さ、ひっくり返そう。

ブログ

定例会毎に発行している「やまたけNEWS」も次回は第4号。
 
昨日は、レイアウト校正・印刷までをお願いしている会社さんと打ち合わせ。
 
労働組合の役員時代からお世話になっているこの会社さんは、血の通った広告・宣伝を目指し、「キモチ、ツナガル。」をキャッチフレーズとする、私にとって「あたたかい」存在。
 
実は昨年、ご主人が命に関わる病に倒れ、奇跡的な回復と辛いリハビリを経て復帰。
その間、ご主人の看病をされながら、気丈に会社の切り盛りをされた奥様。
 
昨日は、そんなお二方を前に打ち合わせをさせていただいたのですが、以前と変わらぬ何気ない当たり前がこんなに幸せなものかと改めて本当に良かったと感じると同時に「何事も絶対にあきらめない」ことの大事さを思い返した次第です。
 
本日は、その奥様が当時のご自身の状況に照らしつつ、「言葉ってすごい」とFacebook投稿され、それ以降、私も大切に保存しているた令和2年元旦の新聞広告をご紹介します。
 
この言葉を信じて行動し、このご夫婦(ご家族)はまさに「奇跡」を起こしました。
 
人生「土俵際」や「絶体絶命」に追い込まれからが勝負。
ドラマを起こせるかどうかは、自分の気持ち次第です。
 
今の新型コロナも皆の「さ、ひっくり返そう」の気持ちで「大逆転」を起こしましょう。
 
(追伸)
添付の写真は、一度上の行から読んでいただいた後、「必ず下の行から」読み返してください。
でないと意図が伝わりませんので…。
 

休校期間中の子どもたちを地域で見守ろう

ブログ 地域コミュニティ

昨日、敦賀市内の小中学校においては入学式・始業式が行われました。
 
既に高浜町など4町が6日に入学式を実施、12市町は延期判断と福井県内でも対応が分かれる中での実施に対し、受け止めも様々であったと承知しています。
 
私は、先週確認した通り、元々、8日の学校再開に向けて学校再開ガイドライン(文科省)に従い、新型コロナ感染対策を施すなど開校準備を進めていたこと、対策について医療機関(市立敦賀病院)の確認を行っていること、特に新1年生(小学校)については、卒園から所属が定まらないままとなってしまうことへの懸念があることなどを踏まえた敦賀市の開催判断を理解するところです。
 
そのうえで次なる課題は、学校再開(5月7日)までの休校期間中の対応です。
 
臨機応変な対応が続く中、一際安全も求められる学校・児童クラブ関係者の皆さんの心身の負担はさぞかし大きいものと思いますが、この1ヶ月間経験した学校と児童クラブとの連携や対応をもとに、長時間となる学校内での過ごし方や生徒・保護者とのコミュニケーション方法(家庭訪問や電話、学級だより等)など、懸念される点へのフォローアップをお願いするところです。
 
また、先日の町内班長会でも確認した通り、休校期間中の子どもたちを「地域で見守る」ということが、私たちの意識として大事なことと思います。
 
こんな時に必要なのは「お互い様」の心。
それぞれが持つ様々な負担や不安を「支え合う」ことで少しでも和らげ、家庭や地域に笑顔ある社会であり続けられるよう、皆で力を合わせていきましょう。
 

※写真は粟野小学校のHPより拝借しました。

福井県は「緊急事態宣言直前」と発表

ブログ 新型コロナウイルス

昨日、東京など7府県を対象に新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言が出されました。
 
安倍首相は記者会見において、宣言を行う理由や具体的な措置などについて説明のうえ「最も重要なことは、国民の皆さんの行動を変えること」と国民への協力を呼び掛けました。
 
また、緊急事態宣言を受け、福井県においては杉本知事が「緊急事態宣言直前」としたうえで、県民に向けて一段高い対応を求めると会見で述べられました。
 

 
新型コロナ特措法に関して、感染拡大を抑制するには状況に応じた自治体ごとの対応が不可欠であることから、具体的措置に関しては各都道府県知事に権限を委ねており、杉本知事の呼び掛けは、その立場にある者としての危機感と責任感の表れであると受け止める次第です。
 
まさに平時と違う不確実性が高い有事のときこそ、リーダーの意思決定とプロセスのあり方が問われる訳であり、福井県においては各市町の統一性と県民の一体感ある行動に向け、杉本知事の強いリーダーシップを発揮していただけるようお願いしたいと思います。
 
歴史的なこの日、奇しくも月が最も地球に近づくスーパームーン。
夜空を見上げると、いつもより大きく煌々と輝く月がありました。
 

 
輝く月に照らし、果てし無き宇宙に存在する地球人類が、いま戦っているのはたった数μmのちっぽけな相手と思うと、何とも不思議な感覚にもなる訳ですが、まさに映画のような様相を呈しているこの戦いに必ずや勝利しなければなりません。
 
ここからが正念場です。
引き続き、ともに頑張りましょう!

