参加チーム大募集!第29回敦賀港カッターレース!

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昨日夜半より吹く、シャッターを叩く強い風。
 
現在は、強風ならびに雷注意報が出ている敦賀です。
 
予報では終日雨、特に夜には強く降ることがあるとあり、雷雨やひょう(雹)にも注意が必要とのこと。
 
この時期に“ひょう?”と思いましたが、調べてみると、ひょうは地上と上空の気温差が大きい季節、つまり春や秋に降ることが多いとあり、突然降ってくるので被害が大きくなる可能性があるとのことでした。
 
なお、ひょうが降る時には、積乱雲が発達するため、「急に真っ黒の雲が近づいてくる」「雷鳴が聞こえる」といった場合はサインと思い、外では頑丈な屋根のある建物に入るよう(車なども然り)、心構えと備えを図っていきましょう。
 
さて、話は変わり、活動に携わっているだけで自然と、青い空、青い海の「夏」を思い浮かべるのは「敦賀港カッターレース」。
 
プライベートで実行委員会に関わるようになってから7年ほどでしょうか。
 
海洋少年団上がりの方や、実行委員会を立ち上げた時のメンバーに比べれば経験が浅い訳ですが、「夏」のイメージと同じく、共通して言えるのは皆さん「明るい」ということ。
 
加えて、私は事務局的な役割を務めていることもあり、実行委員会等で提案する側に立つことが多いのですが、そうした場においても前向きで、物事を建設的に解決していこうという方ばかりで、いつも密かに団結力を感じているところです。
 
「カッター」自体が皆で協力し、息を合わせねば上手く進まないため、それらを経験してきたからこそ醸成された雰囲気なのかとも思う次第ですが、そうして連綿と開催してこられたカッターレースも今年で「29回目」を迎えます。
 

【第29回敦賀港カッターレースの開催チラシ】
 
チラシにあるよう、今年は7月19日(日)に開催することを決め、3月下旬から鋭意準備を進めています。
 
なお、現在は参加チーム募集中ということで、「50チーム」を目標に、今週火曜夜は嶺南ケーブルネットワーク(RCN)での告知収録、昨日夜は敦賀FMの生放送で参加の呼びかけをしたところです。
 

【敦賀FMでの開催告知の様子】
 
昨晩のラジオ告知に関しては、パーソナリティーの方も実行委員会メンバーということで、気づけば公共の電波を通した「普段の会話」に。
 
放送中の約1時間の間、何度も軌道を元に戻しながら(笑)、カッターレースの魅力や内容、今後のスケジュールなどについて説明した上で、市内外からの多くの参加をお待ちしています!と、実行委員会の思いをお伝えしました。
 
前述のとおり、青い空に、青い海、とりわけ太陽の光に照らされる川崎松栄岸壁の通称「コの字水面」は美しく、このシチュエーションのもと開かれる「敦賀港カッターレース」はまさに、敦賀の夏の風物詩。
 
既にご案内が届いている企業や団体さんもあろうかと思いますが、ご友人同士、あるいは職場の仲間や町内単位での参加も大歓迎!
 
初めての方には優しい指導もありますのでご心配なく、ドシドシ参加をお待ちしております!
 
※「先着順50チーム」としていますので、参加されるチームはお早めに申し込みください

「銀河鉄道の夜」に思う「泊まる仕掛け」とは

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【銀河鉄道とピンクムーン(2026年4月2日 やまたけ撮影)】
 
“福井県敦賀市の敦賀駅前商店街振興組合は、商店街に設置されている漫画家松本零士さんの作品「銀河鉄道999」と「宇宙戦艦ヤマト」のモニュメント計10体の夜間ライトアップを3月から始めた。キャラクターのメーテルや古代進などをLED(発光ダイオード)のオレンジ色の優しい光で照らし、商店街のにぎわい創出につなげる。”
 
これは、3月31日付けの福井新聞(嶺南版)に掲載された記事ですが、昨晩ちょうど敦賀駅前で用事があったため、これは見てこねばと、撮影したのが冒頭の写真。
 
 →2026年3月31日付 福井新聞記事『夜の商店街にメーテルや古代進が〝登場〟「銀河鉄道999」「宇宙戦艦ヤマト」像ライトアップ 福井県敦賀市』はこちらから
 
昨夜のピンクムーン(ボケてますが)と重なり、美しく輝く銀河鉄道999のモニュメントは誇らしく、亡き松本零士先生もさぞかし喜んでくれているであろうと、私も嬉しい気持ちになったところです。
 
また、私が嬉しい気持ちになった理由はもう一つ。
 
主体的には敦賀駅前商店街振興組合さんと敦賀市とで話をし、進めてこられたことでありますが、実はこのライトアップに関しては、自身が令和5年第1回(3月)定例会の一般質問で提案したことでもあり。
 
手前味噌ではありますが、時を経てこうして実現していることを嬉しく思った訳であります。
 
この時の一般質問では、「滞在型観光」を視点に置き、2019年11月10日に開催された「北陸新幹線と観光地域づくり」というテーマで、後に鉄道・運輸機構の副理事長に就任され、当時は国土交通省の鉄道局長を務められていました水嶋智様の御講演を拝聴した際に、鍵を握るのは滞在型観光であり、宿泊については朝晩にイベントを催し、敦賀に泊まらないといけない理由をつくることが肝要だという言葉があったことを踏まえて、私なりにいくつかのアイデアを提案したもの。
 
