国民民主党が「中東危機を乗り越えるための緊急対策」を発表

ブログ 政治

中東情勢による国民生活や企業活動などへの影響を睨み、極めて重要な時期にあるなか開催されている国会。
 
国民民主党福井県連の代表を務めていただいていることもあって、日頃から注目している川合孝典(たかのり)参議院議員(全国比例・党幹事長代行)ですが、り5月11日には参議院決算委員会で質問に立たれ、ストレート勝負で意見されました。
 
質問されたのはどれも重要な事項でしたが、その中でも特筆すべき2点について、早速、以下の文字起こし版をご覧ください。
 
<川合たかのり議員の質問(抜粋)>
 
1.追加の経済対策を講じる必要があるのでは
 
川合議員:
国民民主党・新緑風会の川合孝典です。私からは現在、日本の社会経済が当面する諸課題について、総理はじめ関係閣僚の皆様に質問させていただきたいと思います。
まず総理に景気経済対策についてご質問させていただきたいと思います。ご承知の通り、中東の危機の先行きが見えない状況の中で、現在日本の物価が相当な勢いで上昇してきております。3年連続賃上げが順調に行われたことでようやく物価上昇を上回る賃上げが見えてきたところでのこの問題ということで、この状況の中、これを放置してしまいますと、消費や賃上げが腰折れ状態になってしまう可能性がある、このことを非常に懸念いたしておりまして、したがって今の物価上昇が続く中での早急な追加の経済対策を講じる必要があるものと私は考えておりますが、この点について総理のご見解をまずお聞かせください。
 
高市総理:
物価高への対応としましては、やはり賃上げが物価上昇を上回る状況、実現し続けるということが重要でございますので、政府としては賃上げの責任は事業者に丸投げせず、継続的に賃上げできる環境を整えてまいります。その上で、足元の物価高への対応としてはガソリン暫定税率の廃止や、重点支援交付金などにより1世帯あたり標準的に年間8万円を超える支援を盛り込んだ昨年の経済対策や令和7年度補正予算の早期執行、まだ執行中でございますので早期執行、そして公定価格に経済、物価動向などを反映させた令和8年度予算の執行、それから今般の中東情勢を受けて原油価格が高騰する中で、緊急的激変緩和措置としてのガソリン、軽油、重油、灯油などの価格を抑えるための補助など、国民の皆様の命と暮らしに影響が生じないよう、既に様々な支援策を講じております。
ですから政府としては本日時点で中東情勢の影響などについて予断することは困難でありますし、必要があれば先月7日に成立した令和8年度予算の予備費も活用できるので、経済対策、補正予算の編成が直ちに必要な状況とは考えておりません。しかしながら物価の動向が家計や事業活動に与える影響については十分注視しながら、経済財政運営に万全を期し、臨機応変に対応してまいります。
 
2.社会保険料還付付き住民税控除の導入について
 
川合議員:
私どもは今早急に経済対策、追加経済対策を行う必要があるという認識を国民民主党としては持っておりまして、したがって内需の冷え込みをともかく防ぐために、追加経済対策を行うということで、社会保険料還付付き住民税控除という、いわゆる給付付き税額控除に代わる考え方として国民民主党が選挙の時にも公約に掲げさせていただいているこの政策の導入を掲げております。
インフレそれから社会保険料負担の影響が非常に大きいと考えられる、特に中低所得者層に対する即効性の高い物価高対策を講じていただくことが、景気刺激策、経済対策として非常に有効であろうということで、我々としてはこの社会保険料の還付というものを前倒しをするという考え方に基づいて、簡便な方法でいわゆる1人5万円程度のインフレ手当といったようなものを早急に給付をする、支給をするということを提案をさせていただきたいと思います。この考え方は総理が掲げていらっしゃる責任ある積極財政、経済の好循環を生み出すための積極財政を前に進める上でも、考え方、路線の軌を一にするものだと私どもは捉えているのですが、社会保険料還付見合いの前倒しの手当の給付という我々の考え方について、どのようにお考えになるのか、ご見解をお示しください。
 
高市総理:
今のお話を伺う限りなんですけれども、御党がかねてより唱えておられる社会保険料の還付を前倒しして定額の現金給付を行うことで、中所得、低所得の方の負担軽減を行うという趣旨ですね。中所得、低所得の方の税・社会保険料をトータルで見て負担軽減を図るという方向性については共有できます。
他方、社会保険料の還付ということであれば、社会保険制度における給付と負担のバランスとの関係をどう考えるのか、それから対象とする中所得、低所得者の範囲をどうするのか、また複数の所得がある方の所得について誰がどう認定するのか、あとは執行体制、実務上の負担、これをどこにどの程度求めるのか、財源をどのように確保するのかといった課題を整理していくことも必要かと思います。
現在政府与党としては中所得、低所得の方々の負担軽減を図るため、国民会議で給付付き税額控除の制度設計に向けた検討を進めております。丁寧にやらなきゃいけないんですけれども、ここもスピード感を持って進めてまいりたいと考えております。
 
<抜粋終わり>
 
川合議員と高市総理とのやり取りの中において、国民民主党が提案する、社会保険料還付の前倒しについては定額の現金給付をして、中所得低所得の方の負担軽減を行う趣旨と、また税と社会保険料負担をトータルで見て、負担軽減を図る方向性については共有するとありました。
 
元々、高市総理も一番ベストは給付付き税額控除とあり、それには時間がかかるのでつなぎで消費税減税と仰っている訳ですので、めざすところ「給付と減税の組み合わせ」という点においては、国民民主党と高市総理、さらには立憲民主党や中道改革連合など、、他の野党も同じであろうと考えるところ。
 
