議会は「言論の府」〜敦賀市議会6月定例会が閉会〜

ブログ 敦賀市議会

「電力不足の国に将来はあるのか」
 
今冬に続き、昨日も心の底からそう思う事態が。
 
皆さんご承知の通り、昨日、東京電力パワーグリッド(以下、東電PG)供給域内での深刻な電力需給逼迫を巡り、経済産業省は同管内に「電力需給逼迫警報」を発令。
 
28日も電力の供給余力を示す供給予備率が5%を下回った場合に発令される「電力需給逼迫注意報」を継続すると発表しました。
 
また、東電PG、東北電力、北海道電力は29日についても、予備率が5%を下回る可能性があるとして、今年新設された「需給逼迫準備情報」を初めて発出する事態に。
 
私がさらに深刻だと思うのは、この事態は東電PG単独の話しではなく、複数のエリアで生じていることに加え、昨日も電力広域的運営推進機関(OCCTO)が、電気事業法第28条の44第1項及び業務規程第111条第1項の規定に基づき、東電PG供給区域の需給状況改善のため、13時30分、14時19分には東北電力ネットワーク(以下、東北NT)から東電PGに15:00から20:00の間、最大86.87万kW、20:00から24:00の間では最大134.63万kWを東北NT、中部電力パワーグリッド、北陸電力送配電、中国電力ネットワーク、四国電力送配電、九州電力送配電から電気の供給を行う旨の指示が出されこと。
 
つまりは、これだけのバックアップがあって何とかこの危機を乗り越えようとしている点にあります。
 
政府やメディアからは「節電」のことしか聞こえてきませんが、安定供給を死守すべく、現場で奮闘する「電力マン」のご尽力あっての今の電力供給であることを始め、恒常的な電力供給力不足に陥っている本質的問題は何なのかについてこそ追及し、責任の所在を明らかにすべきと考える次第です。
 
加えて申し上げれば、経済産業省の予測では、この夏よりも次の冬が一層厳しい需給状況とされています。
 
その冬に向けて供給力を増やさねばなりませんが、そう簡単に発電所が新設できないとすればやはり、手は既存の原子力発電所の審査を加速させるなど、1基でも多く稼働させることしかないと考える次第であり、「原子力を最大限活用」というのであれば尚のこと、政治がその姿勢を打ち出すべきと考えます。
 
このことは必ずやお伝えしたいと、ついつい前置きが長くなってしまいましたが、本題の敦賀市議会に関しては、昨日6月定例会が最終日を迎え、提出された全議案を可決、請願並びに陳情については全件不採択とする旨決し、閉会しました。
 
議員各位を始め、議案の準備から審査、審議に丁寧に対応いただいた理事者の皆さん、各部署の皆さん、そして何より運営を支えていただいた議会事務局の皆さん、大変お疲れ様でした。
 
次の令和4年第3回(9月)定例会は、9月5日開会、32日間の長丁場で開催されますので、これに至る期間を大切に、丁寧な活動報告に加え、ひとりでも多くの方の声、現場のリアルを把握のうえ、市政発展と課題解決に向け尽力する所存です。
 
さて、最終日の各議案採決の前には討論が行われる訳ですが、昨日私は第46号議案「令和4年度敦賀市一般会計補正予算(第3号)」について、自身の思いを込めて討論いたしました。
 
特に、市民の皆さんから様々な声のある「人道の港」関連については、世界的にも重要な役割を担う、敦賀にあった紛れもない史実であることを踏まえ、考えを述べた次第。
 
ついては、皆さんに知っていただければと、このブログでも討論での発言全文を掲載いたします。
 
議会は「言論の府」と言われます。
 
敦賀市議会が、その名に相応しき議会であり続けられるよう、引き続き議会の一員として尽力してまいります。
 
以下、討論発言全文。
 
市民クラブの山本武志です。
私は、会派を代表して、第46号議案 令和4年度敦賀市一般会計補正予算(第3号)の件について、委員長報告に賛成の立場で討論を行います。
 
まず、総務費における「庁舎整備事業費」9813万9千円については、3月定例会での議論の内容も踏まえ、EV急速充電器整備や10基のマンホールトイレ整備など、今後の庁舎使用における利便性や安全性などの機能向上を図るものとすることは理解するものの、市民及び職員からの改善要望に対応するための「庁舎改善工事」3千万円に関しては、現段階で詳細な実施項目までは確定していないとありました。相当数の要望事項の採用可否を今後検討していくとのことでしたが、市においては、優先順位の考えを明確にしたうえで、必要性や実施効果を十分に勘案しつつ実施事項の決定がされることを前提に認めるべきことにいたします。
 
次に、土木費における「駅西広場公園管理費」300万円については、本年9月に供用開始予定となる駅西公園に係る管理費用であり、とりわけ委員会審査でもありました芝生の管理に関しては、「当該エリアが敦賀駅前の一等地であるため、コストとクオリティを考慮したうえで、人の目で見てしっかりと管理していきたい」との市の考えは理解するものであります。そのうえで、今回、天然芝の部分で採用された「ティフトン」は、赤ちゃんが寝転んでも痛くないほどのフワフワとしたと高い回復力がメリットである一方、その繁殖力の強さ故、手入れに相当な手間を要することも特性のひとつとしてあります。市におかれましては、今後、今回提示された管理方法が適正か否かを検証するに留まることなく、現場実態を確認のうえ、「生き物(芝生)を大切にする」姿勢のもと、「市民の賑わいづくりの場」、「一等地のクオリティ」に相応しい管理方法を追求、対応いただけるよう求めておきたいと考えます。
 
次に、商工費における「人道の港敦賀事業費」904万9千円については、ゆかりの深いアメリカ、カナダへ使節団を派遣し、現地関係者との面談等を通じて、ネットワークの拡充及びアフターコロナを見据えた誘客促進を図るとありました。これに関しては、令和元年10月に同様の趣旨目的で訪米使節団が派遣され、渕上市長、当時の和泉議長始め6名が杉原サバイバーやユダヤ関係者との面談等を通じたネットワーク拡充が図られたところです。
 
前回の使節団以降、この事業を通じどれだけの誘客効果があったのかとの問いに対しては、私の調べたところでは、来館された主要な方は、前NY総領事・大使/現駐カナダ特命全権大使の山野内氏、そして5月8日には、米国ユダヤ人委員会(AJC)アジア太平洋研究所のシーラ・ローエンバーグ所長、ジェローム・ローゼンバーグ東京代表、ハナ・ルドルフ所長補佐かと認識しています。
 
