代表質問の通告・ヒヤリングを終える

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昨日、高校を卒業した長男のことを本ブログ並びにfacebook等に掲載したところ、多方面よりお祝いや激励の言葉をいただき、この場を借りて感謝申し上げます。
 
記載した思いの通り、こうして周りの人に支えられて生きていることに感謝をし、親子ともども社会のお役に立てるよう精進していきます。
 
昨晩は、長男と同じ敦賀高校野球部で3年間ともに過ごした仲間4人が我が家を訪れ、暫し歓談。
 
大学に進学し野球を続ける子、自分の夢実現に向けた技術を取得しに専門学校に進む子、社会人となる子など進む道は様々でしたが、わちゃわちゃと戯れ、たわいもない会話をする姿は、どこか別れの寂しさを隠す強がりのようにも見えました。
 
コロナもあって、悔しさも喜びの波の差が特に大きかった世代な訳ですが、であればこそより強固になった仲間の絆。
 
こうした一生の友、良き仲間がいれば、どこに居てもどの道に進んだとしても共に励まし合い、乗り越えていけるのではと、逞しさを増した彼らを頼もしくも微笑ましく眺めさせてもらった次第です。
 
さて、感傷に浸ってばかりはいられませんで、私のほうはというと、来週に控えた代表質問・一般質問の発言内容通告締切が昨日13時ということで、まずは滞りなく通告を済ませるとともに担当部局とのヒヤリングまでを行いました。
 
今回、私は会派を代表しての「代表質問」の機会を頂戴しており、これまで温めてきたテーマ、近々の情勢や市民の皆さんから頂戴している課題などをもとに、以下の通り発言通告をさせていただきました。
 

 
【やまたけ代表質問 通告内容(質問項目のみ抜粋)】
1 コロナ禍を乗り越える中小企業支援について
2 防災対策について
 (1)避難行動要支援者避難支援
 (2)避難所の小規模・分散化
 (3)大雪への対応
 (4)災害に係る情報発信機能
3 エネルギー政策について
 (1)「エネルギー基本計画」見直しに向けた市の対応
 (2)多様化するエネルギーを幅広く学ぶ機会の提供と人の交流促進
4 道路網整備について
 (1)敦賀-高島連絡道路
 (2)一般国道8号敦賀防災
 
なお、今定例会での代表質問は全5会派、一般質問は9名となっております。
 
市議会ホームページ掲載の「質問通告一覧」を以下にリンクしますので、参考までご覧ください。
 →→→令和3年第1回定例会「代表・一般質問通告一覧」はこちらから
 
他の会派、議員の皆さんの発言内容を拝見するに、捉える視点は多岐に亘っており、自身の質問のみならず見応え聞き応えのある質問になることは間違いないと思うと、来週のこの時間は楽しみな時間でもあります。
 
「楽しみ」というと不謹慎かも知れませんが、議会と理事者の共通目標は「敦賀市をより良いまちにしていくこと」ということからすれば、話し合うこと全てはそこに向かうべきものとの意味で申し上げましたのでご理解のほど。
 
事前ヒヤリングに関しては、私の場合、1は商工貿易振興課、2は危機管理対策課と地域福祉課、道路河川課、3は原子力安全対策課とふるさと創生課、4は道路河川課、ふるさと創生課と、質問項目に応じた部署の皆さんに対し、質問趣旨や背景をお伝えしました。
 
私の場合、労働組合役員時代からの習性もあり、良き議論、良き答弁を引き出すためには、質問者側も目的趣旨や質問に至った背景などを正確に相手に伝えるべきとのスタンスで、事前通告の書面上もその辺りは丁寧に記載してきているところ。
 
さらにヒヤリングも踏まえ、十分に意図はお伝え出来たと思いますので、来週の質問の場が、「より良い市政」に向けた建設的な議論となることを「楽しみ」に今一度準備をしていきたいと思います。
 
代表質問は、3月9日(火)から10日(水)に掛けて、一般質問は、3月10日(水)から11日(木)に掛けて行われます。
 
私は、代表質問の3番目に登壇ということで、おそらく9日(火)の昼2番あたりの出番になろうかと思いますので、またご視聴等いただければ嬉しく思います。
 
ではでは、本日のブログはこれまで。

長男高校卒業。春からは「同志」。

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議会報告が続きますが、昨日は予算決算常任委員会(分科会)を開催。
 
一昨日行った全体会での審査をベースに、さらに深堀りをすべく、総務民生、産経建設、文教厚生の3分科会に分かれ「令和3年度予算」審査を行いました。
 
私は、分科会長として産経建設分科会にて審査・議事運営を務めました。
 
本分科会が所管するのは、産業経済部、観光部、建設部、都市整備部、水道部ということで、事業も多岐に亘る訳ですが、一件一件丁寧に審査を進めました。
 
トピックスをと言っても、ボリュームがボリュームだけに抽出するのが難しい訳ですが、ほんの一端となるものの各部ごとに質疑があった事業は以下の通りです。
 
【産業経済部】
◉「中心市街地賑わい支援事業費」、「まちの元気づくり支援事業費」、「まちなか創業等促進支援事業費補助金」など、まちの賑わいや活性化、プレーヤー人材育成につなげるもの。
◉「消費拡大支援事業費」、「キッチンカー購入等支援事業費」、「中小企業者感染対策等支援事業費」、「中小企業者承継支援事業費補助金」など、コロナ禍で新たな手法や商品開発により事業継続しようという事業者を支援するもの。
 
【観光部】
◉「まちづくりプレーヤー発掘・育成支援事業費」、「北陸新幹線まちづくり推進事業費」など、新幹線敦賀開業の気運を盛り上げるとともに、開業を契機に官民連携からさらに民間主導のプレーヤー育成をしていこうというもの。
◉「夜間景観創出事業費」、「つるがの食・味情報発信事業費」など、新たな観光スポット運営やSNSなどとリンクし魅力発信していこうというもの。
 
