「START UP BASE」始動 〜地域づくりは人づくり〜

ブログ まちづくり

クリアな青空とまではいかないものの、天候に恵まれた昨日。
 
午前中は原電総連敦賀総支部の社会貢献活動「シンボルロードモニュメント清掃」、午後は「敦賀防衛懇話会」の役員会議、夜は「敦賀市文化協会総会」と内容の濃い一日を過ごしたところです。
 
それぞれにご紹介したいことがありますが、かれこれ15年以上続く、私にとって思い入れのある「モニュメント清掃」には、お子様連れや若手組合員が多く集い、宇宙戦艦ヤマトや銀河鉄道999等、28体の像を磨くとともに、先般設置された「クリアランスポット」(日本原電の東海発電所から出たリサイクル金属により製作)の汚れ落とし、お花への水やりを行いました。
 
1999年の敦賀港開港100周年を記念し設置された、「鉄道と港のまち」そして、原子力発電ともつながる「科学都市」敦賀を意味するこのモニュメント。
 
監修された故松本零士先生にも思いを寄せて、今後も活動の意味合いを共有しながら、皆で大切にしていきたいと思います。
 
さて、そのようななか、どうしても顔を出したかったのは「やまたけNEWS」の作成でいつもお世話になっている会社さんの新事業内覧会。
 
新事業とは、いわゆる「シェアキッチン」で、その名も「START UP BASE(スタートアップベイス)」(以下、スタベ)。
 
同じビルにある空き店舗を改修し、着々と準備を進める様子がinstagramのストーリーなどにアップされており、日に日に仕上がっていく姿を楽しみに拝見してきたところ。
 
関係各所への営業許可申請なども済んだとのことで、いよいよ昨日内覧会が開催されました。
 

【通り沿いに掲げられた「スタベ」の看板(シブイ)】
 
この「スタベ」。
 
お店の説明資料をそのまま転記しますと、
 
<身軽にスタート>
◉お店を始める時は多額の初期投資がかかりますが、スタベは施設使用料のみでOK(水道光熱費も使用料に含まれます)。
◉飲食店営業の営業許可(菓子製造を除く)の条件をクリアした本格的な業務用厨房で、すぐに営業を開始できます!
 
<あなたの店名で営業>
◉あなたのオリジナルの店名で営業していただけます。
◉一般の店舗のようにショップカード、看板やSNSでの宣伝も可能です。
 
<デジタルサイネージで宣伝>
◉店舗の道路沿いにデジタルサイネージを設置(5月設置完了予定)
◉リアルタイムに情報を発信いたします。
 
なお、利用は「1日単位」で、昼と夜の入れ替わりはなし。
 
利用料金はなんと。
◉平日 8:30〜21:30 6,000円
◉金・土・日・祝祭日・祝祭日前日 9,000円  ※いずれも税別
という破格の値段となっています。
 
私がお伺いしたのは昼二番の時間帯でしたが、既に2組のお客さんがおられたほか、instagramを拝見すると一日を通して本当に多くの方が訪れたようで、私も嬉しく思った次第です。
 
なぜこうして紹介するかと言えば、それは地域の「人づくり」のためのスペース、チャンスを提供する場所だから。
 
ここでチャレンジされた方が、違う場所で開業し、そこに新たなお客さんが来る。
 
そうした役割が果たせればと語る、事業主さんの思いに大いに共感するとともに、まさに「地域づくりは人づくり」の考えと合致する場所がこの「スタベ」と思ったところ。
 
正式なレンタル開始は、5月1日からとのことで、同社のwebサイト、SNSにて報告するとのことでした。
 
最後に、「スタベ」のパンフレットにあった言葉を掲載します。
 
この呼び掛けにあるよう、「スタベ」で「一歩」踏み出してみてはいかがでしょうか。
 
ずっとやりたいと、思ってたこと。
どうせ無理だと、思っていたこと。
まずは一歩、踏み出してみませんか?
 
あなたのための小さなお店が、
ご用意できました。
 
(いくつか店舗の紹介写真を掲載しますので、ご参考まで)