コロナ禍であることを踏まえ、数の多い少ないはさて置き、山野内大使におかれては、来館に併せて開催された講演会の場で「これから赴任するカナダの方々との繋がりを広げること、また、敦賀にも行っていただけるよう呼びかけ、敦賀の希望に繋がる交流も行っていきたい。」とのお言葉があったほか、シーラ・ローエンバーグ所長からは、「中でも市民の証言は特に敦賀市民のやさしさが伝わる展示でした。 『一人の命を救う人は、世界を救う』というユダヤのことわざがありますが、まさしくムゼウムはそれにふさわしい展示をしています。敦賀を通って救われたサバイバーやその子孫を思うと、敦賀は偉大なことをした街であると考えます。」とのメッセージがありました。
 
さらに、5月28日には、タデウシュ・ロメル初代駐日ポーランド共和国大使に関するドキュメンタリー作品を制作するための取材チームがポーランドから来館され、ロメル大使と敦賀との関わりについて丹念に取材されました。作品は年明けに完成し、ポーランドの公共放送で放映される予定とあることや、6月22日には国連難民高等弁務官事務所のナッケン駐日首席副代表らが訪れ、副代表はご自身のツイッターで「ポーランド孤児とユダヤ難民の日本での最初の受け入れ地となった場所で、その歴史を世代を超えて語り継ぐために、ムゼウムの役割はとても大きいと感じました。世界平和のためには、このような取り組みが重要です。」と世界に発信されています。
 
私は、このように、既に世界に「敦賀」が果たした役割が伝えられること自体、大変大きな意義であり成果であると考えるとともに、世界各国から、敦賀にあった史実がこうして評価されることは、敦賀市民の誇りや活力につながること、人道でつながる関係をさらに深く、広く構築されていくことは、敦賀が世界のオンリーワンの港まち、国際都市として、今後発展していくための礎になるもの考えます。
ついては、混沌とする世界情勢の中にあって、人道の尊さが見直される中、このタイミングで使節団を派遣することの意味の重さ、即実性を求めるのみならず、中長期的な将来も見据え、敦賀の発展に向けて「種を蒔く」事業であるとの考えのもと賛成するものであります。
 
最後に、教育費の「食文化ストーリー創出・発信事業費」161万8千円については、先の反対討論において、議長が行く意味について考えが示されましたが、私は、二元代表制である市議会において、双方の長がともに行動をともにするということは、「市民の総意」をもって来られたと相手に理解されるものと考えます。
ついては、先の「人道の港敦賀事業費」の工程と合わせ、敦賀の「誇り」と「宝」である「人道の港」と「おぼろ昆布」を世界に伝えるため、市長並びに議長には、是非とも胸を張ってその役割を担ってきていただきたいと思います。
 
以上、縷々考えを申し述べましたが、本補正予算に挙げられている他の事業に関しても、コロナ禍における市民生活や地元企業を支援するもの、1年9ヶ月後に控える北陸新幹線敦賀開業関連の事業を含め、その必要性と妥当性があるものと評価をし、これをもって「第46号議案 令和4年度敦賀市一般会計補正予算(第3号)」の件について、委員長報告に賛成の討論といたします。
 
議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。
 

【閉会後の議場。次の定例会開会は9月5日となります。】

産経建設常任委員会にて5件の議案審査等を行う

ブログ 敦賀市議会

梅雨入りした北陸地方ですが、ここまで雨続きということはなく助かっているところ。
 
朝起きてこのブログを書いた後は、愛犬「きゅう」との散歩が日課となっておりますが、昨朝も雨はなく、野坂山の麓まで歩くと、そこには「逆さ野坂」(「逆さ富士」を勝手にもじった言葉)がありました。
 
水田の稲もしっかり成長し、この「逆さ野坂」が見れるのもあと僅かかと思いますが、何とも心満たされるもの。
 
こうした風景の中で暮らせること自体、一般質問で述べた「シビックプライド」につながるものだなあと改めて感じた次第。
 
ふるさとの素晴らしい風景を今後も大切にしていきたいと思います。
 

【薄青空の中の「逆さ野坂」。すーっと心が晴れやかになりました。】
 
その後は、朝食、身支度を整え、市役所へ。
 
3日間の一般質問を終えた昨日は、常任委員会を開催し、自身が委員長を務める産経建設常任委員会では、5件の議案、2件の請願審査に加え、敦賀きらめき温泉リラ・ポート及び敦賀市グラウンド・ゴルフ場の指定管理について、所管事務調査を行うことを決定しました。
 
議案に関しては、すべて都市整備部が所管する以下5件。
 
(1)第49号議案 敦賀駅西広場公園の設置及び管理に関する条例制定の件
(2)第51号議案 敦賀市駅前立体駐車場の設置及び管理に関する条例の一部改正の件
(3)第55号議案 敦賀市知育・啓発施設の財産取得の件
(4)第56号議案 敦賀市知育・啓発施設用書籍購入の件
(5)第58号議案 令和4年度新幹線駅前広場キャノピー新設工事請負契約の件
 
ご覧いただくように、5件ともに北陸新幹線敦賀開業に向けた整備、或いは受け皿づくりに関するものであり、いずれも「原案どおり認めるべきもの」と決定しましたが、こうした議案の項目を見ても、開業の息吹が徐々に近づいてきていると感じるところです。
 
また本委員会に付託された請願審査は次の2件。
 
(1)請願第3号 「水田活用の直接支払い交付金」の見直しの中止を求める請願
(2)請願第4号 インボイス(適格請求書)制度の中止を求める請願
 
こちらは2件ともに賛成少数で不採択に。
 
委員会として意見書を提出する条件は「全会一致」ですので、本意見書については、本委員会としての提出はなしということとなりました。
 
2件ともに活発な協議(意見交換)、討論があったうえでの採決結果ということですが、真摯に議論いただいた委員の皆さんに感謝申し上げます。
 
その後、私より、以前に行った百条委員会から継続している「敦賀きらめき温泉リラ・ポート及び敦賀市グラウンド・ゴルフ場の指定管理」に関する「所管事務調査」について、本年4月の指定管理開始から四半期を過ぎたタイミングにて調査を行うこと、調査項目を以下の通り提案し、結果、委員各位の賛同を得て調査に臨むことに決定しました。
 