参議院でそうした議論があった翌日の昨日、国民民主党は「中東危機を乗り越えるための緊急対策」を発表。
 
発表にあたり、玉木雄一郎代表は「重点政策の1つである『社会保険料還付の前倒し給付』は具体的で迅速な政策であり、単なるばら撒きではない。勤労世帯、特にインフレと社会保険料負担の重さに苦しんでいる方には迅速に給付し、同時に税金を多く払っているいわゆる高所得者の方には減税を行う。まさに給付と減税を組み合わせた政策である」と述べました。
 
なお、「緊急対策」の詳細は、以下リンクよりご覧ください。
 
 →国民民主党「中東危機を乗り越えるための緊急対策」はこちら
 
さて、このように「生活に直結」する国会における政策論議ですが、国民民主党福井県連では今週17日(日)の13時30分より「第5回定期大会」を開催いたします。
 
場所は、福井市にぎわい交流施設「ハピリン」3階のハピリンホール。
 
県内在住の党員・サポーターの皆さんには既にご案内済みであり、多くの参加をお待ちする次第。
 
また、大会終了後、16時からは「街頭演説会」を福井駅西口にて開催します。
 

【作成:国民民主党福井県連】
 
こちらは、党員・サポーターに限らずどなたでも参加いただけます。
 
弁士には、同じ北陸の小竹凱(おだけかい)衆議院議員(石川)、そして福井県連代表の川合たかのり議員。
 
とりわけ川合議員からは、前述した高市総理とのホットな議論の様子もお話しいただけると思いますので、皆さまぜひ、17日(日)16時は福井駅前に足を運んでいただけますようお願いいたします。

夏の「議会報告会」に向けて広報広聴委員会を開催

ブログ 敦賀市議会

「こどもの日」と重なっていたため、つい見逃していましたが、今は二十四節気の「立夏(りっか)」。
 
文字どおり夏の始まりを告げる節気で、5月5日から次の節気「小満(しょうまん、5月21日)」までの約15日間を指します。
 
この頃から日差しが強くなり、新緑のまぶしい初夏の陽気が始まるとあるよう、昨朝、週初めの街頭演説をしていてもそのことを感じたところ。
 
なお、昨日の敦賀の最高気温は26.5℃で夏日。
 
身体がまだ順応していないこの時期こそ注意と言われる「熱中症」や、朝夕の気温差によって体調など崩されませぬよう、お互い注意して過ごしましょう。
 
さて、昨日は街頭演説の後、市議会の広報広聴委員会に出席。
 
7月12日(日)、場所は敦賀駅交流施設「オルパーク」2階での開催を予定している、今年度の議会報告会について協議しました。
 
以前にもお伝えしたとおり、より多くの方に参加いただけるよう、今年は実施方法を大きく変えて開催することとしており、まず開催場所をオープンスペースとし、目的をもって参加いただく方以外にも、駅周辺にいらっしゃる方にお声掛け(呼び込み)やシールアンケートも実施し、より関心を高めていただける形とすること。
 

【今年度の会場はオルパーク(写真は以前に撮影したもの)】】
 
また、報告会自体も1回こっきりではなく、3常任委員会からの報告1セットを3回、さらに2部制(議員も2班に分ける)とすることで計6回。
 
意見交換の場を含めて、参加機会を増やすことに加え、議会の取組などを「知っていただく」ため、オルパーク1階ギャラリー(セブンイレブン横の待合所)や2階会場スペースに展示パネルを設けるなど、新たな取り組みにトライすることとしています。
 
このような内容を踏まえ、委員会では、「議会報告会」のイメージを和らげる“サブタイトル”や役割分担して各委員が対応することの進捗状況、本番までのスケジュール確認などについて協議したところです。
 
自分も好きに意見を述べておきながら恐縮ですが、取り仕切る委員長が大変と思うほど、いつも自由闊達に意見が飛び交うこの委員会。
 
昨日もさまざまな意見・提言があったところ、委員長の采配により、しっかり方向性を定めたところ。
 
なお、報告会に向けた役割分担で、私は開催お知らせのチラシ作成を担当。
 
市内全区の回覧板でも周知するとあって大事なパートである訳ですが、今回は実施方法を大きく変えるとあって、まずはそのことが分かるようにすること。
 
そして勝手に、“パンチを効かせた”ものにせねばと、気持ちだけは盛り上がるところですが、急がれるのはアウトプット(汗)。
 
とはいえ、ただでさえ暑い夏の開催につき、注意すべきは、チラシまで“暑苦しく”ならないように…。
 
いずれにしてもお気軽に、より多くの方が参加してみようと思えるような、そんな議会報告会に向けて、引き続き他の委員の皆さんとともに取り組んでまいります。
 

【昨日通りかかった近所の風景。「逆さ野坂」が見れなくなったらいよいよ夏。】

海上自衛隊ミサイル艇「はやぶさ」入港が残したもの

ブログ 政治

結果して話題が連続することになりますが、8日に敦賀港に入港した海上自衛隊のミサイル艇「はやぶさ」。
 
入港の目的が「第44回親子のフェスティバル」での広報活動ということで、昨日は絶好の天気の中での開催も手伝ってか、「一般公開」に参加された方はなんと、約1,800名とのこと。
 
説明にあたった乗組員の皆さんは、さぞかし嬉しい悲鳴といったところでなかったとお察しする次第ですが、これだけ多くの方、とりわけお子さんが乗艇されたことを私も大変喜ぶところであります。
 
