2026年9月22日
祝!「原子力の科学館 あっとほうむ」が開館50周年!
先の敦賀市議会定例会でも一般質問(来年は敦賀市政施行90周年)したよう、何かと“周年”を大事にしている私ですが、こちらは、わが国の原子力黎明期からの話。
日本初の商業用原子力発電所である、日本原子力発電株式会社(以下、日本原電)の東海発電所(茨城県東海村)が営業運転を開始したのは昭和41(1966)年7月のことで、そこから数え、今年は“60年”の記念の年となります。
東海発電所は、出力16万6千kwながら、英国で開発・実用化されたコールダーホール型の天然ウラン・炭酸ガス冷却型原子炉に、日本独自の耐震設計を取り入れた改良型で、同発電所の建設・運転により得られた技術と経験は、その後の日本の原子力発電技術の基礎を築きました。
そして、日本初の商業用軽水炉は、 同じく日本原電の敦賀発電所1号機(BWR:沸騰水型、出力35万7千kw)で、営業運転開始は昭和45(1970)年3月。
なお、東海発電所は約32年の運転を経て昭和63(1998)年3月31日に、敦賀発電所1号機は約45年間の運転を経て平成27(2015)年4月27日をもって運転停止となり、現在、両発電所ともに廃止措置工事を進めるところ。
あらためて、“日本初”として役割を果たしたことに加え、当時の技術を結集し、原子力開発を進められた先人に心から敬意を表する次第です。
さて、そうした原子力発電の歴史とともに歩んできたのは、福井県敦賀市にある「原子力の科学館 あっとほうむ」。
ちょうど私が生まれた年の昭和47(1972)年4月に、原子力の平和利用に関する知識の普及啓発を目的として福井県知事認可の公益法人として財団法人福井原子力センターが設立。
事務所を敦賀市曙町(敦賀市文化会館内)に開設して以降、敦賀市役所(当時の松島)、現在の吉河(よしこ)に移し、「あっとほうむ」の前身である原子力広報研修施設「福井原子力センター」を開館したのが昭和51(1976)年10月のこと。
これから数え、ちょうど今年は開館“50周年”を迎えます。
「福井原子力センター」はその後、平成7(1995)年4月に、施設の愛称を「原子力の科学館 あっとほうむ」と命名。

【「原子力の科学館 あっとほうむ」ホームページより引用掲載】
運営団体も平成24(2012)年10月には、公益財団法人福井原子力センターとなり、現在に至っています。
公益財団法人福井原子力センター設置の目的は、広く一般に原子力平和利用に関する知識の普及啓発を積極的に行い、その認識を高め、もって明るい文化社会の形成に寄与すること。
その目的のとおり、開設以来、幅広い世代の方々が原子力やエネルギーについて学び、正しい知識と理解を深めていただく施設として親しまれ、令和7年8月には、入館者総数400万人突破するなど、これまで多くの方が来館されているもの。
なお、わが家も子どもが小さい頃は、手頃な遊び場として(何せ無料ということもあり)、またお父さんの仕事を少しでも知って欲しいとの思いも込めつつ、何度も足を運んだことを懐かしく思い出すところ。
その「あっとほうむ」は、こうして迎えた開館50周年を機に、感謝の気持ちを込めて、9月20日(日)から23日(水・祝)まで、スペシャルイベント「こどもの広場」を開催しています。
20日は、「そんなの関係ねぇ」で有名なタレント小島よしおさんのショーがあったところですが、以下のチラシにあるよう様々な催し物が企画されているほか、原子力や放射線、エネルギーをわかりやすく解説するブースもあるとのことであり、ぜひ足を運んでいただければ嬉しく思います。


なお、「あっとほうむ」においては、開館50周年の節目を迎え、これからも地域に根ざした施設として原子力やエネルギーへの理解促進に取り組んでいくとしています。
今後も末長く、重要なその役割を担っていただくことを切にお願い申し上げます。






