被ばく国である日本として大変重要なテーマであり、内容を要約すると誤解を招いたり、理解がされなかったりする可能性があることから、私の討論内容(全文)を別にご紹介しております。
 
お手間を取らせ恐縮ですが、関心のある方におかれましては、以下のリンクより当該ブログをお読み取りいただきたく存じます。
 →→→請願に対する「やまたけ討論」の全文はこちらから
 
以上、3点に絞ってのご報告となりますが、最終日に主に感じた項目となります。
 
さすがに朝から根詰めて審査・審議をしたせいか、議員の皆さんも理事者の皆さんも、そして縁の下でガッチリとサポートいただいた議会事務局の皆さんも疲労の色は隠せませんでしたが、私にとっては、32日間真剣に議論を交わした大変充実した定例会となりました。
 
次なる定例会に向けた準備はもとより、日常の議員活動を大切に一日一日を積み重ね、今後も敦賀市の発展のため尽力していきたいと思います。
 
皆さま方におかれましては、引き続きのご支援と叱咤激励をお願いし、令和2年9月定例会最後のご報告ブログとさせていただきます。
 

【昨夜22時前の敦賀市役所。議会対応にこれだけの方が対応していただいたことを照明の数が語っています。議案作成から真摯な審議対応まで、理事者の皆さまも大変お疲れ様でした。】

請願第2号『日本政府に「核兵器禁止条約」への賛同と批准を求める意見書の提出に関する請願』に対する討論全文

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令和2年9月定例会最終日に行いました、請願第2号『日本政府に「核兵器禁止条約」への賛同と批准を求める意見書の提出に関する請願』に対する、私の討論内容(全文)をご紹介いたします。
 
請願者は「原水爆禁止国民平和大行進・世界大会福井県実行委員会」、紹介議員は、日本共産党敦賀市会議員団の2名。
 
請願の趣旨は、①核兵器廃絶・核兵器のない世界を実現するためには、唯一戦争被爆国である日本政府が、率先して核兵器禁止条約に参加し、その先頭に立つべきではないか、②アメリカの「核の傘」からの離脱を決断し、核兵器禁止条約への賛同と批准の手続きを進めるべきではないかというものです。
 
私は、核兵器のない世界平和を希求する立場のもと、この「核兵器禁止条約」の存在や参加すること自体を否定するものではありませんが、核兵器のない世界を実現するための現実的なプロセスとして、本請願趣旨には賛同できないとの思いから、「ふたつの現実」の論点により討論させていただきました。
 
もちろん、私の考えを押し付けるものではございませんが、日本国民にとって大変重要なテーマにつき、是非皆さんにも考えの一つとしてお知りいただきたく。
 
参考まで討論原稿の全文を掲載しますので宜しければご覧ください。
 
【以下、原案に反対する立場での「やまたけ」の討論全文です】
 
市民クラブの山本たけしです。
 
私は、請願第2号『日本政府に「核兵器禁止条約」への賛同と批准を求める意見書の提出に関する請願』を不採択とする委員長報告に賛成の立場から討論を行います。
 
まず私は、世界唯一の被曝国である我が国の立場として、核兵器のない世界の実現を訴え続けてこられた被爆者の方々や被爆地の努力に対し心より敬意を表するとともに、私自身、核兵器のない世界平和を切に希求するものであります。
 
そのうえで、本請願にある、「核兵器禁止条約」に日本が率先して参加をし、条約不参加を表明している核保有国などを説得することが日本政府の役割ではないか、またアメリカの「核の傘」から離脱を決断し、核兵器禁止条約への賛同と批准の手続きを核兵器国に求めるべきではないかという2点の趣旨に関しては、「ふたつの現実」、すなわち目的を達成すための「現実的なアプローチ」、そして「現実的な国家安全保障」の観点において賛同出来ない大きな理由があると考えます。
 
ひとつめの「目的達成に向けた現実的なアプローチ」に関して、我が国には、唯一の戦争被爆国として、核兵器のない世界の実現に向け国際社会の取組をリードしていく責務があるとの決意のもと、日本政府は今から50年前の1970年2月に「核兵器の不拡散に関する条約」(NPT:1968年7月1日に署名開放、70年3月5日発効)に署名、1976年6月に批准をして以降、米、露、英、仏、中の5か国を「核兵器国」と定め、「核兵器国」以外への核兵器の拡散を防止する「核不拡散」、各締約国が誠実に核軍縮交渉を行う義務を規定した「核軍縮」、そして締約国の「原子力の平和利用」を「奪い得ない権利」とする3本柱の規定について先導的立場としての役割を果たしてきています。
 
なお、このNPTの締約国は2020年1月現在、核兵器国、非核兵器国を合わせ191か国・地域となっています。
 
また、今ほどの(日本共産党敦賀市会議員団の)討論では、日本は橋渡しとしての役割並びに外交努力をしていないとありましたが、我が国においては核兵器のない世界の実現のため、日本と核兵器国の軍事有識者などが協議を行う「核軍縮の実質的な進展のための賢人会議」、国連総会への核兵器廃絶に向けた決議の提出、軍縮・不拡散イニシアティブ(いわゆるNPDI)の枠組みや個別の協議等を通じ,核兵器国と非核兵器国の間の橋渡しに努めつつ,核兵器不拡散条約(NPT)体制の維持・強化や包括的核実験禁止条約(CTBT)の発効促進,核兵器用核分裂性物質生産禁止条約(FMCT)の交渉開始といった、核兵器国も参加する現実的かつ実践的な取組を積み重ねています。
 
