球春遠くとも「敦笑」から元気をもらう

ブログ 敦賀と野球

新型コロナの影響により、様々なイベントの中止・延期が決まるなか、福井県高野連も3日、春の北信越地区高校野球福井県大会を中止すると発表しました。
 
致し方ないこととは言え、他の高校スポーツも同様、特に最終学年を迎える生徒にとっては、これまでの努力の成果を試す場、チームの皆とプレーする残り少ない場がひとつ一つ失われていく訳であり、その心中を思うと正直胸が痛くなります。
 
そんな中、我が息子も所属させてもらっている敦賀高校野球部のマネージャー4名が、手作りマスク100枚を市の社会福祉協議会に届けたとのニュースが先日ありました。
 

 
同校野球部は以前よりボランティア活動にも取り組んでいるところですが、こんな時に何か貢献出来ないかと、部活自粛で生まれた時間を逆に活用し、自らの発想と行動で取り組む姿、笑顔でマスクを贈るマネさんの姿は、社協のみならず市民の皆さんにも元気を届けたのではないでしょうか。
 
まさに、野球で敦賀を明るく笑顔にする「敦笑(とんしょう)」のスローガンをマネさん達が実践した形で、私も2つの意味で元気をもらいました。
 
こんな生徒たちが、球音無く、無念のまま青春の1ページを閉じてしまうことのないよう、そういう意味でも新型コロナを1日も早く抑え込まねばなりません。
 
本日の敦賀の桜は、私が住むひばりヶ丘町内のグランド。
野坂の御嶽をバックに凛と咲く桜からは、華やかさより力強さ(コロナに立ち向かう)を感じました。
なお、外出に関しては、3密条件は1つも揃っておりませんのでご容赦のほど。