【建設部】
◉「除雪費」、「道路側溝新設事業費」など、市民生活の利便性向上に欠かせないもの。
◉「定住促進住宅回収等支援事業費」、「移住者・新婚世帯家賃支援事業費」など、住宅支援に関わるもの。
 
【都市整備部】
◉「北陸新幹線駅周辺道路整備事業費」、「北陸新幹線関連公共施設等整備事業費」など新幹線整備に関わるもの。
◉「公共空間利活用推進事業費」、「第2環状ルート検討事業費」など、新たに生まれた国道8号歩行空間の利活用、第2環状道路(市道171号)整備に向けた調査・検討に関わるもの。
【水道部】
◉下水道事業「マンホールカード発行事業費」、「汚水管渠整備事業費」など、下水道への関心を高めることや生活用水域の水質保全及び生活環境改善に関わるもの。
 
10時から始まった分科会は、お昼休憩を挟み、15時35分に終了。
 
分科会長の役職上、自ら質疑することは控え、客観的な視点をもって進行運営に努めましたが、委員の皆さんからの多方面からの質疑により、ポイントを突いた審査となったものと考えます。
 
その後は、17日の予算決算常任委員会での分科会審査報告に向け、副分科会長、議会事務局の担当さんと報告内容の打ち合わせを行い、この日の公務は終了。
 
全体会に引き続き、中身の濃いものとなりました。
 
さて、話しは変わり、この日は県立高校の卒業式。
 
我が家の長男も無事に敦賀高校を卒業しました。
 
コロナ禍で卒業式は、卒業生のみ、保護者の参加も1名、校歌や返事なども無しという、最後までコロナの影響を受けたものとは言え、家に帰って息子の顔を見るとやはりどこか晴れやか。
 
野球部に所属し、良き指導者と素晴らしき仲間に恵まれたこの3年間は、彼にとって一生忘れることのない時間になったと思います。
 
4月からは「敦賀の人を守りたい」との志望動機のもと志願した、地元の「敦賀美方消防組合」にお世話になることとなっています。
 
命を懸ける覚悟で、全身全霊で打ち込まねば決して務まらない厳しい仕事でありますが、それだけ誇りある仕事に就けたことを有り難く、そして意気に感じ、志望した際の志しを忘るることなく春からの健闘を心から期待するところです。
 
最後になりますが、息子が小学校1年生の時から9年間、私が東京に単身赴任していた関係で、より子育てには負担を掛けてしまいましたが、この高校生活においても長女の時から数えれば6年間も早朝からのお弁当づくりなど、日々学校・部活生活サポートしてくれた妻には感謝してもし切れません。
 
そう思えば昨日の卒業式は、妻にとって特に感慨深いものであったのだと思うとともに、この場でも「ありがとう」と伝えたいと思います。
 
これからは、息子と私は「公」の職に就くもの同士。
 
親子の関係だけでなく、春からは「同志」として互いに切磋琢磨しながら、この敦賀のため尽力していきたいと思います。
 

【敦賀高校の卒業証書と野球部監督さんからの表彰状】

予算決算常任委員会(全体会)にて来年度予算審査等を行う

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春一番は先日吹いたばかりですが、昨夜からの強い風は、夜中も吹き続け、最大瞬間風速は台風並の24.5m/s(3月2日0:24)。
 
低気圧の影響による南南東の暖かい風というのがせめてもの救いですが、今現在も常時10m/sを超える強風となっているため、外出される際は何かと注意して行動いただければと思います。
 
さて、休会明けの敦賀市議会の方ですが、昨日は予算決算常任委員会(全体会)を開催し、令和2年度補正予算9件について分科会審査の報告から採決まで、さらには第10号議案「令和3年度一般会計予算」を始め、第19号議案までの来年度予算案10件について、基本質疑を行いました。
 

 
冒頭、令和2年度補正予算に関する各分科会長報告では、自身初となる産経建設分科会長としての報告ということで壇上に立たせていただきました。
 
全議員、理事者側は各部長級の皆さんが全員お揃いという中での報告は、やはり身が引き締まる思い。
 
ちなみに、私以外も総務民生分科会長の林惠子議員、文教厚生分科会の中道恭子議員も同じ1期生議員で初デビューということで同じような気持ちだったのではないかと。
 
任期も折り返しを迎えますが、こうしてひとつ一つ経験を積み成長していければと思います。
 
報告の後は、一般会計補正予算のみ反対討論が行われ、採決の結果、全議案について可決。
 
今後は、9日に行われる本会議の場において、予算決算常任委員長からの報告の後、採決の運びとなります。
 
続いて、この日のメインイベントである令和3年度予算審査。
 
先刻お伝えしました通り、全体会での「基本質疑」に関しては、部局入替性で行うことなどから、質問内容は「事前通告制」としており、既に定例会初日に締め切られていたもの。
 
結果、事前通告された数は「70件」(当日欠席議員がおられた関係で、実質質疑されたのは67件)。
 
総務部から始まり、教育委員会まで、順次通告に従い質疑を行いました。
 
質疑に関しては、事前に議会事務局さんが取り纏めた、対象の議案名や事業名称等を表記した「通告一覧」を見ると、ポイントとなるような新規事業や過去からの課題事業に関してはやはり質問者が重複するもの。
 