とりわけ、2010年に日本とオーストラリアが主導して立ち上げた地域横断的な非核兵器国のグループであるNPDI(12か国で構成)は、メンバー国の外相クラスによる関与の下、現実的かつ実践的な提案を通じ、核兵器国と非核兵器国の橋渡しの役割を果たし、核軍縮・不拡散分野での国際社会の取組を主導しているほか、国連においては1994年以降、全面的な核廃絶に向けた具体的かつ実践的な措置を盛り込んだ決議案を国連総会に提出してきており、2019年の決議案においては、同年11月の国連総会第一委員会で148か国、12月の国連総会本会議では160か国の幅広い支持を得て採択されたところであります。
 
こういった着実且つ実効性ある取り組みを進めつつ、日本政府としての実行プロセスと「核兵器禁止条約」に対する明確な意思表示については、平成29年5月にウィーンで開催された2020年NPT運用検討会議第1回準備委員会において、当時の岸田文雄外務大臣が次のように述べています。
 
「核兵器国・非核兵器国の間の信頼関係を再構築しつつ、CTBTの早期発効やFMCTの早期交渉開始を実現し、核兵器の質的・量的向上の制限をかけ、国際的に信頼できる検証体制の構築に向け努力を傾注しつつ、核兵器の数を着実に減らしていく。こうして極めて低い数まで削減された「最小限ポイント」に達した段階で、核兵器のない世界の達成及び維持のための法的枠組みを導入することにより、核兵器のない世界という目標にたどり着く。これが日本の考える核兵器のない世界への道筋であり、核兵器禁止条約を現下の状況で持ち出して、核兵器国と非核兵器国の対立を一層深刻化させるのではなく、このアプローチこそが現実的で実践的な核兵器のない世界への近道だと確信する。核兵器を廃絶する法的枠組を持ち出すタイミングを間違えてはなりません。」
 
つまりは、核兵器のない世界に向けては、核兵器国と核兵器国の間はもとより、核兵器国と非核兵器国の間、さらに非核兵器国と非核兵器国の間、いずれの関係性においても顕著な対立構造があってはならず、いかなる関係性のもとにおいても信頼関係を構築しつつ、核兵器を提言したうえで機を捉え法的枠組を講じていくことこそが目的の達成に向けた現実的なプロセスと考える訳であり、私はこうした現日本政府の考えに賛同するとともに、請願にあるような、わが国のこれまでの取り組みを評価することなく、法的措置により強制力を持たせる核兵器禁止条約に参加することのみをもって廃絶の実現に向けた道筋だとする趣旨には賛同できません。
 
次にふたつ目の「現実的な国家安全保障」に関しては、核の惨禍を二度と繰り返さないための最も確かな保証が核兵器のない世界を実現することである一方で、そこに至る道のりの途中においても核兵器の使用はあってはなりません。つまり、諸国間の関係を不安定なものにして、逆に核兵器の使用の危険性が高まるようなことになってはならず、核軍縮は諸国間の安定的な関係の下で進められる必要があると考えます。
 
現実的に、令和2年度防衛白書においては、国際情勢が劇的に変化し、北朝鮮による度重なる弾道ミサイル発射、中国による尖閣諸島など一方的な現状変更の試みの執拗な継続、あるいは中国・ロシア軍機を対象とした自衛隊のスクランブル発進回数は、2019年度では947回に及ぶなど、わが国を取り巻く安全保障環境は急激に不確実性を増している状況にある中、日米同盟を基軸とする米国をはじめとした諸外国との間における防衛協力なくして、わが国の安全保障は成り立たないことからすれば、請願趣旨にある米国の「核の傘」から離脱すべきとの主張は、わが国の領土と国民の生命と財産を他国からの脅威に晒すことに直結するばかりか、現在の国際社会が保っている安全保障上のバランスを崩すことになり、逆に不安定な状況をつくり出してしまうことは、核兵器使用のリスクが高まるばかりか、核廃絶への道筋も大きく遠ざかるものであると考え、全くもって賛同出来るものではありません。
 
このような考えから、請願にある項目に反対するものであります。
 
以上、本請願に対する私の考えを申し上げ、本請願を不採択とする委員長報告に賛成の立場での討論といたします。
議員各位のご賛同を宜しくお願いいたします。
 
以 上
 

【世界の核弾頭保有数】
 

【請願第2号の全文です(次頁の意見書案は割愛しています)】

「中秋の名月」と「9月定例会最終日」

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煌々と輝くお月様とは、まさに昨夜の夜空。
 
昨日は「中秋の名月」に相応しいお月様で、SNS上でも知人・友人の皆さんがそれぞれのコメントを添えて、月夜を楽しんでおられる様子が伝わってきました。
 
私もご多聞にもれず、夕食後に外に出て夜空を見上げました。
 

【腕のせいでしょうか?スマホではどうも上手く撮れないのが悲しいところ…】
 
「名月や北国日和定なき」
 
名月と聞いて思い浮かべるのは、松尾芭蕉が「おくのほそ道」で敦賀を訪れた際に詠んだ、この有名な句。
 
ちなみに、この句が詠まれたのは、今から331年前のことであります。
 
「おくのほそ道」の目的でもあった、この敦賀の地で名月を見るのを楽しみにしてきた芭蕉さんですが、当日はあいにくの雨で月は見れず。
 
普通であれば、「見れずに残念」との気持ちを表現するところ、実は前日に泊まった宿の主人から「北陸の天気は変わりやすいから、明日は見れないかもしれませんよ(現代語に訳すとこう)」と言われていたことと重ね合わせ、「主人の言う通りになった」ことと「名月が叶わなかったことにより、その情景を思い浮かべることが出来た」と、逆にその「残念なこと」を「楽しみに変えた」句だそう。
 
