駅西地区にてホテル新築工事起工式!新幹線開業の息吹を感じるエリアへ!

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以前より報道されていました、東京電力ホールディングス(以下、東京電力)が保有する柏崎刈羽原子力発電所のIDカード(発電所に立ち入る際に用いるセキュリティカード)不正使用の件に続き、核物質防護設備の機能が一部喪失する事案が発生していた件。
 
昨日、原子力規制委員会より東京電力に対して、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第43条の3の23第2項の規定に基づき、「原子力規制委員会が柏崎刈羽原子力発電所に対する原子力規制検査の対応区分を第1区分に変更することを通知する日まで、柏崎刈羽原子力発電所において、特定核燃料物質を移動してはならない」とする命令、いわゆる「運転禁止命令」が出されました。
 
これを受けた東京電力は、自社のホームページにおいて、地元の皆さまをはじめ、社会の皆さまに、大変なご不安をお掛けしていること、また、ご不信を与えていることを改めて深くお詫びしたうえで、今回の措置を大変重く受け止め、経営層自らが先頭に立ち、一連の事案に対してあらゆる視点から根本的に原因を究明し、抜本的な改革を進めていくと公表しています。
 
核セキュリティの確保は、原子力に携わる者の重大な責務であることから、今回のような事案は決してあってはならず、同じ原子力産業に勤める者としても大変重く受け止めるところであり、東京電力におかれては、この命令を真摯に受け止め、真に核セキュリティに対する認識や安全文化として深く浸透するよう、切なる改善を求めるところであります。
 
原子力に関しては、政府が方針決定した福島第一原子力発電所から出る処理済水の海洋放出についても、「科学が風評に負けてはならない」との考えのもと記載したいところでありますが、また改めて別の機会にさせていただきます。
 
さて、話しは変わり、開業が1年延期になったとはいえ、新幹線敦賀駅舎は現在の駅舎の背後にまるで要塞のようにそびえ立ってきており、徐々にではありますが開業の息吹を感じるところ、昨日は更地となっていた「敦賀駅西地区」の土地活用事業のひとつである「ホテル棟」新築工事起工式が執り行われました。
 
議会からは、田中議長、大塚副議長、産経建設常任委員、新幹線対策特別委員を来賓としてお招きいただき、私も産経建設常任委員長の立場で出席をさせていただきました。
 
起工式は、まず厳かな雰囲気の中、神事が行われ、祝詞奏上では「古より街道、鉄道の結節点として多くの人が集まる敦賀が、新幹線開業でさらに賑わうことを願う」(聞き取れる範囲での私の解釈です)との言葉に、改めてこの敦賀がこれからも交通の重要拠点として役割を果たすことの意義と責任を感じました。
 
神事を終えた後の直会では、施主である青山財産ネットワークス社長、地権者である渕上敦賀市長、来賓として田中議長、施工主として清水建設執行役員殿よりそれぞれご挨拶があり、いずれもここまでの道のりでお世話になった関係者への感謝、これからの工事を安全に進めていただくこと、さらにはこのホテル建設が新幹線開業に向けて敦賀の玄関口となり、賑わい創出の拠点となるようにとの大きな期待が込められた内容であったかと思います。
 
私の胸の中も全く同じであり、特に駅前で近隣施設や住宅街もある中で行われる大規模工事に関しては、安全第一、ゼロ災害での工事完遂を願うところです。
 
新築されるホテルは、運営をHifリゾート株式会社が担い、鉄骨造9階建て、述べ面積約4,050平方メートル、客室130室の規模となり、開業時期を令和4年9月(予定)としています。
 
更地に先頭を切って姿を表すであろうこのホテルを始め、今後進められる知育・啓発施設や飲食施設などと合わせ、多くの人が集う場所になろう「駅西地区」に期待を寄せつつ、市民の皆さまには是非、北陸新幹線敦賀開業の息吹を間近に感じる場所としてご覧いただき、ともに機運を高めていただけますよう宜しくお願いいたします。
 

【(参考)新築するホテルの完成イメージ図】
 

【(参考)駅西地区土地活用事業におけるエリア全体の完成イメージ図】

祝「敦賀市立角鹿小中学校」落成!

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空は快晴なれどやや肌寒い敦賀。
 
土日の風と雨もあり、市内の桜も葉桜になりつつありますが、散った花びらはそれはそれで風情のあるもの。
 
桜のピンクから、次は新緑の緑へとまちの色合いも変化していきますが、こうした変わりを楽しむ気持ちの余裕を持って過ごしたいものです。
 
さて、明日、市内の学校で行われる入学式を前に、令和元年12月より建設工事が進められていた「敦賀市立角鹿小中学校」が完成し、昨日は落成式に出席してまいりました。
 
配布いただいた資料を拝見しますと、この学校建設の経緯に関しては、平成20年に角鹿中学校校舎が築50年を経過し、老朽化が課題となって以降、平成25年には北小学校、赤崎小学校、咸新小学校のある北・東浦・東郷地区区長会並びに保護者の方々から、この3校を統合する形での小中一貫校設置に関する要望が市に挙げられ、その後、平成26年には敦賀市小中一貫校教育検討会答申などを経て、平成29年6月定例会で渕上市長が設置を表明したものであります。
 
また、市長のご挨拶の中では、要望がされて以降、新校舎の整備にあたっては、児童生徒を始め、各区、PTA、学校、児童クラブなど各分野の皆さんが検討委員会で何度も議論を重ねられてきたことや約16ヶ月の工期を経て完成したことへの工事関係者の皆さんへの感謝の気持ちを述べられたほか、多くの方々の思いの詰まった校舎で、新たな小中一貫校というスタイルの中で児童生徒が学習をし、新しい友と手を取り合い、笑顔で楽しい学校生活を送ることを切に願うとの言葉がありました。
 
公立では県内初となるこの角鹿小中学校は「主体的な生き方を育む9年間を見通した教育」をテーマに掲げており、これまでの「小中連携教育」から「小中一貫教育」とすることで、「他との関わりの中で新たな課題を持ち、より良い自分へと向かう生徒」を目指す生徒像に置いているとのこと。
 
これは、学校の教職員だけで決めたのではなく、PTA、地域住民らで構成する研究会議が中心となり、共有された目標とのことであり、まさに地域全体で子ども達を育てていこうとの思いが込められたものと受け止めた次第です。
 
