3月定例会に向け議会運営委員会を開催

ブログ 敦賀市議会

強い冬型の気圧配置により、嶺南では大雪・波浪警報、風雪・雷・なだれ・着雪注意報とありとあらゆる警報が発報されている状況にありますが、今朝起きて見ると雪の深さは15cm程度。
 
とは言え、この降雪に備え、パトロールや除雪対応などにあたっておられる市の担当職員の皆さん、関係する企業の皆さんには感謝申し上げるところです。
 
中日本高速道路は、雪の影響に鑑み、昨夜19時から、北陸自動車道上り線の武生IC〜木之本IC間、下り線の長浜IC〜武生IC間、さらには舞鶴若狭自動車道上下線の敦賀JCT〜若狭高浜IC間を通行止めにすると発表。
 
この暴風に雪では路面凍結、ホワイトアウトなどの可能性もあり、今回の早期通行止めは納得できるもの。
 
いずれにしても、以前に市の道路河川課さん、中日本高速道路さんにヒヤリングした通り、精度の高い気象予測に加え、長年積み重ねてきた経験を踏まえ安全最優先で対応の判断をされているとのことであり、こうした事例のひとつ一つを積み重ね、検証を続けていっていただきたいと考えます。
 
さて、そんな嵐のような風が吹く昨日でしたが、敦賀市議会は令和3年第1回定例会(以下、3月定例会)召集の告示日。
 
これを受け、議会運営委員会が開催され、3月定例会の運営について確認を行いました。
 

 
2月24日に開会となる今定例会には、市長提出議案として、令和3年度一般会計予算を始めとする予算議案19件、条例制定・改正議案17件、市道路線認定など、その他3件を含む計39議案、B議案(議員提出議案)として、新一般廃棄物最終処分場及び新清掃センターの整備に関することなどを調査するための「廃棄物対策特別委員会の設置の件」について議案提出がされます。
 
また、常任委員会の任期2年を経過することから、先に行われた会派代表者会議にて各委員選出の手続きが行われ、本委員会においても結果の確認がされました。
 
私のほうは、特別委員会の所属が変わり、以下の委員会所属となりました。
 
◉議会運営委員会(継続)
◉予算決算常任委員会(議長を除く全議員が所属)
◉産経建設常任委員会(継続)
◉新幹線対策特別委員会(変更)
◉広聴広報委員会(継続)
 
なお、この日は、以前より議長からの諮問を受け検討を続けてきておりました「議員定数」について、議長宛の答申書(案)を確認しました。
 
前回の委員会の場において、「削減」、「現状維持」、「削減と現状維持の両論併記」と各会派の意見は最後まで交わることがないとの判断のもと、答申書は「両論併記」とする旨の合意形成までは行いましたが、文面を拝見するとやはり、多数決までは採らなかったにせよ、多数意見は「削減」であったことを人数で記載すべきではないかなどの意見が出されました。
 
私からは、今回「両論併記」とするにせよ、議論の視点、アプローチを変えて、そもそも論の「敦賀市議会はどういう議会を目指すのか」の視点に立って再議論すべきであり、そのことによって必然的に人数は決まるとの、以前より主張していることを再度発言したうえで、本委員会としてその方向性(継続審議)を持っているのであれば、そのことは答申書の内容に盛り込むべきと提案させていただきました。
 
委員長からは、「あくまでも答申書は、議長からの諮問(議員定数検討)に対するものである」ことから、意見の内容を書面に書くことは相応しくないが、次期議会運営委員会において、提案主旨に則り検討を継続されるよう「申し送り」するとの回答をいただき、自分としては納得した次第。
 
以前にも申し上げましたが、切っ掛けは敦賀市区長連合会さんからの定数削減要望にあるかもしれませんが、この問題は議員ひとり一人が敦賀市議会とはどうあるべきか、単に削減・現状維持の議論ではなく、議会が果たすべき①行政監視機能、②意見集約機能、③政策提言機能の3要素を最大限発揮し、議会力を向上させるためにはどうあるべきかを真剣に考え、自ら答えを出すべきとの考えに変わりはありません。
 
幸い、私は議会運営委員会に継続して所属することになりましたので、その点、心して新たなアプローチでの検討、議論に臨みたいと思います。
 
さて、早いもので、この定例会が終われば、4年任期も折り返しとなります。
 
マラソンで言えば、ここからが勝負。
 
この2年間で培った経験をベースにするしかありませんが、難局の中においても、俯瞰的・長期的視点を忘るることなく、この敦賀市がますます魅力的で活気をもって持続的発展できるよう、精一杯頑張っていきます。
 
皆さまにおかれましては、遠慮なく叱咤激励などいただき、是非私を使っていただけますよう重ねてお願いし、本日のブログを閉じさせていただきます。