普通なら、何ヶ月もの間楽しみにしていたことが叶わなかったら、凹んだり、機嫌も悪くなりますよね。。。
 
これは昨年開催された『「おくのほそ道」330年の旅』の歴史講座に参加した際にこのエピソードに触れるとともに、他にも全国で詠んだ句の中には「残念を楽しみに変えた句」が沢山あることを聞き、芭蕉さんの「スーパーポジティブ精神」に感銘を受けて以降、私もその気の持ちようを真似しているところ。
 
まだまだ修行中の身ではありますが、芭蕉さんのように思えば、不思議と何に対しても冷静に平常心でいられたり、何より「人生がゆたかに」過ごせることを実感しているのは間違いないため、引き続き、残念なことや上手くいかないことがあった時には「名月や北国日和定なき」と呟き、気持ちを切り替えて過ごしていきたいと思います。
 
皆さんにおかれましても、この話しに共感いただける方がいらっしゃいましたら是非実践されてはいかがでしょうか?
 
さて、名月つながりの話しが長くなりましたが、今日の敦賀市議会は9月定例会の最終日。
 
思い返せば、今年は新型コロナの関係で敦賀まつりも中止となったことなどにより、定例会も例年より前倒しし9月1日に開会。
 
今日まで32日間の会期日程で進められてきました。
 
補正予算に前年度決算認定などボリューム感たっぷりの審査・審議項目でありましたが、自分としてはひとつ一つの議案に対して手を抜くことなく全力投球で確認、意見提起してこれたかなと振り返っています(手前味噌でスミマセン)。
 
最終日に追加提案される一般会計補正予算(「夜間景観整備事業費」金ヶ崎周辺のイルミネーション・プロジェクションマッピングを行う)、契約案件として「市道西浦2号線色浜トンネル(仮称)工事請負契約の件」については、最も気になっていた関係者の方へのヒヤリングも終え、判断材料の収集に努めつつ、審査・審議への準備を整えることが出来ました。
 
また、本日の各議案採決に先立って行われる賛成・反対討論においては、我が会派「市民クラブ」として既に2件について討論通告をしています。
 
会派代表の今川博議員が「第92号議案 令和元年度敦賀市歳入歳出決算認定の件」について、委員長報告に賛成、すなわち「原案に賛成」の立場での討論を。
 
私、山本が『請願第2号 日本政府に「核兵器禁止条約」への賛同と批准を求める意見書の提出に関する請願』にて、委員長報告に賛成、すなわち「原案に反対」の立場での討論を行います。
 
両案件ともに会派内(といっても2名なんですが…)で議論・調整のうえ討論原稿を作成したものであり、議場にいらっしゃる皆さん始め、RCN議会中継などで視聴いただける方にも論点が的確に伝わるよう、気持ちを込めて討論にあたりたいと思います。
 
以上、最終日に臨む心構えを主張する形になりましたが、こちらは「残念」で済ませてはなりませんし、「北国日和…」と楽しみに変える訳にも行きませんので、澄み渡る夜空に「名月」が浮かぶような結果となるよう、しっかり頑張って参ります。

予算決算常任委員会に続き、充実の一日

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日中の気持ちの良い秋晴れもさることながら、昨晩は月も綺麗な1日。
 
秋といえば「秋の夜長」と言いますが、体調管理には就寝時間の確保が一番。
 
効率良く「自分時間」「余暇時間」を楽しみながら、健康管理にも留意したいものです。
 
さて、昨日の議会は各委員会が目白押しとなりました。
 
午前中は、予算決算常任委員会(全体会)に続き議会運営委員会、午後からは広報広聴委員会、さらにこの日は最終日の本会議での討論通告・分離採決の申し出が17時締め切りということで、私を含め、どの委員会にも所属している議員さんは充実の日であったかと思います。
 
議会のことを皆さんにお伝えするということを本ブログの主目的のひとつとしていますので、以下にポイントだけ報告させていただきます。
 
◉予算決算常任委員会(全体会)
・令和2年度補正予算案件4件、令和元年度決算認定案件4件について、各分科会委員長報告の後、採決までを行いました。
・各分科会報告において、時間的に見ると、総務民生分科会が約10分、産経建設分科会が約30分、文教厚生分科会が約10分。
・主だった質疑や討論(次年度予算への反映事項含む)の内容が報告され、自身が所属する以外の分科会審議の様子が把握出来ました。
・討論においては、第92号議案「令和元年度敦賀市歳入歳出決算認定の件」に対し、日本共産党敦賀市議員団の山本貴美子議員が原案に反対の立場で討論した以外、他の議案に対してはナシ。
・採決に関しては、補正予算案件4件に対しては全て「全員挙手」にて「原案どおり認めるべき」、決算認定案件4件に対しては全て「挙手多数」にて「認定すべきもの」と決しました。
・今後は、以上の内容を最終日の本会議において予算決算常任委員長が報告のうえ、採決を迎えることとなります。
 
◉議会運営委員会
・急遽開催することとなった本委員会の協議事項は、「手話通訳者の設置について」。
・今定例会に提出されている『請願第3号「敦賀市手話言語条例(仮称)」の制定を求める請願』の採決を行う本会議の場にて、議場での手話通訳者の配置について協議を行いました。
・この要望は、請願者である敦賀市聴覚障がい者福祉協会様からの声でもあり、確かに請願趣旨を踏まえれば、このような配慮を行うのも当然のことと私は理解。
・費用に関しては、15分以上の通訳となる場合は2名配置が必要であることや、議会通訳には専門知識が必要で、経験のある福井県の通訳士に依頼する方が望ましいとの意見も踏まえ、福井県聴覚障害者協会からの派遣で交通費含め約32,000円、議会費を流用する方向。
・結果、今回試験的に行ってみるとの意味合いも含め、全委員の賛成が得られました。
・嶺南ケーブルネットワーク(RCN)の議会中継でも映ることになりますので、またご覧いだければと思います。
 
