「地域における少子化問題」と「ハラスメント」について学ぶ

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3連休明けの昨日は週頭街宣。
 
衆院選の後、国民民主党がメディアで取り上げられる機会が増えているからか、会釈やお手振りなどでリアクションいただける方も増えているような。
 
街頭では、同党の政策を中心にお話ししましたが、こうした活動の目的の一番は政治に関心を持っていただくこと。
 
反応の多い少ないに関わらず、停車の間に何かワンフレーズでも耳に残るよう、演説も工夫のうえ続けていく所存です。
 

【自転車で通過する高校生との挨拶も爽やかでした。】
 
さて、敦賀市議会では昨日午後、2件の研修会を開催。
 
まず、年に一度開催している議会議員研修では、事前にテーマ選定をした上で、今年度は「地域における少子化問題にどう向き合うか」と題し、立命館大学産業社会学部教授の筒井淳也氏より講義いただきました。
 
(以下、ポイントのみ記載)
◉福井県の出生率は、全国的に見ると「踏みとどまっている」状態。
◉福井県内自治体の年齢別人口性比(女性に対して男性がどれだけいるか)では、敦賀市は性比(20代後半)1.24。同程度規模の自治体に比べると男性余り、女性不足の傾向にある。ちなみに、高浜町2.23、美浜町1.57、おおい町1.81で「男余り」が顕著。原子力発電所の影響と推定。
◉地域からの女性流出による男性余りが出生率低下圧力になる←女性にいかに残ってもらえるか。
◉普段の出会いが結婚につながるとし「通婚圏」の認識を持つことが大事。
◉結婚→出産が成立するには、「通婚圏」での男女のバランスが必要。若者がどこに住むかは、仕事のありなしで決まる。
◉「少子化」の課題は地域によりさまざま。都心部、都市郊外部、非都市部に分類して考えることが肝要。
◉非都市部では、例えば駅前にマンション建設したところは「踏みとどまって」いる。共働きのしやすさからと言える。
◉80年代までの「ニュータウン型」開発は衰退しており、生活(居住)コストを抑えた駅前型開発の余地があるかが鍵。
◉非都市部への仕事の分散は、現状では製造業(発電所も)が強く、将来の可能性としてはリモートワーク(非都市部に住みながら都市部企業に雇用される)に依存(一発逆転としては、これぐらいしかない)。
◉出生の条件の「前提」は「仕事」があることとした上で、以下の順序付けで考えることが肝要。
 1.地域(通勤圏内)に安定した仕事・雇用があること
 2.住居・生活コストが高くないこと
 3.その上で、子育てがしやすいこと
◉よく言われる自治体間移住(自治体間競争)は、出生率を上げることはあるが、下げることは考えにくいので問題になることはない。
◉バランスの取れた少子化対策は、①未婚者を視野に入れた政策、②子育て世帯への支援、③少子化を前提とした政策をサークルとして結びつけること。※①②③に序列はなし
◉政治家は口に出さないが、少子化問題は「撤退戦」。縮小していくことを前提に「撤退戦」をどう展開していくかが重要。
 
また、続いて開催した「ハラスメント研修」は、先の9月定例会での「敦賀市議会ハラスメント防止条例」審議結果を踏まえ、議会運営委員会において今後の取組みを協議する中で、まずは議員各位の認識共有、意識の高揚を図るべく研修を行うことを決定。
 
その上で、昨日は、以下2件の動画視聴により研修を実施しました。
 
1.「政治分野におけるハラスメントの防止について」
 政治分野におけるハラスメント防止研修機材(内閣府男女平等参画局作成)
2.「議員のためのハラスメント防止研修」
 全国市議会議長会作成(講師:一般社団法人 公務員研修協会 代表理事 高嶋直人氏)
 
とりわけ、2.の研修では、議員は「全体の奉仕者」(憲法15条の公務員には議員も含まれる)、公務員(地方議会議員は特別職の地方公務員)としての自覚、厳しい議論と人格否定は違うなど、「議員に求められるコンプライアンス」の話に始まり、次の項目についてご教授いただきました。
 
◉公務員に高い倫理観が求められる理由
◉役所と民間の違い
◉コンプライアンスとは
◉公務員に特化したハラスメント防止対策が必要
◉パワハラの基本知識
◉公務員のパワハラの定義と該当する言動(事例1〜7)
◉見落としがちなパワハラ発生要因
◉パワハラをする人のタイプと対応策
◉ジェンダーハラスメントとは
◉全国地方議会の動き
 
