令和5年第2回敦賀市議会「臨時会」を終える

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5月1日から始めた毎月曜朝の街頭活動。
 
4週目の昨日も天気に恵まれ、約30分演説させていただきました。
 
極力「旬の話題」をとお話しする訳ですが、20日に見学した海上自衛隊「はやぶさ」の役割、G7広島サミットであった核軍縮やウクライナへのF16供与承認など、主は国防のこととなりました。
 
締め括りには、こうした世界情勢やわが国を取り巻く環境を踏まえればやはり、国民民主党が掲げる「自分の国は自分で守る」との認識が必要不可欠とお伝えしましたが、信号待ちをしていた中高生の皆さんにはどう届いたか。
 
教科書では教えてくれないことにつき、少しでもご理解いただけたのであれば幸いです。
 
街頭活動の後は、10時からの令和5年第2回敦賀市議会臨時会(以下、臨時会)に出席。
 
組織議会とも呼ばれる臨時会ではまず、議長に馬渕清和議員(市政会)を、副議長に中道恭子議員(公明党)を選挙により選出しました。
 
続いて、米澤光治・新市長より市長提案理由説明、議会提出のB議案4件(市議会委員会条例の改正など)の提案から採決までを行ったところで本会議を一旦休憩。
 
議会運営委員会、各常任委員会、各特別委員会を順次開催のうえ、正副委員長を互選にて選出し、私は所属する文教厚生常任委員会にて委員長にご推挙いただきました。
 
前期後半2年の産経建設常任委員会に続いての委員長職に身の引き締まる思いでありますが、委員の皆様のご協力を得ながら、円滑な委員会運営に努めてまいります。
 

【決定した委員会構成】
 
本会議を再開した後は、敦賀美方消防組合議会議員、嶺南広域行政組合議会議員などを指名推薦により選出し、以降、第31号議案として「副市長の選任につき同意を求める件」、第32号〜34号議案として「市監査委員の選任につき同意を求める件」の計4件を即決で可決しました。
 
とりわけ、副市長に就任された堤宗和氏は、福井県で産業労働部産業技術課参事や地域戦略部交通まちづくり課長などを歴任された方であり、敦賀市のことにも精通されている方とあったことから、今後は県や国とのパイプを十二分に発揮され、ご尽力賜ればと思う次第であります。
 
議案に関しては、専決処分事項の報告案件の提案があり、質疑の後、これを可決しました。
 
最後には、米澤市長から閉会にあたってのご挨拶がありましたが、二元代表制における市長と議会の関係を述べられたうえで、議会の意見を尊重しつつ、本会議や委員会では真摯に対応していく旨の言葉がありました。
 
一定の緊張感のもと、これまでも是々非々で対応してきた私ですが、敦賀市の発展、市民が安全でゆたかに暮らすためには、市長(及び理事者の皆さん)と議会がリスペクトし合い、政策で切磋琢磨するような、そんな関係が理想形と考えるところ。
 
批判や対立が何も生み出さないことは、国政であっても地方であっても同じであり、この理想形に向け、私自身、引き続き役割を果たしてまいる所存です。
 
最後に、次の令和5年第3回(6月)定例会は、6月20日(火)から7月11日(火)までの22日間で開催されることに決定しました。
 
代表・一般質問は、6月28日(水)から30日(金)の3日間となりますので、今後とも関心をもってご覧いただければ幸いに存じます。

敦賀市議会の会派構成が決まる

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野球のWBCで日本の優勝に大きく貢献した米大リーグ、レッドソックスの吉田正尚選手。
 
開幕から上位打線を任され、7日まで16試合連続安打を継続するなど、安定した活躍を見せていますが、大リーグ機構選出のア・リーグ週間MVPに初めて輝いたとのこと。
 
福井市出身で、高校時代を敦賀(敦賀気比高校)で過ごした選手だけに、喜ばしいのはもちろんのこと誇らしくも思うところです。
 
吉田選手が小学校時代に通っていたバッティングセンターには「吉田ボックス」なるものがあり、地元の野球少年にも夢を与える吉田選手ですが、大谷選手とともに、日本を代表するメジャーリーガーとして、今後さらなる活躍を期待し、応援する次第です。
 