◉広報広聴委員会
・協議事項は二つ。次号「議会だより」の発行に関してと、今年度の「議会報告会」について。
・「議会だより」に関しては、定例となっている表紙のアイデアや作成スケジュールなどについて確認しました。
・「議会報告会」については、敦賀市議会会基本条例に基づき、例年、市民の皆さんに参加いただく形で開催をしてきており、本来であればワークショップ形式も織り込み、会場を変えて2度開催する予定としていましたが、コロナ感染によりこの方式は断念し、「新たなスタイル」で行うべしと「RCN議会チャンネルでの放送」と「YouTube」掲載にて行う旨を以前に決定。
・この内容については、会派代表者会議においても賛同が得られたもの。
・この日は、そうした経過も踏まえつつ、収録に向けた内容構成や時間配分、スケジュールなどの骨子について確認を行いました。
・放送は来年2月中旬頃を予定しており、今後は各委員会とも連携のもと煮詰めていくこととなりますが、やはり「新たなこと」に皆でチャレンジするのはワクワクするもの。
・直接対話は出来ませんが、もしかすると今まで会場に来れなかった方や余り関心がなかった方も画面を覗いてもらえるかもしれないとの期待感も持ちながら、委員会の一員としてしっかり準備を進めていきたいと思います。
 
◉討論通告、分離採決の申し出
・最終日の本会議で行う採決にあたり、全議案に対する討論の有無、分離採決(主に、反対意思のある議案を一括採決から外し、議員あるいは会派としての意思を表すもの)の有無を通告、申し出しておく必要があり、その締め切りが昨日17時ということで、会派で調整をし、結果、以下2件について討論を行う旨通告しました。
・1件は「第92号議案 令和元年度敦賀市歳入歳出決算認定の件」について、委員長報告に賛成、すなわち「原案に賛成」の立場で今川博議員が行います。
・もう1件は『請願第2号 日本政府に「核兵器禁止条約」への賛同と批准を求める意見書の提出に関する請願』にて、委員長報告に賛成、すなわち「原案に反対」の立場で私が行います。
・会派での事前調整においては、実はもう1件「第84号議案 令和2年度敦賀市一般会計補正予算(第13号)」について、原案賛成の立場で討論を行う予定としていましたが、予算決算常任委員会において「全員挙手」にて採決されたことを鑑みると、本会議でも反対討論はなさそうとの判断により、結果討論通告は取り止めました。
・数人の先輩議員、議会事務局さんにも「反対討論なく、賛成討論のみ行う」ことの良否についてご教授いただきましたが、全く否ではないものの、基本全員賛同している案件について、さらに「議員各位に賛同を呼び掛ける」ことの意味合いを考えるとやはり違和感があるものと理解をしたもの。
・お声掛けいたしました皆さんに対しては、大変お手数をお掛けし失礼いたしました。
 
以上が昨日の議会報告となります。
 
9月定例会も残すは10月2日の本会議のみというところでありますが、この日は最終日に提案される2件の追加議案が提出されました。
 
このうち1件については、既に確認すべきことが山盛りとなっておりますので、まさに最後の最後までといったところで慎重審査・審議にあたりたいと考えるところです。
 
夕刻は、ある方から問合せのあった事項の現場確認に、白銀・本町通りへ。
 
18時半のこの姿を見るとやはり、中心市街地活性化に関しては、何を持って成果としていくのか自己問答となります。
 


 
課題があるということは「成長シロ」があることの裏返しと、これもポジティブに捉え、引き続き知恵を絞っていきます。
 
皆さんからのご意見もドシドシお待ちしています。

7時間の分科会。所管事項の審査に思い残すところなし。

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これぞ「キング」の称号に相応しい。
 
既にご存知の通り、23日に行われたサッカーJ1リーグにて横浜FCの「キング・カズ」こと三浦知良選手が、実に13年ぶりの1部リーグのピッチに立ったことに加え、53歳6ヶ月28日の出場は、中山雅史が持つ45歳2ヶ月1日のJ1最年長出場記録を大きく更新しました。
 
試合は惜しくも0-1で敗れ、カズダンスこそ見ることはできなかったものの、「キング」は56分までピッチに立ち、年齢を全く感じさせないチームを鼓舞する全力プレー。
 
この新たな記録は、日本のみならず世界で大きく伝えられているとのことで、「FIFA」(国際サッカー連盟)は公式SNSで「バンザイ!キング・カズ!」と偉業を讃えたともあります。
 
50歳を超えてあれだけのパフォーマンスを発揮する裏には、トレーニングや食事などの摂生も並大抵ではないことは、とあるテレビ番組でも紹介されていましたが、長く続けられてる秘訣とは?の問いに「サッカーが好きだから」と答えるカズは、やはり「キング」。
 
男からも憧れる「カッコいい男」なのであります。
 
これに対し、48歳の自分を見るに、運動不足で腹回りに肉のついてきた姿は情けない。。。
 
「キングまで」とはいかずとも、少しは見習って体力面・精神面でも精進していきたいと思います。
 
さて、前置きが長くなってしまいましたが、議会の方は、決算審査の2日目。
 
昨日は、総務民生、文教厚生、産経建設と3つに別れての予算決算常任委員会(分科会)を開催。
 
私は、所属する産経建設分科会にて、所管する産業経済部、観光部、建設部、都市整備部、水道部に関する各事業の審査にあたりました。
 
一昨日行われた基本質疑の内容も踏まえつつ、それぞれの議員が事前チェックにより確認すべきとした点を事業ごとに順次質問していく流れであり、私も準備した確認事項はほぼ全て質問させていただきました。
 
