令和6年度 ひばりケ丘町「ふる里まつり」

ブログ 地域コミュニティ

連日の暑さのなか繰り広げられた、任期満了に伴う小浜市長選。
 
なんと20年ぶりの選挙戦ということも加わり注目されていましたが、21日投開票され、無所属新人で前市議の杉本和範氏(44)が8,291票を獲得し、初当選。
 
5選を目指した現職の松崎晃治氏(66)を990票差で下し、小浜市においては16年ぶりの新市長誕生、杉本氏は県内9市で最年少の首長となりました。
 
なお、今回の投票率は68.02%で、前回を9.44ポイント下回ったとのこと。
 
多くの団体、現職優先の連合も支援した松崎氏が敗れるという結果となったものの、まずは激戦を戦われた両候補に敬意を表するとともに、市議としては私と当選同期、以前から交流のある杉本氏の今後のリーダーッシップ、手腕に期待する次第です。
 
さて、朝から晴天、30℃を超える天気となった昨日は、ひばりケ丘町「ふる里まつり」の本祭。
 
前日の宵宮を泣く泣く欠席したことはブログで述べた通りですが、この日は副区長として早朝より出席。
 
ジリジリと照り付ける太陽のなか、8時30分からは、区の役員、育成会会長らが参列のもと、ひばりケ丘神社にて神事を執り行いました。
 
御神輿巡行の安全を祈願した後は、大人神輿、子ども神輿それぞれ一騎づつが出発。
 

【安全祈願を終え、出発を待つ御神輿】
 
コロナが明け、4年ぶりに開催した昨年に続き、多くの子ども達が参加してくれたことだけで大変嬉しく感じた次第です。
 
私は、御神輿に合わせ御神酒を振る舞う係、指揮を執る笛吹係。
 
大人、子ども神輿それぞれ盛り立てて回りましたが、とりわけ、小さな子ども達の元気な「ワッショイ!」、それを見守る親御さんの笑顔を微笑ましく拝見した次第です。
 
なお、この暑さ。
 
途中の休憩はもとより、親御さんらが準備したウォーターミスト(霧吹き)で熱中症対策も講じながらの巡行。
 
町内の大通りをぐるり一周し、響き渡る笛と「ワッショイ!」に、町内の皆でお祭りの雰囲気を楽しめたものと感じました。
 
御神輿の方は、何とか無事に約1時間半の巡行を終え、奉納。
 
こうして無事にすべての工程を終えましたが、宵宮、御神輿はもとより、準備から片付けまで、本当に多くの住民の皆さんと作り上げた「ふる里まつり」。
 
その後の「打上げ」を含め、開催できたことを心から喜ぶとともに、改めて、お祭りは「地域コミュニティ」の原点と感じた次第です。
 
少子高齢社会が叫ばれる中にあって、ますます大事になってくるのは、町内、ご近所同士のつながりと助け合う気持ち。
 
最も身近で小さな自治単位である町内活動の活力や活気を持続し、一層あたたかみのあるものにしていければと思い、今後も町内の皆さんと協力、知恵を出し合っていければと思います。
 

【前日の宵宮で描いていただいたチョークアート作品。つがいの「ひばり」のように、ますます羽ばたきますように。】

「人間を救うのは、人間だ」 〜敦賀赤十字奉仕団定期大会〜

ブログ 地域コミュニティ

一日遅れての紹介で恐縮ですが、昨日は「演説の日」だったそう。
 
由来は、明治7(1874)年6月27日に、東京・慶応義塾の三田演説館で日本初の演説会が行われたこと。
 
また、「演説」という言葉は、福澤諭吉氏が仏教語をもとにして作った造語とされており、諭吉氏自身は早くから、日本が欧米と対等の立場に立つ為には、演説の力をつけることが必要と説いていたとのこと。
 