なお、実際に一般質問でどういう言い方をしたかと、議事録検索をしてみると、ライトアップについては次のように発言していました。
 
<やまたけ発言>
 
あと、この前お亡くなりになりましたけれども、松本零士さんの思いとかが詰まったシンボルロードモニュメントの例えばライトアップということでございます。モニュメントのライトアップに関しましては、「銀河鉄道999」でいくと、メーテルや鉄郎はやはり夜空に旅立っていきました。それから「宇宙戦艦ヤマト」につきましては、沖田艦長や古代君が、やはりヤマトに乗って進んでいったのも真っ暗な宇宙の中ということでございまして、ちょっとロマンチックなことを言うかもしれませんけれども、やはりシンボルロードモニュメントは夜に輝くんじゃないかなというふうに私は思うところでございまして、ぜひそういうこともライトを当ててやっていってはどうか
 
ここでいう「ライトを当てて」とは、「照明を当てる」と「スポット(注目)を当てる」の二つの意味を掛け合わせて話したことを思い出しましたが、これ以外にも、
 
◉通年を通してでいえば、例えば朝は敦賀市の水産卸売市場の2階も「競り(セリ)」が見学できるようになっていますので、朝はそちらのほうに行っていただくこと
 
◉例えば夜になりますと本町、これは以前も今も取り組んでいらっしゃると思いますけれども屋台ラーメンストリートにするですとか。
 
◉また、日本百名月に選定されました気比神宮に松尾芭蕉の俳句をかけるということ。芭蕉さんは、おくのほそ道の行程の中で、中秋の名月を敦賀で見るために歩みを進めたものの、残念ながら中秋の名月の日には名月を見ることができず、「名月や北国日和定めなき」という句を残してございます。そうしたことからすると、やはりここにつきましても、芭蕉さんと気比神宮も「夜」というのが一つの切り口になるのではないか。
 
と計4点の提案をしており、「屋台ラーメンストリート復活」は既に、取り組みを進めていくことが決定していることからすると、結果して4打数2安打で「ヒット」していることになろうかと(市が当時の私の意見を踏まえてやってるかは別として)。
 
いずれにしましても、敦賀独自の着地型プログラム開発や今申し上げたような「泊まる仕掛け」をということをどのように進めていくかが重要とし意見した訳ですが、当時の市の答弁では、「着地型プログラム開発につきましては、昨年度(令和3年度)に観光庁の事業を活用し、敦賀真鯛の養魚体験や昆布かき体験などの体験プログラムの造成に取り組みました。」。
 
「(中略)現在は、令和6年秋に開かれる北陸デスティネーションキャンペーンに向けて、様々な視点から観光商品の造成に取り組んでいるところでございます。夜のコンテンツ開発も重要となりますが、広域観光ルートの開発にも力を入れ、トータル的な滞在時間の延長につながるよう観光商品の造成に取り組んでまいりたいと考えております。」
 
昨夜も私と同じように、モニュメントを撮影している観光客やビジネスマンを見るに、この時間、この場所でしか体験、味わえないことに価値が生まれ、「敦賀に宿泊する」理由のひとつになるのは間違いなく、夜のみではなく、先の「セリ」も例に、朝早い時間帯の仕掛けをつくっていくことが肝要と考える次第です。
 
結びに、私が考える観光施策の根幹は「今ある地域資源を最大限生かすこと」。
 
そういった意味で、豊富すぎるコンテンツがある”敦賀のポテンシャル”は計り知れないと、あらためて思う次第です。
 

【毎年参加している原電総連敦賀総支部の「シンボルロードモニュメント清掃」。松本零士先生が、“鉄道と港、科学のまち敦賀”を思い、残してくれたレガシーを今後も大切にしていきます。】

「敦賀ちえなみき大学」が開講 〜「時代と時間」がワープする一日〜   

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開業以来、市内外から多くの来館者でにぎわう敦賀駅西の知育・啓発施設「ちえなみき」。
 
「本屋でも図書館でもない」この空間と存在を、私自身も利用する中で、すっかり自慢の場所に思うところ。
 
なお、「ちえなみき」に関しては、2025年3月21日に開催された「第2回敦賀まちづくりシンポジウム」での『地域の「知のインフラ」をイノベーションする』をテーマにて、この施設が持つ、今後のまちづくりに生かす意味においてのポテンシャルや可能性を大いに感じたところ。
 
シンポジウムで何度も出てきた、“ちえなみき的な”発想や考え方に私自身共感しましたので、ご参考まで過去ブログをご覧いただければと思います。
 
→2025年3月21日ブログ『地域の「知のインフラ」をイノベーションする」はこちら
 
それからちょうど1年が経過した昨日、「ちえなみき」では新たな取り組みが始まりました。
 
取り組みとは、その名も「敦賀ちえなみき大学 -Active Knowledge Commons-」。
 
敦賀市と大日本印刷株式会社及び丸善雄松堂株式会社は、地域の歴史や文化情報の活用による多面的なまちづくりの包括的地域連携協定を本年2月に締結し、取り組みを進めるところ。
 
丸善雄松堂ではその一環として、編集工学研究所と連携のもと、“地域に潜在する知の発掘と共有を行う”ことで、学びを通じて人がつながり、地域内で経済と文化が循環する新しい知の社会インフラを作り出そうと開講されたもの。
 
こう書くと難しく感じると思いますが、「ちえなみき」のホームページに分かりやすく紹介されていました。
 
<ちえなみきHPでの大学紹介>
 
一人ひとりがキャリアや経験の中で
積み上げた知を埋もれさせず
次の誰かに伝える講義を行います。
講師も聴講者(生徒)も地域の皆さんです。
互いに教え合う、まなび合う場を仕組化することで、
誰もが地域社会に貢献するとともに、
健康で活き活きと自己実現ができる場を創ります
 
実は昨年8月末頃、こうした企画を立ち上げていきたいとの話を伺っており、多世代が交じり合う、まさに「知の社会インフラ」につながるものと応援していたところ。
 
14時からの記念すべき開講式では、米澤敦賀市長のご挨拶に続き、主催者からの趣旨説明では、「ちえなみき」の“これまで”と“これから”についてお話あり。
 
会場のちえなみき2階のスタディ&セミナーエリアがほぼ埋まる参加があり、盛大に開催されました。
 

【開講式の様子】
 
その後、第1回の講師には、敦賀市出身でアーティスト、クリエイティブディレクターとしてご活躍されている「ハシモトタカヒサ」さんが登壇され、「パーソナリティーとアイデアの作り方」について講義いただきました。
 