【質疑が重複した事業】
①嶺南Eコースト計画推進事業費(企画政策部:3名重複)
②ふるさと納税事業費(企画政策部:2名重複)
③防犯カメラ設置事業補助金(市民生活部:3名重複)
④野良猫不妊手術費補助金(市民生活部:2名重複)
⑤結婚新生活支援事業費(福祉保健部:3名重複)
⑥サテライトオフィス整備促進事業費(産業経済部:2名重複)
⑦HACCP等対応施設整備事業費補助金(産業経済部:2名重複)
⑧まちづくりプレイヤー発掘・育成支援事業費(観光部:2名重複)
⑨人道の港敦賀ムゼウム管理運営費(観光部:2名重複)
⑩公共空間利活用推進事業費(都市整備部:2名重複)
11.多世代型ウェルネス広場整備事業費(都市整備部:2名重複)
 
私はといえば、5件通告したうち、①②⑤の3件が重複。
 
他の質問者との重複部分はもちろん割愛し、質疑にあたりました。
 
このうち、嶺南Eコースト計画推進のもとスマートエリア形成に向け、市の方向性や参画するプレイヤー企業の誘致可能性を委託調査する①、北陸新幹線敦賀開業に向け、市民発案の企画やそのプレイヤーの発掘、人材育成、既存のプレイヤーと新たなプレイヤーをマッチングさせていこうとする⑧の事業については特に、事業の目的や範囲、他事業との棲み分けの観点などから、複数の委員が質問したうえでも全て腹に落ちる理解には至らなかったのではと考えるところです。
 
しかしながら、星の数ほどある事業(少しオーバーですが)ですので、こうした案件はいつくかあったとしてもおかしくないもの。
 
さらに深堀りして確認していくために、次の「分科会」の場があるということで、その審査に向けては十分な「呼び水」になったものと思います。
 
10時に開始した全体会ですが、こうして全ての質疑を終えたのは18時。
 
闇雲に時間を掛けたから良いと言うのでなく、委員それぞれがポイントを突いた事業に対し、理事者から懇切丁寧な説明もあって、まさに理解深まる「慎重審査」の場になったと感じたところです。
 
事前準備も含め、対応された各部署の皆さんも大変お疲れ様でした。
 
さて、そして本日は、早速「分科会」が開催されます。
 
先ほどあった件も含め、今度は所管に別れての審査となります。
 
私は分科会長の立場となりますが、委員の時と同様、市政発展にとって有効な事業かどうかを見極めるとの観点のもと、産経建設分科会における審査が活発化するよう、議事運営に努めていきたいと考えます。

定例会2日目。令和2年度補正予算審査を行う。

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仰ぎみる野坂の御嶽、水清き黒河の流れ♬
 
これは、母校粟野中学校校歌の歌い出しですが、その歌詞の通り、昨朝通勤途中に臨む野坂岳の何とも神々くも凛とした姿は、一日の始まりにもらうパワーとしては十分。
 
ささやかですが、こうしたロケーションのもと暮らすことに幸せを感じたところです。
 
新型コロナウイルスに関しては、今月末での緊急事態宣言解除を要望する関西3府県、愛知、福岡両県の先行解除について、今日の政府の対策本部会議にて決定する予定。
 
また、福井県においては、独自に発令している「県感染拡大注意報」を28日で解除する旨、杉本知事が県会一般質問で答弁したとのこと。
 
「県感染拡大注意報」については、年明けの1月7日に発令され、同9日に「警報」に引き上げられた後、2月15日から「注意報」に切り替えていたものであり、個々で行う対策は今後も変わらないものの、北陸の厳しい冬を乗り越え待ち望む「春」とも重ね合わせ、全体的に明るい雰囲気にしていきたいと思うところです。
 
さて、そのような中、開会2日目の敦賀市議会は、予算決算常任委員会を開催し、令和2年度補正予算案を審査。
 
午前中に行われた全体会では、事前通告した22件について、所管する部局入れ替えのもと質疑を行いました。
 
年度末の定例会でもあることから、予定していた事業のうち、新型コロナウイルスの影響などにより大きく予算執行出来なかったものに関しては「減額補正」を行う訳ですが、その中でも事業規模の大きい北陸新幹線整備などに対して挙げられた質疑においても、理事者側から極めて丁寧且つ詳細な説明があり、十分納得した次第。
 
また、北陸新幹線整備に関しては、万が一のリスクに備え、再来年度への予算繰越しを可能とする処置としたことを捉え、「工期の再延期を想定しているようにも見える」との質問者の指摘に対し、「そういったことが無いよう全力で対応する」との答弁があり、単に数字のみではなく、そこに込められた意味合いまでもを互いに確認し合えるやり取りは、聞いていて大変勉強になった次第です。
 
初日と同様、ここでも得るものありの場面となりました。
 
午後からは、各所管事項を詳細審査する分科会を開催。
 
私は、所属する産経建設分科会において、初の分科会長の任を務めさせていただきました。
 
委員席から見ていた景色とは違い、「分科会長」のプレートが置かれた席はやはり重みを感じましたが、まずは滞りなく会の進行・運営が出来たかと思います。
 
定例会については、本日は休会、週明けからはボリューム大の来年度当初予算審査となります。
 
並行して、その先にある代表質問のほうも現場実態など最終的な聞き取りなどを行い、よりリアルな市民の声を反映した質問となるよう、こちらも準備を進めていきたいと思います。

3月定例会開会!初日より得るもの多き一日!