確かに政治の世界で見ても、最近では名演説家と呼ばれたオバマ元米大統領、自国民を奮い立たせるウクライナのゼレンスキー大統領などの存在があるのに対して日本はどうか。
 
諭吉氏の「欧米と対等に」とまで考えは及ばずとも、特に、大衆に考えを説く政治に携わる者は「演説力」を高めねばならないと、自分にも問い直したところです。
 
さて、演説とはやや意味合いが異なるかもしれませんが、副議長就任以降、徐々に機会が増えているのは「挨拶」の場。
 
議長が他の公務で対応できない場合に代役を務めるのが役割となっていますが、昨日は「令和6年度 敦賀市赤十字奉仕団定期大会」にお招きいただき、敦賀市議会を代表してご挨拶する機会を頂戴しました。
 
赤十字は、アンリー・デュナン(スイス人:第一回ノーベル平和賞受賞者)が提唱した「人の命を尊重し、苦しみの中にいる者は、敵味方の区別なく救う」ことを目的とし、世界191の国と地域に広がる赤十字・赤新月社のネットワークを生かして活動する組織で、日本赤十字社はそのうちの一社。
 
西南戦争における負傷者救護で初めての活動を行って以来、国内外における災害救護をはじめ、苦しむ人を救うために幅広い分野で活動しており、敦賀市赤十字奉仕団は、地域赤十字奉仕団のひとつとして、昭和23(1948)年の結成依頼、連綿と地域社会に貢献されています。
 
大会では、団旗・分団旗入場に始まり、奉仕団関係物故者への黙とう、「あこがれの赤十字」斉唱、赤十字奉仕団「団員信条」の唱和。
 
委員長挨拶に続き、活動に貢献された団員への表彰伝達式が行われ、その後、来賓祝辞として戸田・日本赤十字社福井県支部事務局長、池澤副市長、私とご挨拶。
 
市議会を代表しての挨拶では、大和田委員長様をはじめ団員の皆様が、日頃から地域に根ざした人道的な活動を実践していただいておりますことに、心から敬意と感謝の意を表するとともに、「困っている・苦しんでいる人の役に立ちたい」という思いを持った方々が、その思いを結集し、赤十字のボランティア活動を通じて、支えてくださっている皆様の存在は、大変心強く、意義深いものであるとお伝えしたうえで、今後とも、各種活動や災害時の救援・協力活動、更には市民の福祉向上のため、一層の御尽力を賜わりますようお願い申し上げた次第です。
 

【会場の「あいあいプラザ あいあいホール」の様子】
 
会場を見渡すと、知った方も多く参加されていた敦賀市赤十字奉仕団。
 
団のますますのご発展と、団員の皆様のご健勝、ご活躍を心からお祈り申し上げます。
 
なお、ステージ上に掲げられていた赤十字社の運動標語は、「人間を救うのは、人間だ」。
 
地域赤十字奉仕団の活動はもとより、寄付や献血、ボランティアなど、どなたでも参加できる赤十字社の活動にご協力いただければ幸いです。

お年寄りの笑顔あふれる「千寿会」

ブログ 地域コミュニティ

昨日4日から、二十四節気の「清明」に入りました。
 
この「清明」は「清浄明潔(せいじょうめいけつ)」を略した言葉といわれ、春の穏やかな日差しを受けて、天地万物が清々しく、明るくある様が「清明」の時季となります。
 
言葉の意味にあるよう、生きるものすべての生命力がみなぎる季節であり、植物が成長する姿などを見るに、人間はそこに生かされている生物のひとつであると、改めて感じる次第です。
 
さて、そうして季節が移り変わるなか、昨日はひばりケ丘町の「千寿会」で総会が開催され、地元の市議会議員として区長とともに出席。
 
「老人会」と言わず、「千寿会」としているこの会では、コロナ禍で控えていた行事を、会長さん始め、役員の皆さんが中心となって再開されているところであり、この日の総会も懇親会とセットで行われたもの。
 
総会には、約45名が参加され、区長に続き、私も一言、日頃のご支援に対する御礼に加え、北陸新幹線開業や敦賀市の地域共生社会推進に向けた取組みなどについてご挨拶させていただきました。
 
総会ではその後、事業報告や今年度事業計画の審議が行われましたが、私のほうは一旦中座し、懇親会のゲストをお迎えに。
 
千寿会さんからの熱烈なオファーもあり、ぜひゲストにとお声掛けしたのは、民謡の文化を継承し、地域を盛り上げようと設立した愛好団体「敦賀とてもすきすき」から、2023年7月にはNPO法人化し、県内初の高校生代表を務めている森野巧巳さん(17)。
 