落成式では、木の温もりを感じる「角鹿ホール」に関係者が参集し、主催者を代表し市長からのご挨拶、福井県から豊北教育長からの祝辞、上野敦賀市教育長の謝辞が述べられた後、内覧会が行われ、工事施工者さんからの丁寧な説明とともに校内をぐるり一周。
 
多くの皆さんのご意見を採用したとあって、教室はもとよりトイレに至る細部にまで、子どもたちが楽しく学び、過ごすための目線が行き届いた校舎であるとお見受けしました。
 
校舎の特徴的なものについては、以下に写真を掲載しますのでご覧ください。
 

【新校舎全景】


【落成式が行われた「角鹿ホール」】


【小学校の教室】


【何とここはトイレ。壁面は3小学校の児童がタイルを貼り付けて製作した敦賀の花火絵。】

【メデイアセンター(図書館)は本屋さんのよう】

【時計の裏側も憩いのスペースに】

【角鹿広場、手筒広場と名付けられた中庭】
 
最後になりますが、この新たな学舎で明るく楽しく学んでいただくことは勿論ですが、玄関に飾られていた写真や校旗にあるよう、これを機に閉校となる北小学校、赤崎小学校、咸新小学校が果たしてきた役割とたくさん詰まった思い出を忘るることなく、この角鹿小中学校が今後発展されますよう心より祈念いたします。
 

【3校の思い出とともに発展を!】

敦賀の将来に向けて!令和3年度は「明るい」スタート!

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令和3年度がスタート。
 
ニュースでも企業や官公庁の入社式、入庁式の模様が流れ、厳かな雰囲気の中、緊張の面持ちで話しを聞く新入社員の姿はいつ見ても新鮮。
 
母体の日本原電では、42名が入社。
 
コロナ感染に配慮をし、入社式は敦賀、茨城県東海村にある総合研修センター2箇所に別れてのオンライン開催ではありましたが、同じく凛とした雰囲気のもと滞りなく行われ、晴れて社会人、原子力で社会に貢献し続けることを目指す私たちの仲間入りとなりました。
 
国のエネルギー政策においては、2050年カーボンニュートラルなど新たな時代、変革の時代に突入するという中にあって、彼ら彼女らの若い発想、力がより一層求められるところであり、あたたかく育て、見守りつつ、約半世紀前に新たな原子力発電の道を切り拓いたパイオニア精神を忘るることなく、ともに前に進んでいきたいと思います。
 
新入社員の話題からとなりましたが、私はといえば、新年度の切り替わりに合わせ、コロナ禍で中断していた西浦での朝立ちを再開。
 
7時過ぎから出勤までの約1時間、以前と同じく名子のヨットハーバー前にて昇り旗とともに立たせていただきましたが、随分ご無沙汰にも関わらず、車中から手を振り返してくれる方や会釈で返していただける皆さんから大いに元気をもらいました。
 

【ひとり立ちにつき、慣れない自撮りにて】
 
そして何といっても美しき敦賀湾。
 
海面を照らす朝日と対岸の東浦の山並みを見ていると心は自然と穏やかになります。
 


 
再開を決めたからには継続あるのみ。
 
通勤される皆さんに元気を与えられるよう、今後も活動してまいります。
 
昨日はもうひとつ、まさに「明るい」話題が。
 
ブログでもご紹介しました金ヶ崎緑地「プロジェクションマッピング」、敦賀郵便局から金ヶ崎まで続く桜並木の「イルミネーション」の点灯式が18時20分より開催されました。
 
議員、市職員を始め、関係者、親子連れの皆さんが集まっての点灯式では、渕上敦賀市長、小林嶺南振興局長からのご挨拶の後、力野県議会議員、田中敦賀市議会議長、THAPの池田さんに加え、粋な計らいで5歳の男の子も加わっての点灯ボタン押し。
 
集まった皆さんのカウントダウンのもと見事にスタートしました。
 
プロジェクションマッピングは、鉄道と港のまち敦賀をイメージし、汽車が走ったり、魚が泳いだり、光線や幾何学模様が浮かび上がったりとテーマを変え、流れる音楽とも併せ幻想的な雰囲気にと思いきや、子どもたちは模様を追っ掛け回したりと大はしゃぎ。
 

【点灯直後の様子】

【日が完全に落ちるとこんな感じに】
 
親子連れはもちろん、ご夫婦でもカップルでも、もちろんお一人でも楽しみ方は様々ですので、是非足を運んでいただければと思います。
 
 →→→「金ヶ崎プロジェクションマッピング」の投影日時など詳細はコチラから
 
これに加え、敦賀郵便局〜市民文化センター〜きらめき港館〜金ヶ崎緑地までの道路、歩道沿いの樹木にはイルミネーションが点灯。
 
こちらも言葉では表現出来ませんので、写真をご覧いただき一度味わっていくしかないのかと。
 

【敦賀郵便局からきらめき港館に向かう桜通り】
 
3年後に迫る北陸新幹線敦賀開業に向け、敦賀駅〜気比神宮〜金ヶ崎緑地へと動線をつないでいく狙いのもと、国道8号空間整備、そして今回のイルミネーション、プロジェクションマッピングと続いてきました。
 
これらハード整備により、もちろん市内外を問わず多くの方に敦賀を訪れて欲しいということでありますが、この投資を最大限活かすにはソフト面、つまりは市民の皆さん、中心市街地の商店街や市内飲食店などを始めとする事業者の皆さんとコラボレーションをして、誘客効果をいかに市内一円に広げ、浸透させていくかがカギとなります。
 
新年度初日の点灯で、気持ちも雰囲気も申し分のない「明るい」スタートを切った敦賀。
 
この「光のつながり」を「市民のつながり」、「敦賀の将来へのつながり」にすべく、ここは「こうなるといいなぁ」の幻想的、希望的観測ではなく、現実的施策をもって実現出来るよう、このイルミ、マッピング、さらには金ヶ崎宮に灯る明かりを念頭に、自分自身もしっかりと構想していきたいと考えます。

桜の季節に込める思い、届ける気持ち

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福井県内では、一昨日、福井市内で一挙に15人の新型コロナ感染者が確認され心配したものの、昨日の発表ではゼロ。
 
