祖国を思うウクライナ避難民のために

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ロシアのウクライナ侵略からまもなく3ヶ月。
 
戦況は長期化の様相を呈する中、ウクライナ国防省は16日未明、同国軍が東部ハリコフ州から露軍を撤退させ、ロシアとの国境地帯まで到達したと発表。
 
15日には、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長が、NATOの非公式外相会合での演説で「ウクライナは勝利できる」と述べ、加盟国に支援強化を呼び掛けたとありましたが、非人道的なロシアに屈することはあってはならないと思いつつ、優勢劣勢の報に一喜一憂することが果たして良いことなのかと自問自答するところです。
 
何を置いても願うは一日も早い停戦合意であり、戦況は把握しつつも、ウクライナ国民が安堵して暮らせる日が訪れることを願うばかりです。
 
一方、こうした中において、心あたたまるのは、人の優しさと子ども達の笑顔。
 

 
写真は、敦賀市ホームページに掲載されていた、ポーランド・クラクフに拠点を置く「社会福祉法人 福田会」(ポーランド支部)からのウクライナ避難民支援活動の報告にあったもので、避難民の子どもの為の体育用品を購入したキエルツェ(ポーランド)の小学校でボールを手に笑顔を浮かべる子どもたちの様子ですが、避難先でこのように元気に暮らしていることに胸を撫で下ろした次第です。
 
ここにある「社会福祉法人 福田会」は、第一次世界大戦後の1920年、当時シベリアにいたポーランド孤児を受け入れたことが縁でポーランドと交流を続けており、こうした支援に関わる寄付金に関しては、同団体のポーランド支部を通じてポーランド国内のウクライナ避難民への支援物資や食事の提供等に充てられている訳ですが、敦賀市からは、多くの方々からのご支援をいただいている「ポーランド人道支援金」の第2回目の送金を終え、これまで総額4,094,297円(令和4年5月13日現在)の支援が行われているところ。
 
市では、事態の長期化に伴い、現地における避難民への支援が今後も必要であることから、支援金の受付期間を6月10日(金)まで延長して受付けるとしており、引き続きご協力を頂戴できればありがたく存じます。 
 
先にありました通り、福田会さんからの活動報告を通じ、敦賀市の皆さんからの分を含む支援金が、実際現地でどのように充てられたかを知ることができることは大変貴重なことであり、子ども達を始め、ウクライナ避難民の皆さんの心身が少しでも満たされることにつながればと切に願う次第です。
 
活動報告を読むと、ポーランドに流入したウクライナ避難民の数は約338万人とされており、ポーランドからウクライナに戻った人の数は27万5千人(5月13日時点)となっていることや、現地ボランティアによると、ロシアに送られていた一部のウクライナ人がポーランド国内に入国しているため、宿泊施設の確保が急務となっていることが記載されていました。
 
また、クラクフ中央広場内では連日デモが行われており、ウクライナの平和を訴え、「私たちはウクライナで生きていきたい」と涙ながらに訴えていたとの報に触れました。
 
いかなる状況にあっても祖国を思うウクライナの皆さんのこの願いを叶えるためには、物心両面で彼ら彼女らを勇気づけ、励まし続けることが必要不可欠であり、ともに戦う姿勢と力強く支えるとの私たちの思いを届ける支援活動が、今できることであり、やるべきことと改めて胸に強く刻む次第です。
 
 →→→人道支援やウクライナ避難民の皆さんの現況などが記載されている敦賀市ホームページも是非ご覧ください

ポイ捨てはしない!させない!

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ごみを適正に処理せず、山林、原野、海岸、空き地、道路公園等に捨てる行為を指す「不法投棄」は、法律で厳しく禁止されており、これを行った者は、法律によって罰せられます。
 
現に「廃棄物の処理および清掃に関する法律」(昭和四十五年法律第百三十七号)を確認すると、
 
第16条(投棄禁止)
何人も、みだりに廃棄物(ごみ)を捨ててはならない。
 
第25条(罰則)
次の各号のいずれかに該当する者は、五年以下の懲役若しくは千万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。→ 第16条も該当
 
