10月26日(日)開催の「地域共生社会推進セミナー」にご参加を

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令和7年第2回(6月)定例会において、「敦賀市議会ハラスメント防止条例」を可決、制定して以降、これまで以上に自身の言動、行動に気をつけるところ。
 
そのような中、相手の呼び名に関するハラスメントがニュースに。
 
報道によれば、職場で「○○ちゃん」と名前を呼ばれたのはセクハラだとして、佐川急便の営業所に勤めていた40代女性が年上の元同僚の男性に約550万円の慰謝料を求めた訴訟の判決で、東京地裁は23日、「許容される限度を超えた違法なハラスメント」と認定し、22万円の支払いを命じたとありました。
 
判決などによると、男性から名前をちゃん付けで呼ばれたほか、「かわいい」「体形良いよね」と言われたなど、裁判官は、ちゃん付けは幼い子どもに向けたもので、業務で用いる必要はないとし、男性が親しみを込めていたとしても不快感を与えたと指摘。
 
一連の発言を「羞恥心を与える不適切な行為だった」と判断したことを踏まえ、あらためて、呼び名ひとつとっても、相手がどう感じるかを念頭に置いて接することが肝要と感じた次第です。
 
さて、話は変わり、9月定例会の一般質問では、公民館のコミュニティセンター化を踏まえ、これからの地域づくりをどうしていくかについて意見したところ。
 
人口減少、少子高齢社会における地域づくりに向けては「共生」というキーワードが大変重要な訳ですが、10月26日(日)には、敦賀市主催の「令和7年度 地域共生社会推進セミナー」が開催されます。
 
市ホームページでの紹介によれば、セミナーの趣旨・目的は「本市では、一人ひとりの暮らしと生きがい、地域をともに創っていく社会の実現に向け、みだしのセミナーを開催します。講師からつながりや支え合いについて学んでみませんか」。
 
敦賀市自立促進支援センターから地域づくりについての活動報告がされるほか、福井県立大学看護福祉学部社会福祉学科准教授の永井裕子氏によるご講演「地域共生社会の実現を目指して -つながり、支え合う地域を創る-」があります。
 

【敦賀市ホームページの開催案内チラシ】
 
少子高齢社会に関しては、私のような団塊ジュニア世代が高齢年齢になる2040年頃には、65歳以上人口が最大となります。
 
15年後といえば、「近い将来」であり、今からこの時代に対応する地域社会の基盤をつくっていかねばならず、それに向けては、行政や議員だけの課題ではなく、市民の皆様とも一緒に考え、答えを見出していかなければならないと思うところです。
 
こうした考えのもと、本セミナーは絶好の機会であり、本ブログをご覧いただいた方にはぜひ、26日のセミナーに参加いただければ幸いです。

ひと足お先の「敬老会」

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「国民の祝日に関する法律」(昭和23年7月制定)第2条に定められる祝日の「敬老の日」。
 
「敬老の日」は、昭和41年の同法律改正により加えられたものですが、日付については、昭和26年以来、敬老の日が設けられるまでの十数年にわたり、「としよりの日」として全国各地で関係行事が行われ、また、昭和38年には、老人福祉法において「老人の日」とされるなど、広く国民の間に定着していたため、平成14年までは「9月15日」とされていました。
 
しかしながら、平成13年の法改正により、よりゆとりある国民生活の実現に資するため、平成15年からは「9月の第3月曜日」に変更され、現在に至っています。
 
なお、大事な祝日の趣旨は「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」こと。
 
今年はたまたま、第3月曜日が旧の祝日15日と重なる訳ですが、自身が住む町内では昨日、ひと足お先に「敬老会」を開催しました。
 
開始の11時前は大変蒸し暑い中でありましたが、皆さんお元気に歩いて来られ、久々にお会いした方とは笑顔の再会をしつつ、会場を見回すとお越しいただいた方はざっと約50名。
 
これに、おもてなしをする区の役員らが加わり、総勢約65名での「敬老会」を開催することができました。
 
冒頭、区長からのご挨拶に続き、私も機会を頂戴し、町内の皆様からの日頃のご支援に対し御礼申し上げた上で、議員の立場として、こうした社会にあって最も大事なのは地域のコミュニティであり、高齢者の皆さんの元気=まちの元気につながること、これからも健康でイキイキ人生をお送りくださいとお声掛けした次第です。
 
