JR可部線の輸送改善事業について学ぶ

ブログ まちづくり

ゴールデンウィーク明けには5類に見直しされる方向の新型コロナ。
 
最早当たり前かの、「3年ぶり」に再開するイベントや伝統行事などのニュースを見るに、コロナ禍前の「通常」を取り戻せることへの期待感、高揚感の高まりを感じる今日この頃。
 
議員活動においても同じですが、昨日からは2日間の日程で、こちらも「3年ぶり」となる嶺南広域行政組合議会の行政視察に出席しています。
 
嶺南広域行政組合とは、福井県嶺南地域の2市4町で構成され、嶺南地域の活性化や公共交通機関の利用促進等を目的とした事務を行う組合。
 
各議会から選出された21人の議員、渕上敦賀市長を管理者ならびに他5市町の首長(敦賀は副市長)を副管理者とする執行機関で構成され、年2回の定例会などにより運営するもの。
 
今回の行政視察は、JR小浜線存続活動に向けた利用促進策の参考とすることを目的とし、1日目の昨日は広島市議会議事堂の会議室にて「JR可部線(可部〜三段峡間)の廃線から復活まで」をテーマに、同路線の輸送改善事業について広島市道路交通局都市交通部の説明を受けました。
 

 
JR可部線は、平成15年12月に電化されていない区間が廃線となりましたが、国の補助制度(コミュニティ・レール化)の創設なども契機に復活への機運が高まり、平成29年3月に廃線区間の一部を電化延伸して開業となった路線。
 
廃線になった路線が一部区間とはいえ復活するという、全国初の事例となった地域であり、復活に至る電化延伸事業の内容や沿線地域の活動、駅周辺のまちづくりなどについて学ばせていただきました。
 
広島市とJR西日本が電化延伸の事業実施を合意するに至っては、当初設置した期成同盟会や、その活動を継承し発足した「JR可部線利用促進同盟会」の存在が非常に大きく、まさに地域住民の並々ならぬ熱意が、行政、JRを動かしたことも学んだ次第です。
 
2日目の今日は、同じ広島県の三次市役所にお伺いし、低輸送密度路線である「JR芸備線の利用促進」について視察することとしています。
 
昨年、全線開業から100年を迎えたJR小浜線の取り組みに資するよう、現場のリアルを知り、持ち帰りたいと思います。

歩けば分かる地域の課題

ブログ まちづくり

28日から降り続いた雪は、ようやく昨朝には止み、意外やその後は青空広がる一日に。
 
昨日発行の「やまたけNEWS」に、朝陽に照らされる美しき野坂山のことを書きましたが、まさに昨日はその再現。
 
写真は、青空広がる前のものですが、敦賀のシンボルマウンテンから元気をもらった次第です。
 

【この後、朝陽が差込み、神々しき姿に。写真を撮れなかったのが残念…。】
 
また、心配していた積雪は敦賀で約30センチ。
 
早朝からの除雪対応に加え、市民の皆さんのご協力、さらには気温上昇による溶雪により、大きな混乱は無かったものと認識するところです。
 
そんな天候の昨日、私のほうは、朝から後援会の共同作業と会議に出席した後、町内のお宅へのNEWS配布を再開。
 
積雪のお陰といっては語弊があるかもしれませんが、在宅率の高さに加え、除雪で外に出られている方も多く、様々なお話しを伺うことができました。
 
市政や議会に対するご意見はもとより、家族の介護や認知症のこと、高齢化や一人暮らしの不安、中学校の部活動、除雪対応のことなどでしたが、どれも大事な視点であり、メモに留めた次第です。
 
