二日間にわたる「令和8年度敦賀市総合防災訓練」

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11月6日(金)、7日(土)と「令和8年度敦賀市総合防災訓練」を見学してまいりました。
 
実施要領によれば、訓練は「地震・津波災害を想定し、敦賀市地域防災計画に基づいた災害対策本部運営訓練及び市民主体の避難所開設・運営訓練を実施することで、市職員及び市民の自主性及び実践的ノウハウの定着を図ることを目的とする」ことが目的。
 
また、令和8年11月6日16時10分に若狭湾沖を震源とする大地震が発生。
 
敦賀市は震度6弱を記録し、大津波警報が発表された上、震源が近く、間もなく第1波の到達が予想されている切迫した状況にあるとの発災想定のもと訓練が行われました。
 
訓練は二日間にかけて行われ、1日目の6日は、敦賀市防災センター3階 災害対策本部室での本部運営訓練。
 
災害対策本部長(米澤市長)以下、職員の方々が本部室に参集し、時系列的に災害対策本部会議を開催するシュミレーションで、各部が所管する施設やエリアの被災状況や避難所開設の指示等、的確に対応する様子を確認した次第です。
 

【本部長以下、参集した災害対策本部室の様子。情報共有の観点から、正面の大型スクリーンが視認性良く効果的。】
 
なお、発災想定は令和6年能登半島地震の際を思い起こすものであり、この日も旧西浦小中学校や対岸の東浦小中学校など、津波来襲の恐れがある場所の避難所は「自主開設」扱い。
 
これは、当該施設へ向かう道路の崩落や移動中の津波到来など、職員や関係者の被災リスクを回避する観点において賢明な判断であり、実際にもそうした対応になろうかと。
 
そのような視点において、住民自らで命を守る行動の必然性、重要性を認識したところです。
 
訓練の2日目は、南小学校体育館での「避難所開設・運営訓練」。
 
私は車で南小学校へ向かいましたが、いわゆる気比中通り(勝手に呼称)に入るとリュックを背負って歩くグループがいくつも。
 
一瞬観光客?かと思いましたが、皆さんが目指すは南小学校であり、つまりは南地区の各地から避難されてきた住民の皆さんでした(叱られますね)。
 
到着すると、まずは体育館入口からの①避難誘導訓練に始まり、訓練では簡易テントや段ボールベッド等組み立てによる②避難所開設訓練、③避難所運営訓練、④炊き出し訓練が行われました。
 

【南小学校体育館に避難された各地区住民の皆さん】

【組み立てたテントと段ボールベッド】
 
なお、危機管理対策課職員による③避難所運営訓練では、避難所運営委員会設置などの詳しい説明があり、実際の避難所では市職員が常態的に運営するのではなく、あくまでも「避難所は住民の皆さんで運営することが基本」であることを認識共有した次第です。
 
また、これは私も全く同感ですが、「敦賀はこれまで、大きな災害に遭っていないことは幸いなことだが、被災経験がないということは弱点でもある」とも。
 
だからこうした実際想定の訓練が必要かつ重要であると、あらためて肝に銘じたところです。
 

【各班に分かれて話し合われた避難所運営訓練の様子】
 
2日間の訓練を通じて改善が必要なものは、対応の礎となる「敦賀市地域防災計画」に反映されるものと思いますが、災害への備えは、行政だけでできるものではなく、地域の皆さまや関係機関の皆さまと顔の見える関係を構築し、いざという時に助け合えることが大切です。
 
昨日訓練に参加された皆さまを始め、このブログをご覧いただいた方々もぜひ、家庭での備えや避難場所について、ご家族と話していただければ幸いに存じます。
 
さて、これをグッドタイミングと言うのでしょう。
 
一夜明け、本日は、地元ひばりケ丘町の防災・避難訓練。
 
今夜半には愛知県で震度5強、敦賀市では震度2の地震があった中、訓練は午前9時に、嶺南地方で震度5強以上の地震が発生した想定で実施されます。
 
市総合防災訓練で認識したことも踏まえ、地域の防災意識と対応力を高められるよう、今日は地区の副区長として役割を果たしてまいります。