会のほうは、子ども達のクイズ大会にカラオケ、ビンゴ大会、最後は、敦賀まつりで踊れなかった(「民謡の夕べ」が中止)「敦賀すきすき」など2曲を踊り、大変盛り上がりました(カラオケでは「青春時代」の大合唱も)。
 

【ひばりケ丘町会館で開催された「敬老会」の様子】
 
今年もすべてのテーブルを回りましたが、おもてなしするはずが、逆に「お年寄りパワー」に元気をもらった次第です。
 
お帰りの際もお見送りすると、皆さん口々におっしゃられたのは「楽しかったわ〜」の言葉。
 
大先輩方が、今後も健康で楽しくお過ごしいただけるよう、今後も町内の一員としてお支えしてまいります。
 
こうして敬老会を終え、本日開会の定例会に向けて準備をしていると、テレビのテロップに流れてきたのは「石破首相退陣へ」。
 
一国のリーダーの決断に対し、軽々に物言うことは差し控えますが、吹くのは「秋風」か「解散風」か。
 

【今朝の朝焼け。この後すぐに色が変わりましたが、コロコロとリーダーが変わる日本の政治が重なった次第。】

おまつりは地域をつなぐ最大のコミュニティであり宝

ブログ 地域コミュニティ 敦賀の歴史・文化

『敦賀に秋の訪れを告げる北陸随一の長まつり』
 
上手く表現しているこのタイトルは、敦賀まつり振興協議会のホームページ(HP)にあったもの。
 
HPでは続けて、「氣比神宮例祭」は、9月2日宵宮祭、3日神幸祭、4日例大祭、5日より10日まで後祭、15日の月次祭をもって終わる「氣比の長まつり」として有名とあり、例祭の前夜祭にあたる2日の宵宮祭は、宵山巡行がないと本祭りは始まらないと言われていること。
 
3日の御鳳輦(ごほうれん)は、氣比神宮の御神体である仲哀天皇を祀ったお神輿で、菊花の紋章入りの錦旗を先頭に、烏帽子(えぼし)、護衛の直垂の衛士(ひたたれのえじ)、甲冑をまとった武士の犬神人(つるめそ)、神馬に乗った神官の神職(しんしょく)、稚児、楽人を従えて、雅楽が奏でられるなか、氏子達と共に古式ゆかしく市内を巡行する例祭の本祭りであること。
 
4日の例大祭では、まつりのシンボルとして長い歴史を持つ6基の山車(やま)が揃い、敦賀の山車の特徴は等身大の人形に本物の能面や甲冑を飾り付け、戦国時代の合戦における武将の勇姿を表現していること。
 
と、コンパクトながら大変分かりやすく、「氣比神宮例祭」の内容を紹介しています。
 
また、9月2日の宵宮祭から4日例大祭までの期間を「敦賀まつり」と呼びます。
 
その「敦賀まつり」は昨日2日目を迎え、上記の御鳳輦巡幸や大人6基、子ども8基による神輿が市内一円に繰り出したことに加え、夕方からは「カーニバル大行進」が行われました。
 
市内小中高校による①マーチングの部、企業・団体による②パレードの部、③仮装・電飾パレードの部の3部で構成される「カーニバル大行進」に、今年は22チームが参加。
 
各チームは色とりどりの衣装を纏い、沿道の大勢の観衆の前で日頃の練習の成果を披露する姿はまさに、“市民総参加”と毎年感じるところ、これに私も参加。
 
パレードの部に出場する日本原子力発電(株)の一員として、今年も「ひょっとこ踊り」に参加してまいりました。
 

【センターステージでの日本原電の隊列(家族が録画してくれていた嶺南ケーブルネットワークのLIVE画像より)】
 
「踊り」といっても、私は獅子舞役(これで3年連続)につき、隊列の周りで賑やかしをするに過ぎない訳ですが、神楽通りから、途中センターステージでは「若狭牛マンボ」の曲に合わせて、最終の相生通りまで、社員の皆さんと一緒に気持ち良く踊り、行進した次第です。
 