誠に残念ながら、私は予定により、講義後のワークショップ前に中座いたしましたが、「世界はコンセプトでできている」との言葉に始まり、
◉コンセプト=ものごとを貫く観点
◉コンセプトを作ることは、新たな意味を創造すること(ビートルズ、史上初のコンセプトアルバム)
◉「なんのために存在するのか」、今なにを買うのかの前に「なぜ買うのか」の視点が大事
 →スターバックス=家と会社の間にあるくつろげる場所(サードプレイス:第3の場所)
 →エア・ビーアンドビー(世界の民泊ブームの先駆け)=世界中を自分の居場所にする
 →ディズニーランド=気持ちよくなる魔法をかける
◉コンセプトの役割とは、判断基準、一貫性を与える、対価の理由になる → 価値の設計図
◉コンセプトのつくり方
 →step1 現状認識する
 →step2 洞察する(消費者が言っていることではなく、実際にやっていることや隠している感情を観察する)
 →step3 発見する(発見のヒント「動詞を攻略する」)
 →step4 言語化する(いいコンセプトは1行にできる)
◉パーソナリティ(個性)とは、もし人間だったらどんな性格か
◉「なんかいいよね」を形容詞で表現する
 ①誠実・親しみやすさ
 ②刺激・ワクワク感
 ③有能・頼もしさ
 ④洗練・上品さ
 ⑤逞しさ・力強さ
◉パーソナリティ→世界観ができる→伝わりやすくなる
◉発想の飛躍は、ひとりの閃(ひらめ)きから
 
さすが、こうした考えを実践されているハシモト講師とあって、選択する言葉と考え方は大変勉強になりました。
 
こうして開講された「ちえなみき大学」。
 
先のちえなみきHPにあったのは、「次の誰かに伝える講義を行います。講師も聴講者(生徒)も地域の皆さんです。」
 
ジャンルは問わないということですので、皆さまがお持ちの「知」をお伝えいただければ幸いです。
 
※講師に手を挙げていただいた方には、講師を証明する「名刺」がプレゼントされるとのことです。
 
その後、向かったのはプラザ萬象。
 
大学を中座したのは、小ホールで開催の「第44回考古学研究会東海例会」で発表される、越前南部・若狭地域のパート、とりわけ敦賀市の奥村香子学芸員の『敦賀の古代遺跡調査 その現状と課題』をどうしても聞きたかったからでありますが、途中入場するとこちらも盛況。
 
考古学者たちの熱気を感じた次第です。
 

【会場のプラザ萬象小ホールの様子(講演者は奥村学芸員)】
 
奥村学芸員からは、敦賀が古来より海陸の要衝であったことから、古代三関の一つ「愛発関」や渤海使を迎えた「松原客館」、藤原武智麻呂が建立した「気比神宮寺」などが文献等から古代敦賀に存在したと推定される諸施設とあるものの、現在発掘等によって所在地が明らかになっているものは一つもなく、敦賀の古代の状況は謎に包まれているといってよいとの言葉に始まり、結びには、調査・研究を進めるにおいて、敦賀の古代を考える上でのキーワードは、①越前国と気比社の二重権力、②製塩 であるとの話がありました。
 
発表の詳細は割愛いたしますが、古代ロマンに思いを馳せつつ、何とか「敦賀の謎」を発掘できないものかと、大変興味深く拝聴した次第です。
 
プラザ萬象では、お隣の大ホールでは「第2回 ご当地ロボコン全国大会」が開催されており、大人から子どもまで、多数のプログラミングブースなど、こちらも熱気に包まれていました。
 
「知のインフラ」にはじまり、「古代」と「デジタル」が隣り合わせという、どこか「時代と時間」がワープするような、そんな一日となりました。
 

【ご参考まで、ロボコン会場も添付します】

「旧敦賀港線利活用計画」などに関する市民説明会が開催される

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昨日は、敦賀市議会の「新幹線開業後まちづくり特別委員会」を傍聴後、「広報広聴委員会」に委員として出席。
 
夜は、敦賀市主催の市民説明会(旧敦賀港線利活用計画、金ケ崎公園駐車場整備工事)に参加しました。
 
文字どおり、新幹線開業後における、「敦賀まちづくりアクションプログラム」をはじめ、大規模プロジェクトなどを対象に調査を行う特別委員会では、この日もアクションプラグラムに関し、①氣比の杜整備構想、②敦賀港線廃線跡地の利活用、③神楽通り再整備や金ヶ崎周辺魅力づくり事業、敦賀市地域振興プロジェクト支援制度について、市からの現況説明の後、質疑がありました。
 
また、午後の広報広聴委員会では、議会だより次号の作成スケジュールや編集構成、来年度の「議会報告会」について協議。
 
議会報告会に関しては、参加された方からも指摘されている、「参加者が少ない」という従前からの課題を改善することを念頭に、私からは、開催方法や内容をより柔軟に見直すことを提案しているところ、委員の皆さまも思いは同じよう。
 
委員会では、さまざまな議論がありましたが、開催場所や時期に関しては一定の方向性を見出したところです。
 
引き続き、敦賀市議会基本条例に定める「報告会」の趣旨を念頭に、市民にとって身近で分かりやすい議会となるよう検討してまいります。
 
そして午後7時より、プラザ萬象小ホールで開催された市民説明会。
 
会場に入ると、知ったお顔がチラホラとあったほか、複数の市議会議員も参加。
 
敦賀市まちづくり観光部 まちづくり推進課の皆さんが主体で説明会は進められました。
 

【説明会会場の様子】
 
配布、説明された資料は、午前中の特別委員会と同じものでしたが、基本となる利活用コンセプトに始まり、市内既存動線との相乗効果や回遊動線の促進、レール保全・活用のイメージ、敷地全体の植樹計画、アクティブティマップ、今後の整備スケジュールに至るまで、大変分かりやすいもの。
 