さて、話しは変わり敦賀市議会。
 
8日には会派の届出を締め切り、昨日は各会派代表者会議が行われました。
 
なお、会派に関しては、最大会派の市政会(10名)に次ぎ、第二会派は私の所属する市民クラブ(3名)、ほか計5会派となりました。
 
参考まで、会派一覧は以下の通りとなりますのでご覧ください。
 

【敦賀市議会会派一覧。5会派は前期と変わらず。】
 
また、各会派代表者会議においては、臨時会招集の請求案、本会議場や全員協議会室の議席の配置、会派控室、議会各役職の割り振りなどについて協議がされました。
 
議席の配置は最大会派から希望順、議会各役職の割り振りに関しては、会派の所属人数にある定数を乗じて算出するため、こちらも所属人数が多ければ、委員会にも複数の人を割り当てることができるなど、「政治は数の世界」と言われる所以はこうした面にも表れると、改めて感じるところです。
 
市民クラブは前期2人から3人会派にはなったものの、議会運営委員会や常任委員会、特別委員会の割り当てはすべて「1」のままであり、昨日も会派内で調整したところ。
 
こちらは、11日が各選出議員氏名の提出期限となっておりますので、決定次第、またお伝えしたいと思います。
 
市長への召集請求について確認を行なった臨時会は「組織議会」とも呼ばれ、議長や副議長選挙、敦賀美方消防組合議会議員選挙、嶺南広域行政組合議会議員選挙などが行われます。
 
その臨時会の開催は5月中になろうかと。
 
議員個人の活動は既に始めておりますが、議会としての本格的スタートもいよいよとなります。
 
 
※公開後にブログのタイトルを変更しましたことお詫び申し上げます。

「会派結成届」を提出しました

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「夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る♬」の歌い出しで知られるのは唱歌「茶摘」ですが、ちょうど本日5月2日が「八十八夜」にあたります。
 
八十八夜とは雑節の一つで、立春から数えて88日目の日を指し、毎年5月2日頃がこの日にあたる訳ですが、いよいよ6日には「立夏」。
 
季節の変わり目を感じつつ、樹々が新芽から若葉へ変わるよう、自身も成長していければと思います。
 
さて、文字通り、見事な五月晴れに恵まれた昨日。
 
進化と深化の2期目にするとの決意を行動に移し、朝は街頭演説からスタートしました。
 
場所は、夕方の街頭ポイントである粟野交番前の交差点にて。
 
朝から駐車場をお借りするのと、拡声器を使う旨、近隣店舗にお断りに伺うと、私が若干遠慮がちに見えたのか、「この周りの人は皆んなもう起きとる。気にせんとマイク使ってドンドンやればいい。」と、力強い後押しのお言葉をいただきました。
 
「野に出でよ 鍬を持て」の気持ちをご理解いただいたことを嬉しく感じた次第ですが、早速、通勤するまでの7時35分から8時05分頃までの約30分、街頭でお話ししたところです。
 

【青空のもと行った朝の街頭演説。自撮りにつき、カメラ目線なのはご容赦を。】
 
この時間帯は、通勤のお車に加え、通学の中高生も多く、とりわけ学生さんと交わす挨拶が心地良く感じた次第。
 
今後、毎週月曜日の朝に実施することと決めましたので、今後継続する中で、彼ら彼女らにも「熱伝導」で何か伝えることができればと思います。
 
こうして朝の時間を終え、午後は「議員連絡会」に出席。
 
当選した22名の議員が集まるのは当選証書付与式以来でしたが、慣例に従い、最多最年長議員の山本貴美子議員からご挨拶があった後、会派の結成や今後の議会スケジュールなどに関する連絡事項が周知されました。
 

【全員協議会室にて開催された「議員連絡会」】
 
会派に関しては、既に、市政会、公明党、日本共産党敦賀市会議員団より結成届の提出があった旨、会議の中で報告がありましたが、我々、市民クラブも同日、議会事務局に届け出ました。
 
届け出た会派構成議員は、1期目と同様、代表に今川博議員、副代表には新たに加わっていただいた豊田耕一議員を、そして幹事長兼会計として私の3人。
 
会派結成に向けては事前に十分協議を行い、今川議員は立憲民主党、私は国民民主党党員であり、この選挙もお互い党公認候補として戦った訳ですが、両党のいわゆる「不一致課題」であるエネルギー・原子力政策に関して、今川議員は現実論をお持ちであり、同じ方向を向いて活動できることを確認。
 
前期、同志会に所属していた豊田議員は、会派を構成していた2名の先輩議員がご勇退されたこと、日頃から会話をする中での信頼関係に加え、市民クラブの立ち位置や考えにも共感いただいたうえでご入会いただいたもの。
 