そうして歩いている途中、知り合いのおばちゃん達が、一人暮らしのお宅の前を除雪するというので、スコップを借りてこれに参戦。
 
小さなことかもしれませんが、こうしたことがまさに「近助」ですね。
 
続けて回ると、実家を離れた息子さんが、一人暮らしのお母さんでは無理だからと除雪に来ていたりと、雪を通じて色々な形での「助け合い」を感じた次第です。
 
こうして過ごした結果、肝心のNEWS配布は少し残ってしまいましたが、町内の皆さんと交わした会話や実体験はすべて自身の活動の糧。
 
さらには、掛けていただいた「頑張ってや」、「応援してます」などの声は、何にも代え難い「元気の素」であり感謝。
 
議員活動の基本は、各地域に足を運び、そこにある実態や現実を知ることにあり。
 
そのことを改めて痛感する一日となりましたので、職場と同様「地域の声が活動の原点」との思いのもと、より広い範囲に足を運び、歩いてまいります。

移住定住者から大絶賛の「敦賀の水道水」

ブログ まちづくり

出張時は敦賀駅前立体駐車場の屋上階を利用する私ですが、その理由は工事中の新幹線敦賀駅周辺を一望できること。
 
昨日も出張帰りに屋上から眺めてみると、残る足場は上家の「ユリカモメ」周りのみで、外観はほぼ完成の模様。
 
所々光る照明から、内部工事が鋭意進められて様子を想像した次第です。
 
また、こうして見ると、既存のJR敦賀駅コンコースと新幹線敦賀駅の色合いは見事に調和が取れていて、一体感を感じるところ。
 

【青と白のコントラストで調和する両駅。青空であれば、より映えますね。】
 
外観の変化はこれ以上無いかとも思いますが、いよいよ次の楽しみは、新幹線が走る姿を見ること。
 
密かなお気に入りの場所「立駐屋上」に足を運んでいただければと思うとともに、今後多くの方が敦賀を訪れていただくことを願うばかりです。
 
さて、訪れるといえば昨日、関西方面から敦賀に移住定住された方とお話しする機会がありました。
 
そもそもは敦賀市の移住定住施策についてご相談を伺うことが目的でしたが、そのついでに敦賀を選択された理由をお伺いすると、ご夫婦でお住まいのその方は、滋賀県などでも探してみたものの合致するところがなく、たまたま以前に訪れたことがあった敦賀に足を延ばしてみたところ何と、敦賀の雰囲気を奥様が大変気に入ったとのことで、第一候補に浮上。
 
その後、様々な条件などを確認のうえ、敦賀を移住定住先に決められたとのことでした。
 
既に新居も構えられお住まいということであり、ここまでの話しだけでも嬉しい限りでしたが、さらに嬉しかったのは、「とにかく敦賀の水(水道水)がめちゃめちゃ美味しい」と言っていただけたこと。
 
「敦賀の水は宝」と以前にブログに書いたこともありますが、この宝をご夫婦揃って大絶賛いただいていることを大変嬉しく感じるとともに、水道事業を支える皆さんの顔が浮かんだところです。
 
その方とは、今後困ったことがあれば何なりと連絡くださいとお伝えし別れましたが、住みやすさという点において、生活に欠かせない水が「安くて美味しい」ということはやはり、大きなセールスポイント(特に関西圏)になるものと改めて気付かせてくれたことに感謝した次第です。
 
さて、今回のお話しを聞いても、直感的に奥様が気に入ったよう、敦賀に住んでいる方には当たり前のことが、周りから見ると魅力に感じられることが多々あるのだと思います。
 
移住定住然り、北陸新幹線開業後の敦賀の発展に無くてはならないのは、敦賀市民自身が、郷土敦賀を心から愛し、自信を持って「いいまち」と言えることにあると、私は考えます。
 
「敦賀なんて…」
 
一番聞きたくないこの自虐的な言葉が無くなるよう、また移住定住された方の期待を裏切ることなきよう、引き続き自分のできることに精一杯取り組んでいきたいと思います。

「ちえなみき」は教養主義復活への一歩

ブログ まちづくり

少し前に、2017年6月5日の日経新聞「時流地流」に掲載された「市営書店、教養主義への扉」との切り抜きをいただきました。
 
切り抜きは、青森県八戸市が市営書店「八戸ブックセンター」を開業して半年を迎えようとしていた頃のもので、記事には、「自治体直営の書店は離島などを除けば全国初となる同センターは、民間の小規模書店では扱うのが難しい専門書や良書を中心に販売し、読書文化を育むのが目的だ。」から始まり、「開業から5ヶ月で10万人を突破し、1日当たり約660人で目標の330人を大きく上回る。」とありました。
 
