無風の敦賀は「台風の目」か

ブログ 防犯/防災

お盆を前に、関東に上陸した台風15号。
 
各地で被害が出ていて、これまでに茨城県や栃木県であわせて4人がけが、倒木などの影響により、東京電力パワーグリッドによれば、12日午前6時の時点で、茨城県や栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、山梨県であわせておよそ7660戸が停電しているとのこと。
 
なお、停電に関しては、11日午後8時の時点で1万軒以上発生していたことを思えば、順次復旧しているのも昼夜分かたず作業に当たる関係者の皆さんのおかげ。
 
「電力マン」の思いは、“1秒でも早く電気を届ける”ことであり、使命感をもっての献身的な対応に敬意を表する次第です。
 

 
その上で、写真は12日午前6時現在のウェザーニュース“台風情報”。
 
上陸後、日本列島を西に進む「台風15号」の中心は、ちょうど敦賀の真上にあるように見えます。
 
台風襲来ということもあり、水曜恒例の辻立ちをあらかじめ中止としたところでしたが、先ほど外に出ると“無風”で静寂。
 
空にはわずかに青空も。
 
これが「台風の目」でしょうか。
 
こうしてピッタリ、中心に当たることもないかと、せっかくなので気象庁の解説にて「台風の目」について調べてみると、台風の中では、強い風が中心に向かって反時計回りに吹き込んでおり、スピードの速い車に乗っていると、カーブにさしかかったときに体が外側へ引っ張られるのと同じように、台風の風も中心に近づいて速くなるほど外側へ引っ張られる力(遠心力)が強く働きます。
 
すると、外側に引っ張られる力が強すぎて、中心に向かって風が吹き込めなくなる部分ができます。
 
この風の入り込めない部分が「台風の目」で、台風の「目」の中では風が弱く、雲がなく晴れていることもあります。
 
解説を読み、状況からして間違いないと認識したわけですが、油断は禁物。
 
台風の目を取り囲むようにある積乱雲の雲の壁の存在により、再び雨や風が強まり、非常に危険な状態になることがあるとも。
 
こうしたことから、今しばし、台風15号の状況を注視しておきます。
 
さて、話は変わり、昨日の甲子園では、福井県代表の敦賀気比が10-0で横手(秋田)に快勝。
 
次戦は15日(土)、対戦相手はこちらも強豪の智弁和歌山となります。
 
別の意味において、「台風の目」とは、激しく動く物事の中心にいて、周囲に大きな影響や波乱を引き起こす原因となる人や事物を表す慣用句としても使われますが、今の敦賀と同じよう、甲子園大会においても敦賀気比がその「目」になるか。
 
なお、敦賀気比は、センバツ優勝経験校。
 
“波乱”と言っては失礼に当たるかもしれませんが、この夏の甲子園に“旋風”を巻き起こすことを期待する次第です。

「台風15号」に警戒を

ブログ 敦賀と野球 防犯/防災

週初めの昨日。
 
街頭活動のため、いつもの交差点に立つと交通量がめっきり少なく。
 
お盆ウィーク、しかもブリッジホリデー(休日と休日の間に休暇取得)かと、その要因を遅かりしながら気づい次第です。
 
なお、ここ最近の月曜日は不思議と曇天が多く、被るつもりでトランクに積んである“麦わら帽子”を使うことなくスタート。
 
昨日0時48分には震度2の地震があった敦賀ですが、依然として続く猛暑に加え、今週は台風15号襲来の予報となっていることから、街頭では防災の関係を中心にお話ししました。
 
とりわけ、暴風への備えに関しては、「対策は明るいうちに」が基本で、窓ガラスの保護・補強、停電や断水などライフラインが途絶えたときのことを想定し、光源(懐中電灯など)・食料の確保、スマートフォンの予備バッテリー、浴槽やバケツなどに水をためておく等々。
 
思えば4年前、記録的な大雨により、お隣の南越前町では、河川氾濫や土砂崩れなど、甚大な被害が発生したのもこの8月。
 
その際は敦賀でも、県道の一部が崩落するなどの被害があったわけですが、そうした過去の大規模自然災害の経験、そして地震で被災した熊本を思いつつ、街頭での結びには、「自分だけは大丈夫という〝正常性バイアス”を捨てて、備えましょう!」と呼びかけたところです。
 

