満開を迎える桜は「決意の桜」

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穏やかな天気が続く敦賀ですが、昨朝は恒例の辻立ちから活動をスタート。
 
山からも海からもめっきり春らしさを感じながらの活動でしたが、いつもと違ったのは、敦賀市の広報車やパトカーが巡回していたこと。
 
スピーカーを載せた敦賀市の車から流れていたのは、地域住民の皆さんへの交通安全呼び掛けであり、改めて関係機関が一体となって「春の交通安全県民運動」に取り組んでいることを認識した次第です。
 
敦賀市の車に乗車されていた女性お二方とは笑顔で(恐らく気づいてくれてたかと)、パトカー内の警官とは敬礼で意思疎通させていただきましたが、早朝からの巡回パトロール大変お疲れ様でした。
 

【抜けるような青空のもと元気にご挨拶】
 
さて、未だ解決の糸口が見えないウクライナ情勢やここ数日やや増加傾向に見える新型コロナウイルス感染など、どこか落ち着かない日々が続いている訳ですが、ピンクに彩る桜を見ると暫しそんな気持ちも和らぐというもの。
 
そうした中、福井地方気象台は昨日、桜の満開を発表。
 
平年より1日早く、観測史上最も早かった昨年より10日遅いとのことですが、この日の最高気温は敦賀市でも20度を超え、4月下旬並みの陽気となるなど、まさに春本番といったところ。
 
週末にかけて暖かい南の風が入り込むため、気温は25度近くまで上がるとの予想となっており、お花見には絶好のコンディションとなるようです。
 
桜は「日本人の心」とも称されますが、その意味合いは、単に眺めて癒されるからというものではなく、つぼみから開花、満開の絶頂期を経て、ひらひらと散る姿に自分の姿を重ね、命のはかなさと同時に精一杯生きねばならぬとの思いを抱くからではないかと考える次第です。
 
新型コロナウイルス感染が確認されてからこれで三度目の桜となりますが、一年後のこの時期は統一地方選挙の直前となります。
 
そういった意味において、私にとって今年の桜は、残り一年となる議員任期を悔いなきよう活動するとの「決意の桜」。
 
満開を迎える桜から力をもらい、最終年も精一杯、山積する課題にひとつづつ丁寧に取り組んでいきたいと思います。
 

【日本原電敦賀総合研修センター内の桜もほぼ満開です】

福井県内で初のウクライナ避難民受け入れに思う

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ロシアによるウクライナ侵略開始から1ヶ月以上が警戒し、幾度となく行われた停戦交渉の度に、合意の吉報を期待するも及ばず。
 
ただ戦況はウクライナ軍の徹底抗戦により、ロシア軍が撤退する地域も出てきており、強気なロシアとの交渉環境を優位に進める環境となることを期待する次第です。
 
ウクライナ軍においては、女性や学生までもが志願兵として参加するほか、東部や南部でロシア軍の攻撃が続く中、命の危険にさらされながらも故郷を守ろうと現地に留まるウクライナ国民が多いことが報じられてもいる訳ですが、ウクライナ文学などに精通する東京外国語大の中澤英彦名誉教授によると「大陸の領土観は電車の席に例えられる。席を立ったら次に来た人のものになる」と言い、「ここで戦わなければ、350年にわたってロシアにこき使われてきた時代に戻ってしまうという恐怖がある」と、この状況を分析しています。
 
また、同氏によるとウクライナ国歌の原形は、ロシア帝国(1721~1917年)支配下の1860年代に誕生。
 
帝国崩壊後に短期間存在したウクライナ民族国家の国歌に採用されたものの、ソ連時代(1922~1991年)には影を潜め、ソ連崩壊後の1992年に国歌として復活したものであり、侵略に苦しんできた民族の悲哀と自由への渇望、抵抗する勇気の尊さを伝えるものであることを知りました。
 
「我らがコサックの氏族であることを示そう」
 
コサックは中世ウクライナの自治を守る戦士を意味する最後の歌詞には、壮絶な民族の覚悟が込められており、同氏は「義のためにはいかなる困難も恐れず、身も心もささげるというコサックの心性は日本の武士道にも通じる」との言葉が強く印象に残った次第です。
 