続いて、当時の小林真・八戸市長は「『本のまち八戸』構想を掲げ、2014年度から新生児に本を贈り、小学生に市内で使える2000円の図書券を配ってきた。書店はその総仕上げで、施設整備に1億4千万円、毎年4千万円の赤字を見込むが、小林市長は『市民が本と出会う場所を創出する公共サービス』と話す。」とあり、「最近、電車で読書をする人をほとんど見ない。片やネットでは下劣な言説が飛び交う。市営書店が教養主義復活への一歩となればと思う。」と社会風刺も絡めた形で締め括られていました。
 
この記事を読んで重なるのが、敦賀駅西地区で「本屋でも図書館でもない『知の拠点』」をコンセプトとする「ちえなみき」ではないかと思います。
 
→「ちえなみき」の詳細はブログ「『ちえなみき』はワクワク感あふれる書籍のジャングル」(10月11日)をご覧ください
 
奇しくも昨日の福井新聞「ふくい日曜エッセー時の風」のコーナーで、常々教えを請うている気比史学会の糀谷好晃会長が「迫り来る新幹線敦賀開業」とのタイトルで寄稿されており、「地政学的優位性と深遠な歴史など敦賀が持つ真の価値と可能性が発揮できていないことに忸怩たる思いできたのは筆者だけではあるまい」としつつ、新幹線開業を前に「今こそ我がまちのポテンシャル(潜在的可能性)を引き出し、敦賀としてのアイデンティティを世に送り出す絶好のチャンスであり、このチャンスを前にして、官の覚悟と、民の動向が問われる所以でもある。」と述べられていました。
 
また、9月に駅西地区で開業した「otta(オッタ)」の中核・公設書店「ちえなみき」に触れ、「図書館や一般書店とは一風変わった書籍群を歴史・文化・生命など「文脈」で並べ、本との出会いを自らが楽しむ場としている」こと、「全国的に稀有な今回の挑戦が、読書の真髄に迫る教養主義復活の一歩ともなればと願うのは大袈裟か」と記されていました。
 
先日の報道では、9月1日の開業から3ヶ月で来場者は10万人を超えたとのことで、コロナ禍を差し引いても八戸を大きく上回るペースに、その役割と期待は大きく膨らむもの。
 

【「ちえなみき」の店内。書棚配置や本の陳列すべて、考え尽くされたものとなっています。】
 
インターネットやSNSの急激な普及で、知りたいことがすぐに手に入る時代ですが、それでも読書の重要性や価値が変わることがないのは何故か。
 
単に答えを求めるだけではなく、そこには新たな出会いや感動、希望が生まれ、そして何より「知」を得ることは、個々の幸せや満足感が得られることと同義であると考える次第。
 
「知の提供」は基本的には「官」の役割と認識しつつ、好調な出足の「ちえなみき」が文字通り、市民はもとより新幹線開業で敦賀を訪れる方々にとって「知の拠点」となることに加え、糀谷会長が仰るよう「教養主義復活の一歩」になること、そしてさらには、こうした学びの姿勢がやがて敦賀の文化となり、アイデンティティとなって根差すことを期待して止みません。
 
→敦賀市知育・啓発施設「ちえなみき」のホームページはこちら

金ヶ崎周辺整備に向け「VISON」等を視察

ブログ まちづくり

昨日は、敦賀市議会議員17名及び片山副市長始め、都市整備部等の担当職員の皆さんとともに、金ヶ崎周辺整備に係る市外行政視察に行ってまいりました。
 
視察先は、三重県多気町にある「VISON(ヴィソン)」並びに同県菰野(こもの)町の「湯の山温泉アクアイグニス」、「素粋居(そすいきょ)」の3箇所。
 
金ヶ崎地区及び周辺エリアにオーベルジュ(宿泊機能付きレストラン)等の賑わい創出施設を整備するに当たり、先進地を視察することを目的とするもの。
 
とりわけ、私自身としては、既に福井県と連携のもと敦賀市金ヶ崎地区でのオーベルジュ計画に参入している「アクアイグニス」の運営方法や地域創生等につながる企業理念、施設のコンセプトを確認することに主眼を置くものと認識のうえ出席した次第。
 
→「VISON」ホームページはこちら
→「アクアイグニス」ホームページはこちら
→「湯の山 素粋居」ホームページはこちら
 
7時30分に市役所を出発、バスで約2時間半走り、最初に向かったのは「VISON」。
※美しい村→美村(びそん)→VISON(ヴィソン)
 