【ウェザーニュースの風レーダー。台風15号はこの先、日本列島を西へ。】
 
さて、「山の日」の今日。
 
台風15号の影響により今朝は北風で過ごしやすく、どこか嵐の前の静けさといった雰囲気ですが、敦賀は“アツイ”日になろうかと。
 
その理由は、熱戦続く甲子園。
 
本日、大会第7日の第1試合(午前8時開始)に地元、敦賀気比高校(2年連続13度目の出場)が登場。
 
57年ぶり2度目の出場となる横手(秋田)と対戦します。
 
横手のエースは秋田大会全5試合に登板し、4試合で完投、計39回を投げて自責点1、防御率0.23を誇る投手だそう。
 
この絶対的なエースをどう攻略するかが鍵で、ロースコアの試合が予想されますが、ラッキーなことに、午前中はちょうど外出の予定なし。
 
この後は、テレビの前でしっかり応援したいと思います。

いざ熊本へ!応急給水活動支援のため敦賀市職員と給水車が出発!

ブログ 敦賀市 防犯/防災

昨日午前中は、リブラ若狭(若狭町)で開催された日本郵政グループ労働組合(以下、JP労組)福井南部支部の第17回支部定期大会、あいあいプラザ(敦賀市)での関西電力労働組合美浜支部の第57回定時大会にお招きいただき、同じ連合福井推薦議員団の北川博規 福井県議会議員とともに出席。
 
実は開始時刻が10時30分で重なったため、美浜支部側に無理を言って到着時間を変更いただいたわけですが、挨拶では、両労組さんに対し、日頃のご支援への御礼を申し上げた上で、JP労組さんにはユニバーサル事業を、美浜支部さんには原子力発電でライフラインをお支えいただいていることに、敬意と感謝をお伝えした次第です。
 
両労組は人々の生活、あるいは生きていく上で欠かせない事業に従事いただいているということで、触れざるを得ないと思いお伝えしたのは「令和8年熊本地震」のこと。
 
停電こそ復旧したものの、熊本県において以前続いているのが断水。
 
熊本県の発表によれば、2日午後2時の時点で、およそ4万6700戸で断水が続いていて、自治体別では以下。
 
・八代市 およそ2万5300戸
・宇城市 およそ1万5650戸
・氷川町 およそ3200戸
・熊本市 およそ2250戸
・甲佐町 およそ300戸
 
県によると、この時点で、熊本市と宇城市では断水の解消に向けて試験的に水を通し始めているということでしたが、こうした状況の中、敦賀市においては、日本水道協会より災害支援の要請のあった応急給水活動支援のため、水道部の職員3名と給水車及び先導車を派遣することを決定。
 
市水道部からの事前連絡により、昨日午前9時には敦賀市役所前にて出発式を行うということで、私も見送りに参った次第です。
 
出発式では、米澤市長からの激励の言葉に続き、派遣者代表から「安心安全な水を被災者に届けてきます」旨の言葉があり、その後2台は熊本に向けて出発しました。
 
私は、被災地での活動を「何をおいても安全第一で」と心でエールを送ったわけですが、お三方に対して敬意を表するとともに、無事の業務遂行を祈念いたします。
 

【熊本に向けて出発する2台。とにかく「ご安全に!」(右は、見送る米澤市長)】
 
話を戻しますと、両労組での挨拶では、上記のことをかいつまんでご紹介した上で、皆さんの事業と同様、行政も全国のつながりの中で助け合っている旨の話をいたした次第ですが、振り返ればこの応急給水活動に関しては、自身のブログで過去を辿ると、2022年8月7日には、大雨により大規模な被害を受け、災害救助法の適用がされた南越前町へ上水道課の職員3名と給水車(加圧ポンプ付き4トン車)及び先導車を派遣。
 
2024年1月8日には、令和6年能登半島地震の被災地へ。
 
下水道課の職員2名が西能登町への災害支援に派遣され、激励の気持ちだけでもお伝えをと手筒浄化センターに向かいました。
 
思えばこの日は、小雪の降る朝でしたが、昨朝はうだるような蒸し暑さ。
 
これ以外にも、敦賀市からの給水活動支援はこれまで幾度も実績があるところでありますが、生命ならびに生活に欠くことのできないライフラインである「水」が熊本で被災された皆さんに、1秒でも早く行き渡ることを願うとともに、暫し続くであろうこの支援活動に対し、派遣された敦賀市職員の皆さんの奮闘を心から応援する次第です。