調査項目は以下の通り。
 
(1)市と指定管理者の引継ぎ結果について
(2)指定管理開始後の運営状況について
(3)前指定管理者へ請求・回収すべき事項への対応について
 
いずれも百条委員会や市で行った第3者調査委員会の結果等も踏まえ、二度と以前のようなことは発生させないとの強い意志を持って調査を継続しているものであり、今回においても同様の思いで調査にあたりたいと考えます。
 
10時から始まった本委員会は、12時20分頃に終了しましたが、対面では総務民生常任委員会がまだ開催中でした。
 
こちらは、新庁舎整備についての所管事務調査をされていたかと思いますが、次の用事があったため、傍聴はせず市役所を後にした次第。
 
定例会のほうは、来週の特別委員会へと続く訳ですが、その前に、本日は東京で開催される母体の日本原子力発電労働組合定期大会にて、来春施行予定の敦賀市議会議員選挙に向けた必勝決議の議案が上程されることとなっています。
 
こうして3年ぶりに、集合型での大会が開催されることを喜ぶとともに、私自身、この3年間の活動報告を含め、決意の一端を代議員の皆さんにしっかりと伝えてきたいと思います。

「シビックプライド」醸成に必要なこととは

ブログ 敦賀市議会

昨日、北陸地方は梅雨入り。
 
平年に比べ、3日遅い梅雨入りとのことですが、この季節も日本固有のもの。
 
「うっとおしい」と言わず、シーズンの主役「紫陽花」がしっとりと咲く姿を楽しむ余裕をもって過ごしたいものです。
 
さて、そんな季節の変わり目の昨日でしたが、敦賀市議会では一般質問初日を迎え、6名の議員が登壇。
 
私もトップバッターで質問しました。
 
今回は、「シビックプライドを醸成するまちづくり」と、やや崇高なタイトルということもあり、何か答えを引き出すというより、地域住民や関係者の多くの声を受け止めたうえで自分の思いを重ね、それを正確に伝えることに主眼を置いた質問構成とし臨んだ次第。
 
以下に主要な項目のみご報告させていただきます。
 
 →→→発言趣旨や質問概要はこちら(6月9日ブログ)をご覧ください
 
【シビックプライドを醸成するまちづくり】
 
(1)自然・歴史・文化
◉敦賀市民が誇りに思う場所を守るため
やまたけ)今から94年前、昭和3年6月28日に史跡名称天然記念物保存法にて名勝指定された「気比の松原」。これまでも松林の中でのバーベキューやキャンプ、駐車場からキャンプ道具を運ぶために車で侵入し、通報されて来たパトカーに制止されることが幾度となく発生していることに加え、土日は特に、浜辺で大勢の人が集まっていわゆるバーベキューがされ、ウォーキングされている方が怖くて通れないと言っています。また、昨日の朝も駐車場入口での大量のゴミ放棄がされるなど、なし崩し的に「無法地帯」となりつつある。文化財保護、都市公園としての管理やルールを遵守し、美しく保ってこそ、敦賀のシンボリックな場所として市民に認知されると考えるが、現況を改善するため、行政として責任ある対応を求めるが、いかがお考えか。
 
市)松林部分については、福井の森林管理署、海浜部分については福井県の管理となっている。市では名勝の景観を維持するために、年間を通して、松林部分と海浜、トイレの清掃などを行なっている状況。松林でのバーベキューが禁止されている中で、一部の方が火気厳禁となっている松林でバーベキューをしていることは承知をしており心を痛めている。昨年から福井森林管理署において看板、ロープ、貼り紙など禁止の対策を行なっており、以前より効果は出ている。
 
やまたけ)一言で言えば、多くの市民が「誇りある場所じゃなくなりつつある」と思っている。国県市と関わるが、根拠法令に基づき、行政としてプライドを持って管理いただきたい。
 
◉「ふるさと再発見、歴史の再発掘」を!
やまたけ)次に歴史の観点で伺う。敦賀は、多種で豊富な歴史・文化を有するが故、磨き上げに苦慮していることを認識するところですが、市民の皆さんにより敦賀の魅力を知ってもらうため、まずは「テーマ性を持った追体験」、「まち歩きストーリー」の多様化、深掘り化(マニア化)することを提案するが、受け止めを伺う。(通告書での例:芭蕉、吉継、戦国、古道、鉄道など)
 
市)市民に郷土の歴史、文化の魅力を知ってもらうことは大変重要であり、テーマ性、ストーリー性をもった文化財の活用は大変有効と考える。本年度から着手している「文化財保存活用地域計画」策定を通じ、本市の持つ文化財の特徴をテーマ、ストーリー性に分けソフト事業化していきたい。
 
(2)鉄道と港
◉「金ヶ崎周辺整備計画」の肝、SLや転車台を活用した部分の実現に尽力を!
やまたけ)古事記に出てくる「百伝う(ももづたう)」は、敦賀の枕詞であり、「色んな人がやってくる」との言葉にある通り、古より「交通の要衝として栄えてきた敦賀のコンセプトは「鉄道と港」であり、これを再現、シンボリックな場所にしていくのが、関係者皆で築き上げた「金ヶ崎周辺施設整備基本計画」と認識するところ。本計画の具現化に向けては、現在、コロナ禍やJR貨物所有用地の課題など、様々な状況を睨みつつ進めていると受け止める一方、市民の皆さんからは「整備計画」の存在自体を危惧する声が多く挙がっている。「金ヶ崎周辺整備計画」にあるSLや転車台を活用した部分は、本計画の肝であり(鉄道のまちを象徴する部分)、市においてはあらゆる手段を講じ、この実現に向け尽力することが重要と考えるが、認識を伺う。
 
市)デザイン計画を策定するにあたっては、「金ヶ崎周辺整備構想」或いは「「金ヶ崎周辺施設整備基本計画」が前提にあるため、排除するものではないが、用地の問題、費用の問題、運営方法の問題といった非常に多くの課題があり、実現には現時点では困難であると認識している。転車台等の鉄道遺産を活用する施設の整備、或いはSLの運行については、民間の企業、投資規模に応じて判断されていくことになると考えているが、いずれにしてもこうした課題、敦賀が「鉄道と港のまち」であることも踏まえ、今後協議会として当該計画を策定する中で整理をしていきたい。
 