この点に関しては、質疑の中で参加者からも評価の声があったところです。
 
すべてをご紹介できないものの、ご参考まで以下3枚のスライドを添付いたします(スライドは特別委員会資料より抜粋)。
 

【敦賀港線廃線跡地の利活用コンセプト】

【3つの広場と周辺エリアとの関係性】

【整備イメージのBefore-After(手筒エリアの例)】
 
私自身、1枚目のスライドにあるよう、「敦賀の文化・生活を紡ぎ営む、地域のぬくもりに包まれたレールパーク」を利活用コンセプトに、自然・環境、歴史・文化、生活・自治の3つの観点から整備していくとの考えには共感するところ。
 
とりわけ、一部は撤去されるのでは危惧していた、貴重な鉄道遺産である廃線敷のレールに関しては、「原則すべて保存する」との考えが示されており、大切に残し、新たな価値を見出すとの“心意気”こそ、市民の皆さまにとっても、歴史や文化をつなぐ大切さや誇りなどにつながるものと考える次第です。
 
ざっくりとした受け止めのみで恐縮ですが、今後のスケジュールにあるよう、来年度には基本設計に入るにあたり、従前のようにワークショップや実証実験が行われるほか、今回のような市民説明会も開催される予定となっています。
 
「鉄道と港、科学のまち」敦賀にとって、誇れる財産のひとつであるこの旧敦賀港線。
 
市民の皆さんのアイデアで、このエリアが「自慢の場所」となるよう、さらに価値を高めていきましょう。

北陸新幹線敦賀開業から2年

ブログ まちづくり 北陸新幹線

式典の日に青空が広がるというのは、天もお祝いしてくれている気になると言うもの。
 
まさにそのような気持ちになった昨日の「神楽通り道路空間整備完成式典」。
 
事業主体である敦賀市の資料によれば、“氣比神宮の参道としての魅力を向上を目指した新たな賑わい空間の創出”として、神楽町1丁目商店街が連なる「神楽通り」(市道2号線)を、市民と観光客の交流の場となるよう、歩道を拡幅し、シンボルである大鳥居を眺望できる、参道にふさわしい景観を持った道路空間をつくることを目的としたもの。
 
総事業費約2.6億円、施工延長約240mの整備が完成し、石田嵩人福井県知事をはじめ、多くの来賓、関係者が集うなか行われた完成式典では、歩行空間の活用はもとより、神楽通りの魅力をさらに高め、賑わいの拠点として敦賀の発展につなげていただきたいなどとの言葉が多くありました。
 
私は、敦賀市議会議員としてご案内をいただき出席いたしたところですが、式典会場から見る風景、一昨日から開催されている「街波祭(まちなみさい)」に訪れる方々の表情からも、今後の神楽通りならびに神楽1丁目商店街の発展を心より祈念した次第です。
 
式典終了後のセレモニーでは、関係者一同によるテープカット。
 
沿道にいた小さなお子さんからお年寄りには色とりどりのバルーン(風船)が配られ、合図と同時に空へ。
 
皆で飛び立つバルーンを眺める素晴らしい式典となりました。
 

【勢いよく青空に飛んでいくバルーンに、皆の期待が込められていると感じました】
 
一夜明け、本日3月16日は、北陸新幹線敦賀開業した日。
 
今日で開業からちょうど2年となります。
 
敦賀開業を迎える直前の心境を綴った、2024年3月16日のブログを読み返しますと、タイトルは『祝!北陸新幹線敦賀開業!〜すべての道は敦賀に通ず〜』とあり、以下のとおり結んでいました。
 
すべての道は敦賀に通ず。
 
「新幹線開業で敦賀は大きく飛躍した」と歴史の1ページに刻むか否かは、現世を生きる私たちに懸かっているとの気概をもって、さらに前進あるのみです。
 
嬉しさと感慨深さが入り混じり、大きく出た感じの言葉に映りますが、気持ちは2年経った今も変わらず。
 
米澤敦賀市長も常々仰っておられるよう、「開業効果」から「新幹線効果の最大化」に向けた取り組みを継続していくことが、真の敦賀の発展、さらには福井県嶺南地方の発展につながるものと考える次第です。
 
なお、私自身、「新幹線開業は目的ではなく手段」など多くのキーワードを学んだ、「新幹線学」研究の第一人者である青森大社会学部の櫛引素夫教授からは、2024年春の北陸新幹線敦賀開業前後に敦賀市民を対象に行ったアンケートの結果がまとまったとして、本年2月に開催した勉強会の中で、「敦賀は終着駅として観光客が増えて喜ばしいが、そろそろ『次』を考えるべきタイミング」と指摘。
 
アンケートの中で、新幹線開業を契機に「何らかのプロジェクトを主体的に企画・実行(予定含む)」している市民が6%にとどまり、約80%が「予定なし」と答えた点を挙げ「アクティブな市民がどれだけ増えるかが一つのポイント。
 
「アクティブな市民がどれだけ増えるかが一つのポイント。新幹線は『魔法』ではなく、新幹線開業を起点に関係者がスクラムを組んで持続的なまちづくりに取り組んでほしい」と語ったとありました。
 
以前に学んだよう、「新幹線効果」とは、地域に住む方々が「自分ごと」としてその効果を実感することにあり、その実感の仕方は様々。
 
答えはあるようでなく、自分たちで作っていくものと認識するところ。
 
開業から2年を迎え、ここからは「ハードからソフト(人)」、ポジティブかつアクティブに、敦賀の「市民力」でいかに盛り上げていくかであり、自身もその一人として尽力するとともに、皆様方のご協力をお願いする次第です。
 

