定例会2日目。令和2年度補正予算審査を行う。

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仰ぎみる野坂の御嶽、水清き黒河の流れ♬
 
これは、母校粟野中学校校歌の歌い出しですが、その歌詞の通り、昨朝通勤途中に臨む野坂岳の何とも神々くも凛とした姿は、一日の始まりにもらうパワーとしては十分。
 
ささやかですが、こうしたロケーションのもと暮らすことに幸せを感じたところです。
 
新型コロナウイルスに関しては、今月末での緊急事態宣言解除を要望する関西3府県、愛知、福岡両県の先行解除について、今日の政府の対策本部会議にて決定する予定。
 
また、福井県においては、独自に発令している「県感染拡大注意報」を28日で解除する旨、杉本知事が県会一般質問で答弁したとのこと。
 
「県感染拡大注意報」については、年明けの1月7日に発令され、同9日に「警報」に引き上げられた後、2月15日から「注意報」に切り替えていたものであり、個々で行う対策は今後も変わらないものの、北陸の厳しい冬を乗り越え待ち望む「春」とも重ね合わせ、全体的に明るい雰囲気にしていきたいと思うところです。
 
さて、そのような中、開会2日目の敦賀市議会は、予算決算常任委員会を開催し、令和2年度補正予算案を審査。
 
午前中に行われた全体会では、事前通告した22件について、所管する部局入れ替えのもと質疑を行いました。
 
年度末の定例会でもあることから、予定していた事業のうち、新型コロナウイルスの影響などにより大きく予算執行出来なかったものに関しては「減額補正」を行う訳ですが、その中でも事業規模の大きい北陸新幹線整備などに対して挙げられた質疑においても、理事者側から極めて丁寧且つ詳細な説明があり、十分納得した次第。
 
また、北陸新幹線整備に関しては、万が一のリスクに備え、再来年度への予算繰越しを可能とする処置としたことを捉え、「工期の再延期を想定しているようにも見える」との質問者の指摘に対し、「そういったことが無いよう全力で対応する」との答弁があり、単に数字のみではなく、そこに込められた意味合いまでもを互いに確認し合えるやり取りは、聞いていて大変勉強になった次第です。
 
初日と同様、ここでも得るものありの場面となりました。
 
午後からは、各所管事項を詳細審査する分科会を開催。
 
私は、所属する産経建設分科会において、初の分科会長の任を務めさせていただきました。
 
委員席から見ていた景色とは違い、「分科会長」のプレートが置かれた席はやはり重みを感じましたが、まずは滞りなく会の進行・運営が出来たかと思います。
 
定例会については、本日は休会、週明けからはボリューム大の来年度当初予算審査となります。
 
並行して、その先にある代表質問のほうも現場実態など最終的な聞き取りなどを行い、よりリアルな市民の声を反映した質問となるよう、こちらも準備を進めていきたいと思います。