とあり、つまりは「たかがポイ捨て」であっても、こうして厳しい処罰を与えられるということになります。
 
 →→→「廃棄物の処理および清掃に関する法律」全文はこちら
 
不躾な書き出しとなり恐縮ですが、昨日は、東浦地区の大比田の方からの連絡を受け、悪質な「ポイ捨て」の現場を確認してきましたが、捨てた方には、こうした行為に対する罪の重さを分かっているのか!と問いたい気持ちで一杯です。
 
その現場は、国道8号線福井方面の、しおかぜラインに下る三叉路を過ぎ、登り2車線になった場所に直交する河川部分。
 
ペットボトルや缶などはそれとして、おむつのようなものが入った袋が、長期に亘り何度も同じように廃棄されているとのことで、恐らく車を路肩に停車して川に投げ込んでいる可能性が高い、つまりは「確信犯」のよう。
 
近所にお住まいの方も「現行犯」として確認することが出来ていないことや、雨が降れば当然、すぐ近くの海に流れていってしまうことから、区長さんなどと連携しつつ、仕方なくごみの回収にあたっているとのことでした。
 
既にこの件については、区から市の担当課にも状況連絡され、市の方も何らかの対応をと、関係機関と協議を進めていただいていることも伺った訳ですが、とにもかくにも何か防止策をということで、区のほうで橋の近傍を簡易ネットで覆う形で処置をされていました。
 

【応急処置が講じられた「ポイ捨て」現場。万が一にも投棄者を見掛けた場合は連絡ください。】
 
他にも過去の出来事をお伺いするに、この付近には国道を横切る地下道があり、地区のお祭りや秋のみかん狩りシーズンには、多くの人の往来がある訳ですが、昔はこの地下道に降りる階段部分に、ビンなどの投げ込みがあったそうで、これは人命にも関わるものと強く要請をし、金網のフェンスが設置されたとのこと。
 

【その地下道降り口と設置されたフェンス】
 
しかし、その後もフェンスの「ポイ捨て禁止」と書かれた看板の下に、ごみの入った袋が何度もくくり付けられるなど、悪質としか言いようのない行為に悩まされてきたとのことであり、こうした一連の現実を耳にするに、怒りを通りこし、ここまでモラルなき人間が存在する実態を悲しく感じた次第です。
 
先にありました河川への不法投棄に関しては、私のほうでもフォローしますとお約束した後、現場を離れ、元比田側から下り、帰路につきましたが、ここからの眺めはいつ来ても本当に素晴らしいもの。
 
東浦小・中学校の児童生徒たちが、地域の自慢とばかりに描いた「みかん狩り」の看板などもあり、心和んだ次第ですが、こうした美しき郷土の景観を守るためにも、「ポイ捨て」ひとつも許してはならないと心に刻んだところです。
 


【このような風景がごみで汚されることを許してはなりません】
 
なお、元比田から大比田に通ずる道路脇にはこんな看板が。
 
ここにも不法投棄の実態があったようです。
 

 
そうして家に帰り、敦賀市の取組みはとホームページを確認すると、「不法投棄関連」としてカテゴリーごとに記載があり、そのうちのひとつ「ポイ捨てのないまちに」では、次のような文言が書かれていました。
 
ポイ捨てはしない!させない!
まちの中でもポイ捨てがよく見受けられます。一方で環境美化活動も実施されています。きれいな場所にはポイ捨てされにくいものです。一人ひとりの心がけでまちは変わります。町内の皆さんと連帯して、きれいなまちにしていきましょう。
 
ポイ捨てはしない!~心ない行為がまちを汚しています~
 
 →→→敦賀市ホームーページ「不法投棄関連」はこちらから
 
悪いのは100%、ポイ捨てする側の人ですが、一人ひとりが、その行為を許さない気持ちで行動することで「ポイ捨てのないまち」にしていければと思いますので、皆さま方におかれましても引き続きご協力のほど宜しくお願いいたします。

出会いとつながりはウクライナ避難民の受け入れへ

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立夏を合図に、気温がグンと上昇している敦賀ですが、昨日の最高気温は27.1℃。
 
汗ばむ夏日になったかと思えば、今日の予想最高気温は18℃とのこと。
 
一転、10℃近く気温が下がるようですので、ゴールデンウィークの最終日に体調など崩さぬよう注意して過ごしましょう、
 
さて、ここ最近は、自身のブログやSNSをご覧いただいた方からメッセージをいただくことが多く、ありがたいことに、そこでつながりが出来た方とのやり取りから多くのことを学ばせていただいているところ。
 