【ピンクの階段とのコントラストも鮮やか。夜はまた違った雰囲気になります。】

【入口から見た店内。カウンターの各席にコンセントが付いていて、細かな点まで配慮。】

【奥側から見た店内。暖色灯がやわらかな雰囲気を醸し出しています。】

【厨房最大の売りは「スチームコンベクション(通称スチコン)」。蒸気で揚げ物やご飯まで炊けるという優れもので、試食した唐揚げは大変美味しかったです。】

「百穀春雨」と「北陸新幹線」

ブログ まちづくり 北陸新幹線

今日からは、春の最後の二十四節気「穀雨(こくう)」。
 
4月19日(金)から5月4日(土)までが穀雨の期間で、この後は、いよいよ夏の始め「立夏」となります。
 
穀雨とは「春雨が降って百穀を潤す(百穀春雨)」との言葉通り、この時季に降る雨は様々な穀物を育ててくれる「恵みの雨」であることを意味しています。
 
やや強引かも知れませんが、まちづくりに置き換えると、この穀雨とは新幹線ではないかと。
 
迎えた新幹線によって、様々な分野に賑わいと潤いが広がり、実り豊かな敦賀に成長することをイメージする次第です。
 

【先日撮影した水が張られた近所の田んぼ。田植えの準備も粛々と進んでいました。】
 
さて、その新幹線開業効果により、駅前通りを中心に市内の観光スポットにおいても訪れる方が増加しているところ。
 
開業前より、課題は駅を降りてからの「二次交通」と置くなか、敦賀市内では3月16日の開業以降、各種サービスが始まっています。
 
これに関し、敦賀市のホームページには、以下3点の情報が掲載されていましたので、皆様とも共有したします(詳しくは、それぞれのリンクよりご覧ください)。
 
①バス運賃半額キャンペーン(交通系ICカード利用限定)
 
交通系ICカードでバス運賃をお支払いいただくと半額(大人100円、こども50円)となるキャンペーンを実施中です。
 

【キャンペーンのチラシ(敦賀市HPより引用)】
 
 →敦賀市HP「バス運賃半額キャンペーン」はこちら
 
②ぐるっと敦賀周遊バス臨時増便(土曜・日曜・祝日限定)
 
タイトルのとおり、土曜・日曜・祝日に「ぐるっと敦賀周遊バス」の臨時便を運行しています。

【臨時便のダイヤ(敦賀市HPより)】
 
 →敦賀市HP「ぐるっと敦賀周遊バス臨時増便について」はこちら
 
③Tsuruga Maas Cardの販売(バス・自転車1日共通パス)
 
バスとシェアサイクルが1枚のカードで乗り放題となる1日共通フリーパスを販売しています。こちらは「敦賀旅」にぜひご利用とあります。
 

【キャンペーンのチラシ(敦賀市HPより引用)】
 
 →敦賀市HP「Tsuruga Maas Cardの販売について」はこちら
 
ご紹介は以上となります。
 
観光客向けと思われるかもしれませんが、実際利用してみると、普段のマイカー利用では見えない風景があったりと楽しいものですので、市民の皆さんもぜひご利用いただき、感想やご要望など教えていただければ幸いです。
 
現在、敦賀市では、地域に適した公共交通体系の構築に向けた「地域公共交通計画」を策定中ですが、市民にとっての利便性向上と新幹線開業による観光客の円滑な市内移動との相乗効果が得られるよう構築することが肝要と考えるところ。
 
こうしたことこそが「真の新幹線効果」かと認識するところですが、冒頭に述べたよう、「恵みの雨(新幹線)」を、まちにとっての「百穀の潤い」につなげていかねばと思う次第です。

福井も敦賀も「らしさ」が大事

ブログ まちづくり 北陸新幹線

北陸新幹線が県内開業してから約1ヶ月が経とうとしていますが、福井駅に訪れたのは開業日の1度だけ。
 
その日はトンボ帰りしたこともあり、ニュースなどで流れる駅周辺の様子を体感にと、昨日は妻と福井へ出掛けてきました。
 
交通手段は「ハピラインふくい」を利用。
 
敦賀駅の「まちなみ口」(西口)では、相変わらず自動券売機に並ぶ人の列を確認しつつ、スマホ(Suica)で改札を抜け、福井駅ホームへ。
 
ここでまず驚きは、3両編成の車両が立ちが出るほど満員で、途中ちょうど空いた席に妻は座れたものの、福井に近づくにつれ乗車客が増す状況に変化を感じたところ。
 
福井駅に到着し西口を出ると、ハピテラスでは、北陸新幹線開業と能登の被災地支援の目的を合わせた、北陸3県の134銘柄を飲み比べるイベント「春の新酒まつり2024」に多くの人。
 
また、新しくできたFUKUMACHI BLOCK(フクマチブロック)では、「福井の食」が集まる複合施設「MINIE」が大盛況で、老若男女を問わず、食に集う姿がありました。
 
JR福井駅高架下の「ふくい屋台村」は準備中の店がほとんどであったものの、福井では高架下を駐車場としても使用するなど、空間利用について参考になった次第。
 
なお、福井駅構内では、お土産や飲食街が連なる商業施設「くるふ福井駅」もごった返すほどの人のほか、恐竜たちと出会える「展望テラス」にはお子さん連れのご家族、おじいちゃん、おばあちゃんも多く訪れ、笑顔があふれていました。
 
