2026年7月29日
熊本県で三度目の「最大震度7」
昨日お伝えした、最低賃金の2026年度改定額の目安について。
厚生労働相の諮問機関、中央最低賃金審議会は28日、6回目の小委員会を開催し、全国平均55円アップで取りまとめました。
これにより、時給の平均は現在の1121円から1176円。
また、国の審議会は、経済情勢に応じて47都道府県をA―Cの3区分に分けて目安額を示しており、大都市部のA区分は54円、地方部を含むB、C区分はいずれも56円(3区分の全国加重平均は55円)。
福井県はB区分で現在の最低賃金は、1053円。
今後は、8月から本格的に審議されるとある、地方審議会での議論に注視です。
さて、こうして話し合いで決着できることとは違い、突然に、かつ理不尽に襲ってくるのは自然災害。
平成28年4月、2度にわたって最大震度7の大地震が発生し、関連死を含めて犠牲者270人を超える惨事となった熊本でまたもや大きな地震。
気象庁のデータによれば、熊本県熊本地方で7月28日16時27分に発生した地震は、 マグニチュード7.1、最大震度は7。
これまで最大震度7が記録されたのは、平成7年の阪神大震災、16年の新潟県中越地震、23年の東日本大震災、28年の2度の熊本地震、30年の北海道胆振(いぶり)東部地震、令和6年の能登半島地震とあり、複数回どころか3度も発生しているのは熊本だけ。
その後も、28日午後8時までに震度5以上が3回(上記震度7を含む)、震度1以上の揺れを計62回も観測しており、気象庁は「かなり活発な地震活動になっている」と説明。
この地震による安否不明者の全容はまだ明らかになっておらず、また各地のライフラインでは広範囲に及ぶ停電や断水、交通網では高速道路の路面損壊や橋の崩落も確認されるなど通行止めが相次いでいる状況とあります。
また、地震後に爆発音がしたとされる熊本県嘉島町のショッピングセンター「イオンモール熊本」のガレキ化した映像は、極めてセンセーショナルであり、残されている従業員の救出を願う次第です。
そして一夜明け、待つのはこの酷暑。
これに政府は、非常災害対策本部を首相官邸で開き、高市総理は「できることは全てやる」と強調し、総力を挙げて被災者の救助にあたるよう関係省庁に指示。
被災された方々には心よりお見舞い申し上げるとともに、続く余震や酷暑もある中で、これ以上の被害とならぬよう祈るばかりです。
こうした事態に祈るばかり、何もできぬ自分は無力と痛感するも、「熊本地震」で検索中にヒットした「熊本地震 震災ミュージアム 記憶の回廊」にはこのような言葉がありました。
“2度にわたる震度7の地震の波形は、私たちの住む大地を表し未来をイメージした空を加え、全体を熊本の風景として仕上げた。”
“「地震を乗り越え、地震と共に生きる」「2千年先の人々へ、この経験を伝える」ことを熊本がひとつになり、目指すことを表す。”
三度(みたび)起きた地震。
これを言うには早いと叱られるかもしれませんが、熊本の皆さんは「この地震も必ずや乗り越えられる」と信じて止みません。

【今朝の敦賀は露に濡れる花でしたが、昨晩、突如降り出した雨で「危険警報レベル4」発表。いつどこで起きてもおかしくない自然災害に、「自分のまちは大丈夫」の正常性バイアスは捨てねばなりません。】