さて、こうした覚悟を持って懸命に戦う気持ちはさぞかし同じでありながら、やむを得ず避難される方がいるのも現状であり、隣国ポーランド共和国を始め、日本を含めた世界の多くの国々が避難民の受け入れを表明する中、4月1日には福井県でウクライナからの避難民3人を受け入れるとの発表がありました。
 
避難される方は、福井市内に住むウクライナ人女性の親族で、女性の母親と妹、妹の息子の3人。
 
激戦地から逃れてきた3人は、3日深夜に同市に到着する予定で、県内でのウクライナ避難民受け入れは初めてとみられています。
 
福井県国際経済課によると、女性宅で当面過ごした後、県が無償提供する福井市の県職員住宅に入居し、希望に応じて生活費や日本語学習、就労などを支援するとのこと。
 
避難したとはいえ、破壊された故郷を思う気持ちは片時も頭を離れないと思いますが、心配して止まなかった娘さんとの再会、そして何より一旦ゆっくり身体と気持ちを休めていただければと願うところであります。
 
こうして県内でも受け入れがされることで、より支援の輪が広がるものと考えますが、ここ敦賀市では避難民の受け入れに全面的に協力する旨を3月15日に表明しているところ。
 
受入方法については国からの指示に従うとあるものの、住宅政策課など関係する部署では万全の準備がされていることと存じます。
 
長期化を様する現状においては、今後ここ敦賀でも避難民受け入れが現実のものとなる可能性は十分あることから、そうした場合においては、約100年前にポーランド人孤児を敦賀港で受け入れた先人の対応、気持ちを思い返し、市民皆であたたかく迎えたいと思う次第です。
 

【ウクライナ東部マリウポリで破壊された建物の外のがれきに立ち、パンを食べる人たち(ロイター通信より)。同じ地球上で起きている現実を他人事にしてはいけない。】

コロナや雪に負けず、頑張れ受験生!

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「春一番」は、立春から春分までの間に吹く強い南風のことを言いますが、昨日、北陸地方では全国トップでこの「春一番」が吹いたと発表。
 
北陸地方の発表基準は、新潟、富山、石川、福井4県の気象台のいずれかで最大風速10メートル以上、前日の気温と同等もしくは上昇などとなっており、ここ敦賀では15.8メートルの南風が吹いたようです。
 
このニュースを聞き、近づく春を感じたのも束の間、今日からは一転、低気圧と強い寒気が流れ込み降雪予想となっています。
 
天気は天気でまだまだ注意が必要な訳ですが、警戒が続くのは新型コロナウイルス。
 
実効再生産数も1前後を行ったり来たりで、明確な収束傾向を示さない中、昨日福井県では1日当たりの新規感染者数としては過去最多となる265人が感染と発表。
 
日々、千件を超える検査に対応いただいている各保健所や医療関係者の皆さんには感謝しかなく、また、小中学校の児童・生徒の感染では、複数回の自宅待機を余儀なくされている保護者の方々もおられ、致し方ないこととはいえ、その心中とご苦労を察するところであります。
 
さて、そのような中、今日から明日に掛けては県立高校の一般入試が行われます。
 
我が家では、長女が8年前、長男が4年前のことであり、今や昔の出来事になりましたが、まずは風邪などひかさぬよう体調管理には細心の注意を払ったことを思い出します。
 
何を置いてもベストコンディションで受験させてあげたいという気持ちは、どの親御さんでも同じかと思いますが、ここ2年は新型コロナウイルスが加わり、心配の度は、それ以前とは比較にならないと思うところ。
 
こうした状況を踏まえ、万が一、コロナウイルス感染症に罹患し、試験日に入院中または宿泊療養施設や自宅において療養中、濃厚接触者判定となった受験生に対しては、追検査または特別検査の受験を可能としており、「受験の機会を喪失する」といった最悪の事態を回避する対応がされることに安堵はするものの、やはりこうしたことなく、皆が予定通り受験できることを心から願う次第です。
 
これに加えての積雪予報とあって、文字通り、心配も積もるばかりですが、降雪の状況によっては、公共交通機関の乱れや道路状況の悪化が予想されることから、こちらも万全に、代替交通手段の確保や時間に余裕を持って受験会場に向かっていただきたいと思います。
 
どうしても親の立場からの心境となってしまいますが、この日のため、様々な制約の中で頑張ってこられたのは受験生ご本人。
 
受験生の皆さんにおかれましては、今日と明日の両日、これまで努力してきたことを全て出し切り、合格という「春」を掴み取って欲しいとの思いを込め、最後にエールを送らせていただきます。
 
コロナや雪に負けず、頑張れ受験生!
 