【知人が撮影してくれた私の獅子舞姿】
 
なお、日本原電は全体の出場順10番目であり、その後も元気な、市内各企業や団体のパレードが続いたところ。
 
参加された皆様、ならびに沿道を盛り上げていただいた観客の皆様、そして安全な運営のため、裏方でサポートいただいた関係者の方々、大変お疲れ様でした。
 
一夜明け、本日は「敦賀まつり」最終日。
 
満を持して、6基の山車が巡行するほか、午後7時からは市内各地区から参加しての「民謡の夕べ」が行われます。
 
夕方以降のお天気が若干心配なところではありますが、皆の願いで雨雲を吹き飛ばし、元気に踊ってフィナーレを迎えられればと思います。
 
冒頭の敦賀まつり振興協議会HPでは、このおまつりをこのようにも表現しています。
 
「まつり期間中は、各商店街によるお祭り広場や、市民総参加のカーニバル大行進、民謡踊りの夕べなどが行われ、市内外から多くの人が敦賀に訪れます」
 
まさに、市民総ぐるみ、総参加のおまつりは、敦賀の歴史であり、地域をつなぐ最大のコミュニティ(宝)であります。

水防訓練から金山最終処分場竣工式、そして地元のお祭りへ

ブログ 地域コミュニティ 防犯/防災

昨日は、公務ならびに地域の行事が続いた充実の一日。
 
まず、8時45分からは、古田刈公園で行われた「敦賀市水防訓練」へ。
 
産経建設常任委員会所属の前期は毎年出席していましたが、2年空き、今年は副議長としての出席となりました。
 
笙の川右岸河川敷にて、敦賀市消防団はじめ、地域からは南地区の皆さんなど総勢130名が参加しての訓練は、引き締まった雰囲気の中、土のう作成や月輪工法など、それぞれに分かれ体験。
 
最後は、福井県の防災ヘリによる救助訓練(河川敷の要救助者を実際に吊り上げ)を行い、訓練は終了。
 
出水期に入ったこの時期に、水害に対する意識を高め、毎年繰り返し訓練することは非常に重要なことであり、敦賀市、敦賀美方消防組合をはじめ、地元消防団、防災士会の皆様など、対応にあたる方々に敬意を表する次第です。
 

【それぞれセクションに分かれての訓練の様子】
 
防災服からスーツに着替え、続いて出席したのは、11時からの「金山最終処分場竣工式」。
 
こちらは、よく「(美浜に向かう)旅籠山トンネルの右側に建ててるの何?」と聞かれるその施設がますがまさに「金山最終処分場」。
 
昨日付けの福井新聞 嶺南版にも大きく掲載されていましたが、平成29年2月に、敦賀市と美浜町とで一般廃棄物の共同処理に関する協定書を締結し、これに基づき令和4年4月から共同処理を開始しているところ、今回完成した「金山最終処分場」についても、この協定に基づく事業として共同で進めてたもの。
 
一般廃棄物参集処分場とは、廃棄物を中間処理施設で減容化した際に発生する焼却灰や不燃物等を生活環境上支障のないよう適切に貯留し、安定化、無害化する役割を担う施設であり、竣工式ののち、実際に埋立処分棟内を拝見すると、非常に大きなもので驚いた次第です。
 
廃棄物の量によるものの、処分棟が満杯になるまで12〜15年くらいということでしたが、設計・建設施工に携わっていただいた皆様に感謝申し上げるとともに、今後は、安全かつ適切な施設運営をお願いする所存です。
 

【施設の全景はパンフレットのとおり(緑の屋根の施設が埋立処分棟、その上は旅籠山トンネル)】

【埋立処分棟内のベース面から見るとこのような感じ】
 
そして、午後からは、地元ひばりケ丘町の「ふる里まつり」の準備へ。
 
昨日はあいにく、雨が降ったり止んだりで判断に迷うところ、一旦屋外開催で設営しましたが、結果して夕方からは雨足及び風も強く、外開催は断念。
 
予定していた「粟野スコップサウンズ」(三味線)や「芋づる会」(民謡)などの出演も急遽キャンセルし、焼き鳥・焼きそばなどは外で調理、会館内で食べていただくことに切り替え、開催した次第。
 
