「ウエステルダム」が敦賀に寄港

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日本列島が歓喜に沸いた野球の「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)準決勝。
 
日本代表「侍ジャパン」は、メキシコとの息詰まる激闘を村上宗隆選手のサヨナラ打で勝利し、3大会ぶりの決勝進出を果たしました。
 
試合展開のことはもう言うまでもありませんが、この試合で起死回生の3ランを放つなど3安打3打点の活躍で、WBCでの大会新記録となる通算13打点目をマークした吉田正尚選手(レッドソックス)に対し、米メディアの評価が高まっているとのこと。
 
吉田選手は、福井市出身で、高校時代は敦賀気比高でプレーしていたとあって、メジャーに認められるこの大活躍を誇らしく思うところですが、いよいよ今日は米国との決勝戦。
 
今日は定例会最終日につき、観戦は叶いませんが、大リーグのスター選手が集う「銀河系軍団」を破り、悲願の世界一を掴み取って欲しいと思います。
 
さて、盛り上がったといえば、ここ敦賀も。
 
週末の新幹線開業1年前イベント「つるがフェス」に続き、昨日は海外大型クルーズ客船「ウエステルダム」が寄港。
 
実に3年ぶり、昨年11月に国際クルーズ船の受入再開が発表されて以来、初めての寄港となりました。
 
「ウエステルダム」はオランダ船籍で、米国の「ホーランドアメリカライン社」が運航し、全長は285メートル。
 
今回の乗客数は約1600人で、米国やオーストラリアなどの外国人が多くを占めるとあり、鞠山岸壁に加えて、金ヶ崎や神楽一丁目商店街など、まちなかでも歓迎イベントが開催されたほか、「人道の港敦賀ムゼウム」や「氣比神宮」などに多くの方が訪れ、敦賀のまちを感じてくれたことを嬉しく感じた次第です。
 

【寄港したウエステルダム(人道の港敦賀ムゼウムTwitterより引用)】
 
また、市ではホームページにて、「様々な国から来られる乗船客の方々をみなさんで歓迎しましょう!!『国際色豊かな港町敦賀』を堪能できる、またとない機会です。ぜひお越しください!!」との事前呼び掛けもされていましたが、この寄港に際し、おもてなしのため準備、対応された関係者の皆様には感謝申し上げる次第です。
 
なお、こうして思うのはやはり、敦賀は「鉄道と港のまち」であるということ。
 
このコンセプトは、古からの歴史のうえに成り立っている、唯一無二の敦賀を表すものであり、これを追求していくことが、市民の皆さんの郷土愛と敦賀のブランド力をさらに高めるカギであると確信するところです。
 
そうしたまちに育ち、住んでいることを誇りに思い、私自身、引き続き、世界でオンリーワンの「敦賀」になるためにできることを、微力ながら尽力していきたいと思います。