地域防災の要!頼もしき敦賀消防団

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昨日は「令和2年度敦賀消防団出初式」に参加してまいりました。
私は、敦賀美方消防組合議会の議員ではないので一般見学にて。
 
整然と消防車が並ぶなか、10時からは笙の川堤防での「一斉放水」、場所をきらめきみなと館側に移しての「分列行進」、「つるが鳶はしご乗り演技」、「観覧式」と続きました。


 
消防団長の掛け声のもと、各分団から集う消防団員151名が統率のとれた隊列を組み、一つひとつの動作が大変キビキビしており、日頃の訓練の賜物と感心すると同時に頼もしく思いました。
 
圧巻は「つるが鳶」の演技。
恥ずかしながら、生で見るのは初めてでありましたが、かなりの高さの梯子のうえを確実且つ舞うように所作を行う演技者、それを支える皆さんの演技は、まさに伝統芸!


 
災害と一言でいっても様々ですが、とりわけ火事は初期消火が肝心。
そういった意味でも、この頼もしき消防団と地域住民が日頃から連携し「地域で守る」ことが重要性と改めて実感する機会となりました。

祝!成人式&楽し!地元新年会

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昨日は敦賀市の成人式。
 
我が家も娘が式を迎えるということで、早朝からの美容室送迎など慌ただしくも嬉しい対応となりました。
着付けを終え、自宅に戻ってきた娘の大人びた晴れ着姿に父の喜びもひとしお。
 
と同時に、実は私、娘が小学校4年から高校3年までの間、東京に単身赴任していたこともあり、子育てはほぼ妻任せ。
思春期の気持ちを受け止めたり、高校の部活時代はほぼ365日早朝からのお弁当づくりなど、しっかりとサポート、子育てしてくれた妻には感謝の気持ちで一杯です。

(着付けを終え、途中寄り道した気比神宮にて)
 
また、実家に隣近所、町内の皆さんからも沢山のお祝いの言葉を掛けていただき、家族ともども幸せな記念日となりました。
 
話しは変わり、この日は、地元ひばりヶ丘町の「どんど焼き」に「新年会」と続きました。
 
「新年会」では、ちびっ子からお年寄りまで多くの方が集い、祝酒も交えながらカラオケ、ビンゴ大会などで盛り上がりました。
私もご指名を授かり、恥ずかしながら一曲熱唱?させていただきましたが、どなたかが唄った「河内音頭」では自然に踊りの輪が出来たりと、どこかアットホームで明るく、団結力のある大好きなこの町。

(会館狭しと、河内音頭で輪になり踊る皆さん)
 
「近所づき合い」が希薄になってきていると良く言われますが、子育てから介護・認知症見守り、防災や防犯に至るまで、超高齢・少子化社会に対応するためには、行政に何かを求め続けていくだけでは成り立たない状況にあることを考えれば、やはりこれからのキーワードは、昔ながらの「近所づき合い」、即ち「地域コミュニティ」にあるのだと考えます。
 
昨日の新年会ではありませんが、顔見知りになった方同士が笑い語り合う、このコミュニケーションの輪こそが「住み続けたい良いまち」、さらには「いざという時の対応力あるまち」の礎になることは間違いないでしょう。
 
成人式を機に、娘を育てていただいた地域の皆さん(もちろん家族へも)への感謝と今日のヒントを念頭に今後も活動を進めていきます。
 
※おまけ:私の熱唱シーンです(笑)

気づきの声は利便性向上の源

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昨日は、とある市民の方からお声を頂戴したことを受け、駅前立体駐車場の駐輪エリアへ。
 
収容台数約640台の駐輪場は、ほぼ満車で利用率の高さが伺えました。
駐輪場については、完成式の際にマジマジと確認していなかったのですが、乱雑駐輪と安全面(転倒防止)、収容台数の確保の観点から設置されている駐輪ラック(レール)は、横方向にスライドが可能。
これにより、車間を詰めて駐輪が出来るのと、逆に言えば乗車の際には車間を空けて自転車を取り出せるという仕組みに、今さらながら「なるほど」と理解。