【開業の日の興奮と感動を忘れずに。目指すは「新幹線効果」の最大化。】

市・担当課の意思を感じる「敦賀市ホームページ」

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市議会議員という立場がらもあり、敦賀市のホームページ(以下、HP)をよく閲覧しておりますが、12月25日付のトップページ“トピックス”欄には「65歳以上の高齢者と非課税世帯への商品券の送付について」のタイトル。
 
先の12月定例会において、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金(以下、重点支援地方交付金)を活用した事業として計上された補正予算議案にあったのが「65歳以上の高齢者と非課税世帯に商品券(5,000円分)配布」であり、確か3月を目途に実施したいと言っていたはずが、まさかもう?と思い、クリックすると次のように記載されていました。
 
“食料品等の物価高騰による負担を軽減するため、国の重点支援地方交付金を活用して、敦賀市では下記の対象者に市内で利用できる商品券を送付します。現在、3月中の送付を目指して準備しておりますので、しばらくお待ちください。
 
 →敦賀市HP「65歳以上の高齢者と非課税世帯への商品券の送付について」はこちら
 
「やっぱ、そうやわな」と思うと同時に、少し先になるとはいえ、「早く届けたい」という市・担当課の意思を感じるとともに、配布をされる側にもそうした思いが届くのではと、掲載の意味を理解した次第です。
 
そうした観点においては、同じ物価高騰対応として実施を決定した「消費喚起推進事業費」(今年度も実施している「ふくアプリ」による敦賀市内の登録店舗を対象とした「プレミアム付きデジタル商品券」発行)について、現在実施中のプレミアム商品券の期間が令和8年2月27日までであり、これに続けて、3月中旬ごろには開始したいとありました。
 
こちらは、プレミアム率(現在実施のものは、2,000円で1,000円)の検討等が必要なため、軽々に言えないのかもしれませんが、商品券と同じように、HP上で「やります宣言」をしても良いのではと思ったところ。
 
いずれにしましても、私がこれら事業に賛成した大きな理由は、市の「全世代に迅速に届ける」との考えが基にあったからであり、敦賀人らしい?“奥ゆかしさ”をここでは捨て、その思いを遠慮なく、市民に届けていただきたく存じます。
 
一方、その前日のHP掲載で、こちらもしっかり思いを伝えられていたのが、西日本旅客鉄道株式会社(以下、JR西日本)金沢支社長への要望活動。
 
米澤光治市長は12月23日、JR西日本金沢支社の石原利信支社長に対し、「地域活性化の流れをさらに加速させるためには、玄関口としての機能充実と利用者の利便性向上が必要であり、貴社の御協力・御支援が不可欠と考えています。つきましては、次に掲げました事項について特段の御配慮を賜りたく、ここに強く要望いたします。」と要望書を手渡したことが掲載されていました。
 

【要望活動の様子(敦賀市HPより引用)】
 
<要望事項>
1 敦賀駅の利便性向上への協力
 ・敦賀駅東口(やまなみ口)と西口(まちなみ口)間の駅内通り抜けへの対応
2 北陸新幹線関連施設を活用した地域振興への協力
 ・敦賀駅乗り換えコンコース内の観光案内所における旅行商品等の企画・販売や、体験イベントの開催、お土産等の販売の促進
3 在来線の運行ダイヤ改善及び維持
 ・小浜線を利用する通学・通勤者の利便性向上敦賀発19時台の便の増便
4 新疋田駅の駅名改称
 ・「愛発駅」への駅名改称
 
 →「要望書」(全文)はこちら
 
いずれも敦賀の発展や市民の声を踏まえた重要な要望であり、JR西日本にはこれに応えていただきたいと思うと同時に、市長が地域の代弁者として、意見をしっかり届けてくれていることを心強く感じた次第です。
 
本件は、福井新聞にも掲載されていましたが、敦賀市のHPでお知らせしていることが大事なところ。
 
本日は、私が感じた2つの例を挙げましたが、いわゆる「背中で語る」時代とは違い、今はやってることを発信する時代。
 
市におかれましては、既にそういう意識かと思いますが、前述のとおり“奥ゆかしさ”を捨てて、敦賀市の取り組みや事業に関しては、施策に込めた思いとともに市民に発信いただきたく存じます。

「敦賀市民文化祭」と「氣比の杜整備構想市民ワークショップ」

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文化芸術に触れ、心満たされる。
 
昨日は11月6日(木)から開催の「敦賀市民文化祭」(敦賀市文化協会・敦賀市教育委員会主催)総合展示が最終日ということで、見逃すまいと鑑賞してまいりました。
 

【会場のプラザ萬象入口】
 
会場のプラザ萬象では、大ホールにて写真や絵画、水墨画、書道、工芸、俳句など、小ホールでは小中高生が描いたポスター原画と、いずれも力作ばかり。
 

【作者の思いがこもった力作はすべて見どころ】
 
ジャンルを問わずじっくりと鑑賞した中に、先輩や知人の作品も多く展示されていましたが、こちらは工芸(漆塗)の分野で、現代の名工に学び、全国レベルの賞を数々受賞されている浅賀貴宏さんの作品とともに、敦賀で立ち上げた「敦賀工藝鹿鳴会」の紹介もあり、鑑賞を通してエールを送ったところです。
 


【浅賀さんの作品(上)と「鹿鳴会」の紹介】
 
また、多目的室(市民ギャラリー)では、創作の部として、市内で活動する「hari hari warks(ハリハリワークス)」さんの作品を鑑賞。
 
手芸にフラワーアレンジメント、ワイヤーアート、押し花、水引など、こちらはよくもまあこんな細かい仕事ができるものだと、感嘆の声を挙げながら見て回ったところですが、なんと知人のご姉妹が、水引・つまみ細工の技術で国際平和美術展に出展されるなど、世界的な評価をされていることを知り、その方から直接じっくりお話しを伺うことができた次第です。
 