こうして、1期目より1人増の会派となった訳ですが、それぞれの得意分野は活かしつつ、3人寄れば文殊の知恵で切磋琢磨し、より建設的に意見提起する政策提案型の会派をめざす旨、昨日も確認した次第です。
 
敦賀市議会は今後、各派代表者会議を経て、臨時会(議長・副議長、委員会構成などを決める組織議会)、そして6月には定例会へと向かいますが、ここでも気持ち新たに、議会として進化・深化できるよう、私自身尽力してまいる所存です。
 
皆様におかれましては、引き続き関心を持って、議会の動向並びにご自身が選挙で票を投じた議員の活動に注視いただけますよう宜しくお願いいたします。

負託の重みを感じる「当選証書」

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当選後から続々と、各方面から大変多くのお電話やメール、各種SNSにてお祝いの言葉を頂戴しており、大変嬉しい限り。
 
あまりの多さに返信が追いついていませんが、必ずお返ししますので、暫しのお時間お待ちいただく旨、ご容赦いただきたく。
 
さて、当選から一夜明け、昨朝はホームグラウンドの名子にて辻立ち。
 
お疲れのところ、労組役員の皆さんにご協力いただいての御礼立ちでしたが、いつもより多くのお車からお手振り、ガッツポーズなどにて祝福いただき感謝。
 
私の当選を皆さんが喜んでくれているようで、改めて、皆で掴み取った勝利であると、気持ちが満たされました。
 
期間中にご示唆いただいた「選挙は誰のために、何のために戦うのか」を思えば、当選したその瞬間からやることは明白。
 
私に投票いただいた皆様の思いを忘るることなく、一層ネジを巻いて活動に励みます。
 
また、昨日午後には「当選証書付与式」が市役所2階講堂にて行われ、市長選、市議選で当選された方々が一同に会しました。
 
新たに当選された方とは、選挙期間中に街宣カーですれ違った際のご挨拶止まりでしたので、改めて顔合わせのうえ、一言二言言葉を交わした次第。
 
今後は、会派構成などの点を含め、またお声掛けしたいと存じます。
 
「当選証書付与」に関しては、前回無投票であったものの、私は届出順1番であったため、市議として最初に当選証書を受領。
 
そして今回は実力で掴んだ1番と、2回連続で最初に受け取らせていただきました。
 

【頂戴した2回目の当選証書】
 
なお、お渡しいただいたのは、市選挙管理委員会の山本竹司委員長。
 
こちらも2回連続、「竹司」さんから「武志」にということで、プチネタとして置いておきます。
 
さあ、これで真に「有権者の付託」を得て議員活動ができます。
 
2916.631票の負託は重けれど、それだけ発言力の大きさにつながることを自負のもと、得た票に値する議員であると評価されるよう、決して驕ることなく、実直且つ誠実に行動してまいります。

任期最後の定例会を終える

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日本が前回王者・米国を3-2で下し、2009年第2回大会以来14年ぶり3度目の優勝を果たした野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。
 
耐えに耐えての悲願の世界一奪還に、日本中が勇気をもらったところですが、大谷選手らが客席のファンや激闘を繰り広げた米国ナインに向けても頭を下げ、感謝と敬意を示した場面が、「勝者の品格」と称賛を呼んでいるとのこと。
 
野球のみならず、礼に始まり、礼に終わるのが日本スポーツの美徳ですが、勝負の強さのみならず、そうした日本の文化が世界から讃えられていることを誇りに感じたところです。
 
さて、激闘のWBCと並行して開催されたのは、令和5年第1回(3月)敦賀市議会定例会。
 
9時からの議会運営委員会、続く全員協議会にて最終日の運営などを確認した後、本会議を10時に再開。
 
冒頭、市長追加提出議案「第30号議案 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求める件」について提案があり、人事案件につき質疑を省略し、採決を行い「可決」。
 
その後は、各常任委員会からの審査報告、討論・採決、議会提出議案「B議案第1号 敦賀市議会の個人情報保護に関する条例制定の件」および「B議案第2号 敦賀市議会委員会条例の一部改正の件」について提案・採決までを行い、結果、すべての議案を「可決」しました。
 
また、特別委員会からの中間報告の後、行われたのは、勇退議員からのご挨拶。
 
任期最後の議会では慣例として、希望される勇退議員の方においては、議場でのご挨拶の機会があるということで、昨日は6名の先輩議員、同僚議員が壇上に立たれました。
 
勇退される方の期数は、1期4年から8期32年まで幅広いものでしたが、ご挨拶では、市民や理事者、議会への感謝を述べられつつ、それぞれの課題認識のなかで、市政発展に向け全力で取り組まれたことが浮かぶような内容ばかりであり、心の中でそうしたご貢献に敬意と感謝を表した次第です。
 