詳細は割愛しますが、何より先に立つのは、先に述べた「全体の奉仕者」としての「高い倫理観」を持つこと。
 
このことは「敦賀市議会政治倫理条例」にも謳われていることでもあり、今さら言うまでもないことですが、改めてこのことを肝に銘じるとともに、ご教授いただいたことを常に念頭に置き、自身の行動・言動を徹底する所存です。
 
こうして昨日は、私にとっても、おそらく議員各位にとっても、大変内容の濃い、有意義かつ今後の糧となる研修となりました。
 
“知って行なわざれば知らぬことと同じなり”
 
「知行合一」の教えに従い、得た知識、学びを生かしていかねばなりません。

11月15日・16日は敦賀市議会「議会報告会」

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昨日、午前中は敦賀市議会の広報広聴委員会に出席。
 
委員会では、「議会だより」(9月定例会号)の掲載内容、11月に開催する「議会報告会」で用いる資料を確認したほか、敦賀高校と連携して行う取組みの調整状況共有まで。
 
このうち、敦賀高校とは、議会に提出することを想定した「請願」を生徒が作成し、これを実際に敦賀市議会で「模擬審査」するという、ユニークな取組みを行うこととなり、詳細について学校側と広報広聴委員長などとで調整を進めていただいているところ。
 
現在の状況としては、学内選考を経て選抜された6チームについて、議場あるいは学校で、生徒から提案説明の上で委員会に分かれ模擬審査すること、開催時期は来年1月とする方向となっています。
 
学校側のご都合もあり、すべてのチームに議場に来ていただくことは難しいようですが、こうした機会を通じて次代を担う皆さんに、政治を身近に、議会の役割をより知っていただくことにつながればと思います。
 
また、今年度の「議会報告会」については、11月15日(金)と16日(土)の2回開催することとし、既に市内全区にご案内したほか、明日は総務民生、産経建設、文教厚生の3常任委委員会ごとに、市内で開催されるイベントにてチラシ配布することとしています。
 
前年度のアンケート結果なども踏まえ、報告する内容や構成を見直しつつ、今回は議員を二手に分けて開催する運びとしていますので、詳細は以下のチラシをご覧いただき、ご家族、知人・友人お誘い合わせのうえ、多くの方に参加いただけますようお願いいたします。
 

【「議会報告会」の開催チラシ。今年度は金曜の夜、土曜の昼と2回開催いたします。】
 
また、昨夜は「JR西日本労働組合敦賀支部」よりお声掛けいただき、活動報告の機会を頂戴しました。
 
お仕事上がり、あるいは休日番を割いてお集まりの執行部の皆さんに対し、自分なりの旬の情報もパワーポイントにしたため約30分ご報告。
 
内容は、①敦賀市議会のトピックス、②エネルギー政策について、③衆院選関連、④その他の活動 で構成しましたが、鉄道業界も電力多消費産業と思い取り込んだエネルギー・原子力政策に関しては、「良く分かりました!」との声もいただき嬉しい限り。
 

【表紙はもちろん意識して、迷いなくこの写真を採用!】
 
①で敦賀市が進める「プログラミング教育」のことをご紹介すると、子育て世代の皆さんが「必要性」に対し理解を示すとともに、実際、小さなお子さんがゲーム機の中でやっていたことに驚いたなどの話で盛り上がりました。
 
ご質問いただいた「金ヶ崎周辺整備」では、さすが鉄道関係とあって、転車台や廃線敷きの活用の部分でこちらも盛り上がり。
 
ざっくばらんにお話しする中で、整備に対するお気持ちやアイデアを伺え、貴重な場となりました。
 
充実した時間はあっという間に過ぎると言う通り、18時半に始めた報告会は、気付けば20時前。
 
御礼と今後も定期的に意見交換させていただきたい旨お伝えし、支部を後にした次第です。
 
こうして直接お伝えできる場、お伺いできる場があることは本当にありがたいこと。
 
本日は、茨城県東海村より、寺門さだのり東海村議会議員をお迎えしての合同報告会、さらには、衆院選比例(北信越ブロック)の福井県内街宣と続きますが、いずれも思いを込めて、対応してまいります。

敦賀市議会における「ハラスメント防止対策」に関わる協議を開始

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中盤戦から終盤戦に入る衆院選。
 
各新聞社などが行う情勢調査の報道において、自民党は大きく議席を減らす見通しで、連立政権を組む公明党と合わせても、計465議席の過半数(233議席)を割り込む可能性があるとする一方、立憲民主党や国民民主党は公示前に比べ大幅に勢力を拡大しそうとのこと。
 
