「出前議会報告会」シリーズを終える

ブログ 敦賀市議会

快晴のもと迎えた「第4回地域共生社会推進全国サミットinつるが」2日目は、「認知症にやさしいまちづくり」、「地域で子どもを育むまちづくり」、「地域コミュニティを活かしたまちづくり」の3つのテーマに分かれ分科会を開催。
 
事前登録制の分科会で、どのテーマも関心があったものの、私は「地域コミュニティを活かしたまちづくり」を選択し参加しました。
 
パネラーのお一方は何と、地元粟野公民館の井原隆館長で、「『芋粥』の歴史を生かした地域づくり 〜粟野コミュニティの活動〜」と題し、地域の取組みを紹介されたほか、ディスカッションの場で「活動が上手く回っているポイントは」と問われた館長が「粟野地区21町の区長の皆さんが連携と絆を深めていること」と答えられたことを誇らしく感じた次第です。
 
昨日同様、いま、そしてこれからの課題に対し、地域コミュニティを軸として取組むための様々な視点、ヒントが得られたことは大変有意義であり、今後の自身の議員活動、地域での活動に必ずや活かしていきたいと思います。
 
その後は、3分科会からの報告、引継式や敦賀市出身の俳優大和田伸也氏によるご講演が行われ、2日間に亘るサミットが閉幕しました。
 
これだけの規模のイベント開催に向けては、準備、企画段階から相当なご苦労が会ったことは容易に想像できますが、本サミットの開催にあたりご尽力されました関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。
 
こうして学び多き機会を終え、夜は敦賀市議会で実施してきた議会報告会シリーズの最後、敦賀市PTA連合会殿との「出前議会報告会」を開催しました。
 
先方は理事の皆さん16名、議会側は議長、私を含め8名が出席。
 
これまでと同様、第1部では、議会の役割やしくみから各委員会で審査した今年度のトピックスをご報告、第2部では意見交換を行いました。
 
意見交換の場では、通学路や学校内の除雪対応、赤崎地区など市内の公園環境、来年度敦賀で開催される日本スポーツマスターズ(ゴルフ・水泳)の盛り上げなどについて意見があったほか、議員が学校関係の一般質問する際の裏付けや根拠の妥当性(一部の意見だけで決めつけてないか)についてもご指摘をいただきました。
 
ご指摘に関しては、全体の意見としてでないと、結果学校現場が混乱するため、ぜひ小中学校に関することであれば、自分達PTAを利用(聞いて)して欲しいとの趣旨であり、大変ありがたきご意見と感じた次第です。
 
なお、これらご意見に対しては、極力議会としても回答する訳ですが、昨晩は特に、ベテラン議員さんに過去経過なども踏まえお話しいただき、勉強になったところです。
 

【敦賀市PTA連合会さんとの議会報告会の様子。挨拶されているのは福谷議長。】
 
今年度は積極的に足を運んでの広報広聴活動を行うべく、3団体に伺った「出前議会報告会」を終え、委員長の立場として充実感があった昨晩でしたが、「聞く力」とは、頂戴したご意見にひとつでも多く応えること。
 
12月定例会開会が迫るところでありますが、しっかりと取りまとめのうえ、議会としての対応を協議していきたいと思います。
 
最後になりますが、今年度の議会報告会に参加いただきました皆様に改めて感謝申し上げます。
 
ありがとうございました。