東北地方の一部の県や東京、大阪など都市部では再び感染者数が増加しており、第4波の始まりとも揶揄されているところでありますが、大きな拡大や医療機関への影響を最小限とするためにはやはり、皆で基本的な感染対策やルールを守ることしか手はない訳であり、引き続き自身も注意していきたいと考えます。
 
そうした中、コロナ前は定期的に開催していた町内での活動報告会も気づけば1年以上開催出来ないまま経過していること、地域の皆さんへの報告が新聞折り込みの「やまたけNEWS」のみとなっていることを踏まえ、地域の皆さんにそうした気持ちだけでもお伝えすべく、昨日は急遽で作成した「やまたけNEWS(ひばりヶ丘町版)」を町内全戸にポスティングさせていただきました。
 

【ポスティング途中でパチリ撮影】
 
全戸ポスティングはちょうど、コロナ国内感染された後の4月に一度行っているのですが、約480軒、約2万歩、時間にして4時間要しましたが、少しでも思いが届けばと思うところです(ちなみに今日は情けないことに筋肉痛です…)。
 
途中途中で顔を合わし、挨拶を交わすことが出来た方からは、励ましの声や貴重なご意見などもいただきましたので、そうした生の声を原点に今後も活動にあたっていきます。
 
さて、春は行政機関の人事異動時期ということで、ここ数日は県を始め各市町の異動に関する記事が新聞掲載されていまが、昨日は敦賀市職員について総勢257人の人事異動と組織改正を行なったとの記事が掲載されていました。
 
先の定例会で議決しました、前総務部長の池澤氏が副市長に選任されたことを受けての当該ポストを始め、企画政策部、産業経済部、建設部、観光部、水道部については部長が交代。
 
この2年、それぞれの関わりの中でお世話になりました部長の皆さんには、この場をお借りして御礼申し上げるとともに、今後より一層の連携と建設的議論をお願いするところであります。
 
また、議会事務局のほうでは、係長のお一人が異動。
 
長きに亘り議会運営のサポートをいただいたことに加え、個人的にも一期目の私に対し的確なご指導を賜り感謝。
 
敦賀市政発展に向けて必ずや必要とされる方と思いますので、今後新天地でのご活躍を心より祈念しております。
 
組織改正では、金ヶ崎エリアの官民連携事業担当を観光部から都市整備部に移管、都市政策課内に「交流拠点整備室」を新設するほか、両部の横断的組織として「金ヶ崎周辺整備・活用検討チーム」を設置し、連携を強化するとのこと。
 
さらに、新幹線開業を見据えたまちづくりプレーヤーの発掘・育成などソフト面に特化した専門組織として、新幹線まちづくり課を「新幹線誘客課」に再編することや前年比5倍の30億円超となったふるさと納税について、対応窓口の明確化を図る「ふるさと納税係」を設置するなど、これまでの議会での一般質問や来年度予算編成の方向性とも関連した見直しがされていることも特色であると認識するところです。
 
人事に関しては理事者の専権事項であり、議員の立場としては、こうした人事配置や組織改正が趣旨目的や市政発展に向けた成果に結びついているのかとの視点で今後確認していきたいと思います。
 
先のポスティングの前には、妻、長女、そしてまたまた愛犬「きゅう」とともに金ヶ崎宮へ桜を見に出掛けました。
 
新聞では「咲き始め」とあった金ヶ崎宮ですが、行ってみれば五分、それ以上の咲き具合。
 
この日の抜けるような青空と桜のピンクが見事な調和で、十分に春の訪れを堪能しました。
 
市内各地で咲き始めた桜は、この後満開を迎えます。
 
厳しい北陸の冬を抜け、満を持して咲く桜には別れや出会いが重なるものですが、今年もコロナ終息の願いを込めつつ、そんな中でも前に進む敦賀の地も満開の花を咲かせられるよう、今後もきめ細かく丁寧に、幹・枝葉の状態管理(市政の状況確認)と栄養・水やり(市民の声をもとにした市への意見提起)に務めていきたいと考えます。
 
【昨日の金ヶ崎宮のシーンをご紹介しますので、是非皆さんも足を運んでみてください】





嶺南広域行政組合議会定例会にて一般質問を行う

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「水を差す」とは、仲のいい者同士や、うまく進行している事などに脇から邪魔をすることを表しますが、昨朝の北朝鮮のミサイル発射は、まさにバイデン政権となっても良好な日米関係、そして昨日スタートしたオリンピック聖火リレーに対する妬みや妨害の意図が込められた「2発」だったのではと勝手に推察するところ。
 
北朝鮮は、東部の宣徳付近から弾道ミサイル2発を発射し、それぞれ約450キロ飛び、日本の排他的経済水域(EEZ)外の日本海に着弾。
 
北朝鮮による弾道ミサイル発射は昨年3月29日以来ということで、もちろん北朝鮮の弾道ミサイル開発や保有、発射は国連安全保障理事会決議違反であり、危険な挑発を繰り返してはならないことや核兵器と弾道ミサイルを放棄しなければならないことは言うまでもありません。
 
菅首相は「米国や韓国をはじめ関係国と緊密に連携し、国民の平和な暮らしを断固として守り抜く決意だ」、自民党の二階幹事長は「抗議するだけでいいのか。国民には政治は何をやってくれるのかという思いがある」と述べたとありますが、であれば何故、菅政権は昨年12月に安倍前首相が政権末期に提起した「敵基地攻撃能力保有の判断」を期限も示さずに先送りにしてしまったのか。
 
尖閣諸島における中国海警法による実効支配の脅威に対しても同じくでありますが、「どうせ日本は抗議しかしてこない」と思われていては、「舐められる」のは当然であり、ここはやはり、これらに対抗出来るような法整備、国の守りを高める措置を講じてもらいたいと強く願うところであります。
 
さて、市議会のほうは今週月曜日に閉会したところでありますが、昨日はもうひとつの定例会ということで、「令和3年第1回嶺南広域行政組合議会定例会」に出席してまいりました。
 

【定例会は、敦賀市立図書館3階研修室にて開催されました】
 
嶺南6市町にて構成される「嶺南広域行政組合」は、平成9年7月1日に設立。
 
執行機関を管理者(現在は渕上敦賀市長)、副管理者(6市町の首長ら)、幹事会、事務局など、議決機関に議員定数21名(敦賀市8名・小浜市4名・美浜町2名・若狭町3名・おおい町2名・高浜町2名)の組合議会を置き運営している組織。
 