また、その後は渕上隆信市長より、閉会にあたってのご挨拶があり、同じく今期をもって勇退される市長からは、改めて2期8年を振り返っての思いなどのお話しがありました。
 
市長のお言葉にあったよう、まさに「激動」の時代のトップリーダーとして、緊張と苦悩の連続であったかと思いますが、そうした環境下でも敦賀を前にと、市政運営、舵取役を努めていただいたことに、心より敬意を表します。
 
なお、残り任期は1ヶ月ありますが、全うされた後は、暫しお身体を休め、ゆっくりお過ごしいただければと思うところです。
 
勇退議員の皆さん、渕上市長、これまで本当にお疲れ様でした。
 
そうして、すべての日程を終え、任期最後の定例会が閉会。
 
早速、今日からは福井県知事選挙が告示されるほか、31日からは県議選と統一地方選挙の前半戦がスタートとなり、一気に選挙モードの様相となります。
 
私が挑戦する敦賀市議選は、後半戦の4月16日(日)告示、23日(日)投開票の日程で行われますので、気持ちもモードチェンジ。
 
勇退される議員の方々の思いも胸に、決戦に向け、闘志燃やして頑張る所存です。
 

【閉会後の本会議場。次こそ市民の付託を得てこの場所へ。】

いよいよ残すは最終日のみ

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各支援労組にもご協力いただいている朝の辻立ちですが、昨朝は、電機連合のパナソニックオートモーティブシステムズ(以下、PAS)正門前にて実施。
 
7時30分から8時10分までの40分間立たせていただきましたが、敦賀地区は、同社国内6拠点のひとつということもあって、通勤時間帯はまさにラッシュといった感。
 
門を通過する従業員の皆様には、私の挨拶に会釈でお返しいただいたことや、何といってもこの日は、委員長を始め、5名ものPAS労組役員の皆様が一緒に立ってくれるなど、感謝が重なる朝となりました。
 

【野坂山を望む正門前にてご挨拶させていただきました】
 
辻立ちを終え、その後は市役所へ。
 
終盤を迎えている敦賀市議会は、昨日10時より予算決算常任委員会(全体会)を開催し、令和5年度当初予算に関わる10件の議案について、分科会長報告から討論、採決までを行いました。
 
私は、産経建設分科会長の任として、11ページに亘る審査報告を行ったところですが、採決の結果、すべての議案について、「原案通り認めるべき」と決しました。
 
他の条例改正議案などを含め、これにてすべての委員会審査を終了し、いよいよ残すは22日の本会議のみとなりました。
 
前にも述べましたよう、定例会の日程がひとつ一つ進むことは、どこか卒業間近の学生気分と重なるところですが、同じなのは、その先に戦い(受験=選挙)が待っているということであり、感傷には浸ることなく、一層気を引き締めていきたいと思います。
 
戦いといえば、ギリギリの労使交渉が続く「春闘」。
 
満額回答の結果を得た産別がある一方、主張に主張をし尽くして、何とか最低ラインあるいは現状を維持する労組の報を聞くところとなっています。
 
大手に続き、今後は関連企業や中小の交渉が山場を迎えますが、政府の「賃上げ」の声虚しく、これでは産別間、大手と中小で格差が一層広がることを危惧して止みませんが、「結局、この国の問題は賃金にあり」の考えのもと、痛みの分かる地方議員であり続けたい。
 
そう思う次第です。

【お知らせ】一般質問の再放送スケジュールについて

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敦賀市にお住まいの皆さんのみ対象のお知らせとなりますが、先週8日(水)〜10日(金)に掛けて行われました一般質問の模様が、一昨晩より再放送されています。
 
放送は、嶺南ケーブルネットワーク(RCN)議会チャンネルにて、時間はいずれの日も19時からとなります。
 
以下に放送スケジュールを掲載しますので、関心のある方はぜひご視聴いただければ幸いです。
 

任期中最後の一般質問を終える

ブログ 北陸新幹線 敦賀市議会

昨朝の辻立ちは、北陸電力敦賀火力発電所前にて。
 
原電労組1名、北陸電力労組2名の役員にご協力いただき、8時から30分間、門の前に立たせていただきました。
 
発電所の状況をお伺いすると、現在はほぼ定格出力で運転しているとのことでしたが、多くの協力企業の車両が出入りする状況に、運転プラントの活気を感じつつ、電力の安定供給を支える皆さんに敬意と感謝を込めご挨拶した次第です。
 