以前から面識のあった私からお声掛けしたところ、春休みにも関わらず、快く引き受けてくれた彼を迎えに行くと、颯爽と着物姿で登場。
 
会場のひばりケ丘会館に到着すると、あたたかい拍手と歓声とともに迎えていただきました。
 
総会のほうは無事に終わり、既にお弁当を広げての懇親会に入っていましたが、しばし懇談後、いよいよ森野君が登場。
 
ステージ上で民謡2曲を踊った後、昭和の歌謡曲を数曲披露。
 
「敦賀すきすき」の場面では、参加者の皆さんも輪をつくり踊りに興じられたほか、森野さんの歌声に手拍子を打ち、懐かしみながら聞き入っている姿を嬉しく感じた次第です。
 

【「敦賀すきすき」で盛り上がる会場の様子】
 
17歳の彼がなぜ、あんなに古い歌を歌詞を見ずに歌えるのかと感心しながら聞いていましたが、貴重な時間を割いて引き受けてくれた森野さん、ありがとうございました。
 

【見事な踊りと歌を披露してくれた森野さん。ありがとうございました。】
 
こうして、大変盛り上がった懇親会となった訳ですが、中締め以降もしばしカラオケタイムが続いたようで…。
 
いずれにしても、町内のお年寄りの皆さんが顔を合わせ、会話をし、そこに笑顔があふれる。
 
このようなコミュニティがあることが非常に大事なことと、昨日の雰囲気を見て、改めて感じた次第です。
 
急速な少子高齢社会が叫ばれる中でありますが、「人生100年時代」と言われる今、何をおいても健康寿命をいかに伸ばしていくか、イキイキと日々に活力ある人生を過ごしていただけるか。
 
そのための環境や仕組みづくりが重要であるとともに、現役世代の私たちがしっかりと支えていかねばと胸に思う「晴明」の日となりました。

冬支度はお早目に

ブログ 地域コミュニティ

昨日は年内最後の資源回収作業。
 
私の町内では、育成会の皆さんが主体で段取りし、区の役員や専門部(防災部など)が協力する形で実施していますが、私が小学生の時から約40年来このスタイルで続いていることに、改めて素晴らしいことだなぁと感じたところ。
 
回収作業のほうは、8時30分から始め、10時に終えるというスピーディーさでしたが、やはり子どもから大人まで協力し合っての取組みは一体感が増すもの。
 
自分がそうであるよう、昨日お手伝いしてくれた子ども達が大きくなり、いつか地域のコミュニティを支える側となって参加してくれたら嬉しいなと思った次第です。
 
さて、そんな気持ちに耽りながら望んだ風景は野坂山。
 
久々に登場する野坂山ですが、昨朝は頂上付近が白くなっていました。
 
ご覧のとおり、まだ紅葉も深まっていないうちに雪が積もったというのは珍しい気がしますが、いつまでも暖かいかと思えば、急な冷え込みを繰り返す今年の天候を表しているよう。
 

【写真では分かりにくいのですが、一ノ岳(左手の一番高いところ)、二ノ岳近辺が白くなっていました。】
 
なお、昨日のような天気は「小春日和」といい、「晩秋から初冬の暖かくて穏やかな天気」を意味するとのことですが、今週は小春日和から急転。
 
強い寒気が南下し冬型の気圧配置が強まるため、日本海側は24日(金)〜25日(土)は広い範囲で雪や雨になるとあります。
 
今も「雪おこし」のような雷が鳴るところですが、いずれにしても「冬支度はお早目に」。
 
北陸の冬に備えましょう。

ひばりケ丘町「ふる里まつり」(本祭)