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議会は言論の府。
 
昨日開会した敦賀市議会3月定例会ですが、スタートからまさに、そのことを感じる一日となりました。
 
9時30分より、市長、副市長ら理事者も出席しての全員協議会にて先刻開催された議会運営員会における本定例会の運営について報告された後、10時より本会議を開会。
 
議長より、議事録署名議員の指名、会期日程、諸般の報告がされ、2年の任期満了に伴う各常任委員会、特別委員会の委員指名が行われました。
 
また、特別委員会に関しては、B議案(議員側から提出する議案)第1号として「廃棄物対策特別委員会設置の件」が提案され、全員賛成で可決しました。
 
各委員会に関しては、正副委員長を決める必要があることから、本会議を一旦休憩し、順次委員会を開催し、選挙により決定しました。
 
その結果、私は、産経建設常任委員会並びに広報広聴委員会の委員長を拝命。
 
若輩者をご推挙いただき、身の引き締まる思いですが、委員会の慎重審査、委員間討議が円滑に進むよう役割を果たしていく所存です。
 
なお、私が所属する委員会は、一部変更のうえ以下の通りとなりましたのでご確認のほどお願いします。
 
【やまたけの所属する委員会】
◉議会運営委員会(継続)
◉予算決算常任委員会(議長を除く全員が所属)
◉産経建設常任委員会(委員長)
◉新幹線対策特別委員会
◉広報広聴委員会
 
このように、各委員会開催と並行しつつ、一方では本日、来週と行われる令和2年度補正予算、令和3年当初予算審査に向けた「事前通告書」を13時までに提出。
 
提出する立場の議員はさて置き、議会事務局の皆さんは、受付、チェックとフル稼働でテキパキと対応いただき感謝。
 
夜半に自宅にFAXで届いた「通告一覧」によれば、補正予算22件、当初予算70件の質疑項目となっており、この数からも充実した審査となることが今から楽しみでもあります。
 
さて、言わば普段と異なるここまでの工程を終え、15時に本会議を再開した訳ですが、委員会所属や役職も変わったせいでしょうか、何か新鮮な感じで気持ち新たに迎えることが出来ました。
 
本会議再開後は、今定例会に提出した議案に対する「市長提案理由説明」、既に専決処分した事項に対する「報告」7件の説明から質疑、採決まで、さらには提出議案39件のうち、予算決算常任委員会に付託する予算案件を除く19件に関する説明、質疑までを行い、ここでも活発な質疑が行われました。
 
私も2件について質疑させていただきましたが、そのうちの第20号議案「敦賀市ふるさと応援基金条例制定の件」に関しては、今年度32.5億円と大幅に増額となった「ふるさと納税」について、これまで返礼品事業は一般財源から支出していたものを、頂戴した寄附金にて賄う(今年度の場合、約20億円)とすること、即ち「寄附から支出までの仕組みを変える」ことが補正予算案でも提出されていること、寄附者は使途目的を指定(子育てや観光など、敦賀市の場合は11項目から選択)して寄附しているため、本条例にて一元化してしまった場合に、寄附者の意図に応じた使い方がされるのか。
 
つまりは、寄附者に対する「透明性」と「説明性」の観点から質疑を行った次第ですが、正直納得のいく回答は得られませんでした。
 
ただ、「質疑」に関しては、「質問」と違い、自分の考えや思いを述べない範囲で行わなければならないとのルールがあるため、回答を導くための深堀りがどうもやりづらく(単に私の力量不足でしかないのですが…)、不完全燃焼ながら一旦ここで終えることとしました。
 
なお、後者の視点(使途目的と支出の関係)については、私の前に豊田耕一議員も質疑されていたことを併せて紹介させていただきます。
 
こうして、全ての議案に関対する質疑を終え、委員会審査のため本会議を終了したのは、18時22分でありました。
 
そして何と、この日は、先ほど述べた「ふるさと納税」に関する取扱いが「条例と予算のセット」で提出されていることを踏まえ、まずは条例側(決まり)を先に確認しておく必要があるため、「敦賀市ふるさと応援基金条例」についてのみを審査する総務民生常任委員会が開催されました。
 
私自身、先に不完全燃焼の質疑となったことに加え、寄附者視点に立って敦賀市がいかに透明性あるルールメイキングをするのかといった観点から、大変重要な議案であるとの思いのもと委員会を「傍聴」させていただきました。
 
委員会では、私の意見と同じく「寄附者の使途目的に応じた事業に使うことが全く見えない」との意見や、逆に「一元化するのであれば、使途目的を緩やかにし、柔軟に使えるようにすべき」といった意見、「寄附金の中から返礼事業の財源に充てることは、絶対に何らかの形で寄付者に示さないといけない」など、いずれもそれぞれのスタンスに立てば「正論」の意見で、真に活発な理事者とのやり取りが行われました。
 
こっち取ればあっち立たずで、「この議論は果たして収束するのか」と勝手にハラハラして傍聴席にいましたが、議論の末、最終的な結論としては、「今年度頂戴した寄附分については、寄附者の使途目的に応じて使う」、「来年度頂戴する分に対しては、広い範囲で柔軟性を持って使えるよう、使途の統合や多くくり化を図るよう、見直しを検討する」、「寄附者にはその旨を市のHPやふるさと納税のポータルサイトに掲載し、お知らせする」との理事者の考えが確認出来たことを踏まえ、原案の通りで認められることとなりました。
 
理想と現実の狭間を理解しつつ、委員の皆さんそれぞれが持論を積極的に述べ合い、理事者の皆さんも正面から受け止めたうえで、最終的には、制度設計として良くするとの思いを双方で共有のもと、あるべき姿に着地する。
 
これがまさに、冒頭に述べた「議会は言論の府」を表す深堀りの委員会審査、議会と理事者の関係であると唸った次第。
 
また、こうして腹を割って議論出来る、敦賀市と敦賀市議会の関係、その議会に所属していることを嬉しくもまた誇らしく思った次第です(手前味噌になるかもしれませんが)。
 
傍聴を終え、市役所を出たのは20時を跨ぐ頃となりましたが、時間を忘れるほどの価値ある時間、得るもの多き一日となりました。
 
初日からテンションが上がっておりますが、本日は、補正予算審査を行う予算決算常任委員会全体会、分科会と続きます。
 
昨日の議論をお手本に、自身は情熱を持ちつつ冷静な議論、委員長としては着地点を失うことなき、真に実のある審査となるよう精一杯努めていきます。
 

【傍聴を終え、振り返った市役所庁舎。本日の補正予算質疑対応もあってか、まだ多くのフロアで電気が点いていました。】

敦賀市議会令和3年第1回定例会は本日開会!