新型コロナの影響と桜の約束

ブログ 新型コロナウイルス

新型コロナによる自粛要請が続く中、その影響や市内の景況感を把握すべく敦賀商工会議所に伺いました。
 
商工会議所が開催する窓口相談には、この日までに約70以上の事業者が訪れており、約半数が当面の運転資金調達に関する「資金繰り」の相談とのことでした。
 
また、その資金繰りに関しては、国の緊急対策(日本政策金融公庫の新型コロナ感染症特別貸付:無利子・無担保融資)への斡旋を行うものの、福井県内においては、何と武生支店が鯖江以西の4市7町を業務区域としていることから申込み受付がパンク寸前であったところ、公庫側の対応や商工会議所による申請手続きバックアップなどにより、融資までのスピードアップが図れつつあるとのことでした。
 
しかしながら、売上げの減少や予約キャンセルなど、影響は小売、飲食、宿泊、サービス、製造、建設業に至る全分野にまで及んでおり、足下の運転資金を確保することは勿論のこと、この自粛ムードからいつ脱することが出来るのか、事業が継続出来るか否かの時期的な見通しを立てられる状況にしなければ、この先、辛い判断をせざるを得ない事業者が出てくるのは必至の状況とさらに危機感が増した次第。
 
国には、とにかくスピード感ある施策の実施を求めるとともに、新型コロナを抑え込むためには、いま置かれている福井県内の状況に危機感を持って、県民挙げて封じ込めに取り組まねばなりません。
 
先般から続けていた「元気が出る敦賀の桜シリーズ」。
本日をもって最後にします。
 
ラストを飾るのは、私のブログを見て「是非ここも見に来て」とオファーがあり、伺うことを約束した「東浦小中学校」の桜。
夕暮れ時でしたが、何とか約束を果たすことが出来ました。
 
ついでに立ち寄った「恋人の聖地」からの夕陽も素晴らしく、本日は「元気が出る桜と夕陽のセット」をお届けし投稿を終えたいと思います。
 

東浦小中学校の桜。オファーに値する美しき咲き具合でした。

数々の生徒を見送り、迎えたであろう校門の桜。

「恋人の聖地」と呼ばれるに相応しい杉津パーキングからの眺め。向こうに見えるのは敦賀半島。

帰り道の江良海水浴場。飛行機雲と空、静かな波音は明日への活力となりました。

外出自粛の中でも至急必要なこと

ブログ 地域コミュニティ

不要不急の対義語は、造語で至急必要、火急必要のようですが、外出自粛の中にあっても、これにあたるものとし、昨晩、町内の班長会を開催しました。
 
今年度の町内活動を行うにあたり、本来、最高決定機関の「総会」において活動計画や予算を決定いただくところ、今の状況で多数を招集するのは避けるとの判断のもと、次なる決定機関である「班長会」にて承認行為を行う旨、既に3月下旬に町民の皆さんにお知らせしていたもの。
 
開催にあたっては、入退館時の消毒スプレー、マスク全員着用、離隔距離をとった座席配置、換気、意見の個別集約、議事の円滑化により、会議時間を可能な限り短縮するなどの対策を講じたうえで、結果、約30分の会議にて議事を終えました。
 
会の中で、区長からは新型コロナに対する留意事項や町内活動への影響見通しなども話され、役員並びに班長の皆さんと認識共有を図れたとの意味においても、開催の意義があったと考えるところです。
 
余談ですが、この会において、私は副区長の任を拝命しました。
大好きなまち、ひばりヶ丘町のために今後も尽力していきます。
 
不要不急の外出自粛に対しては、団体・企業・個人の判断に委ねられる部分が多くありますが、ひとつ一つの事案に確固たる考えを持って判断し、責任を持って行動することが感染拡大防止につながるものとし、敢えて町内の事例をご紹介させていただきました。
 