◉人道の港の史実を市民皆が誇りに思うために!
やまたけ)人道の港のエピソードに関しては、紛れもない史実として、後世に受け継ぐべきものと認識しており、広く国内外からムゼウムに訪れていただき、その価値に対する声をいただくことによって、市民の皆さんが誇りに感じる(そうした史実があったまちに住んでいることを)ことにつながるものと考える。そのためには、ムゼウム自体に深い専門性、外部とのコーディネーターやファシリテーターなど人材づくり、魅力あるプログラムを持続的に育成することが必要不可欠であり、ムゼウムの組織体制、教育旅行など受入体制を再構築する必要があると考えるが、いかがお考えか伺う。
 
市)指摘の部分の重要性は認識しているが、館内案内の経験を踏まえた営業の話題提供など、同時に複数の分野に通じてこそ、質の高い受け入れ環境となる面もあるので、新幹線開業等の契機に向け、職員の知識の向上につながるような研修に積極的に参加するなど、ソフト面での受け入れ体制の強化を今後も考えている。先日の山野内大使の講演や敦賀高校創生部との連携はシビックプライドを醸成することになるかと考えるので今後も継続していきたい。
 
(3)北陸新幹線
◉新幹線は「目的ではなく手段」であり、開業効果を「自分ごと」にするために!
やまたけ)現在、開業に向けた取組みに特段傾注する時期であることは認識したうえで、新幹線は「目的ではなく手段」であることを思えば、開業後、自分達の住みやすさや生活の利便性向上につなげることが、新幹線があるまちの本来のあり様と考えるところ。開業効果を「部分最適」ではなく「全体最適」とし、市民の皆さんそれぞれが開業の持つ意味合いを実感することで「自分ごと」となり、ひいては交通の要衝の歴史をつなぐことになるものと考える。ついては、開業後、観光分野のみならず、新幹線を敦賀市の発展にどう活かしていくのかのビジョンをもって、仕掛けを行なっていく時期にあると考えるが、市の認識を伺う。
 
市)開業後も見据え、商品開発支援や空き店舗解消にも力を入れ、国道8号空間、通称「ほこみち」での賑わい創出を展開するなど、観光分野での誘客化、地域の稼ぐ力への転換につながるように努めるとともに、新しいビジネスのIT企業を始めとするサテライトオフィスの誘致や新たな産業団地に向けた調査も進めている。交通の要衝敦賀の位置付けや歴史的役割、そして地域間協調の実践として、新幹線駅デジタルサイネージ等による嶺南市町の観光情報の発信など、開業効果の嶺南全域への波及にも取り組んでいる。今後においても受け皿づくりの総仕上げに取り組むばかりでなく、開業後も見据え、多角的な取組みを展開していきたい。
 
やまたけ)この意見を言うには背景がある。それは、本年3月12日にオルパークで開催された「北陸新幹線開業7周年フォーラム」に参加した際、先行開業の都市、団体からあたたかいご示唆を頂戴したこと(以下)。
・函館の方は「マインドの持続。開業以降残るリソースを思考しておくことが大事。開業をお祭り騒ぎにしないこと。」
・NPO黒部まちづくり協議会の方は「当初の観光、おもてなしよりも自分達の生活という視点に変わってきた。新幹線があることによって、市民の生活をどうしていくか考えていかなくてはいけない」
また、取りまとめ役のお一人である青森大学の櫛引素夫先生は以前に、「新幹線と医療」の面で、新幹線ができて医師確保や救命につながった事例は青森県青森市や新潟県上越市などが挙げられることや、新潟県糸魚川市では、県境を越えた金沢市や富山市への新幹線通学が定着し、若者のライフスタイルも変えつつあると述べている。
さらには、新幹線は強いものをますます強くし、一極集中を加速させる装置とも言える。そうしないためには、シビックプライドを向上させ、地域の持続可能性を高めることが最も重要だ。
新幹線に明解なゴールはない。新しい仕組みやコミュニケーションの仕方、地域を見つめる指標をみんなでつくり直す。悩み続けながらでも一緒に未来を探す。新幹線開業は、地元の人たちが幸せになるってどういうことかを突き詰めて考えるチャンスです。
市が取組みを進める中で、こうした視点を是非取り込んで対応いただくことを要望する。
 
以上が、ざっと質問のやり取りとなります。
 
(1)では、敦賀のシンボルだと言っている場所を絶対に「無法地帯化」させてはならない、(2)では、敦賀のまちのコンセプト「鉄道と港」を徹底的に体現するため、シンボリックな場所の実現に全力を尽くすべき、(3)では、新たな交通体系「新幹線」が来る効果を市民皆が感じられるよう取組みをとの思いを込めて意見した次第ですが、これはいずれも「シビックプライド」に結びつくこと。
 
言葉足らずで、市(理事者)の皆さんにしっかり伝わったかどうかは分かりませんが、伝わったのであれば本望。
 
敦賀市が将来に向けて持続的に発展していくため、新たな取組みにチャレンジしていくことはもちろん重要です。
 
しかしながら、それは古より、この地と生業を守り続けて来られた先人たちへの感謝と敬意の上に立ってのことであり、そのことを軽んじて、持続的なまちづくりはないと考えます。
 
すなわちそれは「敦賀固有の文化」を大切にすることと同義であり、よって、「今ある資源」を大切にし最大限活かすこと、このことを徹底して取り組むことによって、郷土への誇りや郷土愛、「シビックプライド」が醸成されるまちづくりになるとの思いを確信するものであります。
 
私自身は、そのことに信念をもって、今後も活動に邁進することをお誓い申し上げ、昨日の一般質問の報告とさせていただきます。
 
 

本日トップバッターで質問します

ブログ 敦賀市議会

ウクライナへの侵攻開始から3ヶ月以上が経過したロシアの非人道的な軍事行動ですが、昨晩の情報では、中国東北部の黒竜江省とロシア極東アムール州ブラゴベシチェンスクを結ぶ自動車橋が13日までに開通したとありました。
 
自動車橋は全長1キロ余りで、2016年末に建設が始まったとありましたが、中露国境の川に架かる本格的な自動車橋は初めてとのこと。
 
近年著しく進む中露接近を象徴する存在と言え、中国の胡春華副首相は「中国東北部とロシア極東の協力が新たな段階に踏み出すことを促したい」と話したとあり、ウクライナ侵攻を受けて米欧などが対露経済制裁を強化していることも踏まえたうえでのこの発言は、脅威の拡大とウクライナ侵攻の益々の長期化を意味すると認識する次第です。
 
強い経済制裁を加えても、その分を中国がカバーする構図が一層強まれば、ロシアを孤立させるどころか、世界は完全に二極化に進むことを危惧するものであり、これは即ち日本にとっても一大事であると、危機感を強めるものであります。
 
