甲子園閉幕。敦賀市議会9月定例会は本日開会。

ブログ 敦賀市議会

オリンピック同様、熱戦が続く東京パラリンピックは早や第6日を終え、昨日は陸上男子1500メートル(車いすT52)で佐藤友祈選手が大会新記録で金メダルを獲得し、400メートルとの2冠達成とのニュース。
 
これで日本のメダル数は、金4、銀4、銅10となりました。
 
多岐に亘る種目にて、障がいを抱えていることを忘れてしまうかの躍動感で競技する選手を見ていると、不屈の精神と並ならぬ鍛錬でこの場に辿り着いたことが伺え、生きる勇気、自分も頑張らねばと感じてしまうもの。
 
大会も中盤に入っていますが、9月5日の閉幕までその勇姿を応援したいと思います。
 
また、この日の熱戦といえば甲子園。
 
智弁学園(奈良)対智弁和歌山の「同門対決」となった決勝戦は、鮮やかな先制パンチで幕を開け、終わってみれば9-2で智弁和歌山が2000年に続き、21年ぶりの夏制覇となりました。
 
ここでいつもの優勝シーンと違ったのは、9回、最後のバッターを打ち取り、ゲームセットとなった場面での智弁和歌山の選手の行動。
 
その瞬間、いつものように人差し指を突き上げ、マウンドで歓喜の光景が繰り広げられるかと思うところ、選手は静かにホームに整列、その後、校歌斉唱を終えてからようやく喜びを爆発させました。
 
宮坂主将のインタビューでは「相手もいますし、礼が終わってから喜ぼうと思った」と、喜びよりも同門の選手に気遣う姿勢を貫くことを、選手自ら決めた姿に、思わず尊敬の拍手を送った次第です。
 
まさに「礼に始まり、礼に終わる」で、日程消化が心配された異例の「夏の甲子園」は、清々しさと夏の終わりを告げ、大会を終えました。
 
さて、甲子園閉幕後の今日からは、令和3年第3回(9月)敦賀市議会定例会が開会となります。
 
令和2年度敦賀市歳出歳入や上下水道事業などの決算認定、大型プロジェクトである「清掃センター整備事業費」、「一般廃棄物最終処分場整備事業」などを含む一般会計補正予算、条例改正案など10議案が提出されることとなっており、こちらは従来同様、最後までの慎重審査・審議に努めていきます。
 
また、一般質問は、9月7日から9日に掛けて行われる予定であり、こちらは智弁の選手に習い「礼」を重んじつつ、甲子園に負けぬ熱い議論が出来ればと思います。
 
一方、心配なのが敦賀市内での新型コロナウイルス感染。
 
昨日の新規感染者は4名でしたが、市内の学校での感染確認はこれで5日連続、今回、当該校については、本日30日(月)から9月1日(水)までの3日間を臨時休業とし、PCR検査、消毒作業を実施することとなりました。
 
併せて、市立敦賀病院職員の方の感染により、お産の受入れ及び小児の入院については、当面休止をする旨の連絡がありました。
 
その間、県内他医療機関での対応を依頼しているとのことですが、地域医療を一手に受け入れる敦賀病院ですので、慎重な対応をお願いするところであります。
 
まさに、こうしたコロナ禍のリスク管理、危機管理という点については、私自身、今回の一般質問で取り上げていくこととしておりますが、まずは議会自体の円滑な運営に支障を来さぬよう、自身のコロナ対策を一層徹底していきたいと思います。
 
こうした状況の中始まる9月定例会。
 
コロナの関係もあり「是非、傍聴にお越しを」とは言えませんが、RCN議会チャンネル或いは敦賀市議会インターネット中継などにより、関心をもってご覧いただければ幸いです。
 

【昨日の朝散歩からの風景。コロナはあれど、心は晴れやかに前向いて、今日からの議会に臨みます。】