やや詳細な部分まで確認をしたため、分科会の他の委員の皆さんにはやや時間的ご迷惑をお掛けしたかもしれませんが、そこは何卒ご容赦のほど。
 
一般会計、水道・下水道事業などを合わせると膨大な事業でボリュームも大きい訳ですが、これを厳正にひとつ一つチェックするのが議員の役割であり責務。
 
ひとつ一つの事業に対し、チェックする視点を、
◉事業の目的や目標の達成度・成果(投資効果)
◉無駄な支出となっていないか(効率性)
◉予算と決算の乖離理由(計画性)
に置き確認させていただいた訳でありますが、どの質問に対しても根拠を持って的確且つ正確に答えていただき、例えば予算執行率が低い事業の理由については「致し方ない」と言える理由や入札差金であったり、事業の達成度で言えば、外国人を含む観光入り込み客数や新幹線延伸工事の進捗など、投資効果が数字や形に現れてきていることを把握することができました。
 
中々難しいと感じたのは、例えば「中心市街地の活性化や賑わい」という部分に関しては、事業の成果を数値化するのが難しく、人それぞれの感じ方にもよる(市は「賑わってきている」と思っても、私は「そう思わない」とか)ため、その点は事業として行うにあたってどのように評価をしていくのかを課題として要望をしたところです。
 
と、細かく見ればこのような捉え方なのでありますが、とりわけ決算対象の令和元年度は、渕上市長2期目の初年度であることもあり、肉付け予算(6月補正予算)で主要施策に掲げた事業の成果、さらにはこれらを総合的に見て、敦賀市の持続的な発展につながる財政運営、事業運営がされているかというのが大きな視点をして見なければならないこと。
 
その視点に関して言えば、所管する範囲の確認においては、適正な管理のもと、期待する方向へ進んでいるというのが私の評価であります。
 
分科会の最後にある、議員間の「自由討議」ではその辺りを上手く整理して述べることができなかったことが悔やまれますが、また討論の機会は別にありますので、他の分科会での議論なども踏まえ、私自身、会派としてしっかり考えを述べていきたいと考えます。
 
産経建設分科会においては、分科会終了後、産経建設「常任委員会」を開き、先般質疑までに留めた「令和元年度敦賀市水道事業利益剰余金処分の件」、「令和元年度敦賀市下水道事業利益剰余金処分の件」2件の採決を行い、全てが終了したのが「17時47分」。
 
全体会と合わせ約13時間、私としては「思い残すことなく」審査を行うことができました。
 
この後から、翌週開催される予算決算常任委員会(全体会)での分科会長報告のため「文字起こし」をする議会事務局職員さんの奮闘には本当に頭が下がりますが、最終日の本会議までサポートのほど宜しくお願いいたします。
 
外に出た18時半前はもう真っ暗でしたが、市役所にはまだまだ灯りが。
 
対応いただいた各部の皆さまも大変お疲れさまでした。
 

予算決算常任委員会(全体会)にて決算基本質疑を行う

ブログ 敦賀市議会

敦賀市議会は、昨日より「令和元年度決算」の審査に入っています。
 
次年度予算編成との関係などから、決算審査の時期を前倒しし、昨年からは9月定例会会期中に行っているもの。
 
さらに、前倒し1年目の昨年は、審査を付託する予算決算常任委員会(全議員が委員となる)の全体会(基本質疑を行う)と分科会(所管事業の詳細審査を行う)とを同日中に行ったところ、確か20時過ぎまで時間を要したことを踏まえ、今年は議会運営委員会での事前協議のうえ、全体会1日、分科会1日と時間的余裕をもって審査を行うことに見直したところであります。
 
会期ありきではなく、議会は議会としての審議・審査の責任を重んじ、これに問題や影響があるようであれば即見直しを行なっていくという姿勢、そして無くてはならない理事者(市側)の理解のもと、こうして両輪である両者が認識を共有しながら、あるべきスタイルに向け柔軟に変化していくという点で、決して硬直化した議会と市の関係ではないと思うところであります。
 
さて、その決算審査についてですが、昨日は予算決算常任委員会(全体会)による「基本質疑」を行いました。
 
この「基本質疑」は、「事前通告制」としており、この日の通告件数は「74件」。
 
その後に行う分科会での審査を有効にするため、自分の所属する分科会所管事項に関する質問は「なし」、発言時間の「制限なし」、発言回数は1人1項目につき「連続3回まで」の予算決算常任委員会運営要項に基づき行われました。
 
「74件」の内訳を見ると、総務部(12)、企画政策部(8)、市民生活部(8)、福祉保健部(21)、経済部(8)、観光部(5)、都市整備部(1)、病院事業(1)、教育委員会(5)となっており、予算・決算における比率の高い民生費関連の質問が多い傾向。
 
私は、本委員会の第二副委員長を仰せつかっており、本来委員長をサポートし議事運営を行う側の立場にある訳ですが、「発言」に関しては以前に確認もさせていただいたうえで、自分の中で「厳選」をし、以下4点について質問させていただきました。
 
①一般会計歳出全般(不用額)について・・・総務部関連
②国民健康保険税(未入済額)について・・・総務部関連
③ハーモニアスポリス構想先導事業費について・・・企画政策部関連
④市立敦賀病院事業(医業収益、人件費など)・・・病院事業部関連
 
質問の詳細までは述べませんが、予算の適切な管理、税の公平負担、事業の成果や実証性、将来負担への懸念といった視点を持って事前通告をし、理事者からは納得のいく丁寧な答弁がされたと受け止めています。
 
また、一般質問の時と同様、この日の基本質疑での各議員の視点や質問内容からは、自身の知識につながることや、まさに次の分科会につながる「呼び水」的なものも得ることができ、貴重な時間となりました。
 
