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昨日は、この規模としては3年ぶりとなる「敦賀市戦没者戦災死没者追悼式」が挙行され、先の大戦にて尊い生命を失われた御霊に祈りを捧げました。
 
ここ敦賀は交通の要衝、重要港湾を持つということもあって、昭和20年7月12日に日本海側で最も早く空襲の戦禍にあった街であり、計3回の空襲により225柱、戦没者1,764柱の御霊が眠られています。
 
今年で戦後77年を迎え、国民の8割が戦争を知らない世代となる中、戦争の悲惨さや実体験を次世代に伝えることの大切さ、改めて戦争と平和の尊さを考える機会になったとともに、式辞で述べられた「国を思い、尊い命を失った英霊のもとに今の私達が存在し、この国と我が故郷敦賀の発展に尽力することが、英霊の思いに応えること」との言葉も、改めて胸に強く刻まれました。
 
奇しくもこの前日には、安倍元首相が銃弾によって亡くなるという衝撃的な出来事があり、私自身、気持ちの整理がつかないままでしたが、この追悼式に参列し、何のために政治に携わっているのか、何のために生きているのかを思い返すことが出来ました。
 
思い返したことを我が胸に置き、引き続き活動に邁進したいと思います。
 

【1998柱の御霊をお迎えした追悼式会場】
 
さて、そうした先人のご苦労あって築いてきた民主主義の根幹にあたる「選挙」ですが、本日は「第26回参議院議員通常選挙」並びに福井県では「越前市議会議員選挙」の投票日となります。
 
選挙運動が出来るのは昨日までということで、今日は特定の候補者や政党への投票を呼び掛ける行為は禁じられていますが、単に「投票を呼び掛けること」(投票の棄権防止)は可能です。
 
投票率を見てみますと、前回、令和元年の第25回参議院議員通常選挙では「48.80%」で参議院選挙の投票率が50%を下回るのは戦後2回目で、平成7年の第17回(44.52%)に次ぐ過去2番目の低さでした。
 

【総務省:国政選挙における投票率の推移より】
 
また、一般的に年齢が上がるほど投票率が高いと言われますが、前回の選挙でもそうした傾向が見られ、20歳代の投票率が30.96%だったのに対し、60歳代の投票率は63.58%と2倍以上高くなりました。
 
さらに、選挙権を得られる年齢が引き下げられて投票できるようになった18歳・19歳の10代では、最初の平成28年の選挙では46.78%でしたが、前回の選挙では32.28%に下がっており、若年層の投票行為につなげるかも重要となります。
 
物価高騰対策、憲法改正や外交防衛、エネルギー政策を始め、今後の国政における重要課題が論点となる状況で、まさに国民おひとりお一人の投票行為によって意志を示すことこそが、民主主義の根幹であることは昨日も述べた通り。
 
「政治に無関心でいられても、無関係ではいられない」との言葉があります。
 
大切な「投票」という権利を決して無駄にすることのなきよう、ご本人はもちろん、ご家族や知人にも「投票に行こう」と呼び掛けていただくことを切にお願いいたします。