本組合の主な事業としては、同組合規約に定められる「共同処理する事務」として、
①嶺南地域の鉄道整備促進基金の設置及び管理に関する事務
②嶺南地域の振興促進基金の設置及び管理に関する事務
③嶺南地域の公共交通機関の利用促進に関する事務
④嶺南地域の有害鳥獣処理施設の管理に関する事務
⑤嶺南地域の活性化推進に関する事務
⑥広域行政に必要な調査研究及び資料の収集に関する事務
を挙げ、これら事項に関する事業を展開している組織ということになります。
 
せっかくの機会ということで、若干詳しくご紹介させていただきましたが、私は今年度の途中から本組合の敦賀市議員を拝命し、任にあたっているところです。
 
昨日の定例会は、まさに市議会の3月定例会と同じでありまして、令和2年度一般会計補正予算並びに令和3年度一般会計予算(歳出歳入とも約21億円の規模)を審議するということで、こちらも同様、慎重審議にあたったところ。
 
また、以前にも紹介をさせていただいておりますが、これまで嶺南未来構想会議のメンバーとともに、嶺南5市町(美浜町を除く)の行政関係者に総合計画のヒヤリングやそれぞれの特徴を把握しに伺ったことや福井県嶺南振興局、さらにはここ嶺南広域行政組合の取組内容なども確認させていただいていたことを踏まえ、私のほうは今回、一般質問をすることとし、先週金曜日には事前通告をして定例会に臨みました。
 
一般質問では、3年後の敦賀開業を通り越しまして、「北陸新幹線小浜開業を見据えた嶺南エリア一体の取組み」を本行政組合としてどう考えるのかの一点に絞り、①嶺南鉄道整備促進基金の活用事業、②定住移住、関係人口増を狙った施策の展開、③小浜開業までの嶺南各市町の連携強化、広域行政組合の体制の大きく3点について、管理者に質問を行いました。
 
他市町の議員、目の前には6市町の首長が並ぶ中での質問は、やはり市議会とは違う空気感がありましたが、伝えるべきこと、主張すべきことは言い切れたかと思います。
 
但し回答が意に沿ったものであったかは別の話しでありまして、広域行政における事務処理という組織の性質上、統括や牽引役となるような役割ではなく、各市町との連携を強める中で取組んでいくというのが、ひとつ大きなスタンスであるということ、また例えば小浜開業では、関西圏からすれば嶺南は通勤・通学圏内となることから、定住・移住、UIターンなどの共通インセンティブを与える(各市町の制度に加算)ような事業を展開してはとの意見提起に対しては、各市町がそれぞれ取組んでいる中で統一した制度構築をすることは難しいとの回答など。
 
今回の答弁は答弁として受け止めつつ、私はやはり、嶺南全体の人口減少が予想される中、小浜開業が15年後頃に訪れるという今こそ、嶺南6市町が一体となってこのエリア全体をキャンパスとして、どういうビジョン、どういう絵姿を描いていくのか、それに向けて必要なプランを立て、そこから逆算して効果的な事業を展開していかなければならないとの考えであり、その役割こそ6市町の首長さんが集う、嶺南広域行政組合が担うべきと考えるところです。
 
この点は本組合議員であろうがなかろうが、嶺南を構成する議員の一員としてこの先も思考し意見提起して行きたいと考えます。
 
定例会に戻りますと、この日一般質問をしたのは私のみということで、議案のほうはその後採決に移り、2件ともに全会一致で可決しました。
 
執行機関側からは幾度も「嶺南一体で」、「敦賀開業効果を嶺南一円に波及させる」との言葉がありましたが、これを実現していくには相当な戦略と各市町の強固な連携、そして欠かせないのは、バラバラではなく一体感を持って進めるという「気概」や「情熱」だと思います。
 
これは管理者のみならず、私たち議員もそうした思いを持って取り組むことで、嶺南に住む住民の皆さんにも伝わるというもの。
 
今後の敦賀・小浜の新幹線駅開業は千載一遇のチャンスであることは間違いありませんので、約140年の歴史を持ち、その間ともに同じエリアで過ごしてきた「嶺南」の底力を発揮出来るよう、私自身も微力ながら尽力していく所存です。

「都市計画マスタープラン(案)」に関する議員説明会開催

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敦賀気比高校惜敗。
 
昨日のセンバツ高校野球の第3試合は、ともにセンバツ優勝の経験がある高校同士の対決となり、5-5のまま延長戦に突入、初のタイブレークの末、延長13回に常総学院が一挙4点を奪いそのまま逃げ切りました。
 
敦賀気比高校は、序盤にミスに絡めて得点されたことが悔やまれるものの、終盤7回からの反撃で追い付き、その後は互いに譲らぬ一進一退の攻防を繰り広げたところはさすが北信越王者、優勝経験校としての意地。
 
一回戦で敗れたことは残念ではありますが、最後まで諦めない姿勢が地元の皆さんにも十分伝わったものと受け止めるところであり、また夏に向けてますますの奮闘を期待したいと思います。
 
さて、そんな昨日は、午前中に議員説明会、夕刻は母体の日本原子力発電労働組合(以下、原電労組)敦賀分会の役員研修と続きました。
 
議員説明会の案件は、都市整備部からの「敦賀市都市計画マスタープラン(案)」について。
 
「都市計画マスタープラン」とは、都市計画法第4条(都市計画の定義)では、「都市の健全な発展と秩序ある整備を図るため、都市計画区域において土地利用、都市整備及び市街地開発事業に関する計画である」と定義づけられており、いわば「良好なまちづくりのルール」であるとのこと。
 
計画は、「市民と行政がともに敦賀市の将来像を共有し、都市及び地域づくりを実践するための指針となるもの」とし、概ね20年に一度改定されるものであり、敦賀市においては、来年度初めの策定に向けて議論が進められているものであります。
 
説明会ではまず、こうした位置付けから始まり、現況と課題、将来像と基本方針案(全体構想)都市整備の方針に関する基本的な考え方、地域別構想の方針(市内10地域ごと)、各種審議会の設置状況や市民アンケート結果、策定スケジュールといった項目について、順次説明がありました。
 