自公過半数割れとなった場合、連立政権の再編を含む政界の混乱は避けられず、石破茂首相が政権維持を図り、新たな政党の連立参加や閣外協力を模索する展開になりそうだと報道する新聞社もありますが、それを言うにはまだ早かろうと思うところ。
 
「下剋上」を果たした昨日の横浜ベイスターズ(セ・リーグのクライマックスシリーズに勝利)ではありませんが、いずれにしても、各陣営ともに、情勢を踏まえた終盤戦の戦い如何で形勢がどうなるのか分からないのが選挙であり、国民民主党福井県連としては、北信越ブロックで何としてでも国政に送り込むべく、比例票の上積みに最後まで取組む所存です。
 
繰り返しとなりますが、このブログをご覧いただいている福井県にお住まいの方は、投票用紙の2枚目には“略さずに”「国民民主党」に投票いただけますようお願いいたします。
 
さて、ついつい選挙の話になってしまうところですが、敦賀市議会は昨日、議会運営委員会を開催。
 
先の令和6年第3回(9月)定例会で、結果「否決」としたB議案(議員提出議案)「敦賀市議会ハラスメント防止条例」の件は以前にご報告したところですが、その際の審査経過を踏まえ、同委員会においては、今後、議会としての「ハラスメント防止対策」について協議するとしていたもの。
 
それを受け、昨日はいわゆるキックオフの位置付けで委員会が開催され、改めて本委員会にて「防止対策」について協議していくことを確認するとともに、まず重要なのは、全議員22名がハラスメントに対する知識や認識をもった上で、意識して言動、行動することとし、ハラスメントに関する研修を早速11月に全員受講することを確認。
 
また、議会における「ルールづくり」については、条例や要綱など、いずれの方法が良いのか、対象とする範囲(議員同士、議員から市職員に対してなど)や事象が発生した場合の対応方法等については、一旦各会派にて考えを取りまとめ、11月18日(月)の同委員会にて協議することとしました。
 
なお、ルールづくりに関しては、スピード感をもって進めていくことことし、令和7年第1回(3月)定例会までに整備する旨、確認した次第です。
 
参考まで、敦賀市議会の議会運営委員会は、正副議長に加え、無所属議員の方も委員外議員として出席をし、発言することが認められています。
 
先の定例会で条例案に反対した側からも「議員皆に関わることだから、皆んなで議論すべき」との考えが示され、結果、議論の場を議会運営委員会に置いた訳であり、今後はこの委員会での「皆んな」の協議が、機動的かつ実効性ある「ルール」が構築できる場となるよう、私も副議長の立場で参画する所存です。
 
結びに、条例などのルールはあくまでも「目的」ではなく、防止するための「手段」であり、そこを履き違えないよう留意しつつ、敦賀市議会としてのハラスメント防止に向け、建設的な議論ができればと考えます。
 

【ふざけて掲載した訳ではありません。ひとり一人違う、こうした認識を変えていくのが真の「ハラスメント防止対策」です。(厚生労働省 NO!ハラスメント 明るい職場応援団「職場のハラスメント対策キャッチフレーズ」より引用)】

敦賀市訪中親善使節団を終え帰敦

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14日に日本を出発しました敦賀市訪中親善使節団。
 
無事に役目を終え、昨夜敦賀に戻ってまいりました。
 
昨日は上海からの移動で一日を費やしましたが、15日に訪れた友好都市の台州市では、呉海平 人民代表大会常務委員会主任を始め関係者の皆様、続いて訪問した臨海市、16日の天台県でも多くの方に歓迎いただくとともに、大変丁寧に対応いただきましたことに対し、心より感謝申し上げます。
 
なお、台州市以外の市や県にとなぜ行ったのかと思われるかもしれませんが、中国の行政区画は日本と違い、例えば台州市の場合、3市轄区・3県級市・3県を管轄しています。
 
つまりは、臨海市は3県級市のひとつであり、天台県は、その下の県のひとつ。
 
同じ「市」でも意味合いが違ったり、「市」と「県」の関係が逆であったりと、現地の方の説明で理解を深めたところです。
 
重ねて、16日のブログで台州市の常在人口は667.8万人、面積9,411平方キロメートルとご紹介しましたが、面積で言えば福井県(4,189平方キロメートル)の2倍強。
 
改めて、台州市のスケールの大きさを感じた次第です。
 
訪れた臨海市、天台県ともに、人との出会いに留まらず、多くの学びがありました。
 
その土地を知るには歴史・文化ということになろうかと思いますが、とりわけ中国の「和合文化」発祥の地でもある台州市。
 
天台県で訪問した「天台山国清講寺」(中華人民共和国全国重点文物保護単位に指定)は、※天台宗の中心的な寺院として知られ、日本の仏教の歴史上も重要な寺院であり、最澄が道邃から教えを受けています。
 