既に育成会の皆さんは会館内でビンゴゲームなどを楽しんでいましたが、その時点で多くのお子さんや親御さんが集まり大盛況。
 
宵宮スタート後も続々と会館に人が押し寄せ、最後の抽選会時は、立っている人も含めほぼ満杯状態に。
 
昨年までは、町内の端にある体育館をお借りして開催していましたが、今年からはほぼ真ん中に位置する会館裏の駐車場をお借りできることになったため、皆さん足を運びやすくなったことも影響していると考えるところですが、何にせよ、雨の中でもこれだけ多くの方にお集まりいただいたことだけで成功ではなかったかと感じたところです。
※写真は皆さんの顔が映ってしまうため、掲載を控えます。
 
アトラクションに関しては、屋内でも可能な「チョークアート」と「バルーンアート」の2種類を行いましたが、これで3年目、ストーリー性をもって制作いただいた「チョークアート」の完成作品はこちら。
 

【ひばりケ丘町出身のチョークアーティスト 石丸智恵さんと子ども達が手伝って完成した作品】
 
一昨年は、ひばりが飛び立ち、昨年は、ひばりがつがいに、そして今年は、ひな鳥を育てる親子に。
 
町名地番整理事業により、晴れて「ひばりケ丘町」となったことと重ね、町のさらなる発展を願ってのシリーズ作品がこうして完成したことは嬉しく、完成後はステージ上にて会場の皆さんにお披露目した次第です。
 
昨日のお祭りの盛り上がりを見るに、石丸さんの作品どおり、今後の町の発展を確信するところでありますが、引き続き、私自身もひばりケ丘町に住む一員として、役割を果たしてまいりたいと思います。
 
こうして、公務、プライベートと続きましたが、気持ちの充実した一日となりました。

2025年度「ひばりケ丘町総会」を開催

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昨晩は19時より、地元ひばりケ丘町の「2025年度定期総会」を開催。
 
ここに至るまで、役員においては2月後半から協議を重ね、活動実績のまとめや来年度活動計画等の確認を行なってきたところ。
 
寒の戻りでグッと冷え込む日となったことから、多く集まっていただけるか心配していましたが、結果、出席者は60名。
 
285名の委任状を加え、総会成立要件を満たしたことに安堵した次第です。
 

【椅子席がほぼ埋まった総会会場】
 
総会においては、区長に続き、地元の市議会議員として私にも挨拶の機会を頂戴。
 
日頃の活動に対するご理解とご支援に感謝申し上げるとともに、「活動の原点は地域の声にあり」の考えのもと、地域の皆様からのご意見を承りながら、引き続き市政発展に向け尽力する旨、申し上げた次第です。
 
その後は、次第に従い議事を進め、2024年度の活動実績や決算、2025年度事業計画、予算など、例年通りの議題に加え、役員の選出に係る町会規約の変更について承認いただきました。
 
なお、私自身はこれまでの副区長に加え、来年度は防犯部長を兼務することになりました。
 
防犯部の急遽の事情により、一時的に兼務するものでありますが、9年もの間、任を担っていただいた前防犯部長の意思を受け継ぎ、町の活動方針でもある「安全・安心・住みよい町づくり」に向けて取り組んでまいります。
 
なお、今回の総会は、町名地番整理事業において、晴れて「ひばりケ丘町」となって初めての開催。
 
また、出席者を役員、班長に限定し開催していた新型コロナ禍から「通常形式」に戻して2年。
 
とりわけ、すっかり遠い昔のように思える新型コロナ禍に関しては、当時影響を受けた、大きなことのひとつが「地域コミュニティ」でした。
 
各地域で行う総会やお祭り、子ども会や老人会が主催する行事などでご近所顔見知りになったり、町内住民の結びつきを強めることすら、その機会を奪われたことを思い返すところでありますが、その経験をしたからこそ、こうした地域活動の重要性と必要性をしかと胸に置き、「地域コミュニティ」の維持・向上に向け、自身も地域の一委員として汗をかいていかねばと思う所存です。
 
さて、話は変わり、本日は今年度最終日。
 
とりわけ、異動や退職等で環境の変わる方にとっては節目の日になろうかと存じますが、改めて、お世話になった皆様に感謝申し上げるとともに、新天地、新たなステージでのご活躍を心から祈念いたします。

地域力や防災力の源泉は「地域コミュニティ」にあり

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昨日は、福井県内11市町で、20歳を対象とした記念行事が行われ、敦賀市ではプラザ萬象で開かれた「20歳のつどい」に532人が参加されたとのこと。
 