本題とはズレますが、会場である全員協議会室に着座し、まず感じたのが理事者側の座席配置。
 
通常、議員説明会は、担当部長さんが対面する席の真ん中に座り、両サイドを課長さんクラス、後列に担当というのが慣例でありますが、この日は左端に部長、同列に続いて課長クラス、そして担当までが並ぶというフォーメーション。
 
また、フォーメーションの意図は説明時にも表れ、概要全般の説明は担当、補足を課長、さらにポイントでは部長が答弁、補足説明を加えるといった流れで進みました。
 
実は、都市整備部さんは常任委員会や特別委員会でも担当さんクラスが答弁に起用され、若手の皆さんも意気に感じてか、勢い良く発言する姿を見る機会が多く、私はこうしたシーンを見るに、単に部下の経験や成長のためではなく、部長が部下を信用して起用しているものと常々感じていたところ。
 
議員の皆さんの中には、役職者が説明すべきとのお考えもあろうかと思いますが、私は、最も肌感覚で現場を知る担当クラスが発する言葉も大事に汲み取っていくべきかと思うところであり、都市整備部のこうしたスタイルというのは「組織論」や「人材育成」の観点からも大いに評価するものです(もちろん上司の責任のもとであることが前提ですが)。
 
話しが脱線しましたが、元に戻しますと、この20年に一度の改定を迎える「都市計画マスタープラン」は、令和元年7月の公募委員募集に始まり、策定委員会や審議会、さらには市内10地区を対象とした地域別説明会を2度に亘り開催するなど、ここまで丁寧な議論が進められてきているところ。
 
私も含め、議員からは、土地利用に関する条例やルールについてや計画の目的にもある「コンパクトシティ・アンド・ネットワーク」の考え方、嶺南Eコースト計画と連動して目指すITを活用したスマートタウンとの連携、公共交通機関の利便性向上などの点に関し質問・意見が挙げられました。
 
今後は、昨日の意見も踏まえた案をパブリックコメントに掛けたうえで来年度第一四半期中の答申を目指すとのことですので、市民の皆さんにおかれましては是非一度ご覧いただき、敦賀の将来像、進めようとするまちづくりの方向についてご意見賜れればと存じます。
 
夕方からは、原電労組敦賀分会の役員の皆さんを対象とした研修会に講師としてご指名いただき、「労働組合と政治活動」をテーマに約45分お話しさせていただきました。
 


【「やまたけパワポ」をもとに思いを述べさせていただきました】
 
最も伝わるのはリアルに身を持って経験したことということで、国政の場におけるエネルギー政策を巡る対応に加え、私が市議会議員になってからの活動や組織内議員が存在することの意義、さらには敦賀市政の状況や県や市と原子力発電との関係性など、熱が入り、役員の皆さんにとっては若干暑苦しい場になったかもしれませんが、少しでも思いを共感いただいたのであれば幸いに思います。
 
先ほどの都市整備部さんではありませんが、思いと熱量を持った若手をしっかりと育て、次代につないでいくことは私たち世代の役割・責任であり、市政や社会インフラの持続的発展に向けても必要不可欠なこと。
 
私も現在49歳。
 
年齢的にも役割的にも、そんな立場になったことをしかと認識し、自分の成長のみならず、「人材育成と継承性」という観点をもって今後も精進していきたいと考えます。

敦賀を盛り上げる高校生パワー!

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待ちに待った球春到来。
 
昨年は新型コロナウイルス感染の影響により中止となった選抜高校野球ですが、今年は無事に開幕を迎えました。
 
試合のほうはニュースでダイジェストしか観れませんが、アルプススタンドから送られるのは声援の代わりに拍手、ブラスバンドの音色は生演奏ではなく母校で録音してきたものなど、やはりここでもコロナ感染対策に配慮しての大会運営ではあるものの、こうして夢舞台の甲子園球場で選手がハツラツとプレーをする姿が見られるだけで、本当に良かったと思うもの。
 
初日から明徳義塾vs仙台育英の好カードを始め、3試合とも接戦の試合で幕をあけましたが、5年ぶり8回目の出場となる地元敦賀気比高校の試合は、大会第5日の3月23日第3試合、相手は関東地区大会準優勝の常総学院(茨城)。
 
初戦突破で波に乗り、2015年選抜以来の全国制覇を!と言いたくなりますが、ここは甲子園でプレー出来ることへの喜びを噛み締めながら、1戦1戦大切に戦っていただき、敦賀に盛り上がりをもたらせてくれることを期待したいと思います。
 
こうして、高校球児のプレーが全国に元気を与えている訳ですが、ここ敦賀では市内の高校生が、まちを盛り上げる活動を繰り広げています。
 
ひとつは、敦賀工業高校の生徒が製作した北陸新幹線敦賀開業に向けた「カウントダウンボード」。
 
実は、昨年末には、敦賀駅交流施設「オルパーク」にて、同校の情報ケミカル科と建築システム科の生徒が製作した北陸新幹線開業予定のイルミネーションが点灯され、駅の利用者皆がそのネオンに魅了されたところ。
 
今回も同じくオルパークの通路にボードを設置。
 
開業日を2024年3月31日に設定(開業日が決定すれば切り替えるとのこと)したボードは、単に開業日までの日数を表示するだけでなく、敦賀までの沿線停車駅ボタンに触れると、そこから東京までの乗車時間に切り替わるという優れもの。
 

【開業までの日数を表示(私が訪れた3月4日時点の日数は、1123日でした)】
 
さらに、このボードは表裏で敦賀気比高校とコラボしていて、駅正面から見ると何と、ガラス越しに氣比神宮の大鳥居を新幹線がくぐる絵が描かれていました。
 

【左下の絵がカウントダウンボードの裏面、気比高生が描いた氣比神宮と北陸新幹線】
 
また、このオルパークにはもうひとつ高校生の作品が。
 
コロナ禍で沈みがちな人を元気づけたいと、今度は敦賀高校の生徒が天井からカラフルな傘をつるす装飾「アンブレラスカイ」を設置。
 
アンブレラスカイは2012年、ポルトガル中部の街アゲダの芸術祭で初めて行われ、傘と光が織りなす美しさからSNSなどで人気を呼び、これまで国内外の各地で実施されてきたとのことであり、同校では昨年11月に生徒会の発案で「上を向いて歩こうプロジェクト」として始動、1、2年生総勢50人で取り組まれたとのこと。
 
