2026年9月4日
ありがたきお電話と「内水ハザードマップ」
昨晩あった、見知らぬ番号からの一本の電話。
仕事柄、電話には基本出ることにしているのと、最近は便利で詐欺や迷惑電話を見分ける機能があるため、通話ボタンを押すと、お相手はまったく知らない方。
県外の男性で、声のトーンからすると私よりずっとお若い方と察したところですが、何でも、インターネット検索で私のブログにヒットし、かけて来られたとのこと。
そのヒットしたキーワードは「防災」。
その方自身、昨今発生する大規模自然災害に脅威を感じつつ、被災リスクを可能な限り低減せねばと、各自治体が講ずる防災・減災政策を調べていらっしゃるとのことで、耐震や洪水などに対する先進的な取り組み事例をいくつもご紹介いただきました。
気づけば約50分お話ししたわけですが、私にとってみれば、思いもよらぬ“プッシュ型”で大変有用な情報を届けていただいたものであり、「突然すみません」と恐縮されるお相手に対し、逆に感謝する旨、お礼を申し上げ電話を切った次第です。
なお、電話を切る前に、「ところでなぜ私だったんですか?」「他の議員にもかけてらっしゃるんですか?」とお聞きしたところ、一つ目は前述のとおりネット検索でヒットし、ブログを読んで熱心に取り組んでいると思ったから。
二つ目は、地元の議員に伝えたものの、過去の教訓(以前に台風で被害に遭っている)さえ知らず、改善を図る気もないようなので諦め、誰かに伝えたい一心でかけたとのこと。
約3万1千人にも上る自治体議員の中でヒットしたのは“奇跡”に近い出会いであり、フルネームまで名乗って意見をお届けいただいたことは大変嬉しく、その気持ちもお伝えしたところですが、頂戴した内容は自分でも調査・精査をし、提案に変えていきたいと思います。
◯○さん、本当にありがとうございました。
さて、お電話の中でこちらからご紹介した「敦賀市内水ハザードマップ」について。
敦賀市では本年7月に作成し、既に市内全戸に「保存版」として配布されています。
内水ハザードマップとは、本市区域において想定される最大規模の降雨(1時間降雨量130mm:概ね1000年に一度確率で起こる大雨)を想定した「雨水出水浸水想定区域図」に基づき、これらを想定した内水氾濫時に市民の方々が安全に避難できるよう、想定される被害の区域や指定避難所についての情報を地図上に示したもの。
→敦賀市HP『敦賀市内水ハザードマップ(令和8年7月作成)』はこちら

【内水ハザードマップを広げてみるとこんな感じ】
冊子とマップがパッケージで配布され、住民がリスク想定をし、「自分ごと」としていざという時の行動に役立てていただく上で大変有用なものと、市の取り組みを評価するところです。
これに関しては偶然にも、今朝の福井新聞1面のトップ記事に『内水氾濫図8市町未公表』『4市町未作成』のタイトルで記事が掲載されていました。
記事によれば、福井県内で、①浸水想定区域図、②ハザードマップの両方を作成・公表しているのは、敦賀市を始め、福井市、越前市、小浜市の4市。
他は、①のみ作成している、あるいは①②ともに作成・公表していないという状況であり、自治体による違いを理解したところ。
2021年に改正された水防法では、①の作成と公表を義務付けた上で、②の作成も求めており、これらへの対応に差異が生じていることが露呈したわけですが、前述のとおり、本市においてしっかり対応されていることは、評価に値するものと考える次第。
なお、敦賀市においては、津波、洪水、そして内水と3つのハザードマップを作成し、公表しています。
あとは、これらをうまく活用して、事前のリスク低減策や避難行動に生かしていくこと。
私は一議員の視点をもって、冒頭の電話の方からいただいたヒントも踏まえ、取り組んでいく所存です。