ちなみに、昼食は「くるふ福井駅」の通路沿いにあるお寿司屋さんで。
 
地の食材を使った「回転していない」お寿司はもちろん美味しかったです。
 

【展望テラスでハートを描く恐竜。この向こうは新幹線ホーム(7号車あたり)で、皆さん手を振って出発を見送っていました。】

【福井駅構内の東口側。奥は単なる階段かと思いきや休憩場所と兼ねているなど、ここにもアイデアがありました。】
 
こうして周辺散策をし、大変多くの賑わいを目の当たりにする中で、いわゆる「とんがった」恐竜を多用するなど、福井は福井らしさを発揮して開発に取り組まれていることが良く分かった次第です。
 
一方、古くから続く「ガレリア元町商店街」や老舗の「だるまや西武」は閑散としており、この界隈との相乗効果を生み出す取組には注目しておきたいと思います。
 
この後は、帰りも満員の「ハピライン」に乗り(座れました)帰路につきましたが、福井県が11日に発表した、北陸新幹線県内開業後、3月末までの16日間の観光客入り込み状況では、県内新幹線駅周辺(新設の越前たけふ駅を除く)の来訪者数は、前年同期比30.5%増の延べ38万2千人。
 
このうち関東圏からは同67.8%増の7万1千人が訪れ、他地域からの来訪者に比べて大幅に伸びたとのこと。
 
なお、新幹線駅周辺の来訪者数は、大手通信事業社のデータを基に県が推計したもので、新幹線駅周辺の来訪者数が最も多かったのは関西圏で前年同期比18.4%増の13万2千人。中京圏は同30.8%増の4万7千人で、関東圏に次ぐ伸び率だったとあり、こうして得られるデータも頭に入れておかねばなりません。
 
敦賀に帰った後は、金ケ崎緑地へ。
 
先の県発表で前年同期比37.8%増の入り込み客数となっている「赤レンガ倉庫」周辺には賑わいがあり、緑地にも多くの方が訪れ、ここでは何をするではなく、海を眺めての散歩や子どもとのボール遊びなどに興じている姿がありました。
 
この風景と雰囲気は「敦賀らしさ」を代表するものであり、今後も大切にすべきもの。
 
今後の開発にあたっても十分に留意です。
 

【いつものボードデッキから引いたアングルはこちら。大陸につながる拠点はここ敦賀であったことが示されています。】

キーワードは「居場所づくり」と「ネットワークづくり」 〜地域共生社会推進セミナーに参加〜

ブログ まちづくり 北陸新幹線

北陸新幹線敦賀開業から1週間の昨日。
 
敦賀市を中心に、嶺南地域や南越前町までの経済団体、自治体議員らで構成する「北陸新幹線敦賀開業促進期成同盟会」の祝賀会がサンピア敦賀にて開催され、関係者一同で開業を祝い合いました。
 
当初の目的を果たした本同盟会はこれにて役割を終え、今月末をもって解散することが決まっていますが、1972年に前身の組織を立ち上げてから約半世紀。
 
改めて、悲願達成に向け取組まれた諸先輩方に感謝する次第です。
 
その後は、「令和5年度 第2回 地域共生社会推進セミナー」のため、あいあいプラザへ。
 
こちらは先般、このブログでもご案内したものでありますが、会場に着くと既に多くの市民の方がお集まりになっており、関心の高さを感じたところです。
 
セミナーでは冒頭、池澤副市長からのご挨拶の後、福祉保健部地域福祉課地域共生社会推進室係長の藤井氏より、敦賀市の「地域共生社会推進の取組みについて」ご紹介がありました。
 
ざっくりとしたメモで恐縮ですが、お話しの内容は以下のとおり。
 
<地域共生社会とは何か>
簡単に言うと、困った時はお互いさまの精神で気軽に助け合いができる社会。
 
<地域共生社会が求められる背景>
制度の狭間に落ちるケースの存在(8050問題、ヤングケアラーやダブルケアなど)が増えてきていること
①敦賀市のひきこもりは約744人(15〜39歳:315人、40〜64歳:429人)
②人口減少・少子高齢化による地域社会の担い手不足
③家族の支援力の低下(高い高齢者の単身、夫婦世帯が増加している)
④地域で支え合う力の低下。敦賀市のアンケートでは「近所付き合いは挨拶程度」が44.8%。また、孤独や孤立を「常に」、「しばしば・時々」、「たまに」あると回答した割合は30.9%。年齢別では30代が多いとのこと。
 
<敦賀市の取り組み>
・2022年11月「第4回地域共生社会推進全国サミットinつるが」の開催。参加者627人(市内260人、市外367人)
・重層的支援整備事業を令和5年から実施(包括的相談支援事業、多機関協働事業)。つるがつなぐ会議も開催。
・アウトリーチ(自宅訪問等)による支援は、述べ件数で107件(令和6年1月末)。
・チームアプローチ支援の「つるがつなぐ会議」関係では、件数18件(同)。
 
