季節外れの暑さと電力需給逼迫

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昨日、敦賀市議会では広報広聴委員会が開催され、委員として出席。
 
協議事項は、『議会だより』次号に向けた原稿チェックや「議会報告会」(今期4年間)の実績まとめなど。
 
広報広聴委員会に関しては毎度ご紹介しているよう、委員間の活発な協議、意見のもと進められるわけですが、大石修平委員長には、これらをうまくまとめ、議論を方向づけていただいていることに常々感謝するところです。
 
なお、「議会報告会」については、来年4月の改選後、委員が交代した際においても参考になるよう、いわば“引き継ぎ”的イメージでまとめておこうというもので、これも大石委員長の発案。
 
私も同委員会の委員長を務めた経験がありますが、ここまでの発想はなく、良き取り組みと思い、今後の資料作成に携わる次第です。
 
さて、季節はクールビズからウォームビズへの切り替わり時期となってきましたが、ここ最近は梅雨のような蒸し暑く感じる日が多いところ(感じ方に個人差はありますが)。
 
こうした状況は、電力需要に表れるもので、電気新聞によれば、需要が落ち着く端境期の10月にもかかわらず、西日本の電力需給が21日に逼迫し、特に中部・北陸・関西の3エリアで夕刻の電力需給が厳しかったことから、電力広域的運営推進機関(OCCTO)は広域予備率3%未満のエリアへの需給改善指示を同日午後5時までの断面で3回発出したとありました。
 

【10月21日(水)午後4時〜4時30分の広域予備率情報(OCCTO 広域予備率WEB公表システムにて検索)】
 
この表をご覧になって分かるよう、中部〜関西の広域ブロックNo.2のエリアが“予備率3%未満”を示すピンク色になっています(実際の予備率は2.32%)。
 
“予備率3%未満”は危機的状態であることから、連系線マージン(予備枠)を開放し、東京や中国エリアなどから関西エリアに対し各回80万~90万キロワット規模の電力を融通して厳しい需給を乗り切ったとありましたが、まさに需給は綱渡りといえる状況だったと言えます。
 
需給逼迫の背景にあるのが季節外れの暑さで、21日は関東から西の太平洋側を中心に真夏日となったところも多く、10月下旬としては異例の暑さによる冷房需要増加が見込まれる状況だった一方、関西電力大飯発電所3号機(118万キロワット)は8月に発電機設備の故障で停止し、そのまま定期検査に入っていることや、中部エリアはJERA知多第二火力発電所1号機(85万4千キロワット)が17日からボイラー関連設備の不具合で停止中となるなど、電源の補修入りやトラブルで供給力が低下していたことも相まって生じたもの。
 
なお、OCCTOの公表データによると、20日時点で21日午後4時半の3エリアの広域予備率はマイナス1.03%、午後5時はマイナス0.59%の見通しであったことから、OCCTOは3エリア内の事業者に対し、所有する自家発電設備をたき増すよう依頼したほか、中部、北陸、関西の各一般送配電事業者も追加供給力の確保策を打ったとありました。
 
もちろん、故障しているプラントが稼働していればこうした状況にならなかったのではとのご指摘はごもっともですが、そうしたリスクにも備え、懸命に努力される現場の方々の対応があって、“あって当たり前の”電力の安定供給が維持されていることに感謝するとともに、皆様にもご理解いただければ幸いに存じます。