任期最後の定例会を終える

ブログ 敦賀市議会

日本が前回王者・米国を3-2で下し、2009年第2回大会以来14年ぶり3度目の優勝を果たした野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。
 
耐えに耐えての悲願の世界一奪還に、日本中が勇気をもらったところですが、大谷選手らが客席のファンや激闘を繰り広げた米国ナインに向けても頭を下げ、感謝と敬意を示した場面が、「勝者の品格」と称賛を呼んでいるとのこと。
 
野球のみならず、礼に始まり、礼に終わるのが日本スポーツの美徳ですが、勝負の強さのみならず、そうした日本の文化が世界から讃えられていることを誇りに感じたところです。
 
さて、激闘のWBCと並行して開催されたのは、令和5年第1回(3月)敦賀市議会定例会。
 
9時からの議会運営委員会、続く全員協議会にて最終日の運営などを確認した後、本会議を10時に再開。
 
冒頭、市長追加提出議案「第30号議案 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求める件」について提案があり、人事案件につき質疑を省略し、採決を行い「可決」。
 
その後は、各常任委員会からの審査報告、討論・採決、議会提出議案「B議案第1号 敦賀市議会の個人情報保護に関する条例制定の件」および「B議案第2号 敦賀市議会委員会条例の一部改正の件」について提案・採決までを行い、結果、すべての議案を「可決」しました。
 
また、特別委員会からの中間報告の後、行われたのは、勇退議員からのご挨拶。
 
任期最後の議会では慣例として、希望される勇退議員の方においては、議場でのご挨拶の機会があるということで、昨日は6名の先輩議員、同僚議員が壇上に立たれました。
 
勇退される方の期数は、1期4年から8期32年まで幅広いものでしたが、ご挨拶では、市民や理事者、議会への感謝を述べられつつ、それぞれの課題認識のなかで、市政発展に向け全力で取り組まれたことが浮かぶような内容ばかりであり、心の中でそうしたご貢献に敬意と感謝を表した次第です。
 
また、その後は渕上隆信市長より、閉会にあたってのご挨拶があり、同じく今期をもって勇退される市長からは、改めて2期8年を振り返っての思いなどのお話しがありました。
 
市長のお言葉にあったよう、まさに「激動」の時代のトップリーダーとして、緊張と苦悩の連続であったかと思いますが、そうした環境下でも敦賀を前にと、市政運営、舵取役を努めていただいたことに、心より敬意を表します。
 
なお、残り任期は1ヶ月ありますが、全うされた後は、暫しお身体を休め、ゆっくりお過ごしいただければと思うところです。
 
勇退議員の皆さん、渕上市長、これまで本当にお疲れ様でした。
 
そうして、すべての日程を終え、任期最後の定例会が閉会。
 
早速、今日からは福井県知事選挙が告示されるほか、31日からは県議選と統一地方選挙の前半戦がスタートとなり、一気に選挙モードの様相となります。
 
私が挑戦する敦賀市議選は、後半戦の4月16日(日)告示、23日(日)投開票の日程で行われますので、気持ちもモードチェンジ。
 
勇退される議員の方々の思いも胸に、決戦に向け、闘志燃やして頑張る所存です。
 

【閉会後の本会議場。次こそ市民の付託を得てこの場所へ。】