家事育児、平等と勘違い 〜あなたのタスクはいくつ?〜

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菅田将暉さん主演で人気の月9「ミステリと言う勿れ」。
 
毎週楽しみにご覧になっている方も多いかと思いますが、その中で度々、尾上松也さん演じる池本巡査が、プライベートで第1子出産を控えナーバスになっている妻への対応を主人公の整(菅田将暉さん)に相談するシーンが出てきます。
 
初回では、ゴミ出しを手伝っているのに妻の機嫌が治らないと相談する池本巡査に対し、「家中のゴミ箱を集め、分類をし、袋に収納してゴミを出すまでが“ゴミ出し”」、「あなたのやっていることは工程のほんの一部」と指摘し、その後、全ての工程を行うようになった巡査に奥さんの表情も和らぎ、夫婦円満が戻って喜ぶシーンがありました。
 
妻と二人で観ていた我が家ですが、この場面で妻から送られた無言の視線の意味を、私は痛いほどに理解した次第です。
 
月9本来のストーリーに関係のない部分で「我振り返り苦笑い」してしまった訳ですが、昨日新聞を読んでいると、またまたそのようなことが。
 
福井新聞の「パパが拓く新時代」のコーナーにて、「家事育児、平等と勘違い」のタイトルで、NPO法人職員の男性の方が2ヶ月間の育児休暇を取得した際のエピソードが掲載されていました。
 
休暇取得した2ヶ月を振り返り、とても幸運であった一方、人生で最もハードな期間だったと語った一番の要因は「激増した妻とのケンカ」だったそう。
 
先ほどの池本巡査ではありませんが、自分ではやっていると思ってる家事では度々奥さんの地雷を踏み、新生児を抱える夫婦関係がピリピリしていたところ、ある日のケンカで「俺はもう十分やっているはずだ」とぶちまける筆者に、奥さんは冷静に「じゃあ、それぞれやっていることを書き出してみよう」と。
 
一つ、二つと家事育児タスク(やっていること)を書き出していった訳ですが、手が止まってしまった筆者に対し、奥さんの手は動き続け、紙を埋め尽くすタスクに驚いてしまったそう。
 
筆者は「目に見えるタスク」だけこなしていたのに対し、奥さんはというと、娘の荒れた皮膚に効く薬を調べたり、娘が寝静まった後に爪を切ったり、離乳食の献立を考えたりと、「目に見えない部分」にまで気を回していたことを知り、「平等」だと勘違いしていたことを「おごり」と気づいたとありました。
 
筆者はこれを「壮大な勘違い」だと判明したと述べていましたが、まさにそんな心境だったのでしょう。
 
自分を振り返れば、ちょうど子育て期にあたる9年間が単身赴任だったこともあり、妻へは感謝しかないのですが、このようなエピソードに出会い、改めて気付かされたものであります。
 
先日も張り切って「濃いシチュー」を作るとキッチンに立った私ですが、何と水の分量を間違えて「シャビシャビ」に。
 
たまたま隣の実家に余り物のルーがあったため難を逃れましたが、これには妻も呆れ顔。
 
皿洗いや掃除、洗濯物たたみにゴミ出しなど基本となる家事をとっても、その道のプロである妻のルーティーン通りとはいかず、逆に二度手間を掛けたりもする訳ですが、そこは妻の「ご示唆」(お小言ではない)をありがたく頂戴し、せめて「目に見えるタスク」くらいは完璧にこなせるよう尽力する所存です(苦笑)。
 
さて、本日は自戒の念も込めて思いを記載をしましたが、根本的には、この少子高齢社会にあって、男性の積極的な家事・育児への参加は、ワークライフバランスや女性の一層の社会進出のために不可欠なことであり、つまりは社会貢献につながるものと理解をするところ。
 
最後に、このブログをご覧になって「ハッ」とされた世のご主人方、こうした思いも胸に「男女がともにイキイキと暮らせる社会づくり」に向け、ともに頑張りましょう!
 