<地域共生社会の実現に向けて>
・専門職によるつながりを続ける支援+地域住民の気に掛け合う関係性をいかに構築していくか。
 
また、その後は、市内で活動されるお三方からの事例紹介に続き、パネルディスカッションが行われ、敦賀市福祉保健部特任部長の大原氏をコーディネーターに、敦賀温泉病院理事長、一般社団法人青空代表理事、社会福祉法人二州青松の郷所長の3名が登壇。
 

【パネルディスカッションの様子】
 
Q&A方式にて、3つのテーマについて話しがありました(こちらもざっくりメモで恐縮です)。
 
Q1:敦賀市の地域共生社会を考えるにあたっての「強み」、「良さ」、「特徴」は何か
A1:認知症サポーターが多いこと。福井県は全国で2番目に認知症サポーターが多い県で、嶺南が特に多い。日本の認知症啓発は世界で一番。認知症に対する意識が高く、初期で対応できれば重症化しない。
また、近所付き合いの話しがあったが、自分の住んでいる地域で行っている独居老人宅へのお弁当配布活動では皆さん協力的。きっかけがあれば支え合いができると感じている。
 
Q2:地域共生社会実現のために何が必要か。あるいは何が課題か。
A2:コロナ禍で一層感じたが、地域の交流行事が必要。また、例えば、高齢者対象のサロンに妊婦さんが参加すれば、経験あるお年寄りと不安を抱えた妊婦さん(若い人)のつながりや見守りができるのではないか(子育てや災害対策にも有効)。
包括して言えば、分野や世代を超えてつながるネットワークづくりが必要。
 
Q3:敦賀の地域共生社会の理想像は。
A3:多様性社会の中で、周りの人が、「〜すべき」論で圧力をかけることなく、子育てや認知症などに関しても、それぞれ置かれた背景を知ることが大事。また、自立を求められるが、誰かに助けてもらうこと、一人で頑張り過ぎないことも大事。話せる相手がいることが重要。
制度が縦割りでなく横の連携をもって。自分ごととして支え合うことに参加してもらうこと。基盤・プラットフォームづくりができれば、支え合いもスムーズにできる。
 
こうした話しがあった上で、コーディネータの「まとめ」にあったキーワードは、「①居場所づくり」と「②横のつながり、ネットワークづくり」
 
しかと認識した次第です。
 
主催された福祉保健部の皆様、企画から運営まで大変お疲れ様でした。
 
セミナーを終え、帰りに新幹線駅東口に寄ってみると、駐車場はほぼ満車ながら、多くの声を伺っている「みどりの窓口」や「自動券売機」の混雑は、この時間(16時前)まったくありませんでした。
 
こちらは開業からまだ1週間。現場の実態や課題については、自分の目で確かめていきたいと思います。
 

【ほぼ満車の駅東口駐車場。ぐるり回ると何と「岩手」ナンバーまで。】
 
こうして、ふたつのイベントを終え感じたのは、インフラなどハード整備と地域共生などのソフト面がバランスよく、うまく噛み合ってこそ、「安心で住みよいまち」であるということ。
 
当たり前のことかもしれませんが、その当たり前のことを意識して、引き続き皆さんの声を伺っていきたいと思います。

「こどもの国(屋内プレイエリア)リニューアル基本計画」について説明を受ける

ブログ まちづくり

昨日は、県内市町の人事異動内示があり、敦賀市も発表。
 
米澤市長の談話を拝見するに、「今回の人事異動は、北陸新幹線開業後の持続的な賑わいを目指すためのまちづくりをはじめ、総合計画に掲げた施策の着実な推進や各行政課題の解決にあたり、効率的効果的な執行体制の整備を行うとともに、職員の能力や適性、今後のキャリア形成等に配慮しながら、適材適所の人員配置を行ったもの。」とあり、異動総数は308名、退職者39名であったとのこと。
 
併せて、組織改正も行われ、先の定例会で議決した、まちづくり部署の一元化を図るため、観光部と都市整備部を廃止し、新たに「まちづくり観光部」を設置したほか、財政課を総務部から企画政策部に移管、敦賀病院に「がん診療センター」を設置するなどの見直しがされました。
 
異動に関しては、最も近い議会事務局でも局長を始め2名、また退職では、お世話になった福祉保健部長さんも。
 
異動対象となった皆様におかれましては、新たな部署でのますますのご活躍をご祈念するとともに、退職される皆様におかれましては、これまでの市政発展に対するご尽力に感謝申し上げる次第です。
 
また来週にでも、それぞれご挨拶に伺いたいと思います。
 
さて、そうしたなかではありましたが、昨日午前中は議員説明会が開催され出席。
 
福祉保健部より、「こどもの国(屋内プレイエリア)リニューアル基本計画」について説明を受けました。
 
福祉保健部長の説明を聞くのもこれが最後かと思うと、やや寂しいものがありましたが、説明の内容は将来に向けたもの。
 
この計画は、以前に定められた「敦賀市こどもの国リニューアル基本構想」での基本方針やコンセプトをもとに、屋内プレイエリアについて、 リニューアルの内容や規模、概算事業費、スケジュールなどを策定。
 