 
頂戴したお声は、特に「お年寄りの方々がこのスタンドに自転車を乗せるのに苦労している」とのことでしたので、少し自転車を拝借し持ち上げてみると、確かに非力な方にはラックのレールと地面の5cm程度の隙間を持ち上げるのは辛いかもと実感。
 
原則、このスタンドに駐輪するというルールはほぼ守られていることから、早急に何か全面改善をということではないと判断しましたが、例えば、非力な方向けに駐輪レールガイド(持ち上げるのでなく、押してレールに載せられるように)を設けたお年寄りスペースがあっても良いのかなと思いました。
 
この点については、利用状況の詳細確認とともに引き続き対応していきます。
 
こういった「気づき」の声が利便性を高めることにつながるのであり、ご意見を頂戴した方にはこの場を借りて感謝申し上げたいと思います。

ごく僅かですが、ラック駐車されていない方には「注意喚起」がされていました。

アメ横に負けない「みなと敦賀」の活気!

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やはり市場の活気は良いものですね。
昨日、海産品の調達のため敦賀水産卸売市場界隈に足を運ぶと、早朝にも関わらず、県外ナンバーの車も多く停車しており、海鮮丼で人気の「どんと屋」さんには既に長蛇の列、テレビカメラも構えられていました。
※ちなみに、近くには「うお吟」さんという、これまた人気店があります。
 

 
賑わいを感じながら、お目当ての相木魚問屋さんに進むと、これまた多くのお客さんでごった返しており、威勢の良い店員さんの仕切りとも相まって、みなぎる活気!
これぞ「みなと敦賀」を感じる場所と改めて実感し、嬉しい気分になった次第。
 


 
以前に新幹線敦賀開業に向けた講演会での「敦賀に宿泊してもらうためには?」の問いに対し、「早朝や夜のイベントなど、泊まらなければならない理由を作ること」との講師のアドバイスを聞いた時に、まさにこの「みなと敦賀」を生かした「朝市」や「競り体験」などがヒットするのではと頭に浮かんだところであり、この点については、昨日の様子も念頭にアイデアとして研究していきたいと思います。
 
そして、タイトルにある「アメ横に負けない活気」の言葉。
実は、相木魚問屋さんのfacebookに書かれていたのを引用したもの。
「そんなオーバーな」と思われると思いますが、東京上野の人数や規模こそ違えど、あの空間の「活気」と「にぎわい」は決して引けを取らないと思います。
 
百聞は一見に如かずということで、是非皆さんも足を運んでいただき、敦賀の活気と海鮮の美味しさを感じてみてくださいね♫
ではでは、本日は「敦賀良いとこ」のご紹介まで。

年末特別警戒、拍子木とともに「火の用心!」

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本日から年末年始休み。
我が家も大学生の長女が名古屋から帰省し、年末モードに。
父にとって「癒し系」の彼女を、暫しアットホームに「おもてなし」たいと思います(笑)
 
さて、昨晩は町内の「年末特別警戒パトロール」に参加。
27日から30日までの期間で各ご家庭から一人は参加しようというシステムで、この日も60名ほどの参加がありました。
 

 
ミーティングの後、三班に分かれ、20時前と21時前の計2回を拍子木の合図に合わせ「火の用心!」の掛け声にて回りました。
 
余談となりますが、「火の用心」について調べてみると歴史は古く、徳川家康の家来である本多作佐衛門が、1575年長篠の戦いの際に家族へ送った「一筆啓上 火の用心 おせん泣かすな 馬肥やせ」の手紙にあるとのこと。
「火事に注意して、おせん(3歳の愛娘)と馬の面倒をよく見よ」との意味であり、「大切なものを火事で失うな」とのメッセージは、その後、江戸時代初期に出されたお触れにより、夜番・夜警による「火の用心」の夜回りにつながったと言われています。
 
話しをパトロールに戻しまして、1回目のパトロールでは、各班に設置されている消火ホース格納箱やマンホールを開け、消火栓水源の状態も皆で確認するなど、「いざという時はここ!」の認識が高まったものと思います。
 