【現状では程遠いのですが、理想はこんな感じでしょうか】

水島新司先生死すとも、作品は我が心の中で生き続ける

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昨日、第208通常国会が召集され、岸田首相の施政方針演説を始め、外相、財務相、経済財政政策担当相からの各演説が行われたました。
 
首相の施政方針演説については、私も全文拝見させていただきました。
 
国のトップリーダーが考える課題認識とは何かに焦点を当てて拝見するに、最優先課題は新型コロナ対応としつつ、「資本主義の負の側面が凝縮しているのが気候変動問題であり、新しい資本主義の実現によって克服すべき最大の課題でもあります。」と述べられた点に、「そこが最大の課題か」と若干の違和感を感じた次第。
 
また、既に野党各党党首からは受け止めの声が挙げられていますが、私が支持する国民民主党の玉木雄一郎代表は自身のTwitterで「岸田総理の施政方針演説は手堅い印象です。また『賃上げ』や『人への投資』を重視する政策は、国民民主党の政策そのもの。しかし、不十分な点が多々あるので、そこはまさに『対決より解決』の姿勢で、具体的な政策、解決策をどんどん示していきます。今国会を『給料が上がる国会』にしたいと思います。」と述べています。
 
政府与党は、令和4年度予算案の今年度内成立を期すとしており、19日から始まる各党代表質問を皮切りに、この国難とも言える時期に開かれる国会が真に与野党の政策論戦の場となることを期待するとともに、私自身、今後の状況把握に努めたいと思います。
 
さて、話題をガラリと変え、私にとって昨日の一番の出来事は、漫画家の水島新司先生がお亡くなりになったこと。
 
享年82歳。
 
私世代では知らない人はいないであろう代表作「ドカベン」を始め、数々の代表作は多くの国民に長年愛され、「野球漫画の世界に革新」をもたらしたとも称される水島先生の、これまでのご活躍とご功績に敬意を表するとともに、ファンの一人として、心よりご冥福をお祈りいたします。
 
この訃報を受け、一時はTwitteのトレンドでトップ、Yahooニュースではコメントが多過ぎて閲覧できなくなったほか、「平成の怪物」松坂大輔さんなど、水島漫画に登場した実在の選手なども多くコメントを発するなど、魅力的なキャラクターが登場する全く新しいタイプのリアル野球漫画に魅了された人々への影響の大きさは計り知れないものがあったことを実感した次第です。
 
私自身、「ドカベン」や「球道くん」などはもちろん、永久保存版として全巻保管しているほか、あぶさん、野球教の詩、男どアホウ甲子園、一球さん、ダントツ、そして水島作品に登場する高校球児が甲子園に結集し戦う「大甲子園」など、読みふけった漫画は数知れず。
 
大人になってからも、これだけ夢中になって読んだというのは、単に野球漫画というだけでなく、それぞれの登場人物の人間模様、ライバル関係の中にもどこか清い優しさがあふれる作品であったことが一番大きな理由としてあったのかと思う訳ですが、「ドカベン」の「明訓高校」は、水島先生が希望していた新潟明訓高等学校への進学の思いから名付けられたことなど、水島さん自身の分身が漫画の世界の中に生きているようにも映るものであります。
 
数ある作品に優劣をつけるつもりは毛頭ありませんが、一番好きな作品はと聞かれれば、私は「球道くん」と答えます。
 
詳細は割愛しますが、小さい頃に親と別れ(南海ホークスの選手であった実父は死去)、胸に「球けがれなく道けわし」のボールをお守りのようにぶら下げた「中西球道」くんは、その後プロ野球選手となる父に育てられ、数々の野球仲間と切磋琢磨しつつ、高校進学では甲子園常連校ではなく、自らの剛腕で全国一をめざすと弱小「青田高校」(千葉県)に入学。
 
球道くんを慕うメンバーの加入により、戦力を増した青田高校は、150キロを誇る豪速球を引っ提げて甲子園に出場、決勝戦では、小学生時代のチームメイトらがいる「博多どんたく高校」をノーヒットノーランで破り、見事優勝を果たすとともに、全国的に有名になった球道くんを我が子と知り、実母と感動の再会を果たすというストーリー。
 

【雄叫びとともに豪速球を投げる中西球道くん】
 
何を置いても、球道くんの「男気あふれる」考え方や生き方がカッコ良く大好きな訳ですが、もうひとつこの漫画が好きなのは、死に別れた元プロ野球選手の実父が残した「球けがれなく道けわし」の言葉。
 