生徒は市内の小中学校や図書館などで不要な傘を集めて回ったり、敦賀商工会議所青年部に依頼し、設置費や材料費などで協力してもらったほか、活動費の足しにと募金も行ったうえで、2月19日には約100本の黄色やピンク、水色など色とりどりのアンブレラが見事に設置されました。
 
既に設置から1ヶ月が経過をしてのご紹介で恐縮ですが、生徒たちの「コロナ終息の願いを込めた」との思いが駅を訪れた人皆に伝わったものと思います(私も見上げてジーンときてしまいました)。
 


【ライトに照らされる夜だと一段と綺麗かも】
 
こうして市内にある3校の高校それぞれが何か敦賀のため、皆を元気付けようと取り組まれる姿には胸を打たれるばかりです。
 
首都圏の緊急事態宣言もようやく明日21日に解除。
 
引き続きコロナ禍は続きますが、この高校生パワーをまちの活力に変え、上を向き、前を向いて前進するのみであります。

ゆうあい倶楽部施設訪問と議員説明会

ブログ まちづくり 敦賀市議会

新型コロナウイルスに関しては、昨日からワクチン接種が始まりましたが、ここ敦賀市内では新たに5人の感染と発表。
 
5人とも18日に発表された感染者の濃厚接触者や接触者ではあるものの、保育園や小学校などとも関係していることから、更なる拡大防止のため相当数のPCR検査対応となっています。
 
15時からは、連日となる敦賀市新型コロナウイルス対策本部会議が開催され、現況共有と各部の対応確認が行われたところでありますが、市職員においても家族でPCR検査対象となった方がいれば、報告のうえ自宅待機するなど改めて徹底。
 
言わずもがなですが、何か兆候があれば勿論、閉じ込めておくことが重要なことであり、その点留意のうえ、おひとりお一人の慎重な行動で感染拡大防止に努めていくしか手はないことから、市民の皆さんの引き続きのご協力をお願いするところであります。
 
さて、そういった状況と重なりましたが、昨日午前中は「ゆうあい倶楽部」の施設訪問、午後は議員説明会と慌ただしく過ごしました。
 
ゆうあい倶楽部の施設訪問に関しては、前身の「嶺南地区友愛会」から40年来続く歴史ある活動。
 
加盟する労働組合の各職場にご協力いただいた浄財(カンパ金)をもとに、訪問する各施設のニーズに応じた品物を購入し寄贈するというもので、先方からも毎年感謝のお言葉をいただいているところですが、私自身も嶺南地区友愛会時代に事務局を務めた時分から約20年携わらせていただいており、こうした機会を与えていただけていること自体、ありがたい限り。
 
今回も同様の形式にて事務局さんが準備をされ、代表と顧問の私の3名で、次の施設を訪問してまいりました。
 
◉敦賀市障がい者施設 やまびこ園
◉ワークサポート 陽だまり
◉特養老人ホーム 常盤荘
◉特養老人ホーム 渓山荘(時間の関係で私は訪問できず)
◉社会福祉法人 白梅学園
◉敦賀市子ども発達支援センター パラレル
◉美浜町社会福祉協議会
 

【美浜町社会福祉協議会への訪問では、ホールの雛人形に気持ち癒されました】
 
今回は、コロナ禍で特に市内感染が広がりつつあることから、訪問、寄贈は極力短時間、玄関先などで行い、感染への配慮をしましたが、それでも少し職員の皆さんとお話しすると、各施設ともに自らの施設からは絶対に感染を発生させないとの強い意識のもと、マスクを二重につけたり、県外には一度も出ていないなど苦慮されながら対応されていることや、一方、常盤壮では、家族であっても面会禁止とはしつつも、施設に準備したIpadと家族のスマホをつなぎ、LINEのビデオ通話機能で顔を見て話せる場を設けることで、入居者・ご家族双方のつながりと安心になっているなどともお聞きし、コロナ禍でも工夫をし運営されていることが分かりました。
 
また、白梅学園においては、現在、40名を超える乳幼児から高校生までを預かっているとのことでしたが、近年ではネグレスト、といっても児童虐待ではなく育児放棄が原因で預からざるを得ないケースが増えているとのこと。
 
さらには、児童相談所など公共機関との役割分担も以前と変化してきており、白梅学園のような施設の重要性がますます高まっていることなどをお伺いしました。
 
「子は宝。どんな状況にあろうと社会で助け、育てないといけない」と語る園長さんの言葉、表情から、こうしたことこそ公的サポート機能の重要性を改めて認識するとともに身の引き締まる思いがしました。
 
こうして施設を訪問することによって、逆に気付きや課題を頂戴できることは、私にとって大変重要なこと。
 
しかと記憶とメモに残し、少しでも課題解決につながるよう活動にあたりたいと考えます。
 
そうして午前中の訪問を終え、午後は議員説明会のため市役所へ。
 
この日は、定例会前ということもあってか盛り沢山の案件。
 
大きく以下の4件について各部からの説明を受けました。
①第8期介護保険事業計画ほか2件について(福祉保健部)
②中期財政計画について(総務部)
③第7次総合計画中間取りまとめについて(企画政策部)
④一般廃棄物最終処分場整備事業及び新清掃センター整備事業について(市民生活部)
 
総合計画などについては、これまで審議会を傍聴したり担当部とも意見交換するなど注目をしてきたところでもありますが、昨日説明されたものはいずれも重要な事項ばかりであり、引き続き、詳細確認を継続するなどし、チェック&アクションしていきたいと考えます。
 
さて、今日は久々のお天気で気温も高くなるとのことです。
 
コロナ感染防止を徹底しつつ、少しリフレッシュの時間も取りながら、来週24日から始まる定例会に向け、しかと準備を進める週末にしたいと思います。

「観光」の視点から「まちづくり、人づくり」を考える一日

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東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、森喜朗の辞任表明を受け、新たな会長の人選のための「候補者検討委員会」の設置を決めました。
 
問題発言とされた時点からこれまでの経過に関し、今さら意見を述べることは控えますが、「そもそも論」として持つべき課題認識について、熊谷俊人千葉市長が以下のように述べています。
 