ブログ 敦賀市議会

シャツ一枚で過ごせた穏やかな天気から一変、昨日からはグッと気温が下がり、体調管理も難しいところ。
 
そうした中、この時期恒例の「春近し」を感じることといえば「センバツ高校野球」の話題。
 
3月19日から始まる第93回選抜高校野球大会に向け、昨日はオンライン組み合わせ抽選会が開催されました。
 
北信越代表で地元敦賀から出場する敦賀気比高校は、5日目第3試合、対戦相手は常総学院(関東:茨城県)に決定。
 
2015年春に全国制覇の経験がある敦賀気比高校ですが、常総学院も2001年春、2003年夏に同じく全国制覇した強豪校。
 
「木内マジック」はもうありませんが、相手にとって不足なしといったところでしょうか。
 
この好カードのほか、仙台育英vs明徳義塾、大阪桐蔭vs智辯学園など優勝候補と呼ばれる高校同士の対戦、東海大相模vs東海大甲府の東海大対決など、初戦からかなり特徴のある組み合わせとなっており、私も含めてですが、高校野球ファンにとっては一層楽しみが増す状況となったことは言うまでもありません。
 
思えば昨年は、突如として現れた新型コロナウイルスにより瞬く間に中止となった「センバツ」ですが、緊急事態宣言解除のうえ第3波が沈静化し、何としてでも球児に甲子園の土を踏ませてあげたいと心から思うところです。
 
さて、そんなニュースも気にしつつ、私のほうは今日から始まる3月定例会に向け、議案の最終チェックなどのため、家どころか部屋に籠る一日を過ごしました。
 
今定例会は、予算年度の区切りとしては最後となるため、多くの減額補正などを含む令和2年度の補正予算、これに加え、何といっても目玉は令和3年度当初予算を始めとする予算議案ということで、資料も中々のボリュームとなっています。
 
こちらの方は、予算決算常任委員会に付託をされ審査がされますが、効率的且つ新型コロナ対策の観点も踏まえ、部局入れ替え制とすることから、全て「事前通告」することになっています。
 
そして、その「通告締切り」が、開会初日、即ち今日の13時になっていることから、昨日は予算案を中心に再度目を通し、作成した通告書とともにチェックをしたということであります。
 
通告に追われるということではありませんが、次の「通告締切り」は、3月3日の代表質問・一般質問。
 
今回、私は代表質問に立たせていただきますが、こちらはまだ完全に通告書に落とし切っておりませんでして、本日の市長提案理由の内容なども踏まえながら、こちらもしっかりと準備をしていきたいと思います。
 
また、今定例会は任期開始から2年の折り返しでもあり、各常任委員会、特別委員会の委員変更、委員長・副委員長の互選がされることになっています。
 
本日10時の開会後、午前中一杯はこちらの手続きにあたる委員会開催がされる予定となっており、RCN議会チャンネルを視聴いただける方におかれましては、「本会議は休憩中」のテロップが流れる時間が多くなりますが、その点、ご容赦いただきたく存じます。
 
私も所属する委員会が一部変更となる予定であり、身の引き締まる思いでありますが、気分も一新、新たな委員会構成のもと役割を果たしていく所存です。
 
今定例会の内容は、従来と同様、このブログを中心に適宜ご報告していきますので、引き続きお付き合いのほど宜しくお願いいたします。
 
それでは、3月22日までの27日間、やや長丁場となりますが、これまで頂戴した市民の皆さまからの声を胸に、気持ちは高校球児同様「全力審議」で頑張ってまいります。
 

 →→→敦賀市議会 令和3年第1回定例会(3月定例会)の会期日程はこちら

ゆうあい倶楽部施設訪問と議員説明会

ブログ まちづくり 敦賀市議会

新型コロナウイルスに関しては、昨日からワクチン接種が始まりましたが、ここ敦賀市内では新たに5人の感染と発表。
 
5人とも18日に発表された感染者の濃厚接触者や接触者ではあるものの、保育園や小学校などとも関係していることから、更なる拡大防止のため相当数のPCR検査対応となっています。
 
15時からは、連日となる敦賀市新型コロナウイルス対策本部会議が開催され、現況共有と各部の対応確認が行われたところでありますが、市職員においても家族でPCR検査対象となった方がいれば、報告のうえ自宅待機するなど改めて徹底。
 
言わずもがなですが、何か兆候があれば勿論、閉じ込めておくことが重要なことであり、その点留意のうえ、おひとりお一人の慎重な行動で感染拡大防止に努めていくしか手はないことから、市民の皆さんの引き続きのご協力をお願いするところであります。
 
さて、そういった状況と重なりましたが、昨日午前中は「ゆうあい倶楽部」の施設訪問、午後は議員説明会と慌ただしく過ごしました。
 
ゆうあい倶楽部の施設訪問に関しては、前身の「嶺南地区友愛会」から40年来続く歴史ある活動。
 
加盟する労働組合の各職場にご協力いただいた浄財(カンパ金)をもとに、訪問する各施設のニーズに応じた品物を購入し寄贈するというもので、先方からも毎年感謝のお言葉をいただいているところですが、私自身も嶺南地区友愛会時代に事務局を務めた時分から約20年携わらせていただいており、こうした機会を与えていただけていること自体、ありがたい限り。
 
今回も同様の形式にて事務局さんが準備をされ、代表と顧問の私の3名で、次の施設を訪問してまいりました。
 
◉敦賀市障がい者施設 やまびこ園
◉ワークサポート 陽だまり
◉特養老人ホーム 常盤荘
◉特養老人ホーム 渓山荘(時間の関係で私は訪問できず)
◉社会福祉法人 白梅学園
◉敦賀市子ども発達支援センター パラレル
◉美浜町社会福祉協議会
 