パトロールの合間の時間は、福祉部手作りの「豚汁」と「お碗酒」で暖まりつつ、区長、防災部、防犯部それぞれからのお知らせを皆で拝聴。
 

 
やはり、参加することと行動することで意識は高まります。
今後とも「地域で守る防災・防犯」の取り組みを大切にしていきます。

公共インフラ「水道」の老朽化問題

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(雲間から覗く朝陽に照らされる敦賀湾)
 
天気は目まぐるしく変化する「北国日和」なれど、降雪の予感すらしない天候の昨日。
ホワイトクリスマスと喜んでいた頃が懐かしく思えます。
 
さて、先日、市から説明のありました「敦賀市上下水道事業経営検討委員会」の経過報告によれば、主に上水道は優先度を定めたうえでの老朽設備更新、下水道は未普及エリアの整備対応のため多額の費用が発生し、大幅な資金不足となるため、使用者負担を考慮しつつ、料金改定の検討を行っているとのことでありました。
 
そのような説明の後の新聞報道によれば、同じく先行きが厳しい水道事業を巡り、宮城県では施設の運営権を民間に売却するため全国初の条例制定がされたとのこと。
また、香川県においては、県内の全市町と県の水道事業を統合し、広域連携によるスケールメリットを発揮することで効率化を図るとしています。
 
水道事業を巡っては、上記の例に代表されるように、全国のどの市町でも深刻な問題になりつつあります。
 
東洋経済新報社が全国の都市を独自の指標で順位付けした「住みよさランキング2019」で「敦賀市は6位」となりました。
安心、利便、快適、富裕の4つの指標全てが100位台であったことに加え、とりわけ水道料金(19年6月)は1カ月、24立方メートルの使用料が全国16番目の安さでした。
 
こうした「売り」とのバランスもあり、軽々に申し上げることは出来ませんが、ある程度の料金負担は覚悟しつつも、行政側においては可能な限り住民負担を軽減するための施策が必要なのだと考えます。
 
いずれにしても、生活に直結する「公共インフラ」であり、効率化と安定・安心供給の両面の意識を持って対応していきたいと思います。

“本屋”でもない”図書館”でもない新たな「地の拠点」

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昨日は、年末に帰省する大学生の娘から依頼されていた「課題本」を借りに市立図書館へ。
昼下がりの時間帯でありましたが、館内は学生さんからお年寄りまで、読書スペースがほぼ満席になるほど多くの方が訪れ、読書に勤しんでおられました。
私のほうは、検索システムを使用し、課題本を発見。
目的の本を「書棚から見つける」のは、やはり楽しいものですね。
 
静寂の中、皆さんが思い思いの読書に集中し、ページをめくる音のみが聞こえる、いわゆる「図書館」の雰囲気はやはり良いもの。
市民の皆さんにとって大切な空間と改めて感じた次第。
 
「本」といえば、駅西エリアに設計・整備が進められている「知育・啓発施設」。
既にこの施設の指定管理者に選定されている「丸善雄松堂・編集工学研究所共同企業体」さんから、先日も議員説明会にて業務計画案などをご説明いただいたところ。
 

 
この施設に関しては、「何ができるの?」と問われると、以前までは「ブックカフェ」と答えていましたが、横浜で開催された図書館総合展での丸善さんからのプレゼンや先般の市立看護大学でのワークショップに参加して、全く思いは変わりました。
 

 
そう。丸善が目指すコンセプトは、「本屋でもない図書館でもない、新たな地の拠点づくり」であり、従来の発想とは異なるものなのであります。
正直、こう伝えても「だから何ができるの?」と更質問を受ける訳ですが、私の理解でざっくり申し上げると、
「本を読みたい、学びたいとの思いが喚起される場所」
「本を始め、良質な情報に触れられる、新たな知に出会う場所」
「お子さんから大人まで、市民の皆さんが出会い、コミュニティを生み出す場所」
という施設イメージとなります。
 
あと、先に述べた「図書館との住み分けはどうするのか」との意見もあるところですが、私は「静と賑わい」の違いや「選書の分別」により、各々の良さ・特徴を生かして両立することは可能と考えるところです。
 