さて、話しは変わり、敦賀市議会は調整日が明け、今日から16日に掛けては一般質問、17日は常任委員会が行われます。
 
一般質問初日の本日は、以前にご報告しました通り、私がトップバッターということで、10時の開会後に質問することとなっておりますので、お時間のある方は議場での傍聴を始め、RCN議会チャンネル、敦賀市議会インターネット中継などにてご覧いただければ嬉しく思います。
 
質問にあたってはこれまでも「現場第一主義」のもと、リアルな現場に足を運び、地域の方のご意見を聞き取り、他市町の事例などをヒヤリングしたうえで臨んできたところですが、今回最もその積み重ねが充実していると感じています。
 
一昨日のミニSLで実体感したこと然り、「気比の松原」に関しては、土日を含めた現場確認や三大松原の「三保の松原」(静岡市)、「虹の松原」(唐津市)へは電話で、「鉄道と港」や「北陸新幹線」に関しては関係者の受け止めや先行開業都市の状況を伺うなど、いわゆる「発言の根拠」となるものは十分収集できました。
 
今日の質問は、発言通告に従って行う原則のもと、事前準備で把握したリアルが少しでも行政に届くよう、事例を挙げ補完しながら意見していきたいと思います。
 
「シビックプライドを醸成するまちづくり」
 
掲げた質問のタイトルは非常に崇高なものであり、軽々しく言うことではないことは重々承知しています。
 
しかし、自分の中では、このタイミングで意見せねば機を逸すると思い、テーマに掲げたことをご理解いただきたく。
 
自分ごとばかりで失礼しましたが、本日より3日間、私を皮切りに14名の議員が質問を行います。
 
市民の皆さまにおかれましては、それぞれの議員の視点、意見、市とのやり取りをご覧いただき、少しでも市政や議会に関心を持っていただければと思いますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
 
 →→→「令和4年第2回定例会一般質問通告一覧」はこちら
 

【質問のひとつに挙げている「気比の松原」。敦賀のシンボルであり、誇れる「名勝」が「無法地帯化」することだけは何としてでも食い止めねば。】

一般質問の発言通告完了!質問順は「1番」!

ブログ 敦賀市議会

6月15日の今国会会期末を前に最大の見せ場を作るべく、立憲民主党は昨日、衆議院に岸田内閣と細田衆議院議長に対する不信任決議案を提出。
 
不信任案を提出した立憲民主の西村智奈美幹事長は「岸田内閣は責任を果たしていない。異次元の物価高は政治がもたらした失敗作だ」と語気を強めたほか、週刊誌が報じた細田議長のセクハラ疑惑をもって「その任にあたらず」との理由で不信任を突きつけ、直後に控える参議院選挙になだれ込む算段のよう。
 
一方、同じ野党でも日本維新の会は、議長不信任案には採決時の退席で臨むものの内閣不信任案には反対するとし、馬場伸幸共同代表は記者団に「夏が来たら盆踊り。会期末には不信任」と立憲民主の対応を皮肉ったとあります。
 
そして我が国民民主党は、両不信任案に同調しない方針で、古川元久国対委員長は記者会見で「ただ出して姿勢を示すということでは従来の野党像から変わらない」と冷めた口調で語ったとあります。
 
以前に当初予算に賛成し、「それでも野党か!」、「自民に擦り寄るのか!」と揶揄された国民民主党の玉木雄一郎代表は、毅然と「我が党がより添うのは自民党ではない、国民だ」と主張しています。
 
批判ばかりの野党ではなく、現実路線の政策で対峙する政党が必要、国民が求めているのは「対決より解決」だと、私自身もこの週末、嶺南一帯で街宣してきましたが、この国会対応が国民の皆さんから見てどう映るか。
 
審判は、22日から始まる予定の参議院議員通常選挙にて仰ぐこととします。
 
さて、開会から3日目となる昨日、敦賀市議会は一般質問の発言通告締切を迎え、今回は14名の議員が質問に立つこととなりました。
 
私も午前中に通告のため議会事務局に向かいましたが、ちょうど先に通告されていた先輩議員から「早くに出す言うとったんちゃうんか」と揶揄われましたが、昨朝の私のブログで「早目の時間帯に提出しようと思います」との記載をご覧になってのこと。
 
確かに時計を見ると11時前でしたので、「仰る通り」と頭をかいた次第です。
 
書いたり消したりを繰り返した発言通告書ですが、その後、議会事務局のチェックを終え、無事に通告完了。
 
質問順を決める、敦賀市議会恒例の「ガラポン」を回すと、出た数字は「2」。
 
結果、「1」はどなたも出されなかったということで、私の質問順は「1番」となりました。
 
今定例会で代表・一般合わせ13度目の質問となりますが、トップバッターは令和2年第6回(12月)定例会以来2回目ということで、気負い過ぎず、肩の力を抜いて臨みたいと思う所存です。
 

【毎度この時期に登場する「ガラポン」。無心で回した結果はトップバッター。】
 
なお、肝心の質問項目は次の通り。
 
【やまたけ一般質問項目】
 
1.シビックプライドを醸成するまちづくりについて
(1)自然・歴史・文化
(2)鉄道と港
(3)北陸新幹線

 
これだけご覧になっても、さっぱりイメージできないかと思いますので、発言趣旨だけ全文掲載いたします。
 
【発言趣旨】・・・通告書に記載した内容を転記
 
現在本市においては、令和3年3月に策定された第7次敦賀市総合計画に、「次世代につなげる 夢と希望に満ちた 住みたくなるまち敦賀」との基本理念を掲げ、人口減少対策の推進を統一的な政策目標として取組みを進めているところですが、こうした理念や取組みの根幹を成すのは、市民ひとり一人の郷土への愛着と誇りにあると考えるところです。
つまりは、定住志向を高め、転出者を抑制する鍵を握るばかりでなく、「ふるさと」に対する市民のアイデンティティ、「まちを愛する心」を源泉としながら、この地に根ざした悠久の歴史や文化を掘り起こし、次代につなぐことこそ、真の持続的発展につながると考える次第。
そうした中、現在、北陸新幹線敦賀開業に向けた受け皿づくりやグリーン・デジタル社会など新たな取組みを進める一方で、まちづくりの根幹を成すこうした地域住民の思いがややもすると置き去りになっているのではと危惧するところであり、今回は「まちを愛する心」を育み、地域に貢献したいと思う気持ち、いわゆる「シビックプライド」を醸成するまちづくりについて、以下の視点から質問いたします。
 