【美浜町社会福祉協議会への訪問では、ホールの雛人形に気持ち癒されました】
 
今回は、コロナ禍で特に市内感染が広がりつつあることから、訪問、寄贈は極力短時間、玄関先などで行い、感染への配慮をしましたが、それでも少し職員の皆さんとお話しすると、各施設ともに自らの施設からは絶対に感染を発生させないとの強い意識のもと、マスクを二重につけたり、県外には一度も出ていないなど苦慮されながら対応されていることや、一方、常盤壮では、家族であっても面会禁止とはしつつも、施設に準備したIpadと家族のスマホをつなぎ、LINEのビデオ通話機能で顔を見て話せる場を設けることで、入居者・ご家族双方のつながりと安心になっているなどともお聞きし、コロナ禍でも工夫をし運営されていることが分かりました。
 
また、白梅学園においては、現在、40名を超える乳幼児から高校生までを預かっているとのことでしたが、近年ではネグレスト、といっても児童虐待ではなく育児放棄が原因で預からざるを得ないケースが増えているとのこと。
 
さらには、児童相談所など公共機関との役割分担も以前と変化してきており、白梅学園のような施設の重要性がますます高まっていることなどをお伺いしました。
 
「子は宝。どんな状況にあろうと社会で助け、育てないといけない」と語る園長さんの言葉、表情から、こうしたことこそ公的サポート機能の重要性を改めて認識するとともに身の引き締まる思いがしました。
 
こうして施設を訪問することによって、逆に気付きや課題を頂戴できることは、私にとって大変重要なこと。
 
しかと記憶とメモに残し、少しでも課題解決につながるよう活動にあたりたいと考えます。
 
そうして午前中の訪問を終え、午後は議員説明会のため市役所へ。
 
この日は、定例会前ということもあってか盛り沢山の案件。
 
大きく以下の4件について各部からの説明を受けました。
①第8期介護保険事業計画ほか2件について(福祉保健部)
②中期財政計画について(総務部)
③第7次総合計画中間取りまとめについて(企画政策部)
④一般廃棄物最終処分場整備事業及び新清掃センター整備事業について(市民生活部)
 
総合計画などについては、これまで審議会を傍聴したり担当部とも意見交換するなど注目をしてきたところでもありますが、昨日説明されたものはいずれも重要な事項ばかりであり、引き続き、詳細確認を継続するなどし、チェック&アクションしていきたいと考えます。
 
さて、今日は久々のお天気で気温も高くなるとのことです。
 
コロナ感染防止を徹底しつつ、少しリフレッシュの時間も取りながら、来週24日から始まる定例会に向け、しかと準備を進める週末にしたいと思います。

3月定例会に向け議会運営委員会を開催

ブログ 敦賀市議会

強い冬型の気圧配置により、嶺南では大雪・波浪警報、風雪・雷・なだれ・着雪注意報とありとあらゆる警報が発報されている状況にありますが、今朝起きて見ると雪の深さは15cm程度。
 
とは言え、この降雪に備え、パトロールや除雪対応などにあたっておられる市の担当職員の皆さん、関係する企業の皆さんには感謝申し上げるところです。
 
中日本高速道路は、雪の影響に鑑み、昨夜19時から、北陸自動車道上り線の武生IC〜木之本IC間、下り線の長浜IC〜武生IC間、さらには舞鶴若狭自動車道上下線の敦賀JCT〜若狭高浜IC間を通行止めにすると発表。
 
この暴風に雪では路面凍結、ホワイトアウトなどの可能性もあり、今回の早期通行止めは納得できるもの。
 
いずれにしても、以前に市の道路河川課さん、中日本高速道路さんにヒヤリングした通り、精度の高い気象予測に加え、長年積み重ねてきた経験を踏まえ安全最優先で対応の判断をされているとのことであり、こうした事例のひとつ一つを積み重ね、検証を続けていっていただきたいと考えます。
 
さて、そんな嵐のような風が吹く昨日でしたが、敦賀市議会は令和3年第1回定例会(以下、3月定例会)召集の告示日。
 
これを受け、議会運営委員会が開催され、3月定例会の運営について確認を行いました。
 

 
2月24日に開会となる今定例会には、市長提出議案として、令和3年度一般会計予算を始めとする予算議案19件、条例制定・改正議案17件、市道路線認定など、その他3件を含む計39議案、B議案(議員提出議案)として、新一般廃棄物最終処分場及び新清掃センターの整備に関することなどを調査するための「廃棄物対策特別委員会の設置の件」について議案提出がされます。
 
また、常任委員会の任期2年を経過することから、先に行われた会派代表者会議にて各委員選出の手続きが行われ、本委員会においても結果の確認がされました。
 
私のほうは、特別委員会の所属が変わり、以下の委員会所属となりました。
 
◉議会運営委員会(継続)
◉予算決算常任委員会(議長を除く全議員が所属)
◉産経建設常任委員会(継続)
◉新幹線対策特別委員会(変更)
◉広聴広報委員会(継続)
 
なお、この日は、以前より議長からの諮問を受け検討を続けてきておりました「議員定数」について、議長宛の答申書(案)を確認しました。
 
前回の委員会の場において、「削減」、「現状維持」、「削減と現状維持の両論併記」と各会派の意見は最後まで交わることがないとの判断のもと、答申書は「両論併記」とする旨の合意形成までは行いましたが、文面を拝見するとやはり、多数決までは採らなかったにせよ、多数意見は「削減」であったことを人数で記載すべきではないかなどの意見が出されました。
 