 
中々、一言で言い表せないのですが、丸善さんにおかれましては、今後も市民の皆さんとのワークショップや「敦賀みらい会議(仮称)」を通じ、市民参加型の「心の通った施設」を目指すべく取り組んでいくとのことですので、機会ありましたら是非ご参加いただきたく。
 
もちろん、私がお答え出来ることであれば、何なりとお話ししますので、ドシドシ聞いてくださいね。
 
ではでは、本日はこれまでに。。。
 

世界標準の年代のものさし〜福井県年縞博物館〜

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3日分のネタが生まれた「ゆうあい倶楽部視察研修」。
充実を物語るということでご理解いただき、ラストは若狭町にある「福井県年縞博物館」をご紹介します。
 
まず、この「ねんこう」ですが、スマホで入力しても「年功」とは出ても「年縞」とは変換されません。
それもそのはず、この博物館に保存される三方五湖「水月湖」の湖底にあった、何と「7万年」の歳月をかけて、季節ごとに異なるものが堆積することによって形成された「縞模様」になった泥の地層が発見されて以降使われることになった語句だからです。
 
若狭町(旧三方郡)は、元々縄文の歴史があった場所で、これに関わる調査をしていた際に、偶然見つけた「年縞」はまさに「奇跡の発見」。
水月湖の年縞は、世界一の長さ45m、一年に堆積する厚さは0.7〜1mmとされており、層を数えていくと約7万年にも及ぶとのこと。
 

 
この年縞は、化石や遺物の年代を特定する放射性炭素年代測定の較正にも使われており、水月湖年縞のデータを用いた較正曲線「IntCal13」が2013年9月に公表され、これにより、水月湖の年縞データは、考古学や地質学における「世界標準の年代のものさし」として、年代測定の精度を、従来より飛躍的に高めました。
 

 
分かりやすく言うと、化石や遺跡に含まれる成分と年縞に含まれる成分が合致したところが、その化石や遺跡が存在していた時期となるため、年縞を1年づつ数えていけば、その時期が特定されるというもの。
例えば、マンモスがいた時期が、これまで「何万年前ごろ」としていたものが、「何万年前」に表現されるということとなります。
 
また、年縞に含まれる花粉の種類や量、火山灰などから、当時の気温や降水量、火山活動までもが分かることから「環境のタイムマシン」とも呼ばれています。
 

 
このように、神秘と奇跡が満載の「水月湖の年縞」が展示されているのが、「福井県年縞博物館」です。
 

 
恥ずかしながら、世界が注目する「年縞」の存在を初めて知り、見ているとタイムスップしたような感覚となりました。
また、展示案内人の方が、技術的なことも分かりやすく丁寧に説明いただけたことにより、理解が大変深まったことにも感謝。
敦賀の新ムゼウム開館に向けては、効果を高める案内人や学芸員の配置が必須であるとも感じました。
 
初体験で偉そうに言うのも何ですが、是非「年縞博物館」に足を運んでいただければと思います。

大変化に驚き!三方五湖に浮かぶ天空のテラス!

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昨日投稿しました「ゆうあい倶楽部視察研修」ですが、内容充実につき紹介し切れない内容でしたので、本日も「続き」を記載します。
 
ご紹介したいのは、若狭湾国定公園「三方五湖レインボーライン」の山頂公園。
タイトルにあるように「天空のテラス」をコンセプトにリニューアル整備を進めており、その取り組みについてお伺いすることを目的に視察した訳ですが、30年ぶりに訪れた山頂公園の変わりようにビックリ!
天空の足湯を始め、カフェや茶屋、各所に配置されたテラスなど、「ここにしかない異次元の感動」の言葉に異論がない空間に変化していました。
 


 
ラムサール条約登録の三方五湖を見渡すシチュエーションを生かした山頂公園は、日本の守るべき美しい自然と文化の象徴として世界が共感する「COOL JAPAN AWARD」を受賞。
受賞した地は、世界約160ヶ国・地域に発信されるとのこと。
 
