政治屋は次の選挙を考え、政治家は次の世代を考える

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参院選から一夜明けた昨日、選挙期間中に銃撃され、死去した安倍晋三元首相の通夜が東京・芝公園の増上寺で営まれ、約2500人が参列したとのこと。
 
天皇、皇后両陛下は同日、増上寺に侍従を派遣し、供物や生花などを贈られたともあり、改めて生前のご貢献に対し感謝申し上げるとともにご冥福をお祈りする次第です。
 
また昨日は、同じ町内にお住まいで、ともに町内活動などもされていた方の通夜も営まれました。
 
日曜日の朝刊に掲載されていた訃報で知った彼の死。
 
私より7歳も若い、彼の早過ぎる死は大変ショックであり、私と同じ思いで来られたであろう葬儀会場に入りきらんばかりの弔問者の数を見るに、彼の交流範囲の広さや皆から慕われていたことが想像出来るもの。
 
ご遺体に手を合わせ彼の顔を見ると感情が抑えきれませんでしたが、安らかにお眠りいただくこと、そして志半ばで逝った彼の分も精一杯生きることをお誓い申し上げた次第。
 
人生どこで何が起こるか分からないことを痛感する出来事が続いている訳ですが、今日死んでも悔いのない生き方、つまりは今生きている瞬間を大切に、そして丁寧に過ごすことを改めて自身の胸に留め置きたいと思います。
 
さて、悔いなきようにと言えば、この参院選。
 
当落という結果はあれど、どの陣営に置かれてもこの18日間の戦いは決して無駄になることはないと考えるところ。
 
我が国民民主党は、改選7議席から5議席に減らしたことが報じられていますが、昨日参院選結果を受けての党声明を発信していますので、以下ご覧ください。
 
【第26回参議院議員通常選挙結果を受けて(党声明)】
 
国民民主党
 
第26回参議院通常選挙の結果、国民民主党は、選挙区では公認候補者2名、推薦候補者3名の議席を獲得しました。比例代表においては昨年の衆院選時の259万票を超える316万票をいただき、3名が議席を獲得いたしました。応援をいただいた全国の皆さまに心より感謝を申し上げます。
 
党幹部が全国を回る中で、多くの皆さん、特に驚くほど多くの若い方々に演説会場に足を運んでいただきました。私たち国民民主党は「給料を上げる。国を守る。」を掲げ、教育・科学技術予算倍増など人への投資により給料が上がる経済をつくることを一貫して訴えました。演説会後には、奨学金が返済できるか、十分な給料がもらえるかといった将来への不安を中心に多くの声をいただきました。我々の訴えの重要性を再確認するとともに、政策実現にむけて邁進していかなければならないことも実感しました。
 
国民民主党は今後も「対決より解決」との考えのもと、政策本位でこれからも国民のための政策を実現していきます。国民民主党に対するさらなるご支援をよろしくお願いします。
 
以上
 

【11日、記者会見に臨む国民民主党の玉木雄一郎代表】
 
党本部の受け止めに習い、福井県連として考察すれば、昨秋の衆院選での比例獲得票約1万2千票に対し、今回の参院選では2万617票(政党名と名簿搭載者票の合計)と8千票以上得票数を伸ばしています。
 
とはいえ、党が掲げた比例獲得票500万票、福井県では2万7千票の目標を達することは出来なかった訳ですが、3月の県連設立、そこからの党勢拡大街宣や政策ビラの配布等の活動によって、これまで目につくことのなかった「国民民主党」の名前や存在が、少しづつでも認知された結果と推察するところです。
 
ジェイムス・フリーマン・クラークの有名な言葉に「政治屋は次の選挙を考え、政治家は次の世代を考える」とあります。
 
選挙目当てのパフォーマンスや活動ではなく、将来を創造し、その実現に向け日頃からの地道な活動を大事にせよと理解するところ。
 
そうした言葉も念頭に、国民民主党が党勢を拡大すれば、必ずや日本の政治は良くなるとの確固たる思いと合わせ、有権者の皆さんはもとより若い人が政治に関心を持ってもらうことが何よりも肝要であるとの考えのもと、選挙期間中自粛していた街頭での政治活動を再開のうえ、今後も「コツコツ」と頑張る所存です。
 
皆様方におかれましては、引き続きのご理解と叱咤激励のほど宜しくお願いいたします。