「天空のテラス」で大いにリフレッシュ♬

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我が家に来て約5ヶ月。
 
すっかり中心的存在になったチワワの「きゅう」。
 
いつの間にやら主人の座は妻に取られたようで、私のことは友達と思っているのか、噛んだり舐めたりとじゃれ方が半端でない訳ですが、やんちゃなほど可愛いというもの。
 
昨日は予想外のいいお天気ということで、そんな「きゅう」と妻の3人でドライブ散歩に出掛けてきました。
 
行き先は、金ヶ崎緑地の予定で出発しましたが、岡山の交差点で急遽変更、一路若狭町のレインボーラインへ。
 
敦賀からだと車で約40分、有料道路(この日は半額で540円)の峠道を進み到着したレインボーライン山頂公園は、駐車場待ちで渋滞するほどの混みよう。
 
以前に大掛かりなリニューアルを終え、今や「三方五湖に浮かぶ天空のテラス」として人気の観光スポットとして蘇った様が、この日も如実に表れていました。
 
小型犬は抱っこしてケーブルカーでとの指示のもと山頂まで上がると、まさに「天空」と呼ぶに相応しい、三方五湖と若狭湾を一望する360度パノラマの絶景。
 

 
ソファーやテーブルが置かれたテラスや3つのカフェや茶屋、さらには足湯まであり、老若男女問わず多くの人で賑わっていました。
 



 
多くは語らずとも、その場にいるだけで気持ちも晴れ晴れ、心が満たされる場所というのはこういうところなのかと、若狭町にやや嫉妬してしまいましたが、恋人の聖地やご当地のスター五木ひろしさんとのコラボなど、以前からの資源やストーリーを大切に扱っている点も見逃せないところ。
 
ここで感じたことは記憶に留め、敦賀の観光にも活かしていければと考えます。
 
さて、我が家の「きゅう」はと言えば、景色を楽しむことはない(当たり前ですが)ものの、同じように山頂に訪れたワンちゃん達数匹とご挨拶もし、満足?の様子。
 

 
駄々をこねることなくしっかり歩き、山頂を後にしました。
 
来た時以上に渋滞する有料道路を、帰りは三方方面に下り、民家沿いまで来ると「イカ丼」で有名な「ドライブインよしだ」は車で満杯。
 
さすが、「秘密のケンミンSHOW」効果は絶大ですね。
 
そんなこんなで、近場、短時間ながら余暇時間を満喫、家族ともども癒されリフレッシュ出来ました。
 
今日からは、今年最後の12月定例会が始まります。
 
満たされた気持ちを「議会モード」に切り替え、しっかり頑張ります。

やっぱりキーワードは「今あるものを生かす」こと

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「第3波」は、さざ波から徐々に大きな波に。
 
新型コロナウイルス感染に関しては、そうした感覚に陥らざるを得ない状況となってきています。
 
昨日の新規感染者は、全国で2203人と過去最高を更新。
 
東京の493人を始め、神奈川、埼玉、静岡、長野でも過去最多を更新する事態。
 
福井県は11名。
 
このうち7名は敦賀市で確認されたものであり、市の感染者累計はこれで20名に。
 
これを受け、市ではコロナ対策本部会議を開催し、情報共有と各部局ごとの対策事項が確認された模様ですが、ここ数日の市内感染の起点が日本原電並びに関西電力美浜発電所の原子力事業者からであることを思うとやはり胸が痛むもの。
 
両事業者においては、これ以上の拡大を防止するため、感染の可能性ある社員を全てPCR検査するなどの対応を図っているところであり、沈静化の方向となるよう願い、今日の結果を待ちたいと思います。
 
そうした中ではありますが、私のほうはリスクを見極めながら活動を進めるべく、昨晩は港都つるが主催のセミナーに参加。
 
「地域の資源を生かしたリノベーション」について、その道の第一人者である嶋田洋平様の講演を拝聴させていただきました。
 
戦前戦後と鉄鋼のまちとして栄え、その後八幡製鉄所の縮小とともに急激な人口減少などにより活気を失ってしまったご出身地「北九州市小倉」を何とか再生しようと、「リノベーション」というキーワードをもとに「まちづくり」に取り組まれた実体験をご紹介いただきました。
 
ざっと一言で言うとこのようになる訳ですが、質疑を合わせた1時間半に凝縮された内容は、眼からウロコのことだらけであったことに加え、以前に参加したシンポジウムでも「確信」となった自身の考え「今あるものを生かす」が、さらに確固たるものになるなど、本当に有意義な時間となりました。
 
こうした場にお声掛けいただいた港都つるがさんに感謝申し上げます。
 
実体験に勝る説得力は無いとの言葉通り、絵に描いたような寂れゆくシャッター街、増える空き家、空きビル、空き地をふとした切っ掛けから生まれた「核となるプレイヤー」同士のつながりから、「自分たちで」、「今あるものを生かして」何とかしようと立ち上がった皆さんのキーワードは「リノベーションのまちづくり」。
 
◉若い人がチャレンジする場所がなく(賃料が高い)、東京に本社があるチェーン店ばかりのまち。
◉小さいスタートを切ることがないから育たないという構造的問題に着眼。
◉古い商店街の強みは何か→ここにしかいない人、ここにしかないサービス、ここでしか買えないもの。
◉積み重ねてきた時間の手触りのようなものを大切に。
◉イノベーションとは雇用を作り出すことでもある。
◉まちづくりは、まちのコンテンツづくりであり、まちの最大のコンテンツは「人」
◉まちづくりのリノベーションとは、今あるものを生かして新しく活用すること。
◉外は変わらなくても中身を変え、価値を生み出す→リノベーションとはもう一度「革新」を起こすこと。
◉空き家、空き店舗、空きビルは「まちの宝物」であり、ゆたかな空間資源として捉える。
◉今ストックしているものがあるということは、それだけポテンシャルがあるということ。
◉不動産オーナーとビジネスオーナーをつなぐ役割が「まちづくり会社」。
◉公園のような、人々の安らぎや居場所となるストリートをつくる。
◉縮減引力が強い時代は、民間の賑わいを作り、適切なタイミングで公共投資をすることが重要。
◉リノベーションを最初に行い、不動産価値が上がれば民間は投資する。
◉オーナーの意識が変われば、イノベーションは起こせる。
◉行政の役割は、エリアイノベーションを政策として掲げること、再生のビジョンを明確にすること、民間を後押しする姿勢、補助金ではなくファイナンス(融資制度等)でバックアップする仕組みづくり。
 