※天台宗は、今から1200年前の延暦25年(806)に伝教大師最澄によって開かれた宗派。比叡山(延暦寺)は日本仏教の母山と呼ばれている。
 

【かの最澄が学んだ「天台山国清講寺」を訪れる】
 
また、その教えを学ぶ「天台山螺渓伝教院」など、日本とも深くつながる文化宗教の源がここ台州市にあることを学んだ次第です。
 
天台宗のことを調べてみると、最澄の後、多くの人材が比叡山で研鑽に励み、学問も修行も充実。
 
平安時代中期には、第18世座主の良源(慈恵大師)によって諸堂の再建と整備がなされ、論義が盛んに行われて教学の振興が図られるとともに、弟子の源信(恵心僧都)によって『往生要集』が著わされ、これが後の日本の浄土教発展の基礎となりました。
 
また、『法華経』や浄土教信仰などは知識人の間に浸透し、『源氏物語』や『平家物語』に代表される古典文学の底流をなしたことや、円仁が中国からもたらし大成した声明は、日本伝統音楽の源流となり、また能・茶道にも天台の仏教思想が深く入り込んでいるといわれています。
 
このような日本文化につながる深い歴史、そして自然を大切にしつつ近代化を進め、都市部では現在、デジタル化改革を実装する都市が台州市であり、そうした取組みに関する知見を得るとともに、期間中を通して接した皆様の心あたたまる対応と併せ、先人たちが築かれた友好関係の上に「いま」があると感じた次第です。
 
約半世紀に亘り続く相互の親善使節団派遣ですが、聞くところによると今後は次代を担う両市の高校生の間でも展開されるとのこと。
 
こうした世代間交流の取組みを通じ、両市の友好親善がさらに深まるとともに、益々の発展につながることを祈念いたします。
 
結びに、使節団を率いていただきました米澤光治 敦賀市長を始め、団員の皆様には大変お世話になりありがとうございました。
 
この場をお借りして御礼申し上げます。

敦賀市訪中使節団として姉妹都市「台州市」へ

ブログ 敦賀市議会

本日から衆議院選挙が始まり、話題は選挙一色のところ、私のほうは昨日から中国に来ています。
 
目的は、敦賀市訪中使節団の一員として浙江省台州市へ。
 
使節団のメンバーは、米澤市長、議会事務局長、秘書課長、観光誘客課2名と私の計6名。
 
上海から直線距離で約300キロ南に位置する台州市は、国際貿易港を擁する港湾都市、電力供給都市など類似点が多いことから、1996年より各分野において友好交流事業を実施。
 
その後、文化、教育、スポーツなどの協力と交流、相亙の経済通商関係の拡大のため、2001年11月13日に姉妹都市提携協議書を締結した関係にあります。
 
といっても、台州市の常住人口は667.8万人(台州市の紹介カタログによる)で敦賀市(62,375人:9月30日現在)の約106倍。
 
面積9,411平方キロメートルは、同じく敦賀市(251.41平方キロメートル)の約37倍と、規模感は大きく異なります。
 
昨日は、飛行機の出発時間遅れに加え、上海からは車で約4時間の移動行程ということで、台州市のホテルに到着したのは0時を回っていたため市内の様子は分かりませんでしたが、一夜明け、窓から外を眺めるとその規模感に納得した次第です。
 

【ホテル玄関からの眺望】
 
台州市の最近の話題としては、2022年に中国初の「民営」高速鉄道が浙江省に開通し、省都の杭州市と沿海部の台州市を結ぶ「杭台線」で両都市間の所要時間が半減したほか、中国で最も幸福な都市トップ10に過去4度も入るなど、歴史と自然、近代化がミックスされた都市であると認識するところ。
 
本日午前中には、2022年に開館した「台州都市頭脳センター(デジタル館)」を視察しましたが、最先端のスマート化技術を用い、交通や農業、漁業、製造など各産業、災害対策や廃棄物リサイクル、金融や教育分野に至るまでデジタル化の実装を進めており、住民にも浸透しつつあるとの状況に加え、それぞれ徐々に効果(住民や民間企業にとってのメリット)を挙げている旨、説明を受けました。
 
例えば、交差点の監視カメラと連動し、映る車はナンバーや速度、渋滞状況までも画面上に可視化されるなど、そうした情報をもとに各種分析に用いていることに驚いた次第です。
 