熊本県で三度目の「最大震度7」

ブログ 防犯/防災

昨日お伝えした、最低賃金の2026年度改定額の目安について。
 
厚生労働相の諮問機関、中央最低賃金審議会は28日、6回目の小委員会を開催し、全国平均55円アップで取りまとめました。
 
これにより、時給の平均は現在の1121円から1176円。
 
また、国の審議会は、経済情勢に応じて47都道府県をA―Cの3区分に分けて目安額を示しており、大都市部のA区分は54円、地方部を含むB、C区分はいずれも56円(3区分の全国加重平均は55円)。
 
福井県はB区分で現在の最低賃金は、1053円。
 
今後は、8月から本格的に審議されるとある、地方審議会での議論に注視です。
 
さて、こうして話し合いで決着できることとは違い、突然に、かつ理不尽に襲ってくるのは自然災害。
 
平成28年4月、2度にわたって最大震度7の大地震が発生し、関連死を含めて犠牲者270人を超える惨事となった熊本でまたもや大きな地震。
 
気象庁のデータによれば、熊本県熊本地方で7月28日16時27分に発生した地震は、 マグニチュード7.1、最大震度は7。
 
これまで最大震度7が記録されたのは、平成7年の阪神大震災、16年の新潟県中越地震、23年の東日本大震災、28年の2度の熊本地震、30年の北海道胆振(いぶり)東部地震、令和6年の能登半島地震とあり、複数回どころか3度も発生しているのは熊本だけ。
 
その後も、28日午後8時までに震度5以上が3回(上記震度7を含む)、震度1以上の揺れを計62回も観測しており、気象庁は「かなり活発な地震活動になっている」と説明。
 
この地震による安否不明者の全容はまだ明らかになっておらず、また各地のライフラインでは広範囲に及ぶ停電や断水、交通網では高速道路の路面損壊や橋の崩落も確認されるなど通行止めが相次いでいる状況とあります。
 
また、地震後に爆発音がしたとされる熊本県嘉島町のショッピングセンター「イオンモール熊本」のガレキ化した映像は、極めてセンセーショナルであり、残されている従業員の救出を願う次第です。
 
そして一夜明け、待つのはこの酷暑。
 
これに政府は、非常災害対策本部を首相官邸で開き、高市総理は「できることは全てやる」と強調し、総力を挙げて被災者の救助にあたるよう関係省庁に指示。
 
被災された方々には心よりお見舞い申し上げるとともに、続く余震や酷暑もある中で、これ以上の被害とならぬよう祈るばかりです。
 
こうした事態に祈るばかり、何もできぬ自分は無力と痛感するも、「熊本地震」で検索中にヒットした「熊本地震 震災ミュージアム 記憶の回廊」にはこのような言葉がありました。
 
“2度にわたる震度7の地震の波形は、私たちの住む大地を表し未来をイメージした空を加え、全体を熊本の風景として仕上げた。”
 
“「地震を乗り越え、地震と共に生きる」「2千年先の人々へ、この経験を伝える」ことを熊本がひとつになり、目指すことを表す。”
 
三度(みたび)起きた地震。
 
これを言うには早いと叱られるかもしれませんが、熊本の皆さんは「この地震も必ずや乗り越えられる」と信じて止みません。
 

【今朝の敦賀は露に濡れる花でしたが、昨晩、突如降り出した雨で「危険警報レベル4」発表。いつどこで起きてもおかしくない自然災害に、「自分のまちは大丈夫」の正常性バイアスは捨てねばなりません。】

7月11日〜20日は「令和8年 夏の交通安全県民運動」

ブログ 防犯/防災

妙に肩から両腕にかけて気だるいのは何でかな?と要因を考えるに、思い当たるのは土曜日のカッター練習。
 
それなりに一生懸命漕いだとはいえ、正味1時間もない練習でこうなるとは…。
 
また、要因を考えなければならないほど時間を置いての筋肉痛に、やや加齢を感じると同時に、自分でも笑ってしまったところ(苦笑)
 
夏場、しかもイベント続きのこの時期は特に“体力勝負”であり、スキマ時間に体も鍛えていかねばと思う次第です。
 
さて、その気だるさは置き、昨日は月曜日。
 
前日開催した議会報告会にて、広報広聴活動の大切さを改めて感じたこともあり、張り切って街頭活動に出かけると何と。
 
粟野交番前の交差点には、既に旗が掲げられ、四角には人が。
 
「そうや」と思い出したのは、11日から始まった「令和8年 夏の交通安全県民運動」で、昨日13日(月)は、実施機関・団体が、交差点等の街頭において一斉に交通安全啓発活動および交通安全指導を行う「統一行動日」でした。
 