球道くんが、何か壁にぶつかり悩んだ時、感情が抑えられず激昂した時に、この言葉が書かれたボールを見て落ち着きを取り戻す訳ですが、それほど球道くんが大切にしている、亡き父が残した言葉。
 
野球を人生に置き換えれば、この言葉の意味とは、「人生という道は険しいけれど、白球を無我夢中で追った直向きな努力と信念があれば乗り越えられる」ではないかと。
 

【「球けがれなく道けわし」と書かれたボールとともに(「球道くん」の表紙より)】
 
この言葉と出会って以降、私も球道くんばりに大事にしているのですが、話しを戻し、こうして人生訓まで示唆してくれた水島先生には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
 
大げさかも知れませんが、かの吉田松陰の残した詩に、「身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬともとどめおかまし大和魂」があります。
 
死に際に詠んだ詩で「自分の身は死んでなくなっても、その魂(大和魂)は生き続ける」との意味ですが、この詩は水島さんにも通ずるのではと思うところです。
 
水島先生が描いた作品、登場人物は皆、ファンの心の中に生き続け、その魂は今後も「野球界の宝」として語り継がれる。
 
改めて、数えきれないくらいの感動や教えをいただいた水島先生に心から感謝申し上げ、今日はどこかで時間を見つけ、「球道くん」のページをめくってみたいと思います。

あまりに「身勝手過ぎる」東大受験生を巻き込んだ事件

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「3.11」の記憶が蘇る「津波」の二文字。
 
南太平洋の島国トンガ沖で15日午後5時10分(日本時間午後1時10分)ごろ発生した海底火山の大規模噴火により、首都ヌクアロファのあるトンガタプ島では海岸に津波が到達し、沿岸部の道路や建物が浸水したとのこと。
 
ヌクアロファでは高さ80センチの津波が観測されたほか、米領サモアで60センチなど近隣諸国にも津波が到達したとあり、在留邦人を含め、現地住民の皆さんのご無事を願うところです。
 
そして、遠く離れた場所でのこの噴火の影響は日本にも及ぶとされ、気象庁は日本時間の16日未明、日本列島南部の奄美群島やトカラ列島などに津波警報を発令、太平洋岸の北海道から沖縄までの広い範囲に津波注意報を発令しました。
 
併せて気象庁は、「(津波は)繰り返し襲ってくる。警報発表地域の沿岸部、川沿いにいる人は高台や安全な場所に直ちに避難してください」と呼び掛けており、日本海側に住む私としては、注意報対象地域に大きな被害が出ないことを願うばかりです。
 
さて、自然現象に関しては、昨日午前中に若狭湾沖を震源とする地震が発生するなど、どこか「油断するなよ」と忠告されているような気持ちになった訳ですが、こちらは、何とも胸を締め付けられるような、東大の受験会場で起きた事件。
 
その事件とは、東京大学農学部正門前で15日朝、大学入学共通テストの受験生ら3人が切り付けられた事件のことですが、殺人未遂容疑の現行犯で逮捕された少年(17)は名古屋市の私立高校に通い、医者になるために東大を目指していたものの「成績が振るわず自信をなくした」といい、事件を起こして死のうとしたと話しているとのこと。
 

【事件のあった現場の様子(ネットニュースより引用)】
 
また、逮捕された少年の家族は愛知県警に対し、「成績不振に悩んでいた」などと説明していたことが捜査関係者への取材で分かっているそう。
 
本人の苦悩はどうあれ、将来を左右する受験に臨む高校生らを巻き込んだ行為は「身勝手過ぎる」としか言えず、少年といえど断じて許されざるべきものと受け止めるところです。
 
そして何より、突如被害に遭った受験生2人の容体はいずれも重くはないとの報に安堵した訳ですが、早期の回復を願うと同時に、不可抗力で負った心の傷や不利益(受験できなかったこと)を最善の方法をもって取り除くことに努めねばと思うところですが、その対応はしかとされるよう。
 
