民主主義の根幹を考える定例会最終日

ブログ 敦賀市議会

令和8年第4回(9月)敦賀市議会定例会が閉会。
 
最終日を迎えた昨日は10時より本会議を開催。
 
採決では、提案された議題19件を可決(決算案件は「認定」)、この日追加提出された「人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求める件」4件について同意、請願については1件を採択、もう一件を不採択としました。
 
また、採択した請願「核兵器禁止条約第1回再検討会議への日本政府のオブザーバー参加を求める意見書」については、所管する総務民生常任委員長よりB議案(議員提出議案)として提出され、これを可決。
 
地方自治法第99条に規定により、国会及び関係行政庁に提出することとなりました。
 
なお、事前の通告により、議題の採決前には以下5件について討論。
 
◉第56号議案 令和8年敦賀市一般会計補正予算(第6号)→ 反対1
◉第59号議案 敦賀市市営住宅管理条例の一部改正の件 →反対1、賛成1
◉第64号議案 敦賀市立少年自然の家設置及び管理に関する条例廃止の件 →反対2
◉第69号議案 令和7年度敦賀市歳入歳出決算認定の件 →反対1、賛成2
◉第72号議案 令和7年度敦賀市水道事業決算認定の件 →反対1、賛成1
 
請願に関しては、「請願第4号 国が主食の需給に責任をもち、国民への安定供給を支えるに十分な備蓄水準への早期回復と米価下落阻止を求める意見書提出に関する請願書について」について、原案に賛成1、反対1の討論あり。
 
私は「反対」の立場で討論した次第です。
 
※討論全文は、このブログの後に掲載しますので、そちらをご覧ください。
 
なお、討論は言うまでもなく、賛否を明らかにした上で自身の考えを述べることから、自身もそうであるよう、登壇者はそれぞれ思いをもって臨まれるわけですが、とりわけ反対の討論では、思いが募るあまりか?強い言葉が発せられることも。
 
例えば、理事者の対応を「不誠実」と公言することは極めて重いことであり、受け止めや討論のやり方も議員ぞれぞれと思いながら拝聴した次第です。
 
加えて、2議案、1請願の採決の場においては、議場を退出し、採決に加わらなかった方(トイレなどで“加われなかった”可能性もありますが)が。
 
私としては、決定権者である議員の最も重要な役割は、“議案の賛否を明らかにすること”であり、つまりはこの採決にあると考えることから、“退席=責任を果たしていない”ものと、昨日も思っていたところ。
 
ふと、本当にそうなのか?このことをAIに聞いてみたところ、以下の回答がありました。
 
◉民主主義の観点から見ると、議員には「どう判断したかを有権者が確認できること」が重要です。
◉その意味では、単に退席するよりも、賛成したのか、反対したのか、なぜ退席したのかを明確に説明する責任があると思います。
◉理由の説明がない退席は、一般的には議員としての責任責任を十分に果たしているとは言い難く、一方で、退席に合理的理由があり、その理由を住民に説明しているならば、必ずしも無責任とは言えないでしょう。
◉要するに、問題は「退席したこと」そのものよりも、「なぜ退席したのかを有権者に説明しているか」ではないでしょうか。
 
この回答に納得。
 
とはいえ、私は今後も「退席」という選択をすることはないと思いますが、少なくとも“退席=責任を果たしていない”と決めつけることは控える所存です。
 
33日間にわたる定例会の最後は、討論や採決など、民主主義の根幹に関わることを考える場ともなりましたが、引き続き「議会は言論の府」であることを胸に置き、議員としての役割と責任を果たしてまいります。
 
結びに、本定例会に際し、議案準備から一般質問対応、審査まで丁寧に対応いただいた理事者各位、議会運営をしっかりと支えていただいた議会事務局の皆様に感謝申し上げます。
 
次回、11月30日開会の第5回となる12月定例会もよろしくお願いいたします。
 

【定例会終了後は、今日から始まる「つるが鉄道フェスティバル」の準備お手伝いに。このロケーションこそやはり、敦賀が「鉄道と港のまち」と言われる由縁(新幹線は敦賀工業高所有のもの)】