冬支度はお早目に

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昨日は年内最後の資源回収作業。
 
私の町内では、育成会の皆さんが主体で段取りし、区の役員や専門部(防災部など)が協力する形で実施していますが、私が小学生の時から約40年来このスタイルで続いていることに、改めて素晴らしいことだなぁと感じたところ。
 
回収作業のほうは、8時30分から始め、10時に終えるというスピーディーさでしたが、やはり子どもから大人まで協力し合っての取組みは一体感が増すもの。
 
自分がそうであるよう、昨日お手伝いしてくれた子ども達が大きくなり、いつか地域のコミュニティを支える側となって参加してくれたら嬉しいなと思った次第です。
 
さて、そんな気持ちに耽りながら望んだ風景は野坂山。
 
久々に登場する野坂山ですが、昨朝は頂上付近が白くなっていました。
 
ご覧のとおり、まだ紅葉も深まっていないうちに雪が積もったというのは珍しい気がしますが、いつまでも暖かいかと思えば、急な冷え込みを繰り返す今年の天候を表しているよう。
 

【写真では分かりにくいのですが、一ノ岳(左手の一番高いところ)、二ノ岳近辺が白くなっていました。】
 
なお、昨日のような天気は「小春日和」といい、「晩秋から初冬の暖かくて穏やかな天気」を意味するとのことですが、今週は小春日和から急転。
 
強い寒気が南下し冬型の気圧配置が強まるため、日本海側は24日(金)〜25日(土)は広い範囲で雪や雨になるとあります。
 
今も「雪おこし」のような雷が鳴るところですが、いずれにしても「冬支度はお早目に」。
 
北陸の冬に備えましょう。

ひばりケ丘町「ふる里まつり」(本祭)

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一昨日から一転、青空広がる天気となった昨日は、ひばりケ丘町「ふる里まつり」の本祭。
 
朝の気温は10℃を少し上回る凛とした空気のなか、8時30分からは、ひばりケ丘神社にて神事を執り行いました。
 
区の役員、育成会会長が参列のもと、この後行われる御神輿巡行の安全を祈願。
 

 
神事の後には宮司さんより、「神様はいつも皆さんを見守っていますので、前を通った際には、手を合わせるだけでもいいのでお参りしてください」との言葉がありました。
 
素通りしてばかりの自分を恥じましたが、今後は宮司さんの言葉を思い返し、お参りしたいと思います。
 
神事の後は、大人、子ども、それぞれ1基づつの御神輿巡行。
 
今回、4年ぶりということもあってか、特に小さなお子さんの参加が多く、それだけで大変嬉しく感じた次第です。
 
私は、担ぐ気も満々でしたが、光栄なことに、指揮を執る笛吹係を拝命。
 
ペース配分に気をつけつつ、大人、子どもそれぞれ盛り立てて回りましたが、とりわけ子ども神輿からの元気な「ワッショイ!」、それを見守る親御さんの笑顔を微笑ましく拝見した次第です。
 

【巡航中に自撮りで恐縮ですが、御神輿の雰囲気をお伝えします】
 
御神輿のほうは、途中休憩を挟みつつ、町内の大通りをぐるり一周。
 
響き渡る笛と「ワッショイ!」に、住民の方も家の前に出てこられ、皆でお祭りの雰囲気を楽しめたものと感じました。
 
気持ち的には、もう1周回りたいくらいでしたが、約1時間半の巡行を終え、御神輿を奉納。
 
千寿会の皆さんに手ほどきを受けながら、丁寧に解体し、会館内に納めました。
 
こうして無事にすべての工程を終えましたが、宵宮、御神輿はもとより、準備から片付けまで、本当に多くの住民の皆さんと作り上げた「ふる里まつり」。
 
開催できて良かったと心から思うとともに、これぞ「地域のコミュニティ」と改めて感じた次第です。
 
何といっても大事なのは、地域、ご近所同士のつながりと「お互いさま」の気持ち。
 
活力や活気と同時に、一層あたたかみのある町内にしていければと思い、今後も町民のひとりとして尽力していきたいと思います。

ひばりケ丘町「ふる里まつり」(宵宮)

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「お祭りは地域コミュニティの原点」
 
これまで何度か述べてきたところですが、昨日は待ちに待った我が町内の「ふる里まつり」。
 
あいにく降ったり止んだりの雨模様でしたが、今年は、以前まで会場としていた場所に家が建ち、町内に適当な場所が無いことから、原子力機構さんの体育館を会場としてお借りしていたもの。
 