ちょうど昨日も、随分以前にブログ記載した「健康麻雀」のことがきっかけで連絡をいただいた方から、何とも心あたたまる近況報告を頂戴した次第。
 
敦賀出身で今は県外にお住まいというその方とは、一度、敦賀市内で直接お会いしたこともある、世界各国を渡り歩いてこられた大変バイタリティと行動力ある女性で、お話しした際には「健康麻雀」の活動を通じて、認知症予防や健康なまちづくりにつなげていきたいと情熱を持って話されていた訳ですが、昨日の連絡は何と、ウクライナの友人夫妻を身元引受人となって受け入れる準備をしているとのこと。
 
この連絡自体驚いた訳ですが、送られてきたメッセージを拝見するに、そのウクライナ人夫妻とは30年程前に敦賀でご縁が出来てから友人関係を続けてこられたそうで、現在の避難先(キプロス)から連絡を受けたことを契機に、日本で受け入れをすべく、大使館や外務省、受け入れ先自治体との調整をしてこられたとありました。
 
ようやく目処がついたとのことで、自治体の支援を受けながら、個人的にしっかりサポートしていくとの強い意思をお伝えいただいた訳ですが、信念ある行動力とはこういうことをいうのだと、こちらも胸が熱くなった次第です。
 
その方におかれては、私が先日SNSにも投稿した「人道の港敦賀ムゼウム」の企画展(ホロコースト関係)のこともご覧いただいたとのことで、「人道」について発信したタイミングで、今ご自身が関わっていることととシンクロしたことに縁を感じるとも仰っていただいたことに恐縮したところですが、いずれにせよ、こうして貴重なご経験を共有いただいたことに感謝。
 
「健康麻雀」から「人道」へとつながった出会いを大切にし、女性と思いをともに、私に出来ることがあれば何でも支援させていただくことをお約束した次第です。
 
結びになりますが、500万人を超えたと言われるウクライナ避難民ですが、出入国在留管理庁によると、日本への避難民は4月30日時点で820人に上っています。
 
これから日本に避難される、女性を信頼して連絡してこられたウクライナの友人夫妻が少しでも安堵して過ごすことが出来ますよう、心から願っています。
 

【写真は先月5日、ウクライナからの避難民を乗せ日本に到着する政府専用機(NHKウェブニュースより)】

空を泳ぐ「鯉のぼり」に思い寄せ

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今日は「立夏」。
 
暦の上では「夏が始まる日」を意味するものですが、待ってましたと言わんばかりに、今日の予想気温は28度となっています。
 
今年も気付けば早や3分の1が経過をし、季節も春から夏へと向かいますが、急な季節の変わり目につき、何を置いても体調には十分注意してお過ごしください。
 
また、同じく本日は「こどもの日」であります。
 
街中でも、「主役は私たち」とばかりに悠々と泳ぐ鯉のぼりの姿を見るに、まさに子の成長を育む姿と重なるものですが、総務省が4日に発表した、外国人を含む日本の15歳未満の子どもの人口推計(4月1日現在)によると、総計は前年より25万人少ない1465万人となり、41年連続で減少。
 
総人口に占める割合も11.7%で48年連続の低下と、いずれも比較可能な統計が残る1950年以降で過去最低を更新したとのこと。
 
また、国連人口統計年鑑(2020年版)によると、人口4000万人以上の35カ国のうち、子どもの割合が最も低かったのは日本というデータもあり、こうして数字が物語るよう、世界基準に照らしても日本の少子化は深刻な状況となっていることが解ります。
 
近年で言えば、コロナ禍で出産不安が広がったことも一要因としてあろうかと思いますが、子育て政策に力を入れる国民民主党の矢田わか子参議院議員(福井県連代表)が「少子化が止まらないのは、国の子ども支援策が薄いから!所得制限などかけず、中間所得層も経済的負担なく育てられる政策が、即必要!」と主張するよう、政府においては2023年度創設をめざす「こども家庭庁」を待つことなく、メリハリの効いた強いメッセージ性ある政策を講じていただきたいと思う次第です。
 