いずれにしても目的は、見えない敵「新型コロナ」を一日でも早く抑え込むこと。
引き続き意識を高め行動していきましょう。
 

球春遠くとも「敦笑」から元気をもらう

ブログ 敦賀と野球

新型コロナの影響により、様々なイベントの中止・延期が決まるなか、福井県高野連も3日、春の北信越地区高校野球福井県大会を中止すると発表しました。
 
致し方ないこととは言え、他の高校スポーツも同様、特に最終学年を迎える生徒にとっては、これまでの努力の成果を試す場、チームの皆とプレーする残り少ない場がひとつ一つ失われていく訳であり、その心中を思うと正直胸が痛くなります。
 
そんな中、我が息子も所属させてもらっている敦賀高校野球部のマネージャー4名が、手作りマスク100枚を市の社会福祉協議会に届けたとのニュースが先日ありました。
 

 
同校野球部は以前よりボランティア活動にも取り組んでいるところですが、こんな時に何か貢献出来ないかと、部活自粛で生まれた時間を逆に活用し、自らの発想と行動で取り組む姿、笑顔でマスクを贈るマネさんの姿は、社協のみならず市民の皆さんにも元気を届けたのではないでしょうか。
 
まさに、野球で敦賀を明るく笑顔にする「敦笑(とんしょう)」のスローガンをマネさん達が実践した形で、私も2つの意味で元気をもらいました。
 
こんな生徒たちが、球音無く、無念のまま青春の1ページを閉じてしまうことのないよう、そういう意味でも新型コロナを1日も早く抑え込まねばなりません。
 
本日の敦賀の桜は、私が住むひばりヶ丘町内のグランド。
野坂の御嶽をバックに凛と咲く桜からは、華やかさより力強さ(コロナに立ち向かう)を感じました。
なお、外出に関しては、3密条件は1つも揃っておりませんのでご容赦のほど。
 


福井県内にも外出自粛要請

ブログ 新型コロナウイルス

昨日は、教育委員会並びに市役所の関係部署に伺い、来週8日に控えた小中学校の再開に向けた対応や新型コロナによる市内経済への影響状況などについて確認。
 
学校に関しては、文科省発出の再開ガイドライン等に基づき慎重に準備を進めているとしたうえで、今後の県内の状況も見極め対応していくとのことでした。
 
そんな確認をした後、杉本福井県知事の会見において、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるためとして、19日まで週末終日と平日夜間に不要不急の外出と会合を自粛するよう県民に緊急要請、これに併せ県立学校の休校も5月6日まで延長すると発表がありました。
 
この日も福井市を中心に新たに12名の感染者が確認され、これで県内感染者は42例目となっている状況からすらば致し方ない判断と受け止めつつ、国の施策も踏まえながら、さらに停滞する経済活動や仕事と子育ての両立支援など、基礎自治体として講ずべきは何か。
市としては、既に福井県経営安定資金を利用される中小企業者の利子分を負担(無利子に)するなどの対応も行ってきているところでありますが、自身の立場としてもしかと考えていきます。
 
さて、こんな時だからと続けている敦賀の桜シリーズ。
 
本日は、野坂一円の景色となります。
寄ったのが18時前につき、やや日陰となっておりますが、少しでも気持ちが明るくなればと思い掲載しますので宜しければご覧ください。
 

野坂山第一駐車場からの眺め。

粟野駅のホームより。

バーベキュー場の桜のトンネル。

夕陽と桜のトンネル。

粟野駅前の桜の巨木。

ウイルスとの戦いと敦賀連隊の桜

ブログ 新型コロナウイルス

福井県では、昨日新たに9名(福井市及び越前市)の新型コロナ感染者が確認され、これで30例目となりました。
 
いずれも既に確認された感染者が勤務する飲食店を利用したり、感染者と接触があったとのことであり、この感染経路をもとに重点的に検査を行っているとのこと。
 
福井県においては、初の新型コロナ感染者確認以降、その都度杉本知事が説明者となって記者会見を開いていて、その模様はyoutubeでも確認することが出来ます。
 
昨日もyoutube再生にて会見を拝見すると、時折専門部署に補足説明を求める場面はあるものの、ほぼ知事が受け答えをし、現場実態をもとに直接県民に呼び掛ける姿に、首長としての責任と覚悟を強く感じました。
 
ドイツのメルケル首相ではありませんが、こういった非常事態の時に国民(県民)に統率感ある冷静な行動を促すには、トップの姿勢と発する言葉が重要であり、本県においては、杉本知事が語る言葉(要請や指示を含む)をしかと受け止め行動にあたるべきと考える次第です。
 