これが功を奏し、雨でも関係なく開催できた次第です。
 
今回の「ふる里まつり」は、コロナ禍を経て4年ぶりということのみならず、企画・運営する「お祭り実行委員会」のメンバーを一新(私は、副区長兼で委員に参加)。
 
これまで貢献いただいた先輩方から、我々世代にバトンタッチをし、約半年を掛けて準備を進めてきたところ。
 
そうして迎えた昨日は、雨中にも関わらず、実行委員、区の役員を始め、育成会、各班長さんのご協力のもと、9時より設営・準備。
 
会館からの資機材移動に始まり、屋外では、焼き鳥や焼きそばなどを焼くための調理場(テント)設置、飲食する体育館内はすべてブルーシート敷きと、かなりの作業量でしたが、皆さんのテキパキとした作業により、約2時間でほぼ準備が完了。
 
皆さんどこか、共同作業を楽しんでおられるようで、この時点で既に、つながりが生まれているものと感じた次第です。
 

【準備が整ったステージ回り】
 
午後からはいよいよ本番。
 
まずは15時より育成会のアトラクションタイムで、ビンゴゲームなどにて盛り上がり。
 
また、今回、ひばりケ丘町出身のチョークアーティスト 石丸智恵さんによるライブペイント(公開で時間内に描き上げる)も。
 
どんな作品になるかワクワク感満載のもとスタートしました。
 

【描き始めた石丸さん。さぁ、どんな作品が生まれるか。】
 
そして16時からは「宵宮」開始。
 
区長に続き、私もご挨拶の機会を頂戴した後、鏡割りを行い、4年ぶりのお祭り開催を皆で祝いました。
 
その後は、食べ飲みながら、F⭐︎キッズによるダンス、カラオケ大会、高校生チームによる民謡踊り、お楽しみ抽選会と大いに盛り上がりました。
 
なお、民謡踊りでは、何とか皆さんに踊りに加わってもらいたいと声を掛け、私の狙いでもあった「踊りの輪」が小さいながらも完成。
 
来年はこの輪をもっと大きくしたいと思った次第です。
 

【踊りの輪を抜け、上部からの撮影に成功(笑)】

【踊りの指導をしてくれた敦賀高校の森野さん(写真左)。この日も艶やかな踊りを披露してくれました。】
 
こうして、楽しい時間はあっという間に過ぎ閉会。
 
準備と同じく、皆さんのご協力もと会場の片付けまでを行い、宵宮を終えました。
 
天気が回復した今日は「本祭」。
 
8時30分より神事、町内を練り歩く御神輿巡行を行います。
 
子どもから大人まで、多くの方に参加いただき、思い出に残る「ふるさと祭り」にできればと思います。
 
なお、昨晩描いていただいたライブペイントの完成作品は、差し込む光のなか飛び立つ「ひばり」と、それを祝うかの色とりどりの風船(子ども達が描いてくれました)。
 

【チョークアートの完成作品】
 
これは現在、「砂流or櫛林(ひばりケ丘町)」の住所表記から、「ひばりケ丘町」とする町名地番整理事業を進めていますが、それはまさに「ひばり」が「飛び立つ」ようとの意味を込めて描いていただきました。
 
4年ぶりのお祭り開催、そして新たに生まれ変わる時期に相応しい作品を「形」として残していただきました石丸さんに、心より感謝申し上げます。

地域の子は地域ですこやかに育てよう

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来春の選抜高校野球大会の選考資料となる北信越地区高校野球大会が昨日、福井県で開幕しました。
 
地元開催ということで、福井県からは4校が出場し、福井商業以外の3校が一回戦を突破。
 
このうち、敦賀勢は、敦賀気比(福井3位)が上田西(長野1位)を5-1で、敦賀(福井4位)が日本文理(新潟1位)を2-1で下し、準々決勝に駒を進めました。
 
県大会では惜しくも決勝進出を逃した両校ですが、「球都敦賀」を胸に、この後も勝ち進むことを大いに期待しています。
 
こうして選抜を懸けて戦う高校球児から元気をもらうところ、同じく昨日は「第45回 青少年育成敦賀市民大会」がプラザ萬象で開催され、私は文教厚生常任委員長としてお招きいただき出席。
 
