「人道の道」と「人道の港」

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昨日は、テスト明けで部活休みの長男も同乗し、名古屋に住む長女のもとに荷物を届けに。
久々の家族全員集合ということで、ベタではありますが、私にとっては初の熱田神宮参拝。
七五三や次週に天皇陛下御即位を迎えることもあってか、外国人の方も含め、多くの参拝者が訪れていました。

その後は、長女が住む近所にある杉原千畝氏にちなんだ「センポ・スギハラ・メモリアル」を再訪しました。
愛知県立瑞陵高校に併設されているこのメモリアルは、本校が千畝氏の母校を継承する学校ということで、千畝氏の功績やユダヤ難民・ポーランド孤児の歴史などを紹介しているエリア。
校門脇には、「人道の道」の看板が立っていました。

ここでも「ユダヤ人難民の行路」として、敦賀に上陸したことや敦賀市民が暖かく迎えたエピソードなどが記されており、改めて千畝氏との関係、こちらは「人道の港」としての誇りを感じた次第です。



杉原千畝氏といえば、14日から渕上敦賀市長を始め、議会議長などが米国に渡り、「人道の港」の発信と来訪の呼び掛けを行っておられるところ。
19日福井新聞に記事掲載がありました、敦賀上陸の後、世界最大の金融先物取引所運営会社名誉会長まで上り詰めたレオ・メライド氏におかれては、米国内で杉原氏の功績や忠実を周知する取り組みについて話されたとのこと。
(メモリアルにも同氏の紹介掲載がありました)

「人道の道」と「人道の港」。
敦賀で新たに進む「人道の港敦賀ムゼウム」に関しては、世界に発信すべく外国へのPRもされているところでありますが、やはり重要なのは市民の皆さんへのご理解かと思います。
引き続き、ボトムアップの盛り上げに向け、何が必要か考え対応していきます。