一方、日本には「子宝」という言葉があります。
 
言わずもがな、親にとって子どもは宝ものだという意味ですが、親だけでなく、次代を担う子供たちは社会全体の宝もの。
 
いつか大人になる子ども達が、生まれ育ったまちを誇りに思い、希望を持ち続けられるような社会にすることは、私たち大人の役割と改めて認識する次第です。
 
そのようなことを考えながら迎える「こどもの日」。
 
五月晴れの空を悠々と泳ぐ鯉のぼりを眺めつつ、子ども達の成長とこれを育む大人ともども、明るく希望の持てる将来へ泳いでいけることを願う。
 
そんな一日にしたいと思います。
 

【約70匹の鯉のぼりが泳ぐ千葉県館山市の城山公園。お城と重なる姿は壮観。(同公園提供)】

誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化を

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新型コロナウイルス感染によって進んだものの代表格といえば「デジタル」社会。
 
昨日は3つのオンライン会議やセミナーに出席しましたが、自身を含め、主催側も参加者側も極自然に対応している様子を見るに、コロナ前「特別なツール」であったものが「当たり前」に置き換わっていることを実感するところです。
 
このオンライン主流化によって得られた最たるものは、感染対策を除けば「時間の有効活用」にあろうかと思います。
 
出張や通勤などの移動に充てていた時間を別のことに充てられることによって、限られた一日の時間をより有効配分できるようになったことは、働き方改革にも大きく寄与するものと考える次第です。
 
さて、そのように実感した昨日はちょうど、政府の「デジタル田園都市国家構想実現会議」(議長・岸田首相)が策定する基本方針の骨子案が判明したとの報道がありました。
 
高齢者らデジタル機器の取り扱いが不慣れな人たちを支援する「デジタル推進委員」を今年度中に全国で1万人以上配置することや、来年度までに第5世代(5G)移動通信システムの人口カバー率95%を達成することを盛り込んだとのことであり、「デジタル化の恩恵を国民や事業者が享受できる社会を目指す」とも明記したそう。
 
私も3月定例会の代表質問で「自治体DX(デジタル・トランスフォーメーション)」を取り上げ、最後に「誰ひとり取り残さない、人に優しいデジタル化に向け進めていただくこと」をお願いし、質問を終えたところですが、ここにある趣旨は、いわゆる「デジタル弱者」とされる高齢者を意味するものであり、基本方針にあるデジタル推進委員らによって、こうした方へのサポート態勢を整える方向にあることを歓迎する次第です。
 
日本のデジタル社会形成の司令塔は「デジタル庁」になる訳ですが、同庁ホームページにある組織概要を見ると「未来志向のDXを大胆に推進し、デジタル時代の官民のインフラを今後5年で一気呵成に作り上げることを目指します。」とあります。
 
続けて、「徹底的な国民目線でのサービス創出やデータ資源の利活用、社会全体のDXの推進を通じ、全ての国民にデジタル化の恩恵が行き渡る社会を実現すべく、取組を進めてまいります。」と、さすが目玉政策だけあって、鼻息荒い意気込みが伝わってくるところ。
 
そして、この概念を表すものとして、「ミッション・ビジョン・バリュー」との言葉が掲げられていました。
 
ミッションは、誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化を。
 
ビジョンは、Government as a Service、Government as a Startup。
 
バリューは、この国に暮らす一人ひとりのために、常に目的を問い、あらゆる立場を超えて成果への挑戦を続けます。
 
※補足説明付きは、以下のリンクよりご覧ください。
 →→→ミッション・ビジョン・バリュー(デジタル庁HP)
 
随分以前の福井新聞「こだま」欄にありました、80歳を過ぎてSNSを始めた女性からの投稿を今でも覚えているのですが、その女性は「素晴らしいツールに出会い、この歳になって新たな人とのつながりが出来た。私の人生を変えてくれたSNSに感謝している。」と。
 
地方創生や自治体の行政改革など、デジタルの進展で目指すものは様々ですが、私自身は、新たな技術で人間の心が満たされるような、この女性のような方が一人でも多く増えるよう取り組むべきではと考えるところです。
 