式典では、主催者側からは原会長より、来賓側からは米澤市長始め、馬渕議長らからそれぞれご挨拶がありました。
 
市長からは、ご自身が子どもだった時分との違いや、良い意味での「やんちゃ」であっても良いのではとの思い、未来を担う子どもたちが、主体的に未来を切り拓いていく資質を身につけるためには、社会全体でより良い環境づくりに取り組むことが大切とあり、その通りだなぁと共感した次第です。
 
その後は、大会参加者全員にて、大会スローガン「地域の子は地域ですこやかに育てよう」を確認し、式典の幕を閉じました。
 

【大会が行われたプラザ萬象大ホール】
 
また式典後、第2部では「青少年からのメッセージ・青少年へのメッセージ」作文発表、第3部では中学生2名によるピアノ演奏、第4部では、NPO法人JB studioによる手話を取り入れたUDダンスなどが行われ、小中高生の高い志や技量、熱量に感動するとともに心洗われました。
 
スローガンでは「すこやかに育てよう」とありましたが、逆にこうして、敦賀の子ども達から感動を与えてもらえるほど「すこやかに」育っていることに改めて、青少年育成に携わる多くの関係者の皆様に敬意と感謝を申し上げるとともに、子ども達には、それぞれの夢に向かって大きく羽ばたいて欲しいと願う機会となりました。

大いに笑い、語った「敬老会」

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22年前の今日あったのは「9.11」米同時多発テロ。
 
以前にも紹介したことがありますが、この事件のちょうど1年前の2000年に、初の海外業務出張でニューヨーク(GEの工場)に行き、その帰りにワールドトレードセンターに寄ったことがある私。
 
その関係もあって、事件発生の際には、衝撃的な映像を見て本当に驚いたのと、もし出張が1年後だったらと思うと、ゾッとした記憶が蘇ってきました。
 
この事件を境に、国内においても米国関連施設や原子力発電所等重要施設のテロ対策が強化された訳ですが、大規模自然災害と同じく「脅威」として、忘れてはならない日であると胸に刻む次第です。
 
さて、話しをガラリと変え、昨日は町内にて、ひと足早めの敬老会を開催。
 
コロナ禍もあって、4年ぶりの開催となることから、どれだけの方に集まっていただけるか心配していましたが、その気持ちをよそに、結果、会場が満杯になるほどの参加をいただきました。
 

【満員となった町内会館のホール】
 
敬老会では冒頭、区長に続き、私もご挨拶の機会をいただき、日頃のご支援に対する御礼と久々のこの場を大いに楽しんでくださいと言葉を掛けました。
 

【前回開催は初当選の後でしたので、皆さんの前では久しぶりのご挨拶。あたたかい拍手に感謝です。】
 
また、この日集ったお年寄り中の最高齢は〝100歳”と伺ってましたので、その方をご紹介。
 
皆の拍手で百寿のお祝いもでき、幸せな空気に包まれた気がしました。
 
会のほうは、事前に練習してきた、子ども達の歌やクイズに始まり、ギターアンサンブル、カラオケに続き、ビンゴ大会など大変盛り上がりました。
 
お帰りを玄関でお見送りすると、「今日は本当楽しかった!」との言葉が多く聞かれ、おもてなしした側にとっても大変嬉しかった訳ですが、同時に、こうして皆で集い、笑い、語らう場の大切さを感じた次第です。
 
日々、楽しみがあるというのが長生きの秘訣とも思いますが、大先輩の皆様におかれましては、今後もイキイキと健康でお過ごしくださいね。

やっぱり大切な「地域コミュニティ」

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夏の風物詩といえば「甲子園」。
 
今年で105回を数える全国高校野球選手権ですが、この週末、福井県大会は、福井県営球場と敦賀市総合運動公園野球場で2回戦8試合が行われました。
 
母校敦賀高校は福井工大福井に惜しくも敗れたものの、敦賀工業、敦賀気比が快勝し8強進出。
 
「熱い夏」にするためにも、敦賀勢の甲子園出場に期待をし、応援する次第です。
 
さて、「暑さ」のほうは最高気温ばかり注目されますが、気象データを見てみると何と昨日、一昨日と最低気温が26℃台。
 
グッと気温が底上げされていることが分かります。
 
常に熱中症には注意をする必要がある訳ですが、そうしたことに配慮をしつつ、昨日は気温上昇する前の時間帯に町内の資源(古紙)回収作業を行いました。
 
私の住む、ひばりケ丘町では、育成会(いわゆる子ども会)が主催をし、年に3回行っているものですが、春先に実施する予定がずれ込み、昨日が今年度第1回。
 
この暑さの中の作業ということもあってか、いつも以上に育成会の親御さん、お子さんも多く参加しての回収作業となりました。
 
我々役員側は、補助的役割ながら、トラックに乗り込み、一緒に回収。
 
8時30分から約2時間の回収で、結果、新聞を入れるコンテナとダンボールのパッカー車を「おかわり」するほど大量でしたが、大人から子ども達までが協力しあっての作業と成果に、どこか心満たされた次第です。
 

