2019年10月21日
ブログ まちづくり
日本中が熱狂したラグビーW杯準々決勝。
南アフリカ戦に敗戦とはなったものの、激しいタックルやモールに耐え忍び、最後の最後まで食い下がる日本代表の姿に心を打たれ、言葉不要の感動を覚えました。
世紀の番狂わせとは言わせない実力で世界ランキングは6位まで上昇。規範ある行動とONE TEAMの連帯は各国からも一目置かれるなど、日本人の一人として心から誇りに思えるチームであり、心からありがとうの気持ちで一杯です。
さて、昨日はラグビー日本戦を控え「敦賀マラソン大会」が開催されました。
38回目を数えるこの大会ですが、ここ2年は福井国体などのため3年ぶり、2,741名がエントリーのもと開催されました。
県内はもとより、22都府県からの参加があったとのことでした。
私はと言えば、10kmにエントリー。
来賓としてお招きいただいた開会式に出席した後、出走してきました。
スーツを脱ぎ捨て、颯爽と!と言いたいところですが、何のその。練習不足は裏切ることなく、ボチボチの走りで何とかゴールと相成りました。
しかしながら、相生町スタートの後、赤レンガ倉庫や金ヶ崎緑地を眺めつつ敦賀新港で折り返し、山車会館前から気比の松原を折り返すコースは「敦賀の名勝巡り」であり、まさに風光明媚なコースを楽しむことが出来ました。
ローカルな市民マラソン大会でありますが、ちびっ子親子は手をつなぎ、中高生・一般は日頃の練習の成果を、市民ボランティア皆さんに支えられ、沿道の熱い声援があって運営するこの大会は、やはりアットホーム感があっていいなぁと感じた次第。
来年はコース変更があるとのことですが、是非とも風光明媚な敦賀名所コースの策定にもご尽力いただき、市内外の方に敦賀の良さを知ってもらう大会にして行かねばなりませんね。
既に感じている筋肉痛は若い証拠と思い、本日も頑張って参ります。
(マラソン大会後の気比神宮前は多くの方で賑わっていました)
2019年10月17日
ブログ 敦賀市議会
絵に描いたような秋晴れの中、産経建設常任委員会の行政視察に出席。
初日の昨日は、敦賀市と同じく、国の「景観まちづくり刷新支援事業区域」に指定されている香川県高松市に行って参りました。
岡山で乗り換え、マリンライナーで瀬戸大橋を渡ると海上に浮かぶ数々の小島と陽に照らされ輝く海面の調和が素晴らしく、さすが瀬戸内海、思わず見惚れる景観でした。
その後、「UDON県」高松市役所にお伺いし、創造都市推進局 観光交流課 観光エリア振興室の方から、先の支援事業として進めている「屋島地区の再生・活性化整備計画」について説明をいただきました。
この「屋島地区」は瀬戸内海国立公園及び国の史跡・天然記念物に指定されており、標高約300mのメサ地形(頭が平らな地形)と山上から望む瀬戸内海の眺望、源平合戦に関わる歴史文化など豊富な観光資源を有するエリア。
S47年の新幹線岡山駅開業時は約250万人の観光客を呼び込むも、現在は約50万人で推移するも、山上の商店街や水族館、ケーブルカーに駐車場と、それぞれ設備の老朽化や廃墟化が進むなど、いわゆる「寂れた観光地」となっており、この「老舗の観光地」をハード面から再び活性化しようと事業化したもの。
主な事業計画とポイントは次のとおり。
説明を頂戴した後の質疑も含めて書き留めます。
◉ハード面
・H25年屋島活性化基本構想(44事業)を策定し、官民の役割分担のもと、屋島の活性化に資する事業に着手。
・山上で廃墟となっている宿泊施設は撤去。あずま屋や休憩所など利便施設整備。
・山上で1番のビューポイントとなるエリアは、国際プロポーザルで設計者を決定。観光都市高松を世界に発信すべく、施設整備。国際会議後のアフターコンベンション、分科会開催、アート作品やパノラマ展示など、様々な利用が出来る施設とし、従前から突き抜けた、新たな視点で「イメージの刷新」を図る。
・商店街については、官民連携のもとリニューアル。
・屋島地区までの利便性に関しては、民間バス会社が、駅と山頂を結ぶバスをダイヤに合わせて運行(市からも補助金支出)。夜景を見る「ナイトバスツアー」(有料)も運行している。
・駐車場は、民間から市が直営にて運営。観光客増と連動して市も儲けることを考えている。
◉ソフト面
☆官民連携でお客さんを取り込んでいくとの意識が強い!