このような趣旨のもと、
(1)では、敦賀のシンボルとも言える「名勝気比の松原」や「野坂山」の景観保護や健全な利用、歴史・文化の再発見、磨き上げについて。
 
(2)では、敦賀のまちの最大のコンセプト「鉄道と港」を象徴することになるであろう「金ヶ崎周辺施設整備基本計画」(SLや転車台活用)の実現に向けて、国際港を有していたからこそ生まれた史実「人道の港」を市民の誇りとするための方策について。
 
(3)では、2024年春の北陸新幹線開業に向けた取組みに特段傾注する時期であることは認識したうえで、新幹線は「目的ではなく手段」であることを思えば、開業後、自分達の住みやすさや生活の利便性向上につなげることが、新幹線があるまちの本来のあり様と考え、開業効果を市民の皆さんが実感できるような取組みについて。
 
ざっくり各項目の趣旨を述べましたが、いずれの取組みもすべて「敦賀を愛する気持ち、自ら貢献しよう」という「シビックプライド」につながることと、日頃から私自身考えていたこと、市民の皆さんから伺った声を踏まえ、取り上げたものです。
 
なお、質問にあたっては「現場第一主義」のもと、それぞれの現場確認はもちろんのこと、関係者へのヒヤリング、とりわけ新幹線に関しては県外の議員にも聞き取りを行っていますので、よりリアリティある議論の場となればと思う次第です。
 
来週6月14日(火)から16日(木)に掛けて行われる一般質問。
 
トップバッターである私の出番は、14日(火)10時からとなりますので、議場での傍聴、或いはRCN議会チャンネル、敦賀市議会インターネット放映などにてご覧いただければ幸いです。
 
質問の日まで、一人でも多くの声を伺い、自身の発言に信念をもって臨みたいと思います。

補正予算審査に係る予算決算常任委員会を開催

ブログ 敦賀市議会

従前から「エネルギー危機」と指摘している我が国の電力需給逼迫について、昨日政府は電力需給に関する検討会合を開催し、「2022年度の電力需給に関する総合対策」を決定しました。
 
この中で示された総合対策の中で、「供給対策」では、非化石電源の最大限の活用、設備保全の徹底を促すこと等により再生可能エネルギー電源の最大限の稼働を図るとともに、安全性の確保された原子力を最大限活用すること。
 
「需要対策」では、電力需給に多大な影響が生じるおそれがある場合に行う電気事業法に基づく使用制限令の発出に備え、円滑な実施方法の検討を行うことや最大限の需給対策を講じても大規模停電が不可避となった場合に行うセーフティネットとしての計画停電の円滑な発動に備え、一般送配電事業者による準備状況の確認を行うことなどが示されました。
 
他にも様々な対策を講じるとは言え、電力の使用制限令まで発出準備をせねばならない状況というのは異常事態と認識する訳ですが、このような事態を招いたのは「偶然ではなく必然」と考える私としては、東日本大震災以降、原子力の稼働なきまま電力自由化、システム改革を進めてきた政治の責任は極めて重いと言わざるを得ず、こうなった要因を明らかにし、根本的部分から改善を図るべきと考えるところです。
 
 →→→「2022年度の電力需給に関する総合対策」(令和4年6月7日 経済産業省)はこちら
 
さて、話しを敦賀市議会の話題に変えますが、開会二日目の昨日は、補正予算審査に係る予算決算常任委員会(全体会・分科会)を開催。
 
10時から始まった全体会では、事前通告のあった27件の基本質疑、その後、14時40分からは総務民生、産経建設、文教厚生に分かれての分科会が行われました。
 
基本質疑においては、複数の事業に質問者が重複し、その内容は以下の通りでした(【 】内は所管部局)。
 
【総務部】
◉通話録音装置購入費:303万6千円
◉庁舎整備事業費:9,813万9千円
 
【企画整備部】
◉嶺南Eコースト計画推進事業費:1億301万4千円
 
【市民生活部】
◉地域共助除雪購入費補助金:400万円
 
【福祉保健部】
◉子育て世帯「ふく割」クーポン発行業務関係経費:59万1千円
◉不妊治療費補助金:677万円
 
【経済産業部】
◉消費喚起推進事業費:7,515万円
 
【観光部】
◉北陸新幹線開業誘客イベント開催事業費:500万円
◉人道の港敦賀事業費:940万9千円
 
【建設部】
◉居住支援協議会活動支援事業費:48万9千円
 
全て詳細までは書き切れませんので止めますが、私は「庁舎整備事業費」と「嶺南Eコースト計画推進事業費」について質疑。
 
前者に関しては、新庁舎外構に追加工事及び市民や職員からの改善要望に応えること、後者については、固定価格買取制度を終えた太陽光発電事業者(卒FIT)の地産地消を図るためTポイントを交付並びにドローンを活用した物流の構築に向け社会実装を目指すなど、それぞれの事業の趣旨は理解するものの、詳細な費用内訳や実施効果といった点まで全て明らかにするに至りませんでした。
 
この基本質疑は、質問回数3回、自分の考えまで述べる「質問」になってはいけないとの条件下にて行う訳ですが、毎回自分の追及能力の低さを痛感するところ。
 
もちろん、自分の質疑だけで判断するものではないのですが、本質や問題点を見抜き、相手から答えを引き出す力というのは議員の資質に関わるものと考えることから、この点は今後も意識して精進していきたいと思います。
 
全体会の後は、自身が分科会長を務める産経建設常任委員会にて、所管する部の事業を審査。
 
各分科会での審査結果は、6月22日に開催される予算決算常任委員会にて報告する運びとなります。
 
会期は二日目までを終え、今日は一般質問の通告締切が13時となっています。
 
発言通告書のほうは、読み返しては修正しを繰り返していますが、どこかで踏ん切りをつけ、早目の時間帯に提出しようと思います。
 
ということで、これからそちらの作業に移りますので、本日のブログはこれまでに。
 

【本質を見抜き、それを明らかにする力。議会力を高めるためにも精進せねば。】

令和4年第2回(6月)敦賀市議会定例会が開会

ブログ 敦賀市議会

昨日6月6日からは、二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」に入りました。
 
正直私もあまり聞いたことがなかったので、この「芒種」は馴染みの薄い節気な訳ですが、芒種とは「芒(のぎ)のある穀物の種をまく時期」という意味だそう。
 
梅雨に入る時季と重なるこの芒種ですが、まさに雨が続く季節の中にも、これから咲き誇るであろう紫陽花の姿など、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。
 