成人年齢が引き下がったことにより、「成人式」としていた以前とやや趣旨は違えど、大人になる節目の位置付けは変わらないのかと思うところ。
 
今年度「20歳」を迎えた方(迎えられる方)は、中高生時代を新型コロナ禍で過ごした世代。
 
とはいえ、そうした逆境を仲間とともに乗越え、逆に同級生同士の精神的な結び付きは強い世代ではないかと察するところであり、スーツや振袖に身を包んでの晴れ姿をお祝いする次第です。
 
なお、県内17市町の本年度の記念行事対象者は7645人とのこと。
 
次代を担う皆様が健康で、今後ますます飛躍されますこと祈念いたします。
 
さて、式を祝うかの素晴らしい天気に恵まれた昨日。
 
わがまち「ひばりケ丘町」では、新年恒例行事の「どんど焼き」と「新春の集い」を開催しました。
 
早朝からの「どんど焼き」ではまず、区の役員と防災部とで、町の発展と地域住民の無病息災を願い、その後はお正月のしめ飾りやお札を持ってこられた町内の皆さんとご挨拶したりと、バックに映える野坂山の如く、清々しい時間を過ごした次第です。
 

【どんど焼き会場の原子力機構グラウンド。この日も野坂山は神々しく輝いていました。】

【ゆらめく炎に無病息災を祈る】
 
どんど焼きの後、町内会館で催したのは「新春の集い」。
 
どなたでも、いつでも参加OK方式の「新春の集い」には、小さなお子さんを連れた親子からお年寄りまで多くの町民が参加され、会館のホールに準備した席はほぼ満員。
 
冒頭、区長に続き、私もご挨拶の時間をいただき、日頃のご支援への感謝と、皆さんと一緒に町内を盛り上げていきたい旨、お伝えした次第です。
 
お酒と料理を交えての歓談、カラオケやビンゴゲームでも大いに盛り上がり、笑い声と笑顔があふれる時間となりましたが、とりわけ今年は世代を超えて楽しむことができ、私自身がそうであったよう、参加された皆さんも癒され、あたたかい気持ちになったのではと感じたところ。
 

【多くの皆さんに参加いただいた「新春の集い」】
 
思えば、昨年9月の町名地番整理事業にて、長年の悲願であった住所表記の( )書きが取れ、晴れて「ひばりケ丘町」となって迎えた令和7年。
 
大げさにいえば、新たな歴史のページがここから始まるといった感のもと、役員の方々、地域住民の皆さんと協力し合って、「地域力」や「防災力」の源泉ともいえる“地域コミュニティ”の輪を一層広げ、深めていければと思います。
 

【壇上真ん中の絵は昨年の「ふる里まつり」で描いていただいたチョークアート。この2羽のひばりのように、仲良く、そして空高く発展し続けるまちにしていきたいなと。】

「ひばりケ丘町」が本日、新たなスタート

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気持ちの良い青空に恵まれた昨日は、敦賀市総合運動公園へ。
 
敦賀市で進めている「アーバンスポーツ施設整備検討事業」の第2回ワークショップの様子を拝見してきました。
 
市ホームページによれば、アーバン(urban)スポーツは都市型スポーツともいわれ、広いスタジアムやアリーナを必要とせず、街中の広場など小さなスペースでも始めることができるとあり、代表的な競技としてはスケートボードやBMX、インラインスケート、3×3(3人制バスケットボール)などが挙げられるとあります。
 
8月には、市民の方を対象とした第1回ワークショップが行われ、ディスカッションにより、懸念事項などの共有や施設整備候補地を検討したところですが、昨日は運動公園の駐車場に特設パークを設け、初心者講習から一般参加まで、小さなお子さんや市内外のプレーヤーの方が楽しまれる様子を伺うことができました。
 
青空のもと、周囲にはキッチンカーが数台、音楽に乗せてというアーバンスポーツ独特の開放的な環境のなか、BMXなどのプレーヤーさん達とお話するに、全国では作ったは良いが、規模感やトリックができるレベルの関係から、すぐに使われなくなったパークが沢山あることや、パークの中でスケートボードとBMXは共存(共有と言ったほうが良いか)できること、屋外の場合、床はアスファルトよりコンクリートが望ましい(転けても滑るので)などなど、実経験からのお話しを興味深くお聞きした次第です。
 
