有害獣に注意!

ブログ 防犯/防災

昨年度の福井県嶺南地域における熊捕獲数195。
 
このうち、敦賀での捕獲は45(23%)。
 
これは、12日に行われた中野史生議員の一般質問に対する答弁。
 
「熊対策と現況について」の質問では、これ以外にも猟友会の会員数や報酬、緊急猟銃制などについてもやり取りがあり、大変参考になったところです。
 
山沿いのみならず、近年では住宅街や中心市街地などにも出没し、時には、人が熊に追いかけられるニュースまで目にするなど、深刻な状況となっている「熊被害」。
 
2025年度の熊による人的被害(238人)は、これまで最悪とされていた2023年度(219人)を大きく上回り、今年に入ってからは、人身被害が相次いでいることを受けた岩手県では、達増知事が県民に緊急メッセージを出し、「経験上、過去に安全だった場所でも、クマを寄せ付けない取り組みと、遭遇リスクを回避する行動をお願いしたい」と警戒を呼びかけている状況にあります。
 
ご承知置きのとおり、春先から8月前半にかけては山の中にエサが少なくなる時期があり、熊は食べ物を求めて里に下りてきやすくなります。
 
自然災害と同様、「ウチの地域は大丈夫」と思わず、ご注意いただけますようお願いいたします。
 
さて、先の一般質問では、他の害獣捕獲数についても質問があり、答弁では、イノシシ499、鹿173、サル90、ハクビシン49、カラス17とのこと。
 
実は今、私の住む町内に出没情報が相次いでいるのが「ハクビシン」。
 
答弁にあった「49」という数字を頭に置いたところですが、実際、ハクビシンを発見した方の話によれば、名前のとおり、額から鼻にかけて白い筋が入っていて、尻尾が異様に長く、目つきも鋭い。
 
日中も悠々と歩く姿や、庭の木に登ってビワを食べる姿、家の軒先や高い電線など、町内を縦横無尽に歩く姿の発見情報に気持ち悪さを覚えるところ。
 
このハクビシンは野生動物で、調べてみると、寄生虫や細菌を保有していることがあり、夜行性で木登りが得意で雑食性ですが果実が好物、頭が入れば狭い隙間を自由に通り抜けることができ、屋根裏に入り込まれるなど被害にあわないよう対策が必要。
 
家屋内に入り込まれた場合、ふん尿による悪臭・カビの発生・家屋の破損、汚損などの被害が報告されているとのこと。
 
なお、有害獣でありながら、許可なくハクビシンを捕獲することは、鳥獣保護管理法により禁止されていることから、行政への連絡・相談することが基本的な対応となります。
 
このことから、副区長でもある私が特命事項として本件を預かり、まず敦賀市の有害鳥獣対策室に状況を連絡するとともに、注意喚起のチラシを作成し、回覧板にて周知。
 

【作成した注意喚起のチラシ】
 
対策室とは、新たな出没情報など連携を密に対応するとしていたところ、これまでと別のエリアで発見情報があり連絡するとなんと、すぐに駆けつけてくれるとのこと。
 
先週の金曜日のことですが、対策室のご担当2名、猟友会の方1名にお越しいただき、出没情報のあった地点を一緒に回るとともに、住民から話を聞いた上で、檻を設置することに。
 
住民からの連絡では、この週末のうちに設置がされたとのことで、極めて迅速な対応に感謝いたします。
 
こうした対応を、先にあった捕獲件数すべてで行っているのかと思うと、担当室の方々にも、猟友会の皆さまにも頭の下がる思いであり、心より敬意を表するところ。
 
ちょうど昨晩は班長会議があったため、最新情報をお伝えしたところですが、皆さんのご協力を得て、住民が安心して生活できるよう、一日も早いハクビシンの捕獲を願う次第です。
 
※参考まで、町内で発見された実際の写真をご覧ください(赤丸部分を拡大すると、夢に出てきそうな顔が出てくるので注意!)