スマートインターチェンジを降りてすぐの広大な敷地にありましたが、まずは管理棟にてアクアイグニス殿からの説明を受けました。
 
冒頭、アクアイグニスの立花社長からは、「VISONは年間350万人が訪れる食を使った施設。敦賀でも特色を活かして、地元企業とも連携して取り組みたい」とのご挨拶の後、担当の方より、事業のこれまでの経過やアクアイグニスが目指すもの等について説明がありました。
 
主な説明内容は以下のとおり。
 
・名古屋のベットタウンであった三重県菰野町で、後継者のいない「片岡温泉」を18年前の2004年に引き継いだことから事業が始まった。
・食、観光を展開する新たなリゾート施設をコンセプトに、世界的に著名な3名の料理人を招聘。
・2012年にオープンした「湯の山温泉アクアイグニス」の来場者数は年間100万人。それまで年間80万人であった菰野町の観光者数も相乗効果で20万人増加し100万人に。計200万人となったほか、食、観光、建築、地域創生で着目された。
・「VISON」は、事業費220億、主要出資者にアクアイグニス、地元のイオンタウンやロート製薬、ヴィソン多気株式会社を運営会社とする複合商業リゾート施設。
・特に「食」にこだわり、料理人が使いたい地元の素材や食に徹底的に拘り、和食文化やスイーツ、産直市場(マルシェ)などがあり、和の「だし」では、敦賀の奥井海生堂も出店している。
・70店舗が参加しているが、単なる出店でなく、知のレイヤーをどこかに加えているところがポイント。学びについて統一が図れるようテナント側にもお願いした。
・産直市場を含め、一軒一軒足を運び、コンセプトを伝え出店を依頼した。
・2017年1月には、世界一の美食の街として知られる、スペインのサンセバスチャン市と多気町で「美食を通じた友好の証」を締結。美食を通じた両市町の文化や歴史を通して、友好が深められている。
・第三者の有識者評価による入込客数は640万人(インバウンドは含まず)。3回に分けてオープンしたが、当初70%が県内客であったものが、現在は55%程度。愛知県からが2割、6〜10%は大阪からとなっている。
・車のナンバーから拾って分析するなど、国交相やNEXCOの協力のもと、情報共有を図りながら、地域全体に客を装着していくことを模索している。
・周辺地域との連携は大きな目的。VISON効果で、周辺宿泊稼働率は10〜20%アップしている。オープンしてから時間を掛けるのでなく、オープンの3年前から首長にも話しをし、ローカルな資源を活かしつつ、1泊から2泊へと拡大できるよう連携したことの成果と考えている。
・SDGsやデジタル、新たなテクノロジーの活用にも力を入れており、実証の場としても利用している。
 
ざっと、このような内容をご説明いただいた後は、担当者の先導のもと施設内を視察。
 
コンセプトに徹底的に拘って設計、整備されたことが良く分かったほか、ゆったりと訪れる観光客の賑わいも感じることが出来ました。
 

【産直市場側から見た「VISON」の宿泊施設。傾斜地に整然と並ぶ規模感に圧倒されました。】

【視察中の議員団。奥中央の建物は奥井海生堂(敦賀市)の店舗。】
 
「VISON」を後に、バスで暫し移動し、菰野町の「湯の山温泉アクアイグニス」、「素粋居」へ。
 
ここでも支配人の方に丁寧な説明をいただき、それぞれのコンセプトを理解したほか、施設内も拝見させていただきました。
 

【アクアイグニスの施設の一部。真ん中の茶色の建物は、源泉掛け流しの温浴施設。】
 
視察を終え、18時半前に敦賀に戻ってきた訳ですが、今後の金ヶ崎周辺整備、とりわけ、アクアイグニスと前田建設が検討を進めるオーベルジュの具体的イメージを知ることが出来たことは、自身にとって大きな収穫となりました。
 