今回、共通テストの本試験は15、16日で実施されますが、けがや疾病(コロナ含む)の影響で受験できなかった場合、29、30日に追試験が予定されており、被害者の受験生にも適用される見通しとのことですが、これに留まることなく、末松信介文科相は「被害者2人の意向を踏まえて今後の対応を検討する」と述べ、特例措置の適用も「選択肢の一つ」としており安堵したところ。
 
仮に、この2人に特例措置が適用されたとて、これを「ずるい」という人はいないかとも思う次第です。
 
文科省によると、過去の共通1次試験と大学入試センター試験も含めて受験生を狙った刺傷事件は初めてとのことであり、16日以降も共通テストや個別試験が続くため、文科省は国家公安委員会と警察庁に全国の試験会場周辺の安全確保を要請したとありました。
 
受験生の心理的負担などにも配慮しての対応は大変難しいものと察するところでありますが、当局の方々には、若者の将来を左右する場の安全が保たれるよう警備や監視をお願いする次第です。
 
今回の事件も然り、ここ最近発生している事件の傾向をみると、明らかに「自分勝手」なものが多い気がしてなりません。
 
犯罪とは元々そういうものかも知れませんが、その要因に「社会背景」というものがあるのだとすれば、少しでもそれを良き方向に改善していくことが政治の役割と思うところ。
 
自分自身無力なのに大きなことを申し上げるのは「口だけ」と言われても仕方ありませんが、地方議員も政治に携わるものの一人。
 
すべて「自分ごと」として捉え、思考することだけはお許しいただきたく。

「生乳廃棄危機の回避」に思う「日本人に宿る心」

ブログ 社会

昨日確認された、国内の新型コロナウイルス新規感染者は1万3244人。
 
新規感染者が1万人を超えるのは「第5波」の昨年9月9日以来、約4ヶ月ぶりとのこと。
 
ここ福井県は44人で3日連続の40人台、敦賀市では4人が確認されているほか、11日の再開直後に臨時休校となった学校もあるなど、社会生活にも影響が出始めている状況にあります。
 
新規感染者数ばかりが取り沙汰されている一方、「重症者」に関しては、11日の厚生労働省データによると前日から「5人」増えて105人。
 
一昨日(1月12日0時データ)の新規陽性者6239人に対し、重症者5人の割合は「0.0008%」となる訳ですが、この数字をどう捉えれば良いのか。
 
この数字を見ればやはり、疫学的見地や確率論の観点からどこまでの医療対応をすべきなのか考えてしまいます。
 
素人が軽々に言うのは控えますが、「新規感染者数増のみをもって煽られてはいてはいけない」ことだけは、自身の認識として持っておきたいと思います。
 
さて、ここ最近のブログの話題を振り返ってみると、新型コロナ、エネルギー、寒波の繰り返しになっており、心配ごとばかり押し付けていたように思え、若干反省をしているところですが、昨日は久々に「心あたたまる」気持ちになることがありました。
 
それは、Jミルクが「生乳廃棄危機の回避」を正式発表したとのニュースであります。
 
この「生乳廃棄危機」とは、年末年始は牛乳国内消費量の約1割を占める学校給食向けがなくなるなど業務用需要がしぼむことや、家庭向けも正月料理との相性やスーパー休業などで牛乳・乳製品の販売数量が低下することから、酪農家が出荷する「生乳5千トン」が加工処理できずに廃棄される可能性が示唆されていたもの。
 
こうした危機に対し、農林水産省は昨年12月17日、年末年始に牛乳・乳製品の消費拡大を呼びかける「乳(New)プラスワンプロジェクト」を立ち上げ、具体的には、廃棄の恐れがある5千トンの生乳量は、2500万人がコップ1杯(200ミリリットル)の牛乳を消費すれば賄える量だとし、年末年始の消費拡大への協力をSNSなどを通じて呼び掛けました。
 
また、生乳生産者などでつくる業界団体「Jミルク」は、酪農乳業関係者に向け消費拡大が必要とし、12月25日~1月3日の10日間は毎日1リットルの牛乳を購入する「#1日1L(リットル)」運動を呼び掛けるなどの自助努力、さらにこの生乳需給の状況を知った消費者による協力、小売りや流通関係の支援の輪の広がりの結果、11日には「回避することができた」と発表しました。
 