私からは、今回「両論併記」とするにせよ、議論の視点、アプローチを変えて、そもそも論の「敦賀市議会はどういう議会を目指すのか」の視点に立って再議論すべきであり、そのことによって必然的に人数は決まるとの、以前より主張していることを再度発言したうえで、本委員会としてその方向性(継続審議)を持っているのであれば、そのことは答申書の内容に盛り込むべきと提案させていただきました。
 
委員長からは、「あくまでも答申書は、議長からの諮問(議員定数検討)に対するものである」ことから、意見の内容を書面に書くことは相応しくないが、次期議会運営委員会において、提案主旨に則り検討を継続されるよう「申し送り」するとの回答をいただき、自分としては納得した次第。
 
以前にも申し上げましたが、切っ掛けは敦賀市区長連合会さんからの定数削減要望にあるかもしれませんが、この問題は議員ひとり一人が敦賀市議会とはどうあるべきか、単に削減・現状維持の議論ではなく、議会が果たすべき①行政監視機能、②意見集約機能、③政策提言機能の3要素を最大限発揮し、議会力を向上させるためにはどうあるべきかを真剣に考え、自ら答えを出すべきとの考えに変わりはありません。
 
幸い、私は議会運営委員会に継続して所属することになりましたので、その点、心して新たなアプローチでの検討、議論に臨みたいと思います。
 
さて、早いもので、この定例会が終われば、4年任期も折り返しとなります。
 
マラソンで言えば、ここからが勝負。
 
この2年間で培った経験をベースにするしかありませんが、難局の中においても、俯瞰的・長期的視点を忘るることなく、この敦賀市がますます魅力的で活気をもって持続的発展できるよう、精一杯頑張っていきます。
 
皆さまにおかれましては、遠慮なく叱咤激励などいただき、是非私を使っていただけますよう重ねてお願いし、本日のブログを閉じさせていただきます。

防災の根幹は「正常化の偏見」を取り除くこと

ブログ 敦賀市議会 防犯/防災

Facebookでフォローしている「人道の港敦賀ムゼウム」のページを拝見し、どこか嬉しい気持ちに。
 
投稿には、敦賀市役所の新規採用職員研修をムゼウムで行ったとあり、館内で真剣に展示を見学された後の感想として、「展示で当時の敦賀の様子に浸ることができた。映像で孤児や難民一人一人のストーリーを知ることで興味が増して、何度来ても知識が深まっておもしろい!」、「市内外の学生にも敦賀の歴史について知ってもらえているのがうれしく感じた。ムゼウムから発信していくことで、敦賀のイメージが変わると良いと思います。」等の言葉があったそう。
 
どなたかから聞いたか忘れましたが、新人行政職員の研修では、まずまちの歴史や文化を学び知ることで、自分の仕事は誇りあることであり、そこに意義や価値を感じてもらうようにしているとの話しを聞いたことがあります。
 
ムゼウムで感じたことが、この後も新採用職員の皆さんの仕事への情熱につながることを期待したいと思います。
 
当該Facebookページは以下にリンクしておきますので、宜しければ写真とともにご覧ください。
 →→→「人道の港敦賀ムゼウム」facebookページはこちら
 
さて、研修と言えば、昨日午前中は、我々議員もリモートにて受講。
 
毎年1回開催している敦賀市議会議員研修として、東京都板橋区の行政職員を経て、現在は一般社団法人「福祉防災コミュニティ協会」代表理事や「TEAM防災ジャパン」アドバイザーをお務めになられている鍵屋一氏を講師にお迎え(実際にはスクリーン越しですが)し、「災害時の議会の役割」と題し、防災時の対応について講義を拝聴しました。
 
長きに亘り板橋区の行政職員として福祉や危機管理関係、最後は議会事務長などもご経験され退職されたとのことで、まさに叩き上げの豊富な実務経験に加え、何故か故郷(秋田県男鹿市)の秋田なまりが抜けていないという親しみやすい語り口もあり、時間を忘れて話しに聞き入ってしまいました。
 

 
冒頭、必ずアイスブレイクを行うということで、左手はグー、右手はパーを交互にチェンジしたり、ひとりジャンケンをしましたが、単に場を和ませることではなく、仰りたかったことは「初めてのことは失敗する」、「だから訓練が必要」なんだということ。
 
併せて、「なので職員をあまり責めないで」とも付け加えられました。
 
導入部分から身をもって「なるほど」となった訳ですが、その後も改めて気付かされることが大変多く、特に東日本大震災の揺れや津波の映像が流れた場面では、当時現地ボランティアに行った際に見た惨状を思い返しながら拝聴した次第。
 
拝聴した内容については、超概略となりますが以下にポイントだけ記載します。
 
◉コロナで避難所の少人数や分散避難が叫ばれているが、感染症(風邪やインフルなど)やプライバシーなどの観点を踏まえれば、コロナでなくとも本来考えておかねばならなかったこと。
◉災害の大きさは、ハザード×人口(暴露料)×社会の脆弱性により決まる。
◉防災の正四面体は、自助、共助、公助と「近助」。ご近所さんや地域のつながりが大事。
◉各市町の防災計画では「任務放棄」の基準を決めておくことが重要。これを決めておかないと死者が増えることは、地元の消防団員などが多く亡くなった東日本大震災の教訓。
◉災害時の議会、議員の役割やルールも決めておくべき。
◉行政も議会も計画に魂を込めることが大事。魂なき計画は、ただの紙である(本番で機能しないとの意)。
◉役所は、危機の際は全庁横断的に対応する必要があるため、議会がその重要性を訴え続ける必要がある。
 →防災関係を所管する常任委員会以外の委員会で各部署の防災意識を高めること。
◉仙台市の防災枠組みにもある「誰ひとり取り残さない」との言葉は、一番弱い人に目を当てて非難できるようにすること。知らない人同士でそれは出来ないので、人の人とのつながり、福祉と防災(危機管理)をつなぐことが大事。
 