当然、地理的な事情から規模感は異なることにはなりますが、地元地域や企業との連携のもと、食を通じた地域全体への相乗効果につながることを期待するものであります。
 
また、大事なことは、歴史と文化が集積される金ヶ崎エリアとの調和。
 
この点は大変重要なポイントであると認識するところですので、今回得た知見を踏まえ、考えの拠り所にしていきたいと思います。
 
最後になりますが、貴重な機会をセッティングいただきました都市整備部を始め、関係者の皆様に感謝申し上げます。

3年ぶりの敦賀地区自衛消防隊操法大会

ブログ まちづくり

見事な秋晴れが続いたこの週末。
 
文化、スポーツ、食欲と、皆さん思い思いの秋を過ごされたことかと存じます。
 
そうした昨日は、敦賀市公設地方卸市場にて、3年ぶりとなる「第60回敦賀地区自衛消防隊操法大会」が開催されました。
 
この操法大会は、敦賀市地域防災連絡協議会が主催、敦賀美方消防組合が共催し開催するもので、この日は、地域・職域より60隊が出場。
 
開会式では、同連絡協議会の中村健之輔会長に続き、渕上隆信市長、高木毅衆議院議員がご挨拶され、選手宣誓、その後順次競技が行われました。
 
競技は、小型動力ポンプ操法、消火栓操法、屋内消火栓操法の3種目。
 
このうち最も出場が多いのが消火栓操法で、地域男子12隊、地域女子1隊、職域男子21隊、職域女子7隊の計41隊がエントリー。
 
敦賀市議会隊も職域男子の部にエントリーし、私は指揮者として出場させていただきました。
 
この消火栓操法は、お知り置きの方も多いかと思いますが、水道消火栓を使用し、指揮者以下4名で、二重巻きホース3本を使い、指揮者の「操作始め」の号令から火点と想定した標的の旗が上がるまでの時間と動作の確実性を競うもの。
 
市議会隊は、大塚佳弘議員をリーダーに、豊田耕一議員、川端耕一議員、縄手博和議員、そして私で編成し、これまで敦賀美方消防組合の皆さんにご指導を仰ぎながら数度練習してきた訳ですが、本番ではやや上手くいかない点があったものの、何とか任を終えることができました。
 

【本番の様子。放水している指揮者は私。】

【競技を終えて。右から川端議員、縄手議員、豊田議員、山本】
 
競技では、確実で素早い操作で、消火栓の部で40秒を切る(ちなみに市議会隊は53秒を要しました)隊があったり、地域の部では高校生や未就学児と思われる小さなお子さん達が出場する地区もあったりと、地域ユニークの光景に感心させられる面もありました。
 
自然災害と同様、火災発生時に重要なのは初期対応(消火)ですが、地域や職域でその役割を担い、日頃から「まさか」に備える自衛消防隊や消防団の方々には敬意を表する次第。
 
私自身もこうして身につけたことを忘れず、機会あらば是非また参加していきたいと思います。
 
操法大会のパンフレットを見ると、令和4年度の全国統一防火標語がありました。
 
「お出かけは マスク戸締まり 火の用心」
 
マスクは早く無くなって欲しいものですが、後のふたつは肝に銘じておくべきもの。
 
皆さまもこの機に、今一度ご認識いただければ幸いです。
 
最後に、日頃の訓練の成果を発揮された各隊の皆さま、敦賀市地域防災連絡協議会を始めとする関係者の皆さま、大変お疲れ様でした。
 

思い出刻む「第41回敦賀マラソン大会」

ブログ まちづくり

新潟県で開催されている秋季北信越高校野球大会。
 
春の選抜を懸けたこの大会ですが、敦賀気比、福井商業、北陸の福井県勢3校が快勝し、ベスト4へ。
 
ここまで県勢が独占するのも珍しいことかと思いますが、選抜切符がかなり近づいたのは事実。
 
準決勝以降も「野球どころ福井」の名を轟かせて欲しいと思います。
 
さて、秋晴れに恵まれた日曜日でしたが、地元では、3年ぶりとなる「第41回敦賀マラソン大会」が開催されました。
 
市総合運動公園陸上競技場を発着点とする新コースで開かれたこの大会は、コロナ禍を踏まえ「県内在住者限定」の参加ではあったものの1168人がエントリー。
 
私はランナーとしてではなく、敦賀市陸上競技協会の立場で審判役員として参加させていただくため、7時前に競技場に行くと、既にカラフルなウェアに身を包んだ方、体操着の子ども達が集まってきており、親子で談笑する姿を微笑ましく感じたところです。
 