ここ敦賀市においては、本格的に「自治体DX」や「敦賀版スマートエリア」を進める時期にありますが、真に「ミッション・ビジョン・バリュー」の理念に則った、とりわけ「人に優しい」取組みとなるよう期待し、注視していきたいと思います。
 

【やまたけNEWS(第12号)にて、制作会社さんが見事に私の気持ちを表現してくれた挿絵。皆で支え、皆が幸せな気持ちになる。そんなデジタル社会になればと…。】

将来を見据えて育てる「新感覚の二刀流タイプ」

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少し前の話題になりますが、人事労務分野の情報機関である産労総合研究所が毎年発表する「新入社員のタイプ」が3月28日に発表され、今年度は「新感覚の二刀流タイプ」と称されました。
 
ちなみに昨年は「仲間が恋しいソロキャンプタイプ」でしたが、「新感覚の二刀流」とした理由としては、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、大学・後半期にさまざまな活動制限を受けた今年の新入社員は、インターンシップや就職活動を、対面とオンラインの2つのスタイルで二刀流のようにこなして入社式を迎えたということにあるとのこと。
 
また、育成のポイントとしては、就活中に職場の雰囲気や仕事に関する情報が得にくかったこともあり、入社後は、思い描いていたイメージと実際とのギャップに戸惑う可能性を指摘し、先輩社員は、これまでの新入社員とは異なる新感覚(オンライン慣れ、対面コミュニケーションの不慣れ、タイムパフォーマンス志向等)や未熟にみえる言動を受け止めたうえで温かく交流し、一人ひとりを見詰めた育成支援をして欲しい。
 
そうすれば、才能が開花し、環境変化にも適応できる「リアル二刀流」、さらに、これまでにない「シン・二刀流」として、新たな才能を開花する可能性は高い。
 
受け入れ側も、教育・働き方・コミュニケーション等のあり方について、彼らの「新感覚」に学ぶこともあるだろう。
 
とありました。
 
私ごとですが、今春就職した長女もこの「新感覚の二刀流タイプ」に該当する訳ですが、昨日は当社に入社され、敦賀発電所に配属された新入社員を前に歓迎のご挨拶をする機会を頂戴しました。
 
日本原子力発電労働組合の組織内議員との立場でのご挨拶となりましたが、まさに自分の子どもと同世代の彼ら彼女らが、まっすぐに顔を上げ、真剣な視線で話しを聞いてくれる姿についつい熱が入り、自分自身この敦賀発電所をマイプラントとし情熱を持って仕事に取り組んできたことなどを紹介したうえで、これからの皆さんの活躍へのエール、そして何か困ったことがあれば一人で悩まず相談をと声掛けした次第です。
 
さて、「リアル二刀流」といえば、思い浮かべるのはエンゼルスの大谷翔平選手であり、高校時代から世界一の野球選手になるとの目標を掲げ、一歩づつ階段を昇ってきたことは誰もが知るところ。
 
一方、その才能や可能性を信じ見守ってきたのが花巻東高の佐々木監督であり、プロに入ってからは日本ハムの栗山監督になろうかと思います。
 
その恩師・佐々木監督に対し、かつて大谷選手はこう語ったことがあるそう。
 
「佐々木監督はチームの勝利を目指すなかで『今じゃない』『早熟する必要はない』と、そんな話もしながら個人として最後はどこまで伸びていけるかということを常に考えてくれました。」
 
こうした指導者の姿勢から学ぶべきかと思うのですが、将来を見据えて育成された結果、今の大谷選手があると改めて納得した次第です。
 
翻って、選手を社員に置き換えれば、職場の先輩や上司は佐々木監督や栗山監督のように振る舞えるのか。
 
多忙の職場ではついつい、即戦力を求めがちになろうかと思いますが、そこはグッと我慢をし、冒頭の産労総合研究所の言葉にあったよう、「未熟にみえる言動を受け止めたうえで温かく交流し、一人ひとりを見詰めた育成支援をして欲しい」と思うところであります。
 
そんな先輩、上司に囲まれながら、とにかくアットホームな職場環境の中で、敦賀発電所に配属された9名の皆さんはもとより、「新感覚の二刀流」世代が今後、その可能性を広げ、大きく飛躍されることを願ってやみません。
 

【才能に甘んじず、直向きに「努力」を続ける大谷選手の姿は、新入社員に言うが及ばず、私自身にとっても尊敬する存在です(写真はAP通信)】

男性が履く「高っっっっっかい下駄」とは?