これは邪魔してはいかんと、自身の街頭活動を中止したわけですが、この運動を主唱するのは福井県交通対策協議会で、福井県や福井県警察をはじめ、福井県教育委員会、市町および福井県交通対策協議会の構成機関・団体が協力して取り組むもの。
 
福井県のホームページ(HP)を見るに、これからの時期、夏休みを控え、こどもの外出機会が増えること、暑さからくる疲れにより運転への注意力が散漫になることから、より安全運転を心掛ける必要があること。
 
特に、信号機のない横断歩道では、予告標示である「ダイヤマーク」が見えたら減速し、横断歩行者の有無を確認、歩行者がいれば、確実に一時停止をしてくださいと、運動の趣旨が紹介されていました。
 
運動の詳しくは、以下、福井県HPをご覧ください。
 
→福井県HP「令和8年 夏の交通安全県民運動」はこちら
 
また、啓発チラシはこちら。
 


 
いわゆる「とんがった」アイデアとでもいうのでしょうか、1枚目下欄には、福井の恐竜と“止まれ”をかけた「トマレックス」、2枚目上段には、道路標識の“ダイヤマーク”とかけた交通安全ヒーロー「菱形 守(ヒシガタマモル)」が登場しており、実はこういうのが好きな私としては、上手いこと名付けたなと、笑点であれば「座布団1枚」を送る気分になったところです。
 
冗談さて置き、運動の重点取り組みは、以下3点。
 
1.こどもと高齢者の交通事故防止(北陸三県統一重点)
2.「ながらスマホ」の根絶や歩行者優先意識の向上
3.自転車および特定小型原動機付自転車の交通ルールの遵守徹底
 
県内各地の警察署や交通安全協会が、横断歩道での歩行者保護や、夕暮れ時・夜間の早めのライト点灯を呼びかける街頭活動を実施します。
 
運動の期間は、7月20日までの10日間。
 
最終日の20日(月)は、北陸三県統一の「こどもと高齢者の交通事故死ゼロを目指す日」となっていますので、皆様におかれましても十分ご留意いただけますようお願いいたします。
 

 
いつもお見送りしてくれる「きゅうちゃん」(写真は昨朝のもの)。
 
うるうるした目で「気をつけてね」と言ってくれているであろう相棒を想い、私も安全運転を徹底します。

「正常性バイアス」を排除し、悲観的に備えを

ブログ 防犯/防災

「心配」から始まった昨日。
 
昨朝、出勤前にファッファッ、ファッファッという“あの音”とともに、テレビのテロップに表示される地震発生情報。
 
気象庁ホームページ(HP)によれば、検知日時は昨日午前7時30分頃(発表日時は7時45分)、岩手県沖を震央地とするマグニチュード6.9(最大震度6強)の地震が発生しました。
 
海面の変動がある可能性があるとしつつ、結果、津波の発生はなかったものの、これにより青森県八戸市ではビルの外壁崩落など建物被害があったとのニュース。
 
なお、気象庁HPの地震情報一覧を見ると、その後、岩手県沖を震央地とする地震は、今朝5時過ぎまでに12回発生。
 
人身被害等の情報はないとはいえ、最大震度1〜4の地震が続く中で生活する、住民の皆さんの不安な心中をお察しするところであります。
 
そして、もう一つの心配は「ダブル台風」。
 
こちらは本日4時57分の最新の気象庁発表によれば、台風や梅雨前線の影響について、次にように報じられています。
 
<気象庁 全般気象解説情報 台風7号 8号>
台風第7号は、暴風域を伴って南西諸島にかなり接近しており、27日には西日本から東日本の太平洋側に接近する見込みです。また、27日は台風第8号が東日本太平洋側にかなり接近するでしょう。南西諸島では、暴風に厳重に警戒し、東日本太平洋側でも暴風に警戒してください。南西諸島、西日本、東日本太平洋側では、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、うねりを伴う高波に警戒してください。沖縄地方では線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。
 
ここ敦賀も昨夜から雨が降り続いているところでありますが、以下は、5時10分現在の「大雨/土砂災害警報・注意報」。
 

【こちらはウェザーニュースより引用】
 
なお、併せて、5月に見直された「5段階の警報レベルと防災気象情報」(下表)をご覧いただくとお分かりのとおり、現在「紫」で示される「レベル4」は、“危険な場所から全員避難”すべき状態にあります。
 