ブログ 地域コミュニティ

一昨日から一転、青空広がる天気となった昨日は、ひばりケ丘町「ふる里まつり」の本祭。
 
朝の気温は10℃を少し上回る凛とした空気のなか、8時30分からは、ひばりケ丘神社にて神事を執り行いました。
 
区の役員、育成会会長が参列のもと、この後行われる御神輿巡行の安全を祈願。
 

 
神事の後には宮司さんより、「神様はいつも皆さんを見守っていますので、前を通った際には、手を合わせるだけでもいいのでお参りしてください」との言葉がありました。
 
素通りしてばかりの自分を恥じましたが、今後は宮司さんの言葉を思い返し、お参りしたいと思います。
 
神事の後は、大人、子ども、それぞれ1基づつの御神輿巡行。
 
今回、4年ぶりということもあってか、特に小さなお子さんの参加が多く、それだけで大変嬉しく感じた次第です。
 
私は、担ぐ気も満々でしたが、光栄なことに、指揮を執る笛吹係を拝命。
 
ペース配分に気をつけつつ、大人、子どもそれぞれ盛り立てて回りましたが、とりわけ子ども神輿からの元気な「ワッショイ!」、それを見守る親御さんの笑顔を微笑ましく拝見した次第です。
 

【巡航中に自撮りで恐縮ですが、御神輿の雰囲気をお伝えします】
 
御神輿のほうは、途中休憩を挟みつつ、町内の大通りをぐるり一周。
 
響き渡る笛と「ワッショイ!」に、住民の方も家の前に出てこられ、皆でお祭りの雰囲気を楽しめたものと感じました。
 
気持ち的には、もう1周回りたいくらいでしたが、約1時間半の巡行を終え、御神輿を奉納。
 
千寿会の皆さんに手ほどきを受けながら、丁寧に解体し、会館内に納めました。
 
こうして無事にすべての工程を終えましたが、宵宮、御神輿はもとより、準備から片付けまで、本当に多くの住民の皆さんと作り上げた「ふる里まつり」。
 
開催できて良かったと心から思うとともに、これぞ「地域のコミュニティ」と改めて感じた次第です。
 
何といっても大事なのは、地域、ご近所同士のつながりと「お互いさま」の気持ち。
 
活力や活気と同時に、一層あたたかみのある町内にしていければと思い、今後も町民のひとりとして尽力していきたいと思います。

ひばりケ丘町「ふる里まつり」(宵宮)

ブログ 地域コミュニティ

「お祭りは地域コミュニティの原点」
 
これまで何度か述べてきたところですが、昨日は待ちに待った我が町内の「ふる里まつり」。
 
あいにく降ったり止んだりの雨模様でしたが、今年は、以前まで会場としていた場所に家が建ち、町内に適当な場所が無いことから、原子力機構さんの体育館を会場としてお借りしていたもの。
 
これが功を奏し、雨でも関係なく開催できた次第です。
 
今回の「ふる里まつり」は、コロナ禍を経て4年ぶりということのみならず、企画・運営する「お祭り実行委員会」のメンバーを一新(私は、副区長兼で委員に参加)。
 
これまで貢献いただいた先輩方から、我々世代にバトンタッチをし、約半年を掛けて準備を進めてきたところ。
 
そうして迎えた昨日は、雨中にも関わらず、実行委員、区の役員を始め、育成会、各班長さんのご協力のもと、9時より設営・準備。
 
会館からの資機材移動に始まり、屋外では、焼き鳥や焼きそばなどを焼くための調理場(テント)設置、飲食する体育館内はすべてブルーシート敷きと、かなりの作業量でしたが、皆さんのテキパキとした作業により、約2時間でほぼ準備が完了。
 