なお、私自身、陸協に名を連ねているものの、今年度も大会審判と所用が重なり、参加できないことが多いことを若干恐縮しつつ、競技場に向かった訳ですが、皆さんからは「久しぶりやな」「頑張っとるな」などとあたたかい声を掛けていただき感謝。
 
また、この大会は、コース各地点の係は、市内各スポーツ団体協力のもと行うとあって、団体に所属されている議員の方、市役所の方、以前一緒に仕事してた方など、様々な方とお会いし暫し会話するなど、こちらも楽しくも懐かしき時間となりました。
 
その後、競技場前に続々と参加者が集う中、バスに分乗し各地点へ出発。
 
私は、10キロ折り返し地点の審判ということで、市立敦賀病院前で下車、準備のうえ、9時スタートのランナーを待つと、敦賀気比の高校生2人を先頭に、その後続々と折り返し。
 
審判は黙って見てれば良いのかもしれませんが、そこは元陸上競技部の性。
 
後半に向かうランナーおひとりお一人に「ファイト!」「頑張って!」と声を掛けた次第です。
 

【ランナーを待つ間のひとコマ。赤い審判帽に歴史を感じました。】
 
こうして役割を終え、バスにて競技場に戻った訳ですが、会場は走り終えた皆さんの笑顔や会話であふれており、気温上昇に加え、コース最後の難関「看護大学前の登り坂」を乗り越え、それぞれのペースで完走されたことを嬉しく思いました。
 
こうして考えれば、41回を数える敦賀マラソン大会は、随分昔は浜グラウンド出発で西浦方面へ、その後運動公園発着に変わり、相生町出発の神楽ゴール、そしてまた運動公園発着へとコースも変遷を辿る訳ですが、それぞれのコースに残された自身の記憶も思い返した次第。
 
さわやかな青空の下、汗を流すのみならず、敦賀の地で、今回は特にコロナ禍を経て再開されたとあって、昨日も皆さんそれぞれの思い出が刻まれたことに、回を重ねるマラソン大会の意義があるのかもしれません。
 
再開された敦賀マラソン大会ですが、来年こそは「県内限定」の枠を解除され、一層盛大に開催されることを祈念いたします。
 
最後に、参加された選手の皆さん、本大会の企画から準備、運営に携わられた多くの関係者の皆さま、大変お疲れ様でした。

「ちえなみき」はワクワク感あふれる「書籍のジャングル」

ブログ まちづくり

「もうそんな時期か」と感じたのは、昨日NHKが「第73回紅白歌合戦」の司会者決定と発表したこと。
 
今年の司会者は、俳優の大泉洋さんと橋本環奈さん、タレントの櫻井翔さん(スペシャルナビゲーター)、桑子真帆アナウンサーの4人に決まったとのことでしたが、この報を聞けば自然に「大晦日」を過ごす姿が浮かぶもの。
 
中でも、初めての司会を務める橋本環奈さんが述べた、「視聴者の皆様の良い年の架け橋となるように尽力したい」との言葉が印象的でしたが、今年もはや残り2ヶ月半となり、まずは悔いのない令和4年を、そして明るい目標に向けて進む令和5年へと、自分自身なりの「架け橋」を作らねばと言い聞かせた次第です。
 
そのためにも「日々精進」が大事な訳ですが、雨が降り続く三連休最終日は、議会中おざなりになっていた資料の整理や「やまたけNEWS」の原稿を書き始めたりと、気持ちの切り替えの時間を過ごしたところ。
 
夕方は、駅に行く用事があったため、早目に家を出、迷わず「ちえなみき」へ。
 
9月1日にオープンした、この「ちえなみき」ですが、議会と重なり、中々ゆっくり足を運べていませんでしたが、本に囲まれるというだけでなく、このレイアウト、空間というのはどこかジャングルの中を探検しているかのような「ワクワク感」を感じた次第です(そう感じるのは、私だけではないはず)。
 

