「夢」を「実現」に変える力!官民連携ワークショップ!

ブログ まちづくり

安倍首相が辞任を表明。
 
持病の潰瘍性大腸炎が再発したとし、官邸で行われた記者会見で「国民の負託に自信を持ってこたえられる状態でなくなった以上、首相の地位にあり続けるべきではないと判断した」と述べられ、つい先日、歴代最長の首相在職日数を更新したところではありましたが、平成24年12月の第2次内閣発足から約7年8カ月で幕を閉じることとなりました。
 
首相は、新型コロナウイルス対策を進める中で辞任することについて「国民に心よりおわびを申し上げる」と謝罪したうえで、残された課題として北朝鮮による日本人拉致事件とロシアとの北方領土交渉、憲法改正を挙げ、「拉致問題をこの手で解決できなかったことは痛恨の極みだ」と語られました。
 
拉致問題について答弁される際には、目にうっすらと涙を浮かべているように見え、ご自身のライフワークでもあるこの問題を前進させられなかったことを無念に思う気持ちが滲み出ているものと受け止めた次第です。
 
長きに亘り、持病をコントロールしながら、我が国のリーダーの任を務め上げられたことに対して、心から「お疲れ様でした」の声を掛けさせていただきたく思います。
 
さて、昨日の午後以降は、この電撃的なニュースで持ち切りとなった訳ですが、私の方は、お昼休みは職場での「活動報告会」、夕刻は各議員宛にご案内をいただいた「新幹線開業に向けた官民連携ワークショップ」の様子を拝見しに伺いました。
 
活動報告会に関しては、母体の日本原子力発電(株)敦賀総合研修センターにて初開催をし、10数名のセンター員の方に参加いただきました。
 

 
実は、以前に職場の異動があり、今はこの研修センターにお世話になっているということで、私にとって一番身近な職場の皆さん。
 
この日もいくつかご意見を頂戴しましたが、今後も気軽にお話しをする中で意見収集に努めていきたいと思います。
 
ワークショップに関しては、この日が第1回目ということで、テーマを「一体型観光資源活用検討会」と題し、官民合わせて約30名の方が出席のもと開催。
 
10時から16時の予定で開催されていた訳ですが、私が伺ったのは終わり際の15時。
 
締めだけ覗くような形になり申し訳ないなぁと思いながら会場の松原公民館1階ホールに入ると何のその、グループワークが佳境でまさに縁たけなわ状態の盛り上がりを見せていました。
 
5つに分かれたグループを回らせていただくと、市役所側は観光部、経済経済部、都市整備部、企画政策部の部長さんが率先して参加されていたほか、まちづくりに携わる民間側もNPO法人のTHAP(タップ)さんやミライエ運営委員会の皆さんなど知った顔も多く見られ、最後のプログラムとなる「つるが未来新聞」づくりのフィニッシュに向け、ラストスパートといった感じでした。
 
その後、グループごとの発表、そして最後には参加者全員が一言づつ感想を述べる時間まで設けられ、そこまで拝見させていただき、私は退席しました。
 

【輪になり感想を述べる参加者の皆さん】
 
プログラムを確認すると、オープニングでの「目的の共有」から始まり、ワールドカフェ、ブレーンストーミングなどの流れで開催されたものであり、和気藹々、皆さんが明るく笑顔で話し合っている姿が特に印象に残りました。
 
私も労働組合の役員時代には、参加者の立場であったり、主催する側としてであったり様々な研修に参加をしてきましたが、やはりこうしたワークショップ形式で参加者全員が打ち解け、自由に意見が言える雰囲気があってこそ、成果が得られるというのが実体験としてあります。
 
そうした意味で、第1回のこのワークショップは、「目的の共有」と「実行者としての自分」などの言葉も多く聞かれ、成功であったのではないでしょうか。
 
元気なまちづくりには、「よそ者、若者、バカ者」が必要と言われますが、この「バカ者」というのは、言葉を変えれば「夢を語れる人」ということと理解しています。
そもそも「夢」無くば、実現するもの自体がありませんもんね。
 
そういった意味において、ワークショップの発表にあった5つの「夢」もそうですし、大人が「夢を語る」ことは、子どもや若者から見ても魅力的に感じるでしょう、そして、そんな「夢あるまち」にこそ、人は自然と集まってくるものと私は考えます。
 
たった1時間でしたが、昨日は多くの刺激を頂戴しましたので、私も負けてはいられません。
 
自身も勿論「提案者」としての自覚をもって、「夢あるまち敦賀」に向け、ひとつでも多くのことが実現するよう引き続き頑張ります!