視察の後は、台州市政府ビルにある貴賓庁で台州市の要人と会見(訪問)。
 
先方は、呉海平 台州市人民代表大会主任、王銀川 台州市人民政府副市長始め6名の幹部の方々にお迎えいただき、呉主任からあたたかい歓迎のお言葉を頂戴した後、米澤市長からのご挨拶、続いて私も一言御礼の言葉を述べた次第です。
 
呉主任を始め、台州市の皆様におかれましては、ご多忙のところ、大変丁寧にご対応いただいたことに感謝申し上げるとともに、両市の今後益々の発展と友好親善がより深まりますこと祈念いたします。
 

【敦賀市からの寄贈品を渡す米澤市長。左は呉主任。】

【呉主任より友好都市20周年記念誌をいただきました。】
 
その後は、台州市を後にし、さらに沿岸部の臨海市(人口約120万人)に移動。
 
こちらも同市の幹部の方々に歓迎いただいたうえ、意見交換を行いました、
 
なお、使節団においては明日、天台市での行程を経て、明後日17日に日本に帰る予定としています。
 
本日訪問した各都市とは、行政の仕組みやスケールが異なるものの、歴史や自然、文化を大切にしつつ、デジタル化改革を進めていたりと、ヒントになることが大いにあったもの。
 
初めて訪れた中国。
 
その土地土地の雰囲気を感じながら、明日も何かを得て、日本に帰りたいと思います。

令和6年第3回(9月)敦賀市議会定例会が閉会

ブログ 敦賀市議会

衆議院解散で持ち切りの昨日。
 
敦賀市議会は令和6年第3回(9月)定例会の最終日を迎え、9時からの議会運営員会、全員協議会に続き、10時から本会議が開かれました。
 
冒頭、市長より追加提出のあった第64号、65号議案「人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求める件」が提案され、これを全会一致で可決。
 
その後、各常任委員長からの審査報告があり、まず、討論通告のない議案10件について一括採決し、可決。
 
続いて、第54号議案「敦賀市国民健康保険条例の一部改正の件」については、原案に反対の立場で1名が、第58号議案「令和5年度敦賀市歳入歳出決算認定の件」については、原案に反対1名、賛成に4名が討論し、結果、賛成多数で認定することに決しました。
 
また、今定例会では議員提出によるB議案第5号「敦賀市議会ハラスメント防止条例制定の件」について、議会運営委員会に付託のうえ審査しており、初日の本会議による質疑、審査経過も踏まえ、同じく討論から採決までを行いました。
 
賛否が分かれる議案だっただけに、原案に反対4名、賛成3名の計7名が討論。
 
所属する市民クラブからは、会派を代表して豊田耕一議員が、原案に「反対」の立場で討論しました。
 
討論ではまず、私たち敦賀市議会議員は、敦賀市議会政治倫理条例 第2条(議員の責務)にある「議員は、市政に携わる権能と責務を深く自覚し、市民の信頼に値するより高い倫理義務に徹し、地方自治の本旨に従って、その使命の達成に努めなければならない。」の定めに基づき、高い倫理観と規範をもって行動することが求められていますと述べた上で、一方、ハラスメント防止に向けてはその性質上、個々人で異なるハラスメントに対する理解、意識を統一化し、ひとり一人が自らの言動を常に客観的に考え、公正で誠実なコミュニケーションに努めなければ成り立たず、そのためには、議会として防止対策に向けて皆で取組む意思を確実なものにした上で、一緒に議論していくプロセスによって合意形成を図ることが必要不可欠であり、今回の議案審査の中でのみ、その合意形成を得ることは困難であったと考えること。
 
また、条例案の条文に対する具体的な点に関しても、議案提出者と考えの相違があり、本会議ならびに議案審査における質疑を通じても解消することはなかったことから、本条例制定に対しては「反対」する旨、意見しました。
 
なお、討論の結びには、市議会及び議員がハラスメント防止に向け、誠実に対応し、適切な対策を講じていくとともに、その取り組みについて真剣に議論することが求められていることは言うに及ばず、市民の規範となる行動を議会が示すとの観点から、今後は敦賀市議会として、例えば議会運営委員会の場などを通じ、ハラスメント防止に関する協議を行い、市議会の意思として内外にしっかりと発信していくべきと考えることも申し述べた次第です。
 
結果、本議案は賛成少数にて「否決」となりましたが、その直後に同議案提出者である三田村峻議員(峻正会)より動議があり、「敦賀市議会のハラスメント防止に関する決議の件」が提出され、結果、賛成少数で「否決」となりました。
 