10時から始めた全体会は、昼食休憩などを挟み、終わったのは16時55分。
 
じっくりと審査出来たこともそうですが、分科会を翌日に見直したことはバッチリ正解(議員側・理事者側の双方にとって)だったと思った次第です。
 
そして、本日は、詳細審査を行う分科会となります。
 
事前にチェックした決算書や主要な施策の成果に関する説明書は赤ペンで真っ赤となっておりますが、こちらは「厳選」ではなく、疑問に感ずる点は全てクリアにする気持ちで、「事業が成果に結びついているか」、「無駄な使途となっていないか」、「施策の集中とバランス」を視点に持ち審査に臨みます。
 

1羽の折り鶴と手紙で心をつかむ

ブログ まちづくり 敦賀市議会

昨日の敦賀市議会は、自身が所属する「市庁舎建設対策特別委員会」を開催。
 
新庁舎建設に関しては、8月末の議員説明会において、新型コロナの影響により型枠材の納入に遅れが生じていることを要因とし、全体の建設工程が約3ヶ月遅延、新庁舎への移転も令和3年末となることが明らかになったことは以前にお伝えしているところですが、この日は、本体工事のほか解体・外構工事も含めた全体工程、費用、議場等会議システム、什器・備品計画などについて説明がありました。
 
解体工事に関しては、各種法令に基づき実施するところ、「大気汚染防止法」及び「石綿障害予防規則」が改正されたことを受け、より詳細な含有量調査を行わなければならないことやその結果を踏まえ工事方法の見直しが必要になる可能性があることから、工程や費用に影響が生じるかもしれないとのこと。
 
また、費用に関しては、これまでの契約減などにより現在の提示額は73億7,448万5千円となってはいるものの、電話交換機の交換など新たに生じる費用分なども含め、12月或いは3月議会において補正していくとの考えが示されました。
 
什器・備品関係については、新庁舎が市民の皆さんにとって使いやすく、また職員さんにとっても効率的で働きやすい執務環境づくりに向け、現庁舎の課題を抽出したうえで整備計画を立案しており、約5,600点ある現有備品を「安全性・機能性・快適性」の3つの観点から分類した結果、新規に購入すべきものが約4,150点(全体の約7割)、移転し継続利用するものが約1,500点と見込んでいるとのこと。
 
さらに、以前の一般質問で前川和治議員から提案があったことなども踏まえ、継続利用しない什器・備品に関しても極力廃棄することなく再利用する計画としており、各公共施設への譲渡、市民・民間対象の展示販売会やオークションを行うことにより可能な限り廃棄物を抑制しようとする取り組みは評価するものであります。
 
この他にも多岐に亘る項目や課題をひとつづつ整理をし対応されている訳ですが、何せ半世紀ぶりの敦賀のシンボルの建て替えとなることから、今後も慎重且つ丁寧に進められるよう、議会としても確認していきたいと考えます。
 
昨日は、夜に嬉しい出来事が。
 
先日お伝えした敦賀高校の観光マーケティンググループが行った「折り鶴とメッセージ」のプロジェクトが何と、福井テレビの情報番組「おかえりなさい」にて紹介されました。
 



【放送のひとコマです】
 
「1羽の折り鶴と手紙で心をつかむ」と題した放送からは、その取り組みの切っ掛けから始まり、1,440羽の折り鶴やメッセージに込めた思い、封書づくりをする生徒の姿、そして代表しての女子生徒さんからの言葉すべてから、「コロナに負けずに頑張ろう」、「コロナが終息したら是非敦賀に来てください」との気持ちがヒシヒシと伝わってきました。
 
先生や生徒さんから話しを伺ってきた私としても、こうして全国に呼び掛けた活動が番組で取り上げられ、県民の皆さんに広くお伝え出来たことを嬉しく思うとともに、あと残り「486通」の気持ちのこもったメッセージを是非送り切って、さらなる達成感を感じて欲しいと願う次第であります。
 
放送は4分弱の時間で録画をしましたので、もし見逃された方、もしくは是非見てみたいという方がおられましたら、遠慮なくメール等で個別に私まで連絡ください。
何かの媒体にてお伝えしますので。
 
ではでは、本日はこれにて。

情熱とオールスタッフで進める北陸新幹線敦賀開業

ブログ 敦賀市議会

会期日程上、敦賀市議会の特別委員会1日目は「原子力発電所特別委員会」と「新幹線対策特別委員会」の開催。
 
「市庁舎建設対策特別委員会」所属の私は出番がない日ではありますが、これもチャンスと進捗確認や受け皿整備などが審議される「新幹線対策特別委員会」をほぼ毎回傍聴させていただいています。
 
昨日開催された同委員会では、①新幹線駅前広場のレイアウト(案)について、②並行在来線について、③報告事項(新幹線整備状況や市道吉河19号線の整備など)について審議がされました。
 
新幹線駅前広場については、東口側(木ノ芽側)のパース図が示され、具体的イメージの湧く内容。
 
やはり、こうした視覚的に理解される資料があれば、相互に理解を深めながら深掘りの議論が出来るというものですね。
 
所管する都市整備部からは、バス停については、修学旅行団体などの受け入れを可能とするよう駐車スペースを確保したことや水素マルチステーション(H2one)を設置し、新駅と現駅をつなぐコンコースに設置予定のムービングウォーク専用電源として供給することなどが説明されました。
 
とりわけ、バスを含む車利用に関しては、近接する国道8号バイパスと直結、敦賀インターチェンジとの接続性も極めて高くなることを踏まえ、「鉄道から陸路へ」と機能性の高い陸路の拠点(ハブ)として大いに利用されるよう整備されることを期待するところです。
 