羅列して恐縮ですが、私がポイントとメモした点は以上のこと。
 
これらをまさに、嶋田さんらが実際に行ったことであり、「核となる人」が始めたことは次々に「共感を呼ぶ人」に伝播、シャッター街は新たな明るさと賑わいを取り戻し、新たな雇用や趣味を生かす場(主婦の皆さんも)を生み出し、面白いまちに人は定住・移住し、働く女性や子どもが増えた(祭りが復活!)。
 
こうした取り組みに、行政は政策の方向転換を図り、民間(銀行や不動産会社)も共同体として参画した。
 
こうして書いていることは小倉市で実際にあった成功体験な訳でありますが、「小倉で出来たことは敦賀でも出来ること」でもあります。
 
嶋田さんが敦賀のまちを歩かれた感想は「ポテンシャルと可能性しか感じない」だそうです。
 
「リノベーションとまちづくり」の第一人者がそう仰られ、次も早目に敦賀に来たいと最終電車で帰京されたことを裏返せば、それだけ魅力あるまちと感じていただいたということでしょう。
 
嶋田さん然り、ここ最近のシンポジウムや講演会で耳にしたことに共通しているのは、「敦賀は魅力と可能性あるまち」ということと、そんな敦賀の「今あるものを生かす」ことが「まちづくりのカギ」ということであります。
 
私自身が「確信」とする考えもそのことであり、この先「革新」と出来るかどうかは、これからの行動次第。
 
「知って行わざるは知らぬことと同じなり」の教えを胸に、考えを共有する皆さんとともに提言・活動していきます。
 

【このストリートこそ敦賀の「ここにしかない」ポテンシャルであり可能性!】

大輪咲かせることに変わりなき「北陸新幹線敦賀開業」

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日本の選挙制度と異なり、中々すっきりしない米大統領選。
 
バイデン氏が勝利宣言をした後も、選挙結果に不満を持つトランプ支持派が暴動を起こすなど、融和には程遠い状況の中、15日にはトランプ大統領が「彼が勝利したのは、選挙が不正だったからだ」とツイートしたとのこと。
 
「不正選挙」という留保をつけたものの、バイデン次期大統領の勝利に初めて言及した形となり、大型訴訟もちらつかせながら、まだ諦めていない状況を冷静な米国民層はどう見ているのか。
 
「鋼鉄の独裁者」と呼ばれたソ連の指導者スターリンは、「投票するものは何も決定出来ない。投票を集計するものが全てを決定する」との言葉を残していますが、これは自由の国アメリカとは真反対であった国のこと。
 
スターリンの恐ろしい言葉こそ信じられない世界でありますが、民主主義国家の雄であるアメリカの覇権を巡る動向にはもう暫し注視が必要なようです。
 
さて、国内に目を向けると、昨日発表された今年7〜9月の国内総生産(GDP:季節調整値)速報値は、物価上昇を除く実質で前期比5.0%増、このペースが続くとした年換算で21.0%増となるものの、戦後最大と言われた4〜6月の落ち込みの影響は大きく、経済規模では前年のまだ半分程度にまでしか回復しておらず「遅い回復」と表現されています。
 
加えて、想定されていたこととは言え、コロナ感染「第3波」で先細りが懸念されるなど、「遠い回復」などとも報じられているところてあり、まだまだ予断を許さない認識を持つ必要があることは言うまでもありません。
 
そうした中、昨日午後は、連合福井推薦議員らで構成するF-TOP21議員懇談会が開催され、各市町議会のトピックスなど意見交換を行いましたが、話題は何といっても「北陸新幹線敦賀開業の延期」問題。
 
先般、県議会で説明のあった国交省と鉄道・運輸機構の資料をもとに状況の共有を行いましたが、県議会説明の場を県会自民党が途中退席したことにより、協議会自体も定数不足で散会になったとのこと。
 
連合系会派の民主みらいとしては、12月定例会の場で検証と今後の対応を確認していくとありましたが、県会自民党退席のシーンをニュースで見た複数の方が私に仰るのは「そこで質疑するのが議員の役割やろ」、「パフォーマンスとしか思えんあの行動は理解出来ん」といった厳しい批判の声ばかり。
 
当の私も同じ気持ちになったことも踏まえ、懇談会の場では、県議会での確認と有権者への的確な発信をお願いするとともに、連携を図りながら市議会の場でも役割を果たしていきたいと発言させていただきました。
 

【以前に敦賀駅構内から撮影した新幹線敦賀駅前工事の様子】
 
開業延期が現実となったいま、原因や責任を問うことは勿論必要なことですが、大事なのはこれからのこと。
 
先ほどの経済ではありませんが、先細り感が生まれるようではいけません。
 
延期の影響を最小限にしたうえで、工期の延期、これを準備期間が長くなったと置き換えれば、花で言えば肥しや水をあげる期間が長くなったということであり、根を張り幹を太く、そしてその分、大きな花が咲くようにするのがこれからすべきこととポジティブに考え、私自身そうしたスタンスのもと引き続き対応していきたいと考えます。
 
皆さまにおかれましては、大輪咲かせるために必要な育て方(施策)があれば是非ヒントを頂戴出来ますよう宜しくお願いいたします。
 

【希望の未来に向けたコンコースは既につながっている!】

若者のエネルギーあふれる「敦賀市総合計画審議会」!