私は、これを読んで、日本人・日本の風土からの視点として全くもって共感しましたので紹介だけさせていただきます。
 
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【オリパラと多様性の関係などについて】2月12日の熊谷市長facebook投稿より抜粋
 
「私はオリンピック・パラリンピックは単なる一過性のイベントではなく、日本社会をどのようにアップデートするかが鍵だと考えてきました。今回の件で改めて考えることは多様性の尊重です。」などとの前置きがあったうえで、
 
【森さんと発言の根底にある意識】
 
そうした中での森さんの発言です。私は全文を読んでいます。
森さんは私の大学の大先輩であり、国体で森さんにお会いした際もいかにスポーツ界において重要な存在として貢献してこられたのかをよく知っています。森さんに女性を差別する「意識」は無かったと思います。
 
しかし、森さんの発言のように何か異分子の存在を「女はこう」と決めつけるのは典型的な「無意識の偏見」です。
意識的に差別する人はまれで、皆「私は差別するつもりはない」と答えますが、「その人がこう」を「そういう属性の人はこう」と一括りに考える、その思考回路が既に多様性の欠如であり、今回に限らず、過去にも同様の女性の括り発言をしていることから、森さんの根底意識の中に女性を「理解できないもの」「自分たちと(どちらかといえばネガティブな意味で)違う存在」という意識があることがうかがえます。
 
様々な審議会等において女性比率を向上させるため、外部委員を女性にする手法が往々にして行われます。
これまで専門的にその分野について考えてきた人達からすれば「何をいまさら」という発言があるかもしれませんが、外部からの新鮮な発言から今まで抜けていた視点を得ることもあるでしょうし、仮にそれが意味のない発言だったとしてもそれは「女性が」ではなく「その人は」と考えなければいけません。
 
私も常に反省していますが、人は異分子に対して、違和感を感じ、その違和感を自分の中で解消するために、「こういう属性の人だから」と一括りにして自分の埒外に置くことで心の平安を保とうとします。
特に日本は忖度という言葉に代表されるように同質化することをよしとしてきましたので、多様性の尊重は私たち一人ひとりが常に意識して今までの習慣や常識に囚われないようにする必要があります。
 
違いを興味深いと考え、もっと知ろうと考える思考、違いが力に変わる、そうした時代を作っていきたいですね。
 
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また結びには、「そして森さんにはこれまで日本のスポーツ行政にご尽力頂いたことに深く感謝します。」と締めくくっています。
 
誤解なきよう、全文をご紹介させていただきましたが、私は自分自身の中にこうした考えを軸として持っておきたいと思います。
 
決して皆さんに押し付けることはしませんが、こうした考え、見方があることをご参考までお知りいただければ幸いに存じます。
 
さて、話しは変わり、昨日は休暇をいただき、「観光」についてスキルアップのための学びと気付きの場に参加してまいりました。
 
ひとつめは、以前に個人的に申し込みをしました「日本遺産ガイド養成講座(未経験者コース)」。
 
これは、昨年日本遺産に登録された「海を超えた鉄道 〜世界へつながる鉄路のキセキ〜」、いわゆる鉄道遺産とエピソードをより発信、活用していくべく長浜市・敦賀市・南越前町観光連携協議会さんが近畿日本ツーリストと協力(委託)し企画されたもの。
 
3回コースの第1回目は、ニューサンピア敦賀の会議室で行われ、ざっと20名を超える程度の参加者が集うなか開催されました。
 
いざ会場に行ってみると、あれよあれよと知ったお顔が4、5名いらっしゃりビックリ。
 
参加のきっかけは様々でしたが、こうして敦賀の鉄道遺産を自分でも広めていきたいとの思いを共有していることを大変嬉しく感じました。
 
この日は、近畿日本ツーリストの全国通訳案内士の女性ガイドさんを講師とし、観光ガイドの魅力や活動の意義、接遇マナー研修など、ガイドとしての基礎知識を約2時間に亘り学習し、非常に細やかな準備・配慮なくば成り立たないものであることを学びました。
 

 
また、「日本遺産ガイド」となるためには、文化庁の考える「日本遺産」を理解し、紹介することができるなどの4項目の条件があり、つまりは、旅行者と直接接する「プレーヤー」(実技者)であるとのこと。
 
観光ボランティアガイドは、「社会的意義と自分事としての意義を掛け合わす」こと、「郷土の良さを知らせる=地域活性化=次世代のために×自分の心も体も健康に→ゆたかな人生」につながること、さらには、高まるガイドのニーズは「地域活性化、ひいては日本の未来」までの魅力と活動の意義があるともありましたので、是非その意義に沿う形となるよう、他の参加者の皆さんとともに研修に励みたいと思います。
 

 
ふたつ目は、福井市の宝永庁舎にある「(公社)福井県観光連盟」へのヒヤリングと意見交換。
 
以前より活動を続けています「嶺南未来構想会議」の取り組みとして依頼をさせていただいたところ、先方様にはふたつ返事でお引き受けいただき、こちらも大変ありがたい限り。
 
この日は、本構想会議の考える現時点での嶺南未来構想をプレゼンさせていただいた後、福井県観光連盟さんからの事業概要説明、今後の取り組みなどをお聞きしました。
 
連盟としては、北陸新幹線敦賀開業が1年遅れることとなったが、「倍返し」(良い意味です)する気持ちでいることや、「民間からの発想、全国目線、顧客目線」を意識して取り組みにあたっているとのこと。
 
昨年からは、「観光地域づくり推進事業本部」を設置し、稼ぐ感覚、地域で稼ぐ力を興していこうとしていることや、具体的な事業実績として、コロナ禍で行った「ふくいdeお泊まりキャンペーン」は、県民の皆さんが福井県内を観光することにより、今まで知らなかった福井の良さをさらに知ることができたとの多くの声を受けていること、インスタフォトコンテストでは、第1弾が6,600件、第2弾が7,600件と多くの方が参加され、県民皆で情報発信していく機運にもつながったとのことで、これら以外にも他種の事業展開を図る中で、その成果や評価まで知ることができたことは大変有意義でした。
 