【水引とつまみ細工で作ったRaruraさんの作品(同じものが国際平和美術展に出展)】
 
こうして気づけば、1時間半ほど鑑賞した訳ですが、冒頭で述べたとおり、文化芸術に触れることは心癒され幸せな気持ち、そして力をもらったところ。
 
「心をつなぐ 世代をつなぐ 文化のちから」の基に伝統文化の継承と発展に取り組むことはもとより、新しい流れにも目を向けながら、文化でつながる親しみのある町へ会員一同で取り組んでいただいている敦賀市文化協会様に敬意を表するとともに、こうした場を提供いただいたことに感謝申し上げる次第です。
 
その後は、北公民館で開催の「氣比の杜整備構想(けひのもり)市民ワークショップ(WS)」へ。
 
氣比の杜整備構想に関しては、これを調査・検討する委託業務「氣比神宮周辺公有地等の利活用方策検討調査業務」の仕様書を見るに、「本業務は、本市の歴史と文化の中心である氣比神宮の周辺公有地等の利活用について、上位・関連計画の整理や市民意識調査などを実施し、得られた情報の整理・分析を行った上で、氣比神宮エリア一帯の魅力をさらに高める「氣比の杜」構想のコンセプト策定及び望ましい導入機能を検討し、利活用方策をとりまとめることを目的とする。」とされており、その一環として、昨日の市民WSも開催されているところ。
 
既に第1回目のWSは10月12日(日)に同じく北公民館で開催されており、2回目の昨日、傍聴に参加した訳ですが、北地区を中心に参加されている皆さんは、高校生から現役世代、ご高齢の方まで、まさに老若男女が集い、どこかアットホームな雰囲気を感じた次第です。
 

【市民WS会場の様子】
 
市のホームページによれば、このWSは、世代を問わず地域で生活するさまざまな方の意見を聞いて、今後のまちづくりに活かすために実施しており、「将来このような場所になったらいいな!」「こんな活動ができる空間がほしいな…」 などの思いやアイデアについて出し合い、今後の“氣比の杜整備構想”の検討に反映していくとあります。
 
昨日のWSでも、自分たちが欲しいもの、観光客目線ではどうかなどが話し合われ、様々なご意見があったところ。
 
ワークショップは全3回開催する予定であり、次回は11月30日(日)。
 
3回では少ないのではないかとの思いはあるものの、こうした機会を通して、氣比神宮やその周辺の現状や課題、将来のあり方などを地域住民自らが考えることには、大いに意味があると思うところであり、注視していく所存です。
 
今朝は時間がなく、この後追記するかもしれませんが、一旦これまでに。。。

まちを挙げてのスポーツイベント「第38回 美浜町民レガッタ」

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本日はまず御礼から。
 
昨日、投開票が行われた以下の選挙について、ご支持をお願いしておりました国民民主党公認の各候補者がすべて「当選」を果たすことができました。
 
◉七尾市議会議員選挙<石川県> 丸山 えいほう(新人)
◉甲賀市議会議員選挙<滋賀県> 若さ 健太(新人)
◉佐賀市議会議員選挙<佐賀県> 草場 けんじ(新人)
◉飯綱町議会議員選挙<長野県> 丸山 麻衣子(新人)
 
党所属議員が不在だった佐賀県に国民民主党の旗を立てることができたことも含め、地方議会の仲間が増えたことに対し、ご支援いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
 
なお、地方議会選挙については、先般お知らせしました神戸市議会議員選挙に加え、昨日告示された高岡市議会議員選挙(富山県)には「中山きんいち」候補(公認・元職)、新城市議会議員選挙(愛知県)には「ふるせ剛」候補(公認・新人)が立候補しましたので、重ねてのご支援、ご声援をよろしくお願いいたします。
 
さて、同じく昨日は「スポーツイベント」の日。
 
地元敦賀市では、ランナーにとって絶好のコンディションの中、「第44回敦賀マラソン大会」が開催されました。
 
敦賀市総合運動公園陸上競技場での開会式では、多世代、そして色とりどりのランナーが集う中、主催者である敦賀市からは米澤市長、来賓代表として敦賀市議会より中野議長がご挨拶。
 
その後の選手宣誓では、この日が誕生日だという小学女児とお父さんが紹介され、見るとなんと、私のすぐ近所に住む、よく知る親子。
 
確かにいつも親子で走っているのを見かけるところでしたが、女の子は堂々と見事に宣誓され、思わず拍手を送った次第です。
 
開会式後は、親子にお祝いのお声かけをしましたが、44回を迎えたこの大会。
 
ランナーの皆さんが、それぞれの目標を達成されることに加え、気比の松原や氣比神宮など、敦賀ならではの景色を楽しみながら走り抜けていただくことを祈念申し上げるとともに、大会の準備運営にご尽力いただいた関係者の方々に感謝の意を表する次第です。
 
本来であれば、その後も出走するランナーをお見送りするところではありますが、昨日はもうひとつのスポーツイベント「第38回美浜町民レガッタ」に敦賀市議会チームとして出場するため、他のメンバーとともに乗り合いで、いざ美浜町の福井県立久々子湖(くぐしこ)漕艇場へ。
 
お隣の美浜町は、今年の滋賀国体で天皇杯10連覇、皇后杯8連覇の偉業を達成した「ボートの町」。
 
その「ボートの町」で開催される「美浜町民レガッタ」は、昭和63(1988)年に福井国体開催20周年を記念し、「ボートの町美浜」として育んできた市民スポーツの底辺拡大を図るために開催され始めたローイング競技大会(レガッタ)であり、毎年10月の第3日曜日に開催されています。
 