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「天気に恵まれる」の文字通り、澄み渡る青空、陽気と感じる気温となった昨日。
 
朝は辻立ちからスタートしましたが、この天気のせいもあってか、いつもより、通勤の車の中からリアクションしていただける方の割合が多かったように感じました。
 
また、辻立ちの後、のぼり旗を持って一緒に立ってくれた労組役員を発電所まで送り届け、市内に向け車を走らせると、浦底から望む水島が絶景で思わず停車し撮影しました。
 
先日、「逆さ野坂」のことを「大切な郷土の風景」と紹介しましたが、ここ敦賀半島の先端にもその心ありといったところ。
 
山に海に、こうした景色と出会えることで心満たされるとともに、この地に住んでいることを誇りにも感じた次第です。
 

【浦底の集落から望む水島。海面の輝きとも重なる見事な景色でした。】
 
さて、辻立ちの朝はいつもより家を出るのが早いため、どこか忙しなく準備をする訳ですが、そんな中で読んだ朝刊に面白いコラムがありました。
 
その記事は福井新聞の「越山若水」で、読んだ方も大勢いらっしゃるかと思いますが、世の男性はこの記事をどう感じられたでしょうか。
 
「女性を管理職に…そんな話しをすると『女性だからと下駄を履かせるのか』と言い出す男性がいる。そんな人に言いたい。あなたが履く“高っっっっっかい”下駄に気づかないのかと」
 
感の良い方は、この「高い下駄」の意味合いにピンとこられたかと思いますが、コラムは、企業のSDGsに取り組む田瀬和夫さんが福井市で講演でされた一部であるとの前置きのもと、「高い下駄」とは家事、育児をせずに済んでいることを指し、家事は女性に任せっぱなし、仕事だけ考えていれば良い男性が出世するのは当たり前…と続き、つまり生活できているのは誰のおかげかを分かっているならたとえ家事をやっていなくても「女性に下駄」などというはずがないとの趣旨が綴られていました。
 
以前に「男性が自慢げに言う『ごみ出し』はほんの一部に過ぎない」と自己の反省も込め、ブログに書かせていただいたこともありますが、この日も思わず「仰る通り!」と呟いてしまいました。
 
「何が?」と問う妻に、「越山若水にいいことが書いてある」と言い残し家を出た訳ですが、その後、妻はこのコラムを読んでどう思ったか。。。
 
聞くだけ野暮なことはそっとしてありますが、コラムはこの流れから、2020年代早期に30%程度とする女性管理職比率の政府目標や県内企業の状況などを紹介するとともに女性活躍の環境整備が急かされること、そして「もちろん男性たちは早く下駄の存在に気づき、意識を変えていかなければ」との結びで締め括られていました。
 
自身に照らせば、「下駄の存在は従分認識しつつ、下駄を脱ぐ努力をしている」(率先して家事をする)といったところでしょうか。
 
「男女平等参画社会」、「女性が活躍できる社会」の実現に向けて様々な制度整備が行われてきていますが、実現のための「絶対条件」は紛れもなく「男性の意識改革と実践」にあると考えます。
 
実は、若い世代の方と話していると「家事・育児は男性もやるのが当たり前」となっています。
 
つまりは、意識を変えないといけないのは第2次ベビーブーム世代(50歳近辺)の私たち以上の年代である気がしてならない訳ですが、会社で上位職や幹部にあたる世代こそ、こうしたことに理解のある「育ボス」にならないといけませんね。
 
自戒の念も込めて本日も書かせていただきましたが、こうしたコラムを読んで「高い下駄」の存在に気づかれた男性の皆さん、「皿洗いひとつが社会を変える」との思いのもと、私と一緒に「脱・高い下駄」を合言葉に実践していきましょう!