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今朝の福井新聞1面は、米大統領選のバイデン氏勝利宣言よりも先に北陸新幹線敦賀開業が1年以上延期、費用も2000億円以上増とのニュース。
 
正確な期日はさて置き、延期による影響は様々な方面に生じると思いますが、先般来の報道を見て私が受けている多くは、「工期優先ではなく安全を優先すべき」との声。
 
敦賀開業3年前倒しとしたのは大変大きな期待を受けての政治判断であったと受け止めていますが、コロナやトンネル付近での地盤クラックなど想定外事象が生じてのことであり、全てを鉄道運輸機構の責任とするのは余りにも酷。
 
これ以上の工期厳守は、労働者の安全を脅かす域に入ることは容易に想像できる事から、冷静にこの後も対応すべきと考えるところです。
 
さて、そうしたニュース、天候も秋晴れは何処へやら、降ったり止んだりのグズついた日が続いておりますが、昨晩はパッと将来を明るく照らす出来事がありました。
 
それは、現在策定が進められている第7次敦賀市総合計画審議会を傍聴してのこと。
 
第6回を数える審議会は、若者のオブザーバー参加を募集しての開催となりましたが、何とこの日は、敦賀看護大学、敦賀高校、敦賀気比高校の学生さんら10名が参加。
 
元々の審議会メンバーである福井大学、敦賀高校など8名の皆さんを加え18名(2名欠席につき、出席は16名)。
 
各種団体選出の大人の審議会委員は13名(欠席3名により10名)ということで、18対10で完全に若者が多数を占めるという、委員長曰く「こんな経験はない」との環境で行われました。
 
この日の審議会は、これまでの議論をさらりと振り返り返った後は、四つのグループに分かれてのグループワーク。
 
メンバーが持ち寄った「計画に求める新たな提案事業」を基に、一つの案に練り上げるというもので、心配していた世代間ギャップは、逆に優しく融合し、どのグループも和気藹々と話されている様子が印象的でした。
 

【各年代層が融和してのグループワークの様子】
 
約90分のグループワークを終え、あるグループが模造紙に書き出された事業案を拝見すると、若者目線と中身の詰まった具体案に驚いた次第。
 

【グループワークで出された提案事業の例】
 
さあ発表という良いところで、私はお通夜に参列するため、後ろ髪を引かれる思いで中座をした訳ですが、これだけの若者達が関心を持って参加をし、積極的に真剣な眼差しで将来を語る姿に明るい光を見た気がしました。
 
会の冒頭にあった、この日参加の皆さんの挨拶では、「自分たちが住む敦賀を良くしたいと思って参加した」、「就職が決まり、これから敦賀に住み働くので、一緒に考えたいと思った」など嬉しい言葉もありました。
 
手前味噌ではありますが、9月定例会での一般質問において、「魅力ある総合計画策定に向けては、一人でも多くの市民の皆さんに参画してもらうことと意識を共有することが必要」と提言させていただいたところですが、まさに昨晩の審議会は、その姿を具現化したものでした。
 
担当部にお聞きすると、今後も関係団体の方との意見交換などを通じて計画策定を進めたいとのことであり、お声掛けあらば是非多くの方に参加いただきたいと思います。
 
こうして感じることは、やはり、まちづくりに必要なのは「当事者意識」ということでしょうか。
 
「敦賀なんて何もない」と言ってしまう方もいらっしゃいますが、自分の故郷にダメ出しするほど不幸なことはありません。
 
私は、これまでも述べてきてます通り、「敦賀にはこんなに沢山の財産がある」ことを知っている訳ですので、前述のようなことを仰る方には、ひとつのエッセンス、気付きをお裾分けし、まちを構成する一員としての「当事者意識」を持ってもらうことが肝要と考えるところです。
 
話しの着地点を見失いそうなので、この辺りで止めますが、何と言っても次代を担う若者の皆さんの姿勢と眼差しに元気と期待感をいただきましたので、私自身も彼等彼女らが「住み続けたい」「戻ってきたい」と思えるまちづくりに向け、ともに頑張っていきたいと思います。
 
(おまけ)

【この日の資料は、議員向けの時と違い、資料もどこか優しく分かりやすいもの(笑)若者に目線を合わせて資料構成された市職員さんの気持ちが伝わってきました。】
 

歴史を知るほど、行き着くは「今あるものを大切に」の心

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TwitterやFacebookなどと違い、ブログは大体が1日1件、日記のように書き留めている方が多く、私もそのような使い方をしてきた訳ですが、この週末は「乱発」をしてしまいました。
 
既にご覧いただいている方にはお分かりの通りですが、この週末は連日、シンポジウムや講演会が開催され、その内容は敦賀市にとって大変重要なヒントと期待が込められたものでありました。
 
こんな為になる内容を参加者だけの記憶に留めておくのは大変勿体無いとの思いから、このブログ欄にて広く発信させていただいた次第であり、その点ご容赦いただきたく存じます。
 
そのシンポジウムでもありましたよう、豊富な歴史と自然、日本有数の交通の要衝であり、原子力エネルギーの先駆的役割を果たしてきた敦賀市のことを知れば知るほど、益々魅力あふれるまちだと確信した次第であり、皆さんともそのことを少しでも共感出来ればと思います。
 
さて、そうした中、開催されてきました敦賀のイベント第3弾の「人道ウィーク」が昨日で幕を閉じました。
 
この土日は、荒天リスク回避のため、音楽イベントこそ屋外から屋内に場所を移しての開催となりましたが、予想に反し、降雨も少なく、フードコーナーには多くの方が来場され、地元産の物販や市内外の飲食ブースにて舌鼓を打つなど賑わいを見せていました。
 
かくいう私も、きらめきみなと館でのシンポジウムの後、フードコーナーに立ち寄り、敦賀真鯛の麹漬け(真鯛ハンバーガーは何と昼過ぎに完売)、イノシシコロッケ(地元の猟師さんが出店)、そして市職員さんお薦めのリトアニアビール(杉原千畝氏の命のビザに因んで販売)などを買い込み帰宅。
 
ご想像の通り、夜は敦賀真鯛とリトアニアビールで一杯。
 
カッコ良く表現すれば、両国のつながり、異国情緒を感じながら味合わせていただきました(真鯛もビールも本当美味しかったです)。
 
さらにこの日の敦賀ネタは終わらず、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の舞台は「敦賀」。
 

【「麒麟がくる」のワンシーン。全国に敦賀・金ヶ崎の名は響いたか。】
 
信長の人生最大のピンチと言われる「金ヶ崎の退き口」のシーンであった訳ですが、以前参加した歴史講座で学んだ、撤退戦自体は朝倉の援軍や浅井長政軍の到着の関係からそれほど激しい攻防ではなかったことやしんがり隊長を務めたのは木下藤吉郎(後の豊臣秀吉)ではなく、明智光秀らであったことなどと照らし合わせて見ておりましたが、ほぼその辺りは忠実に表現されていたと感じたところです。
 