【回収作業を終えて。育成会ならびに役員の皆さん、お疲れ様でした。】
 
なお、資源回収で集約した分は買取りがされ、育成会が主催するクリスマス会などの費用に充てられます。
 
そうした趣旨をご理解いただき、保管していただいた町民の皆様にも感謝です。
 
また、この日の晩は区の役員会。
 
4年ぶりに出場する敦賀まつりの民謡踊り、同じく4年ぶりに開催する区の敬老会などについて協議し、盛り上がりました。
 
こうしてコロナ禍を経て、また昨日一日を通してより一層感じたのは「地域コミュニティ」の大切さ。
 
住民の皆さんの「輪」と「和」がつながるよう引き続き、自ら汗をかいていきたいと思います。

輪(和)になった東浦地区体育大会

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6月最初の日曜日。
 
様々な行事が再開、あるいは規模を従来通りに戻して開催されるところ、敦賀市内では「気比の松原クリーンアップ」や中郷、東浦地区では体育大会など、それぞれ多くの方が参加されたよう。
 
私のほうは、以前よりお声掛けいただいていた4年ぶりに開催される東浦地区体育大会に参加すべく、早朝の海岸線を気持ち良くドライブしつつ、会場の東浦小中学校へ向かいました。
 
到着後、受付を済ませ、主催する東浦スポーツ協会の会長さんらとお話しをするに、昭和32年から続く「東浦地区体育大会」は今年で64回を迎え、おそらく市内の地区としての体育大会では一番古いのではとのこと。
 
また、プログラムを見て驚いたのは、歴史上、コロナ禍の3年間以外、雨で中止になったのはたったの1回ということ。
 
というだけあって、昨日の見事な晴天にも納得した次第です。
 
東浦地区は、粟野地区に続き、コミュニティ運営協議会を立ち上げるなど、過疎化や高齢化率が高まるなかでも各集落の皆さんが力を合わせて、地域の運営をしているところ。
 
この体育大会に関しても、どなたでも参加しやすいようマイクロバスで送迎をしたり、「ふるさと選手」と称し、実家を離れた世帯も参加を可能にしたりと、この日も多くの若いお父さんやお母さん、お子さんが参加されるなど、盛況のもとに開催されました。
 

【国旗掲揚を見守る参加者の皆さん】

【チームは昔から6つの色別。チーム旗に囲まれての選手宣誓での「美味しいジュース、ビールを飲むために一生懸命競技します!」には、思わず笑ってしまいました。】
 
また、来賓テント席では地域に関する様々な取り組みを伺うことができたたほか、父の実家がある大比田・元比田テントに顔を出すと、アットホームな雰囲気であたたかく迎えてくれたり、さらには地元ならではのご要望もお聞きできたりと、そうした意味でも大変充実した時間となりました。
 
大会の運営に関しても、幅広い年代の方がテキパキと役割をこなしていたりと、改めて東浦地区の皆さんの結束力と地域コミュニティの高さを感じた次第です。
 
そして、体育大会の最後を飾ったのは民謡踊り。
 
地元の赤崎に住む高校生がリーダーを務めるチームがまず踊りを披露した後は、テントにいる人も参加をし、見よう見まねで輪になって皆で踊りました。
 

【高校生の民謡踊りチーム。後ろ姿も決まっています。】
 
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↑太字部分をクリックしてください。披露された踊りの動画が流れます。】
 
事前に伺っていたこの踊り、実はこれに参加するのが目的のひとつでもありましたので、もちろん私も輪の中で踊った訳ですが、トラック1周分、100人を超える方が参加してできた民謡踊りの輪は、まさに「和」となりました(主催者の狙いここにあり!)。
 
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↑太字部分をクリックしてください。トラック1周につながった踊りの輪(和)の動画が流れます。壮観でした。】
 