任務を終え、16時には出航するということで桜岸壁に行くと、きらめきみなと館周辺はイベントのお片付けの真っ最中。
 
岸壁側でも陸海の自衛隊、海上保安庁の皆さんがテキパキと動かれていたほか、出航を知ってかお見送りにと、こちらも多くの方が集まっていらっしゃいました。
 
その後、敦賀海洋少年団の皆さんの手旗信号の実演があり、「はやぶさ」艦艇からもお返しの手旗と、何とも頼もしくも微笑ましいエール交信がされた後、16時より少し早く、準備を終えた「はやぶさ」のロープが解かれ、いざ出航。
 
※投稿後追記
敦賀海洋少年団のInstagramによれば、手旗信号で送信したのは「ゴアンコウヲイノル」だったとのこと。
 

【敦賀海洋少年団の手旗信号でお見送り】
 
我々、敦賀防衛懇談会メンバーは、日の丸や日章旗を振り、出航を見送りました。
 
入港以降、歓迎式や懇親会の場などを通じ、艇長をはじめ各乗組員の方々と様々なお話をしただけに、お別れが寂しくも感慨深いものがありましたが、ミサイル艇「はやぶさ」の今後の活躍と乗員皆々様方の安全な任務遂行を心より祈念する次第です。
 

【雲ひとつない青空のもと出航する「はやぶさ」】
 
さて、こうして私にとっては、国防について考える三日間にもなった訳ですが、5月4日の産経新聞にあったコラム『日本の武器輸出解禁を中国と豪比はどう見たか』を思い出しました。
 
「世界の論点」として書かれたこの記事では、冒頭、政府は4月21日、防衛装備品の輸出ルールを定めた防衛装備移転三原則と運用指針を改定し、戦闘機や護衛艦など殺傷能力のある武器の輸出を原則可能にしたことに対し、中国は政府や国営メディアが「新型軍国主義の氷山の一角だ」などと強く反発したものの、装備品輸出の対象となるオーストラリアの研究者やフィリピンの当局者は全面的に歓迎の意を示し、「地域の安全保障に貢献する」と前向きに評価した。
 
詳細は割愛しますが、中国側は歴史問題まで持ち出した上で、今後、日本で軍国主義の復活が進んでいるという「危険性」を世界に主張する方針とみられ、中央テレビの論評は、国際社会に対し「高度の警戒を維持し、手を携えて日本の新型軍国主義を断固として防ぎ止めるべきだ」と訴えたとありました。
 
一方、オーストラリアは、日豪では移転三原則などの改定直前に、豪海軍が将来使用するFFM(海自の最新鋭護衛艦)11隻の共同開発について契約を締結しており、論評は、改定によって共同開発が補完され、両国間に「継ぎ目のない防衛産業基盤」を構築することに資すると論じたことに加え、日本の武器輸出を巡る改革により、インド太平洋地域において「日本が真の防衛大国として地域の安全保障に貢献する」との確信を深めることになるだろうと強調した。
 
また、南シナ海で中国の軍事的圧力を受けているフィリピンは、今回の改定を全面的に歓迎。
 
フィリピンのテレビ局GMA(電子版)によると、テオドロ国防相は声明で「最も質の高い防衛装備品と支援が入手できるようになる」とした上で、フィリピンは「実効性のある抑止力によって地域の安定に貢献する」と強調したとあります。
 
立ち位置によって、真逆の味方になっているのは当然のことと認識しますが、日本は周辺各国とも連携した「抑止力」を持つことで、地域の安定と平和を守る、極めて重要な役割を担うもの。
 
なお、抑止力とは、「(自国の)計画が成立しないと思わせること」と学びました。
 
日本国内でも、「戦争する方向に進んでいる」と声高に唱える方もいらゃっしゃいますが、今回、「はやぶさ」に乗艇された約1,800名の皆さまはどう思われたか。
 
1999年の北朝鮮船との事案を踏まえ、速力を改良して以降、北朝鮮船の話は皆無になったことを思えば、答えはそういうところ(抑止力が効いている)にあるのではと。
 
いずれにしても、国防に対しては色々な意見がある中において、自分の考えを持つことは非常に大事なことであり、今回の「はやぶさ」入港、そして一般公開が、その機会になったのであれば幸いに思う次第です。

「母の日」は100年以上前にあった女性の行動が起源

ブログ 人生観

気持ちの良い青空が広がるこの週末。
 
昨日は、ブログでもご紹介した海上自衛隊ミサイル艇「はやぶさ」の特別見学会にて、艇内各部を丁寧にご案内いただき、あらためて、あの速力を出すため、あるいは速力に対応するため、細部にわたり工夫がされていることや、狭い艇内で任務にあたる隊員の皆さまの姿を知ることができたところです。
 
また、「はやぶさ」が停泊している桜岸壁の隣“きらめきみなと館”では、本日開催される「親子のフェスティバル」(主催:青少年健全育成敦賀市民会議)に向けた準備が進められており、知った方もチラホラ。
 
以下にチラシを再掲いたしますが、第44回を迎える歴史ある「親子のフェスティバル」は快晴につき、屋外イベントも天気の心配なし。
 
会場に多くの親子が集い、盛大に開催されますことを祈念いたします。
 

【くどいようですが、「はやぶさ」一般公開にもぜひご参加ください】
 
さて、こうしたイベントが行われる本日5月10日は「母の日」。
 
「母の日」は毎年、5月の第2日曜日となっていますが、恥ずかしながら、その由来を知らないままこの歳まできてしまいました…。
 
ということで調べてみると(といってもググっただけですが)、「母の日」のきっかけは、今から100年以上前の20世紀初頭。
 
アメリカに住むアンナ・ジャービスさんという女性の行動によるもので、彼女が亡き母を偲び、フィラデルフィアの教会で母が大好きだった「白いカーネーション」を霊前に手向けたことによるとありました。
 