それにしても、あの大河ドラマの画面に敦賀城や金ヶ崎、手筒、そしてお隣美浜の国吉城の名が映るとやはり嬉しいもの。
 
朝倉vs織田の構図、信長、家康、秀吉の三傑が揃ってこの敦賀の地を踏んだことに改めて思いを馳せるとともに、この撤退戦が無ければ、即ち信長が逃げてなければ日本の歴史が変わっていたのかも知れないと思えば、敦賀には本当に大きな歴史財産があるのだと誇らしい気持ちになった次第であります。
 
歴史を書き出すと筆が止まりませんで、ツラツラ長くなってしまいましたが、日曜の夜までみっちりと郷土のことを学び、歴史に思いを馳せる週末となりました。
 
撤退戦から天下を狙った信長のように、所縁の地であるこの敦賀もコロナからの防戦から転じ、オリジナリティーとブランドあるまちに向け狼煙を上げるといったところでしょうか。
 
野望とまでは行かずとも、市民の皆さんと思いをともに「今あるものを大切に」との思いを持って取り組むのみであります。
 
最後になりますが、10月末の駅西地区社会実験から国8空活、そしてこの人道ウィークと続いたイベントに関し、まさに総動員で対応された敦賀市職員始め商工会議所など関係者の皆さん、コロナ対策にご協力いただきながら参加いただいた多くの皆さんに感謝申し上げます。

鉄道でつながる「未来と過去」、そして「まち」

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トランプ大統領かバイデン前副大統領か。
 
テレビでは、日本の国政選挙かの如く放送されているアメリカ大統領選挙ですが、集計に時間のかかる激戦3州の郵便投票が結果を左右する異例の大接戦となっています。
 
米メディアによると共和党のトランプ大統領陣営は4日、激戦区のひとつウィスコンシン州の非公式集計で、民主党のバイデン副大統領が約2万票差でトランプ氏を上回ったとする結果が出たことを受け、再集計を要求する方針を決めたと伝えられるなど、開票結果にも「いちゃもん」がつく状態となっています。
 
こうした行為や暴動を想定して店舗を補強する姿を見るに、何が民主主義か疑問を呈すところでありますが、国民を挙げてトップリーダーを選ぶ熱狂ぶりを「政治への関心」と置き換えれば、その点は羨ましいところでもあります。
 
いずれにしても、世界が注目するこの選挙の行方には、引き続き注視していきたいと思います。
 
さて、話しは変わりまして、昨日は「人道の港敦賀ムゼウム」一色のご紹介となりましたが、3日の金ヶ崎エリアでは恒例の「鉄道フェスティバル」も開催され、子どもから大人まで多くの人で賑わいがありました。
 
私も式典の前に、会場をグルリ一周歩きましたが、プラレールや精密に再現されたNゲージのコーナーや北陸新幹線敦賀開業の紹介をする敦賀市のブース、マニアックな鉄道グッズを販売するブースなど、鉄道に纏わる多種多様な催しは、やはり見ていて楽しいもの。
 
さらに乗車体験コーナーとしては、電動(恐らく)の新幹線とミニSL(蒸気機関車)の2種類があった訳ですが、運転士(兼機関士)さんの1人がお知り合いであったことからお声掛けいただき、何とSLに試乗させていただくことに。
 
この日、敦賀と越前町から持ち込まれたMyミニSLは、マニアの方が大切に手入れされていることがひと目で分かるピカピカな姿。
 


 
近くで機関も見せてもらうと、炭を焚べ、「プシュー!」と逃し弁より蒸気が吹き出す様は、まさに蒸気機関車の勇姿そのもの。
 
「出発進行!」の汽笛を合図に、やや重量級の先輩議員と試乗すると、自然と顔がニヤけてきてしまう、何とも言えぬ喜びが…。
 
私は「乗り鉄」でも何でもありませんが、僅かな時間、童心に返って楽しんでしまいました。
 

 
その後、ミニSLコーナーがオープンすると続々と親子連れが訪れる盛況な様子に、こちらは違った喜びが湧いた次第です。
 
ちなみに、N700系?とドクターイエローを擁する新幹線乗車コーナーも大盛況で「新旧対決」は引き分けといったところだったでしょうか(笑)。
 
こうして鉄道に因んだイベントに直に接するに、「人道の港」と同じく、「鉄道と港」の歴史は敦賀の貴重な財産であり、日本遺産の旧北陸線トンネル群とも絡め、保存し、後世につないでいくことの大切さを改めて感じるところです。
 
この金ヶ崎の周辺エリア構想には、実際に敦賀駅で使用していた転車台を用い、SLを走らせるという絵姿が描かれている訳ですが、県・市、そして相手方であるJR貨物との用地交渉や費用の面で、その実現性に黄色信号が灯っている状況にあります。
 
もちろん、構想に挙がっている計画である以上、簡単に諦めることは出来ない訳でありますが、この日のミニSLの「勇姿」とマニアの方の「走らせたい」との思い、そして「乗りたい」と思う親子をつなぐことは「三方向に良し」であることからすれば、このレールをエリア内に常設し、「思いと歴史をつなぐ」というアイデアもあるのかと真面目に考える次第です。
 
新幹線で敦賀に着き、駅前から本町通りに掛けては「銀河鉄道999」があり、その先の金ヶ崎には「鉄道の歴史(鉄道資料館)」と「SL」があった。
 
そうして「過去と未来」、「SLと新幹線」、そして「まち」をテーマ・ストーリーを持って「つなげていくこと」は、必ずや敦賀に訪れた皆さんの記憶に残るとともに、市民の皆さんにも「自慢の場所」となるのではと思うことから、私自身、その意識をさらに強め考えていきたいと思います。
 
「未来へのレール」を敷くのは、今いる私たち以外いないのですから。

「人道の港敦賀ムゼウム」が本日リニューアルオープン!