このコンセプト・プランの仕掛け人である(株)レインボーラインの石田社長ともお話しさせていただきましたが、さすが日本各所の観光を再生させた実績を持つ方。
穏やかな語り口の中にもバイタリティーと情熱を感じつつ、「恋人の聖地」連携プランで意気投合しました。

 
忘れてならないのは、これまであったもの(五木ひろし、幸せの鐘など)を残しているということですが、ただ一つ残念であったのは「恋人の誓いの鍵」が撤去されていたこと。
たまたま、結婚前に「誓いの鍵」を掛けた方が参加者の中にいて「俺の誓いはどこに行ってしまったのか」と悲しがってました(笑)
 

 
レインボーラインで得た貴重なヒントとつながりを大切に、敦賀にも生かしていければと思います。

「認知症ほっとけんまち敦賀」のチャレンジは続く!

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12月定例会の一般質問で取り上げた「認知症みまもり対策」(ひとり歩き、行方不明対策)は、私が住む町内の方の経験談や自身の体験をもとにし、GPSを活用した早期発見対策の取り組みを要望したもの。
 
認知症に関しては、敦賀市が先進的に取り組みを進めているように、「地域全体で支え合う」ことが大変重要と私自身も考えるなか、昨日は、市民公開講座「安心して暮らせるまちづくりをめざして」と称して開催された「認知症サポーター養成講座」に参加してきました。
 
敦賀市の取り組みが浸透していることを物語るように、会場のあいあいプラザ1階ホールはほぼ満員。
多くの方の参加から、関心の高さを肌で感じました。

 
認知症の基本知識に関しては、嶺南認知症疾患医療センターの玉井先生から、敦賀市の取り組みと新たなチャレンジに関しては、市長寿健康課の寺川保健師から、熱のこもった分かりやすい説明がありました。
少し長くなりますが、講座にて伺った貴重な話しを共有する観点から、以下議事メモ的に記載します。
 
【認知症を理解するための基礎知識〜予防と早期発見、そして共に暮らしていくために】ー玉井先生ー
(1)認知症の取り組み経緯と
・認知症に関する国家戦略として2015年にオレンジプランが示される。 
・国内の認知症者数は462万人。
・福井県はオレンジサポーター人数が全国2位。敦賀は啓発が盛んなまちとして有名。
・嶺南地域においては、発症の疑問から1年以内に8割の方が相談しにきている。
・認知症のことを隠しておくことやどこに相談していいかわからないというのもゼロ。
・認知症であるかどうかは、血液検査で分かるようになっている。
 
(2)認知症の種類
・認知症は脳の病気であり、誰でも発症する可能性がある。
・認知症の種類は原因によって大きく3つに分けられる。
・いわゆる「脳の中のゴミ」は、睡眠で解消されるため睡眠が大事。
・寝る時間より起きるタイミングを大切に。眠くなったらベッドに行く習慣が良い。
 
<種類ごとの特徴>
①脳にゴミの溜まる認知症
・前頭葉(アイデアが浮かばない)、海馬(物忘れ)、頭頂葉(迷子)の特徴あり、
・運動神経の症状は出ない。目も耳も運動も大丈夫。
・扁桃体、臭いのセンサーにはゴミが溜まらない。嗅覚を働かせることが大事。
・嫌なことばかりが記憶に残る可能性があるので、あまり怒ってはいけない。
(前頭葉)アイデアが浮かばない、二つのことを同時に処理できない、頭の切り替えや段取りが出来ない、ミスが多くなる、何でも人に頼るようになるなど。
(海馬)の障害は記憶の保存装置が壊れるため、新たなことは記憶されない。
(頭頂葉)立体的な感覚、距離感が分からなくなる、転倒が増える、徘徊(行動障害)につながる。
 