アンナさんの母親は、南北戦争中に負傷兵を敵味方なく助けた平和活動家であり、アンナさんの「母に感謝を捧げる休日を」という切実な願いは、1914年に当時の大統領によって正式に「5月の第2日曜日」として制定。
 
日本では、母の日が伝わったのは大正時代で、当初は皇后陛下の誕生日である3月6日に行われていましたが、戦後1949年ごろから、アメリカにならって現在の「5月の第2日曜日」に定着したとのこと。
 
かつては、母が健在なら「赤」、亡くなっていれば「白」のカーネーションを胸に飾る習慣もありましたが、現在は「母への愛」という花言葉を持つ赤いカーネーションや、お母さんの好みに合わせたピンクの花などをあげるスタイルが主流となっています。
 
こうして由来を知ればなお、普段思っていてもなかなか口や行動に出せない「母への感謝」を直接表すことの大切さを思うところ。
 
思えばわが家では、昨年秋に父が逝ってからはや半年が経ちましたが、この間も気丈に頑張る母。
 
今日は照れることなく、感謝の気持ちを伝えたいと思います。
 
(追伸)
ミサイル艇「はやぶさ」は、本日16時に桜岸壁を出航し、“母港”舞鶴に帰ります。
わが国の平和を守る、艇と乗組員の皆さんをお見送りできればと思いますので、お時間のある方はぜひ桜岸壁までお越しくだされば幸いです。
 

【青空に映える、昨日の「はやぶさ」】

海上自衛隊ミサイル艇「はやぶさ」の一般公開にぜひご来場を

ブログ 政治

海上自衛隊ミサイル艇「はやぶさ」
 
海上自衛隊ホームページ(HP)“水上艦艇”では、「はやぶさ」型の装備は以下のように記載されています。
 
・基準排水量  200t
・主要寸法   長さ 50m、幅 8.4m、深さ 4.2m、喫水 1.7m
・主機械    ガスタービン3基 3軸、ウォータージェット推進装置
・馬力     16,200PS
・速力     44kt(ノット)
・主要兵装   62口径76ミリ速射砲×1、艦対艦ミサイルシステム一式
・乗員      約21人
 
特筆すべきは“速力”であり、44ノット(81km/h)は、海上自衛隊の艦艇の中で最速。
 
1999年に発生した、能登半島沖での北朝鮮不審船逃走に後押しされる形で建造されたミサイル艇「はやぶさ」が昨日、敦賀港桜岸壁に入港し、歓迎式を執り行いました。
 
なお、入港の目的は、5月10日(日)に、きらめきみなと館と桜岸壁で開催される「第44回 親子のフェスティバル」のため。
 
自身が理事を務める「敦賀防衛懇話会」では、13時予定の入港を歓迎すべく桜岸壁(きらめきみなと館の裏手)で待ち受けると、白灯台の向こうに「はやぶさ」の姿が。
 
湾内につき速度を落とし、慎重に着岸しました。
 

【入港するミサイル艇はやぶさ】

【敦賀防衛懇話会では、横断幕を掲げ歓迎】
 
海上自衛隊水上艦艇群にあって独特の存在感を放ち、沿岸の基地・港から発進、高速航行。
 
搭載した艦対艦ミサイルで敵艦を制圧する高速戦闘艇は、軍用航空機の世界でいう「迎撃機」の存在と似ていると言われますが、船体を見ればその表現がピッタリだと、あらためて感じたところです。
 
この「はやぶさ」。
 
実は、3年前の入港時には特別見学の機会を得、乗組員の方のご案内で艦内を説明いただいた経験がありますが、まず主要兵装に関しては、76ミリ速射砲や後方に備えた4基の艦対艦ミサイルシステム、また警告射撃などに使用するため12.7ミリ重機関銃、レーダーを撹乱するランチャー砲などの火力を装備。
 
また、能登半島沖での経験を踏まえ、高速で逃げ回る船舶を追尾できるよう、強力なガスタービンエンジンを3基も搭載しており、海上自衛隊初のウォータージェット推進により最高44ノット(時速81km/h)もの速力を発揮でき、前述のとおり、これはこれまでの海上自衛隊保有の艦艇で最高のスピード。
 

【「はやぶさ」を後方より見る。日章旗の奥に斜め置きされているのが艦対艦ミサイル。後方下部の黒い部分がウォータージェット推進機構。】
 
なお、砲塔やレーダー、手摺りや梯子の構造物に至るまで、ステルス性に配慮された形状(レーダー波が放射状に反射するよう)になっている細部にわたる設計に驚いたところ。
 
また、CIC(Combat Information Center=戦闘指揮所)は6畳程度の広さでコンパクト、アルミボディにて軽量化された船体は風と波の影響をもろに受ける(船体が80度ほど傾くこともあるそう)ことから立ち席はなく、すべてショックアブソーバー及び5点式シートベルト付きのシートを配備しているとのことで、考えただけでも船酔いしそうになったことを思い返した次第です。
 
実は今日も特別見学に参加する予定としていますが、有事の際にはいち早く現地に向かい、最前線で制圧する役割を果たす「はやぶさ」乗組員の皆さまにおかれましては、365日24時間、わが国の領土・領海、国民の生命と財産を守るため献身的に従事いただいていることに心より敬意と感謝を表する次第です。
 