グラウンドに半日居て感じたことは、老若男女を問わず、参加された皆が笑顔の素晴らしい体育大会であったこと、さらには地域の人口減少などの課題がある中においても、こうした関係人口を作っていくことの大切さ、さらには、現に大比田には県外から2世帯が移住されるなど、地域の魅力をいかに発信していくかが鍵を握るということ。
 
豊かな自然と歴史、あたたかい人と高い地域コミュニティ力を誇る東浦地区。
 
今後も足を運びながら、魅力ある地域づくりにつなげていけるよう、自身も汗をかいてまいる所存です。
 

【帰りに立ち寄った大比田の「もっちプリン」屋さん。ここからの海の眺めは、新たな「映え」スポットとなっていますので、ぜひ皆さんも足を運んでみてください(乞うご期待のため、全景の掲載は控えます)。】

町内の一大イベント「ふるさとまつり」

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近所にある郷土の風景に心癒されることは、これまで何度も紹介してきましたが、昨日夕方散歩をするとこの景色。
 

 
何のことはない農道ですが、青と緑のコントラスト、田んぼに映り込む空、そして真っ直ぐな道。
 
この要素だけで胸が澄く気持ちになるもの。
 
新型コロナの5類移行後は、様々な団体の活動が活発化するなど、何かと用事が多くなってきた今日この頃ですが、相棒「きゅう」(愛犬のロングコートチワワ)と歩く、私にとっての大切な時間を極力確保しながら、今後も活動にあたる所存です。
 
さて、活動の活発化や再開に関しては、敦賀観光協会が先日、「とうろう花火と大花火大会」を5年ぶりに通常開催すると決定と報じられていましたが、コロナや台風の影響で出来なかった分も盛大に、「敦賀の夏の風物詩」が彩られることを期待する次第です。
 
また、町内行事も同じく、再開の動きを見せているところ、私の住むひばりケ丘町では、「ふるさとまつり」の実施に向け、昨晩も拡大おまつり実行委員会が開催されたところ。
 
やや高齢化していた実行委員会から世代交代し、今期からは新たなメンバーで企画運営をしており、これまで数回の委員会を経て、昨日は区の役員と合同の会議を開催したところ。
 
私は実行委員会の委員兼副区長という立場で参画させてもらっていますが、このような“寄り合い”自体が出来なかった時期を思えば、やはりこうして町内の皆で話し合えること自体、大変嬉しいこと。
 
準備の関係から、開催時期を例年の5月から10月に移動するおまつりですが、内容やタイムスケジュール、各専門部の役割分担などの骨子を確認のうえ、今後の検討課題を把握した次第です。
 
4年ぶりとなる「ふるさとまつり」は、子どもからお年寄りまでが楽しめる、町内の一大イベント。
 
中止を余儀なくされてきた3年で痛切に感じてきたのは、「地域コミュニティ」がいかに、私たちにとって大切なものであったかということ。
 
そうした思いも噛み締めながら引き続き、積極的に地域活動に参画していきたいと思います。

3年ぶりに「通常形式」で区の総会を開催

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コロナ禍の影響を受けたものは様々あれど、大きなひとつが「地域コミュニティ」であったかと思います。
 
各地域で行う総会やお祭り、子ども会や老人会が主催する行事などでご近所顔見知りになったり、町内住民の結びつきが強まるところ、ここ3年間、ほぼ開催できておらず、その影響が危惧される状況にあったところ。
 
そうしたなか、私の住む「ひばりケ丘町」では、昨年まで出席者を役員、班長に限定していた区の総会を3年ぶりに「通常形式」に戻し、昨晩開催しました。
 
久々の通常開催に、皆さんの反応は?との心配をよそに、会場の会館に来られた数は、役員を含め総勢70名。
 
委任状310名分を合わせた380名は、開催要件の「過半数」を裕に超えるものであり、安堵した次第です。
 

【並べた座布団、椅子がほぼ埋まった総会会場】
 
総会においては、令和4年度の活動実績や決算、令和5年度事業計画、予算など、例年通りの議題について承認いただきました。
 
また、これとは別に、前年度の総会にて「検討を進める」ことについて承認された「町名地番整理事業」について、「市に要望書を提出する」旨提案、審議を行いました。
 
この「町名地番整理事業」とは、現在「砂流○号○番地○(ひばりケ丘町)」あるいは「櫛林○号○番地○(ひばりケ丘町)」となっている住所表記のカッコを取り除き、「ひばりケ丘町○○○番地」へと、町名を明確にし、新たに地番を振り直すというもの。
※市内では、市野々や衣掛町で実施済み
 
