学び多き3日間【一般質問は今晩より再放送】

ブログ 敦賀市議会

連日目が離せない、北陸新幹線敦賀開業工期延期の問題ですが、昨日は与党の整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)にて再協議するも結論持ち越しとの結果。
 
やはり増加する分の費用負担が最大のネックかと思いますが、渕上敦賀市長も仰られているように「遅れたうえに費用負担せよというのはあんまり」とは、誰しも異論はないところで、全くもって私も同感。
 
国の予算編成のスケジュールを考えると、結論は待てても来週中とのことですが、ここは沿線自治体の意見こそ真っ当な考えであることから、地元選出国会議員の皆さんには粘りに粘って交渉いただき、費用負担なき工期延長を勝ち奪っていただくことを切に願うところです。
 
さて、話しは変わり敦賀市議会。
 
3日間、18名が登壇した一般質問が終了しました。
 
最終日の昨日は、5名の議員が登壇され、北陸新幹線開業延期の影響、原子力政策、リラ・ポート、コロナによる影響や防災、新ムゼウム、手話言語条例、高齢者の生活環境、鳥獣被害対策などのテーマについて議論。
 
昨日登壇された議員には期数を重ねた方が多いことは、昨日もお伝えしましたが、理事者への質問の仕方、例えば、敦賀きらめき温泉リラ・ポートに関し、入湯税を納めていない前指定管理者に対し、「事実上の横領であり、刑事責任を問うべき」と迫る姿などは見ていて迫力がありました。
 
また、決して駆け引きをされている訳ではないと思いますが、指摘する部分と建設的に意見を述べるバランスというのでしょうか、敢えてそうした組み立てをしてるのかなと見える議員さんもおられ、一般質問を通じ、議員が果たすべき行政監視機能と政策提言機能という役割を履行しているという意味合いにおいて参考になりました。
 
また、議員サイドのことばかりを申し上げてきましたが、何と言っても良き議論とするためには、対する理事者側の答弁が重要。
 
数名の議員が「誠実で分かりやすい答弁をお願いします」と枕詞を述べられたのに応えるかの如く、今定例会の一般質問も終始真摯に且つ正確な答弁をいただけたものと受け止めます。
 
これも対応する各部所職員さんの答弁作成を始め、想定更質問にも対応出来るよう、入念な準備をいただいたことに尽きる訳であり、両輪としてギヤが噛み合った議論が出来たことに感謝する次第であります。
 
今回、トップバッターとして質問を終え、以降の時間はこうして他の議員の質問、理事者の答弁のやり取りを興味深く拝見してきた訳ですが、改めて自身に照らすとやはり、シナリオを書き過ぎるのも良くないのかなと…。
 
どのやり方が正解ということは勿論無い訳ですが、現場実態を正確に把握するという大前提のもと、議場で「深掘りの議論」、「真に生きたやり取り」が出来るよう、次に向けさらに精進していきたいと思います。
 
一般質問はこれで終わりましたが、本日は常任委員会、来週は特別委員会、予算決算常任委員会と後半戦が続きます。
 
言わずもがな、どれもこれも市民生活と敦賀市政にとって重要な案件でありますので、初心忘るることなく、慎重且つ丁寧に審査を進めてまいります。
 
最後に、嶺南ケーブルネットワークの議会チャンネルでは、今晩から一般放送の模様が再放送(2回)がされます。
 
私のほうは、
◉12月11日(金) 19時〜
◉12月16日(水) 19時〜
となりますので、お時間ある方は是非ご覧いただき、ご意見などいただければ幸いに存じます。
(今後の成長のため、ダメ出し大歓迎ですので)