【年末年始の生乳廃棄を回避したことに対し、御礼を掲載するJミルク(同社ホームページより)】
 
ピンチを乗り越えたこの先は、学校給食が再開し、需要減が解消するとし、Jミルクはコメント文で「改めて、深く感謝申し上げます」と述べられていました。
 
他の製品、商品でも同じことができるかと問われれば、確かに頷けない部分もある訳ですが、何を置いても「生命あるものからの恵み」が無駄にならなかったこと、こうして生産者、製造者、消費者が協力し、助け合って回避できたことを本当に良かったと思う次第です。
 
先ほど「心あたたまる」気持ちになったと書きましたが、それは、このような行動の根底にある「もったいない精神」、「困難の時は皆で助け合う精神」、「他人を思うやさしさ」など、日本人に宿る心を感じたからであります。
 
昨今は、日本人が日本人を貶めるような行動や発言があったりもしますが、私は日本人に生まれたことを誇りに思っています。
 
「生乳廃棄危機」とは次元の違う話しかもしれませんが、こうして日本人に宿る精神や心を皆で大切にし、いま目の前にある危機「コロナ」も乗り越えていかねばと改めて思う次第です。

「使命」が再生のパワー

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昨日、新庁舎での供用を開始した敦賀市役所。
 
ご挨拶も兼ねて庁内をひと回りすると、明るく真新しい執務室では、仕事始めにありがちな「助走」の雰囲気はなく、フルスロットルで業務にあたる職員さんの姿がありました。
 
これは私の受けた印象ですので、実際は違う雰囲気であったのかも知れませんが、お話しを伺うに、昨日からの供用開始を万全な態勢とするため、三が日の2日、3日を交代で出勤し、業者が運んだ荷物の開梱や整理などを行なったとのことであり、まだ全てが片付いていないとはいえ、行政サービスに支障をきたさないとの強い思いを感じた次第です。
 
職員の皆さまにおかれましては、改めて年末年始の対応、大変お疲れ様でした。
 
ご紹介しました市役所食堂「Kei.cook」さん、売店の「日々是好日」さんも覗くと、食堂は職員さん以外の市民の方も多く訪れていただいたようで盛況、売店はパンやおむすびなど、陳列棚の商品は見事に完売。
 
不慣れな中で迎えた初日の忙しさにあって、従業員の皆さんの笑顔が印象的でした。
 
それぞれお店の紹介は昨日のブログの通りですので、また新庁舎に足を運んでいただければと思います。
 
こうして行政に関わる皆さんそれそれが、「誇り」と「使命感」をもって従事いただいていることは、これまで議員活動で接してきた立場としてもつくづく感じるところですが、この「使命感」について、ちょうど昨日の福井新聞に関連する記事が掲載されていました。
 
その内容は、「大転換期を生き残れ」と題した特集欄で、世界の時価総額トップ10のうち6社が日本企業であったバブル期(1994年)から米国が9社を占める(日本企業はランキング入りゼロ)2021年とを比較しつつ、そうした中にあって、存続の危機から「勝ち組」と称されるまでに復活したソニー(現ソニーグループ)平井一夫前社長のインタビュー記事。
 
大転換期に会社を再生させた経緯を伺う中で、平井前社長は、当時「ソニーは終わった」との論調が広がり社員も後ろ向きであったところ、元気で独創性がある会社に戻さねなければならないと強く思ったこと、現場を回って社員と対話すると、会社は何のために存在しているのか、何をすべきなのか、使命が明確でなかったことに気づいたのだそう。
 
それからは、経営者が発信しなければ、社員はどこを向いて良いか分からなくなるとの強い思いのもと、ひたすら社員には「(ソニーは)感動を届ける」会社だと繰り返し伝え、鼓舞し続けたとのことでした。
 
もちろん、こうした気持ちの面だけではなく、苦しくとも研究開発への投資を続けたことや代名詞の如く評される「選択と集中」にも復活劇の要因はあったにせよ、経営陣が方向性を明確にし、「社員の情熱を引き出した」ことが鍵になったと平井前社長は語っていました。
 
結びには、日本企業の再生には何が必要かとの問いに対し、「会社の使命を改めて議論することが重要だ。日本企業でそうしたことをやろうとするとダサいと思われるがとんでもない。パワーの源泉になる。米国企業は役割やカルチャーを徹底的に議論する。そうすれば、商品やサービスが使命に合致しているのかが明確に分かり、進むべき道はおのずと見える。」との考えを述べて記事は終わりました。
 
