2026年8月4日
磐田市議会にて「オンライン委員会」を学ぶ
連日報道されている令和8年熊本地震の被災と復旧の状況。
まだ決して手放しで喜ぶものではないことをお断りした上で、昨日は、熊本市内で発生していた断水が全て解消したとの報を嬉しく思ったところです。
また、一昨日の朝に敦賀を出発した応急給水活動支援のことをSNSに投稿すると、当選同期で、同じ電力総連組織内議員の島津哲也 熊本市議会議員から「全国から沢山のご支援をいただき、心から感謝です。暑い日が続いていますが、なんとか乗り切りたいと思います。引き続きのご支援をよろしくお願いします。」とのメッセージがあり、これにエールをお返しした次第です。
こうして現地で奮闘されている同志の姿を思えば、「平穏」な中にあっても、今できることを精一杯やらねばとの思いが募るところ、敦賀市議会では、議会運営委員会の行政視察に。
たまたま、先週の産経建設常任委員会に続いての視察となったわけですが、1日目の昨日は静岡県磐田市議会をお伺いし、主に「オンライン委員会」について学んでまいりました。

【到着した磐田市役所】
今ではすっかり、サッカーJリーグの「ジュビロ磐田」で有名な、人口163,321人(令和8年6月末現在)の磐田市は、同市議会の秋山勝則副議長のご紹介によれば、歴史的には国府が置かれた地であり、浜松市などを含むこの地域の中心であったこと。
また、ヤマハの本社があるなど、産業のまちとして発展してきたことに加え、サッカーやラグビーのプロスポーツを始め、2002年東京オリンピックでは、卓球の混合ダブルスで水谷隼、伊藤美誠の磐田市出身ペアが金メダルを取ったりと、全国No.1か2を争うスポーツが盛んな街であるとの紹介がありました。
視察においては、議会運営委員会委員長、ならびに議会事務局様にご対応いただき、「オンライン委員会」と、これに関連する「磐田市議会業務継続計画(以下、議会BCP)」についてご説明いただきました。

【磐田市議会での視察の様子】
議会BCPに関しては、磐田市において大きな被害があった令和4年9月の台風15号襲来時の状況、当時定例会中であったため、会期日程を変更して対応したこと。
翌年の令和5年台風2号では台風襲来があったものの、被害は限定的で会期日程の変更等はなし。
磐田市議会においては、これらを契機に議会BCPを策定し、災害等発生時におけるルールを明確にしたとありました(議会BCPは、敦賀市議会も制定済)。
また、議会BCPにおいて、発災時に議会運営委員会で開催方法(オンライン)を検討するとされる委員会審査に関しては、主に次の事項について説明があった次第です。
・オンライン委員会は、Zoomを使って開催。
・オンライン開催の対象とする条件は、自然災害発災や感染症などにより、委員が議会に召集が困難な場合(本会議は除く)。
・開催条件に「その他、やむを得ない事由」とあるが、現状、出産や育児、介護は対象としていない。
・表決は「挙手」により、画面で確認する。
・制定以降、「オンライン委員会」を実際に開催したことはないが、操作演習は行なっている。
・操作演習は、委員会単位で、それぞれ別の場所にてZoomをつなぐ形で実施したことあり。
・新型コロナが明けて、今ではオンラインからやや離れている感があるため、平時時より「オンライン委員会」(または演習)を実施することを検討している。
・前述の「オンライン委員会」とする対象に関しては、“多様性に配慮した議会運営”について協議する中において、育児・介護等の事由により委員会室に来ることができない委員への対象拡大について検討中。
ご説明いただいた後の質問タイムでは、私からも何点か質問いたしましたが、議会運営委員長様からの回答を拝聴するに、自然災害発生時など、いざという時に機能するよう、「平時から」いかにオンラインの手法に馴染んでおくかが重要であるものと、あらためて認識したところです。
敦賀市議会においては、議会BCPは制定してあるものの、ここから派生すべき「オンライン委員会」の位置付けがルール化されていないことから、今回視察に参ったわけですが、昨日お伺いした内容を踏まえ、持ち帰り具現化に向けて検討していく所存です。
二日目の今日は、神奈川県秦野市議会で「委員会主導の政策提言」等について、同藤沢市議会では「カフェトークふじさわ」ほかについて、視察して参ります。
(おまけ)
市役所前には、オリンピック卓球混合ダブルス金メダルにかけ、ゴールドポストが設置されていました(何故か、名前が刻まれているのは伊藤選手のみ)。