さて、ここまで「はやぶさ」について紹介してきましたが、入港目的である「第44回 親子のフェスティバル」(主催:青少年健全育成敦賀市民会議)は、明日5月10日(日)に開催されます。
 

 
上記チラシのとおり、きらめきみなと館内外にて、はたらくくるまの展示やグルメイベント、各種体験イベントなど、様々な催しが行われます。
 
そして、桜岸壁では9時30分から15時まで、ミサイル艇「はやぶさ」の一般公開や自衛隊装備品展示などが行われます。
 
もちろん入場無料、事前申込の必要なく、どなたでもご覧になれますので、ぜひご来場いただければと存じます。
 
お子さんや保護者の皆さまには、実際間近で船体や艦内をご覧いただき、自衛隊を身近に感じ、その役割や装備の重要性について知っていただければ幸いです。
 
加えて、このような「リアル」を体感すれば、国防は理想論では決して成り立たず、取り巻く脅威に対して、抑止力が働くのは均衡する軍事(防衛力)あってのこと。
 
つまりは、「自分の国は自分で守る」との考えを共有いただければなお幸いです。
 

【船首にたなびく日の丸に、乗組員の皆さんの「国を守る」との使命感が重なった次第】

石田嵩人 福井県知事が敦賀市内の原子力施設を視察される

ブログ 原子力

ゴールデンウィーク(GW)明けの昨日は、街頭活動からスタート。
 
予報によれば、日中の気温は25℃まで上昇するとあって、朝の日差しは強く、上着を着ていると汗ばむほどでしたが、雲ひとつない青空はやはり気持ちの良いもの。
 
約30分の街頭演説中、GW期間中にあったことでも話してるのでしょうか、ワイワイと元気に登校する中高生の姿は楽しげ。
 
私にとっても明るく、爽やかな朝となりました。
 

【とはいえ、ご通行中のお車には「頑張りすぎない」ことなどを呼びかけました】
 
さて、終日青空が広がった昨日、一番の話題は、石田嵩人(たかと)福井県知事が、敦賀市内の原子力施設を訪れたこと。
 
石田知事におかれては、先の4月13日に関西電力の高浜、大飯両原子力発電所を視察し、安全対策などを確認され、1月の知事就任後初めて、県内の原子力発電所をご覧になったところでしたが、これに続き、昨日は米澤光治敦賀市長との面談の後、日本原子力発電の敦賀発電所、日本原子力研究開発機構のもんじゅを視察されました。
 
視察に先立ち行われた敦賀市長との面談では、議員宛に送付された議事概要によれば、冒頭市長より、意見交換ならびに一緒に敦賀発電所やもんじゅなどを視察する機会を持てたことへの感謝の言葉に続き、敦賀市は原子力と50年以上の関わりがあり、立地する敦賀1号機、2号機、ふげん、もんじゅと、全て炉型が異なり、廃止措置も進む上に、新しい研究炉や商業炉の計画もあり、全国的にも珍しいところである旨ご挨拶。
 
これに対し、石田知事からは、米澤市長をはじめ敦賀市の皆さまに対し、日頃からの県政へのご理解への謝辞があった上で、原子力発電所の立地地域として様々な困難に直面しながらも、半世紀以上にわたり、エネルギー政策、エネルギーの安定供給に多大なる貢献をされてきたことに、改めて敬意と感謝を表されました。
 
その上で市長から、敦賀3、4号機増設計画を含む次世代革新炉の開発・導入に向けた課題解決によって、事業者にとっても、立地自治体のまちづくりにとっても予見性が高まること、原子力防災や周辺の道路整備、原子力リサイクルビジネス、試験研究炉や嶺南地域の産業や地域医療に至るまで大きく5点について。
 
知事からは、お話はしっかりと伺ったとし、今後もこうした切実な課題に対して、県と市町がしっかりと緊密に連携して対応していきたいと考えるのでよろしくお願いしたい旨の言葉がありました。
 
その後は、敦賀発電所では、2号機で実施している地盤に関する追加調査現場、1号機の廃止措置作業や3、4号機建設予定地なども確認され、知事からは「しっかりと安全対策をした上で調査している印象を受けた」との感想が(福井新聞記事より)。
 
また、もんじゅでは、4月28日に再開した中性子遮へい体などの取り出し作業の様子を見学したほか、1995年にナトリウム漏れ事故があった配管室なども見て回ったとのこと(同新聞記事より)。
 
こうして視察を終えた知事からは、報道陣の取材に対し、「事業者の安全に対する姿勢を直接確認することができた。安全確保を大前提とした上で(立地)地域振興をどう進めるか、県としてもできることをしっかりやっていく思いが強まった。」と述べられました。
 
これで県内原子力事業者の発電所をすべて確認された石田知事。
 
決して上から目線で申し上げる訳でないことをご容赦いただいた上で、4月、そして今回の視察で知事が感じられたのは「百聞は一見に如かず」ではなかったかと。
 
自ら現場に足を運び、ご自身の目で確認されるその姿勢に敬意を表するとともに、今後はそのご経験をフルに生かし、県政そして国のエネルギー・原子力政策に対し、毅然と対応いただくことを切に期待する次第です。