【(再掲)「避難情報に関するガイドライン」(内閣府)に基づき気象庁において作成された情報】
 
敦賀と隣接する滋賀県長浜市ではレベル3、そのお隣、米原市ではレベル4が表示されており、大事に至らないことを願うとともに、少しでも前線が北に位置すれば、「明日は我が身」であると肝に銘じるところ。
 
今日は、地震に台風(大雨)と、二つの心配事をつづりましたが、これまで何度も申し上げているよう、自然災害に対しては、「自分が住んでる場所は大丈夫」という「正常性バイアス」を排除すること。
 
その上で、災害に備える心づもりと最新情報を把握することが肝要と考えます。
 
こちらも再掲となりますが、災害に関する情報が一元化(ここを見ればあらゆる情報が分かる)された、敦賀市HPの『風水害に備えて』をブックマークしておくことを推奨いたします。
 
 →敦賀市HP『風水害に備えて』はこちら
 
今は雨も小降りになってきた敦賀ですが、油断することなく、悲観的に備えるのがリスク管理の鉄則であることを、今一度胸に置く次第です。

町内に3つ目の捕獲檻(オリ)を仕掛ける!

ブログ 防犯/防災

ちょうど10日前のブログで記載したタイトルは『有害獣に注意!』でしたが、23日付の福井新聞には福井県内のツキノワグマ出没件数に関する記事が。
 
 →2026年6月15日ブログ『有害獣に注意!』はこちらからご覧ください
 
記事によると、福井県内の5月のツキノワグマ出没件数(目撃・痕跡・捕獲・人身被害)は125件で、2004年度の統計開始から同月として過去最多となったことが6月22日、県のまとめで分かったとあり、今年度に入り、282件(21日現在)の出没が確認されているとのこと。
 
上半期(4~9月)で638件と過去最多だった24年度に迫るペースで推移しており、本年度282件のうち捕獲したのは46頭(捕獲率16.3%)。
 
人身被害は発生しておらず、エリア別では嶺南が110件で最も多く、最も少ないのは奥越で14件とありました。
 
なお、自然災害などと同様、こうしたクマ出没に関しても迅速な情報共有が大事であり、敦賀市においてはトンボメールなどでお知らせがあるものの、クマ出没情報の全国版「クママップ」では、地域別の詳しい情報が掲載されています。
 
ご参考まで、クママップの福井県ページを以下にリンクしますので、皆さまにおかれましてもご活用いただければと存じます。
 
 →クママップ「福井県のツキノワグマ出没情報」はこちら
 
さて、有害獣は有害獣でも、我が町内で困っているのは「ハクビシン」。
 
冒頭のブログでもご紹介しましたが、その後、町内に2箇所、檻を仕掛けて様子を見つつ、回覧板にて出没情報の収集にあたってきたところ、ここ数日でピンポイントで複数の出没情報がありました。
 
こうしたことから早速、以前から本件で連携いただいている農林水産振興課に状況連絡すると(私は副区長として、勝手に特命で有害獣担当)、クイックに調整いただき、夕方には有害鳥獣対策室のご担当お二方と猟友会の方1名(前回来ていただいた方と同じ)には町内にお越しいただき、出没現場をご案内。
 
出没現場のお宅の方と私を入れて、5人で確認をしつつ、新規の檻を仕掛けていただくことに。
 
リンゴをエサに、以下写真のように、檻を設置いただいた次第です。
 

【右手が入り口。エサに触れるとトリガーが外れて入り口が閉まる構造。】
 
ご担当と猟友会の方曰く、仕掛けてもすぐにかかるわけではないので、2週間から1ヶ月は様子見。
 
ハクビシンは雑食につき、家庭菜園の野菜を食い荒らすことや、まわりに食べ物があると仕掛けにかかりにくいこと。
 
過去には、チキンの唐揚げ(ファミチキのような)を食べていた例もあるなど驚き。
 
また、家の雨どいの垂直部分にハクビシンらしき足跡があり、容易に2階部分に上がり、隙間を見つけて入りこむことが想像できた次第です。
 
檻を仕掛けた以降は、エサや設置状況の確認に、猟友会の方が1回/週ペースでパトロールされることなどもお伺いし、すぐに駆けつけていただいた有害鳥獣対策室のご担当の方々ともに、このような対応、管理によって、住民の安全を守っていただいていることに感謝した次第です。
 
