北陸新幹線敦賀開業。コロナはあれどもポジティブに。

ブログ まちづくり

二日連続の大雨警報が発報された昨日の敦賀。
 
例の如く市内を流れる河川の水位の監視をしていましたが、笙の川(観測地点:呉竹)では昨夜22時に1.56mまで上昇。
第2段階のはん濫注意水位(1.70m)一歩手前まで上昇したものの、その後は低下傾向を辿っています。
 
明日からは晴れマークも並んでいるとはいえ、出水期であることを忘れずに「油断禁物」で過ごしたいと思います。
 
さて、昨日は所用にて敦賀駅、会議にて中郷公民館に出掛けましたが、両方で感じたのは「北陸新幹線敦賀開業の息吹」。
 


【上2枚は現在の敦賀駅の様子】

【中郷公民館から見た新幹線工事現場。目の前は要塞のような変電所。】
 
少しアングルが悪いのですが、敦賀駅の背後には新幹線駅舎の骨格がそびえ立つ様子が鮮明となってきましたし、中郷公民館ホールからは新幹線用と思われる変電所と駅から車両基地をつなぐスロープ部分を間近で見ることが出来ました。
 
北陸新幹線敦賀開業に向けた工事に関しては、先の定例会開会時の市長提案理由説明の中でも触れられ、約5年6ヶ月の歳月を掛けて掘り進められている「新北陸トンネル」は来月に田尻工区まで貫通、これにより金沢・敦賀間で最も長い約19.7kmのトンネルが貫通する見込みとなっていることに加え、深山トンネルについても来月貫通予定となっており、市内2本のトンネルの掘削が完了するとのこと。
 
もうブログで何回も書いている訳ですが、こうして進捗する工事の状況を目の当たりにするとやはり、頭の中では新幹線が走る姿を想像するもの。
 
「せっかく新幹線が来るのに、コロナで台無しやな」
 
と吐き捨てるようにネガティブな言葉を掛けてこられる方もいらっしゃいますが、そう思いたい人はそう思っておけば良いと、話しは右から左へ。
 
このご意見に関して、逆に私は、新型コロナ感染によって「東京一極集中のリスクを露呈」したことは、裏を返せば「地方分散、地方の良さ」が見直される大きなチャンスになっていると考えている訳でありまして、そこは悲観的になることなくポジティブな思考で対応していきたいと思います。
 
とは言え、着実に進むハード整備に対し、ソフト面はどうか。
 
先ほどのようなネガティブ思考の方が多くを占めるようでは成功するはずがありませんので、ここはブレない目標と目的を持って市民の皆さんのマインドを整えていかねばなりません。
 
敦賀開業まであと2年9ヶ月。
 
withコロナにあっても機運を徐々に高め、ハード、ソフト両面の受け入れ態勢を整えていけるよう、私の立場でも引き続き取り組んでいきます。