など、まだまだ書き足りない訳ですが、ポイントはこの辺とさせていただきます。
 
この日鍵屋先生が「災害対策の根底にあるもの」として、繰り返し強調して仰られたことは「正常化の偏見」。
 
「正常化の偏見」とは、一人ひとりの意識にある「自分は大丈夫」の心。
 
「正常バイアス」などとも言いますが、この「根拠なき楽観」は人間の本能としてあるものでありますが、「災害ではアダ」になる。
 
ジャングルに住む動物とは違い、「人間は危機管理に弱い動物」であることを強く意識したうえで「正常化の偏見を取り除くこと」が最も大事なことであり、訓練は「防災モードにスイッチを入れる」こととのこと。
 
議会に対しては、行政に物申す意味でも「議会が正常化の偏見を破ろう!」との呼び掛けがありました。
 
リモートでスクリーン越しであることを忘れるほどの、どこか人懐っこい先生の話しに引き込まれつつ、災害対策の根幹を学ぶ大変貴重な2時間となりました。
 
敦賀は災害の少ないまちとは言え、そう思うこと自体が「正常化の偏見」ですね。
 
地震、台風、水害、雪害と自然災害はいつやってくるか分からないとの意識を改めて持ちつつ、昨日学んだことを今後の議員活動、さらにはまちの防災に生かしていきます。

活動の原点は職場の声にあり 〜福井県電力総連の皆さんに活動報告〜

ブログ 敦賀市議会 活動報告

改選後に敦賀市区長連合会より「定数削減」の要望を受けている敦賀市議会。
 
以降は、議長からの諮問を受けた議会運営委員会にて検討を続けており、昨日午前中も委員会が開催されました。
 
行政規模や財政、多様性などといった視点から県内他市、同規模自治体や原子力立地自治体との比較をしたうえで、各会派(無所属含む)の定数に対する考えを持ち寄りましたが、削減もあれば現状維持、増員まで導いた答えはマチマチ。
 
これこそ考えの多様性ということで至極当然とも言える訳ですが、ここからどう思考していくのか。
 
一旦両論併記で議長に答申するとの方向については了承するものの、こうした機会に敦賀市議会はどういう議会を目指していくのか、さらに議会改革に取り組むことなど、そもそもの議会のあり方を議論することが大切なことと思い発言もさせていただきました。
 
単に削減に結びつけるためとかではなく、区長連合会から言われたからでもなく、立候補をしその立場で役割を担っている議会自らでしか答えを出せないのが「議員定数」であることからすれば、定数検討を契機に上記で述べた「そもそも論」を議員同士で議論し、議会はもとより市民の皆さんと共有することによって議会力を向上させることにこそ意味があると思う訳であり、引き続き私自身はそうした考えのもと対応にあたりたいと考えます。
 
1期目で偉そうに申し上げることにお叱りを頂戴するかも知れませんが、そうした「進化する議会・政治」にこそ若者を含めた市民の皆さんに関心を持ってもらえるのだと思いますし、そのことが議員の成り手不足の解消や議会の活性化にもつながると考えての発言とお許しいただきたく。
 
また忌憚のないご意見を頂戴出来れば幸いに存じます。
 
さて、話しは変わり、昨日は私の母体とも言える福井県電力総連の代表者会議にお声掛けいただき、組織内議員である南越前町の山本優議員、高浜町の小幡憲仁議員、推薦議員である福井市の堀川秀樹議員とともに活動報告をさせていただきました。
 
持ち時間はそれぞれ10分程度でしたが、出席者の皆さんは福井県内各地から来られていることを念頭に、極力ローカルネタとならないよう、私からは北陸新幹線敦賀開業延期に対する受け止めや市政のトピックス、原子力理解への取り組みなどについてご報告させていただきました。
 


 
それぞれの先輩議員からの報告も市町ユニークのものもあれば共通するものもあり、興味深く拝聴させていただいた訳ですが、この日それぞれが持ち込まれた議会報告ニュースも大変参考になりました。
 

 
聞けば、小幡議員のニュース発行は定例会ごとに欠かさず続けてこられ、何と発行回数は71回目と私の10倍。
 
そう思えば、5期20年務められた北條正先輩もこうして毎回発行されていたなあと振り返りつつ、議会ごとの報告は当たり前のことかも知れませんが、長年に亘りコツコツ積み上げた実績に敬意を表するとともに、こうした先輩方の活動を良きお手本にしたいと思います。
 
真剣な眼差しで報告を聞いていただいた福井県電力総連の皆さんは、コロナ禍に加え、今冬の需給逼迫の中にあって日夜懸命に電気の安定供給というライフラインを守る現場第一線の方々。
 
その存在は、志を同じくする仲間であり、私の心の拠り所でもあります。
 
労働組合役員時代から続く、「活動の原点は職場の声にあり」を忘るることなく、今後も現場の声をしっかりと受け止め活動にあたっていきます。
 
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(以下、投稿後に追記)
前段で述べました議員定数に関しまして、「ところで山本の会派はどういう考えなんや?」とのご意見を頂戴しておりますことから、結論だけ記載いたします。
 
市民クラブとしましては、従前の敦賀市議会としての考え方「委員会主義」ならびに望ましいとされる「7〜8人/委員会」の委員会構成を踏襲しつつ、既に1委員会が7名で運営している実態があることから、7人×3委員会+議長=22名が妥当との考えです。
 
なお、定数削減することで議会力(行政監視機能、意見集約機能、政策立案機能)が下がるのでは、市民にとって不利益を生むだけでありますので、先に述べましたように、現段階における「あるべき姿」と「目指すべき方向性」を議会内で共有することが至極大事なことを併せて付記させていただきます。
 
以上
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