満開を迎える桜は「決意の桜」

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穏やかな天気が続く敦賀ですが、昨朝は恒例の辻立ちから活動をスタート。
 
山からも海からもめっきり春らしさを感じながらの活動でしたが、いつもと違ったのは、敦賀市の広報車やパトカーが巡回していたこと。
 
スピーカーを載せた敦賀市の車から流れていたのは、地域住民の皆さんへの交通安全呼び掛けであり、改めて関係機関が一体となって「春の交通安全県民運動」に取り組んでいることを認識した次第です。
 
敦賀市の車に乗車されていた女性お二方とは笑顔で(恐らく気づいてくれてたかと)、パトカー内の警官とは敬礼で意思疎通させていただきましたが、早朝からの巡回パトロール大変お疲れ様でした。
 

【抜けるような青空のもと元気にご挨拶】
 
さて、未だ解決の糸口が見えないウクライナ情勢やここ数日やや増加傾向に見える新型コロナウイルス感染など、どこか落ち着かない日々が続いている訳ですが、ピンクに彩る桜を見ると暫しそんな気持ちも和らぐというもの。
 
そうした中、福井地方気象台は昨日、桜の満開を発表。
 
平年より1日早く、観測史上最も早かった昨年より10日遅いとのことですが、この日の最高気温は敦賀市でも20度を超え、4月下旬並みの陽気となるなど、まさに春本番といったところ。
 
週末にかけて暖かい南の風が入り込むため、気温は25度近くまで上がるとの予想となっており、お花見には絶好のコンディションとなるようです。
 
桜は「日本人の心」とも称されますが、その意味合いは、単に眺めて癒されるからというものではなく、つぼみから開花、満開の絶頂期を経て、ひらひらと散る姿に自分の姿を重ね、命のはかなさと同時に精一杯生きねばならぬとの思いを抱くからではないかと考える次第です。
 
新型コロナウイルス感染が確認されてからこれで三度目の桜となりますが、一年後のこの時期は統一地方選挙の直前となります。
 
そういった意味において、私にとって今年の桜は、残り一年となる議員任期を悔いなきよう活動するとの「決意の桜」。
 
満開を迎える桜から力をもらい、最終年も精一杯、山積する課題にひとつづつ丁寧に取り組んでいきたいと思います。
 

【日本原電敦賀総合研修センター内の桜もほぼ満開です】

福井県内で初のウクライナ避難民受け入れに思う

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ロシアによるウクライナ侵略開始から1ヶ月以上が警戒し、幾度となく行われた停戦交渉の度に、合意の吉報を期待するも及ばず。
 
ただ戦況はウクライナ軍の徹底抗戦により、ロシア軍が撤退する地域も出てきており、強気なロシアとの交渉環境を優位に進める環境となることを期待する次第です。
 
ウクライナ軍においては、女性や学生までもが志願兵として参加するほか、東部や南部でロシア軍の攻撃が続く中、命の危険にさらされながらも故郷を守ろうと現地に留まるウクライナ国民が多いことが報じられてもいる訳ですが、ウクライナ文学などに精通する東京外国語大の中澤英彦名誉教授によると「大陸の領土観は電車の席に例えられる。席を立ったら次に来た人のものになる」と言い、「ここで戦わなければ、350年にわたってロシアにこき使われてきた時代に戻ってしまうという恐怖がある」と、この状況を分析しています。
 
また、同氏によるとウクライナ国歌の原形は、ロシア帝国(1721~1917年)支配下の1860年代に誕生。
 
帝国崩壊後に短期間存在したウクライナ民族国家の国歌に採用されたものの、ソ連時代(1922~1991年)には影を潜め、ソ連崩壊後の1992年に国歌として復活したものであり、侵略に苦しんできた民族の悲哀と自由への渇望、抵抗する勇気の尊さを伝えるものであることを知りました。
 
「我らがコサックの氏族であることを示そう」
 
コサックは中世ウクライナの自治を守る戦士を意味する最後の歌詞には、壮絶な民族の覚悟が込められており、同氏は「義のためにはいかなる困難も恐れず、身も心もささげるというコサックの心性は日本の武士道にも通じる」との言葉が強く印象に残った次第です。
 
さて、こうした覚悟を持って懸命に戦う気持ちはさぞかし同じでありながら、やむを得ず避難される方がいるのも現状であり、隣国ポーランド共和国を始め、日本を含めた世界の多くの国々が避難民の受け入れを表明する中、4月1日には福井県でウクライナからの避難民3人を受け入れるとの発表がありました。
 