検討事業はこの後、ワークショップの結果なども踏まえ取りまとめられますが、お伺いしたお話しに加え、小さなお子さんと大人のプレーヤーが融和し、笑顔で楽しまれていた雰囲気も頭に置き、今後示される施設整備の方向性に期待するところです。
 
さて、本日は長年の悲願であった、わが町「ひばりケ丘町」の新たなスタートの日。
 
「悲願」の意味合いは、過去のブログをご覧いただければと思いますが、簡単に申せば、住所表記の「カッコ( )書き」を外すこと。
 
 →ひばりケ丘町の「悲願」が一歩前進(2023年6月6日ブログ)
 
敦賀市外の方は頭に疑問符が付くかと思いますが、市内には、例えば「ひばりケ丘町」で言えば、同じ町でありながら、住民票など正式な住所表記が、
 
◉砂流○号○番地○(ひばりケ丘町)
◉櫛林○号○番地○(ひばりケ丘町)
◉野坂○号○番地○(ひばりケ丘町)
 
と3つにまたがっており、こうした区がまだまだ多くあるところ。
 
そうした中、わが町においては、住所表記のカッコを取り除き、「ひばりケ丘町○○○番地」へと町名を明確にし、新たに地番を振り直す、いわゆる「町界町名地番整理事業」を行うことを昨年4月の総会で決議し、その後、市長へ要望。
 
議会の議決を経て、およそ1年の期間を掛けて準備いただいたところですが、いよいよ本日、カッコ書きが外れ、晴れて「ひばりケ丘町」としてスタートする運びとなったことを大変嬉しく感じる次第です。
 

【鳥のひばりの姿が町名を表す、わが町のシンボルマーク(町内会館に掲示)】
 
昨夕は、今日からのスタートを前に、主に高齢者向けの説明会を開催し、手続きの流れや行政が職権で変更してくれるものとそうでないもの、本人確認証明となるマイナンバーカードや運転免許証は極力早めに変更手続きを行うことや、それらを含めた個人で行うもの(不動産や銀行など)に関する各種手続き方法について説明したところです。
 
なお、この説明会には65名を超える方に参加いただき、関心・不安の高さを感じたところですが、説明と質疑を通じ、少し安心いただけたのではと感じた次第です。
 

【多くの皆さんに参加いただいた、昨日の説明会】
 
また、本事業にあたっては、総会前の町民向け説明会の段階より、市の総務課の皆様には大変丁寧に対応いただいたことを始め、この後のマイナンバーカードなどの手続きに関しては、市民課の方では休日も開庁いただき対応いただくなど、円滑な変更手続きに向けてご尽力いただくことに心より感謝申し上げます。
 
こうして、新たなスタートを切る「ひばりケ丘町」。
 
1年前に町内の「ふるさと祭り」で描いていただいたチョークアートの如く、澄み切った空に羽ばたく「ひばり」のように、活気と団結力あるまちとして発展することを祈念するとともに、町民の一人として私自身もお役に立てればと存じます。
 

【チョークアートで描かれた、羽ばたく「ひばり(ケ丘)」】

多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う

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秋にある「国民の祝日」のひとつに「敬老の日」があります。
 
たった3条からなる「国民の祝日に関する法律」(昭和23年7月制定)の第1条には、
 
『自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける。』
 
とあり、第2条に定められる祝日に、「敬老の日」は9月の第3月曜日とし、趣旨には「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う。」とあります。
 
なお、「敬老の日」は、昭和41年の同法律改正により加えられたものですが、日付については、昭和26年以来、敬老の日が設けられるまでの十数年にわたり、「としよりの日」として全国各地で関係行事が行われ、また、昭和38年には、老人福祉法において「老人の日」とされるなど、広く国民の間に定着していたため、平成14年までは「9月15日」とされていました。
 
しかしながら、平成13年の法改正により、よりゆとりある国民生活の実現に資するため、平成15年からは「9月の第3月曜日」に変更され、現在に至っています。
 
ここまで前置きが長くなりましたが、このような意味合いのある「敬老の日」を前に、昨日は町内の「敬老会」を開催しました。
 
コロナ明けで4年ぶりに開催した昨年に引き続いての敬老会には、約70名の皆さんにお集まりいただき、久々にお会いした方とは笑顔の再会。
 
冒頭、区長からのご挨拶に続き、私も機会を頂戴し、町内の皆様からの日頃のご支援に対し御礼申し上げた上で、議員の立場で、市内の文化芸術やスポーツ、さらにはボランティア活動など、様々な分野で高齢者の皆さんが元気に活動されている姿を拝見するに、これまで、そして今もなお、皆様のご活躍とお支えあって成り立っていることに感謝の気持ちをお伝えするとともに、これからもますますお元気でとお声掛けした次第です。
 

