笑顔は人のためにある

ブログ 新型コロナウイルス

ゴールデンウィークの風物詩といえば、忙しく動くトラクターの姿とピンと水が張られた田園風景。
 
水が張られた田を見ると、何か生命力が吹き込まれたようで、小さな苗が秋には稲穂が垂れるまで成長する姿に、生きる力を感じる訳ですが、これと併せ、粟野地区の風物詩といえば何と言っても「逆さ野坂富士」。
 
昨日掲載した写真もそれに近いものがありましたが、昨夕、野坂の麓に自転車で撮影に向かうと、やや曇り空ながら見事な写り込み具合の「逆さ野坂富士」をスマホに納めることが出来ました。
 

【名付けて、「田園に浮かぶ、逆さ野坂富士」】
 
この景色は、稲が成長するまでの期間限定につき、宜しければ皆さんも野坂の麓の風景をお楽しみくださいませ。
 
なお、もうひとつの目的は「畦のお宝」をということで、帰りに「野びり」を収穫。
 

 
この様子をSNSでも紹介すると、次々とコメントがあり、私がこれまでの間ずっと「野びり」と呼ぶと思っていたのは、正しくは「野蒜(のびる)」と言い、古くは「古事記」や「万葉集」にも謳われる「自然の幸」であることまで教えていただきました。
 
地方のなまりでこう呼ぶようになったのかも知れませんが、それでも本来の名前を知っていることは大事なこと。
 
教えていただいた皆さん、ありがとうございました。
 
「野蒜」は今晩、美味しくいただきます(笑)
 
さて、早いもので、暦でいうゴールデンウィークは今日の「こどもの日」で終わり。
 
敦賀の天気はあいにくの雨模様のようですが、「自粛のゴールデンウィーク」の最終日を家でゆっくり過ごすのも良きものと、ポジティブ思考でいきたいものです。
 
家時間といえば、私ごとで恐縮ですが、ちょうど今月で1歳になる、我が家の愛犬「きゅう」とのコミュニケーション時間。
 
私のことは「ご主人様」でなく、「遊び相手のお友達」とでも思っているようですが、引っ張り合い道具の「ロープ」を目の前まで持ってきては、「これで遊んでよ〜」と言わんばかりにポトリと落としたり、「お腹減ったよ〜」とばかりに服の袖を引っ張ったりと、犬は犬なりにしっかり話し掛けて来てくれる姿が何とも愛おしい訳であります。
 
私も目を見て、優しい言葉で話し掛けるように努めていますが、最近では話したことがまるで分かっているかのような行動をしてくれるようになり、こうして人と同じように、コミュニケーションが取れるというのは、何とも心満たされるものです(完全な親バカ?ですみません)。
 
そんな折、ある新聞の子育て相談欄に、端午の節句の日にちなんで「マスクでも笑顔が伝わる方法」との見出しの記事を読みますと、次のようなことが書いてありました。
 
子どもは大人の笑顔が大好きで、大好きな人の笑顔を見ると嬉しくなり、安心感のようなものを感じます。
しかし、今のコロナ禍のご時世、仕方ないこととはいえ、笑顔で話し掛けても、その表情が見えないというのは本当に残念なこと。
そこで、マスクをしていても笑顔が伝わるいい方法があります。
言葉掛けです。

「できたね」、「うわあ、かっこいいね」など褒め言葉や、「がんばろうね」、「できるかな」などのちょっとした優しい言葉をたくさんかけるのです。
経験上、そういった言葉を言う時のその人の顔は笑顔であることを知っている子どもは、その言葉を聞くだけでその人の笑顔が浮かんできます。
マスクをしていても、その顔はもう笑顔にしか見えなくなるのです。
「笑顔は人のためにある」と言われます。
笑顔になれば、自分よりも相手が嬉しくなるのです。
家族の笑顔が、コロナ禍をうまく乗り切るポイントかもしれません。

 
引用が長くなりましたが、読み終わって、「本当そうだなあ」と感じた次第。
 
これは、子育て相談の記事でしたが、マスク生活でのコミュニケーションの取り方に悩むのは大人とて同じこと。
 
「目は口ほどに物を言う」とも言いますが、ここは「優しい言葉」を積極的に掛けることで、コロナ禍であってもあたたかい家族、社会を維持していきたいものです。
 
コロナの感染で、どこかギスギスした雰囲気が漂うところですが、気持ちと行動ひとつで明るく出来ます。
 
本日のブログをお読みいただいた方は是非、身近な方へは特に、「笑顔と言葉」を大切に、マスク生活を乗り越えていきましょう。
 
もちろん私も先頭切って、「やまたけスマイル」で行動していきます。