本日トップバッターで質問します

ブログ 敦賀市議会

ウクライナへの侵攻開始から3ヶ月以上が経過したロシアの非人道的な軍事行動ですが、昨晩の情報では、中国東北部の黒竜江省とロシア極東アムール州ブラゴベシチェンスクを結ぶ自動車橋が13日までに開通したとありました。
 
自動車橋は全長1キロ余りで、2016年末に建設が始まったとありましたが、中露国境の川に架かる本格的な自動車橋は初めてとのこと。
 
近年著しく進む中露接近を象徴する存在と言え、中国の胡春華副首相は「中国東北部とロシア極東の協力が新たな段階に踏み出すことを促したい」と話したとあり、ウクライナ侵攻を受けて米欧などが対露経済制裁を強化していることも踏まえたうえでのこの発言は、脅威の拡大とウクライナ侵攻の益々の長期化を意味すると認識する次第です。
 
強い経済制裁を加えても、その分を中国がカバーする構図が一層強まれば、ロシアを孤立させるどころか、世界は完全に二極化に進むことを危惧するものであり、これは即ち日本にとっても一大事であると、危機感を強めるものであります。
 
さて、話しは変わり、敦賀市議会は調整日が明け、今日から16日に掛けては一般質問、17日は常任委員会が行われます。
 
一般質問初日の本日は、以前にご報告しました通り、私がトップバッターということで、10時の開会後に質問することとなっておりますので、お時間のある方は議場での傍聴を始め、RCN議会チャンネル、敦賀市議会インターネット中継などにてご覧いただければ嬉しく思います。
 
質問にあたってはこれまでも「現場第一主義」のもと、リアルな現場に足を運び、地域の方のご意見を聞き取り、他市町の事例などをヒヤリングしたうえで臨んできたところですが、今回最もその積み重ねが充実していると感じています。
 
一昨日のミニSLで実体感したこと然り、「気比の松原」に関しては、土日を含めた現場確認や三大松原の「三保の松原」(静岡市)、「虹の松原」(唐津市)へは電話で、「鉄道と港」や「北陸新幹線」に関しては関係者の受け止めや先行開業都市の状況を伺うなど、いわゆる「発言の根拠」となるものは十分収集できました。
 
今日の質問は、発言通告に従って行う原則のもと、事前準備で把握したリアルが少しでも行政に届くよう、事例を挙げ補完しながら意見していきたいと思います。
 
「シビックプライドを醸成するまちづくり」
 
掲げた質問のタイトルは非常に崇高なものであり、軽々しく言うことではないことは重々承知しています。
 
しかし、自分の中では、このタイミングで意見せねば機を逸すると思い、テーマに掲げたことをご理解いただきたく。
 
自分ごとばかりで失礼しましたが、本日より3日間、私を皮切りに14名の議員が質問を行います。
 
市民の皆さまにおかれましては、それぞれの議員の視点、意見、市とのやり取りをご覧いただき、少しでも市政や議会に関心を持っていただければと思いますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
 
 →→→「令和4年第2回定例会一般質問通告一覧」はこちら
 

【質問のひとつに挙げている「気比の松原」。敦賀のシンボルであり、誇れる「名勝」が「無法地帯化」することだけは何としてでも食い止めねば。】