この決議案に対し、当会派としては、議会の決議は政治的意思を表明するものであることを認識のもと、条例案の審査では、議会としてハラスメント防止対策に取り組むことの必要性は共通認識とした上で、「今後、議会の皆で議論していくべき」ことは合意形成されていることに加え、先の条例案に対する当会派が行った討論の内容(結びの部分)にも照らせば、反対した場合、理論的に自己矛盾が生じることから、これに反対する理由は見当たらないと判断し、賛成した次第です。
 
さらに続き、請願第2号「訪問介護の基本報酬の引き下げを撤回と介護報酬の引き上げの再改定を早急に行うことを求める請願」は賛成少数で「不採択」(市民クラブは「反対」)。
 
有馬茂人議員ほか6名より提出されたB議案第6号「北陸新幹線の早期全線開業を求める意見書」については、賛成多数で「採択」しました。
 
こうして全議案の採決を終え、9月7日から始まった34日間の9月定例会は閉会。
 
次の令和6年第4回(12月)定例会は11月26日からとなりますが、10月21日には議会運営委員会にて、先にありました敦賀市議会としてのハラスメント防止に向けた議論を行うことしています。
 
閉会中もこれらの協議を精力的に進めるとともに、11月15日、16日に開催する「議会報告会」などを通じ、市民の皆様により身近で分かりやすい議会となるよう取り組んでいく所存です。
 

令和6年第3回(9月)定例会も残すは最終日のみ

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巨大組織が議員歴38年の政治家の正論を飲み込むのには1週間もかからないという事実に寂しさと虚しさを覚えます。
 
これは、臨時国会で昨日行われた石破新首相の所信表明演説を受けての伊藤孝恵参議院議員(国民民主党)の言葉。
 
続いて、大変残念なことのひとつとして政治資金に係る所得税“脱税”の件を挙げ、首相が①問題議員と改めて向き合い ②反省を求め ③ルールを守る倫理観を確立する、と述べたことに対し、
 
違うでしょう。①延滞税をかけ ②重加算税40%を追加し ③税務署に行って納税する、でしょう。
 
と厳しく批判。
 
「透明性を高める努力を“最大限”していく」との言葉に対しても、
 
政治は言葉、言葉は誓い。“最大限”なんて三文字で、逃げ道つくってんじゃないよ!
 
この段階に及んでも具体策を示さず、いわば精神論を述べていることに、私も伊藤議員と思いを共にするところですが、国会の次のステージは9日の党首討論。
 
政治資金を巡る問題をはじめ、「変節」した各政策について、“飲み込まれた”新首相の考えをじっくりと追及し、国民に何の「信」を問うのか、明確にしていただきたいと思います。
 
さて、同じく昨日の敦賀市議会は予算決算常任委員会を開催。
 
「第52号議案 令和6年度敦賀市一般会計補正予算(第4号)」及び「第58号議案 令和5年度敦賀市歳入歳出決算認定の件」ほか3件の決算案について、先般審査した分科会の報告から討論、採決までを行いました。
 
第58号議案に関しては、反対、賛成それぞれ1名づつ討論がありましたが、結果、補正予算案、決算案のすべて(計5件)を「原案のとおり認める(決算は認定)べきもの」と決しました。
 
その後、私のほうは各派代表者会議、広報広聴委員会に出席しましたが、早いもので令和6年第3回(9月)定例会も残すは9日の本会議のみとなりました。
 
34日間の会期日程があっという間に感じるものの、市民クラブからは2つの議案に対し討論通告しましたので、言論の府である議会として、議事録に何を残すかを意識しつつ、会派で調整のもと最終日に臨む所存です。
 

【話の内容と関係ありませんが、写真は先日撮影した彼岸花。花言葉には、独立や情熱とも。】

令和5年度決算審査が始まる

ブログ 敦賀市議会

早いもので今年度も上半期が終了。
 
月日が経つスピードがますます早くなっている感は否めませんが、歳のせい?で終わらすことなく、後半も一日一日大切に過ごしていきたいと思います。
 
さて、9月最終日の昨朝はいつもの街頭活動からスタート。
 
めっきり過ごしやすくなった天気のなか、街宣では、先日このブログでもご紹介した、国民民主党の2024重点政策「手取りを増やす。インフレに勝つ。」をベースに、同党が掲げる所得税の基礎控除額引上げなどによる減税や社会保険料の軽減を始め、福井県嶺南地方では特に関心の高いエネルギー政策について、約30分間お話した次第です。
 