【委員会にて説明のあった新幹線駅東口のパース図】
 
また、並行在来線に関しては、土地や建物、電路設備、車両等の取得に関わる初期投資について、現所有者であるJR西日本と福井県の調整により福井県が負担するとのことや並行在来線会社への出資、経営安定基金に関しての県、沿線各市町の負担割合、さらには運賃水準などについて説明がされました。
 
今回はまだ試算、検討段階とのことでありましたが、運賃に関しては市民の皆さんからも良く聞かれるところでもあり、今後の検討状況について注視していきたいと考えます。
 
続く報告事項では、コロナ禍においても整備工事は順調に進んでいること、きらめきスタジアム側から接続する国道8号バイパス部分を吉河側に突き抜ける形で道路整備がされることについて、さらには10月末に駅西エリアで社会実験イベントを開催することについても紹介あり。
 
駅西エリアのイベントに関しては、共催する青年会議所側がコロナを踏まえ一旦取り止めるとしていたものを、市の担当者が「コロナ禍でも出来ること」と発想転換のうえ、同じような視点でイベント開催をしていた浜松市に会議所メンバーと同行(しかもプライベートでだそう)したことを契機に、実施する方向に転じたとのことであり、withコロナとなった今、こうした気概や情熱を持って「コロナとイベントの共存」を実践していくことに大いに賛同した次第。
 
それにしても、発想の転換が浮かんだのは、ある著名人の著書からヒントを得たものであることや、「俺の情熱と行動が人を動かした!」とばかりに熱弁を振るう「担当者」というのも珍しい訳ですが、私にとっては大いに頼もしい存在と感じ、思わずニンマリしてしまいました。
 
そう思えば、この日の委員会では、部長さんや課長さんのみでなく、出席された都市整備部の皆さん全員が話しをされたような。。。
 
北陸新幹線敦賀開業という大きな事業は、どこかの塊だけで成功させるというのは不可能であり、この日のオールスタッフで対応した委員会のように、関係団体のみならず市民の皆さんにもドンドン参画いただけるような形、つまりは「オール敦賀」で盛り上げ、必ずや成功につなげていきたいと傍聴席にて思った次第です。
 
こうして得ることや「気づき」が大いにあった傍聴。
 
今後も引き続き、何事も「自分ごと」と関心を持って対応にあたっていきます。

常任委員会にて指定管理者の事業報告などを確認

ブログ 敦賀市議会

次期首相となる自民党総裁に菅義偉官房長官が選出されました。
 
16日招集の臨時国会で行われる首相指名選挙にて第99代内閣総理大臣に選出され、同日新内閣が発足する予定となっています。
 
昨日の総裁選出後の挨拶で話された「国民のために働く内閣をつくっていく」との言葉がクローズアップされている感がありますが、個人的にはこの前段にある「役所の縦割り、既得権益、あしき前例主義を打倒して規制改革を進めていく」との部分が大事かと思っています。
 
菅氏の政治手法は元来、総務相時代に発案した「ふるさと納税」に代表されるよう、まさに「前例主義にとらわれず制度を変えていくスタイル」にあるということでありますので、コロナ対策や経済対策然り、国民の暮らしや産業ごとの課題に見合った規制改革など、国のトップとしてリーダーシップを発揮いただけること期待したいと思います。
 
これで与党、野党ともにそれぞれのリーダーが出揃いましたので、今後発表されるであろう政党支持率や各党の政策カラーなど、国政の動きも注視していきたいと思います。
 
さて、敦賀市議会に話しを移しますと、昨日は総務民生、文教厚生、産経建設と3つの常任委員会が開催され、それぞれ議案審査並びに所管する指定管理者の事業報告を確認しました。
 
私は所属する産経建設常任委員会にて審査にあたりましたが、水道部関係の水道及び下水道事業利益関剰余金処分に関わる議案2件については、今定例会で行われる前年度決算認定との関係性において審査順序が逆になるとの意見・指摘がされ、結果、この日は採決までは行わず質疑・討論に止めることとし、決算審査の予算決算常任委員会分科会後に産経建設常任委員会を開催し、採決を行う運びとなりました。
 
このような事例に鑑みるに、先ほどの菅氏ではありませんが、前回と同じだからということではなく、定例会前の議会運営委員会の場において、それぞれの議案間の関係性なども念頭に審査順序などについても確認をすべきであり、これについては私自身としての次回反映項目として胸に刻んでおきたいと考えます。
 
その後、産業経済部、観光部、都市整備部が所管する指定管理者計8件並びに「港都つるが株式会社」「敦賀港国際ターミナル株式会社」の事業報告内容を確認。
 
きらめき温泉リラ・ポートの2社連続の経営不振、様々な問題点なども踏まえ、指定管理者の選定や運営管理・評価の一層の適正化を図るべく、現在敦賀市では「指定管理者制度ガイドライン」を策定中でありますが、事業内容や成果の評価に関しては行政任せにすることなく、このような場で議会が厳しくチェックしていくことが重要との考えをもって確認にあたりました。
 
事前に準備してきた確認ポイントはほぼ質問をし、自分の中では各指定管理者の事業内容ならびに市が自分ごととして管理しているかどうかについて納得が出来たところです。
 
自分が行ってきた発電所の保守管理業務の経験から言えば、発電所の大切な設備であり、担当している自分にとっては「可愛い愛車」を適切にメンテナンスしてもらおうと思えば、施工会社にお金さえ払えば「後はお任せ」になんて決して出来ないもの。
 
