芋粥の歴史とおもてなしの心

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昨日は、粟野地区コミュニティ運営協議会主催の「芋粥歴史セミナー」に参加。
 

 
粟野地区では、約1000年前の平安時代、今昔物語にもある、粟野を舞台とした「芋粥」に纏わる物語を語り継ぎ、地元全体で盛り上げる取り組みをされており、本セミナーもその一環。
 
日曜日の午後にも関わらず多くの方が来場されていて、関心の高さを伺うことが出来ました。
 
 
また、この取り組みの素晴らしさは、地元の粟野南小学校の生徒さんと一体となっていること。
 
生徒自身が芋粥を知り、何か活かせないかと発案した「芋粥パイ」は、市内の和菓子店とコラボして既に商品化。次なるアイデアをと、会場でもイキイキ輝いていました。
 
実際、生徒さんへのアンケート結果でも、芋粥物語を知って良かった、もっと広めたいとの回答が9割にも及び、県内はもとより国内・世界にも発信したいとの声も多く挙がっているとのこと。
 
地域一体となった取り組みにより育まれる郷土愛は、このまちに住み続けたいと思う気持ちと、自慢のまちに来て欲しい、もてなしたいと思える心につながると思います。
 

 
まさに、「芋粥」物語での五位(貴族)を迎えた藤原利仁の気持ちを継承ですね。
 
今後もこの活動を応援し、地域の一員としてもまちづくりにつなげていきたいと考えます。