【2階へ上がる階段より。オレンジに輝く店内がどこか異空間。】

【本の前に本が置いてあったり、横に寝ていたりの陳列は普通なら「邪魔」な訳ですが、奥には何があるのかと、ここから「探す」のも、この「書籍ジャングル」の楽しさ。】
 
最終的に2冊を購入し、「ちえなみき」を後にしましたが、約1時間、1階から2階へと、宇宙の写真集、遺伝子、哲学や戦争、トランスジェンダーから子育て、絵本まで、あらゆるジャンルの本を開けば必ず、気づきやヒント、つまりは「知」が得られるもの。
 
例えその「知」は小さくとも、記憶の中にインプットされれば、それが「関心」や「興味」に変わり、大きく成長する。
 
大げさかもしれませんが、そんなことを感じる時間にもなりました。
 
「ちえなみき」のホームページを見ると、「ちえなみきとは」の「知る」にはこうあります。
 
本棚はすべての世界との多様な
接点を提供するもの。
これまでの書店や図書館とは全く違う
知の体系によって分類された書籍空間は、本と本が新しい関係性で繋がり、
新しい発見や興味をもたらすしかけに
なっています。
 
まさに、この「書籍空間」に「ハマった」訳ですが、一日中いられるこの空間は逃げることがありませんので、またゆっくり足を運びたいと思います。
 
なお、「ちえなみき」のキャッチフレーズは、
 
“本を通じて「人」と「地域」と「世界」が繋がる”
 
既に来場者は3万人を超えたとのことですが、敦賀市民の皆さんはもとより、ここを訪れる方々にとって「つながり広がる」場所になることを切に願い、期待して止みません。
 

【雨上がりの「ちえなみき」。天気に関わらず「一日いられる場所」がある幸せ。】

「ドローンを活用した新スマート物流SkyHub®︎」出発式

ブログ まちづくり

季節は昨日から「寒露」に入りました。
 
二十四節気の17番目の節気ということで、一年のほぼ3/4が経過したことに、過ぎる時間の早さを感じるところですが、この「寒露」とは、「草木に冷たい露が降りる時期」という意味。
 
今年は10月22日(土)までがその季節だそうですが、秋の深まりとともに、朝晩はぐっと冷えるようになってきましたので、皆様、体調管理には十分ご留意のうえお過ごしくださいませ。
 
さて、そんな季節の変わり目の昨日、午前中は愛発(あらち)公民館へ。
 
以前にご案内を頂戴しておりました「ドローンを活用した新スマート物流SkyHub®︎」の出発式に出席してまいりました。
 
この「新スマート物SkyHub®︎」とは、敦賀市愛発地区にて、公民館を地域発送拠点(ドローンデポ)とし、地区内各集落に、
①SkyHub Store(オンデマンド配送)
②SkyHub Delivery(買物代行)
③SkyHub Eats(提携先飲食店のフード配送)
を行うというサービス。
 
今年2月には同じく、愛発地区にて実証フライトを行うなど開発が進められ、昨日の事業開始に至ったもので、事業提携する企業はセイノーホールディングス、KDDIスマートドローン株式会社、エアロネクスト/株式会社NEXT DELIVERYなど4社。
 
サービスはまず、上記の①から始め、②③は順次開始すること、注文方法(アプリ注文など)やハード整備(ドローンスタンドやドローン機数など)の拡充をし、ドローンスタンドに関しては、疋田、奥野、曽々木、杉箸の4集落でスタートするものの、11月中には地区内11集落すべてに設置する予定とのことでした。
 
出発式では、開発主体のエアロネクストより事業内容を説明いただいたほか、渕上市長を始め、提携企業代表の方からのご挨拶があり、中でも「ドローンを単に飛ばしたいのではなく、叶えるために飛ばすんだ」との言葉が印象に残った次第です。
 
そしていよいよ、機体にオンデマンド配送する物資をセットし、実フライト。
 
離陸を確認した後は、この日の目的地「杉箸」に移動し、待ち受ける形で西の空を眺めていると、黒い機体が徐々に大きくなり、ターゲット上で静かにホバリングした後、正確に着陸しました。
 
ブレードの回転が停止したと思うや否や、再び回転を開始し、機体が浮いた瞬間、物資をポトリと置き、勢い良く飛び去っていくドローンの姿に、大いに可能性を感じた次第です。
※この瞬間の動画は、私のFacebook、Twitterにて投稿しておりますので、そちらをご覧ください。
 

