我が家にもワクチン接種券届く

ブログ 新型コロナウイルス

休日の昨朝、犬の散歩で町内を歩いていると、開放した窓の奥から「1回目打ってどうや?うんうん、ほんなら安心したわ〜」と、親御さんにでしょうか、どうやらワクチン接種後の状況を聞き、安堵したやり取りが聞こえてきました。
 
決して聞き耳を立てていた訳ではないのですが、偶然耳にした娘さんの心配する気持ち、ホッとした様子に、思わず心温まった次第。
 
さて、そのワクチン接種ですが、国内では、政府が職場接種の申請受け付けを一時停止したことに関連し、河野太郎行政改革担当相が、これまでの申請分の受け付け可否を判断するうえで、都市部への集中を避けるため、地域分布なども考慮に入れる意向を示したとのこと。
 
また、ワクチン開発に関しては、塩野義製薬が開発中の新型コロナウイルスワクチンを生産・供給できる量が、来年1月から年間最大6千万人分へ倍増することが分かったとのことであり、手代木(てしろぎ)社長は、「国産ワクチンを安定的に供給したい」と述べたとの報道。
 
塩野義のワクチンは現在、第1、2段階の臨床試験(治験)を国内で行っているとのことですが、さらに治験を進めて確認するほか、最終段階の大規模な治験について「アフリカや東南アジアでの実施に向けて調整中」と明らかにしました。
 
これを踏まえ、一定の条件を満たせば承認を受けられる国の「条件付き早期承認制度」が適用されれば「年内の実用化が可能」としているとのことであり、欧米諸国に比べ「遅い」との声もあろうかと思いますが、そこは過去の経験も踏まえ、慎重に慎重を期して進める日本の国情ながら、インフルエンザのように今後継続的に接種していくことを考えれば、こうして国内メーカーのワクチンが安定供給される目処が立ちつつあることは喜ばしいこと。
 
続報に期待したいと思います。
 
そして、日本国内では使用しない、英アストラゼネカ製ワクチンに関しては、6月4日に124回分を台湾に届け、接種が進んでいますが、さらに同ワクチン約100万回分を台湾に追加供与すると茂木外務相が発表。
 
台湾の外交部(日本の外務省に相当)は25日、「心からの感謝」を表明したとのことです。
 
このように国内外の動きに話題が事欠かない昨今でありますが、いよいよここ敦賀市では24日より、64歳以下を対象にワクチン接種券の発送が開始され、我が家でも24日には私、昨日は3名分が届き、これで一家4名分の接種券が揃いました。
 

【我が家に届いた接種券】
 
消防学校に通う長男は既に2回接種済みですが、名古屋で大学生活を送る長女には、当地での接種を待つため郵送、そして私と家内は7月12日以降、混み具合も見ながら接種予約を進めたいと思います。
 
福井県内は独自の緊急事態宣言発出中で、昨日も18名の新規感染者が確認されたところですが、こうして各自治体でワクチン接種が進み、いざ自分の手元にも接種券が届くと、暗闇のトンネルにようやく光明差し込む気持ちになるもの。
 
予断を許さない状況はまだ暫く続きますが、総じて言えば、確実にこのコロナ禍から脱する方向に向かっています。
 
連日、多田選手と重ねて恐縮ですが、「ゴールを見据え、気持ちは前向きに」、引き続きこの言葉を胸に、ともに頑張りましょう。