皆さんどこか、共同作業を楽しんでおられるようで、この時点で既に、つながりが生まれているものと感じた次第です。
 

【準備が整ったステージ回り】
 
午後からはいよいよ本番。
 
まずは15時より育成会のアトラクションタイムで、ビンゴゲームなどにて盛り上がり。
 
また、今回、ひばりケ丘町出身のチョークアーティスト 石丸智恵さんによるライブペイント(公開で時間内に描き上げる)も。
 
どんな作品になるかワクワク感満載のもとスタートしました。
 

【描き始めた石丸さん。さぁ、どんな作品が生まれるか。】
 
そして16時からは「宵宮」開始。
 
区長に続き、私もご挨拶の機会を頂戴した後、鏡割りを行い、4年ぶりのお祭り開催を皆で祝いました。
 
その後は、食べ飲みながら、F⭐︎キッズによるダンス、カラオケ大会、高校生チームによる民謡踊り、お楽しみ抽選会と大いに盛り上がりました。
 
なお、民謡踊りでは、何とか皆さんに踊りに加わってもらいたいと声を掛け、私の狙いでもあった「踊りの輪」が小さいながらも完成。
 
来年はこの輪をもっと大きくしたいと思った次第です。
 

【踊りの輪を抜け、上部からの撮影に成功(笑)】

【踊りの指導をしてくれた敦賀高校の森野さん(写真左)。この日も艶やかな踊りを披露してくれました。】
 
こうして、楽しい時間はあっという間に過ぎ閉会。
 
準備と同じく、皆さんのご協力もと会場の片付けまでを行い、宵宮を終えました。
 
天気が回復した今日は「本祭」。
 
8時30分より神事、町内を練り歩く御神輿巡行を行います。
 
子どもから大人まで、多くの方に参加いただき、思い出に残る「ふるさと祭り」にできればと思います。
 
なお、昨晩描いていただいたライブペイントの完成作品は、差し込む光のなか飛び立つ「ひばり」と、それを祝うかの色とりどりの風船(子ども達が描いてくれました)。
 

【チョークアートの完成作品】
 
これは現在、「砂流or櫛林(ひばりケ丘町)」の住所表記から、「ひばりケ丘町」とする町名地番整理事業を進めていますが、それはまさに「ひばり」が「飛び立つ」ようとの意味を込めて描いていただきました。
 
4年ぶりのお祭り開催、そして新たに生まれ変わる時期に相応しい作品を「形」として残していただきました石丸さんに、心より感謝申し上げます。

地域の子は地域ですこやかに育てよう

ブログ 地域コミュニティ

来春の選抜高校野球大会の選考資料となる北信越地区高校野球大会が昨日、福井県で開幕しました。
 
地元開催ということで、福井県からは4校が出場し、福井商業以外の3校が一回戦を突破。
 
このうち、敦賀勢は、敦賀気比(福井3位)が上田西(長野1位)を5-1で、敦賀(福井4位)が日本文理(新潟1位)を2-1で下し、準々決勝に駒を進めました。
 
県大会では惜しくも決勝進出を逃した両校ですが、「球都敦賀」を胸に、この後も勝ち進むことを大いに期待しています。
 
こうして選抜を懸けて戦う高校球児から元気をもらうところ、同じく昨日は「第45回 青少年育成敦賀市民大会」がプラザ萬象で開催され、私は文教厚生常任委員長としてお招きいただき出席。
 
式典では、主催者側からは原会長より、来賓側からは米澤市長始め、馬渕議長らからそれぞれご挨拶がありました。
 
市長からは、ご自身が子どもだった時分との違いや、良い意味での「やんちゃ」であっても良いのではとの思い、未来を担う子どもたちが、主体的に未来を切り拓いていく資質を身につけるためには、社会全体でより良い環境づくりに取り組むことが大切とあり、その通りだなぁと共感した次第です。
 
その後は、大会参加者全員にて、大会スローガン「地域の子は地域ですこやかに育てよう」を確認し、式典の幕を閉じました。
 

【大会が行われたプラザ萬象大ホール】
 
また式典後、第2部では「青少年からのメッセージ・青少年へのメッセージ」作文発表、第3部では中学生2名によるピアノ演奏、第4部では、NPO法人JB studioによる手話を取り入れたUDダンスなどが行われ、小中高生の高い志や技量、熱量に感動するとともに心洗われました。
 
スローガンでは「すこやかに育てよう」とありましたが、逆にこうして、敦賀の子ども達から感動を与えてもらえるほど「すこやかに」育っていることに改めて、青少年育成に携わる多くの関係者の皆様に敬意と感謝を申し上げるとともに、子ども達には、それぞれの夢に向かって大きく羽ばたいて欲しいと願う機会となりました。

大いに笑い、語った「敬老会」

ブログ 地域コミュニティ

22年前の今日あったのは「9.11」米同時多発テロ。
 
以前にも紹介したことがありますが、この事件のちょうど1年前の2000年に、初の海外業務出張でニューヨーク(GEの工場)に行き、その帰りにワールドトレードセンターに寄ったことがある私。
 
