AIでできることとできないこと

ブログ 活動報告

先の6月定例会が終わり、今日で9日目。
 
急ぎ、こなしていかないといけないのは「報告ごと」で、まず昨日は、敦賀市議会「議会だより」向けの一般質問報告原稿を提出したところです。
 
この原稿は、一般質問が終わっておおよそ2週間以内を目途に、議会事務局から質問者宛に送付される議事録(粗起こし)をもとに、発言・答弁に齟齬がないよう、引用部分をマーカーで示した上で、18文字×27行(単純計算で486字)以内でまとめるという作業。
 
私の場合、書き出せば早いのですが、お伝えしたいことが多くある中で、「ここは!」というやり取りをピックアップの上、提出した次第です。
 
また、並行して作成しているのは、自身の「やまたけNEWS」と、職域・地域での「報告用パワーポイント」資料。
 
これだけAI、AIと叫ばれる中にあって、自身の労力も軽減すべしと「報告用パワーポイント」をGoogleのNotebookLM(ノートブックエルエム)に作ってもらいました。
 
実は、以前に別の用途でスライドを作ってもらったところ、内容の正確さと分かりやすさ、そして自分では到底作り得ないデザインに大変驚いたわけですが、このNotebookLMの特徴は、指定したファイルやURL(PDF、ドキュメント、YouTube動画、音声データなど)を読み込んで学習し、正確な根拠(ソース)を基に作成されること。
 
また、提示AIが回答する際、元となる資料のどの部分からその情報を引っ張ってきたか(引用箇所)が明記されるため、一目でファクトチェックが可能であり、とりわけ正確性を期す、議員の報告資料作成に向いているとして使ってみた次第。
 
早速、先ほどの粗起こし議事録(約19,000字、A4で16ページ分)をNotebookLMのソースエリアに貼り付け。
 
「全25ページ、質問の総括も加えてスライドを作成」と指示すると、6〜7分後にパワポ形式のノートブックが作成され、楽しみに開くと『敦賀の未来を描くブループリント 〜現場の声を届け、なりわいを維持する〜』とのタイトルが書かれたカッコいい表紙が。
 
そして、2枚目には、質問にあたっての姿勢、3枚目には質問した3項目の構成。
 

【2枚目のスライド】

【3枚目のスライド】
 
勢いで、質問項目ごとに代表スライドを紹介しますと以下のとおり。
 
1項目めの「中東情勢を踏まえた市内事業者支援について」
 

(↑5月以降、17件は「相談」ではなく、融資制度の利用件数です)

 
2項目めの「高レベル放射性廃棄物の最終処分について」
 

 
3項目めの「敦賀市総合運動公園のあり方について」
 

 
こうした形で、報告用として使えることから、今後、この作業はAIに手伝ってもらうこととします。
 
そして「やまたけNEWS」。
 
紙面校正としては、質問項目ごとおおよそ500字程度にまとめるスタイルということで、こちらも試しにAIに要約してもらうと、これは使えない。
 
きめ細やかな指示をすれば良いのかもしれませんが、それを繰り返すより、自分で言葉をピックアップした方が的確で早いという結論に。
 
また、NEWSには単に、質問のやり取りを掲載するのみならず、これを踏まえた自身の思いや考えを述べることから、議事録から推察してそれを書かせることはAIにはできないということでしょう。
 