さて、元気が出るようにと掲載を続けている敦賀の桜シリーズ。
本日は、その名も「桜ヶ丘の桜」(ウチの近所)です。
 
この地は、日露戦争と第二次世界大戦に出兵した敦賀連隊の駐屯地があった場所であり、町内には多くの英霊が眠る慰霊碑が建てられています。
 


 
我が国のために命を懸けて戦った英霊の思いと桜を重ね合わせると、まさに日本人の心に宿る、散りゆくはかなさ、尊さを感じる訳でありますが、ここは英霊の犠牲によって国難を乗り換えてきたパワーと捉え、皆さんにもお伝えすることにしたいと思います。
 

思い出は匂いとともに

ブログ 敦賀の自然

杉箸の話題が続きますが、今日はおまけです。
 
昨晩家に帰ると、妻から優しい尋問。
何でも、洗濯を終えどうも変な匂いがすると洗濯機の中を覗くと、「カメ虫(通称:屁こき虫)」が一匹横たわっていたそうで、持ち込み疑惑の目が私に…。
 
洗濯の水流で滲み出た「カメ虫エキス」は、洗濯物にもほんのりと残り香を漂わせ、たまらずもう一度洗濯機を回したとのこと。
 
尋問を受け、杉箸の炭小屋の中で見掛けたカメ虫が付着し持ち帰ったに違いないと、すぐさまお詫び。
「カメ虫も杉箸の思い出やな」との言葉が浮かびましたが炎上系ワードにつき即座に封印した次第。
 
この日は、胸のポッケに挿したボールペンもそのままだったらしく二重被害を与えてしまい反省。
 
新型コロナウイルスがある中で不謹慎かも知れませんが、こういった感染源も持ち込まないよう注意ですね。
 
さて、元気が出る敦賀の桜シリーズ。
本日は、雨の帰路に立ち寄った西福寺。
しとやかに濡れた桜は、華やかというより風情がありました。
 



「杉箸の箸」でまちを元気に!

ブログ まちづくり

今日から新年度。
新型コロナによる停滞感は否めませんが、少し気持ちを切り替えて、前向きに頑張りましょう!
 
さて、昨日はアカカンバで有名な杉箸地区にお邪魔し、まちを元気にと始めた「杉箸の箸」づくりの取り組みを伺ってきました。
 

 
愛発地区の国道8号線から滋賀県に抜ける柳ヶ瀬方面にある、この「杉箸」は、「はるか昔、敦賀湾に海賊が押し寄せた時に、都から仲哀天皇がこの村を訪れ、敵に味方が大群であると見せかけるため、杉で作った箸を大量に川に流したことが由来し、つけられた地名」(箸袋の説明より)との言われがあるのにまず驚き。
 

 
そして、この「杉箸の箸」づくりの切っ掛けは、小浜の箸屋さんが、たまたま「杉箸という名前に箸の由来はないのか?」と敦賀の方に問われたことから始まり、人伝いに杉箸の方と関係を持つ中で由来が判明、何と小浜の箸屋さんは、箸を製造する機械ごと無償で貸与し、作り方を伝授されたとのことでした。
 

 
こういった背景のもと、杉箸産杉の間伐材から4つの工程を経て作られる、全て手作りの「杉箸の箸」は、非常に香りの良い、地元の皆さんの杉箸への愛情がこめられたものでありました。
 

 
この日、従来から地域活性化活動の拠点としている「炭小屋」(ここで炭焼きをしている)に集まったメンバーの方とともに、これまた杉箸産の猪鍋までいただきながら、地区の状況や愛発地区の課題などについてもお話することが出来、私にとって大変有意義な時間となりました。
 

 
笙の川の源流に近く、山に囲まれた長閑な田園風景、歴史、アカカンバに箸、そして何より、誰でもあたたかく迎え入れてくれる「人」が素晴らしいまちだと感じました。
 
先ほど述べた「炭焼き」での地域活性化の取り組みをされていた「杉箸元気会」さんは、その取り組みが評価され、先般、敦賀市の「地域じまん事業認定」の交付を受けたところ。
 

 
会のリーダーの思いは、杉箸への愛情たっぷりに「こんな時だからこそ、自然と田舎を大切に」、「自分たちで楽しみながらまちを元気にする」とのことでした。
 
私自身もこの考えと思いに大賛成!
昨日伺ったエピソード、五感で味わった杉箸の良さをしっかり胸に留め、活性化に向けた取り組みにともに参加し、支援していきたいと思います。
 
とても居心地が良く、気づけばすっかり半日お世話になってしまいました。
杉箸元気会の皆さん、ありがとうございました!

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