その関係もあって、事件発生の際には、衝撃的な映像を見て本当に驚いたのと、もし出張が1年後だったらと思うと、ゾッとした記憶が蘇ってきました。
 
この事件を境に、国内においても米国関連施設や原子力発電所等重要施設のテロ対策が強化された訳ですが、大規模自然災害と同じく「脅威」として、忘れてはならない日であると胸に刻む次第です。
 
さて、話しをガラリと変え、昨日は町内にて、ひと足早めの敬老会を開催。
 
コロナ禍もあって、4年ぶりの開催となることから、どれだけの方に集まっていただけるか心配していましたが、その気持ちをよそに、結果、会場が満杯になるほどの参加をいただきました。
 

【満員となった町内会館のホール】
 
敬老会では冒頭、区長に続き、私もご挨拶の機会をいただき、日頃のご支援に対する御礼と久々のこの場を大いに楽しんでくださいと言葉を掛けました。
 

【前回開催は初当選の後でしたので、皆さんの前では久しぶりのご挨拶。あたたかい拍手に感謝です。】
 
また、この日集ったお年寄り中の最高齢は〝100歳”と伺ってましたので、その方をご紹介。
 
皆の拍手で百寿のお祝いもでき、幸せな空気に包まれた気がしました。
 
会のほうは、事前に練習してきた、子ども達の歌やクイズに始まり、ギターアンサンブル、カラオケに続き、ビンゴ大会など大変盛り上がりました。
 
お帰りを玄関でお見送りすると、「今日は本当楽しかった!」との言葉が多く聞かれ、おもてなしした側にとっても大変嬉しかった訳ですが、同時に、こうして皆で集い、笑い、語らう場の大切さを感じた次第です。
 
日々、楽しみがあるというのが長生きの秘訣とも思いますが、大先輩の皆様におかれましては、今後もイキイキと健康でお過ごしくださいね。

やっぱり大切な「地域コミュニティ」

ブログ 地域コミュニティ

夏の風物詩といえば「甲子園」。
 
今年で105回を数える全国高校野球選手権ですが、この週末、福井県大会は、福井県営球場と敦賀市総合運動公園野球場で2回戦8試合が行われました。
 
母校敦賀高校は福井工大福井に惜しくも敗れたものの、敦賀工業、敦賀気比が快勝し8強進出。
 
「熱い夏」にするためにも、敦賀勢の甲子園出場に期待をし、応援する次第です。
 
さて、「暑さ」のほうは最高気温ばかり注目されますが、気象データを見てみると何と昨日、一昨日と最低気温が26℃台。
 
グッと気温が底上げされていることが分かります。
 
常に熱中症には注意をする必要がある訳ですが、そうしたことに配慮をしつつ、昨日は気温上昇する前の時間帯に町内の資源(古紙)回収作業を行いました。
 
私の住む、ひばりケ丘町では、育成会(いわゆる子ども会)が主催をし、年に3回行っているものですが、春先に実施する予定がずれ込み、昨日が今年度第1回。
 
この暑さの中の作業ということもあってか、いつも以上に育成会の親御さん、お子さんも多く参加しての回収作業となりました。
 
我々役員側は、補助的役割ながら、トラックに乗り込み、一緒に回収。
 
8時30分から約2時間の回収で、結果、新聞を入れるコンテナとダンボールのパッカー車を「おかわり」するほど大量でしたが、大人から子ども達までが協力しあっての作業と成果に、どこか心満たされた次第です。
 

【回収作業を終えて。育成会ならびに役員の皆さん、お疲れ様でした。】
 
なお、資源回収で集約した分は買取りがされ、育成会が主催するクリスマス会などの費用に充てられます。
 
そうした趣旨をご理解いただき、保管していただいた町民の皆様にも感謝です。
 
また、この日の晩は区の役員会。
 
4年ぶりに出場する敦賀まつりの民謡踊り、同じく4年ぶりに開催する区の敬老会などについて協議し、盛り上がりました。
 
こうしてコロナ禍を経て、また昨日一日を通してより一層感じたのは「地域コミュニティ」の大切さ。
 
住民の皆さんの「輪」と「和」がつながるよう引き続き、自ら汗をかいていきたいと思います。

輪(和)になった東浦地区体育大会

ブログ 地域コミュニティ

6月最初の日曜日。
 
様々な行事が再開、あるいは規模を従来通りに戻して開催されるところ、敦賀市内では「気比の松原クリーンアップ」や中郷、東浦地区では体育大会など、それぞれ多くの方が参加されたよう。
 