平たく言えば、住所表記上、正式には存在しない「ひばりケ丘町」を堂々と名乗れるようにしようという、区にとってのある種「悲願」。
 
私はこの事業の担当副区長として携わり、とにかく丁寧に説明し、理解を得ていこうとの役員一同の思いのもと、これまで6回の住民説明会、1回の企業説明会を始め、全戸に本事業に関するQA集を配布のうえ、意向調査を行うなど対応してきたもの。
 
質疑、意見の場では、賛成・反対双方の意見が挙がるなか、議論が尽きるまで発言いただき、挙手による採決の結果、成立条件である「2/3以上」(採決対象63人のうち、賛成50、反対10、棄権3)の賛成を得ることができました。
 
民主的な運営のもと決定したことであり、今後は企業の賛同も得つつ、本事業の実施について市に要望していくことになりますが、反対の意見にあった内容についても真摯に耳を傾け、少しでも理解が得られるよう努めたいと思います。
 
また、最後には、私も市議会議員という立場でご挨拶の機会をいただき感謝。
 
引き続き、「活動の原点は地域の声にあり」の考えのもと頑張る所存です。
 
19時に始めた総会は、気づけば21時を過ぎていましたが、やはり対面で開催することの大切さを感じる場となりました。
 
区では今後、この総会を皮切りに、各種行事を再開することとなりますので、コロナ禍の3年を取り戻すべく、町内の皆さんと心合わせ、「地域コミュニティ」の維持・向上に向け、私自身もしっかり汗をかいていきたいと思います。

資源回収は多世代が集う地域コミュニティ

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わずか1ヶ月の間に「更迭」された大臣が3人。
 
昨晩流れたニュースによれば、岸田首相は、政治資金を巡る問題が相次いで明らかになった寺田稔総務相を更迭したとのこと。
 
短期間で3人の閣僚が交代する異常事態により、岸田政権のさらなる求心力低下は避けられない状況となりましたが、臨時国会の会期末までは残り約3週間。
 
政府・与党は会期を延長する方向で調整しているようですが、臨時国会では、総合経済対策の裏付けとなる令和4年度第2次補正予算案や、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の被害者救済に向けた新法も成立させなければならないほか、年末には国家安全保障戦略など、「安保3文書」の改定も予定されており、山積する課題に対し重要局面を迎えることから、「政局」に終始せず、議論を前に進めていただきたいと考えます。。
 
さて、話題を変え、心配していた雨がちょうど止んだ昨朝は、町内の資源回収作業を実施。
 
おそらくどの町でも実施している資源回収作業(廃品回収というところもあるかと)は、育成会(いわゆる子供会)が主体となり、4月、7月、11月と年3回、新聞・雑誌やダンボールを収集し、換金した資金をクリスマス会などの行事に充てるというもの。
 
私が小学生の時分から脈々と続いているものですが、前回より、コロナ禍で控えていた子どもたちの参加を再開し、昨日も子どもから町の役員までが協力し作業を進めたところ。
 
私は副区長の立場で参加しましたが、小学校低学年くらいのお子さんが一生懸命、重い新聞の束を胸に抱え運ぶ姿、それを助ける高学年のお兄ちゃん、さらには大人から子どもへのバトンリレーなど、微笑ましくも頼もしいシーンがいくつもありましたが、こうして各世代が入り混じって行う共同作業の楽しさ、大切さを改めて感じた次第です。
 

【子ども達から大人までが協力し、作業はスムーズに進みました。】
 
先日開催された「地域共生社会推進全国サミットinつるが」の中では、持続的な地域社会づくりに向け、様々な取組みや先進事例を学んだところですが、この資源回収のような、多世代が集い、お子さんにも達成感や充実感を得てもらえるような地道な取組みはまさに、地域コミュニティの原点であると、改めて認識したところです。
 
現在、我が町内においては、やや高齢化しつつある「お祭り実行委員会」を緩やかに世代交代していこうと、委員の町内公募、人選を進めるところですが(もちろん私は手を挙げています)、そうしたことも含め、先輩方から私たち世代、そして次世代へと技術やノウハウのバトンをつないでいくことが、地域の歴史や文化を育むことにつながるというもの。
 
敦賀市内各地でこうした取組みがされていることかと存じますが、より良い地域コミュニティづくりに向け、私自身、町内の仲間とともに「楽しみながら」、今後も尽力していきたいと思います。
 
※持続するポイントは住民自らが「楽しむ」ことにあろうかと。

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