対応を終え、家に帰ると、ちょうどご近所さんとお会いし、ここでもハクビシンの話題に。
 
回覧板を見て、「たけし君に電話しようと思ったんやけど」から始まり、何でも、家の1階と2階の間から足音がするということで15分ほど天井を突き回ったところ音は消え、それから2週間以上経つが、音はしないままになったとのこと。
 
庭にはフンもあったそうでハクビシンに違いないということでしたが、入りこむ家は沢山あるのだとすれば、「住み心地の悪い(下から突かれるような)家から出ていきますよね」と笑い話になったところ。
 
確かに、動物にとって嫌なことをするというのは、撃退法であり、再度寄せ付けないことにもつながると、次回の回覧板では、対策例としてご紹介できればと思うところ。
 
いずれにせよ、町内に3つ仕掛けた檻のどれか一つにでも捕獲されることによって、ハクビシンにとっては「ここは怖くて住みにくい町」と思わせること、住民の皆さまにとっては、不安材料が一つでも減ることにつながればと、引き続き有害獣担当として対応する所存です。
 

【一昨日、出没確認がされたハクビシン(発見者が拡大撮影)。丸々と太っているように見えるのは気のせいでしょうか…。】

有害獣に注意!

ブログ 防犯/防災

昨年度の福井県嶺南地域における熊捕獲数195。
 
このうち、敦賀での捕獲は45(23%)。
 
これは、12日に行われた中野史生議員の一般質問に対する答弁。
 
「熊対策と現況について」の質問では、これ以外にも猟友会の会員数や報酬、緊急猟銃制などについてもやり取りがあり、大変参考になったところです。
 
山沿いのみならず、近年では住宅街や中心市街地などにも出没し、時には、人が熊に追いかけられるニュースまで目にするなど、深刻な状況となっている「熊被害」。
 
2025年度の熊による人的被害(238人)は、これまで最悪とされていた2023年度(219人)を大きく上回り、今年に入ってからは、人身被害が相次いでいることを受けた岩手県では、達増知事が県民に緊急メッセージを出し、「経験上、過去に安全だった場所でも、クマを寄せ付けない取り組みと、遭遇リスクを回避する行動をお願いしたい」と警戒を呼びかけている状況にあります。
 
ご承知置きのとおり、春先から8月前半にかけては山の中にエサが少なくなる時期があり、熊は食べ物を求めて里に下りてきやすくなります。
 
自然災害と同様、「ウチの地域は大丈夫」と思わず、ご注意いただけますようお願いいたします。
 
さて、先の一般質問では、他の害獣捕獲数についても質問があり、答弁では、イノシシ499、鹿173、サル90、ハクビシン49、カラス17とのこと。
 
実は今、私の住む町内に出没情報が相次いでいるのが「ハクビシン」。
 
答弁にあった「49」という数字を頭に置いたところですが、実際、ハクビシンを発見した方の話によれば、名前のとおり、額から鼻にかけて白い筋が入っていて、尻尾が異様に長く、目つきも鋭い。
 
日中も悠々と歩く姿や、庭の木に登ってビワを食べる姿、家の軒先や高い電線など、町内を縦横無尽に歩く姿の発見情報に気持ち悪さを覚えるところ。
 
このハクビシンは野生動物で、調べてみると、寄生虫や細菌を保有していることがあり、夜行性で木登りが得意で雑食性ですが果実が好物、頭が入れば狭い隙間を自由に通り抜けることができ、屋根裏に入り込まれるなど被害にあわないよう対策が必要。
 
家屋内に入り込まれた場合、ふん尿による悪臭・カビの発生・家屋の破損、汚損などの被害が報告されているとのこと。
 
なお、有害獣でありながら、許可なくハクビシンを捕獲することは、鳥獣保護管理法により禁止されていることから、行政への連絡・相談することが基本的な対応となります。
 
このことから、副区長でもある私が特命事項として本件を預かり、まず敦賀市の有害鳥獣対策室に状況を連絡するとともに、注意喚起のチラシを作成し、回覧板にて周知。
 

【作成した注意喚起のチラシ】
 
対策室とは、新たな出没情報など連携を密に対応するとしていたところ、これまでと別のエリアで発見情報があり連絡するとなんと、すぐに駆けつけてくれるとのこと。
 
先週の金曜日のことですが、対策室のご担当2名、猟友会の方1名にお越しいただき、出没情報のあった地点を一緒に回るとともに、住民から話を聞いた上で、檻を設置することに。
 