これと同じで、市が保有する資産を大事にしたいとの思いが根幹にあれば、任せる会社や運営についても慎重に確認をするのは当然のことで、指定管理料さえ払えば「後はお任せ」には決して出来ないと思う訳でありますので、定量的に数字で表せない、市の「大事にしてる感」についても自身の嗅覚で嗅ぎ取っていきたいと思います。
 
偉そうに書きましたが、この日は大事な書類を家に忘れ、会派の控室まで妻に持ってきてもらうという失態がありました。
 
決して気を緩めた訳ではありませんが、ひとつの忘れ物が大事な審査や審議に影響を及ぼすとの認識をもって、今一度気を引き締め議会活動にあたりたいと思います。
 

【帰り際に覗いた新庁舎建設工事現場。フロアは2階面にまで上がってきていました】

地域で支え合い、助け合う「子育て・介護」

ブログ 敦賀市議会

敦賀市議会は、3日間の一般質問を終了。
 
昨日は5名の議員が登壇し、コロナ禍での防災対策や新庁舎の窓口スマート化、金ヶ崎周辺エリア整備、地域共生(介護・引きこもり・子育て)、介護支援制度など、これまで2日間と同じく多岐に亘る質問がされました。
 
この日も理事者との議論からも多くのことを学びましたが、まずは介護支援について。
 
社会問題化している老老介護に加え、1人が複数の家族を在宅介護する、いわゆる「多重介護」世帯は敦賀市内で189世帯、また65歳以上同士で暮らすの世帯が3,199世帯(老老介護世帯数は把握されていない)との状況でありますが、以前に市内で発生した「多重介護」に起因した悲しい事件を踏まえ、市においてはこの8月から「家族介護者負担軽減事業」を開始し、少しでも該当する方の心身の負担を軽減すべく取り組んでいるところ。
 
具体的には、「介護やすらぎ訪問」と「介護やすらぎカフェ」の2つの事業であり、とりわけ「やすらぎ訪問」に関しては、2人以上の方をひとりで在宅介護されている世帯などからの申請により、1枚あたり1時間利用できる助成券24枚(無料)を配布、介護者の健康相談や掃除などの家事援助、買い物、通院、食事、服薬、散歩の介助などにより、介護負担を抱え込まず息抜きしながら在宅介護が継続できるようサポートしていくというもので、きめ細かな行政対応を評価するとともに、丁寧な周知により多くの方にご利用いただきたいと思う次第です。
 
こちらについては、本件を質問された議員から「多重介護でない世帯にも拡大を」との要望もありましたが、人的リソースの観点から現時点での対応は難しいとの答弁に私は理解。
 
先日、長寿健康課が発行する「支え合いなないろ通信」が各戸に配布され、「良い取り組み」と感じていたところですが、介護や認知症に関してはやはり「自分ごと」と捉え、公助と共助を重ね合わせてカバーしていくべき問題であります。
 
それぞれの地域でも多重介護世帯を把握し、声掛けや配慮をしていければと思いますが、これも中々どこまで入り込めば良いのかという点で難しい問題。
 
いわゆる昔の近所付き合いが出来ればということなのかも知れませんが、まずは身近な町内から状況確認をし、実状を踏まえ考えていければと思いました。
 

【地域支え合い推進委員の活動などを紹介する「なないろ通信」。市の職員さんの顔も見えてとても親しみが持てますね♬】
 
 →→→「介護やすらぎ訪問」「やすらぎカフェ」の詳細はこちらから
 
また子育てに関しては、この2日間も複数の議員が取り上げておられましたが、昨日は出産から4ヶ月頃までに、生まれた全ての家庭に保健師や助産師が訪問し、赤ちゃんの体重測定や育児の相談、市内の子育て情報の提供等を行う「こんにちは赤ちゃん訪問」に関し質問あり。
 
ここ3年の取り組み実績として平成29年は527件(訪問率96.7%)、平成30年は419件(94.2%)、令和元年は377件(84.7%)とのこと。
 
市外での里帰り出産や入院、海外など生後4ヶ月以内に訪問出来ないケースにおいてもアプローチをし、訪問率100%を目指しているということであり、出産後の不安や気掛かりな点を少しでも取り除くことに、こちらもきめ細やかに対応されていることを認識することが出来ました。
 
我が家の隣に出産世帯が来たら喜んで、子育て世代のお手伝いやフォローをするんだけどなぁなどと思いながら、介護と同様、地域で支え合い、助け合える環境づくり、まちづくりに向けて取り組むことの重要性について改めて考えるところです。
 
敦賀市においては、「子育て環境日本一」を目指し、出産期からの切れ目のないケアに取り組むとしていますが、達成するためには対応する側の体制構築も重要です。
 
対応する担当部局には「お母さん」(子育て世代)が多くいらっしゃることを踏まえれば、こちらが疲弊していては何をしてるか分かりませんので、人的資源のバランスを図る、あるいは人的資源を投入するなどにより進めるとの観点を持って、この点に関してはフォローしていきたいと思います。
 
大きく2点、私の思う質問の代表例を取り上げましたが、まだまだ多くのことを把握することが出来ました。
 
こうして書きながら、この3日間を通し感じたことは、「危機迫るコロナにどう対応していくのか」の視点が多く取り上げられた6月定例会に比べ、今定例会はテーマがあらゆる分野に分散しており、議員側も「ウィズコロナ」「アフターコロナ」のモードに切り替わっているということ。
 
もちろんコロナを軽視してはいけませんが、市民の皆さんの声をお伺いしながら、いつまでも立ち止まっているのではなく、前進していきたいと考えます。
 
本会議のほうは、委員会審査のため10月2日まで休会となりますが、来週は常任委員会や特別委員会、翌週は決算審査などの予算決算常任委員会と続きます。
 
今は折り返し地点といったところにつき、引き続き緊張感を持って慎重審議に努めていきます。
 

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