こうして、AIでできることとできないこと、任せることと任せられないことの峻別は、使ってみて自分なりに理解するところ。
 
最近では、議会の一般質問やSNS投稿までAIに作らせるとの話も聞きますが、AIに作らせた文章は分かりますのでご注意を。
 
私は間違ってもそれをすることはありませんが、AIは本来、人間が使うツール。
 
世界では、異次元の脆弱性発見能力を有する「クロード・ミュトス(Claude Mythos)」の登場により、サイバー分野に脅威をもたらす最新AI。
 
便利だからと、AIに自分が乗っ取られないよう、気をつけて利用していきます。

野党の審議拒否ではなく政府(総理)側の答弁拒否

ブログ 政治

対面、SNSを問わず、広く参加を呼びかけているのは、7月12日(日)に開催する敦賀市議会の議会報告会『議員と語ろう!〜駅前カフェ〜』。
 
先日は、敦賀市議会で作成したYouTube動画をお知らせしましたが、今度は自分のYouTubeチャンネルでも内容を説明してみました。
 
とにかく「お気軽に」ということに尽きますが、以下リンクよりご覧いただき、お越しいただければ幸いです。
 
 →YouTube「やまたけチャンネル」はこちらから
 

【よろしければ、チャンネル登録もお願いします!】
 
さて、サッカーワールドカップで一丸となった日本代表とは真反対に、大きく溝ができてしまっているのは国会。
 
皇族数確保策に関する皇室典範改正案が昨日、衆議院に提出され、政府は今国会中の成立を目指すも、衆院議員定数削減法案などをめぐる与党の国会運営に野党が強く反発し、衆参両院で審議拒否を続けている状況となっています。
 
そうした中、国民民主党など野党5党の国対委員長は同じく昨日、森英介衆院議長らと面会し、議員定数削減法案や「副首都」構想関連法案の審議中断を要請した上で(要請文は以下)、「皇室典範改正の議論のために必要な静謐な環境を整えていただきたい」と求めました。
 

【衆院議長に提出された、野党5党からの要請文書】
 
これに、「賛成したくない法案に野党がゴネている」と見られているのか、野党の審議拒否を批判する声も聞かれるところですが、決してそうではなく、「与党側、政府側(総理)が答弁を拒否している」からこうなっていることを知っていただきたく。
 
具体的な「与党・政府の答弁拒否」については、例えば、党首討論は昨年、毎年4月5月6月に1回ずつ党首討論を行うことで与野党で合意し、今年5月は実施されたものの、4月・6月は実施されず、6月に実施されなかった分、7月に時間を通常の45分より延長して党首討論を実施することで合意(開催日時はまだ決まってない)。
 
与野党で昨年に合意・約束したことをすでに与党側が破っていること。
 
予算委員会に関しても、今年6月の補正予算の審議が衆参で各1日ずつと短時間の開催、別途予算委員会を開くことで合意して、6月22日に開催されたものの、1日行わずに衆参各3時間ずつのみ、野党側は流石に短いと、7月にさらに予算委員会の開催を要求しているなど、端的に申し上げれば、総理が出る出番(党首討論、テレビ入り予算委員会)を拒否していると言えます。
 
こうした状況も踏まえ、国民民主党の玉木雄一郎代表は、自身のXで次のように述べています。
 
<以下、Xポスト引用>
 
【政府・与党に国会正常化に向けた協力を求めます】
 
政府(総理)の答弁拒否などが原因で、国会が不正常化しています。政府・与党には、自らが招いた不正常な状況を早く元に戻してほしいと思います。
 
個々の法案や政策では各政党の意見が異なりますが、本会議や委員会の開催は、与野党が合意して決めてきました。
 
それなのに、今回、自分たちで不正常化の原因を作りながら、勝手に本会議や委員会を開会し(職権立てし)、野党を無視して審議・採決を進める異常事態となっています。
 
野党の審議拒否と批判する声がありますが、その原因は政府(総理)の答弁拒否と出席拒否です。
 
国会で当たり前の対応をしていただければ、即、正常化します。
私たちもこれまで通り審議に参加し、賛成すべき法案には賛成します。政府・与党に対して、速やかな正常化を求めます。
 
国民民主党だけでなく、チームみらいや参政党など、政策によっては政府に協力する政党が増えている中で、全野党が一致して異議を唱えている異常さを国民の皆さんにもご理解いただきたいと思います。
 
・約束した党首討論を開催する。
・予算委員会の集中審議に応じる。
・自分たちに都合の良い法案だけ強引に進めるのをやめる。
・皇室典範改正のための静謐な環境を回復する。
 
こうした当たり前のことをしていただければ、いつでも国会は正常化します。
 
特に、衆議院・参議院正副議長のもとで取りまとめられた「立法府の総意」に基づく皇室典範改正法案の成立には、政争を排した静謐な環境の確保が不可欠です。
 
国会正常化に向けた政府・与党の協力を求めます。
 
<引用終わり>
 
野党からの要請に、与党・政府がどう応えるのか、それとも応えないのか。
 
議会制民主主義の根幹に関わるだけに、ぜひ関心をもってご覧いただけますようお願いいたします。

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