今年の参加クルー数は「196」ということで、日本国内で開催される住民参加型のレガッタ大会では最大規模の大会でしたが、30回記念大会となった平成28(2016)年にはなんと、14部門で300クルー以上、2,400人以上が出走した実績を有する大会。
 
この大会に、美浜町議会様より本議会にお声かけをいただき、今回8年ぶりに出場したものであります。
 

【大会前日に行われた開会式会場の様子(美浜町総合運動公園体育館)】
 
大会に向けては、10月8日に一度、久々子湖にてチーム練習をしたところですが、8年前に出場された方のお話で、コックス(舵取り)が難しいと聞いていたとおり、カッターとは比べ物にならないほどの細い艇、漕ぎ方も自体も、座面がスライドすることやオールの軽さなど違いばかりでしたが、何とかレースに臨むまでには仕上げ、本番を迎えたところ。
 
※クルーは、コックスと漕ぎ手(リーダー、2番、3番、バウ)4名の計5名で編成
 
美浜町総合運動公園に駐車をし、湖沿いに出ると、ずらりとテントが並び、皆さん職域や地域単位でワイワイガヤガヤと、まさに「町を挙げて」の言葉がふさわしい規模感と雰囲気を感じました。
 
レースは細かく各部門に分かれ、我々は「交流議会議員の部)」で、美浜町議会、若狭町議会、おおい町議会、津幡町議会(石川県)、大津市議会(滋賀県)、福井県議会、そして敦賀市議会の計7クルーで競うことに。
 
緊張の中でのレースは、スタート直後はややバタついたものの、中盤以降は息も揃い、スピードに乗って4位でゴールしました。
 

【レースを終えた敦賀市議会クルー】
 
優勝した琵琶湖がホームグラウンドの大津市議会、地元の美浜町議会は群を抜く速さで、あっという間に視界から消えたほどでしたが、ゴール後の一体感と心地よい疲労感に、レガッタの楽しさを大いに感じた次第です。
 
レース後は場所を変え、出場した議会すべてが集っての懇親会も行われましたが、これまたレガッタでつながった関係はすぐに盛り上がり、各市町の皆さんと意見交換が図れたことは、私にとっても、他のメンバーにとっても大変有意義なものとなりました。
 
ここまで書きますと、来年の出場も必至と存じますので、敦賀市議会として今後も前向きに参加していければと思います。
 
結びに、お声かけいただいた美浜町議会はじめ、議会事務局の皆様には心より感謝申し上げるとともに、ボートを町技と定めて以降、今や、まちづくりをはじめ地域の活性化を図る場として、さらにはボート競技の底辺拡大につなげるべく、連綿と大会を開催されている美浜町に敬意を表する次第です。
 
まさに、スポーツを通じてまちを活性化させ、郷土に誇りを持つ。
 
隣町にある良きお手本を参考に、わが町の取り組みにも生かしていきたいと考える所存です。
 

【今回、レガッタに参加した敦賀市議会チームのメンバー。皆様お疲れ様でした。】

大型クルーズ客船寄港と「おもてなし」の文化

ブログ まちづくり

朝夕に加え、先週末あたりから日中の気温も下がり、気象庁の観測データによれば、昨日の最高気温は25.6℃(14時06分)
 
「真夏日」の三文字も聞かれなくなり、ようやく残暑ともお別れといったところでしょうか。
 
一方で感じるのは、風の強い日が多いこと。
 
昨朝も名子にて辻立ちをしていると、ポールスタンド(水を入れるタイプ)に差したのぼり旗が倒れるほどの強風。
 
辻立ちは、旗を握り締めて行いましたが、後で調べると、その時間帯の風速は6.6m/s(気象庁データ)とあり、昨日の最大瞬間風速は16.7m/s(13時14分)であったとのこと。
 
今も5m/s程度の風が吹き続けていますが、この程度ならまだしも、台風だけは来ないでと願う次第です。
 
さて、「朝活は三文の徳(得)」と勝手に思い、活動しておりますが、昨日はまさに驚きと嬉しい出会い。
 
辻立ちをしている最中、ふと後ろを振り返るとなんと、大型クルーズ客船「ダイヤモンド・プリンセス」が、まさに「ドーン!」と登場しているではありませんか。
 

【敦賀湾を進む「ダイヤモンド・プリンセス」】
 
決して大袈裟ではなく、遠近感覚がおかしくなったかと思うほどの巨大客船に、一緒に立ってくれている方としばし、感嘆の声を挙げたところです。
 
総トン数 115,875トン、全長290m、乗客定員2,706人を誇るクルーズ船は、近くで見たこともあるものの、こうして優雅に湾を進む姿には中々出会えないところ、昨日は朝から「得」を感じた次第です。
 
客船はその後、鞠山南岸壁に着岸し、世界各国の観光客たちが、夕方の出航まで、敦賀のまち歩きを堪能されました。
 
現地でのおもてなし、にぎわいの様子まで見に行くことはできませんでしたが、ニュースを拝見するに、自作のパンフレットを配る敦賀気比高校の生徒たち、氣比神宮の大鳥居の前では、ボードを持って観光ボランティアを務める東浦中学校の生徒たちが、「フライドポーク ソースカツ丼 ベリーフェイマス」などと、地元の魅力を一生懸命アピールする様子が映っていて、微笑ましくも貴重な機会になったものと感じました。
 
また、おもてなしを受けるイギリスの方はインタビューで、「子どもたちが英語で話してくれて、どこでも若い子が助けてくれるよ」「すばらしいわ」との言葉。
 
フィリピンから来られた方は、「日本人はとても優しくて、道が分からなくても止まって教えてくれる 日本はホスピタリティの高い国だと思う みんなとても助けてくれる」との感想がありました。
 
なお、ダイヤモンド・プリンセスは7月にも敦賀港に寄港しており、この後も10月29日、11月7日と、今年は合わせて4回の寄港(ダイヤモンド・プリンセス以外も合わせると計9隻が寄港)。
 