②血管障害の認知症
・やる気がなくなる(意欲低下)、感情を抑えられない、段取りが悪くなる。
 
③間接的に脳が障害される認知症
・内科的な病気。糖尿病は脳にも影響する。
・頭部の病気。正常圧水頭症(歩行障害、尿失禁、認知症)
・慢性硬膜化血腫。
 
加賀で認知症アジア会議が開催されるが、啓発の盛んなまち敦賀から色んなことを発信していきたい。
 
【笑顔あふれるまちづくり 〜認知症ほっとけんまち敦賀のチャレンジ〜】ー寺井保健師ー
 
敦賀市においては、①皆んなで学び、偏見なくして、②気軽に相談、③皆んなで見守り、支援の輪を広げることをキャッチフレーズとして、様々な取り組みを進めている。
◉敦賀市の高齢化の話し
・2000年から2019年で人口は3,000人減、高齢者人口は6,000人増。
・介護認定者は2.8倍になっている。
・介護要因の一番は認知症(全体の2割を占める)
・認知症になった時に家族や近隣、地域の人は助けてくれるかという不安が大きい。
・受け入れてくれる人、伝えられる相手がいることが大事。
 
<敦賀市の主な取り組み>
(1)認知症カフェ
・敦賀つながり、オレンジカフェだんね、オレンジカフェどんぐり、ぬくもり温泉カフェなどがあり、ミニ講話や映画上映、脳トレ、つるが元気体操などを実施。
・情報交換、交流・つながりの場、認知症相談の場となっている。
・敦賀市オリジナルの認知症教育映画「やさしく」の意味〜おばあちゃんは認知症だった〜は、市内の小学生が書いた作文を映画化したもので、教育映像社会教育部門の優秀作品賞を受賞した。
 
(2)認知症サポーター養成講座
(小中学校を対象に)
・今年10校以上で開催。生徒の殆どは、認知症が脳の病気であることを知っている。
・生徒による施設訪問やオープンスクールでの発表など学校独自の取り組みに展開。
(職域・団体を対象に)
・認知症サポーターを増やすことを呼び掛け。
・特に、認知症で困っているお客さん対応や地域で接する人が多い職域や団体に理解が深まっている。
 
(3)敦賀みまもりネットワーク
・早期発見、保護につながる地域ネットワークづくり。登録数100名、協力機関は154機関にも昇る。
 
(4)認知症対応模擬訓練
・地域全体での支援を高める意味から、対応する際の訓練を町全体に展開。
・他人事でなく自分ごととして捉えられるようになった、意識の変化ありとの声あり。
・認知症に優しいまちづくり、自分はどう考え、行動するか、皆んなで見守ることが大事(参加者の声)
 
(5)認知症ほっとけんパス
・認知症の進行度や症状に応じて、本人や家族が相談できる場所などを分かりやすく1枚(A3版)で記載。大変分かりやすい!

 
⑥サポート体制
・「地域包括支援センター」を市内に3ヶ所設置。総合相談支援、自立した生活を支援、高齢者の権利を守るなど、多方面から支援している。
・「嶺南認知症疾患医療センター」、「かかりつけ医」
・「認知症初期集中支援チーム」は、連絡を受けた後、訪問により本人・家族に聞き取りをし、チーム員会議により対応方法を確認のうえ支援を開始。ある程度の目標が達成できれば初期集中チームから医療機関などに「支援をつなぐ」。
 
・敦賀市では、この10年間で見直しをしながら支援を広げてきた。
・さらなる住民によるサポート体制を整備すべく、「認知症サポーターステップアップ講座」を令和2年1月30日(木)13:30〜15:30よりあいあいプラザにて開催予定。
・サポーターが考案した活動、他職種、他世代のサポータチームでつながった案をもとに活動!新たなチャレンジ宣言!
・笑顔あふれるまちづくりに向け、「認知症ほっとけんまち敦賀」のチャレンジは続く。
・地域住民同士がつながることほど強いものはなく、継続出来ることはない。
 
 
共有メモは以上となります。
一般質問前にも認知症の取り組みについては把握したところですが、本講座により改めて経過や体系的に取り組みを進めていることが理解出来ました。
先進的に進めている敦賀市でありますが、市が牽引役となり、地域とともに支援の輪を進めていくとの強い思いも感じることが出来、大変有意義な時間となりました。
 
これからは、私も地域の一員として、認知症サポーターのひとりとして、ますます高まる認知症支援の取り組みに参画していきたいと思います。

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