さて、そんな季節に合わせるかのように開会したのは令和4年第2回となる敦賀市議会定例会。
 
任期が1年を切る中、残る定例会も今回を合わせ4回と思うと、さらに身の引き締まる思いです。
 
この日、定例会開会に先立ち行われた全国市議会議長会及び北信越市議会議長会からの永年在職議員表彰状伝達式では、在職15年の和泉明議員、馬渕清和議員、前川和治議員のお三方が表彰を受けられました。
 
私にとってもそれぞれ尊敬する先輩議員であり、長年に亘り敦賀市政の発展に貢献されたことに敬意を表するとともに、お祝い申し上げる次第です。
 
その後、本会議を開会し、議長より諸般の報告までを行った後、一旦本会議を休憩し、議会運営委員会を開催。
 
ここでは、田中和義議長、中野史生副議長より辞職願が提出されたことの報告とこれを受理する旨の確認がされました。
 
つまりは、議長、副議長選挙を行う運びとしたうえで、以降の議会運営について協議を行った後、本会議を再開。
 
本会議での議長選挙では福谷正人議員が、副議長には浅野好一議員がともに16票(この日の出席議員は22人)を獲得し、それぞれの職に選出されました。
 
このお二方に置かれても、これまで議会活動をする中で、お手本にさせていただいたことが多々ある議員であり、そうしたことも含め、重責を担われることに対しお祝い申し上げます。
 
また、私自身、産経建設並びに広報広聴委員会の委員長を務める立場として、今後引き続きのご指導と連携をお願いしたいと思います。
 
さて、正副議長が決定した後、再度本会議を休憩し、各派代表者会議にて、本人事に伴って欠員が生じる各委員会構成などについて確認。
 
人事の影響のある議会運営委員会、原子力発電所対策特別委員会、新幹線対策特別委員会を開催し、補充委員の確認、空席となった正(副)委員長の選挙が行われました。
 
ここまでが正副議長辞職に伴う、議会人事の対応であり、ようやく本会議が再開されたのは15時25分。
 
福谷新議長による進行のもと、各委員の選任から市長提案理由説明、専決処分したものなどの報告、各提出議案の説明、質疑までを行い、第一日目を終えました。
 
一日の流れをざっとご報告いたしましたが、ご覧いただくと「ほとんど人事ごとやないか」と思われたかと。
 
時間配分を見ればそう思われる通りな訳ですが、この対応も地方自治法や敦賀市議会の関係規則などに基づき、「やらねばならぬ」行為であることから、その点ご理解いただきたく。
 
いずれにしても、残り1年を切った任期の中で、淡々と定例会をこなすのみならず、任期前半は議員定数論議などがあったにせよ、何かひとつでも議会改革につながるように対応せねばと考えることから、正副議長を始めとする新体制の中で、こうした点についても議論を進めていければと思う所存です。
 
そして二日目の今日は、補正予算に関する予算決算常任委員会(全体会・分科会)が開催されます。
 
昨日13時までに事前通告した一覧を見ると、全27件中、「嶺南Eコースト計画推進事業費」(再エネ固定価格買取制度が終了した後も公共施設に電力提供する家庭などに対し、Tポイント付与)に、私を含む5名の議員の質問が重複するなどの状況となっておりますが、いずれにしても各事業に対し深堀りの審査ができればと考えます。
 
繰り返しとなりますが、定例会中は、私のブログも議会報告が主となりますので、その点ご容赦いただき、引き続き関心をもってご覧いただければ幸いに存じます。
 

【議員控室側からの議場入口。ここを通る気持ちはいつも、さながらリングに向かうボクサーのよう(少し大袈裟でしょうか)】

令和4年第2回定例会を前に議会運営委員会を開催

ブログ 敦賀市議会

早いもので今日で5月も終わり。
 
これに合わせたかのように空模様は鉛色の曇り空に変わり、昨晩は久しぶりの降雨があった敦賀です。
 
こうした天気を見るに、梅雨間近と感じる訳ですが、ちょうど昨日、日本気象協会が今季の「梅雨入り予想」を発表。
 
これによると、今年の梅雨入りは、九州~関東は「平年より遅い」、北陸、東北は「ほぼ平年並み」になりそうとのことで、北陸地方に関しては「6月12日頃」との予想となっています。
 
本格的な雨の季節を目前に控え、行政においては危機管理に努めるとともに、各町内やご家庭においては、細かなことを言えば、周りの側溝掃除など大雨への備えを早めに行っていただければと思います。
 
さて、そうしたことも思い浮かべながら議会のほうは昨日、6月6日に開会を控えた令和4年第2回定例会を前に議会運営委員会を開催。
 
議会運営に関する事項等について協議しました。
 
配布された市長提出議案を見ますと、今年度補正予算案や現在整備中の駅西エリアを管理するための条例制定などを含む議案13件、さらには市民団体などから提出された請願5件(うち1件は陳情を請願扱いとする旨、議会運営委員会で決定)となっており、それぞれ付託する委員会についても確認したところです。
 
膨大な当初予算案を取り扱った3月定例会と比べれば、今回配布された書類の量自体は圧倒的に少ないものの、だからと言って、議案ひとつ一つの重さに変わりはありませんので、各議案、請願1件1件を精査のうえ、次週から始まる定例会に臨む所存です。
 
なお、残り1年を切った議員任期の中、定例会も残すところ今回を含めあと4回となりました。
 
これまで欠かすことなく行ってきている一般質問(代表を含む)については、今回も市民の皆さんのリアルな声も踏まえつつ準備を進めているところであり、少しでも市政発展につながる意見提起となるよう尽力したいと考えます。
 
最後になりますが、以下に今定例会の会期日程をリンクいたします。
 
市民の皆さんに関心を持って議会をご覧いただくことが、より良い議会、より緊張感を高めた議論につながると考えますので、お時間のある方は是非、議場或いはインターネット中継等によりご覧いただければ幸いに存じます。
 
 →→→敦賀市議会 令和4年第2回(6月)定例会日程はこちらから
 

【任期中の定例会も残り4回。気を引き締めて頑張ります。】

市民の皆さんに分かりやすい「議会広報」に向けて

ブログ 敦賀市議会

市民の声に対し、速やかに行政が対応されていることを実感した出来事。
 
5月16日のブログで記載しました大比田区の国道8号線沿い河川への「ポイ捨て」に関しては、私自身も廃棄物対策課の方に現時点での対応状況を確認したところでしたが、昨日、もう一方で対応されている道路河川課に出向き、ご担当の方に話しを伺うに、ちょうど国土交通省側から、路肩に停車してポイ捨てされることを防止するためのポールを設置する方向で対応する旨の連絡があったとのこと。
 