保護者の方からよく聞く「子どもの遊び場」に関するニーズに対し、子育て環境のさらなる充実に向け、今ある施設を活用していく観点からも重要なリニューアルとなる訳ですが、説明を伺うに、施設の現状を把握した上で、アンケート調査(市外を含む)やワークショップ、利用者からの意見募集等を行う中で課題整理をし、先行事例の調査もしつつ検討したこと。
 
また、リニューアルの内容に関しては、吹き抜けを活かした、敦賀の身近な自然に出会う「エントランス空間」と遊んで体感できる立体遊具と水槽展示をする「つるがネイチャールーム(仮称)」(旧アトムASOBOランド)が大きな点であり、これに伴う費用や運営管理、今後のスケジュールなどが示されたところ。
 

【「エントランス空間」のイメージ図】

【「つるがネイチャールーム」のイメージ図】
 
その後の質疑では、「つるがネイチャールーム」に設置する「水槽」のサイズや数、人工海水であることに対し、上手く管理ができるのか、ランニングコストが高いのではなどの声が挙がり、理事者側からは必要性や管理面での答弁がありましたが、この辺りは、今後予算化された際には議論になるのではと感じた次第です。
 
なお、「こどもの国(屋内プレイエリア)リニューアル基本計画」の計画本体及び概要版については、以下リンクよりご覧ください。
 
 →「リニューアル基本計画」の詳細はこちら
 
計画されたスケジュールでは、令和7年度(2025年)の10月下旬から3月末まで工事を行い、翌8年度の春の開館をめざすとあります。
 
いずれにしても、気比の松原に近い絶好のロケーション、屋外施設と屋内施設、さらにはプラネタリウムまである「こどもの国」は、自分も子どもと一緒に遊んだ、敦賀市民にとって「思い入れ」と「思い出」のある場所。
 
子ども達はもちろん、お父さんやお母さんの笑顔があふれる施設となるよう、大極的には「子育て環境のさらなる充実」の観点から、その期待感を現実のものにしていかねばと思う次第です。

明日は「令和5年度 第2回 地域共生社会推進セミナー」〜奮ってご参加ください〜

ブログ まちづくり

「東京で見る雪はこれで最後ね」と
さみしそうに君はつぶやく
 
言わずと知れた、イルカさんのヒット曲「なごり雪」の歌詞ですが、昨日降る雪を見て、ふとこのフレーズが浮かんだところ。
 
一般的に「なごり雪」は、春になっても消えずに残っている雪と春に降る雪のふたつ意味があるそうですが、春分の日を過ぎて降る雪は後者になろうかと。
 
「いつまで降るのか」と嘆くもいらっしゃいましたが、雪は北陸の冬の代名詞。
 
「今 春が来て君は〜」と続くヒット曲にかけて、降りゆく雪を「敦賀で見る雪はこれで最後ね」と、ひとり風情を愉しんだ次第です。
 
さて、詩的なことは置き、敦賀市では昨日ご紹介したシンポジウムに続き、明日は「地域共生社会」に関するセミナーが開催されます。
 
敦賀市HPの言葉を引用すれば「地域共生社会」とは、「制度、分野ごとの「縦割り」や「支え手」「受け手」という関係を超えて、地域住民や地域の多様な主体が参画し、人と人、人と資源が世代や分野を超えてつながることで、住民一人ひとりの暮らしと生きがい、地域をともに創っていく社会」のこと。
 
人口減少を乗り越える持続可能なまちをつくるために今、その実現が求められるところあり、ここ敦賀市においては、2022年11月に全国から地域福祉やまちづくりを推進する福祉、医療、行政関係者などが集い、地域共生社会についての理解を深め、その実現に向けた取組みなどを考える「第4回地域共生社会推進全国サミットinつるが」を開催するなど、その後も多面的且つきめ細やかな取組が進められているところです。
 
 →「第4回地域共生社会推進全国サミットinつるが」の開催報告はこちら
 
そうしたなか、明日(23日)は以下のとおり、敦賀市「令和5年度 第2回 地域共生社会推進セミナー」が開催されます。
 
<日 時> 令和6年3月23日(土)13時30分 〜 15時00分(受付・開場 13時)
<場 所> あいあいプラザ あいあいホール
 

 
チラシには、「当日参加募集!」とあります。
 
「誰にもあたたかい」、「ほっとけんまち敦賀」に向け、多くの市民の皆さんにお聞きいただきたいと思いますので、お知り合い、ご近所お誘い合わせのうえ、奮ってご参加いただけけますようお願いいたします。

人生100年時代の「まなび」によるまちづくり・人づくり

ブログ まちづくり

「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、春の彼岸の中日でもある「春分の日」の昨日は「冬の嵐」。
 