住民からの連絡では、この週末のうちに設置がされたとのことで、極めて迅速な対応に感謝いたします。
 
こうした対応を、先にあった捕獲件数すべてで行っているのかと思うと、担当室の方々にも、猟友会の皆さまにも頭の下がる思いであり、心より敬意を表するところ。
 
ちょうど昨晩は班長会議があったため、最新情報をお伝えしたところですが、皆さんのご協力を得て、住民が安心して生活できるよう、一日も早いハクビシンの捕獲を願う次第です。
 
※参考まで、町内で発見された実際の写真をご覧ください(赤丸部分を拡大すると、夢に出てきそうな顔が出てくるので注意!)
 

風水害に備えて

ブログ 敦賀市議会 防犯/防災

敦賀市議会の令和8年第2回(6月)定例会が昨日開会。
 
開会に先立ち、本会議場にて行われた全国市議会議長会及び北信越市議会議長会永年在職議員表彰伝達式では、在職15年の田中和義議員(市政会)が表彰されました。
 
田中議員におかれましては、永年表彰を祝福するとともに、これまでの市政発展に対するご尽力に敬意を表する次第です。
 
その後は本会議を開会し、会議録署名議員の指名から、会期日程の件、諸般の報告まで議事を進めたところで暫時休憩。
 
川端耕一副議長から辞職願が提出されたことを踏まえ、その取扱と今後の対応を協議すべく議会運営委員会を開催し、会議規則に基づき、辞職の許否を本会議に諮った上で、了とされれば副議長選挙を行うことに。
 
本会議を再開した後は、協議のとおり進み、選挙の結果、副議長には縄手博和議員(市政会)が選出されました。
 
日程を元に戻し、続いて、市長提案理由説明、報告8件の説明、質疑から採択(報告第3、4号のみ)まで、議案12件の説明、質疑までを行い、この日の会議を閉じたところです。
 
本日は10時より、補正予算審査に関わる予算決算常任委員会(全体会)、その後は3つに分かれての分科会が開催されます。
 
両方とももちろん傍聴可、全体会に関しては、敦賀市議会YouTubeチャンネルでも見ることができますので、お時間のある方はぜひご覧ください。
 
 →「敦賀市議会YouTubeチャンネル」はこちら
 
さて、今も強い雨が降る敦賀ですが、台風6号は現在、和歌山県南部を通過中。
 
昨日は西日本を中心に大雨となり、気象庁は、5月に新たな防災気象情報の提供を始めて以来初となる「レベル4氾濫危険警報」を宮崎県の河川に発表しましたが、3日午前2時10分には和歌山県南部に線状降水帯発生速報を発表。
 
そして現在、大雨に見舞われた和歌山県串本町、古座川町に「レベル5氾濫特別警報」が発表されています。
 
なお、5月に見直されたのは、気象庁が発表する注意報や警報などの防災気象情報の名称にレベルが付記されるようになったこと(下表)。
 

【気象庁ホームページより抜粋】
 
河川氾濫、大雨、土砂災害の気象情報の種類ごとに5段階の警戒レベルで発表されることから、災害時にとるべき避難行動と直結する警戒レベルがすぐわかり、避難判断の目安がより明確に。
 
各自治体は、気象庁の発表する防災気象情報のレベルを参考に避難情報を発令し、気象庁からレベル3(警報)やレベル4(危険警報)の情報が発表された場合は、その警戒レベルに応じた避難行動をとるよう周知しています。
 