今後も、各支援労組の事業所前に立たせていただく予定ですが、明るく元気に活動していきたいと思います。
 

【北陸電力敦賀火力発電所前での活動風景】
 
辻立ちを終えた後は議場へ。
 
昨日ご案内しました通り、私は、一般質問2日目のトップバッターとして、いよいよ敦賀開業1年前にあたる今定例会では、以下の項目をテーマに質問に臨みました。
 
1.北陸新幹線敦賀開業に向けた進捗確認と機運醸成について
(1)ハード整備
(2)「行動計画」の進捗状況
(3)官民の体制と連携
(4)市内の機運醸成
(5)真の開業効果に向けて
 
(1)〜(3)は現時点における状況確認、(4)(5)は今後に視点を置いた構成としましたが、理事者からは概ね方向性ならびに認識の合った答弁をいただけたものと受け止めます。
 
「新幹線のあるまちづくり」に関しては、将来に向けてまだまだ思考を続けていくべきものとの認識のもと、まずは開業に向け、来年度行う膨大な事業(新幹線関係で41事業)を庁内横串さして、関係団体との連携良く進めていただくとともに、市民の機運醸成を高めていくことをお願いした次第です。
 

【質問時の様子。北陸新幹線かがやき号に近いネクタイを締めて臨みました。】
 
任期中最後の一般質問を終え、以降4名の質問を拝聴しましたが、今期をもって勇退される議員さんらが、集大成の思いで最後の質問に臨む姿に感銘を受けました。
 
一般質問最終日の今日も同じく、勇退される先輩議員が登壇されますので、しかと耳に留めたいと思います。
 
最後になりますが、お気づきの通り、いつものような「文字起こし」報告までできませんでしたので、今回は、私が質問の締めくくりで述べた、新幹線開業に向けた思いを以下に掲載いたします。
 
市民の皆様とは、思いを共有のもと、「新幹線のあるまち敦賀」の将来に向け、ともに創造し、前に進んでいければと考えます。
 
<以下、締めくくりの言葉>
 
最後になりますが、先に述べました水嶋智氏(後の鉄道運輸機構副理事長で、当時は国道交通省鉄道局長)の講演でありました、「ハードをまちづくりにどう生かすかは、その土地に住む皆さんの思いと心意気」、そして「成功の答えが敦賀にはある」との言葉は、今でも私の胸に刻まれています。
新幹線が開業する来年(2024年)は、1884(明治17)年の金ヶ崎〜長浜間全線開通から140年となります。
今を生きる私たちが、交通の要衝のまちとしての歴史、先人たちの思いをつなぎ、新たな時代を築いていく気概と気骨を持つことこそ、未来にレールを延ばす、つまりは、この敦賀がさらに発展するための「原動力」であると信じて止みません。
そうした思いのもと、「100年に一度のまちづくりのチャンス」の意味はつまり、新たな新幹線開業をどう最大限活かしていくか、地域を見詰める指標をみんなでつくり直し、悩みながらでも一緒に未来を探す。新幹線開業は、地元の人たちが幸せになるとはどういうことかを突き詰めて考えるチャンスだと考えます。
市におかれましては、こうした思いを共有のもと、まずは確実な開業、そしてその先にある敦賀を創造した取り組みを市民とともに進めていただけるようお願いし、任期中最後の私の一般質問を終わります。
ありがとうございました。
 

【ともに未来へ!出発進行!】

感謝の思いを込めて、本日10時より一般質問

ブログ 働く仲間とともに 敦賀市議会

週一回から毎朝に切り替えた辻立ち。
 
昨日は少し早く辻立ち場所に着いたため、名子の浜辺に下りてみると、道路から見るのとはまた違った景色が大変美しく、心澄み渡るひと時となりました。

【心澄み渡った、名子の浜辺からの景色(7時10分頃)】
 
辻立ちを終えた後は議会へ。
 
9時からの議会運営委員会に続き、10時より本会議を再開し、第1号議案 令和4年度敦賀市一般会計補正予算(第12号)ほか6件の予算案、第28号議案 調停の件、第29号議案 和解の件について、委員長報告から討論、採決まで、その後、一般質問が行われました。
 
一般質問では5名が登壇され、国道・県道の整備促進、公共施設への磁気ループ設置、渕上市政の総括と今後、暮らし応援の施策、新幹線敦賀開業に向けたにぎわい創出など、それぞれの視点からの質疑を興味深く拝聴した次第です。
 