実際に現場の状況を確認した立場からするとやはり、「たまたま」ではなく、河川に同じゴミを投棄し続けている「確信犯」への抜本的対応としては、車を停車出来なくすることが一番と考えるものの、国道であるが故、それはハードルが高いと思っていたところのこの回答に、思わず「本当ですか!」と聞き返してしまった訳ですが、地域住民からの切実な声を市が真摯に受け止め、こうして迅速に関係機関と協議された結果を嬉しく感じた次第です。
 
「行政の仕事として当たり前だろ」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、こうした積み重ねが、市民と行政の信頼関係、さらには敦賀のまちの発展(今回の場合は、きれいなまちへ)につながるものであり、私としては、評価すべきことと考えるところです。
 
引き続き、私自身は「現場主義」で、地域住民と行政をつなぐパイプ役として尽力していきたいと思います。
 
さて、前置きが長くなりましたが、昨日は敦賀市議会の広報広聴委員会を開催し、以前より検討を続けている「議会広報の拡充」について、これまで挙げられた意見の整理と今後の進め方を協議しました。
 
広報拡充の検討項目は大きく、①議会だよりのあり方、②FMラジオの活用、③SNSでの発信、④常任委員会の動画配信、⑤議会広報に対するアンケートの5点。
 
基本、出来ることから改善を図るということで、⑤のアンケートについては、来週発行予定の「議会だより」(令和4年第1回定例会号)から、表紙にQRコードを掲載し、そこからアクセスする形で実施するところ。
 
その他の項目に関しては、議論の全てまでは紹介出来ませんが、③のSNSについては、例えば「議会でTwitterを始めます」と言っても、実際は記載内容が制限されることやマンパワーの関係から「双方向コミュニケーション」が出来ないことにより、先行して実施している議会を見てもフォロワー数少、「いいね」も殆どないなど、形骸化している感があったりと、やはり「議会全体で」となると効果の程は難しいもの。
 
また、④に関しては、議員定数論議の際にもポイントとなった「委員会主義」を掲げる敦賀市議会としては、深掘り審査をしている各委員会の模様を動画公開することの意味合いは大きいと考えるものの、委員会審査への影響があっては本末顛倒であることから慎重に検討を進める旨、確認した次第です。
 
こうしてそれぞれ課題はあるものの、委員長である私としては、「出来ない理由」ではなく、「どうしたら出来るか」の姿勢で検討にあたるところであり、ありがたいことに、委員の皆さまからも常々、建設的な意見提起をいただいているところ。
 
といっても、検討ばかりで終わっては、時間を浪費するだけですので、来年4月までの任期の中で、早目に委員会としての結論を見出し、議会内での提案につなげることを、昨日の委員会でも認識共有した次第です。
 
市民の皆さんに分かりやすく、議会を身近に感じてもらえるような議会広報に向けて協議している一端をご紹介させていただきましたが、欠いてはならないのはやはり、「市民の皆さんが何を求めているか」の視点。
 
そうした観点から、先に述べました「議会だより」に掲載するアンケートでのご意見なども踏まえ、取組みに反映していく所存ですので、市民の皆さま方におかれましては、ドシドシ声をお寄せいただけますよう宜しくお願いいたします。
 

【委員長としての責任をもって、少しでも改善が図れるよう議論を前に進めていきます】

議員任期も残すところ1年

ブログ 敦賀市議会

一昨日の国民民主党福井県連設立大会を終え、やや安堵して迎えた昨日は特段予定のない一日。
 
ちょうどこの時期は春の北信越地区高校野球福井県大会が行われており、この日は母校敦賀高校の準々決勝とあって、妻と観戦に行ってきました。
 
ゴールデンウィークに相応しい青空が広がる天気の中、福井県営球場に入ってまず感じたのは、コロナ対策で入場者の区分をするなどはありながら、有観客で試合が行われることのありがたさ。
 
と言うのは、ちょうど長男が敦賀高校野球部に所属していた2年生の2月に新型コロナ国内初感染が確認され、その後、選抜高校野球は開催断念、さらに3年生になったこの春の大会も初の開催中止となったことを思い出した訳であり、有観客どころかこうして試合が出来ること自体、喜びを感じた次第です。
 
試合のほうは、選抜21世紀枠出場校の丹生に2-4で惜しくも敗戦となり、準決勝進出はなりませんでしたが、嶺南勢では地元敦賀工業が4強入りを果たしており、上位進出を目指して敦賀高校の分まで頑張って欲しいと思います。
 
さて、4月最後の日を迎えて毎年思うのは、議員任期のこと。
 
初当選の後、当選証書を付与されたのは平成31年4月22日。
 
そして、議員任期が始まったのは「平成最後」の平成31年4月30日であり、翌5月1日からは「令和」に時代が変わった訳ですが、あれからちょうど3年が経ちました。
 
私にとっては、あっという間の3年間であり、この間、リラ・ポートの経営を巡る問題では敦賀市議会初の百条委員会設置、また人類が初めて経験する新型コロナ対応、議員定数削減やここ最近ではロシアのウクライナ侵略など、激動と言っても過言ではない、社会が混沌とする中での議会対応、議員活動であったことを思い返すところです。
 
この状況はまさに現在進行形であり、悠長に振り返っている場合ではないのですが、改めてこの3年間、私がこうして活動出来ているのも、支えていただける地域や職場の皆さん、叱咤激励の声を寄せていただける皆さんあってのことと、心より感謝申し上げる次第です。
 
議員任期も残すところあと1年。
 
敦賀市議会においては戦後初となった無競争選挙で当選した日に誓ったことは、「選挙前だけ」と言われぬようコツコツと敦賀市の発展に向け尽力すること。
 
その通り活動をしているか否かの評価は有権者の皆さんにお任せするとして、任期4年目を迎えた今日も「初心忘れず」、悔いなき活動に邁進する所存です。
 
ブログをご覧いただいている皆さまにおかれましては、引き続きのご支援をお願いするとともに、気付いた点はご遠慮なく意見いただきたく、重ねてお願いいたします。
 

【今年も当選証書を見開き、初心を思い返しました。余談ですが、選挙管理委員長のお名前が山本竹司さんというのもまた偶然。】

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