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本日11月3日は、国民の祝日「文化の日」。
 
この11月3日、実は日本国憲法の公布日でもあり、本来であれば「憲法記念日」となってもおかしくないところ、明治天皇の誕生日を祝う「明治節」であったこととの関係性(憲法記念日と重ね合わせることによる天皇の影響力)を懸念した当時のGHQが認めず、平和と文化を重視している日本国憲法に因み、新しい名称として「文化の日」を採用したと言われています。
 
そのような生い立ちも踏まえつつ、本日皇居では、天皇陛下から文化勲章が贈られる文化勲章授与式が催される訳ですが、一方、海外に目を移すとアメリカでは世界が注目する大統領選挙の投票が日本時間の3日夜から始まります。
 
最終盤にあたるこの週末もトランプ大統領と民主党のバイデン氏はそれぞれ激戦州などを回って訴えを行い、このうちトランプ大統領はこれまでで最も多い1日に5つの州で演説を行うなど、激しい戦いが続いているとされています。
 
また、両陣営の対立は激しさを増し緊張も高まっていて、先週、南部テキサス州の高速道路を走行していたバイデン陣営のバスがトランプ大統領を支持する旗を掲げた車数台に囲まれ、集会の中止を余儀なくされたことや、首都ワシントンなどでは、商店やビルの窓ガラスを木の板で覆う作業が行われるなど、3日の投票日を前に混乱に備える動きも出ていて、民主国家アメリカにあって、極めて物騒な様相を呈してきています。
 
言わずもがな、この選挙によって民主党、共和党どちらの候補が勝利するかは、経済的にも安全保障においても緊密な連携を図る日本にとって極めて重要な問題であることから、今後もしっかり見守っていきたいと思います。
 
さて、話しを身近なところに戻します。
 
こうした様々な意味合いや環境にある11月3日ですが、敦賀では「人道の港敦賀ムゼウム」が、いよいよリニューアルオープンを迎えます。
 

【リニューアルオープンを待つ「人道の港敦賀ムゼウム」(写真は10月14日のもの)】
 
コロナ禍で海外からの要人をお招きすることは叶わなかったものの、聞くところによると式典には5ヶ国の大使館の方が来られるようであり、世界と繋がる人道のエピソードを改めて共有することが出来ればと思うところであります。
 
本日は10時からのオープニングセレモニーの後、12時より一般開放スタート、さらに午後からは、きらめきみなと館でのシンポジウム、金ヶ崎緑地や近隣では8日に掛けて「人道の港国際文化交流ウィーク」(飲食や音楽祭)が催されるなどリニューアルオープンを祝い、人道や平和を考える種々イベントが開催されます。
 
そして、本日夜からは、もはや敦賀の代名詞ともなっている「ミライエ」が点灯となります。
 
実はこのムゼウムに関しては、国の事業とも絡めつつ建設するか否かの段階から議会では賛否が分かれ、今でも人道教育なのか観光なのかとのそもそも論理があったりもするなど、紆余曲折があった訳でありますが、私にとっては、議員になった時には建設することが決まっていたことから、この国際交流・交通の要衝であった敦賀だからこそあった、ポーランド孤児やユダヤ難民が「ヘブン」に到着した港まちの事実のエピソードを、まず敦賀市民の皆さんに知っていただきたい。
 
そのうえで、より多くの人に見てもらいたい、知ってもらいたいとの思いであり、その結果、市民の郷土愛やシビックプライド、市外の方から見た敦賀の印象や存在価値向上につながればと考える訳であり、「誘客」や「観光の受け皿」とは感覚が少し違うのかなと、今もそう思い行動しているところです。
 
話しをさらに冒頭まで戻しますが、「文化の日」の意味は「自由と平和を愛し、文化を進める」です。
 
「人道の港敦賀ムゼウム」のリニューアルオープンを今日とした意味合いを噛み締め、100年前にこの地であった歴史事実を思い起こしながらセレモニーに出席してきたいと考えます。
 
ブログをご覧になられた皆さんも是非、金ヶ崎に足を運んでいただけたら嬉しく思います。

「国8」の新たな空間に生まれた賑わいと可能性

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「がんばろう!つるが コロナに負けるな 2020.11.1」
 
写真は、昨晩の氣比神宮境内に浮かんだ祈念パネルです。
 
敦賀では、先週末の「駅西地区社会実験」から3週連続でイベントが続くことは、以前にお伝えした通りですが、昨日はその第2段「国8空活」が開催され、この祈念パネルは、イベントのフィナーレを飾るかのように行われた「氣比神宮の社」(主催:敦賀商工会議所)にて設置されたもの。
 
新型コロナの影響からの一日も早い終息を祈念して行われたもので、ブルームーン後の輝くお月様の下、大鳥居から参道にはガラス灯籠、境内奥にはエコキャンドルなど幻想的な雰囲気に心が癒されるとともに、これからに向けて勇気が出る、そんな感覚を味わうことが出来ました。
 


 
この「国8空活(こくハチくうかつ)」とは、先般完成した国道8号線再空間整備にて生み出した本町通りの歩道「空」間を「活」用し、活気と賑わい、そして笑顔あふれる舞台になることを期待しての社会実験。
 
主催は敦賀市、国土交通省近畿地方整備局が後援、まちづくり会社である港都つるがさん、NPO法人THAPさんなどがメンバーとなって企画・運営が行われたものであります。
 
本町通りから氣比神宮交差点の国道沿いでは、敦賀の飲食店の皆さんが出店しての「FOOD-FES」やオープントップ型のバスで開放的に食事を楽しむ「レストランバス」、さらには地元のアマチュアバンドがライブサウンドで盛り上げる「ON-FES」などが催され、多くの人で賑わいました。
 



 
また、神楽商店街では、市内外からアクセサリーやクラフトなど約70店舗が出店しての「けいさんアートマルシェ」、個人出店が続く参道マーケット「OSANPO SANDOU(おさんぽ参道)」が開催され、こちらも大盛況。
 

 
さながら、「敦賀まつり」を彷彿させるものでした。
 
ここまでご覧になって、ご心配になってくるのは恐らく「コロナ」のことかと思いますが、その点を含めた「社会実験」でありまして、会場の各コーナー4箇所に検温所を設け、代表者の氏名や連絡先を「入場チェックシート」に記入するとともに、そのことを証明するリストバンドを身につけてから入場するというシステムにより対策。
 