なお、原子力政策に関しては、以前から政策に掲げている発電所のリプレース(建替え)はもとより、「新増設」まで踏み込んで主張していることもご紹介。
 
こうした政策も含め、今ある国政政党の中で最も現実路線の党は国民民主党であることを、街頭活動などを通じ、より多くの方に知っていただければ幸いです。
 

【グッと日差しが和らいだ粟野交番前の交差点にて】
 
その後は議会へ。
 
昨日は、10時から開催された予算決算常任委員会(全体会)にて、令和5年度の決算審査を行いました。
 
今定例会に提出された決算議案は、以下の4つ。
 
・第58号議案 令和5年度敦賀市歳入歳出決算認定の件
・第59号議案 令和5年度私立敦賀病院事業決算認定の件
・第61号議案 令和5年度敦賀市水道事業決算認定の件
・第62号議案 令和5年度敦賀市下水道事業決算認定の件
 
各議案の詳細は、以下リンクにある「令和5年度 敦賀市歳入歳出決算書」をご覧ください。
 
 →「令和5年度 敦賀市歳入歳出決算書」はこちら
 
令和5年度の決算状況としては、一般会計では、一般廃棄物最終処分場や北陸新幹線駅周辺整備事業等の増により、歳出(支出)は466億9594万5千円となり前年度決算額に比べ8.6%増。
 
市立敦賀病院や上・下水道事業など企業会計では歳出額で159億5063万8千円と、前年度決算額に比べ0.8%マイナス。
 
特別会計を含む全会計合計では、前年度決算に比べ歳入で4.7%、歳出5.0%増となっています。
 
全体会では所管部署ごと、入替制にて、事前通告のあった68件について基本質疑が行い、私は5件について質疑。
 
各事業の内容や予算額の考え方は、前年度予算審査で確認していることから、ここでは、投じた予算が事業目的に沿って確実に行わたのか、そこで得られた成果について確認することに主眼を置き、質疑した次第です。
 
時間を掛けたから良いという訳ではありませんが、結果、全体会での審査が終了したのは16時50分前。
 
ほぼ一日を要しましたが、この基本質疑の内容も念頭に、本日は同じく予算決算常任委員会(分科会)が開催されます。
 
総務民生、産経建設、文教厚生の3つの分科会に分かれ、それぞれの所管事項について深掘りの審査となりますので、私自身は所属する文教厚生常任委員会にて、他の委員の皆さんと慎重審査にあたってまいります。

文教厚生常任委員会での議案審査を終える

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「ど肝を抜かれる」とはこういうこと。
 
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手が19日、前人未到の「50本塁打、50盗塁(50-50)」を達成。
 
しかもこの日は、3打席連続ホームラン、6打数6安打10打点でメジャー史上初の偉業を「ど派手」に飾り、記録は「51ー51」に。
 
ここぞという時に想像を超えるプレーで見せるところが、世界のスーパースター「オオタニさん」の所以ですが、日本人として誇りに思う次第です。
 
なお、大谷選手に関しては、花巻東高時代に目標達成のために必要なことを書き出したシート(マンダラチャート)が有名であり、この計画的な行動力は小学校教科書にも紹介されるほど。
 
多くの子どもたちに「夢を実現するにはどうすればいいのか」を伝えるモデルとなっていますが、大人も見習わねばと自身を恥じるところです。
 
さて、こうした偉業のニュースがあった昨日、敦賀市議会では各常任委員会が開催し、今定例会に提出された条例改正案などについて審査。
 
所属する文教厚生常任委員会では、付託された条例改正案2件、契約案件2件に加え、請願第2号「訪問介護の基本報酬の引き下げ撤回と介護報酬の引き上げの再改定を早急に行うことを求める請願」について審査しました。
 
また、所管する福祉保健部、教育委員会が管轄する指定管理者の事業報告も受け、質疑を交わした次第。
 

【文教厚生常任委員会で配布された審査順序】
 
積極的な質疑、討論を心掛けるものの、条例の審査で一部、条文を勘違いした問いを投げてしまったことはご容赦を。
 
各議案の詳細は割愛しますが、質疑、討論の後、採決では、各議案についてはすべて「原案のとおり認めるべきもの」と決定、請願については、賛成少数により不採択とする旨決定しました。
 
最終的な採決は、10月9日の本会議となります。
 
委員会終了後は、福井市へ。
 
北陸電力労働組合福井県支部「ユニオン研修」に出席のうえ、推薦議員である(写真左から)山本優 南越前町議会議員、堀川秀樹 福井市議会議員に続き、私からもご挨拶。
 

【研修会での挨拶の様子】
 
昼夜を分かたず、北陸管内の電力安定供給にご尽力いただいていることに感謝申し上げるとともに、主にエネルギー政策に関わる自身の考えや、先の6月定例会にて、敦賀市議会として「エネルギー基本計画見直し」に対する意見書を提出したことなどをご紹介しました。
 