難局を極める状況を乗り越えた経営者の言葉は非常に説得性、納得性がある訳ですが、平井前社長が述べた「使命が再生のパワー」であるとの考えは、官民の違いや業種を問わず、全てに当てはまることと受け止めた次第です。
 
この「使命」に関して、私が勤務する日本原子力発電株式会社では?と問われれば、「原子力のパイオニア」としての誇りをもって役割を果たし続けることと答えるところであり、その点は、私自身も先輩方から受け継いだスピリットとして持ち続けていく所存です。
 
本日は、一層のグローバル化、競争激化が進む社会にあって、日本で「失われた」と言われるものは何なのかを考えさせられる記事を紹介させていただきました。
 
皆さまにおかれましては、今後の考えの軸について改めて思考いただければ幸いに思うと同時に、私自身、議員の立場として、改めて与えられた「使命」に対する思いを強め、任にあたりたいと存じます。
 

【新庁舎になって設置された各窓口での「呼び出し状況」表示板。「待たせない」との思いひとつも、行政サービス向上に努める「使命」の表れと感じた次第。】

平常心で実力発揮を!今日から大学入学共通テスト

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今週に入ってからも冷え込みが厳しい日が続いたものの、連日の太陽のお陰か街中の雪もかなり溶けてきています。
 
敦賀では大雪にならなかったものの、嶺北で降ったドカ雪を思えば、このベースにある雪は極力減らしておきたいもの。
 
そういった意味でお天道様には感謝感謝です。
 
昨日は、お昼休みに職場で活動報告会をさせていただきましたが、その際も雪の話題に。
 
不要不急の用事で福井市内に出掛けた方の話しによると、幹線道路以外はまだ多くの雪が残っており、路面は残雪と車輪の轍で凸凹。
 
また、幹線道路を走る車が側道から合流する車を入れない傾向が見受けられ、脇道は数珠つなぎの渋滞、道路への雪の投げ入れや車道のセンターラインを歩いている人の多さも目についたそう。
 
部分的に見られた方の印象ではありますが、事実としてあるとすれば、やはりこうした時に必要なのは譲り合う精神やモラルの遵守といったところでしょうか。
 
その福井市を始め、嶺北の各市町も雪量が減っているのと除雪も進み、徐々に通常生活を取り戻しているようですので、学校再開など来週からのリスタートに準備いただく週末になればと思うところです。
 
さて、話しは変わり、今日から明日に掛けては大学入試共通テストが行われます。
 
独立行政法人大学入試センター発表によると志願者数は53万5245人で、前年(大学入試センター試験)と比べ2万2454人減少とあります。
 
減少の理由は、新入試への切り替え初年度であるためとの分析もされているようですが、さりとてこれだけの受験生が将来を懸けて挑戦する大学入試であり、今年は特にコロナの影響や自然災害、交通トラブルなどに左右されず、まずは試験会場に無事に到着されることを願うばかりです。
 
正月明けに、教員と生徒2名がコロナ感染した敦賀高校も、それ以上の感染拡大なく落ち着き、こうしてこの日を迎えられたことに同じ受験生年代の子を持つ親として心から安堵しているところ。
 
長男は既に就職に進んだため、我が家に受験生はいない訳ですが、幼少期から長男とともに過ごしてきた、我が子同然の近所の同級生は受験生。
 
どうしても気になり、気持ちを和らげるエールをと昨晩LINEにてメッセージを送ると「ありがとう!頑張ってくる!」と元気な返事。
 
何ともたくましい限りです。
 
こうして、今後の人生を見据え、様々な思いのもと挑戦する大学入試共通テスト。
 
全国の会場で混乱なく、全受験生が平常通りのパフォーマンスを発揮できるよう心から応援したいと思います。
 
最後に、私から思いを込めて「お守り」を。
 
東京に単身赴任していた際、何かと願掛けでお世話になった「勝負の神様」神田明神の「勝守」。
 
徳川家康公が関が原の合戦にこの「勝守」を授かり勝利を得たことにより、縁起の守りとされ、取引、勝負、「入試」等に御神徳を頂く霊験あらたかなお守りとのこと。
 

 
運も実力のうち。
 
「桜咲く」春に向けたファーストステージを悔いなく終えることができるよう願っています。

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