この検温所は、健康管理センターを含めた行政の皆さんが中心となって対応されていました。
 
同じく、もうひとつの「社会実験」の目的である「これからの空間活用をどうするか」に関しては、スタッフによるインタビュー取材によりアンケート調査を行うなど、来場者の皆さんのアイデアや可能性抽出に努められていました。
 
私は午前中、そして夜とイベント会場を歩いた訳ですが、敦賀の大正ノスタルジーをアピールするのだとレトロ風の着物を来て歩かれる女性、出店店舗の方やまちづくり会社の方などとお話しをする機会もあり、目で見て耳で聞き、雰囲気を味わう一日となりました。
 
実は私、コロナ禍の6月定例会において「難局を乗り越えるための原動力となる市民イベントについて」をテーマに一般質問をし、コロナの影響を受けながら奮闘する全ての市民の皆さんと乗り越えるためには、コロナ禍でも可能な形で行政主導のイベントを開催すべきと提言した立場であり、その際、渕上市長よりあった「機会を捉え実施していきたい」との答弁がまさに実現しているのかとも思うところ(勝手な私の理解ですが)、関係者の皆さんとの連携のもと「官民連携」で対応にあたられたことに敬意を表するものであります。
 
来場された市民の皆さんや出店・出演された皆さんにおかれては、この空間を今後ご活用いいただくイメージが出来たのではと思いますが、調査をされていた来場者の性別や年代、さらには出店ジャンルごとの売り上げや商店街店舗との相乗効果などもしっかり分析いただき、経済効果、つまりは「稼ぐ」という観点からも分析をお願いするところであります。
 
最後になりますが、この日嬉しかったのは、本町通りの昔からあるお店の皆さんが、店舗前にブースを出され、そこにも多くの賑わいがあったこと。
 

 
賑わいあれば、店主にもお客さんにも笑顔あり。
 
この新たな空間を今後さらに活かすことで、市民の皆さんの「笑顔」と「つながり」を生む場、皆に可能性ある場となるよう、私自身もしっかり考え行動していきたいと思います。

「北陸新幹線開業に向けたまちづくりシンポジウム」で確信したこと(リアルタイムメモを全文掲載しました)

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早いもので今日から11月。
 
今年も残り2ヶ月となりました。
 
そんな10月最後の一日は、真っ青の秋晴れに、夜はブルームーンと何かと空を見上げることが多かった気がします。
 
コロナはあれど、まさに「上を向いて歩こう」ですね。
 
さて、そのような中、昨日はプラザ萬象で開催された「北陸新幹線開業に向けたまちづくりシンポジウム」に出席。
 
敦賀商工会議所さんを中心とする新幹線敦賀開業まちづくり推進会議が主催するもので、2023年の北陸新幹線敦賀開業を見据え、withコロナ時代の多様な受け皿づくりをどうしていくかとのテーマにて、まちづくりの分野では著名な方をお招きし開催されたもの。
 
コロナ対策を考慮し、定員は200名としているものの、会場の大ホールは、ソーシャルディスタンスを取りながら(1座席空ける)ほぼ埋まっており、関心の高さを感じました。
 
シンポジウムの方は、第1部が作家・ジャーナリストの佐々木俊尚様からのご講演、第2部のパネルディスカッションについては、佐々木氏がファシリテーターとなって5名のパネリストの皆さんとディスカッション。
 

 
都会の人が求めるものと地方の人が目指すものは違う。
無理やり新たな何かを作り出すのではなく、「自分たちの日常(歴史や文化)」を他の人にも見てもらおうという感覚が大事。
「雑談」から生まれる発想や、よそ者の意見や行動を温かく見守る「寛容性」が成功の鍵。
後は自分たち(敦賀市民)がどうしていくか。やるかやらないかだけ。
 
多くのヒントや気づきを得た中で、特に私の印象に残ったのは、このような言葉でした。
 
実は、私の持論も「市民自身が自分のまちの良さ(歴史や文化、自然、人)を知らなければ、他には伝えられない」、「市民が楽しいと感じ、盛り上がることが出来れば、自然と外から人は集まる」でありまして、これまでの議会でも提言したことがある訳ですが、まさにこのことが「確信」となった次第であります。
 
このシンポジウムの内容は、是非皆さんにも知っていただきたいと思い、会場にてリアルタイムメモを取っておりましたので、今日はそのことを掲載させていただきます。
 
以下に内容(ほぼ全て)を記載します。
リアルタイムメモにつき、言葉足らず、誤字等ありましたらご容赦ください。
 
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【北陸新幹線開業に向けたまちづくりシンポジウム】
 
1.日時:令和2年10月31日(土)14:00 〜 17:00
 
2.基調講演
(1)テーマ:コロナ時代にライフスタイル/ワークスタイルはどう変わるか
(2)講 師:佐々木 俊尚 氏(作家・ジャーナリスト)
(3)内 容:
・リーマンショック、東日本大震災の影響大。きらびやかな都市ではなく、自分たちの居心地の良さを求める風潮になった。
・コージー(居心地の良い場所)のある場所にやすらぎ。
・東京で西荻窪、赤羽などが人気あるのもその影響。
・敦賀で考えると、都市の目から見ると大きなショッピングモールには魅力を感じない。
・都市が持っている期待値と地方の目指すものにズレが発生している(ここ何十年も)。
・コロナによって、都市と地方の関係が逆転するのではないか。
・ソーシャルディスタンスによって、リモートワーク中心になってくると東京に居る意味がなくなってきた。
・勤務地も自宅、サテライトオフィス、事務所を選択出来る時代。
・週に1回程度の出勤だったら、都心に住む必要性が薄れ、1〜2時間圏内であれば許容されてきている。
・巨大で「密」な都市から、コージーで「疎」な都市へ。これは、都市の「地方」化である。
・より居心地の良い空間であり、疎ら(まばら)であることが見つめ直される=マインドチェンジしている(いわゆる地方・田舎)。
・SNSの発展で人と人のつながりが構築しやすくなっている。
・不便で文化に乏しい「地方」から、常に接続され、物流も整備された「リモート都市」へ変化する。これは地方の「都市」化である。
・デビッド・クレーバー「都市は人類最高の発明である」。
・近代の都市はなぜ発展できたのか。①工業化による人口増大、②多様な社会から生まれる。
・イノベーションは計画出来ない。一見すると無駄に見えるが「雑談こそが実は重要。
・ポストコロナ時代の人と人の関係に必要なものは、リアルもオンラインも含めた「雑談」。←地方に欠けているもの。
・都市と地方が交通とオンラインで縦横に接続されるいま、地方からイノベーションが必ずやってくる。
・まちとまちが繋がるのでなく、人と人が繋がることが新幹線のメリットである。
 