・新たな観光客ニーズに老舗も対応していく、イメージを変えてこうとの意識を官民が共有している(まさに「刷新」)。
・山上拠点施設は、指定管理者を考えてはいるものの、本当に民に任せることで本来目的が果たせるのかという点で、現時点ではまだ検討中とのこと。
・屋島エリアのトータルコーディネート(運営管理)に関しては、拠点施設の管理者が対応していくことを考えているが、駐車場やアクセス道路、周辺エリアを含めた相乗効果をどのように上げていくかの視点をもって検討している。
☆市がリーダーシップを取るとの意識が強い!
・高松市としてはこれまで、景観や看板整備などに取り組むのみでプレイヤー(運営側)として参画したことはなかったが、本計画では初めて市としてもプレイヤーとして入り込み、民側と知恵を絞りながら連携していくとの意気込み。
・旧の自然と新たなモダンとの調和は考えず、閉塞感ある昔のイメージを打破する、イメージを変えるとの強い市の思いがある。その思いやコンセプトが民側にも伝わっていて、既に協力の姿勢(民間自らも投資)が表れてきている。
以上、疑似メモ的に記載しましたが、敦賀市では金ヶ崎エリアで同じような課題を抱える中、ハード・ソフト両面で大変参考となる視察となりました。
「瀬戸の都」の自負のもと、「気持ち高まる高松」をキャッチフレーズとして、観光事業にも取り組んでいる高松市。
今後も連携し、景観まちづくり「刷新」に取り組んでいきたいと思います。
視察は、下関、延岡と続きますが、敦賀市政に反映出来るヒントをしっかり掴み取ってまいります。
2019年10月16日
ブログ まちづくり
昨日お伝えしました北信越地区高校野球大会。
福井県勢で唯一残った敦賀気比高校は、終盤まで均衡した試合となるも、3-7で日本航空石川高校(石川2位)に敗れ、惜しくも準決勝進出はならず。
これで福井県勢の選抜出場は極めて難しくなりましたが、ここまでの福井県勢、とりわけ敦賀勢2校のここまでの戦いを讃えたいと思います。
さて、昨夕は所用の前に金ヶ崎エリアまで足を運び、建設工事中の新「人道の港敦賀ムゼウム」の進捗状況を覗いてきました。
以前に建屋の鉄骨枠組みを終えたところまではお伝えしましたが、左側の2棟は基礎壁の取付け、屋根瓦の敷設が行われるなど、徐々に建物の雰囲気が表れてきていました。
時間は18時前の夕暮れ時でありましたが、数名の作業員の方がまだ作業をされていましたが、これからは厳しい北陸の冬を迎え、安全作業での工事進捗を願うところ。
この「新ムゼウム」に関しては、9月定例会において施設の運営方法に関して議論のあったところでありますが、着実に進む工事を眼前にし、増すのは期待感。
本件に関しては、今後の議会においても、様々な検討がされると思いますが、この期待感に叶う施設となるよう真摯に議論に参画していきたいと考えます。
これから北陸地方は厳しい冬を迎えます。
高校野球はこの季節をどう過ごすか、新ムゼウムは整備と検討をいかに進めるかが勝負。
力みなぎる成長とイメージに描く通りの完成の姿。
両者を期待し、来春を待ちたいと思います。
2019年10月15日
ブログ 敦賀と野球
三連休最終日の昨日は幸い公務もなく、北信越地区高校野球大会の応援に行くことが出来ました。
金沢市、小松市の球場にて開催されているこの大会。
福井県からは敦賀気比高校、敦賀高校、北陸高校の3校が出場。
北陸高校は、1回戦にて北越高校(新潟代表)に惜敗。
敦賀気比高校は、同じく新潟代表の加茂暁星高に10-0コールド勝ち。
21年振りの北信越大会出場となった敦賀高校は、長野日大高に4-1で快勝。この北信越大会での白星は、何と36年振りとなりました。
そして迎えた、昨日の準々決勝。
敦賀高校は、星稜高校(石川1位)と対戦。
さすが夏の甲子園準優勝メンバーが残る全国クラスのチーム。
ミスのない守備・走塁に加え、簡単に三振しない、甘い球はミスショットしない堅実な打撃で着々と加点され、全く隙のない試合運びで、2-10(7回コールド)。
敗戦を喫しました。
しなしながら、全国屈指の強豪に何とか食らいついて奪った2点、星稜ファンで埋め尽くされた石川県立野球場、雨中での戦いなど、その貴重な経験は、全て次への良き経験になったと思います。
「球都敦賀」古豪敦賀商業の伝統を受け継ぐ敦賀高校には、春、そしてその先の夏に向け、さらなる飛躍を期待したいと思います。
敦賀高校の試合の次に予定されていました敦賀気比-日本航空石川戦は、弱まることのない雨足とグラウンドコンディション不良により、本日15日に順延となりました。
残る県勢は敦賀気比高校のみとなりました。
次戦にも勝利し、選抜の切符に近づくことを同じ敦賀勢として願いたいと思います。
2019年10月14日
ブログ