敦賀でも強い北風と目まぐるしく空模様が変わる、まさに「北陸の冬」の一日でしたが、青空が覗いたタイミングで散歩に出掛けると、以前に掲載した「つくしんぼ」がすくすくと成長する姿がありました。
 
寒さに負けず、まっすぐ成長する姿に、改めて植物の生命力を感じたところですが、あと10日もすればいよいよ4月。
 
春はすぐそこまで来ています。
 
さて、そんなことを感じながら、昨日午後はプラザ萬象 小ホールで開催された「人生100年時代の『まなび』によるまちづくり・人づくりシンポジウム」に参加。
 
といっても、会場参加の事前申込締切が過ぎていたため、YouTube視聴での参加でしたが、このシンポジウムは、本年2月26日に大日本印刷株式会社及び丸善雄松堂株式会社と敦賀市が締結した「包括的地域連携に関する協定」に基づく事業として開催されたもの。
 
趣旨を拝見するに、「人生100年時代」と言われる今日、キャリアの変容や技術・社会の変化、人びとの心身の健康や幸福追求の観点から、生涯学習やそれを支える地域活動に注目が集まっている。
 
新しい時代に即したまなびの環境づくりが地域社会の持続的な発展において重視される中、本シンポジウムは、地域の「まなび」を支える産官学民の先進的な事例に取り組む関係者に講演頂き、また地域社会の発展を促進するアイディアについて共有し合う場として企画したとありました。
 
敦賀市が主催し、共催に福井大学教育学部・嶺南地域共創センター、放送大学福井学習センター、丸善雄松堂㈱が名を連ねるシンポジウムはまさに、趣旨にある産官学民の取組であり、興味深く視聴した次第です。
 
シンポジウムの前半は、放送大学福井学習センター所長らによる基調講演に始まり、香川県善通寺市、宮崎県三股町からの事例紹介まで。
 
なお、2番目の基調講演では、敦賀市の小川明 都市整備部長が登場。
 
福井大学の嘉瀬井恵子 特命講師とともに「人生100年時代の地域社会におけるまなびの役割」と題し講演されました。
 
小川部長からは主に、駅西エリアのTSURUGA POLT SQUARE「otta」の開発経過や事業スキーム、知育・啓発施設「ちえなみき」のコンセプトや今後の展望など、分かりやすいスライドを用いて説明され、聴講された皆様にもしっかり伝わったものと感じたところです。
 

【敦賀市都市整備部長による基調講演の様子】
 
運営開始から約1年半が経過し、実際「otta」には年間約70万人、「ちえなみき」には同約30万人が訪れており、とりわけ、上記スライドにもあるよう「本を通じて『人』と『地域』と『世界』がつながる」をコンセプトとする「ちえなみき」には、本を目当てとするお客さんのみならず、2階のセミナー&スタディやキッズスペースでは、各種イベントやミーティングなど、市民の普段使いによる賑わいが既に生まれており、コンセプトに即した「知の拠点」になりつつあるところ。
 
ちなみに、私も所属する敦賀の市民歴史団体「気比史学会」でも、オープンスペースで楽しく地域史を学ぼうと、3月31日(日)には、ちえなみきでの「ミニ歴史講座」を予定するところですが、こうして様々なジャンルで「まなび」によって生まれる「つながり」こそ、今回のシンポジウムのテーマにもリンクするものと感じた次第です。
 
また、後半はパネルディスカッション。
 
「まなびによるまちづくりの未来〜『地域文脈のまなび』づくりとその資源モデルを考える〜」をテーマに、正直、内容が深過ぎて会話についていけない部分もありましたが、パネリストさんそれぞれの未来思考で本質的な議論に触れることができたことは、大変有意義でした。
 
結びに、本シンポジウム開催趣旨の最後には、「持続可能な未来を築くための新たな視点の提供、ともに考えるきっかけとなれば幸いです。」とありました。
 
「持続可能」というとついつい経済活動に目がいきがちですが、今回の切り口「まなび」に関していえば、本や芸術、歴史や文化を通じ「人」と「地域」がつながることは、数値で表せない「こころのゆたかさ」を育みながら、人やまちを未来につなげていくということ。
 
そうした考え、視点のもと、敦賀に生まれ、すくすくと育ちつつある「ちえなみき」が文字通り、地域づくり・人づくりの「拠点」となるよう大切にしていきたいと思います。
 

【人と地域、そして世界へとつながる「ちえなみき」(2024年1月11日撮影)。市民の皆さんの普段使いで、そのウイングを広げていきましょう。】
 
(投稿後追記)桜の季節を前に、今はピンクに彩られていました。

「ひな祭り」の日に思う少子化問題

ブログ まちづくり

令和6年度予算案は2日、異例の「土曜国会」で与党の賛成多数により可決され、衆議院を通過。
 
予算案は憲法の規定により参議院送付後30日で自然成立するため、5年度内の成立が確実となった訳ですが、引き続き、参議院側の審議にも注視するところ。
 
一方、敦賀市議会においては、今週3月6日(水)から8日(金)に掛けて「代表・一般質問」が行われますが、先刻締め切った発言通告一覧が議会ホームページに掲載されました。
 