3.パネルディスカッション
(1)テーマ:withコロナ時代に、都市と地方の関係はこう変わる!そこから見えてくる敦賀のリアルなビジョン
(2)ファシリテーター:佐々木 俊尚 氏
(3)パネリスト:櫛引 素夫氏(青森大学)、長嶋 修氏(さくら事務所会長)、松尾たいこ氏(イラストレーター)、高木 新平氏(ニューピース代表取締役社長)、奥井 隆氏(新幹線敦賀開業まちづくり推進会議会長)
(4)内 容:
①現状の敦賀をどう捉えているか
■奥井
北前船300年の歴史。明治には鉄道開通により敦賀が発展する礎となる。さらには欧亜国際連絡列車が走ることにより、玄関口として栄えた。そして、新幹線開業によって節目が来る。100年ごとの節目に歴史をどう活かしたまちづくりにするか。新幹線を迎える前にそうした歴史を振り返りたい。
■櫛引
まちの文化の曲がり角。八戸が新幹線開業にぶつかった時の合言葉。地理的な感覚で捉えるのでなく、「ポストコロナ時代のゲートウェイ」として敦賀は何が出来るか。「人と人がつながる結節点」ということをアピールし、それを問われた時に答えられるようにしておくことが大事。八戸でも最後にブレイクしたのは、地味で日常的なものでも地元に愛されていたもの(せんべい汁、地元愛と努力)。観光資源と思っていなかった朝一に何万人が来るようになった。観光って何?人のつながりをどう考えていくか。
■松尾
(敦賀の何が魅力か)2015年から越前町、その後、美浜町にアトリエを構えている。自分がインスタやブログで美浜の食べ物や海辺の散歩を紹介したら、知人が福井に来るようになった。福井と言えば恐竜博物館や永平寺となるが、実際、美浜町に滞在してもらうと目の前に海がある、美味しいお魚があるだけで満足する。東京から来ると目の前の海こそが観光資源。東京の人が求めるものと地方の人が目指すものが違うのがネック。来た人は必ず「福井のファン」になって帰る。既にあるものを使って敦賀の良さを発信していくことは、すぐにも出来ること。
■高木
裏日本というキーワード。そのまま裏日本でも良いのでは。数年前に裏原宿が流行り、ひとつの文化になった。都市の人が求めているのは、見たことあるものでなく、誰も知らないもの、発掘することを求めていて、いかに見つけてもらうか、深掘りしてもらうかのまちの接点の作り方もあるのではないか。日常的なサプライズを作っていくこと。
■長嶋
自分たちがどうしていくか。やるかやらないかだけ。多くの自治体に「空き家」対策で呼ばれるが、役所とコンサルタントでやっているところは必ず失敗している。お任せ民主主義に慣れてしまっているが、市民の皆さんが動いてもらわないと成功しない。自治体の経営から言えば、無駄を省くこと、税収を増やすこと。そのうえでどう稼いでいくかを皆で考えていくことが大事。
 
②取り組みへのヒント
■櫛引
立ち戻るべき原点。皆さんにとっての幸せとは何か。言葉にして話し始めることで、何か答えが見えてくる。八戸の合言葉は2つ「海から開けたまち」、「市民が作ったまち」と若い人も言う。敦賀の人が、新幹線開業を踏まえ、「こうしたら来れるよ」「寝過ごすことはないよ」とまちの人が雑談力で話していけると良い。
■奥井
敦賀は恵まれている。アドバンテージの高いまちであることを認識し、新幹線が来るので、イベントを一過性のものとせず、稼ぐことを次のステップとして、住んでもらうことを目的として取り組むべきか。リゾートホテルとか。お金を落としてもらえるような観光施策、まちづくりにつなげていきたい。
■長嶋
自治体のGDPを伸ばそうと取り組んでいる自治体もある。お店もナショナルチェーンが駅前にあるより、ローカル店があったほうが断然良い。踊る阿呆がいれば、どんどん参加して盛り上がってくる。
■高木
観光は広告に近いものがある。北陸の人は都市部を外の人と見てしまう傾向にあるので、外と内を分けずに、自分たちのまちはこういうまちだと言っていると、どんどん人が集まってくる。観光という言葉はやめた方が良い、観光キャッチフレーズほど無駄なものはない。中のカルチャーを理解すると結束力が強くなり、共同体になっていく。順番を、中の人から作っていくというふうに考えるべき。
■長嶋
その地域特有の自然や歴史を感じることが、本来の「観光」であり、原点に返るべきかと考える。渋谷に住んでいるが、この自然を感じるだけでも癒される。
 