ゴールデンウィーク明けに気をつけたい「五月病」

ブログ 社会

このゴールデンウィーク(GW)期間中も関係なく業務にあたっていただいた方、あるいは最大12連休でまだお休みが続いている方を除いては、今日からお仕事。
 
暦通りの学校もそうでありますが、それぞれ連続休暇を楽しまれ、リフレッシュされた後の通勤、通学になろうかと。
 
どちらかといえば“体育会系”の私としては、「さぁ今日から張り切っていきましょう!」と言いたいところでありますが、その言葉は控えた方が良いよう…というより、控えるべき。
 
その理由は、「五月病」(ごがつびょう)。
 
といっても医学的には「五月病」という正式な病名はなく、主にストレス源を要因とする「適応障害」の一種とある訳ですが、日本医学予防協会によれば、そもそもこの時期は、「春は1年のうちで寒暖差が一番大きく、気温の変化に対応するため、身体は交感神経の働きが優位な状態(緊張状態)が続きやすくなります。この状態では、疲れがたまりやすい、免疫力が下がる、胃腸の働きが落ちる、肩や腰が痛くなる、身体が冷える、寝つきが悪くなるなどの症状があらわれやすくなります。」とし、“春は自律神経の乱れに注意”する必要があるのだそう。
 
こうした身体の状態に加え、意識するしないに関わらず、心身のストレスが重なるのが「五月病」。
 
調べてみると、ヒットしたのは「協会けんぽ」のホームページで、次のように解説されていました。
 
<五月病の原因とは?>
五月病の原因は、春の気候や生活リズムの変化です。気温の変動で体調が崩れやすく、生活リズムが乱れると睡眠不足に陥ります。このような状況が続くと、体も心も疲れやすくなり、五月病を引き起こす原因となります。さらに、4月の環境変化によるストレスや疲れも影響しています。5月の連休で、長期間の緊張から解放されると、心や体の疲れが出て、やる気が低下し、五月病を引き起こすことがあります。
そのため、早めに気づき、適切な対策を取ることが重要です。たとえば、十分な休息を取ることや、リラックスする時間を確保することが大切です。また、無理をせずメンタルヘルス支援などの専門家に相談することも検討しましょう。五月病を放っておくと、うつ病や適応障害に進行することがあるので注意が必要です。
また、周りにそのような方がいないか、気を配ってあげてください。
 

【協会けんぽホームページにあった、4コマ漫画の1コマ(抜粋引用)】
 
また、<五月病を防ぐためのポイント>としては、
 
□セルフチェックを行う:自分が頑張りすぎていないか、疲れがたまっていないかをこまめに確認しましょう。
□適度な運動:ウォーキングやストレッチなど、日常的に体を動かすことで気分転換・リフレッシュを図りましょう。
□ストレス発散方法を見つける:趣味でリラックスする時間を作ったり、お風呂でゆっくりしたりして、日々のストレスを発散しましょう。
□自分への期待を調整する:新しい環境に慣れるには時間がかかります。無理せず、少しずつ慣れていくことを受け入れて、自分へ期待しすぎないようにしてみましょう。
□周囲のサポートを受ける:調子が悪いと感じたら、家族や友人に話して気持ちを軽くしましょう。また、職場や学校のメンタルヘルス支援、働く人のメンタルヘルス「こころの耳」を利用するのもひとつの方法です。
 
 →協会けんぽHP『5月 ゴールデンウィークから初夏にかけて気をつけたい「五月病」』はこちら
 
うつ病と症状が似ているため混同されやすいですが、5月病(適応障害)の場合、進学や就職、異動など環境の大きな変化によるストレス源そのものが取り除かれると、良くなることが多いのも特徴ともあります。
 
ついては、上記4番目のポイント「自分への期待を調整する」にあるよう、「早くなじまないといけない」「完璧に仕事をこなそう」と過剰に適応しようと必死になり、心身のエネルギーを消費することを避けることが特に大事かと思います。
 
心理学でいう「燃え尽き症候群」(バーンアウト)、つまり「ガソリン切れ」の状態にあるとも例えられますので、「調子が出ないな」「やる気が出ないな」という自覚症状のある方は、決して自分を追い込み過ぎることなく、無理せずに。
 
また、そうした雰囲気や態度が見受けられた場合に、職場などで「しっかりしろ」「長く休んだ分頑張れ」などの声かけはもってのほか。
 
職場内では、「五月病」の特徴を共有の上、個々人のGW前との変化を注意深く見守って、そのストレスが少しでも和らぐよう配慮、対応していきましょう。
 
職場や学校の大切な仲間の、一時の「五月病」が「万病」とならないように。

珍しい?電力供給過多による「下げ代不足融通」指示がされる

エネルギー ブログ


【すべてが鏡のように映るかの昨朝の風景】
 
昨日は「こどもの日」にふさわしい、気持ちの良い青空広がる一日。
 
ゴールデンウィーク(GW)も終盤で、この天気を「待ってました」とばかりにお出かけになった方も多いのではないでしょうか。
 
わが家も妻、帰省していた長女、母、そして“きゅう”と一緒に、鯖江市の「つつじ祭り」へ。
 
例年よりあたたかい日が多く、つつじは“散り始め”との情報を把握していたものの、一部でも咲き誇る主役(つつじ)の姿を見ることができればと、多くの来場者でにぎわう西山公園に着くと、実際は“咲き終わり”。
 

【西山公園の眺望】
 
とはいえ落ち込むことなく(笑)、新緑の中、西山動物園(レッサーパンダも見ました)や園内を散策、まさに“花より団子”と、草団子や五平餅に舌鼓を打ちつつ楽しんだ次第です。
 

