敦賀の「夏の風物詩」開催に向けて

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16日の土曜日には、3年ぶりの「海開き式」が行われる敦賀。
 
夏本番と言いたいところですが、予報を見ると、ここから先暫くは曇り/雨マークが続く、梅雨のような天気。
 
晴れが続けば雨が欲しい、曇り空が続けば晴れて欲しいと、人間とはわがままなものと苦笑いするところですが、願ってもどうにもならない天気ばかりは受け入れるしかありませんね。
 
さて、その「海開き」のメインとなる「気比の松原海水浴場」ですが、既にプレハブの救護所設置や照明用の電柱、バーベキュー・キャンプ禁止、路上駐車禁止などの注意看板が立つなど、着々と海水浴客の受け入れ準備がされるところですが、昨日も立ち寄ると、有料駐車場となる浜グラウンドでは区画杭を打つ作業が行われていました。
 
気比の松原に関しては先の6月定例会一般質問において、「敦賀のシンボル」に相応しい、モラルある利用に向けた管理について意見提起したところですが、この夏も多くの海水浴客に訪れて欲しいと思う一方、節度ある利用をお願いするところ。
 
とりわけ、松陵中学校前の交差点から松原中央駐車場に向かうまでに3箇所設置された、敦賀観光協会名での「バーベキュー・キャンプ全面禁止」の看板は大変目につきやすいものとなっていますが、ここは「名勝指定」された「国定公園」であるとの意思の表れと感じるものであり、この点については、海水浴客の皆さんはもとより、市民の皆さんにも今一度ご理解いただく旨、私の立場からもお願いする次第です。
 

【敦賀観光協会名で設置された看板。何卒ご理解のほど。】

【駐車場用の杭打ちが進む浜グラウンド】
 
また、もうひとつ、敦賀の「夏の風物詩」といえば「敦賀港カッターレース」ですが、こちらは7月2日にカッター下ろし(陸から海にカッターを浮かべること)と初心者練習、9日並びに10日には参加チームによる練習会が行われ、いよいよこの週末17日に本番を迎えるところ。
 
私も事務局として運営に携わらせていただいているところですが、今回で第25回を数えるこの大会をすべてボランティアでされてきた皆さんと和気藹々、アイデアを凝らしながら準備にあたるだけで楽しいもの。
 
こういったことがまさに「市民力」であり、まちの「活力や活気」につながると肌身で感じるところです。
 
そのカッターレースに関しては、昨晩、本番前最後の実行委員会を開催し、準備事項や大会運営について最終確認を行いました。
 
こちらも3年ぶりとなる大会には、ありがたいことに22チームに参加いただくこととなっています。
 
敦賀港を舞台に開催される「カッターレース」。
 
コロナ感染対策には十分留意しつつ、参加チームの皆さん、実行委員の皆さんとともに「夏の風物詩」と感じるためにも、何とか17日は晴れて欲しいと願うのはやはり、人間の性というものでしょうか。
 

【7月2日のカッター下ろしの様子】

【練習会の風景。青い空に青い海を颯爽と進むカッター。これぞ「夏の風物詩」ですが、本番はいかに。】