私のほうは、以前よりお声掛けいただいていた4年ぶりに開催される東浦地区体育大会に参加すべく、早朝の海岸線を気持ち良くドライブしつつ、会場の東浦小中学校へ向かいました。
 
到着後、受付を済ませ、主催する東浦スポーツ協会の会長さんらとお話しをするに、昭和32年から続く「東浦地区体育大会」は今年で64回を迎え、おそらく市内の地区としての体育大会では一番古いのではとのこと。
 
また、プログラムを見て驚いたのは、歴史上、コロナ禍の3年間以外、雨で中止になったのはたったの1回ということ。
 
というだけあって、昨日の見事な晴天にも納得した次第です。
 
東浦地区は、粟野地区に続き、コミュニティ運営協議会を立ち上げるなど、過疎化や高齢化率が高まるなかでも各集落の皆さんが力を合わせて、地域の運営をしているところ。
 
この体育大会に関しても、どなたでも参加しやすいようマイクロバスで送迎をしたり、「ふるさと選手」と称し、実家を離れた世帯も参加を可能にしたりと、この日も多くの若いお父さんやお母さん、お子さんが参加されるなど、盛況のもとに開催されました。
 

【国旗掲揚を見守る参加者の皆さん】

【チームは昔から6つの色別。チーム旗に囲まれての選手宣誓での「美味しいジュース、ビールを飲むために一生懸命競技します!」には、思わず笑ってしまいました。】
 
また、来賓テント席では地域に関する様々な取り組みを伺うことができたたほか、父の実家がある大比田・元比田テントに顔を出すと、アットホームな雰囲気であたたかく迎えてくれたり、さらには地元ならではのご要望もお聞きできたりと、そうした意味でも大変充実した時間となりました。
 
大会の運営に関しても、幅広い年代の方がテキパキと役割をこなしていたりと、改めて東浦地区の皆さんの結束力と地域コミュニティの高さを感じた次第です。
 
そして、体育大会の最後を飾ったのは民謡踊り。
 
地元の赤崎に住む高校生がリーダーを務めるチームがまず踊りを披露した後は、テントにいる人も参加をし、見よう見まねで輪になって皆で踊りました。
 

【高校生の民謡踊りチーム。後ろ姿も決まっています。】
 
IMG_5275
↑太字部分をクリックしてください。披露された踊りの動画が流れます。】
 
事前に伺っていたこの踊り、実はこれに参加するのが目的のひとつでもありましたので、もちろん私も輪の中で踊った訳ですが、トラック1周分、100人を超える方が参加してできた民謡踊りの輪は、まさに「和」となりました(主催者の狙いここにあり!)。
 
IMG_5278
↑太字部分をクリックしてください。トラック1周につながった踊りの輪(和)の動画が流れます。壮観でした。】
 
グラウンドに半日居て感じたことは、老若男女を問わず、参加された皆が笑顔の素晴らしい体育大会であったこと、さらには地域の人口減少などの課題がある中においても、こうした関係人口を作っていくことの大切さ、さらには、現に大比田には県外から2世帯が移住されるなど、地域の魅力をいかに発信していくかが鍵を握るということ。
 
豊かな自然と歴史、あたたかい人と高い地域コミュニティ力を誇る東浦地区。
 
今後も足を運びながら、魅力ある地域づくりにつなげていけるよう、自身も汗をかいてまいる所存です。
 

【帰りに立ち寄った大比田の「もっちプリン」屋さん。ここからの海の眺めは、新たな「映え」スポットとなっていますので、ぜひ皆さんも足を運んでみてください(乞うご期待のため、全景の掲載は控えます)。】

« 古い記事