各地に大きな爪痕を残し過ぎ去った台風19号。
尊い命を失われた方のご冥福をお祈りするとともに、被災された
皆様が1日も早く通常の生活を取り戻されるよう心より祈念申し上げます。
昨日の北陸地方は曇天であったものの、台風一過の東京の晴天を見るに、何か自然が人間に忠告のメッセージを送っているように感じられました。
近年の台風やハリケーンの大型化要因は、海水温度上昇の影響によるものと分析されていることや、人口増に対応せざるを得なかった都市整備は、自然との共存を踏まえたものと言えたのかなど、つまり根本的な問題に疑問を投げ掛けているように感じた次第。
大きなことは言えませんが、詰まるところ、気づいた時点から真剣に実効性ある地球温暖化対策に取り組むことが、現世代が果たすべき後世に対する責任であると考えます。
さて、そのように考える中、昨日行われたラグビーW杯の日本-スコットランド戦は、まさに死闘が繰り広げられた末、ジャパンの劇的で歴史的な勝利。
これで4戦全勝、リーグ1位通過の文句なしの決勝トーナメント進出。
もう奇跡の勝利ではなく、世界に実力を示し、日本国民に自信と勇気、誇りを与えたに違いないと思います。
現に私自身、この勝利に「勇敢なる桜の戦士たち」の言葉どおりの勇気をもらいました。
そして、この台風において被災された皆さんにおかれては、ラグビーの試合を見ている場合じゃない状況かとも思いますが、ご覧いただけた方には、このジャパンの勝利に懸ける思い、勝利によって伝える被災地へのエールは届いたのではと推測する次第です。
大きな被害のなかった福井から申し上げるのはおこがましいと思いますが、ジャパンの未知の世界での勝利が被災地の皆さんの元気と早期の復旧の力になることを願い、「ビクトリー・ロード」を皆で唄い広めたいと思います。
2019年10月13日
ブログ 防犯/防災
予想はしていたとは言え、凄まじい自然の猛威を奮い北上を続ける台風19号。
昨晩の時点で多摩川も増水、近隣の二子玉川駅や武蔵小杉駅周辺などで冠水とのニュース。
多摩川は、東京単身赴任時代に河川敷までジョギングに出掛けたり、東急東横線の武蔵小杉駅はほぼ毎週通過していた駅で思い出ある場所。
あの広大な河川敷と川幅を有し、穏やかな多摩川があのような恐ろしい姿を見せたことには驚くばかりでした。
また、多摩川を始め、関東、信越、東北の名だたる河川においても増水によるはん濫、越水が相次いでおり、何を置いても住民の皆さんの安全を願うばかりです。
敦賀のほうはと言えば、心配された笙の川の増水も1.40m(はん濫危険水位は2.50m) であったほか、最大風速も昨日20時の18.0mで一時的なものであり、大きな影響はありませんでした。
台風が過ぎた地域においては、交通機関の運行再開や見合わせていたイベントの開催など順次通常の生活に戻るものと思いますが、この台風の影響は一過性にすることなく、教訓として胸に留めておきたいと考えます。
(写真は、多摩川の変貌状況。記録として留め置きます。)
2019年10月12日
ブログ 防犯/防災
猛烈な勢力のまま近づく台風19号。
航空会社や各地の公共交通機関も計画運休を早期に発表するなど、混乱を事前に防ぐ判断。
復旧道半ばの千葉市においては、広報広聴課もさる事ながら、熊谷俊人市長自ら、避難場所の早期開設やハザードマップの周知をはじめ、土曜日の保育所・子どもルームの対応、ゴミの回収など生活に関わることまで、きめ細やかにtwetterやfacebookにて発信を続けています。
また、熊谷市長におかれては、自身のSNS発信に対する批判コメント(市長がやるべきことじゃない)に対しても、「市民に伝えるべき市政情報を発信することに文句を言われても困る」とピシャリ回答。
リツイートを見ても市長のタイムリーな情報発信に対して称賛や感謝の声が殆どであり、市長・市役所への信頼感のもと迫る台風に備える様子がヒシヒシと伝わってきます。
私ごとながら、熊谷市長とは、先般の千葉市の被災を踏まえ激励メッセージをお送りしたところ、ご丁寧に返信いただいたことに加え、地方から盛り上げていきましょうとのエールで逆にお気遣いまで頂戴したところ。
超多忙の中でも、冷静で前向きな行動に加え、このような気配りまで出来る、まさに「リーダー」であると尊敬する存在。
自然の力、台風の勢力は人間の手ではどうにもならないものの、こういったリーダーのもと、知恵を尽くした備えとSNSを活用したタイムリーな情報共有、市民ひとり一人が備えの行動をすることで、住民一体となって被害を最小限にするとの覚悟が生まれるのではないかと考える次第。
危機意識を高めた自然災害対応。
学ぶべき点は多い。
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