【ひばりケ丘町会館で開催された「敬老会」の様子】
 
会のほうはその後、子ども達からのクイズや民謡踊りに続き、乾杯の後はカラオケにビンゴ大会と盛り上がりました(僭越ながら、私も一曲披露)。
 
今年もすべてのテーブルを回りましたが、おもてなしするはずが、逆に「いつも見とるよ」、「頑張ってや」とあたたかい励ましの言葉を頂戴し、恐縮するやら嬉しいやらでしたが、皆さんそれぞれ飲んで歌ってお話ししたりと、3時間半があっという間に経過し閉会。
 
帰り際に皆さんからあった「楽しかったわ〜」、「来て良かったわ〜」が何より嬉しい言葉でした。
 
今後もこのような機会等を通じ、諸先輩方が健康でイキイキとお過ごしいただけるよう、町内でもお支えしてまいります。
 
なお、元々祝日に設定されていた9月15日は現在、「老人の日」とされ、また、9月15日から9月21日までの一週間が「老人週間」とされています。
 
昨日の元気な皆さんの姿を思えば、「老人」という呼称にいささか違和感はあるものの、週間にある趣旨を大切に、皆が高齢者を敬愛し、長寿を願う気持ちをもって、接する社会になればと思う所存です。
 
(おまけ)
気持ちは「わっしょい!」でお元気に!今年もさぶちゃんの「まつり」を熱唱しました。

令和6年度 ひばりケ丘町「ふる里まつり」

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連日の暑さのなか繰り広げられた、任期満了に伴う小浜市長選。
 
なんと20年ぶりの選挙戦ということも加わり注目されていましたが、21日投開票され、無所属新人で前市議の杉本和範氏(44)が8,291票を獲得し、初当選。
 
5選を目指した現職の松崎晃治氏(66)を990票差で下し、小浜市においては16年ぶりの新市長誕生、杉本氏は県内9市で最年少の首長となりました。
 
なお、今回の投票率は68.02%で、前回を9.44ポイント下回ったとのこと。
 
多くの団体、現職優先の連合も支援した松崎氏が敗れるという結果となったものの、まずは激戦を戦われた両候補に敬意を表するとともに、市議としては私と当選同期、以前から交流のある杉本氏の今後のリーダーッシップ、手腕に期待する次第です。
 
さて、朝から晴天、30℃を超える天気となった昨日は、ひばりケ丘町「ふる里まつり」の本祭。
 
前日の宵宮を泣く泣く欠席したことはブログで述べた通りですが、この日は副区長として早朝より出席。
 
ジリジリと照り付ける太陽のなか、8時30分からは、区の役員、育成会会長らが参列のもと、ひばりケ丘神社にて神事を執り行いました。
 
御神輿巡行の安全を祈願した後は、大人神輿、子ども神輿それぞれ一騎づつが出発。
 

【安全祈願を終え、出発を待つ御神輿】
 
コロナが明け、4年ぶりに開催した昨年に続き、多くの子ども達が参加してくれたことだけで大変嬉しく感じた次第です。
 
私は、御神輿に合わせ御神酒を振る舞う係、指揮を執る笛吹係。
 
大人、子ども神輿それぞれ盛り立てて回りましたが、とりわけ、小さな子ども達の元気な「ワッショイ!」、それを見守る親御さんの笑顔を微笑ましく拝見した次第です。
 
なお、この暑さ。
 
途中の休憩はもとより、親御さんらが準備したウォーターミスト(霧吹き)で熱中症対策も講じながらの巡行。
 
町内の大通りをぐるり一周し、響き渡る笛と「ワッショイ!」に、町内の皆でお祭りの雰囲気を楽しめたものと感じました。
 
御神輿の方は、何とか無事に約1時間半の巡行を終え、奉納。
 
こうして無事にすべての工程を終えましたが、宵宮、御神輿はもとより、準備から片付けまで、本当に多くの住民の皆さんと作り上げた「ふる里まつり」。
 
その後の「打上げ」を含め、開催できたことを心から喜ぶとともに、改めて、お祭りは「地域コミュニティ」の原点と感じた次第です。
 
少子高齢社会が叫ばれる中にあって、ますます大事になってくるのは、町内、ご近所同士のつながりと助け合う気持ち。
 
最も身近で小さな自治単位である町内活動の活力や活気を持続し、一層あたたかみのあるものにしていければと思い、今後も町内の皆さんと協力、知恵を出し合っていければと思います。
 