嶺南地域の活性化に向けては、構想会議が掲げる「海・自然」を活用していく点にご賛同いただいたうえで、「その価値を行動に変えていく」、「受け入れる側が前向きなコンセプトをもって、この自然を守るためにこんなことをやっているという事実があること」が大事な視点ともアドバイスいただきました。
 
つまりは、地域の人にとっては、大切なものを守るために貢献できる場所、そうした大事にしている場所だから外の方も共感してもらえる。
 
そんなふうに理解をしたところであります。
 
意見交換の場は、双方からの建設的質疑で大変盛り上がり、予定時間を大幅に超過してしまい、連盟の皆さまにはご迷惑をお掛けしてしまいましたが、昨日生まれたつながりとパイプを大切に、今後とも連携いただけますようお願いいたします。
 
こうして「観光」の視点から「まちづくり、人づくり」を考える1日となりましたが、私にとっては気付き、ヒント満載の日となりました。
 
「観光」の語源は、中国の儒教の経典である四書五経のひとつ「易経」にある言葉から成り、「国の光を観る」、つまりは、国や地方の良いところや良いものを見せる、見てもらうとの意。
 
そうした「観光」も時代の変遷に合わせ様々に変化・進化をし、今日的な視点としては次のようになっています。
 
〜観光3つの意義〜
①平和をもたらす意義【観光と平和の深い縁】
②産業としての意義 【観光は大きな産業】
③まちづくり、人づくりの意義【住んでよし、訪れて良しの地域づくり】
 
私の中で最も大きな意義は③。
 
昨日学んだことも糧とし、自ら行動することで役割を果たしていきます。

得たもの多き「港都つるが」に関する所管事務所調査

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昨日のブログで最後に写真掲載しました常宮神社の「ロウバイ」。
 
ちょうど昨夕、テレビの地元枠でも「これからが見ごろ」と取り上げられていたそうです。
 
小さくとも鮮やかな黄色の花は、海岸線にある神社の雰囲気とも相まって何とも心優しい気持ちになるもの。
 
こうして寒い冬に頑張って咲く姿は、春の訪れを待ち厳しい冬を過ごす北陸人の姿と重なるような気もします。
 
と感じ方は様々かと存じますが、これからが見ごろということですので、是非ご覧に行かれてはいかがでしょうか。
 
さて、話しは変わり、昨日は敦賀市議会の産経建設常任委員会にて所管事務調査を行いました。
 
所管事務調査とは、その名の通り、委員会が自主的にその委員会が所管する事務について行う調査のことで、地方自治法第109条第2項に「常任委員会は、その部門に属する当該普通地方公共団体の事務に関する調査を行い、議案、請願等を審査する。」と規定されていることに基づくものです。
 
つまり、常任委員会の発議によって、市政の各分野における課題の解決に向けて調査を行い、提言を行うことにもつなげるとの意味合いがあり、この日は、以前からの当委員会での議案審査において、運営方針や事業、資金面などの観点から一度詳しく聞く必要があるのではとしていた、まちづくり会社「港都つるが株式会社」について調査を行ったところです。
 
「港都つるが」の印象を悪くしてはいけませんので、誤解なきようお断りしておくと、以前のリラ・ポートの時のように何か不正の疑いがあるとかいうものでは全くなく、多岐に亘る「港都」の事業やまちづくりの方向性、市からの補助金の使われ方などについて理解を深め、今後の審査に生かすことを目的としたものであることを申し添えておきます。
 
所管事務調査は基本、行政に対して行うものであることから、所管する産業経済部の皆さんを始め、「港都つるが」及び「タウンマネージャー」さんには「参考人」として出席いただいたうえで調査項目に従い質疑を進めた訳ですが、一言で言うと相互にとって非常に理解が深まった、内容の濃い調査であったと私は感じました。
 
「まちづくり会社」と言われても、おそらく市民の皆さんは「何のこっちゃ」ということかと思いますが、中心市街地の賑わいづくりや北陸新幹線敦賀開業の受け皿づくりなどを担っていただくとの目的から、平成14年7月に関係企業や団体などの支援を得て設立されたのがこの「港都つるが株式会社」であり、その後は、ビジョンを掲げながら氣比神宮を核とした門前まちづくり、JR敦賀駅前から敦賀港周辺までの商店街空き店舗の活用やにぎわいづくり、まちづくりを担うプレイヤーづくり(人材育成)などに取り組まれてきています。
 
特にタウンマネージャーとして阿部俊二さんが来られてからはエンジンが掛かり、コンセプトとエリアビジョンを据えたうえでスピード感を持って、各事業を進めてきていることが良く分かりました。
 

【港都つるが、タウンマネージャーが考えるビジョンの概略(所管事務調査配布資料より)】
 
実は私、阿部さんには以前に個別にお話しを聞きに伺い、「今あるものを生かす」ことなど考えに大変共通する部分があったことや、昨年11月に開催された港都つるが主催の「地域の資源を生かしたリノベーション」(講演者はリノベーターとして著名な嶋田洋平氏)での講演などを聞き、その方向性や取り組み方にさらに共感したところ。
 
 →→→講演の詳細は11月19日の「やまたけブログ」まで
 
とはいえ、共感するからこそ私自身が疑問に感じていた、
◉行政側と港都つるが(タウンマネージャー含む)のまちづくりコンセプトは合致しているのか
◉役割分担は出来ているのか(特に商店街連携などについて、港都つるがに任せっきりになってはしないか)」
◉「港都つるが」が持続的且つ自主的に事業運営していくための仕組みづくり
◉「新たなプレイヤー」を継続的に支える仕組みづくりの必要性(一過性の開業時の補助金だけでなく、地元金融機関と連携した融資制度など)
◉(投稿後追記)中心市街地活性化など、港都つるがが担う事業に対する成果評価の着眼点や方法
などに関し、調査の中から実態やヒントが掴めたことは大変有意義でした。
 
まだまだ書き足らないところではありますが、こうして常任委員会全体としても認識共有を図れたのではないかと考えます。
 
所管事務調査を行う目的は、今後の当該事業に対する審査能力を高めるとともに市政の課題解決や政策提言につなげていくこと。
 
昨日知り得たことを糧とし、自身もそのように生かすこと、そして何より「今ある地域資源を最大限生かしたまちづくり」に向け、行政や港都つるが、タウンマネージャーに負けぬ情熱を持って、今後も取り組んでいきます。

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