そうした見直しがされる中での、現在の和歌山県串本町はMAXのレベル5。
 
気象庁観測データで串本町をピンポイント検索すると、以下の画面となっていました。
 

【和歌山県串本町の気象庁観測データ。災害級の警報が並ぶ。】
 
大きな被害とならぬことを願うばかりですが、本当に「いつどこで」起こるか分からない自然災害。
 
敦賀においても、レベル2だからと安心することなく、引き続き注意です。
 
なお、敦賀市では台風襲来を前に、ホームページのトップバナーに「風水害に備えて」と注意喚起。
 
風水害に備え、事前に確認していただきたい各ページへのリンクを掲載しています。
 
これはぜひ皆さんにも知っていただきたく、以下のリンクよりアクセスのうえ、「自分と家族を守る」ためご活用いただけますようお願いいたします。
 
 →敦賀市ホームページ「風水害に備えて」はこちら

人々の生活に密着する気象観測 〜6月1日は「気象記念日」〜

ブログ 防犯/防災

「全国一般 風ノ向キハ定リナシ 天気ハ変リ易シ 但シ雨天勝チ」
 
これは、明治17(1884)年6月1日に発表された日本で最初の天気予報。
 
日本全国の予想をたった一つの文で表現するもので、この時期の予報は精度に限界がありましたが、自然災害から国民を守るための重要な一歩でした。
 
明治17年といえば、長浜-敦賀間の鉄道が全線開通した年ですが、こうした海外からの技術導入により、急速に近代化が進められた様子が浮かぶところです。
 
そして、気象観測の世界では、ここから遡ること9年。
 
明治8(1875)年6月1日に東京府第二大区溜池葵町(現在の港区虎ノ門)の地理寮構内にて、「東京気象台」としての地震観測が開始され、同月5日に1日3回の気象観測が開始されました。
 
これにより、我が国における気象業務が幕を開けることとなったことから、本日6月1日は「気象記念日」として制定されています。
 
気象庁のホームページ(HP)を拝見するに、明治8年当時の中央政府気象機関による気象観測は、露場にある計器の表示を職員が直接読み取り、記録。
 

【明治初期の東京気象台(気象庁HPより引用)】
 
その後、時代とともに観測技術は進化し、気象庁で初めての現業用気象レーダーは、昭和29(1954)年に導入。
 
昭和49(1974)年には、今ではお馴染みの「アメダス(AMeDAS : Automated Meteorological Data Acquisition System)」の運用が開始され、地上における気温、降水量、風速、湿度などのデータを自動的に収集するその観測地点数は、令和7年現在で約1,300地点となっています。
 
気象衛星による観測は、昭和52(1977)年の日本初の静止気象衛星「ひまわり」の打上げから始まり、観測バンド数や観測頻度、観測分解能は進歩を遂げ、「ひまわり」の観測データは、雲の動きや大気中の水蒸気量といった気象監視だけでなく、海面水温や海氷の解析、黄砂や火山の監視などにも利用されるようになりました。
 
また、気象庁は昭和34(1959)年に官公庁として初めて科学計算用のコンピュータシステムを導入し、数値予報業務を開始してきましたが、その後も技術革新の成果を反映させるべく、段階的にシステムを更新し、現在使用するのは「第11世代スーパーコンピュータ」(2024年3月~)。
 
高性能なコンピュータシステムにより、数値予報の予測精度は大きく向上し、地球全体の大気の動きを数値的にシミュレーションする能力が大幅に向上し、今日、数値予報は気象予報業務の根幹となっているとのこと。
 
なお、気象庁HPの「気象業務の歴史」冒頭には、「我が国においては、太古より自然から多くの恵みを受けてきた一方で、台風・集中豪雨や冷夏・干ばつ、地震・津波や火山噴火などの自然災害に頻繁に見舞われる等、人々の暮らしは自然とその変化に密接に関わってきました。」とありました。
 
昨今頻発する自然災害や気候変動から、この2行に込められた意味合いは非常に思いと感じると同時に、技術導入や開発を重ね、精度の高い、現在の気象予報システム(地震や津波、火山観測を含む)を構築、運営いただいていることに感謝する次第です。
 
なお、余談ですが、この気象予報により、襲来が確実な台風6号。
 
昨日、「今週雨が降る前に」と母から声かけがあり、夕方手伝ったのは家庭菜園の「玉ねぎ」収穫。
 
畑に行って見ると、まさに今が収穫時期。
 
見事に大きくなっており、せっせと収穫、母との“共同作業”で干せる形まで終えることができましたが、気象観測とは別に、日本で言われる二十四節気で今は「小満」の時期。
 
「小満」の意味は、秋にまいた麦が順調に育って穂をつけ、無事に育っていることを確認して人々が「少し安心し、心が満たされる(小さく満足する)」ことに由来しているとされていますが、こちらは、秋にまいた「玉ねぎ」が実って、小満どころか「大満足」といったところ。
 
「人々の暮らしは自然とその変化に密接に関わってきました」との、先にあった言葉を実感した次第です。
 

【ここまで書いてふと、収穫だけ手伝って「満足」していてはダメだと思う息子(私)がいました】

« 古い記事