避難される方は、福井市内に住むウクライナ人女性の親族で、女性の母親と妹、妹の息子の3人。
 
激戦地から逃れてきた3人は、3日深夜に同市に到着する予定で、県内でのウクライナ避難民受け入れは初めてとみられています。
 
福井県国際経済課によると、女性宅で当面過ごした後、県が無償提供する福井市の県職員住宅に入居し、希望に応じて生活費や日本語学習、就労などを支援するとのこと。
 
避難したとはいえ、破壊された故郷を思う気持ちは片時も頭を離れないと思いますが、心配して止まなかった娘さんとの再会、そして何より一旦ゆっくり身体と気持ちを休めていただければと願うところであります。
 
こうして県内でも受け入れがされることで、より支援の輪が広がるものと考えますが、ここ敦賀市では避難民の受け入れに全面的に協力する旨を3月15日に表明しているところ。
 
受入方法については国からの指示に従うとあるものの、住宅政策課など関係する部署では万全の準備がされていることと存じます。
 
長期化を様する現状においては、今後ここ敦賀でも避難民受け入れが現実のものとなる可能性は十分あることから、そうした場合においては、約100年前にポーランド人孤児を敦賀港で受け入れた先人の対応、気持ちを思い返し、市民皆であたたかく迎えたいと思う次第です。
 

【ウクライナ東部マリウポリで破壊された建物の外のがれきに立ち、パンを食べる人たち(ロイター通信より)。同じ地球上で起きている現実を他人事にしてはいけない。】

コロナや雪に負けず、頑張れ受験生!

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「春一番」は、立春から春分までの間に吹く強い南風のことを言いますが、昨日、北陸地方では全国トップでこの「春一番」が吹いたと発表。
 
北陸地方の発表基準は、新潟、富山、石川、福井4県の気象台のいずれかで最大風速10メートル以上、前日の気温と同等もしくは上昇などとなっており、ここ敦賀では15.8メートルの南風が吹いたようです。
 
このニュースを聞き、近づく春を感じたのも束の間、今日からは一転、低気圧と強い寒気が流れ込み降雪予想となっています。
 
天気は天気でまだまだ注意が必要な訳ですが、警戒が続くのは新型コロナウイルス。
 
実効再生産数も1前後を行ったり来たりで、明確な収束傾向を示さない中、昨日福井県では1日当たりの新規感染者数としては過去最多となる265人が感染と発表。
 
日々、千件を超える検査に対応いただいている各保健所や医療関係者の皆さんには感謝しかなく、また、小中学校の児童・生徒の感染では、複数回の自宅待機を余儀なくされている保護者の方々もおられ、致し方ないこととはいえ、その心中とご苦労を察するところであります。
 
さて、そのような中、今日から明日に掛けては県立高校の一般入試が行われます。
 
我が家では、長女が8年前、長男が4年前のことであり、今や昔の出来事になりましたが、まずは風邪などひかさぬよう体調管理には細心の注意を払ったことを思い出します。
 
何を置いてもベストコンディションで受験させてあげたいという気持ちは、どの親御さんでも同じかと思いますが、ここ2年は新型コロナウイルスが加わり、心配の度は、それ以前とは比較にならないと思うところ。
 
こうした状況を踏まえ、万が一、コロナウイルス感染症に罹患し、試験日に入院中または宿泊療養施設や自宅において療養中、濃厚接触者判定となった受験生に対しては、追検査または特別検査の受験を可能としており、「受験の機会を喪失する」といった最悪の事態を回避する対応がされることに安堵はするものの、やはりこうしたことなく、皆が予定通り受験できることを心から願う次第です。
 
これに加えての積雪予報とあって、文字通り、心配も積もるばかりですが、降雪の状況によっては、公共交通機関の乱れや道路状況の悪化が予想されることから、こちらも万全に、代替交通手段の確保や時間に余裕を持って受験会場に向かっていただきたいと思います。
 
どうしても親の立場からの心境となってしまいますが、この日のため、様々な制約の中で頑張ってこられたのは受験生ご本人。
 
受験生の皆さんにおかれましては、今日と明日の両日、これまで努力してきたことを全て出し切り、合格という「春」を掴み取って欲しいとの思いを込め、最後にエールを送らせていただきます。
 
コロナや雪に負けず、頑張れ受験生!
 

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