今回は、代表質問に5名(5会派)、一般質問に12名の計17名が通告をしており、以下リンクよりその項目をご覧いただければと存じます。
 
 →「代表・一般質問」の発言通告一覧はこちら
 
なお、私の場合、通告書自体が「シナリオ」に近い作りとなっているため、通告書提出以降に何か大掛かりに作成し直す作業はなく、6日に予定される自身の質問に向けては、補完するデータや資料の整理や想定QAなどの準備をして過ごすところですが、新聞にある米澤市長の予定を拝見するに、昨日、そして今日と「庁内打ち合わせ」。
 
休日返上で答弁対応にあたっているものと推察され、会期日程上仕方ないとはいえ、国会のことを言えないな(働き方改革という観点で)とやや胸が痛む次第です。
 
ただ、こうして対応いただいているのも、議会と真摯に向き合う姿勢があるからこそであり、同時に市勢発展、より良い市民生活のため建設的に議論せねばと思う所存です。
 
さて、そんな3月初めの日曜日は「ひな祭り」の日。
 
我が家の長女は今年24歳を迎え、県外の大学から東京で就職したこともあり、すっかり雛人形を飾ることもなくなってしまいましたが、改めて「ひな祭り」の由来を調べてみると、実は古代中国の「川で身を清めて邪気を払う上巳(じょうし・じょうみ)節」が日本に伝わり、日本古来の「人形(ひとがた)流し」という厄払いの風習と結びつき、さらにそれが平安時代の貴族のおままごとである「ひいな遊び」と組み合わさって、徐々に今のような形になったといわれているそう。
 
ちなみに上巳とは、3月上旬の巳(み)の日のことで、当初は3月に入って最初の巳の日に行われていた上巳節は、3世紀ごろ3月3日に固定されたといいます。
 
子どもが生まれると人形を作って保管しておき、3歳ごろになってから流すという時代もありましたが、時を経て人形が豪華になっていくにつれ、流さずに素早く片付けるようになったとのこと。
 
また、日本で現在のような人口動態調査が始まった明治32(1899)年でも、生後1年未満の子どもの死亡率は15.38%だったとあり、それ以前の子どもが3歳まで生きられる確率はかなり低かったと推測されることから、厄払いの行事が、いつしか子どもの健康と成長を祈る行事になったのも自然な流れかもしれないと言われています。
 
時代は流れ、今や晩婚化や非婚化などの影響により、子どもの数自体が減少し、深刻な少子化を迎えています。
 
今日の「ひな祭り」。
 
「子は宝」をひしひしと感じる昨今にあって、子ども達の健やかな成長を願うとともに、本来趣旨とは異なりますが、その子ども達が将来背負う負担をいかに小さくするか、つまりは少子化の問題を我がこととして捉え、ここ敦賀市でも何を講じていけば良いのか。
 
自身の代表質問項目にも挙げているテーマについて、今一度考えを整理する日にしたいと思います。
 

【我が家のひな人形。来年は飾りますのでお許しを…。】

心に響く「ジュニア吹奏楽友好都市コンサート」

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昨日は「お見事!」と感動したことがふたつ。
 
ひとつは大阪マラソンでの平林清澄選手(国学院大3年)の快走と快挙。
 
平林選手は敦賀のお隣にある美方高校出身であり、箱根駅伝の時も応援している選手ですが、昨日は何と、初マラソンで衝撃のレースを見せ、2時間6分18秒の好タイムで優勝。
 
日本学生記録はおろか、初マラソン日本最高(2時間6分45秒)も大幅に更新する日本歴代7位という快挙。
 
体重44キロの身体のどこにそんなパワーがあるのかと思いますが、苦しくとも果敢に攻める、見ている人に勇気を与える素晴らしい走りに感動した次第です。
 
「ここが自分の最高地点ではない」と語る平林選手。
 
最終学年、そして次のオリンピックへと、今後のさらなる活躍を応援しています。
 
ふたつ目は、午後に敦賀市民文化センターで開催された「ジュニア吹奏楽友好都市コンサート」。
 
このコンサートは、2014年に敦賀市と原子力災害時広域避難先として受入れ協定を締結、2021年には友好都市提携を結んでいる奈良県生駒市との友好関係を一層深めようと、敦賀ライオンズクラブが企画されたたもの。
 
敦賀の中学生で構成する「敦賀市民ジュニア吹奏楽団」と生駒市の「桜ケ丘小ハーモニックバンドクラブ」によるコンサートは、第一部が敦賀、第二部が生駒、最後は合同ステージと約2時間、見事な演奏に聴き入った次第です。
 