いつものことながら、理事者とのやり取りからは得るものばかりですが、本日のトップバッター、10時からはいよいよ自分の出番となりますので、市民の皆さんにも伝わるよう、しっかり質問していきたいと思います。
 
また、議会の後は、連合福井の「2023春季生活闘争・第20回統一地方選挙 総決起集会」に出席。
 
嶺南地域協議会はニューサンピア敦賀で対面、福井、丹南会場とはオンラインでつないでの開催でしたが、こうして3年ぶりに開催できたことを嬉しく感じた次第です。
 
統一地方選挙の立候補予定者には、ひと言ご挨拶の機会を頂戴しましたので、私からは、日頃のご支援への感謝をお伝えしたうえで、給料が上がる経済の実現に向け、地方の声を国政に伝えていくこと、「活動の原点は職場の声にあり」の思いのもと、連合に集う仲間の皆さんのために全力で取り組むことをお誓いしました。
 
こうして皆さんを前に決意を語れば、自然と高揚感が増すもの。
 

【連合の仲間の皆さんを前に決意を述べました】
 
今日はこの後、北陸電力敦賀火力発電所前での辻立ちに向かいますが、こちらでも労組役員が待ってくれています。
 
こうして多くの仲間、そして地域の皆さんに支えられて自分があること、このお支えに対する感謝は活動でお返しするほかないとの思いのもと、今日も一日、まずは任期中最後の一般質問頑張ります。

「議会だより」の1ページにも思いを込めて

ブログ 敦賀市議会

2月22日から始まった敦賀市議会3月定例会は早や中盤。
 
本日10時より本会議を再開し、令和4年度補正予算の審査報告、採決の後、一般質問を行う予定としています。
 
一般質問は10日(金)までの3日間、14名が登壇することなっており、私の質問順は6番目。
 
本日ラストか、明日のトップか微妙なところではありますが、これまで同様、気持ちを込め、建設的な議論に努める所存です。
 
なお、14名の発言通告一覧を以下リンクしますので、関心のあるテーマ、議員だけでもRCN議会チャンネルあるいは議場にて傍聴いただければ幸いに存じます。
 
 →令和5年第1回(3月)定例会「発言通告一覧」はこちら
 
さて、議会に関連することで、ご紹介しておきたいことがもう一点。
 
市内に全戸配布している「議会だより」については、令和4年第4回(12月)定例会号が、お手元に届いた頃かと思います。
 
我が家も昨日ポストに入っていたところですが、この「議会だより」、今回より変更した点があることにお気づきでしょうか。
 
実は表紙をおめくりいただいた、3ページの下段に「賛否が分かれた議案一覧」を掲載し、議員ごとの賛否が分かるよう改善を加えました。
 
また、これに併せて、これまでは後ろのページにあった「審議結果一覧」を前に掲載し、どのような議案を審議したのかの全体像を最初に把握できるよう校正を見直しました。
 

【議員ごとの賛否が分かるよう見直したページ】
 
なお、見直すこととしたきっかけは、私が委員長を務める広報広聴委員会の中で、ある委員よりあった「複数の市民の方から、議案ごとの賛成・反対を掲載して欲しいとの意見を受けている」との発言から始まったもの。
 
その後、委員会で協議を行い、賛否を公表することはやはり、有権者の皆さんにとって重要なこととの考えのもと、「議会だより」ならびに議会ホームページに掲載する方向とし、その結果を議会運営委員会にも諮ったうえで、今回の見直しに至ったというのが一連の経過であります。
 
協議に際し行った議会事務局の調べによれば、県内でいずれかの方法においても賛否の公表をしていなかったのは、敦賀市議会ともうひとつの町だけということで、後発的には違いありませんが、こうして市民の声も踏まえ改善が図られたことには達成感あるもの。
 
これも「分かりやすく開かれた議会広報」に真剣に取り組んでいただいた広報広聴委員会の皆さんを始め、他の議員の皆さん、そして裏方でサポートしていただいた議会事務局の皆さんのお陰であり、この場をお借りして感謝申し上げる次第。
 
たかが1ページ、されど1ページ。
 
何ともない1ページにも思いを込めて作成し続けてきた「議会だより」も任期中最後の発行。
 
一人でも多くの市民の皆さんにご覧いただくとともに、お気づきの点やご要望をお寄せいただければ嬉しく思います。
 
 →「議会だより」(令和4年12月定例会号)PDF版はこちらよりご覧ください

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