③具体的に何が出来るのか
■松尾
伊勢市でクリエーターワーケーション開催。短くても1週間は滞在してもらい、参加される方には、準備金5万円、宿泊代なども行政負担。行っている間に伊勢の良いところに触れてもらって発信してもらうことが目的。敦賀で何が出来るかとの観点でも参加してきたい。
■櫛引
八戸でもアートに因んだイベントあり。交通の向上により、色んなことを混ぜ合わせることが出来る。弘前市では感じて交わる「感交」を使用。自分たちが大事にしているものを他にも見せてあげようとの意識。ここでも雑談が必要で、週末には必ず、何かやりたい人が集まる場があった。
■高木
富山出身の自分としては、敦賀と言えば「敦賀気比」。敦賀の人にとってもプライドのひとつになっていると思うが、都市の人を巻き込んで、一緒に応援しに行くとか、一度でも関係を持った人の席を設けるなどもひとつのヒント。
■櫛引
高岡では、ハガキを一枚渡し、都会に出た人に送ってもらうなどの取り組みをしていたが、狙いとして良かった。
■佐々木
気づいたら、外の人が敦賀人になっていたというのが理想の形。
■高木
敦賀ふぐでもオーナーになって、見にいくみたいな。
■松尾
まずは敦賀の人が、地域の資源を蔑ろにせず大事にして共有していく。その次に外の人に伝えていくことが大事。
■長嶋
典型的な失敗例が別府温泉。まちが寂れているのに妙な建物が立っていたり、お金を掛けたわりにローカルな体温が感じられなかった。
■奥井
資源といえば、11月3日に「人道の港敦賀ムゼウム」がオープンする。これはまさに、敦賀の人が歴史を掘り起こして発見したもの。これを切掛けに敦賀ってこんな良いまちだったんだということを共有していきたい。先人達がグローバルな視点で受け入れたエピソードも元にし、市民が敦賀ファンになることが一番大事だと考えている。
■佐々木
人道ウィークで開催される音楽フェス。フェスへの関わりをどうつないでいくかも盛り上げられる切掛けになるかも。
■櫛引
八戸では、高校生達が勝手に盛り上げることで成功した事例あり。授業ではない、サードプレイス(事務所や自宅でない第3の場所)づくりとして出来れば面白い。
■高木
(構造とコミュニティについて)「熱狂したひとり」が出てくるかが一番かと。一人の行動で、まち全体を宿と捉えて取り組み、成功した例があるので、その一人を見つけ潰さないことが大事だと考える。
■櫛引
高岡の人で、自分の人生の10%は故郷のために使う(10% to HOME?)との取り組みをされている人がいる。一番いけないのは皆で諦める同調圧力、最悪なのは親が、ここは何もないから出て行けということ。負の連鎖をどう止めるかが人口減少対策にもつながるのかと。
 
④まとめ
■櫛引
まず友達を作りましょう。北陸新幹線沿線で面白いことをしている街があるので、是非そういうまちとの接点を。
■長嶋
ある程度うまく回った後は「資産」を貯めることが大事。特に不動産価値を上げること。新築して中古放ったらかしではなく、築40年でも50年でも住める家は沢山あるので、使えるものそうでないものを見極めて、一定の価値あるものにすると、まちにも固定資産として資産が溜まる。地銀とタッグを組んでやっていること。
■松尾
ここから一人づつ、周りの友達を巻き込んでいただきたい。
■奥井
多様な会話がイノベーションを起こすとの佐々木氏の講演に感動した。
■高木
中から仲間づくりしていくこと。そのためには、一人の熱意あるものが立ち上がること。特別なことではなく、寛容性が大事。寛容性がないところに面白いことは起こらない。面白いことがないところには人は来ない。よそ者が来た時に、自分が理解出来ないことや、訳の分からない存在を一旦許容することが盛り上がりにつながるかもしれない。
 
■佐々木
今日は、私たちの方から敦賀市にキャッチボールのボールを投げさせていただいた。後は、敦賀の人自身がどうするかだ。
 
以 上

図面を囲み将来への道筋を語り合う!

ブログ まちづくり

聞かねば知らぬことばかり。
 
ブログでもご紹介した嶺南未来構想会議の各市町「総合計画」勉強会ですが、昨日は若狭町へ。
 
お忙しい中、政策推進課様より、第2次総合計画の内容を説明いただきました。
 
ご多聞に漏れず、やはり人口減少に関しては、現時点(2020年)の14,350人が2040年には11,300人、2060年には8,300人まで減少するとの予測、さらには、県下でも最も厳しいレベルの逼迫した財政状況という環境の中、基本構想を「新しい感動と笑顔がひろがるまち」に置き、取り組みを進めているとのことでした。
 
意見交換をする中で驚いたのは、人口減少に関しては約20年前から危機感を持ち、今で言う「移住定住」や「UIターン」対策を行なってきているとのこと。
 
H13に上中に設立した「農楽舎」においては、4名の若者からスタートしたものの、卒業した方のうち25人程度が若狭町に残り定住。
 
農業後継者の担い手となるほか、この地で結婚し家族を持ち、集落の農家で修行して、自分で経営、結婚して地に根を張ることにもつながっている。
 
さらには、こうした方が町内の別の場所に移り住むことで、地域活動の盛り上げ役ともなり、そこに住むことが「楽しい」と感じた子ども達が、一旦は外に出ても「ふるさとのため」と戻ってきている割合が高いとのこと。
 
こうした状況から、他の市町でいう「空き家対策」とは「増える」ことを意味しますが、若狭町では、マッチングの関係もあり「不足」している時もあったそう。
 
先見の目を持って取り組まれ、今でも移住希望者には、旅費の一部を補助(年1回分)するなどの施策により、分譲地がすぐ埋まるなど、まさに先進的に「理想の移住定住施策」を進められていることを知りました。
 
この他にも、北陸新幹線開業を見据えたレインボーライン、熊川宿の2つの観光拠点の整備促進、コロナで注目されるワーケーションに関しては常神半島を舞台に展開していきたいとするなど、環境の変化を見据えた取り組みにも積極的にアプローチされており、本当にお話しをお伺いしに来て良かったと感じました。
 
実は、この日は敦賀市職員さん2名も急遽参加。
 
「新幹線開業に向けて何か」と話題を振ると、出るわ出るわの将来構想が膨らむ資料と熱いPR。
 
北陸新幹線敦賀開業に向けた整備状況や特に東口に増強したバスターミナルは、高速ICや国道8号バイパスなどと近く「陸の拠点」となることから、若狭町にも誘客すべくドシドシご利用くださいとの話しに、若狭町職員さんも期待膨らむ様子でした。
 
議員4名に行政関係者5名が、敦賀駅周辺の図面や写真を囲み、「こういう使い方もありますよ」「こんなことも出来るんでは」と建設的なアイデアを出し合う雰囲気に、これぞ「嶺南未来構想」だと感じた次第です。
 


 
急遽のお誘いにも関わらず、北陸新幹線敦賀開業に関する貴重な資料をしっかりと準備いただいた敦賀市職員さんに大きな感謝であります。
 

 
熱量ある意見交換も終わり、外に出ると、日の丸なびく若狭町役場。
 
これで4市町と意見交換させていただいたことになりますが、聞けば聞くほど、この嶺南は「魅力」と「つながれる」可能性あるエリアだと感じる訳であり、補い合えば、さらに「強い」エリアにもなると考えます。
 
残すは、美浜町と地元敦賀市となりますが、他の議員、職員さんとも今日のような雰囲気で「将来構想」を語り合えればと思います。

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