【前日の宵宮で描いていただいたチョークアート作品。つがいの「ひばり」のように、ますます羽ばたきますように。】

「人間を救うのは、人間だ」 〜敦賀赤十字奉仕団定期大会〜

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一日遅れての紹介で恐縮ですが、昨日は「演説の日」だったそう。
 
由来は、明治7(1874)年6月27日に、東京・慶応義塾の三田演説館で日本初の演説会が行われたこと。
 
また、「演説」という言葉は、福澤諭吉氏が仏教語をもとにして作った造語とされており、諭吉氏自身は早くから、日本が欧米と対等の立場に立つ為には、演説の力をつけることが必要と説いていたとのこと。
 
確かに政治の世界で見ても、最近では名演説家と呼ばれたオバマ元米大統領、自国民を奮い立たせるウクライナのゼレンスキー大統領などの存在があるのに対して日本はどうか。
 
諭吉氏の「欧米と対等に」とまで考えは及ばずとも、特に、大衆に考えを説く政治に携わる者は「演説力」を高めねばならないと、自分にも問い直したところです。
 
さて、演説とはやや意味合いが異なるかもしれませんが、副議長就任以降、徐々に機会が増えているのは「挨拶」の場。
 
議長が他の公務で対応できない場合に代役を務めるのが役割となっていますが、昨日は「令和6年度 敦賀市赤十字奉仕団定期大会」にお招きいただき、敦賀市議会を代表してご挨拶する機会を頂戴しました。
 
赤十字は、アンリー・デュナン(スイス人:第一回ノーベル平和賞受賞者)が提唱した「人の命を尊重し、苦しみの中にいる者は、敵味方の区別なく救う」ことを目的とし、世界191の国と地域に広がる赤十字・赤新月社のネットワークを生かして活動する組織で、日本赤十字社はそのうちの一社。
 
西南戦争における負傷者救護で初めての活動を行って以来、国内外における災害救護をはじめ、苦しむ人を救うために幅広い分野で活動しており、敦賀市赤十字奉仕団は、地域赤十字奉仕団のひとつとして、昭和23(1948)年の結成依頼、連綿と地域社会に貢献されています。
 
大会では、団旗・分団旗入場に始まり、奉仕団関係物故者への黙とう、「あこがれの赤十字」斉唱、赤十字奉仕団「団員信条」の唱和。
 
委員長挨拶に続き、活動に貢献された団員への表彰伝達式が行われ、その後、来賓祝辞として戸田・日本赤十字社福井県支部事務局長、池澤副市長、私とご挨拶。
 
市議会を代表しての挨拶では、大和田委員長様をはじめ団員の皆様が、日頃から地域に根ざした人道的な活動を実践していただいておりますことに、心から敬意と感謝の意を表するとともに、「困っている・苦しんでいる人の役に立ちたい」という思いを持った方々が、その思いを結集し、赤十字のボランティア活動を通じて、支えてくださっている皆様の存在は、大変心強く、意義深いものであるとお伝えしたうえで、今後とも、各種活動や災害時の救援・協力活動、更には市民の福祉向上のため、一層の御尽力を賜わりますようお願い申し上げた次第です。
 

【会場の「あいあいプラザ あいあいホール」の様子】
 
会場を見渡すと、知った方も多く参加されていた敦賀市赤十字奉仕団。
 
団のますますのご発展と、団員の皆様のご健勝、ご活躍を心からお祈り申し上げます。
 
なお、ステージ上に掲げられていた赤十字社の運動標語は、「人間を救うのは、人間だ」。
 
地域赤十字奉仕団の活動はもとより、寄付や献血、ボランティアなど、どなたでも参加できる赤十字社の活動にご協力いただければ幸いです。

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