【せっかくなので、レッサーパンダと“きゅうちゃん”のツーショットをご紹介】
 
早いもので、世間でいうGWは今日で終わり。
 
最終日にお出かけになる方、または帰省等で運転される方は、くれぐれもご安全に。
 
さて、冒頭の写真から言えることは、豊富な水のありがたさですが、昨日は珍しいことがありました。
 
それは電力供給のことで、需要量>供給力の場合に、電力広域的運営推進機関(OCCTO)から各エリアで電力融通する旨の「指示」が出されたことは、これまで何度も紹介してきましたが、昨日あったのは逆の、需要量<供給力の場合の「電力融通指示」。
 
OCCTOが電気事業法第28条の44第1項及び業務規程第111条第1項の規定に基づき、北陸電力送配電供給区域の需給状況改善のため行った指示は以下のとおり。
 
◉指示をした日時及び内容
<指示日時> 5月5日 4時02分
・中部電力パワーグリッドは、北陸電力送配電から5月5日の6:30から8:00の間、最大11.5万kWの電気の供給を受けること
・中国電力ネットワークは、北陸電力送配電から5月5日の7:30から8:00の間、0.94万kWの電気の供給を受けること
・北陸電力送配電は、中部電力パワーグリッド、中国電力ネットワークに5月5日の6:30から8:00の間、最大11.5万kWの電気を供給すること
 
◉指示をした理由
北陸電力送配電供給区域において、水力発電の自流増(※)により、需給バランスを保つための下げ代が不足するおそれがあり、広域的な融通を行うことによって、電気の需給状況を改善する必要があったため。
 
(※)自流式とは“流れ込み式”ともいい、河川を流れる水を貯めることなく、そのまま発電に使用する方式。この方式の発電所は出力の小さい発電所が多い。
 
また、指示を受けた北陸電力送配電のホームページ(プレス)によれば、“北陸エリアの火力発電設備や再生可能エネルギーの出力抑制などの対応を行ってもなお、供給が需要を上回り(下げ代不足)、電気の需給状況が悪化するおそれがあったことから、「再生可能エネルギー電気の利用の促進に関する特別措置法施行規則」および電力広域的運営推進機関の「送配電等業務指針」において定められている「優先給電ルール」に基づく需給調整措置を講じたものです。当社は引き続き、電力の安定供給に努めてまいります。”とありました。
 

【参考:電力需給と必要性のイメージ図(北陸電力送配電HPより引用)】
 
元々、電源構成における水力発電の割合が約25%と、日本の大手電力会社(旧一般電気事業者)の中でもトップクラスの同社においては、もしやこれまでも経験されていることなのかもしれませんが、あらためて、北陸地方の豊かな水資源を活かしたエネルギー源のありがたさを感じたところです。
 
今冬の大雪などによって、山々に蓄えられた恩恵とも言えますが、こうしてあらゆる電源を活用して「安定供給」に努めてきたことに感謝と敬意を表するもの。
 
この時期は、需要量<供給力であったとしても、これから増す需要増により、夏季は需要量>供給力となることが考えられます。
 
その時に、北陸の水力が貢献することを期待するとともに、同エリアにおいてはやはり、ベースロードとしての志賀原子力発電所の一日も早い再稼働を願う次第です。

いこうぜ!みんな キラキラのあしたへ ゴーゴゴー! 〜今日から「こどもまんなか 児童福祉週間」〜

ブログ 社会

本日5月5日は「こどもの日」。
 
こどもの日は、昭和23年の「国民の祝日に関する法律」の制定当初に定められた計9日の「国民の祝日」の一つであり、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」日とされています。
 
なお、祝日法の制定に当たって新たにこどもの日が設けられたことについて、「こどもを主体とした日で、いわゆるリーガル・ホリデーとしては世界に例のないことであり(当時)、如何にも新しい日本の国にふさわしい祝日である」として、審議の中で賛意が示されたことが報告されています。
 
また、こどもの日の日付けについては、子どもに関する風習としては3月3日の「ひな祭り」と5月5日の「端午の節句」があり、これを合わせて5月3日とする案もありましたが、5月3日は憲法記念日とすることとなったため、季節のよい5月5日を採ることとされました。
 
こどもの日が5月5日とされた背景にはこうした経緯があり、「決して男の子だけを対象としたのではない」と説明されていることに納得するところ。
 
加えて、趣旨の最後に、「母に感謝する」とあるのは、“こどもを育ててくれた母親や家族へ感謝を伝える日”との意味とのことであり、まさに社会全体で期待し、感謝する日であると、あらためて認識するところです。
 
さて、こどもの日の今日を起点にはじまるのは「こどもまんなか 児童福祉週間」。
 
期間は、5月11日(月)までの1週間。
 
こども家庭庁、社会福祉法人全国社会福祉協議会、公益財団法人児童育成協会が主唱するもので、その一つ全国社会福祉協議会のホームページ(HP)によれば、「こどもまんなか 児童福祉週間」は次のような趣旨を汲んでいます。
 
《全国社会福祉協議会HP抜粋》
「こどもまんなか 児童福祉週間」は、国民の間に児童福祉の理念や制度の周知を図り、国民の児童福祉に対する理解と認識を深めることをねらいとして、1947年(昭和22年)より、毎年、5月5日の「こどもの日」を中心に、全国的に実施されてきたものです。
子どもや家庭を取り巻く環境は少子化の進行に伴う育児不安や子育ての孤立化、児童虐待の増加、ヤングケアラー問題、インターネットやSNSの普及による子どもへの悪影響など大きく変化していることから、次世代を担う子どもが心身ともに健やかに生まれ育ち、家庭や地域で心豊かに安心・安全・安定して生活の営みができる環境づくりを推進していくことは、極めて重要な課題となっています。
 
