一般質問の発言通告完了!質問順は「1番」!

ブログ 敦賀市議会

6月15日の今国会会期末を前に最大の見せ場を作るべく、立憲民主党は昨日、衆議院に岸田内閣と細田衆議院議長に対する不信任決議案を提出。
 
不信任案を提出した立憲民主の西村智奈美幹事長は「岸田内閣は責任を果たしていない。異次元の物価高は政治がもたらした失敗作だ」と語気を強めたほか、週刊誌が報じた細田議長のセクハラ疑惑をもって「その任にあたらず」との理由で不信任を突きつけ、直後に控える参議院選挙になだれ込む算段のよう。
 
一方、同じ野党でも日本維新の会は、議長不信任案には採決時の退席で臨むものの内閣不信任案には反対するとし、馬場伸幸共同代表は記者団に「夏が来たら盆踊り。会期末には不信任」と立憲民主の対応を皮肉ったとあります。
 
そして我が国民民主党は、両不信任案に同調しない方針で、古川元久国対委員長は記者会見で「ただ出して姿勢を示すということでは従来の野党像から変わらない」と冷めた口調で語ったとあります。
 
以前に当初予算に賛成し、「それでも野党か!」、「自民に擦り寄るのか!」と揶揄された国民民主党の玉木雄一郎代表は、毅然と「我が党がより添うのは自民党ではない、国民だ」と主張しています。
 
批判ばかりの野党ではなく、現実路線の政策で対峙する政党が必要、国民が求めているのは「対決より解決」だと、私自身もこの週末、嶺南一帯で街宣してきましたが、この国会対応が国民の皆さんから見てどう映るか。
 
審判は、22日から始まる予定の参議院議員通常選挙にて仰ぐこととします。
 
さて、開会から3日目となる昨日、敦賀市議会は一般質問の発言通告締切を迎え、今回は14名の議員が質問に立つこととなりました。
 
私も午前中に通告のため議会事務局に向かいましたが、ちょうど先に通告されていた先輩議員から「早くに出す言うとったんちゃうんか」と揶揄われましたが、昨朝の私のブログで「早目の時間帯に提出しようと思います」との記載をご覧になってのこと。
 
確かに時計を見ると11時前でしたので、「仰る通り」と頭をかいた次第です。
 
書いたり消したりを繰り返した発言通告書ですが、その後、議会事務局のチェックを終え、無事に通告完了。
 
質問順を決める、敦賀市議会恒例の「ガラポン」を回すと、出た数字は「2」。
 
結果、「1」はどなたも出されなかったということで、私の質問順は「1番」となりました。
 
今定例会で代表・一般合わせ13度目の質問となりますが、トップバッターは令和2年第6回(12月)定例会以来2回目ということで、気負い過ぎず、肩の力を抜いて臨みたいと思う所存です。
 

【毎度この時期に登場する「ガラポン」。無心で回した結果はトップバッター。】
 
なお、肝心の質問項目は次の通り。
 
【やまたけ一般質問項目】
 
1.シビックプライドを醸成するまちづくりについて
(1)自然・歴史・文化
(2)鉄道と港
(3)北陸新幹線

 
これだけご覧になっても、さっぱりイメージできないかと思いますので、発言趣旨だけ全文掲載いたします。
 
【発言趣旨】・・・通告書に記載した内容を転記
 
現在本市においては、令和3年3月に策定された第7次敦賀市総合計画に、「次世代につなげる 夢と希望に満ちた 住みたくなるまち敦賀」との基本理念を掲げ、人口減少対策の推進を統一的な政策目標として取組みを進めているところですが、こうした理念や取組みの根幹を成すのは、市民ひとり一人の郷土への愛着と誇りにあると考えるところです。
つまりは、定住志向を高め、転出者を抑制する鍵を握るばかりでなく、「ふるさと」に対する市民のアイデンティティ、「まちを愛する心」を源泉としながら、この地に根ざした悠久の歴史や文化を掘り起こし、次代につなぐことこそ、真の持続的発展につながると考える次第。
そうした中、現在、北陸新幹線敦賀開業に向けた受け皿づくりやグリーン・デジタル社会など新たな取組みを進める一方で、まちづくりの根幹を成すこうした地域住民の思いがややもすると置き去りになっているのではと危惧するところであり、今回は「まちを愛する心」を育み、地域に貢献したいと思う気持ち、いわゆる「シビックプライド」を醸成するまちづくりについて、以下の視点から質問いたします。
 
このような趣旨のもと、
(1)では、敦賀のシンボルとも言える「名勝気比の松原」や「野坂山」の景観保護や健全な利用、歴史・文化の再発見、磨き上げについて。
 
(2)では、敦賀のまちの最大のコンセプト「鉄道と港」を象徴することになるであろう「金ヶ崎周辺施設整備基本計画」(SLや転車台活用)の実現に向けて、国際港を有していたからこそ生まれた史実「人道の港」を市民の誇りとするための方策について。
 
(3)では、2024年春の北陸新幹線開業に向けた取組みに特段傾注する時期であることは認識したうえで、新幹線は「目的ではなく手段」であることを思えば、開業後、自分達の住みやすさや生活の利便性向上につなげることが、新幹線があるまちの本来のあり様と考え、開業効果を市民の皆さんが実感できるような取組みについて。
 
ざっくり各項目の趣旨を述べましたが、いずれの取組みもすべて「敦賀を愛する気持ち、自ら貢献しよう」という「シビックプライド」につながることと、日頃から私自身考えていたこと、市民の皆さんから伺った声を踏まえ、取り上げたものです。
 
なお、質問にあたっては「現場第一主義」のもと、それぞれの現場確認はもちろんのこと、関係者へのヒヤリング、とりわけ新幹線に関しては県外の議員にも聞き取りを行っていますので、よりリアリティある議論の場となればと思う次第です。
 
来週6月14日(火)から16日(木)に掛けて行われる一般質問。
 
トップバッターである私の出番は、14日(火)10時からとなりますので、議場での傍聴、或いはRCN議会チャンネル、敦賀市議会インターネット放映などにてご覧いただければ幸いです。
 
質問の日まで、一人でも多くの声を伺い、自身の発言に信念をもって臨みたいと思います。