なお、桜ケ丘小ハーモニックバンドクラブは、昨年11月に開催された全日本小学生バンドフェスティバルで金賞に輝いたとあって、小学生とは思えない迫力ある演奏。
 
一方、MCでは、可愛らしい男の子達が、漫才コンビのような掛け合いトークで笑いを誘うなど、こちらは小学生らしい一面を微笑ましく感じたところです。
 
第一部、二部とそれぞれ素晴らしい演奏を聴かせていただいた後、ラストを飾る両市の児童生徒が合同ステージでは、能登の被災地に送る「いのちの歌」を演奏。
 
本当に能登に届くかの、気持ちのこもった合奏と合唱に自然と涙が頬を伝った次第です。
 

【合同ステージによる「いのちの歌」。心に響きました。】
 
感動と勇気を頂戴した児童生徒の皆さんに大きな拍手を送ると同時に、このような機会を企画いただいた敦賀ライオンズクラブの方々に感謝申し上げます。
 
生駒も敦賀も自然と歴史があり、そしてやさしい人が集うまち。
 
このコンサートを機に、両市の各世代間交流が今後ますます深まり、発展しますこと、心より祈念いたします。

「第2回 敦賀市20歳のつどい」〜幸あふれる輝く人生を祈念〜

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令和6年能登半島地震に対しては、多くの自治体から人的・物的支援が行われているところ。
 
昨日プレス発表した内容によれば、敦賀市からはこれまでに災害派遣医療チーム(DMAT)隊員(4名)、避難所運営要員(1名)、全国原子力発電所所在市町村協議会関係の物資輸送要員(6名)を派遣。
 
今後は、本日出発する下水道管渠被害調査に加え、罹災証明書発行業務や応急給水活動(給水車1台含む)の派遣が決定しているほか、廃棄物の受入れや応急危険度判定支援などについても調整中とのこと。
 
敦賀市行政職員における各分野のプロが、こうして被災地支援にあたっていただくことに敬意を表するとともに、安全第一での業務遂行をお願いする次第です。
 
今後さらには、ニ次避難としての公営住宅提供なども想定されるところですが、同じ北陸地方の自治体として、出来得る限りの支援ができればと思うところです。
 
さて、そうしたなか、昨日は「第2回 敦賀市20歳のつどい」が挙行され、私は市議会文教厚生常任委員長としてお招きいただき出席。
 
議長、敦賀市選出県議会議員と並び、このような晴れの場に出席できることを光栄に思い、会場のプラザ萬象に向かった次第です。
 
聞くところによれば、今年度20歳を迎える方は550名程度で、その内、式には約500名が出席とのこと。
 
緞帳(どんちょう)が上がり、会場を見渡すと晴れやかな振袖、引き締まったスーツなどに身を包んだ皆さんが並んでおられ、静寂の中に華やかさを感じたところ。
 

【緞帳が上がる前に撮ったステージ上の写真】
 
式典では、国歌ならびに敦賀市歌斉唱に続き、米澤市長からの式辞、馬渕議長からは祝辞、来賓紹介、20歳を代表しての謝辞と進みました。
 
まずは、会場からの「君が代」を歌う声の大きさに感心しましたが、米澤市長からの式辞では、ご自身の言葉で心のこもったご挨拶がありました。
 
正確を期すため、内容は以下、「敦賀市長の活動日誌」(Facebook)より引用いたします。
 
【20歳のつどい】
20歳の自分にアドバイスするならば「もっと自由に生きていい。自分の本当にやりたいことをやればいい」と。
一度きりしかない人生です。
多少の失敗は取り返せますし、後から振り返ると、実は良い経験だったりします。
これからの人生が幸あふれるものになることを心からお祈りします。
 
「失敗したっていい。自分の夢に向かってチャレンジを」との趣旨と理解したところであり、真剣に耳を傾ける20歳の皆さんの胸に響いたものと思った次第です。
 
また、来賓紹介では各位から一言づつお祝いの言葉があり、私からは「皆さんの輝く将来を応援します!」とエールを送らせていただきましたが、自分の子どもと同世代の皆さんに対し、親心と重なったことは言うまでもありません。
 
参加者を代表しての謝辞も、ご自身のこれまでの経験を踏まえつつ、堂々と思いを述べる姿を大変頼もしく拝聴したところですが、全体を通じ、和やかさと落ち着いた雰囲気の式典であったと感じたところです。
 
なお、敦賀市歌の3番がちょうど、新年早々に大きな出来事がある中で、「20歳」の門出を祝福するにふさわしい歌詞と思いましたので、結びに掲載いたします。
 
<敦賀市歌 3番>
 
日本海の 波晴れて   世紀明けゆく この門出
七つの海に 虹かけて  未来輝く 躍進の
わが敦賀市に 栄あれ
 
郷土敦賀を誇りに、次代を担う皆さんお一人おひとりの人生が、輝く幸多きものになりますこと心より祈念いたします。

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