1回あたりの経済効果はおよそ4000万〜5000万円と試算されていますが、こうした地元経済への効果はもとより、先にあったよう、若い皆さん方をはじめ、地元の皆さんのおもてなしによって、敦賀のイメージアップが期待されるところです(おもてなしに参加していない立場で申し上げることをご容赦ください)。
 
敦賀は言わずと知れた、古から大陸とつながる港を有するまち。
 
であるからこそ陸路が拓け、海陸の要衝、都との結節点となり、『古事記』では、「百伝(ももづた)ふ 角鹿(つぬが)」との言葉で登場する「敦賀」。
 
こうした土地柄から、古来より自然と、「おもてなし」の文化が根づいているのであろうと、ニュースのシーンに思いを馳せた次第です。

第2回 敦賀市市営住宅のあり方検討委員会

ブログ まちづくり

単身世帯の増加、持ち家率の低下等が進む中、今後、高齢者、低額所得者、障害者などの「住宅確保要配慮者」の賃貸住宅への居住ニーズが高まることが見込まれている一方で、賃貸人の中には、孤独死や死亡時の残置物処理、家賃滞納等に対して懸念を持っている方が多くいる状況を踏まえ、令和6年の通常国会において、誰もが安心して賃貸住宅に居住できる社会の実現を目指して、『住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律(住宅セーフティネット法)』が改正されました(施行は令和7年10月1日)。
 
本改正を受け、敦賀市においては、住宅確保要配慮者の民間賃貸住宅への円滑な入居を促進するため、必要な措置について協議することにより、福祉の向上と豊かで住みやすい地域づくりに寄与することを目的とし、令和6年5月27日に敦賀市居住支援協議会を設置し、以降、2回の協議がされているところ。
 
ここで言う「セーフティネット住宅」とは、基本的に民間賃貸住宅の制度を指すものですが、公共の市営住宅などが、どの程度まで「住宅確保要配慮者」の受け皿を担うべきなのかは、自治体によって考えが分かれるところ。
 
そうしたなか、敦賀市においては、公共施設そのもののあり方、市の現状や課題の観点なども勘案した形で、「敦賀市市営住宅のあり方検討委員会」による議論が進められており、昨日開催された「第2回」の委員会を傍聴してまいりました。
 
委員会は、学識経験者として大学准教授や弁護士、不動産鑑定士、市民団体代表として敦賀不動産業会、敦賀市社会福祉協議会、行政や市職員の計9名で構成。
 

【傍聴者にも配布された委員会資料】
 
議題ごとに、方向づけられたポイントのみ以下記載いたします。
 
(1)今後の管理運営手法の検討について
 
<市営住宅の現状と課題>
 ①管理戸数の適正化 → 維持管理費の経費負荷
 ②建物老朽化の進行 → 修繕箇所、案件の増大
 ③入居者の高齢化 → 団地コミュニティ機能の低下
 ④入居率の低下 → 応募倍率の低迷
 
◉現状、市による直営で対応しているが、対応に限界が生じてきている
◉市営住宅を今後、効率的、安定的に管理運営していくための方向性として、包括的な管理運営手法である「指定管理者制度」の導入も考える
◉福井県は、地元不動産団体等による指定管理者制度導入済
 
一気に指定管理者制度に行かなくても、見守りや夜間対応など、個別の事業者と提携して対応することもできるのではないかなどの意見はあったものの、既に実施している事項も含め、包括的に管理する方が入居者にとっても良いかと考えるなどの回答があり、結果、委員会として「指定管理者制度導入の方向で進めることを了」とする。
 
(2)敦賀市公営住宅等長寿命化計画の改定について
 
<計画改定のポイント>
・目標管理戸数の設定 → 2050年時点の目標管理戸数を「922戸」とする旨、決定
・各住棟別の事業手法を設定
 
①適正な管理戸数の設定について
②建物の方向性(事業手法)の見直しについて
 
・建て替えの際には、エレベータ設置を(高層階の入居率にも関わる)との意見
・清水、新津内は市内の中でも地価の高いエリア。地価の安い郊外の土地で建て替えることは考えていないのかとの意見に対しては、居住誘導区域内に建てることが考えにあるが、ご意見の点も検討する。
 
(3)敦賀市市営住宅の入居資格の検討について
 
①同居親族要件について
・事務局としては、廃止でも問題ないかと考える(単身世帯受入による入居率増加にもつながる)
  →廃止の方向で決定
 
②連帯保証人要件について
・事務局としては、連帯保証人に自然人だけでなく、法人(債務保証会社)も含めることで見直してはどうか
 →これに関しては、以下のように意見が分かれたため、意見も踏まえ、もう一度検討する(継続協議)こととなった
(挙げられた意見)
・生存権の保証に関わるものであり、対価を徴収できるか否かを優先すべきではない
・セーフティーネットとしての最低限のサービスであり、見直す機会がある中で、なぜ廃止しないのか
・民間賃貸住宅の家賃保証では、76%が債務保証会社を利用している。現実の管理として、保証人の保証能力が低下(高齢などにより)したり、亡くなることも考えると、自然人よりも債務保証会社の方が、現実の管理として良いのではないか
・県の場合は2名の連帯保証人を求めている(生活保護の方は1人)
 
③市税完納要件について
・事務局としては、撤廃を考えている → これを了とする
 
以上が、委員会の内容となります。
 
各界から出席された委員の皆さんの意見を拝聴しつつ、意外やすんなり話が進むものだなぁと傍聴する中で、(1)に関しては非常に大きな方向性が示されたもの、(3)の入居資格に関しては、従前の議会であった答弁と考えを変えていることに、特段の留意をしたところです。
 
次回の委員会は11月に開催とのこと。
 
昨日は、同じ会派の議員も傍聴していたため、これらの議論を踏まえ、会派内でも話し合ってみたいと考えます。

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