【ドローンデポ(愛発公民館)でフライトを待つ「AirTruck」】

【出発式での渕上市長、提携企業代表による記念撮影】
 
ドローンデポの愛発公民館を出発してからここまで約15分。
 
高齢化集落への新たな物流サービスはもとより、災害時の物資運搬などを含め、活用の可能性が広がるところですが、その辺りはしっかり渕上市長から提携会社にニーズが伝えられているようでした。
 
エアロネクストが開発した機体「AirTrack」を活用し、こうしたサービスを進めているのは、全国で北海道上士幌町、山梨県小菅村、神奈川県横須賀市、新潟県阿賀町、そして福井県敦賀市の5市町村。
 
西日本では敦賀市のみという中ではありますが、あの2月、雪の中でも正確に飛行したドローン技術はさらに進化を遂げていくに違いなく、日本国内はおろか、世界を見れば、このドローンを活用したサービスはさらに広がっていくものと認識するところ。
 
まずは国の補助金などを活用してという段階ではありますが、真に住民の安心や利便性につながるサービスとなり、ゆくゆくはスケールメリットの中で自走できる環境に進むよう期待し、今後も注視していきたいと思います。
 

【ドローンスタンドに届いた物資を住民に手渡すシーン。今後、年度内に100日以上の配送を目指すとのこと。】

「気比の松原」に台風14号の爪痕あり

ブログ まちづくり

台風15号に伴う大雨の影響は今なお続いており、静岡市では26日時点で約6万3000世帯が断水している状況にありますが、これに応急給水活動支援として敦賀市より給水車1台を派遣したとの報を受けました。
 
日本水道協会からの支援要請を受けての対応とのことですが、これで8月の南越前町に続き、2ヶ月連続の災害派遣となります。
 
所管する水道部においては、急遽の要請にも関わらず準備を整え、活動拠点となる静岡市清水区に向け、既に昨日14時に市役所を出発したところでありますが、10月2日(日)までの活動期間を通じ、住民の皆さんに安全安心の水を提供するとともに、派遣された職員の方々の安全作業を切に願うところです。
 
さて、この台風に関して、15号の前に襲来した14号の影響が、何とも身近なところであったことを、恥ずかしながら昨日把握しました。
 
場所は意外や「気比の松原」。
 
中央の駐車場(浜辺寄りの部分)には小石混じりの砂が一面を覆っていたほか、ベンチ数脚が破損、あるいはひっくり返り、砂浜には打ち上げられたゴミなどが散在する状況となっていました。
 
聞くところによると、20日朝にはこのようになっていたとのことであり、推察するに波がここまで押し寄せたということになります。
 

【駐車場のアスファルト部分を覆う砂】

【ひっくり返り、鉄筋が剥き出しとなったベンチ】
 
駐車場にまで波が到達したことに加え、構築物まで破壊する自然のパワーに改めて驚いた訳ですが、次に考えるのは、この状態を放置しておいてはいけないということ。
 
特に、鉄筋が剥き出しになっているベンチに関しては、市民や観光客の安全にも関わるものであるため早急な対応が必要と考えた次第。
 
市もこの状況を把握しているものと連絡すると、駐車場の砂の掃除や壊れたベンチの撤去は速やかに行うよう動いているとの回答がありました。
 
ついては今後、私自身もその対応状況を確認していきたいと思いますが、好天に恵まれた3連休最後には500人以上が訪れるほど、「気比の松原」は敦賀自慢の観光地であり、今回の対応も可及的速やかにお願いする次第です。
 
また、昨日も現場にいると、ちょうど近くに居たおじさん(市民の方)に「これいつまで放置しとくんやろな」と声掛けられました。
 
自身が6月の一般質問で意見したことと趣旨を同じくしますが、こうしたひとつ一つの対応を市民や観光客の皆さんは見ている訳であり、それは敦賀市が松原を「大事にしているか否か」のイメージにもつながるものであると、これまた改めて感じた次第です。
 
それにしても、こうなった原因はといえば台風。
 
市に申すばかりでなく、今後は、台風一過のパトロールポイントに「気比の松原」も加え、私自身においても「早期把握、迅速対応」につなげることといたします。
 

【打ち寄せられたゴミはあるものの、やはりこの景観は「敦賀の宝」。大切に守るべき財産であります。】

« 古い記事