同労組とは、今後も引き続き連携を図ってまいります。
 
こうして一日を終え振り返ると、日程をこなすだけで先のマンダラチャートにある「計画的な行動力」には程遠いなと反省。
 
日々の活動を大切にすることは当然として、自己を高める時間を捻出せねばと思うところです。

「合意形成」無くして「願意」達成されず 〜「敦賀市議会ハラスメント防止条例制定の件」について委員会審査〜

ブログ 敦賀市議会

敦賀市議会9月定例会の一般質問は、全15名の質問が終了。
 
最終日の昨日は、残る3名が登壇され、今後の介護福祉の在り方、敦賀まつりの宵山巡行(文化財指定登録の観点)や女性の視点からの防災対策などの項目が取り上げられました。
 
なお、17日(火)から行われた一般質問の模様は今晩より、嶺南ケーブルネットワーク(RCN)の議会チャンネルにて再放送されます。
 
以下に再放送スケジュールを添付しますので、関心のあるテーマや議員の部分だけでもご覧くださいませ。
 

【RCN議会チャンネル(ch093)の再放送スケジュール】
 
また、一般質問終了後には、昨日ご紹介しましたB議案(議員提出議案)第5号「敦賀市議会ハラスメント防止条例制定の件」に対する委員会審査が行われました。
 
審査の付託先である議会運営委員会では、委員8名、議案説明のため出席を求められた三田村議員(議案提出者)に加え、発言を希望する「委員外議員」3名(すべて無所属の方)が出席して開催され、議案提出者に対する質疑の後、意見交換、討論、採決へと進み、結果「原案のとおり認めないものと決定」(否決)しました。
 
なお、自身のブログで昨日、「委員会審査では(議案提出までの)プロセスのことは置き」と書きましたが、「(後に議案賛成者となる議員から)素案は渡されたが、議案提出するための意見を求められた認識はない」との発言(ちなみに、私も同様の認識)に対し、渡した本人からは「そのつもりで渡した」と大きく相違するなど、全議員が認識を持って取り組むべき内容であるが故、議会内の「合意形成」のあり方に関する、つまりは「プロセス」について意見があったところ。
 
条例案に対しては、そもそものタイトルをハラスメントの「根絶」ではなく「防止」とした考えや、対象とする範囲(議員間、議員から市職員だけで良いのか)、調査から氏名の公表に至るまでの責務がすべて「議長」に与えられていることや、成立したとしてもこれでは実効性が得られない(合意形成の不足の意味を含む)など、様々な質疑、意見が挙げられましたが、ここでも議員提出者と委員、あるいは委員間でも考えの相違があると受け止めた次第です。
 
議案提出者の説明を聞くに、先行して取組む議会での調査に加え、全国で既に64の議会で制定されている同様の条例も研究した上で、極めてシンプルに作成された意図は理解するものの、討論では賛成の立場から、「まず今回採択して、また修正すれば良い」、「これがキックオフ。転ばぬ先の杖の役割、心構えとして」との意見、反対の立場からは、「適用範囲や今のタイミングなのかが疑問」、「相談窓口や対応については、議員皆で考えるべき」、「議員全員に課すべきことなので、皆で議論を重ねるべき」などの意見が出され、結果、「賛成少数」にて、先のとおり否決となった次第。
 
この後は、10月9日の定例会最終日に委員長報告から採決までが行われることとなります。
 
「ハラスメント」に関しては、ちょうど昨日、兵庫県の斎藤元彦知事に対し、県議会(定数86)全員が知事の不信任決議案を可決。
 
斉藤知事におけれては、地方自治法に基づき、可決の通知から10日以内に議会を解散できる、解散しなければ自身が失職するいずれかの決断を迫られる事態となっています。
 
斉藤知事のことをどうこう言う立場にありませんが、ハラスメントに関しては「悪意」があったかどうかに関係なく、与えた行為を受け手がどう感じるか、感じたかが問題。
 
昨日の委員会審査でもあった「悪意の有無」に関する発言は、ハラスメントに対する基本的な知識、議会内での認識共有がまず必要であると感じたところであり、関連条例を制定に向けてはやはり、「合意形成」無くして「願意」は達成されないと痛感した次第です。
 
結びに、「悪意の有無」に関しては私自身も、議会と市職員に対する言動としてひとつづつ反省し続けていることがあります。
 
改めて、そのことも胸に手を当てて考えるとの思いも込めて、本日のブログに書き置くことをご理解いただきたく存じます。

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