<引用終わり>
 
後段の取り巻く環境を見るに、このような取組を始めた戦後の時代には、予想だにしなかった状況にあり、こうした時だからこそ、社会全体の運動として機運を高め、意識醸成を図ることが重要と考える次第です。
 
なお、この習慣における主な運動項目は次の8項目。
 
1.児童福祉の理念の普及
2.家庭における親子のふれあい促進
3.地域における児童健全育成活動の促進
4.こどもの居場所づくりの推進
5.児童虐待への適切な対応
6.母と子の健康づくりの推進
7.多様化する保育需要等への対応
8.障害等のあるこどもとその家族が安心して過ごせる地域作りの促進
 
そして、今年度、全国から応募された6,863点から選ばれた標語は、「いこうぜ!みんな キラキラのあしたへ ゴーゴゴー!」。
 

【今年度の啓発ポスター】
 
明るい未来へと、力強く呼びかけるこの標語の作者はなんと、6歳!
 
「子は地域の宝」
 
こどもたちの健やかな育成について、地域の皆で考え、行動していきましょう。

福井県警察防犯アプリ「ふくいポリス」のご活用を

ブログ 防犯/防災

ゴールデンウィーク期間中も飛び込んでくる、物騒な事件。
 
流れてくる犯罪や事件はテレビやインターネットの中、しかも発生しているのは全国の別の場所ということで、正直“身近に”とまでは感じられないのが人間の性ですが、事件は福井県内でも。
 
新聞情報によれば、4月30日未明、福井県福井市二の宮3丁目のアパレル店に複数人が侵入し、高級ブランドのアクセサリーや衣類、財布など約100点が盗まれていたことが5月3日、同店への取材で分かった。店によると被害額は約6千万円相当という。1日には同市内の別のアパレル店でも同様の被害があり、福井県警は関連も視野に窃盗事件として捜査しているとのこと。
 
いわゆる強盗事件が、連続して県内で発生したことに警戒感が増すところです。
 
そう思えば私の場合、県内で発生したかどうかが、事件を“身近なこと”と感じるか否かの基準になっていることに気付く訳ですが、この機にと、福井県内の治安状況等について調べてみました。
 
調べるにあたっては、以前にもご紹介しました福井県警察のアプリ「ふくいポリス」が大変便利。
 
県内で発生した事故や犯罪、不審者情報のみならず、県警本部からのお知らせや県警ホームページにもリンクしており、ここでは県、公安委員会、警察が令和7年4月に共同で策定した「安全・安心ふくいプログラム2025-2026」の取組について、中間結果の公表がされていました。
 
中間結果の概要版を見るに、各カテゴリーごとの取組内容とともに、主な事案の統計が掲載されていましたが、特殊詐欺やSNS型投資詐欺、サイバー犯罪の件数が著しく増加していることが分かります。
 

【「安全・安心ふくいプログラム2025-2026」中間報告(概要版)を引用掲載】
 
詳細は、以下リンクよりご覧ください。
 
 →福井県警察ホームページ「治安を回復するために」はこちら
 
また、興味深かったのが、併せて掲載されていた「治安に関する県民意識調査2024」(R6.10 調査)。
 
問3にあった「福井県の治安について、不安に感じるものはなんですか」では、「オレオレ詐欺など特殊詐欺」が43.5ポイントで前回2位から1位に。
 
「殺人、強盗など凶悪な犯罪」は全体7位(24.8ポイント)ながら、前回調査より11ポイントも増加しているとあり、先にあったこととの関連性を感じたところです。

【「治安に関する県民意識調査2024」より抜粋引用】
 
加えて、たまたま閲覧した「HOME ALSOK研究所」の「福井県治安ランキング2025 市区町村別の治安が良い地域と悪い地域は?」のページがこちらも興味深く、福井県の犯罪状況や県内市町の治安ランキングなどが公表されていました。
 
 →HOME ALSOK研究所ホームページ「福井県治安ランキング2025 市区町村別の治安が良い地域と悪い地域は?」はこちら
 
ここに記載の「治安の悪いTOP3」では、1位が福井市(187.79人に1件)、2位敦賀市(239.58人に1件)、3位坂井市(267.82人に1件)。
※(  )内の数値は、刑法犯遭遇率
 
順位の根拠となるのは、『福井県警察 犯罪統計(5)市町村別 認知件数「令和6年」』によるとあり、「敦賀市」の刑法犯遭遇率が高い理由は「敦賀市は、福井県のほぼ中央に位置する日本海側に面した港町です。京阪神や中京方面からのアクセスが便利で、花火大会や敦賀まつり、赤崎獅子舞など季節ごとのイベントも多く開催され、人が多く出入りするため犯罪遭遇率が高くなっている」とありました。
 
ちなみに、福井市や坂井市も「人の出入が多い」ことが理由として挙げられていた訳ですが、他エリアからの侵入者が引き起こす犯罪に留意すべきと認識した次第です。
 
こうして、各種データなどから、福井県内あるいは地元敦賀市の状況を把握できた訳であり、また機会をとらえて、周りの方へと伝えていきたいと思います。
 
結びに、自然災害と同様、犯罪に関しても「自分の身は自分で守る」を基本に、ご家族を守る意味でもぜひ、福井県警察の防犯アプリ「ふくいポリス」をインストールの上、ご活用いただけますようお願いいたします。
 

« 古い記事 新しい記事 »