令和4年第2回(6月)敦賀市議会定例会が開会

ブログ 敦賀市議会

昨日6月6日からは、二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」に入りました。
 
正直私もあまり聞いたことがなかったので、この「芒種」は馴染みの薄い節気な訳ですが、芒種とは「芒(のぎ)のある穀物の種をまく時期」という意味だそう。
 
梅雨に入る時季と重なるこの芒種ですが、まさに雨が続く季節の中にも、これから咲き誇るであろう紫陽花の姿など、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。
 
さて、そんな季節に合わせるかのように開会したのは令和4年第2回となる敦賀市議会定例会。
 
任期が1年を切る中、残る定例会も今回を合わせ4回と思うと、さらに身の引き締まる思いです。
 
この日、定例会開会に先立ち行われた全国市議会議長会及び北信越市議会議長会からの永年在職議員表彰状伝達式では、在職15年の和泉明議員、馬渕清和議員、前川和治議員のお三方が表彰を受けられました。
 
私にとってもそれぞれ尊敬する先輩議員であり、長年に亘り敦賀市政の発展に貢献されたことに敬意を表するとともに、お祝い申し上げる次第です。
 
その後、本会議を開会し、議長より諸般の報告までを行った後、一旦本会議を休憩し、議会運営委員会を開催。
 
ここでは、田中和義議長、中野史生副議長より辞職願が提出されたことの報告とこれを受理する旨の確認がされました。
 
つまりは、議長、副議長選挙を行う運びとしたうえで、以降の議会運営について協議を行った後、本会議を再開。
 
本会議での議長選挙では福谷正人議員が、副議長には浅野好一議員がともに16票(この日の出席議員は22人)を獲得し、それぞれの職に選出されました。
 
このお二方に置かれても、これまで議会活動をする中で、お手本にさせていただいたことが多々ある議員であり、そうしたことも含め、重責を担われることに対しお祝い申し上げます。
 
また、私自身、産経建設並びに広報広聴委員会の委員長を務める立場として、今後引き続きのご指導と連携をお願いしたいと思います。
 
さて、正副議長が決定した後、再度本会議を休憩し、各派代表者会議にて、本人事に伴って欠員が生じる各委員会構成などについて確認。
 
人事の影響のある議会運営委員会、原子力発電所対策特別委員会、新幹線対策特別委員会を開催し、補充委員の確認、空席となった正(副)委員長の選挙が行われました。
 
ここまでが正副議長辞職に伴う、議会人事の対応であり、ようやく本会議が再開されたのは15時25分。
 
福谷新議長による進行のもと、各委員の選任から市長提案理由説明、専決処分したものなどの報告、各提出議案の説明、質疑までを行い、第一日目を終えました。
 
一日の流れをざっとご報告いたしましたが、ご覧いただくと「ほとんど人事ごとやないか」と思われたかと。
 
時間配分を見ればそう思われる通りな訳ですが、この対応も地方自治法や敦賀市議会の関係規則などに基づき、「やらねばならぬ」行為であることから、その点ご理解いただきたく。
 
いずれにしても、残り1年を切った任期の中で、淡々と定例会をこなすのみならず、任期前半は議員定数論議などがあったにせよ、何かひとつでも議会改革につながるように対応せねばと考えることから、正副議長を始めとする新体制の中で、こうした点についても議論を進めていければと思う所存です。
 
そして二日目の今日は、補正予算に関する予算決算常任委員会(全体会・分科会)が開催されます。
 
昨日13時までに事前通告した一覧を見ると、全27件中、「嶺南Eコースト計画推進事業費」(再エネ固定価格買取制度が終了した後も公共施設に電力提供する家庭などに対し、Tポイント付与)に、私を含む5名の議員の質問が重複するなどの状況となっておりますが、いずれにしても各事業に対し深堀りの審査ができればと考えます。
 
繰り返しとなりますが、定例会中は、私のブログも議会報告が主となりますので、その点ご容赦いただき、引き続き関心をもってご覧いただければ幸いに存じます。
 

【議員控室側からの議場入口。ここを通る気持ちはいつも、さながらリングに向かうボクサーのよう(少し大袈裟でしょうか)】